JPH03236872A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH03236872A
JPH03236872A JP2034562A JP3456290A JPH03236872A JP H03236872 A JPH03236872 A JP H03236872A JP 2034562 A JP2034562 A JP 2034562A JP 3456290 A JP3456290 A JP 3456290A JP H03236872 A JPH03236872 A JP H03236872A
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詔八 鵜川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、パチンコ遊技機などで代表される弾球遊技
機に関し、詳しくは、遊技者にとって有利な第1の状態
と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化自在な可変
入賞球装置を備えた弾球遊技機に関する。
[従来の技術〕 この種の弾球遊技機において、従来から一般的に知られ
ているものに、たとえば、所定遊技媒体や得点を使用し
て打玉を弾発して遊技を行ない、予め定められた特定遊
技状態が発生したことに基づいて、可変入賞球装置が遊
技者にとって有利な第1の状態に駆動されるものがあっ
た。そして、可変入賞球装置が第1の状態となれば、比
較的多くの打玉がその可変入賞球装置に入賞可能となり
、遊技者は、通常の遊技状態に比べて有利な状態で遊技
が行なえるという利点があった。
[発明が解決しようとする課題] 前述のように、従来の弾球遊技機では、特定遊技状態の
発生に基づいて可変入賞球装置が遊技者に有利となる第
1の状態に駆動制御されていた。
この結果、遊技者は、特定遊技状態が発生し前記可変入
賞球装置がMlの状態に駆動制御されている期間中比較
的大量の打玉を前記可変入賞球装置内に入賞させること
により大きな遊技価値を得ることができ、通常の遊技状
態に比べて有利な状態で遊技が行なえるという利点があ
った。しかし、たとえ前述のように遊技者に有利となる
特定遊技状態が発生したとしても、その発生した際に前
記遊技媒体や得点がないかまたは残り少ない場合には、
打玉を遊技領域に全く打込めないかまたは十分には打込
めなくなり、遊技媒体や得点を追加する作業が必要とな
り、遊技者が前記特定遊技状態を即座に有効に利用でき
ないという不都合があった。このような場合には、遊技
者に苛立ち感を与えてしまいせっかくの特定遊技状態の
醍醐味も薄れてしまうという問題点かあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされ
たもので、特定遊技状態が発生した際に遊技媒体や得点
がないかあるいは少ない場合であっても、遊技者が遊技
媒体や得点を追加することなく得点遊技状態を有効利用
して遊技価値の獲得が可能な弾球遊技機を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1請求項に係る発明は、所定の遊技媒体を使用して弾
球遊技を行なうことが可能な弾球遊技機であって、打玉
が打込まれる遊技領域と、該遊技領域に設けられ、遊技
者にとって有利な第1の状態と遊技者にとって不利な第
2の状態とに変化自在な可変入賞球装置と、該可変入賞
球装置を第1の状態にすることができるように定められ
た特定遊技状態が発生したことを検出する特定遊技状態
検出′手段と、前記特定遊技状態検出手段の検出出力に
基づいて前記可変入賞球装置を前記第1の状態に駆動制
御する駆動制御手段と、前記特定遊技状態検出手段の検
出出力が導出されたことを含む所定条件の成立に基づい
て遊技者に遊技媒体を付与する遊技媒体付与手段とを含
むことを特徴とする。
第2請求項に係る発明は、所定の有価価値を有する価値
媒体の投入に基づいて付与される得点を使用して打玉を
遊技領域に打込むための打球発射装置を含み、該打球発
射装置による打込玉に基づいて所定の遊技状態が発生し
たことにより所定の価値が付与される弾球遊技が、前期
得点を使用し尽くすまで続行可能な弾球遊技機であって
、前記遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利な第1
の状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化自在
な可変入賞球装置と、該可変入賞球装置を第1の状態に
することができるように定められた特定遊技状態が発生
したことを検出する特定遊技状態検出手段と、前記特定
遊技状態検出手段の検出出力に基づいて前記可変入賞球
装置を前記第1の状態に駆動制御する駆動制御手段と、
前記特定遊技状態検出手段の検出出力が導出されたこと
を含む所定条件の成立に基づいて遊技者に所定の大きさ
の前記得点を付与する得点付与手段とを含むことを特徴
とする。
[作用] 第1:11求項に係る発明では、打玉が打込まれる遊技
領域に設けられた可変入賞球装置により、遊技者にとっ
て有利な第1の状態と遊技者にとって不利な第2の状態
とに遊技状態が変化され、特定遊技状態検出手段により
可変入賞球装置を第1の状態にすることができるように
定められた特定遊技状態が発生したことが検出され、駆
動制御手段により特定遊技状態検出手段の検出出力に基
づいて可変入賞球装置が第1の状態に駆動制御され、遊
