JPH0713414Y2 - 小型モ−タの端子構造 - Google Patents

小型モ−タの端子構造

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JPH0713414Y2
JPH0713414Y2 JP7987487U JP7987487U JPH0713414Y2 JP H0713414 Y2 JPH0713414 Y2 JP H0713414Y2 JP 7987487 U JP7987487 U JP 7987487U JP 7987487 U JP7987487 U JP 7987487U JP H0713414 Y2 JPH0713414 Y2 JP H0713414Y2
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JP
Japan
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terminal
coil
small motor
terminal structure
motor
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JP7987487U
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JPS63191854U (ja
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実 水谷
邦治 林
直樹 千葉
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は小型モータの端子構造、特にPM型パルスモー
タなどのコイルボビンから圧接用コネクタ端子を突設
し、モータ制御回路の基本パターンに直接圧接すること
によって、回路と接続できるようにした小型モータの端
子構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては実開昭61−191329
号公報に記載されるものがあった。
以下、その構成を図を用いて説明する。
第4図,第5図は従来の小型モータの端子構造を示す正
面図及び側面図で、小型モータとしてPM型パルスモータ
の場合を説明している。そして、このPM型パルスモータ
は、コイル巻線の先端にハンダ付けされたリード線がモ
ータの端子を構成する代りに、第4,5図に示す如く構成
されている。すなわち、コイルボビン11の一方のつば12
の外周の一部を半径方向に突出させ、つば12の外側面12
bから垂直方向に突出する圧接用端子部13を設け、この
圧接用端子部13内に並べて固定された複数本の弾性コン
タクト14の端末処理部14aにコイル巻線端部16を巻付け
た後、ハンダ付けすると共に、圧接部14cが外部へ開放
され、折曲部14bによって可撓性を付与された端子構造
となっていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成の装置では、第6図に示す如
く、弾性コンタクト14の端末処理部14aにコイル巻線端
部16を巻付けた後、ハンダ付けする際、巻付けた部分全
体をハンダ付けすると、コイル線材のハンダ付けによる
硬化やモータの振動により、コイル線材が緊張した状態
になり、コイル断線のおそれがあり、斜線部のみをハン
ダ付けしているため、作業性が低下する。又、モータ組
立後、圧接用端子部13に固定された弾性コンタクト14の
圧接部14cを等間隔で配置された基板パターンに圧接す
る際、コイルボビン11が円周方向にガタがあるため、接
触不良になるおそれがあるなどの問題点があった。
この考案は前記従来技術が持っていた問題点を除去する
ため、弾性コンタクト及びコイルボビンの形状を変える
ことにより、ハンダ付作業性の向上を図ると共に、取付
け精度よく基板上に実装可能な高信頼性の小型モータの
端子構造を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対
応する第1〜3図を用いて説明する。小型モータの端子
構造において、コイルボビン1の一方のつば2の外周の
一部を半径方向に突出させ、つば2の外側面2bに垂直方
向に突出する圧接用端子部3を設け、この端子部3内に
並べて固定された複数本の弾性コンタクト4の一端を直
角に折り曲げて形成した水平部と垂下部を有する末端処
理部4dを設け、コイル巻線端部6を水平部と垂下部の両
方に巻き付け、垂下部のみにハンダ付けすると共に、他
端を可撓状に形成して、その先端部を端子部3の下方に
突出して圧接部4cを形成したものである。
尚、コイルボビン1の端子部3を突設したつば2と対設
されているつば2′の外側には、複数個のガイドピン2c
が突設され、ステータ7に設けられた位置決め孔7aと嵌
合させて、コイルボビンの1の円周方向のガタをなくし
ている。
(作用) 本考案によれば、以上のようにコイルボビン1の端子部
3を構成したので、このように構成された2個のコイル
ボビン1を互いに背中合わせにステータ,ロータを組立
てると、2つの先端部3は一体に組付けられ、弾性コン
タクト4の先端圧接部4cは同一線上に揃えられる。そし
て、コイルボビン1のつば2′外側に設けたガイドピン
2cがステータ7の位置決め孔7aに嵌合しているので、コ
イルボビン1の円周方向のガタがなくなるため、圧接部
4cと基板パターンとは良好な接触が確保され、モータ巻
線と外部信号源とは緊密に接続される。さらに、弾性コ
ンタクト4の他端は直角に折り曲げられて形成された水
平部と垂下部を有する端末処理部4aを形成しているの
で、コイル巻線端部6は端末処理部4aの水平部に2,3回
巻回した後、垂下部にも巻付け、垂下部のみハンダ付け
したので、ハンダ付け作業の効率が向上し、従来のよう
に、コイル巻線端部6が緊張してコイル断線に至るおそ
れがなくなり、前記問題点が除去されるのである。
以下に、本考案の実施例を図に基づいて説明する。
(実施例) 第1図,第2図は本考案に係る端子構造を有する小型モ
ータのコイルボビンの実施例を示す正面図及び側面図で
ある。同図において、1はコイルボビン、2,2′はコイ
ルボビン1のつば、2a,2bは一方のつば2の内側面及び
外側面、2cはつば2′の外側に設けられた複数個のガイ
ドピン、3はつば2の外周の一部を半径方向に延設し、
