JPH1098846A - モールドモータ - Google Patents

モールドモータ

Info

Publication number
JPH1098846A
JPH1098846A JP8274225A JP27422596A JPH1098846A JP H1098846 A JPH1098846 A JP H1098846A JP 8274225 A JP8274225 A JP 8274225A JP 27422596 A JP27422596 A JP 27422596A JP H1098846 A JPH1098846 A JP H1098846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
molded
substrate
board
end part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8274225A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Sato
司 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Mechatronics Corp
Original Assignee
Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shibaura Engineering Works Co Ltd filed Critical Shibaura Engineering Works Co Ltd
Priority to JP8274225A priority Critical patent/JPH1098846A/ja
Publication of JPH1098846A publication Critical patent/JPH1098846A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/189Printed circuits structurally associated with non-printed electric components characterised by the use of a flexible or folded printed circuit

Abstract

(57)【要約】 【目的】電子部品が故障、破壊しても、電子部品のみ
(あるいは電子部品とフレキシブル基板)を破棄し、従
来のようにモータフレームを破棄する必要をなくす。 【構成】モールドモータの本体より引き出される口出し
線をフレキシブル基板8で形成して、このフレキシブル
基板8の任意の場所に電子部品10を搭載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】電子部品を用いて駆動される、あ
るいは回転数等の制御が行われるモールドモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、エアコン、給湯器などは、薄型、
小型化が求められている。そのため、これら機器に用い
られるモータにおいても、小型化が要求されている。そ
こで、従来のモータは、モータフレームをモールド成形
し、さらに、電子部品等もこのモールド成形されたモー
タフレームに内蔵することでモータの小型化を行ってき
た。
【0003】従来におけるモールドモータの1例である
ブラシレスDCモータを例に図4を用いて説明する、図
4は、従来におけるブラシレスDCモータの側断面図で
ある。
【0004】図4において、ブラシレスDCモータ15
は、樹脂、または、熱硬化性の樹脂がベースとなったプ
リミックス2により、固定子16と、この固定子16に
取り付けられた基板17とをモールド成形して筒状に形
成されたモールドフレーム18と、永久磁石19を備
え、モールドフレーム18の内周側に収納された回転子
20と、回転子20を支持して回転子20を回転自在に
させる1対の軸受21と、軸受21を収納し、モールド
フレーム18の開口部に取り付けられたベアリングブラ
ッケット22とで構成されている。
【0005】固定子16は、積層コア23と、絶縁材2
4を介して積層コア23に巻かれた複数個の巻線25と
で構成されている。また、固定子16に隣接して基板1
7が固定子16に取り付けられている。そして、基板1
7の端部には、巻線25の端末が接続されている(図示
しない)。そして、この巻線25の端末が接続された基
板17の端部には、各巻線間を接続するためのパターン
が設けられている。
【0006】基板17上には、ブラシレスDCモータ1
5を駆動するための6石のトランジスタ等のモータ駆動
用の駆動用IC26、または、回転数制御用の電子部品
が搭載されている。
【0007】また、基板17には、永久磁石19の磁極
位置を検出するために、3個のホールIC等の磁気感応
素子6が搭載されている。また、モールド成形時におけ
る圧力から、磁気感応素子6を保護するため、および、
磁気感応素子6の位置決めのために磁気感応素子6を覆
うようにしてホルダー27が設けられ、基板17に取り
付けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなモールド
モータにおいて、電子部品を固定子といっしょにモール
ド成形すると下記のような問題点があった。
【0009】1.モールド成形時に回路基板・電子部品
に物理的、熱的ストレスがかかり、破損、故障する可能
性があった。
【0010】2.回路基板・電子部品あるいは固定子の
どれか1つに不良があったとしても、すべて破棄する必
要があった。
【0011】3.高温、高圧でモールド成形を行うた
め、回路基板・電子部品の選定には、耐熱性、強度など
の厳しい制約があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、モールドモータ本体より引き出される口出し線をフ
レキシブル基板で形成し、このフレキシブル基板の任意
の場所に電子部品を搭載したことを特徴とするモールド
モータ。さらに、前記フレキシブル基板の電子部品搭載
部に防水処理を施したことを特徴とするモールドモータ
を提供する、
【作用】モールドモータの本体から延出される口出し線
に、電子部品を搭載できるフレキシブル基板を用いるこ
とにより、電子部品を固定子といっしょにモールド成形
する必要がなくなる。
【0013】
【実施例】本発明による実施例を図1〜図3を用いて説