技媒体付与手段により特定遊技状態検出手段の検出出力
が導出されたことを含む所定条件の成立に基づいて遊技
者に遊技媒体が付与される。つまり、特定遊技状態の発
生を含む所定条件の成立に基づいて遊技者に遊技媒体が
付与されるので、特定遊技状態が発生した際に遊技媒体
がないかあるいは少ない場合でも遊技者が遊技媒体を追
加することなく特定遊技状態を有効利用して遊技価値の
獲得が可能となる。
第2請求項に係る発明では、可変入賞球装置により遊技
者にとって有利な第1の状態と遊技者にとって不利な第
2の状態とに遊技状態が変化され、特定遊技状態検出手
段により可変入賞球装置を第1の状態にすることができ
るように定められた特定遊技状態が発生したことが検出
され、駆動制御手段により特定遊技状態検出手段の検出
出力に基づいて可変入賞球装置が第1の状態に駆動制御
され、得点付与手段により特定遊技状態検出手段の出力
が導出されたことを含む所定条件の成立に基づいて遊技
者に所定の大きさの得点が付与される。
つまり、特定遊技状態の発生を含む所定条件の成立に基
づいて遊技者に得点が付与されるので、特定遊技状態が
発生した際に得点がないかあるいは少ない場合でも遊技
者が得点を追加することなく特定遊技状態を有効利用し
て遊技価値の獲得が可能となる。さらに、遊技媒体の機
械的な放出等と異なり、得点の付与は電気的な動作で達
成可能であるために、それだけ機械的動作部分を少なく
することもできる。
[発明の実施例コ 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図は、遊技機に含まれる弾球遊技機の一例のパチン
コ機の全体正面図である。パチンコ遊技機1はいわゆる
封入玉方式のものである。そして、パチンコ遊技機1の
図示右下隅には、打球操作ハンドル29が設けられてい
る。遊技領域3には、そのほぼ中央に可変表示装置4が
設けられているとともに、その下方に可変入賞球装置8
が配設されている。可変表示装置4には、複数種類の識
別情報を可変表示できる識別情報表示部5a、5b。
5Cが設けられている。そして遊技領域3に形成されて
いる始動入賞口14a、14b、14cのいずれかにパ
チンコ玉が入賞することにより最大4個まで始動入賞記
憶が行なわれ、始動入賞記憶のあることに基づいて、識
別情報表示部5a、5b、5cが可変表示を開始し所定
時間の経過または遊技者による停止ボタン(図示せず)
の押圧操作に基づいて識別情報表示部5g、5b、5c
が順次停止制御されるように構成されている。なお、可
変表示装置f4の停止方法は実施例以外でもよく、また
同時あるいはほぼ同時に停止させてもよい。
また、可変表示が1回行なわれるごとに前記始動入賞記
憶が1ずつ減算される。そして停止したときの可変表示
装置4の表示結果が特定の組合わせになれば大当りとな
り、可変入賞球装置8の開閉板9を開成して遊技者にと
って有利となる第1の状態に駆動制御される。なお、前
記可変表示装置4は、常時可変表示しパチンコ・玉の始
動入賞を条件として改めて可変開始するものであっても
よい。
この場合には可変表示の明るさや速さを切換えて可変開
始を報知することが望ましい。また、常時可変表示しパ
チンコ玉の始動入賞を条件として停止制御されるもので
あってもよい。可変表示装置4には、可変入賞球装置8
の開閉板9の開成回数を表示するための開成回数表示器
6.パチンコ玉の始動入賞の記憶値を表示するための始
動入賞記憶表示器7および入賞口13が設けられている
可変入賞球装置8の前記第1の状態は、所定期間(たと
えば30秒)が経過することまたは可変入賞球装置8内
へ入賞したパチンコ玉が所定個数(たとえば10個)に
達することのうちいずれか早い方の条件が成立すること
に基づいて終了し、開閉板9が閉成される。そして、可
変入賞球装置8の第1の状態の期間中にパチンコ玉が特
定入賞口10に入賞すれば、前記第1の状態が更新され
て繰返し継続制御される。その繰返し継続制御は、その
回の第1の状態が終了するまで待って行なわれる。なお
、前記可変入賞球装置8により、遊技者にとって有利な
第1の状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化
自在な可変入賞球装置が構成されている。また、本実施
例では大当りを発生させるものを示したが、本発明はこ
れに銀らず、中当りや小当りを設けてもよい。また、前
記特定入賞口10の左右両側には通常入賞口11が形成
されている。可変入賞球装置8には、さらに、可変入賞
球装置8に人賞した入賞玉の個数を表示するための入賞
個数表示器12および通常入賞口16が設けられている
。前記入賞個数表示器12は、「0」からカウントアツ
プして表示するものでもよいし、入賞個数の上限値(た
とえばrlOJ)から人賞ごとにカウントダウンして表
示するものでもよい。なお、前記可変入賞球装置8は、
開閉板9が前方に開閉するものを示したが、本発明はこ
れに限らず、1対の開閉翼片が左右に開閉するものや1
対の摺動片が左右に摺動するものでもよく、また駆動源
としてソレノイドの代わりにモータを用いてもよい。
前記遊技領域3には、さらに通常の入賞口15゜大当り
の発生時などに点灯または点滅する遊技効果ランプ18
が設けられている。また、遊技領域3に打込まれたパチ
ンコ玉がいずれの入賞口にも人賞しなかった場合には、
アウト玉としてアウト口17から回収される。
図中、21は遊技領域3に供給する打球を待機させてお
くための打球待機樋であり、22は打球を打球発射位置
に供給するための打球供給装置であり、玉送りのための
