JPH08318042A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH08318042A
JPH08318042A JP8146590A JP14659096A JPH08318042A JP H08318042 A JPH08318042 A JP H08318042A JP 8146590 A JP8146590 A JP 8146590A JP 14659096 A JP14659096 A JP 14659096A JP H08318042 A JPH08318042 A JP H08318042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balls
ball
zero
pachinko
pachinko machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP8146590A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoyo Nagano
永野裕豊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyomaru Industry Co Ltd filed Critical Toyomaru Industry Co Ltd
Priority to JP8146590A priority Critical patent/JPH08318042A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はパチンコ機に関し、特に記憶カード
の玉数がゼロになった場合に関する。 【解決手段】 本発明は、打玉の得失に応じて玉数を加
減算する計数手段並びに記憶カードを挿入して記憶内容
を読み書きするカードリーダとを備え、計数手段のパチ
ンコ玉数がゼロとなった後に予め与えられた時間だけパ
チンコ玉の得失を継続計算し、該時間経過後に計数手段
の玉数が再度ゼロか否かを判断するものである。又、記
憶カードが「ゼロ」となったとき、該記憶カードをお客
に返却することなく没収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機に関し、特
に記憶カードの玉数がゼロになった場合に関する。
【0002】
【従来の技術】記憶カード(磁気カード)を用いたカー
ド式のパチンコ機については、実公昭59ー12940
号公報等に記載されている。この公報によれば、玉の計
数手段としての可逆カウンタにセットされた玉数がゼロ
となったとき、ゼロ検出回路が感知して表示器でもって
ゼロ表示を行うとともに駆動回路を介してソレノイドが
駆動し停止アームにおける長尺杆の動きを鎖錠するので
ゲームの継続操作は阻止される。即ち、可逆カウンタが
ゼロとなったときゲームの終了処理を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】可逆カウンタはファー
ル玉や入賞玉の数も加減算を行っていて、セーフ玉によ
って可逆カウンタが瞬時にゼロとなったとしても、その
後その玉がファウル玉となって戻ってきたり、時には入
賞することがあり、係る場合にはゲームを継続する必要
がある。しかしながら、前記した従来例によれば係る考
慮がされていないため不都合が生ずる。又、玉数がゼロ
となったカードを再度ゲーム終了後、お客に返却するこ
とは、お客にとって使用不可のカードの処理をする必要
がある。そこで本発明は、係る不都合を解消するパチン
コ機を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】打玉の得失に応じて玉数
を加減算する計数手段並びに記憶カードを挿入して記憶
内容を読み書きするカードリーダとを備えた請求項1の
パチンコ機は、計数手段のパチンコ玉数がゼロとなった
後に予め与えられた時間だけパチンコ玉の得失を継続計
算し、該時間経過後に計数手段の玉数が再度ゼロか否か
を判断するものである。又、打玉の得失に応じて玉数を
加減算する計数手段並びに記憶カードを挿入して記憶内
容を読み書きするカードリーダとを備えた請求項2のパ
チンコ機は、計数手段のパチンコ玉数がゼロとなった後
に、カードリーダを介してパチンコ機内に記憶カードを
没収するものである。更に、打玉の得失に応じて玉数を
加減算する計数手段並びに記憶カードを挿入して記憶内
