JPH08331788A - 偏平コアレスモータのロータ - Google Patents

偏平コアレスモータのロータ

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JPH08331788A
JPH08331788A JP15525895A JP15525895A JPH08331788A JP H08331788 A JPH08331788 A JP H08331788A JP 15525895 A JP15525895 A JP 15525895A JP 15525895 A JP15525895 A JP 15525895A JP H08331788 A JPH08331788 A JP H08331788A
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rotor
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flat coreless
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Tadao Yamaguchi
忠男 山口
Koichi Nakajima
浩一 中島
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Tokyo Parts Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空心電機子コイルの端末の引き出し位置を一
定して仮止めすることにより、自動半田付けができるよ
うにすると共に、半田剥離を防ぎ信頼性を向上させる。 【構成】 薄い印刷配線板1に3個の空心電機子コイル
22,23および24を載置し、各端末、特に巻終わり
端末22a,23aおよび24aを所定のパターン1b
に半田結線し、これらを樹脂Jで一体成形するものであ
って、前記パターンに突起2または切り込み3からなる
端末仮止め手段を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ページャ等の小型ポ
ータブル機器に用いられる超小型な偏平コアレスモータ
のロータの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、平板コミュテータセグメント
を一体に成形した薄い印刷配線板に複数個の空心電機子
コイルを載置すると共に、これらの空心電機子コイルの
端末を所定のパターンに半田結線してなる偏平コアレス
モータのロータがある。
【0003】このようなロータとして従来偏平コアレス
振動モータに応用した具体的な構造としては図5に示す
ようなものがある。すなわち、一側(図においては裏
側)に複数個のコミュテータセグメントを形成すると共
に他側(図においては表側)に所定の結線パターン11
a…11b…を配した薄い印刷配線板11を半月型に形
成し、この半月型印刷配線板11に60゜開角で巻回し
た3個の空心電機子コイル22,23および24を両面
粘着テープ等を用いて配置ピッチ60゜で載置固着して
いき、各電機子コイルの巻終わり端末22a,23aお
よび24aを巻終わり結線パターン11aに、巻始め端
末22b,23bおよび24bを巻始め結線パターン1
1bにそれぞれ半田結線してなるものである。そして、
これらを樹脂Jで一体成形してなるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来の構成では、各電機子コイルの端末処理にやっか
いな問題が発生する。特に巻終わりの端末の処理につい
ては、巻終わり結線用パターンの形状に合わせて端末の
長さをカットするものであるが、半田付けする前に端末
が動きやすく位置決めに新たに整形しなおしたり、巻終
わりが印刷配線板の反対側にきた場合など端末が浮いて
しまい、結線作業に手間がかかってしまい、ロボット等
の自動半田付機にかけようとしても位置が定まらない問
題があった。
【0005】しかも、これらを樹脂で一体に成形するた
め、特に高耐熱性高摺動性樹脂などを使用するとき、半
田結線部が樹脂の溶解熱により再溶解してパターンから
剥離してしまい、断線に至るおそれがあった。
【0006】
【発明の目的】この発明は、前記各空心電機子コイルの
端末を簡単に一定の位置に仮止めさせることにより、結
線処理作業を容易にすると共に、半田剥離を防止して信
頼性を向上させようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は請求項1に示
す発明のように、薄い印刷配線板に複数個の空心電機子
コイルを載置すると共に、これらの空心電機子コイルの
端末を所定のパターンに半田結線し、樹脂で一体成形し
てなる偏平コアレスモータのロータにおいて、前記パタ
ーン部分に端末仮止め手段を設けたもので達成できる。
上記端末仮止め手段としては、請求項2に示す発明のよ
うに突起からなり、この突起に端末を仮止めしたり、請
求項3に示す発明のように、仮止め手段として切り込み
を形成し、この切り込みに端末を引っかけて仮止めした
もので達成できる。そして、請求項4に示す発明のよう
に、印刷配線板自体を平板コミュテータに形成したもの
でもよい。
【0008】
【作用】上記請求項1に示すような課題達成手段によれ