玉送りソレノイドを含む。
23は送り玉を検出するための送り玉検出器であり、2
4はファール玉を検出するためのファール玉検出器であ
る。ここで、ファール玉とは、打球発射装置(第2図参
照)30によって弾発発射されたパチンコ玉の発射力が
弱すぎた場合に発射方向とは逆方向に流下してファール
口(図示せず)に落人するパチンコ玉のことである。
パチンコ遊技機1の下方部分には、カードリーダ/ライ
タ装置27(カードR/W装置27)が組込まれており
、そのカードR/W装置27に形成されているカード挿
排口26から記憶媒体の一例のカードを挿入することに
より、そのカードに記録されている遊技者の持ち点の範
囲内でパチンコ遊技が可能となる。そして、カードを挿
入することによりそのカードに記録されている遊技者の
持ち点が現在の得点となり得点表示器20により表示さ
れ、遊技者が遊技を開始して遊技に伴って得点を獲得す
ればその獲得した得点が加算され、加算された後の得点
が前記得点表示器20により表示される。また、得点は
得点レベル表示器19でも表示される。この得点レベル
表示器19は、たとえば10個の点灯表示部からなり、
遊技者の現在の得点に応じた個数だけ点灯させるように
して遊技者にアナログ的に得点を認識させるようC;構
成されている。
図中、28は精算ボタンであり、遊技者が遊技を終了し
た後精算したい場合にその精算ボタンを押圧操作する。
また、25はスピーカであり、ノくチンコ玉が入賞した
ときの入賞効果音などの効果音や可変表示装置の可変表
示が開始されたことなどの遊技の進行状況を知らせるた
めの遊技者を発生するものである。
第2図は、パチンコ遊技機の一部内部構造を示す全体背
面図である。パチンコ遊技機1の下方位置側方には、打
球発射装置30が設けられてん)る。
この打球発射装置30は、前記′is1図に示した打球
操作ハンドル2つを遊技者が操作すること1こより、パ
チンコ玉が1つずつ遊技領域3(第1図参照)内に弾発
発射されるように構成されてち)る。
遊技g12の裏面側には、入賞玉集合カッく一体31と
打込玉集合カバ一体32とが設けられてL)る。
入賞玉集合カバ一体31は、所定箇所に始動入賞玉検出
器33g、33b、33cが設けられ、それぞれの入賞
口から入賞した入賞玉を前記所定の始動入賞玉検出器3
3a〜33cにまで誘導するためものである。そして、
始動入賞玉検出器338〜33cを通過した入賞玉は、
打込玉集合カバ一体32内に落人し、1カ所に集合され
て入賞玉検出器38を通過するように構成されている。
そして、この入賞玉検出器38により入賞玉が検出され
、その検出結果が後述する遊技制御に用いられる。可変
入賞球装置8(第1図参照)に入賞した入賞玉が入賞個
数検出器36で検出される。可変入賞球装置8の特定入
賞口10(第1図参照)に入賞した入賞玉が特定入賞玉
検出センサ35により検出されて遊技制御に用いられる
。前記入賞玉検出器38を通過した入賞玉とアウト口1
7から回収されたアウト玉とが合流されて連絡口39に
導かれる。図中、34は可変入賞球装置8の開閉板9(
第1図参照)を開閉させるためのソレノイドである。4
は可変表示装置であり、37はゲーム制御基板ボックス
である。
パチンコ遊技機1の下方には、カードR/W装置27と
カードリーダ/ライタ装置制御用基板40(カードR/
W装置制御用基板40)と精算操作検出器28aとが配
設されている。なお、図中25はスピーカである。
第3図は、可変表示装置4の内部構造を示す横断面図で
ある。ドラム機構収納ボックス41内には、回転ドラム
43 a、 43 b、 43 cが設けられている。
この回転ドラム43 a、 43 b、 43Cは、そ
れぞれ、ドラム駆動モータ42a、42b、42cの拳
自に枢支されており、これらドラム駆動モータ42a〜
42cが駆動することによりそれぞれの回転ドラム43
a〜43cが回転するように構成されている。また、回
転ドラム43a〜43cには、ドラム位置を検出するた
めの切欠部44a〜44cがそれぞれに形成されている
ドラム機構収納ボックス41の前面切欠部44a〜44
cに対応する位置には、ドラム位置検出器46a〜46
cがそれぞれ取付けられ、また、ドラム位置検出器46
a〜46Cの検出のための透孔47a〜47cがそれぞ
れ形成されている。そして、前記ドラム位置検出器46
a〜46cによりそれぞれの切欠部44a〜44cを検
出することにより、それぞれの回転ドラム43a〜43
cの回転角度が検出可能となる。なお、図中45は回路
基板であり、前記ドラム位置検出器46a〜46cを作
動させるためのものである。また、48は中継端子板で
ある。
前記それぞれの回転ドラム42a〜42cの外周面には
、たとえば16個の識別情報が描かれており、5つの前
記当りライン上(第1図参照)に特定の識別情報(たと
えば、r777J  rFEVERFEVERFEVE
RJ  rBARBARBARJ  rsANKYo 
 5ANKYO5ANKYOJ )のうちいずれかが揃
えば大当り状態が発生する。この大当り状態が発生する
麿別情報の特定組合わせは20通りある。
図中、2は遊技盤、31は入賞上集合カバ一体、5a、
5b、5cは識別情報表示部である。
以上説明した可変表示装置4は、本実施例ではドラム型
のものを示したが、本発明はこれに限らず、液晶などを
用いたデジタル表示のものであってもよく、また、リー
フ式あるいはエレクトロルミネッセンスによる表示であ
ってもよい。さらに、複数のランプやLEDを配設し、
ランプやLEDを循環させて走行点灯させながら可変表