容を読み書きするカードリーダとを備えた請求項3のパ
チンコ機は、計数手段のパチンコ玉数がゼロとなった後
に予め与えられた時間だけパチンコ玉の得失を継続計算
し、該時間経過後に計数手段の玉数が再度ゼロか否かを
判断し、パチンコ玉数がゼロとなった後に、カードリー
ダを介してパチンコ機内に記憶カードを没収するもので
ある。
【0005】
【作用】請求項1項は、計数手段のパチンコ玉数がゼロ
となったとしても、該最終打球がその後入賞する場合が
あるため、予め与えられた時間(最終打球が入賞したか
を判断できる時間)だけパチンコ玉の得失を継続計算
し、該時間経過後に再度ゼロか否かを判断するものであ
る。請求項2項は、玉数がゼロとなった場合の記憶カー
ドの処理に関し、該記憶カードをお客に返却せずに没収
するものである。請求項3項は、請求項1項と請求項2
項の作用を組み合せたものであって、計数がゼロとなっ
た後に所定時間経過後に再度ゼロか否かを判断し、ゼロ
である場合に記憶カードを没収するものである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1はパチンコ機の正面図であり、図2はパチンコ機の
裏面図、図3は発射装置Aの平面断面図を示している。
図1に示すように、パチンコ機Pは外枠1に組み立てら
れた前枠2前面に、ガラス扉3及び支盤4が開閉自在に
装着されており、そしてこの支盤4の前面に傾斜して設
けられた打玉ケース11の上端に打玉循環通路10の下
端が連結されている。又、前枠2の下部に発射装置Aの
操作部A1及び打球駆動部A2が設置され、操作部A1
の回転量が弾性体33を介して後述するハンマー14の
弾発力を調整できる。一方、上記支盤4の内側には発射
装置Aと協動して前記打玉ケース11内の遊技球を1個
づつ発射レール8へ送出する玉送り装置Bが着脱自在に
セットされている。
【0007】前記前枠2の裏側に固定された保持枠に着
脱自在にセットされた遊技盤Cでは、前述の各入賞部と
して、多数個の賞球獲得条件が付与された通常セーフ球
を発生し得る第1入賞具12と、少数個の賞球獲得条件
が付与された通常セーフ球を発生し得る第2入賞具13
がともに図示3個づつ配置されている。14は図柄可変
表示装置であり、各第2入賞具13に入賞した特定セー
フ玉が後述の第2検出スイッチ47aで検出される毎に
得られる始動入力信号を受けて、各表示窓に図柄をデジ
タル方式で連続的に可変して固定表示する。15は大入
賞装置で、上記表示装置14で固定表示された各々の図
柄同志の予め設定された「組合わせ」と一致した際に、
「特別遊技条件」が付与されて大入賞口16が設定条件
で開放されて通常セーフ球を発生する。尚、双方の装置
14、15の技術的趣旨は、従来公知であり本発明の要
件としないからその説明を省略する。そして同遊技盤C
の裏面には、図3に示すように天部及び下部左右の第1
入賞具12で発生したセーフ球は通路18bに設置され
ている検出器47bを通って、また一対の第2入賞具1
3で発生した各セーフ球は通路19に設置されている検
出器47a、通路20を通って、更に図示しないが「特
別遊技条件」が付与されて大入賞口16が開放されたセ
ーフ玉は検出器47cを通って各々集合室22に集まる
ように形成され、該セーフ球の全部は前記打玉循環通路
10に集合される。又、アウト口17からのアウト玉を
打玉ケース11に送出する排出路23が形成されてお
り、前記と同様に打玉ケース11に集まる。即ち、前記
打玉ケース11内にはパチンコ玉S…を20〜30個封
入させるもので、これらを遊戯盤2内に1個ずつ打つこ
とによりセーフ玉、アウト玉或は後述するファウル玉と
なって各通路18b、18c、20、排出路23を介し
て全て打玉ケース11内に戻るように構成されている。
【0008】前記遊戯盤2内にパチンコ玉Sを誘導する
レール8の始端には打玉ケース11の傾斜下端を玉送り
装置Bを介して連結し、このレール8の始端にハンマー
14の打頭を臨ませている。玉送り装置Bは後述するハ
ンマー14の打撃速度に合わせて、前記打玉ケース11
傾斜下端の玉送り口28から電磁石29によって出没を
繰り返してハンマー14の前に排出される。又、該玉送
り口28から排出される玉数は、電磁石29の反対側に
設置されたリミットスイッチ形式の検出器49で検知さ
れる。排出された玉は、モータ31の回転によるカム機
構32で一定時間毎にハンマー14で打撃されレール8
上を回転送出される。尚、打玉が、所謂ファウル玉とな
