JP2008219999A - ブラシレスモータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フレキシブル配電基板63は、同相のコイル同士を結線する結線パターン層と、相毎に設けられた複数のハーネスパターン層84U,84V,84Wとを有し、各ハーネスパターン層84U,84V,84Wは、それぞれ同相のコイルが接続されるコイル接続部85U,85V,85Wと、外部電源が接続されるコネクタ部86U,86V,86Wと、これらコイル接続部85U,85V,85Wとコネクタ部86U,86V,86Wとを電気的に接続するための導電部87U,87V,87Wとから成るようにした。
【選択図】図6
Description
ロータは、ヨークに回転自在に支持されている回転軸を有し、この回転軸に永久磁石が周方向に沿って配置されている。
一方、ステータは、略円筒状のステータコアを有し、このステータコアに径方向に向かって突出する複数のティース部が形成されている。各ティース部には、それぞれ各相のコイルが巻装されている。コイルの端末部は、ヨークに内装された配電基板に接続されている。
このように構成することで、略環状に形成されたフレキシブル配電基板の径方向中央部分のスペースを有効活用することが可能になる。
このように構成することで、フレキシブル配電基板の剛性を高めることができる。
このように構成することで、コイルをスター結線する場合において、ステータの周囲に中性点を設けるスペースを確保する必要がなくなるばかりか、フレキシブル配電基板に各々コイルを接続するだけでスター結線とすることができるので、コイル結線の簡易化を図ることができる。
よって、フレキシブル配電基板を最大限小型化することが可能になり、この配置スペースの縮小化からブラシレスモータを効率的に小型化することができる。
このため、中性点を設けるスペースを省略してさらにブラシレスモータの小型化を図ることができる。また、コイル結線の作業性を向上させることができる。
図1に示すように、ブラシレスモータ1は、ヨーク2と、このヨーク2に内嵌固定されたステータ3と、ステータ3に対して回転自在に設けられたロータ4とを有する所謂インナーロータ型の電動モータである。
ヨーク2のエンド部6には、径方向略中央に軸受けハウジング10が形成され、ここに、回転軸9の一端側を回転自在に支持するための軸受け11が挿入されている。尚、周壁5の外径E1は約20〜30mm程度に設定されている。
また、ステータコア44には、一対の抜け止めインシュレータ54,55が軸方向外側からステータコア44側に向かって挿入するようにしてそれぞれセットされている。
回転軸9の他端側は、ヨーク2の開口部2aを閉塞するリヤブラケット13に回転自在に支持されている。
インロー部15の軸受けハウジング16とは反対側(図1における上側)には、外周縁にフランジ部21が形成されている。このフランジ部21がヨーク2の開口端に当接することによって、リヤブラケット13の軸方向の位置が決定するようになっている。
ロータリー23は、回転軸9の回転角度を検出するためのロータリーエンコーダ25を構成するものであって、回転軸9の他端にボルト26によって締結固定されている。このロータリー23は、段付き筒状に形成されたハブ27を有している。このハブ27は、回転軸9に外嵌される第一筒部27aと、この第一筒部27aのロータ4とは反対側に設けられ第一筒部27aよりも拡径された第二筒部27bとを備えている。
尚、ホルダー33には、これらセンサモジュール35、及びホールIC36に対応する部位にそれぞれ孔37、切り欠き部38が形成されている。また、ホルダー33の周壁33bには、開口部側周縁に外フランジ部39が形成され、ここのホールIC36に対応する部位にフレキシブル基板34の端部を格納可能な格納溝40が形成されている。
図1〜図4に示すように、フレキシブル配電基板63は、コイル48に外部電力を供給するためのものであって、略円環状の基板本体70と、不図示の外部コネクタが接続されるコネクタ部71と、これら基板本体70とコネクタ部71とを接続するハーネス部72とで構成されている(図2参照)。
この樹脂プレート73は、フレキシブル配電基板63を補強する役割を有すると共に、フレキシブル配電基板63の位置決めを行う役割を有している。つまり、樹脂プレート73は、ステータ3に装着されている一対の抜け止めインシュレータ54,55のうちのリヤブラケット13側に取付けられる抜け止めインシュレータ54に外嵌固定されている。
まず、フレキシブル配電基板63の基板本体70の裏面に樹脂プレート73を貼付する。このとき、基板本体70のU溝74、及び挿通孔75と、樹脂プレート73のU溝81とが各々対応するように貼付する。
次に、フレキシブル配電基板63のハーネス部72基端側(基板本体70側)にグロメット67を装着する。
よって、フレキシブル配電基板63を最大限小型化することが可能になり、この配置スペースの縮小化からブラシレスモータ1を効率的に小型化することができる。
そして、フレキシブル配電基板63の基板本体70にU溝74が形成されているため、基板本体70とコイル48とを容易に接続することができる。
また、グロメット67のハーネス挿通溝93によって、フレキシブル配電基板63の組み付け時のばらつき(ハーネス部72の組み付け高さや組み付け角度)を吸収することができる。このため、より確実にフレキシブル配電基板63の損傷を防止することができる。
また、上述の実施形態では、コイル48に給電を行うためにフレキシブル配電基板63を使用した場合について説明したが、これに代えて、例えば、一般に流通されているフレックスリジットプリント配線板に、同相のコイル48同士を結線する結線パターン層83と、相毎に設けられた複数のハーネスパターン層84の機能を持たせてもよい。
そして、上述の実施形態では、ブラシレスモータ1が8極9スロットである場合について説明したが、これに限られるものではない。
3 ステータ
4 ロータ
48 コイル
63 フレキシブル配電基板
70 基板本体
71,86U,86V,86W コネクタ部
72 ハーネス部
73 樹脂プレート
83 結線パターン層
84U,84V,84W ハーネスパターン層
85U,85V,85W コイル接続部
87U,87V,87W 導電部
90 中性点
Claims (4)
- 複数の相のコイルが巻装されたステータと、前記ステータに対して回転自在に設けられたロータと、前記コイルに給電するためのフレキシブル配電基板とを備えたブラシレスモータであって、
前記フレキシブル配電基板は、同相のコイル同士を結線する結線パターン層と、相毎に設けられた複数のハーネスパターン層とを有し、
各ハーネスパターン層は、それぞれ同相のコイルが接続されるコイル接続部と、外部電源が接続されるコネクタ部と、これらコイル接続部とコネクタ部とを電気的に接続するための導電部とから成ることを特徴とするブラシレスモータ。 - 前記結線パターン層と、前記ハーネスパターン層のコイル接続部は、略環状に形成されており、それぞれ同軸上に積層されていることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ。
- 前記フレキシブル配電基板の一部、又は全部に樹脂プレートが貼付されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブラシレスモータ。
- 前記フレキシブル配電基板は、前記コイルをスター結線するものであって、
前記結線パターン層は、同相のコイル同士を直列に結線し、
前記複数のハーネスパターン層のうちの1つのハーネスパターン層には、前記コイル接続部に中性点が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のブラシレスモータ。
Priority Applications (1)
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JP2007051367A JP2008219999A (ja) | 2007-03-01 | 2007-03-01 | ブラシレスモータ |
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2007
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