示を行なういわゆるルーレット式のものであってもよい
さらに、ディスク式であってもよい。また、ドラム型や
デジタル式を組合わせるなど前記種々の可変表示部材を
2つ以上組合わせたものであってもよい。また、ベルト
式やドツトマトリックスでもよい。なお、本実施例は表
示部の数を3個としたが、1個または2個もしくは4個
以上であってもよい。
第4図は遊技制御用のマイクロコンピュータ50および
それに接続されている各種機器の回路を示すブロック図
である。
マイクロコンピュータ50は以下に述べる各種機器の動
作を制御する機能を有する。このため、マイクロコンピ
ュータ50は、たとえば数チップのLSIで構成されて
おり、その中には制御動作を所定の手順で実行すること
のできるCPU51と、CPU51の動作プログラムデ
ータを格納するROM52と、必要なデータの書込みお
よび読出しができるRAM53とを含む。
さらに、マイクロコンピュータ50は人力信号を受けて
CPU51に入力データを与えるとともにCPU51か
らの出力データを受けて外部に出力する入出力回路54
と、CPU51から音データを受けるサウンドジェネレ
ータ55と、電源投入時にCPU51にリセットパルス
を与えるパワーオンリセット回路56と、CPU51に
クロック信号を与えるクロック発生回路57と、クロッ
ク発生回路57からのクロック信号を分周して割込パル
スを定期的にCPU51に与えるパルス分周回路(割込
パルス発生回路)58と、CPU51からのアドレスデ
ータをデコードするアドレスデコード回路59とを含む
CPU51はパルス分周回路58から定期的に与えられ
る割込パルスに応じて、割込制御ルーチンの動作を実行
することが可能となる。また、アドレスデコード回路5
9はCPU51からのアドレスデータをデコードし、R
OM52.RAM53、入出力回路54.サウンドジェ
ネレータ55にそれぞれチップセレクト信号を与える。
なお、この実施例では、ROM52は、その内容の書換
え、すなわち、必要が生じた場合には、その中に格納さ
れたCPU51のためのプログラムデータを変更するこ
とができるプログラマブルROMが用いられる。そして
、CPU51は、このROM52内に格納されたプログ
ラムデータに従って、かつ、以下に述べる各制御信号の
出力に応答して、種々の機器に対して制御信号を与える
マイクロコンピュータ50には、入力信号として次のよ
うな信号が与えられる。
まず、パチンコ玉の始動入賞に伴って始動入賞玉検出器
33a〜33CがONしたことに応答して、始動入賞玉
検出回路60から始動入賞玉検出信号がマイクロコンピ
ュータ50に与えられる。
パチンコ玉か特定入賞口10(第1図参照)に入賞する
ことに伴って特定入賞玉検出信号5がONになり、それ
に応答して検出回路61から特定入賞玉検出信号がマイ
クロコンピュータ50に与えられる。可変入賞球装置8
に入賞した入賞玉が入賞個数検出器36により検出され
、それに応答して検出回路62から入賞個数検出信号が
マイクロコンピュータ50に与えられる。ドラム位置検
出器46a、46b、46cがそれぞれ切欠部44a、
44b、44cを検出することに伴って、検出回路63
からそれぞれの検出信号がマイクロコンピュータ50に
入力される。
精算操作ボタン28を遊技者が押圧操作することにより
精算操作検出器28aがその操作を検出し、検出回路6
9から精算操作検出信号がマイクロコンピュータ50に
与えられる。送り玉検出器23(第1図参照)がONに
なれば検出回路70から送り玉検出信号がマイクロコン
ピュータ50に与えられる。入賞玉検出器38により入
賞玉が検出されれば検出回路71から入賞玉検出信号が
マイクロコンピュータ50に与えられる。ファール玉検
出器24(第1図参照)がファール玉を検出することに
より検出回路72からファール玉検出信号がマイクロコ
ンピュータ50に与えられる。
さらに、カードリーダ/ライタ制御用マイクロコンピュ
ータ77(カードR/W制御用マイクロコンピュータ7
7)からの種々の信号がマイクロコンピュータ50に入
力される。
次に、マイクロコンピュータ50は以下の回路および装
置に制御信号を与える。すなわち、モータ駆動回路64
を介してそれぞれのドラム駆動モータ42a、42b、
42cにモータ駆動用制御信号を与える。ソレノイド駆
動回路65を介してソレノイド34にソレノイド励磁用
制御信号を与える。ランプ駆動回路66を介してそれぞ
れのランプ18.19にランプ点灯用制御信号を与える
LED駆動回路67を介して始動入賞記憶表示器7に表
示制御信号を与える。セグメントLED駆動回路68を
介して入賞個数表示器12.開成回数表示器6にそれぞ
れ表示制御信号を与える。また、ソレノイド駆動回路7
3を介して打球供給装置に含まれる玉送りソレノイド2
2(第1図参照)に玉送り制御用信号を与える。セグメ
ントLED駆動回路74を介して得点表示器20(第1
図参照)に得点表示用制御信号を与える。さらに、カー
ドR/W制御用マイクロコンピュータ77に種々の信号
を与える。また、アンプ75を介してスピーカ25(第
1図参照)に音発生用制御信号を与える。なお、各種機
器および制御回路には、電源回路76から所定の直流電
流が供給される。
第5図ないし第6B図は、第4図に示した制御回路の動
作を説明するためのフローチャートである。
第5図は、第4図に示した制御回路のうち挿入カードに
記録される得点の制御動作を説明するためのフローチャ
ートである。まず、SAIにより、R/W用CPUから
データの人力があったか否かの判断がなされ、未だに人