ったときには上記レール8の途中にファウル玉通路24
が打玉ケース11と連通路24が形成されていて、ファ
ウル玉としてケース11に戻るように構成され、該ファ
ウル玉を検出器48で検出される。尚、打玉ケース11
内に玉の存在を検知する為の機構として、玉の重みで降
下するレバー60と該レバー60下部に取り付けられた
リミットスイッチ61がセットされている。
【0009】次に、図1に示す発射装置Aの操作部A1
の左方に客の記憶カードMを挿入するカード孔57とカ
ード返却スイッチ58を有するカードリーダ59が設け
られていて、前記記憶カードMは台紙上に帯状の磁気媒
体或はICメモリを施されたものである。図4はカード
リーダ59の概念図を示すものであって、記憶カードM
の進行方向に対して、該記憶カードMを挿入排出する前
駆動ローラ50aと後駆動ローラ50bとが記憶カード
Mの長さ以下の間隔で配設されている。又、前駆動ロー
ラ50aの 直前に記憶カードMの有無を検出する前検
出器52a及び後駆動ローラ50bの直後に同様な後検
出器52bが配設されている。又、前駆動ローラ50a
及び後駆動ロ−ラ50bに対向する位置に記憶カードM
を読み込んだり書込んだりする前ヘッド53a、後ヘッ
ド53bが設置してある。又、後駆動ローラ50bの後
ろ下部には、後記で詳述する記憶カードMの値がゼロと
なった後に、該記憶カードMを没収したとき収納するケ
ース55が置いてある。
【0010】図1左上に配設されている表示器73は例
えばセブンセグメント形発光ダイオード(LED)を用
いており、この裏面に表示回路20を備え、これと上述
のカードリーダ59とを制御装置内で接続し、入賞具1
2、13に打玉が入った時に、ランプ(図示省略)を点
灯すると同時にメロディ等を奏するように、これらがパ
チンコ台1裏面に配置されている。上述したセーフ玉の
各通路、ファウル玉通路24及び玉送り装置Bに設けら
れたパチンコ玉Sの通過を検知する検出器47a、47
b、47c、48、49は、各所の取付け位置を考慮し
て、近接スイッチ、リミットスイッチ或は光導電素子等
を使用し、発射装置Aの操作部A1による打玉、セーフ
玉及びファウル玉を検知してこれらを後述する計数手段
を有する制御装置でもって加減算することにより打玉有
効数を計算し、これを表示器73に表示せしめるもので
ある。
【0011】次に、上記の構成の作用について説明をす
る。来店した客は、図示省略の記憶カードMを購入、又
は過去に購入したカードMをパチンコ台1のカードリー
ダ19に挿入する。カードリーダ19の前検出器52a
で該記憶カードMを検出したとき、前駆動ローラ50a
及び後駆動ローラ50bを駆動させてカードMを挿入し
ながら、該記憶カードMの内容を前ヘッド53aで読み
取る。尚、記憶カードMの先端が後検出器53bで検出
したとき駆動ローラ50a及び50bを停止させる。読
みとられたカードの内容は表示器73に表示されると供
に、ハンマー14のモータは回転してゲームを開始でき
る状態になる。そして、パチンコ玉は、セーフ玉通路、
ファウル玉通路24及び玉送り装置Bに設けられた検出
器47a、47b、47c、48、49の信号に従って
制御装置で計数され、図5に示すフローに従って作動す
る。
【0012】ステップ1は読み込んだ記憶カードMの値
をM0に、そしてフラッグfをゼロに各々セットする初
期値化を行う。ステップ2では検知器49がONか否か
を判断し、ONなら玉が1個発射されたのでM0から1
を引く(ステップ3)。次ののステップ4ではファウル
玉の検出器48がONか否かを判断し、ファウル玉があ
った場合にはカウンタM0に1を加算し再度打球可能に
する(ステップ5)。次に、ステップ6で入賞玉(セー
フ玉)の数は検出器47a,47b、47cで検出さ
れ、検出された値に基づいて予め設定された玉数αが加
算される。次に、フラッグfの値に従って行き先を選択
し、fがゼロの場合にはステップ9へ、1の場合にはス
テップ12へ進む。ステップ9ではM0がゼロか否かを
判断し、ゼロでない場合にはゲームの継続が可能のため
ステップ1へ戻る。反対にゼロとなったときには、発射
装置Aを停止させて打球を不可能にし(ステップ1
0)、タイマーtをt0にセットする(ステップ1
1)。カウンタM0がゼロになったとしても打球した玉
がその後入賞する場合があり、該入賞数をカウントする
ための処置を行うため、タイマーtに所定時間t0にセッ
トする。即ち、所定時間t0は全ての打球の結果を判断