明する。図1は、本発明におけるブラシレスDCモータ
の側断面図である。図2は、図1におけるブラシレスD
Cモータの口出し線部の正面図である。図3は、図1に
おけるブラシレスDCモータの電気的配線を説明した構
成図である。
【0014】図1において、ブラシレスDCモータ1
は、従来と同様に、樹脂2等で固定子3と基板4がモー
ルド成形されてたモータフレーム5を備えている。
【0015】また、基板4には、磁気感応素子6のみが
搭載されている。そして、基板4面の一部が樹脂2外に
突出している。この樹脂2外に突出した基板4面上に
は、プリント配線されたパターンの端部7が設けられて
いる。このパターン端部7には、フレキシブル基板8の
端部が半田付けされている。
【0016】図2において、フレキシブル基板8の一方
の端部は、前述したように、基板4面上にプリント配線
されたパターンと半田付けして接続されている。そし
て、もう一方の端部はコネクタ9と接続され、他の外部
機器(例えば、電源装置)に接続されている。
【0017】また、フレキシブル基板8の任意の場所
に、電子部品、例えば、モールドモータを駆動するため
の駆動用IC10、および抵抗、コンデンサー(図示し
ない)が搭載されている。
【0018】つまり、このフレキシブル基板8は、ブラ
シレスDCモータ1を他の外部機器に接続する口出し線
の役割も兼ねている。
【0019】図3において、パターン端部7には、駆動
用IC10で120゜矩形波に整流されたモータ駆動用
電源を、Y結線された3相巻線11に供給する3本の矩
形波電源ライン12a〜12cと、磁気感応素子6に制
御電源を供給するための2本の制御電源ライン13a、
13bと、磁気感応素子6から出力される3本の出力ラ
イン14a〜14cが設けられている。これら8本の線
が、フレキシブル基板8のパターンとそれぞれ接続され
ている。そして、フレキシブル基板8のパターンが駆動
用IC10に接続されている。
【0020】また、この駆動用IC10には、他の外部
機器からモータ駆動用電源、制御電源が供給され、ま
た、磁気感応素子6からのデータを加工して、他の外部
機器へ出力している。
【0021】また、水滴などが付着する場所にモールド
モータを配置する場合には、駆動用IC等の電子部品、
あるいは基板4とフレキシブル基板8との接続部を水滴
から保護するために、例えば、シリコンを電子部品搭載
部、基板接続部に塗布して、防水処理を施せばよい。
【0022】また、本発明においては、モータフレーム
に内蔵されている基板を用いて、磁気感応素子の取り付
け、および巻線の接続を行っていたが、磁気感応素子を
用いない場合など、基板が不必要である時は、直接、巻
線をモータフレーム外に延出させて、フレキシブル基板
と接続してもよい。また、フレキシブル基板とモータフ
レーム内の基板とを一体化してもよい。つまり、基板の
役割をフレキシブル基板にさせることにより、基板が不
必要となる。そして、フレキシブル基板が、モールド成
形時における熱、圧力により、変形、または破壊が発生
する場合は、フレキシブル基板を保護するために、フレ
キシブル基板を耐熱性のある樹脂などで覆えばよい。
【0023】以上のように、口出し線にフレキシブル基
板を用いることにより、モータフレーム内に内蔵されて
いた電子部品を、このフレキシブル基板に搭載すること
ができる。また、従来の口出し線に用いられたケーブル
と同様に、フレキシブル基板は、湾曲、折り曲げ等が可
能なため、エアコンなどの機器内を這わせることができ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、電子部品が故障、破壊
しても、電子部品のみ(あるいは電子部品とフレキシブ
ル基板)を、破棄すればよく、従来のようにモータフレ
ームを破棄する必要がなくなる。つまり、廃棄する不良
品の数が減る。
【0025】また、電子部品の使用温度限界値により、
モータの温度上昇制限値が決定されなくなる。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるブラシレスDCモータの側断面
図。
【図2】図1におけるブラシレスDCモータの口出し線
部の正面図。
【図3】図1におけるブラシレスDCモータの電気的配
線を説明した構成図。
【図4】従来におけるブラシレスDCモータの側断面
図。
【符号の説明】
1、15…ブラシレスDCモータ 2…樹脂 3、16…固定子 4、17…基板 5、18…モータフレーム 6…磁気感応素子 7…端部 8…フレキシブル基板 9…コネクタ 10、26…駆動用IC 11…3相巻線 12a〜12c…矩形波電源ライン 13a、13b…制御電源ライン 14a〜14c…出力ライン 19…永久磁石 20…回転子 21…軸受 22…ベアリングブラッケット 23…積層コア 24…絶縁材 25…巻線 27…ホルダー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】追加
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を用いて駆動される、あるいは回
    転数等の制御が行われるモールドモータにおいて、 モールドモータの本体より引き出される口出し線をフレ
    キシブル基板で形成し、 このフレキシブル基板の任意の場所に電子部品を搭載し
    たことを特徴とするモールドモータ。
  2. 【請求項2】前記フレキシブル基板の電子部品搭載部に
    防水処理を施したことを特徴とする請求項1記載のモー
    ルドモータ。
JP8274225A 1996-09-24 1996-09-24 モールドモータ Pending JPH1098846A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8274225A JPH1098846A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 モールドモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8274225A JPH1098846A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 モールドモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1098846A true JPH1098846A (ja) 1998-04-14