力がない場合には、人力があるまでSAIの判断が繰返
される。そして、遊技者がカードをカード挿入口26(
第1図参照)に挿入すれば、カードR/W制御用マイク
ロコンピュータ77から挿入カードの読取情報がマイク
ロコンピュータ50に送信されてくるのであり、その送
信情報をマイクロコンピュータ50が受信すればSAI
によりYESの判断がなされ、SA2に進む。SA2で
は、R/W用CPUから入力のあったデータのチエツク
が行なわれた後、SA3に進み、SA2で行なわれたデ
ータチエツクの結果がOKであるか否かの判断がなされ
る。データチエツクの結果がOKでないと判断された場
合には、SA3によりNoの判断がなされ、SA5に進
み、NG信号をR/W用CPUに出力した後、再びSA
1以降の処理が繰返される。R/W用CPUはそのNG
信号を受信して挿入カードの排出や警報の発生などの異
常処理が行なわれる。なおこの異常処理では、挿入カー
ドを排出することなく機内に回収してもよい。SA3に
おいて、データチエツクの結果がOKであると判断され
た場合には、SA4に進み、OK倍信号R/W用CPU
に出力された後、SA6に進み、玉送りが能動化され、
遊技者が打球操作ハンドル29(第1図参照)を操作す
ることにより、パチンコ玉を遊技領域3内に打込可能な
状態となる。そして、SA7に進み、得点表示がなされ
た後SA8に進み、送り玉センサがONしているか否か
の判断がなされる。遊技者が打球操作ハンドル29を操
作してパチンコ玉を弾発発射する前に、パチンコ玉が打
球発射位置に1つずつ送り出されるのであるが、そのパ
チンコ玉の送り出し前に送り玉センサ23(第1図参照
)がONになる。その送り玉センサがONになれば、S
A8によりYESの判断がなされSA9に進む。SA9
では、得点から「−1」の減算処理がなされた後5AI
Oに進む。遊技者が打球操作ハンドル29を操作しなけ
ればあるいは玉送りソレノイド22が励磁していなけれ
ば送り玉センサがONに切換わることがなく、SA8に
よりNoの判断がなされて5AIOに進み、入賞玉セン
サがONしているか否かの判断がなされる。遊技領域3
内に打込まれたパチンコ玉が種々の入賞口14a、14
b、14c、13.15゜11.16(第1図参照)に
入賞することにより、入賞玉センサ38(第2図参照)
がONに切換わり5AIOによりYESの判断がなされ
て5A11に進む。5AIIでは、得点に「十n」の加
算処理がなされた後5A12に進む。前記rnJは、パ
チンコ玉の1個の入賞に基づいて付与される所定の大き
さの得点であり、たとえば「13」である。5AIOに
おいて、入賞玉センサがONしていない場合は、N′O
の判断がなされ5A12に進みファール玉センサがON
しているか否かの判断がなされ、ファール玉センサがO
Nしていると判断された場合にはYESの判断がなされ
て5A13に進み、得点に「+1」の加算処理がなされ
た後5A14に進む。5A13により得点を「1」加算
する理由は、パチンコ玉が弾発発射位置に送られる瞬間
前記SA9により既に得点が「1」減算されているので
あるが、ファール玉の場合には、遊技領域に到達するこ
となく本来ならもう一度弾発発射できる玉であるために
、5A13により「1」を加算してプラスマイナス「0
」になるように処理するためである。5A12において
ファール玉センサがONしていない場合にはNoの判断
がなされ、5A14に進み、大当りが発生したか否かの
判断がなされる。可変表示装置4(第1図参照)の表示
結果が予め定められた特定の識別情報(たとえばr77
7J)になることに基づいて大当りが発生し5A14に
よりYESの判断がなされて5A15に進み、得点に「
十m」の加算処理がなされた後、5A16に進む。二の
rmJは、大当りの発生に基づいて付与される所定の大
きさの得点であり、大当りが発生したにもかかわらず得
点がrOJかまたは少ない場合に遊技者がその大当り状
態を利用した弾球遊技機ができなくなる不都合を防止す
るために加算される得点である。ゆえに、大当り状態を
十分に有効利用した弾球遊技を可能にするための必要最
小限の大きさの得点であることが望ましい。なお前記5
A15により、特定遊技状態検出手段の検出出力か導出
されたことを含む所定条件の成立に基づいて遊技者に得
点を付与する得点付与手段が構成されている。
5A14において大当りが発生していないと判断された
場合には、Noの判断がなされ、5A16に進み、得点
が「0」であるか否かの判断力くなされる。5A16に
おいて得点が「0」でな0と判断された場合には、5A
17に進み、打止め力)否かの判断がなされ、打止めで
あると判断された場合には、5A19に進み、玉送りが
不能動イヒされる。この処理により、パチンコ玉が打球
発射位置に供給されなくなり遊技の続行が不可能となる
次に、S20に進み、最終得点を確定させてR/W用C
PUに出力した後、プログラムを終了する。
R/W用CPUでは、前記5A20に基づLlて送信さ
れてきた最終得点を含む情報を受信し現在のカードの得
点を前記受信した最終得点1;書換えた後にそのカード
を排出する。5A17にお0て、打止めでないと判断さ
れた場合は、5A18i二進み、精算ボタン28(第1
図参照)の押圧番;よって精算操作センサがONしてい
るか苦力1の判1断力(なされ、ONしていると判断さ
れた場合it、5A19に進み、5A17てYESと判
断された場合と同様の処理の後プログラムを終了する。
5AI8において精算操作センサがONして(1なL)
と!I!J1断された場合には、再びSA6以降の処理