するための時間であるため、最後の玉Sの打球からアウ
ト、セーフ等の判断がつくまでの時間である。次のステ
ップ12ではタイマーカウントを行うため、タイマーt
から1を引く。そして、ステップ13ではタイマーtが
ゼロか否かを判断し、ゼロでない場合には、フラッグf
を1として通常の処理経路と異なる旨を示しステップ2
へ戻り、セーフ玉等の有無に対する計数を行う(ステッ
プ14)。反対に、タイムアップ後は、ステップ15で
玉数M0がゼロかを再確認し、ゼロでない場合(セーフ
玉が発生した)にはゲームを継続するため発射装置Aを
起動可能にし、且つ通常のとうりにゲームを継続するた
めフラッグfをゼロにセットしてステップ2へ戻る(ス
テップ16)。これにより、通常の状態となってゲーム
が継続される。反対に、玉数M0がゼロならば、ゲーム
は終了となり、前駆動ローラ50a及び後駆動ローラ5
0bを駆動させてカードMを更に奥へと挿入しながら、
記憶カードMの内容を後ヘッド53bで「ゼロ」に書込
む。この様に記憶カードMの内容を後ヘッド53bでゼ
ロを記入しておけば悪用を防止できる。又、記憶カード
Mがケース55に収納したとき、前検出器52a及び後
検出器52bが記憶カードMを検出しなくなった時であ
るため、前駆動ローラ50a及び後駆動ローラ50bを
停止する(ステップ17、18)。尚、前記実施例では
記憶カードMに「ゼロ」を書込んで記憶カードMを没収
したが、この様にする必要はなく単に没収してもよく、
係る場合には後ヘッド53bの設置が省略できる。
【0013】
【発明の効果】本発明のパチンコ機によれば、ファール
玉や入賞玉の数の加減算を行い、「ゼロ」となったとし
ても、その後打球玉がファウル玉となって戻ってきた
り、入賞した場合に対して、該玉の最終判断を行って後
に発射装置を停止する。その為、ゲーム者に迷惑を与え
ることがない。又、玉数がゼロとなった記憶カードをゲ
ーム終了後にはお客に返却することがないため、お客に
とって使用不可のカードの処理をする必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】主として遊技盤裏側のセーフ球の通路を示す背
面図である。
【図3】発射装置を示す平面断面図である。
【図4】カードリーダの概念図を示す。
【図5】制御装置で実行される計数のフローを示す図で
ある。
【符号の説明】
P パチンコ機 73 表示器 102 空き缶投入口 103 ランプ 12 第1入賞具 13 第2入賞具 S パチンコ玉 A 発射装置 A1 操作部 B 玉送り装置 C 遊技盤 M 記憶カード 50a 前駆動ローラ 50b 後駆動ローラ 52a 前検出器 52b 後検出器 53a 前ヘッド 53b 後ヘッド 55 ケース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打玉の得失に応じて玉数を加減算する計
    数手段並びに記憶カードを挿入して記憶内容を読み書き
    するカードリーダとを備えたパチンコ機において、計数
    手段のパチンコ玉数がゼロとなった後に予め与えられた
    時間だけパチンコ玉の得失を継続計算し、該時間経過後
    に計数手段の玉数が再度ゼロか否かを判断することを特
    徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 打玉の得失に応じて玉数を加減算する計
    数手段並びに記憶カードを挿入して記憶内容を読み書き
    するカードリーダとを備えたパチンコ機において、計数
    手段のパチンコ玉数がゼロとなった後に、カードリーダ
    を介してパチンコ機内に記憶カードを没収することを特
    徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】 打玉の得失に応じて玉数を加減算する計
    数手段並びに記憶カードを挿入して記憶内容を読み書き
    するカードリーダとを備えたパチンコ機において、計数
    手段のパチンコ玉数がゼロとなった後に予め与えられた
    時間だけパチンコ玉の得失を継続計算し、該時間経過後
    に計数手段の玉数が再度ゼロか否かを判断し、パチンコ
    玉数がゼロとなった後に、カードリーダを介してパチン
    コ機内に記憶カードを没収することを特徴とするパチン
    コ機。
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