Family

ID=17538770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8274225A Pending JPH1098846A (ja) 1996-09-24 1996-09-24 モールドモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1098846A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006059461A1 (ja) 2004-11-30 2006-06-08 Namiki Seimitsu Houseki Kabushikikaisha 小型ブラシレスモータ構造
JP2007267568A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Mitsubishi Electric Corp モールド電動機及び空気調和機
JP2008219999A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Mitsuba Corp ブラシレスモータ
JP2013243902A (ja) * 2012-04-24 2013-12-05 Panasonic Corp 電動機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61214741A (ja) * 1985-03-19 1986-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd モ−タ
JPH02235387A (ja) * 1989-03-09 1990-09-18 Fujii Process Kk フレキシブル回路基板
JPH05207685A (ja) * 1992-01-28 1993-08-13 Canon Inc 小型モータ
JPH0775318A (ja) * 1992-01-16 1995-03-17 Tokyo Parts Ind Co Ltd ディスク駆動用偏平ブラシレススピンドルモータ
JPH07147763A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Sony Corp ステッピングモータ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61214741A (ja) * 1985-03-19 1986-09-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd モ−タ
JPH02235387A (ja) * 1989-03-09 1990-09-18 Fujii Process Kk フレキシブル回路基板
JPH0775318A (ja) * 1992-01-16 1995-03-17 Tokyo Parts Ind Co Ltd ディスク駆動用偏平ブラシレススピンドルモータ
JPH05207685A (ja) * 1992-01-28 1993-08-13 Canon Inc 小型モータ
JPH07147763A (ja) * 1993-11-25 1995-06-06 Sony Corp ステッピングモータ

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006059461A1 (ja) 2004-11-30 2006-06-08 Namiki Seimitsu Houseki Kabushikikaisha 小型ブラシレスモータ構造
JP2006158138A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Namiki Precision Jewel Co Ltd 小型ブラシレスモータ構造
EP1833142A1 (en) * 2004-11-30 2007-09-12 Namiki Seimitu Houseki Kabushiki Kaisha Small brushless motor structure
US7579731B2 (en) 2004-11-30 2009-08-25 Namiki Seimitsu Houseki Kabushiki Kaisha Miniature brushless motor structure
EP1833142A4 (en) * 2004-11-30 2010-06-30 Namiki Seimitu Houseki Kabushi SMALL MOTOR STRUCTURE WITHOUT BRUSH
JP4714812B2 (ja) * 2004-11-30 2011-06-29 並木精密宝石株式会社 小型ブラシレスモータ構造
JP2007267568A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Mitsubishi Electric Corp モールド電動機及び空気調和機
JP2008219999A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Mitsuba Corp ブラシレスモータ
JP2013243902A (ja) * 2012-04-24 2013-12-05 Panasonic Corp 電動機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8324769B2 (en) Motor controller for an electric motor
EP0558181B1 (en) IC controlled DC motor
EP2424079B1 (en) Motor and electric apparatus and method for manufacturing motor
CN108539894B (zh) 无刷直流电动机以及搭载了该无刷直流电动机的鼓风装置
JP2002262517A (ja) 車両用ファンのための駆動装置
JP2008125315A (ja) モータ駆動装置
WO2016063396A1 (ja) 配線板、電動機、電気機器及び空気調和機
JPH1098846A (ja) モールドモータ
JP6184388B2 (ja) 電動機、空気調和機、および電動機の製造方法
JP2002112516A (ja) ブラシレスモータ
JP5296817B2 (ja) 駆動回路内蔵モータ及び送風機及び機器
JPH05236692A (ja) ブラシレスモータの固定子巻線接続構造
JPH0690552A (ja) 無刷子電動機
JP4145634B2 (ja) 駆動回路内蔵モータ及び駆動回路内蔵モータの製造方法及び駆動回路内蔵モータの検査方法及び送風機及び機器
JP2000324745A (ja) モールドモータ
JPS6240049A (ja) 無刷子電動機の固定子
JP2844712B2 (ja) 無刷子電動機
JP2011109861A (ja) モールドモータ
KR200181960Y1 (ko) 폴단자에의 전동 코일 권취장치
KR100239287B1 (ko) 전동기의 고정자
JP6714162B2 (ja) 電動機および換気扇
JPH1080106A (ja) モータ
JPH09172749A (ja) モールドモータ
JPH1080105A (ja) モータ
KR100803142B1 (ko) 비엘디씨(bldc) 모터

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060425