がなされる。一方、5A16において、得点が「0」で
ある場合には、YESと判断されて5A21に進み、玉
送りが不能動化され遊技の続行が不可能な状態になり、
5A22に進み、タイマがセットされる。そして5A2
3に進み、入賞玉センサがONしているか否かの判断が
なされ、ONしている場合には、5A11に進み、「+
n」の加算処理がなされた後、5A12以降の処理がな
される。
5A23において入賞玉センサがONしていないと判断
された場合には5A24に進み、ファール玉センサがO
Nしているか否かの判断がなされ、ONしている場合に
は、5A13に進み得点に「+1」の加算処理がなされ
た後、5A14以降の処理がなされる。5A24におい
てファール玉センサがONしていないと判断された場合
には、5A25に進み、大当りが発生したか否かの判断
がなされ、大当りが発生したと判断された場合には5A
15に進み、得点に「十m」の加算処理がなされた後、
5A16以降の処理がなされる。5A25において大当
りが発生していない場合には、5A26に進み、5A2
2によりセットしたタイマが終了しているか否かの判断
がなされ終了していない場合は終了するまで5A23か
ら5A25までの処理が繰返される。5A26において
、タイマが終了している場合には、5A27に進む。
なお、前記5A21により既にパチンコ玉が弾発発射で
きない状態になっているにもかかわらず前記5A23な
いUSA25の判断をタイマによる所定時間継続して行
なう理由は、パチンコ玉が弾発発射不可能な状態になっ
た後における遊技領域内で残留している残留玉に基づい
た入賞や大当りの発生さらにはファール玉の発生を判断
しそれぞれに基づいた遊技制御を行なうことにより遊技
者が不満を抱かないようにするためである。5A27に
おいて、可変表示が終了しているか否かの判断がなされ
、終了していない場合は終了するまで5A2Bから5A
26までの処理が繰返される。
その理由は、可変表示がすべて終了するまでの間に特定
の識別情報(たとえばr777J)が成立して大当りが
発生する可能性もありその場合には前記5A25および
5A15に基づいて「十m」の加算処理を行ない、遊技
者が不満を抱かないようにするためである。このような
処理は特に、可変表示回数を多くさせるべく始動入賞口
に入賞しやすいようにゲージ構成あるいは釘調整した上
で、全体の出玉のバランスをとるために始動入賞口への
入賞により遊技者の持ち点に加算する得点を他の入賞口
に比べて少なくした弾球遊技機において有効な処理とな
る。このように、得点が0になっても可変表示が終了(
始動記憶がなくなりかっモータがすべて停止)するまで
は得点0を確定させない。なお、タイマが終了した後に
は、可変表示が終了する前であっても入賞玉、ファール
玉のチエツクを終了させるようにしてもよい。5A27
において可変表示が終了している場合は、5A28に進
み、得点「0」を確定させてR/W用cPUに出力して
プログラムを終了する。R/W用CPUでは、この5A
28に基づいて送信されてきた得点「0」を含む情報に
基づいてカードの得点を「0」に書換えた後にカードを
排出する。
第6A図および第6B図は、遊技fi4mを説明するた
めのフローチャートである。第6B図は第6A図のプロ
グラムに対して割込制御を行なう割込プログラムであり
、所定時間ごと(たとえば4m5ecごと)に実行され
る。第6B図の割込プログラムの動作としては、まず、
SBIにより始動SWがONしているか否かの判断がな
され、ONしていない場合はそのままプログラムを終了
する。
遊技領域に打込まれた打込玉が始動入賞口14a〜14
C(第1図参照)に入賞することによりSB1でYES
の判断がなされ、SB2に進み、始動記憶カウンタが上
限値に達しているか否かの判断がなされ、未だに上限値
に達していない場合は、SB3に進み、始動記憶カウン
タの「+1」の加算処理を行なった後、プログラムを終
了し、SB2において始動記憶カウンタが上限値に達し
ている場合には、そのままプログラムを終了する。
前記始動記憶カウンタの上限値は、たとえば「4」に設
定されている。そして、始動記憶カウンタが既にこの上
限値に達している場合には、いくら始動入賞が発生して
もそれ以上の始動記憶カウンタの加算処理を行なわない
のである。
第6A図のプログラムの動作としては、まず、SB4に
より、始動記憶カウンタがrOJ・であるか否かの判断
がなされ、rOJであると判断された場合は、SB4の
処理が繰返される。SB4において始動記憶カウンタが
「o」でないと判断された場合は、SB5に進み、始動
記憶カウンタの「−1」の減算処理がなされ、SB6に
進み、ドラムモータA−CをONさせる処理がなされて
各ドラム43a〜43c(第3図参照)の回転が開始さ
れた後、SB7に進み停止条件が成立しているか否かの
判断がなされ、未だに成立していない場合は、SB7の
判断が繰返されてドラムの回転が続行される。停止条件
が成立すると、SB7においてYESの判断がなされ、
SB8に進み、ドラムモータA〜Cを順次OFFにし各
ドラム43a〜43cが停止制御されてSB9に進む。
SB9では、停止した後の各ドラムで表示されている図
柄の判定が行なわれる。その後、5810に進み、SB
9による図柄判定の結果が大当りであるか否かの判断が
なされ、大当りでないと判断された場合には、5BII
に進み、はずれ表示時間を経過させた後、再びSB4以
降の処理がなされる。
この5B11による処理を行なう理由は、所定の時間ド
ラムの停止状態を維持させて遊技者にはずれであったこ