ば、端末が仮止めできるので端末の浮きが防止でき、位
置が決まることになり、端末の半田結線処理が容易にで
きる。この仮止めとして請求項2に示すような課題達成
手段によれば、突起に巻き付けるので確実に固定でき、
請求項3に示すような課題達成手段にすると、切り込み
に引っかけて食いこませるだけでよいので作業性がよ
い。そして、請求項4に示すように平板コミュテータを
一体化したものであれば、部品点数が減少し、コミュテ
ータを取付る手間を省くことができる。
【0009】
【第1の実施例】図1は、この発明の第1の実施例の一
部透視平面図であり、図2は図1のA−A断面を示すも
のである。図において、1はガラスクロスエポキシ基材
の厚み0.1〜0.15ミリ程度の極めて薄い印刷配線
板で、一側(図において裏側)に破線で示すように6極
のコミュテータセグメントSを一体に印刷配線すると共
に、他側(図において表側)に3個の60゜等分に巻始
め結線パターン1a…と、外周に互いに連結した巻終わ
り結線パターン1b…を同様に印刷配線してある。
【0010】この巻終わり結線パターン部1bには、そ
れぞれ本発明のポイントとなる端末仮止め手段としての
突起2が配されており、この突起2の外周端は各電機子
コイル22,23および24の巻終わり端末22a,2
3aおよび24aが巻き付けしやすいように印刷配線板
1の円弧部1cより外方に突き出ている。この外方の突
き出ている部分は、図2に示すように、金型にセットし
て樹脂Jで一体成形した場合、薄い印刷配線板1は柔軟
性があるので、折り曲げられて外周部より出ないように
することができる。このようにすると、各電機子コイル
22,23,および24を載置し、巻終わり端末22
a,23aおよび24aを突起に巻き付ければ位置が一
定となるため、ロボットなどによる自動半田付けが可能
となる。図中、4はシャフト挿入孔であり、この場合樹
脂Jを高摺動部材にしてシャフト(図示せず)に遊嵌さ
せるようになっている。
【0011】
【第2の実施例】図3は、この発明の第2の実施例一部
透視平面図で、図4は図3のB−B断面を示すものであ
る。この実施例は、上記仮止め手段として突起の代わり
に切り込み3…を設けたものである。すなわち、各電機
子コイル22,23および24の巻終わり端末22a,
23aおよび24aを切り込み3…に引っかけるように
して仮止めできる。この場合、一側にまわった端末は適
当に切断してから樹脂で一体成形すれば、図4のように
半田結線処理後薄い印刷配線板1は少し変形するので樹
脂で一体成形すると端末部分は樹脂内に取り込めること
ができる。
【0012】
【その他の実施例】なお、端末の結線仮止めの手段とし
て上述は、最も問題である巻終わり端末を処理する構成
を示したがロータ重量をより大に得るために空心電機子
コイルの内径側にも樹脂を注入させる構造のものでは、
内径の巻始め結線パターン1a…にも切り込みのような
仮止め手段を設けてもよい。また、上記実施例では振動
モータとして用いるため偏心したロータを例示したが、
各電機子コイルの配置を120゜にした円盤状の通常回
転型ロータに採用できるのはいうまでもない。
【0014】
【発明の効果】この発明は、上述のように各空心電機子
コイルの端末を結線するパターンに端末仮止め手段を設
けたので、端末の結線位置が一定となり、したがって半
田付けがロボット等によって自動的にできるようにな
る。しかも、樹脂注入時においても、樹脂の溶解熱によ
って結線部が剥離してしまうおそれがないので、信頼性
が向上するなどの工業的に有用なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏平コアレスモータのロータの第1の
実施例の一部透視平面図である。
【図2】図1のA−Aの切断要部断面図である。
【図3】同第2の実施例の一部透視平面図である。
【図4】図3のB−B切断要部断面図である。
【図5】従来の偏平コアレスモータのロータの一部透視
平面図である。
【符号の説明】
1 薄い印刷配線板 1a 巻始め結線パターン 1b 巻終わり結線パターン 2 突起 J 樹脂 3 切り込み 22,23,24 空心電機子コイル 22a,23a,24a 巻終わり端末

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄い印刷配線板に複数個の空心電機子コ
    イルを載置すると共に、これらの空心電機子コイルの端
    末を所定のパターンに半田結線し、樹脂で一体成形して
    なる偏平コアレスモータのロータにおいて、前記パター
    ン部分に端末仮止め手段を設けた偏平コアレスモータの
    ロータ。
  2. 【請求項2】 前記端末仮止め手段は突起からなり、こ
    の突起に端末を仮止めしてなる請求項1に記載の偏平コ
    アレスモータのロータ。
  3. 【請求項3】 前記端末仮止め手段は切り込みからな
    り、この切り込みに端末を引っかけて仮止めしてなる請
    求項1に記載の偏平コアレスモータのロータ。
  4. 【請求項4】 薄い印刷配線板はコミュテータとなって
    いる請求項1乃至3のいずれか一つに記載の偏平コアレ
    スモータのロータ。
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