外側面2bの垂直方向に突設した圧接用端子部である。4
は圧接用端子部3内に固定部4aで固定され、一方は折曲
部4bで折り曲げられて可撓性を付与され、圧接部4cが外
部に開放され、他方は外方に突出する端末処理部4dを有
する弾性コンタクトである。5はコイルボビン1に巻回
されたコイル巻線、6はコイル巻線5の始端又は終端
で、弾性コンタクト4の端末処理部4dに巻付けた後ハン
ダ付けされる。
次に、弾性コンタクト4の端末処理部4dへのコイル巻線
端部6の巻付け及びハンダ付方法について第3図に基づ
いて説明すると、コイル巻線端部6は端末処理部4dの水
平部に2,3回巻付けて、さらに端末処理部4dの垂下部
(斜線部A)に2,3回巻付け、斜線部Aのみハンダ付け
される。
本考案は、以上のように構成されているから、ハンダ付
けの際に、何ら支障とならず、効率よくハンダ付作業が
可能となる。
又、第7図,第8図は本考案に係る端子構造のコイルボ
ビンを利用したPM型パルスモータの正面図及び側断面図
を示したもので、第2図に示される構造の2個のコイル
ボビン1をつば2の外側面2bを背中合せにして圧接用端
子部3のストッパ3aにおいて両端子部を嵌合させたもの
で、7はステータである。7aはステータ7の製造用基準
孔で、モータ組立時にコイルボビン1のつば2のガイド
ピン2cを嵌合させる。
したがって、第9図の実装概略図に示されるように、小
型モータ20を所定位置に取り付けたアングル21を、プリ
ント基板23が設けられたベース22上の所定位置に取り付
ければ、圧接用端子部3の弾性コンタクト4がわずかに
撓んで、プリント基板23の所定パターンにワンタッチで
よい位置精度で圧接される実装上の利点がある。
尚、以上は2個のコイルから成るPM型パルスモータの適
用例について説明したが、単一コイルのパルスモータや
パルスモータ以外の小型モータに対しても適用できるこ
とはいうまでもない。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案によれば、弾性コンタ
クトの一端の端末処理部を直角に折り曲げ、この垂下部
と水平部の2箇所にコイル巻線端部を2,3回ずつ巻付け
た上、先端の垂下部のみにハンダ付けを施したので、従
来のように、一個所に巻付けてハンダ付け部分が制限さ
れる作業とは、比較にならないほどの作業効率の向上化
が図れるほか、自動巻線機のハンダ付工程の追加が可能
になる。更に、コイルボビンのガイドピンとステータの
製造用基準孔の嵌合により、コイルボビンの円周方向の
ガタがなくなり、基板パターンへの圧接の位置精度が良
好になり、接触不良を除去出来、小型モータのプリンタ
等への実装組立のロボット化が図れるなど高信頼性の小
型モータの端子構造を提供できる効果が期待出来、更
に、この端子構造を適用した小型モータは実装上、プリ
ント基板とワンタッチで接続が可能になるなどの利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図は本考案の実施例を示す正面図及び側面
図、第3図は端末処理部の要部拡大図、第4図,第5図
は従来の端子構造を示す正面図及び側面図、第6図は従
来の端末処理部の要部拡大図、第7図,第8図は本考案
に係る端子構造のPM型パルスモータの実施例を示す正面
図及び側断面図、第9図は本考案を適用した小型モータ
の実装概略図である。 1…コイルボビン、2,2′…つば、2c…ガイドピン、3
…圧接用端子部、4…弾性コンタクト、4a…固定部、4b
…折曲部、4c…圧接部、4d…端末処理部、5…コイル巻
線、6…コイル巻線端部、7…ステータ、7a…製造用基
準孔、20…小型モータ、21…アングル、22…ベース、23
…プリント基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 千葉 直樹 福島県福島市笹木野字舘1番地 東北沖電 気株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−61162(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルボビンの一方のつば外周の一部を半
    径方向に突出させ、つば外側面に垂直方向に突出する圧
    接用端子部を設け、この端子部内に並べて固定された複
    数本の弾性コンタクトの一端をコイル巻線に接続すると
    共に、他端を可撓状に形成してその先端部を端子部下方
    に突出させて成り、この弾性コンタクトで基板パターン
    に圧接してモータ巻線と外部信号線とを接続する小型モ
    ータの端子構造において、 弾性コンタクトの圧接部と反対側の一端部を直角に折り
    曲げて水平部と垂下部を形成し、コイル巻線を水平部と
    垂下部の両方に巻き付け、垂下部のみにハンダ付けをす
    る端末処理部を設けたことを特徴とする小型モータの端
    子構造。
JP7987487U 1987-05-28 1987-05-28 小型モ−タの端子構造 Expired - Lifetime JPH0713414Y2 (ja)

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JP7987487U JPH0713414Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28 小型モ−タの端子構造

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Publication Number Publication Date
JPS63191854U JPS63191854U (ja) 1988-12-09
JPH0713414Y2 true JPH0713414Y2 (ja) 1995-03-29

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ID=30930157

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JP6367589B2 (ja) * 2014-03-28 2018-08-01 日本電産サンキョー株式会社 モータ

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