とを認識させるためである。5BIOにおいて、大当り
であると判断された場合には、5B12に進み開成前待
ち時間を経過させた後、5B13に進み、開成時間をセ
ットし、開成回数カウンタを「+1」し、ソレノイドを
ONさせる。
なお、前記5B12による処理を行なう理由は、所定の
識別情報(たとえばr777J)が成立した後、所定時
間を経過させて可変入賞球装置を開成制御するようにし
、前記所定時間の間に遊技者が可変入賞球装置を狙った
打球操作に切換えられるようにするとともに、所定の待
ち時間の間に遊技者の期待感を増幅させるためである。
なお、前記5BIOにより、可変入賞球装置を第1の状
態にすることができるように定められた特定遊技状態が
発生したことを検出する特定遊技状態検出手段が構成さ
れている。また、前記5813により、特定遊技状態検
出手段の検出出力に基づいて可変入賞球装置をmlの状
態に駆動制御する駆動制御手段が構成されている。5B
13の処理の後、5814に進み、特定入賞玉検出器(
VSW)がONしているか否かの判断がなされ、ONし
ていると判断された場合には、5B15に進み、開成回
数カウンタが上限値に達しているか否かの判断がなされ
、未だに上限値に達していない場合には、5B16に進
む。この開成回数カウンタは、前記5B13の処理が行
なわれるごとに「1」ずつ加算されて後述する5B25
によりクリアされるものであり、たとえばこの実施例で
は「1o」が上限に定められている。5B16において
は、■入賞フラグをセットした後5B17に進む。5B
I4においてvSWがONしていないと判断された場合
は5B15,5B16の処理を行なうことなく5B17
に進む。また、5i315において、開成回数カウンタ
が上限値に達していると判断された場合も5B17に進
む。5B17では、入賞玉検出器(カウントSW)がO
Nしているか否かの判断がなされ、カウントSWがON
Lでいない場合には、5B20に進む。5B17におい
てカウントSWがONLでいると判断された場合には、
5B18に進み、入賞個数カウンタの「+1」の加算処
理を行なった後、5B19に進み、入賞個数カウンタが
上限値に達しているか否かの判断がなされる。5B19
において、入賞個数カウンタが未だに上限値に達してい
ない場合には、5B20に進み、開成時間が終了してい
るか否かの判断がなされ、終了していない場合には、5
B14に戻り、5B14以降の処理がなされる。5B1
9において入賞個数カウンタが上限値に達している場合
もしくは5B20において開成時間が終了したと判断さ
れた場合には、5B21に進み、ソレノイドをOFFに
し、可変入賞球装置を閉成させる。前記入賞個数カウン
タの上限値はたとえば「10」に設定されており、前記
開成時間はたとえば30秒に設定されている。つまり、
大当りに基づいた可変入賞球装置の第1の状態は、パチ
ンコ玉の所定個数(たとえば10個)の入賞または所定
時間(たとえば30秒間)の経過のいずれか早い方の条
件が成立することにより終了する。次に、5B22に進
み、■受付待ち時間を経過させる処理を行なった後5B
23に進み、■入賞フラグがセットされているか否かの
判断がなされ、■入賞フラグがセットされていると判断
された場合には、5B24に進み、V入賞フラグをクリ
アし、入賞個数カウンタをクリアした後、再び5B13
以降の処理がムされ、■入賞フラグがセットされていな
いと判断された場合には、5B25に進み、開成回数カ
ウンタをクリアし、入賞個数カウンタをクリアした後、
再びSB4以降の処理がなされる。なお、本実施例では
、大当りの発生により所定得点を無条件に加算するよう
にしたが、本発明はこれに限らず、持ち点が所定値に満
たない場合に限り所定得点を加算するようにしてもよい
。また、加算した得点分をその後回変人賞球装置への入
賞により増える遊技者の持ち点から差引くようにしても
よい。すなわち、持ち点が所定値を越えたときに加算し
た分を持ち点から減算するようにしてもよいし、可変入
賞球装置への入賞により発生する得点が加算した得点分
に達するまでは入賞しても遊技者の得点には加算しない
ようにしてもよい。なお、本実施例では、カード等の挿
入に基づいた得点の範囲内で打玉を弾発発射して遊技が
行なえるものを示したが、本発明はこれに限らず、得点
が「0」の状態でも打玉を弾発発射して遊技が行なえる
が、得点「0」状態での遊技では、入賞等に基づいた得
点の付与が一切行なわれないものであってもよい。
第7図は、本発明の第2の実施例を示したパチンコ遊技
機の全体背面図である。この第2の実施例に示したパチ
ンコ遊技機200は、大当りが発生した場合にその発生
に基づいて賞品玉を払出すものである。すなわち、第5
図に示した5A14または5A25により大当りが発生
したと判断された場合に、それに基づいて景品玉払出装
置100が作動されて賞品玉が遊技盤前面に設けられた
打球供給皿(図示せず)に払出されるのである。
景品玉払出装置100には、景品玉払出モータ101が
内蔵されており、その景品玉払出モータ101の駆動力
を利用して1つずつパチンコ玉を景品玉放出通路102
側に払出すように構成されている。なお、前記景品玉払
出装置100により、特定遊技状態検出手段の検出出力
が導出されたことを含む所定条件の成立に基づいて遊技
者に遊技媒体を付与する遊技媒体付与手段が構成されて
いる。なお、前記遊技媒体付与手段は、前記実施例では
賞品玉を払出すものを説明したが、本発明はこれに限ら
ずカード式弾球遊技機において、大当りの発生により所
定の得点が記録された新たなカードを遊技者に払出すも
のであってもよい。また、第1および第2実施例では、
大当りが発生した場合に得点または賞品玉が払出される
ものを示したか、本発明はこれに限らず、コインや貨幣
などを払出すものであってもよい。さらに、本実施例で
は、フィーバタイプの弾球遊技機についてのゲーム内容
を示したが、本発明は、これに限らずヒコーキタイプの
弾球遊技機のゲーム内容であってもよい。
[発明の効果] 第1請求項に係る発明によれば、特定遊技状態の発生を
含む所定条件の成立に基づいて遊技者に遊技媒体を付与
することにより、特定遊技状態が発生した際に遊技媒体
がないかあるいは少ない場合であっても遊技者が遊技媒
体を追加することなく特定遊技状態を有効利用して遊技
価値の獲得が可能な弾球遊技機を提供し得るに至った。
第2請求項に係る発明によれば、特定遊技状態の発生を
含む所定条件の成立に基づいて遊技者に所定の大きさの
得点を付与することにより、特定遊技状態が発生した際
に得点がないかあるいは少ない場合であっても遊技者が
得点を追加することなく特定遊技状態を有効利用して遊
技価値の獲得が可能となる。また、遊技媒体の機械的な
放出等と異なり得点の付与は電気的な動作で達成可能で
あるために、それだけ機械的動作部分を少なくすること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の弾球遊技機の一例のパチンコ遊技機を
示した全体正面図、第2図はパチンコ遊技機の一部内部
構造を示した全体背面図、ji13図は可変表示装置4
の内部構造を示した横断面図、第4図はマイクロコンピ
ュータ50およびそれに接続されている各種機器の回路
を示すブロック図、第5図は第4図に示した制御回路に
用いる挿入カードに記録される得点の制御動作を説明す
るためのフローチャート、第6A図および第6B図は遊
技制御を説明するためのフローチャート、第7図は本発
明の第2の実施例を示したパチンコ遊技機の全体背面図
である。 図において、4は可変表示装置、8は可変入賞球装置、
10は特定入賞口、20は得点表示器、22は打球供給
装置、23は送り玉検出器、24はファール玉検出器、
27はカードR/W装置、28は精算ボタン、50はマ
イクロコンピュータ、77はカードR/W制御用マイク
ロコンピュータ、100は景品玉払出装置、101は景
品玉払出モータ、102は景品玉放出通路である。 なお、図中、同一符号は、同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定の遊技媒体を使用して弾球遊技を行なうこと
    が可能な弾球遊技機であって、 打玉が打込まれる遊技領域と、 該遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利な第1の状
    態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化自在な可
    変入賞球装置と、 該可変入賞球装置を第1の状態にすることができるよう
    に定められた特定遊技状態が発生したことを検出する特
    定遊技状態検出手段と、 前記特定遊技状態検出手段の検出出力に基づいて前記可
    変入賞球装置を前記第1の状態に駆動制御する駆動制御
    手段と、 前記特定遊技状態検出手段の検出出力が導出されたこと
    を含む所定条件の成立に基づいて遊技者に前記遊技媒体
    を付与する遊技媒体付与手段とを含むことを特徴とする
    、弾球遊技機。
  2. (2)所定の有価価値を有する価値媒体の投入に基づい
    て付与される得点を使用して打玉を遊技領域に打込むた
    めの打球発射装置を含み、該打球発射装置による打込玉
    に基づいて所定の遊技状態が発生したことにより所定の
    価値が付与される弾球遊技が、前期得点を使用し尽くす
    まで続行可能な弾球遊技機であって、 前記遊技領域に設けられ、遊技者にとって有利な第1の
    状態と遊技者にとって不利な第2の状態とに変化自在な
    可変入賞球装置と、 該可変入賞球装置を第1の状態にすることができるよう
    に定められた特定遊技状態が発生したことを検出する特
    定遊技状態検出手段と、 前記特定遊技状態検出手段の検出出力に基づいて前記可
    変入賞球装置を前記第1の状態に駆動制御する駆動制御
    手段と、 前記特定遊技状態検出手段の検出出力が導出されたこと
    を含む所定条件の成立に基づいて遊技者に所定の大きさ
    の前記得点を付与する得点付与手段とを含むことを特徴
    とする、弾球遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0592071A (ja) * 1991-04-18 1993-04-16 Masahiro Okubo パチンコ遊技機
JP2011092564A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011092563A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

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JP2011092563A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

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