JPS6324703B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6324703B2 JPS6324703B2 JP61204046A JP20404686A JPS6324703B2 JP S6324703 B2 JPS6324703 B2 JP S6324703B2 JP 61204046 A JP61204046 A JP 61204046A JP 20404686 A JP20404686 A JP 20404686A JP S6324703 B2 JPS6324703 B2 JP S6324703B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- prize ball
- ball
- game machine
- prize
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 63
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 35
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 26
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 24
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 7
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 4
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 10
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 6
- 238000009795 derivation Methods 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 2
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機等
で代表される弾球遊技機に関し、詳しくは、上部
球受皿と下部球受皿とを設け、上部球受皿へ賞球
を放出する上部賞球放出口を形成するとともに、
前記上部球受皿で溢れた賞球を下部球受皿へ放出
させる下部賞球放出口を形成した弾球遊技機に関
する。
で代表される弾球遊技機に関し、詳しくは、上部
球受皿と下部球受皿とを設け、上部球受皿へ賞球
を放出する上部賞球放出口を形成するとともに、
前記上部球受皿で溢れた賞球を下部球受皿へ放出
させる下部賞球放出口を形成した弾球遊技機に関
する。
この種の弾球遊技機において、従来から一般的
に知られているものでは、上部球受皿上にある打
玉を1つずつ打玉機構に送り込み、遊技者の操作
によつてその打玉を遊技盤上に打込んで遊技を行
ない、打玉が遊技盤上に形成されているセーフ穴
や入賞球装置(ヤクモノ)に入賞したときに所定
数の賞品球を前記上部球受皿に払い出すよう構成
されていた。また、払出された賞品球の数が多く
なり、前記上部球受皿に貯留されている賞品球が
その貯留量をオーバーしたときには、その上部球
受皿で溢れた賞球を下部球受皿へ一部放出して、
下部球受皿で貯留し得るように構成されていた。
に知られているものでは、上部球受皿上にある打
玉を1つずつ打玉機構に送り込み、遊技者の操作
によつてその打玉を遊技盤上に打込んで遊技を行
ない、打玉が遊技盤上に形成されているセーフ穴
や入賞球装置(ヤクモノ)に入賞したときに所定
数の賞品球を前記上部球受皿に払い出すよう構成
されていた。また、払出された賞品球の数が多く
なり、前記上部球受皿に貯留されている賞品球が
その貯留量をオーバーしたときには、その上部球
受皿で溢れた賞球を下部球受皿へ一部放出して、
下部球受皿で貯留し得るように構成されていた。
ところで、弾球遊技機では、セーフ孔あるいは
ヤクモノへの入賞に応じて所定数の賞品球を払出
すごとに、効果音を発生させ遊技者に臨場感を持
たせて賞品球の払出しに伴う興奮をさらに一層盛
り上げんとしていた。
ヤクモノへの入賞に応じて所定数の賞品球を払出
すごとに、効果音を発生させ遊技者に臨場感を持
たせて賞品球の払出しに伴う興奮をさらに一層盛
り上げんとしていた。
そして、賞品球の払出時に効果音を発生させる
技術として、従来、たとえば、実公昭43−26015
号公報あるいは実公昭51−50069号公報に記載の
ものがあり、賞品球受皿に通ずる賞球放出空間を
落下してくる賞品球の落下軌跡上に鈴体を臨ませ
て取付け、落下してきた賞品球がその鈴体に衝突
することによつて打音を発生させこれを効果音と
していた。
技術として、従来、たとえば、実公昭43−26015
号公報あるいは実公昭51−50069号公報に記載の
ものがあり、賞品球受皿に通ずる賞球放出空間を
落下してくる賞品球の落下軌跡上に鈴体を臨ませ
て取付け、落下してきた賞品球がその鈴体に衝突
することによつて打音を発生させこれを効果音と
していた。
しかし、この従来の効果音発生技術を、前述し
た、上部球受皿からの逸流球を下部球受皿で貯留
するという溢流球貯留タイプの弾球遊技機に適用
する場合に、たとえば、前記溢流球を下部球受皿
に導く賞球放出空間内に鈴体を配設させたので
は、溢流球の衝突のみによつて前記鈴体が音を発
生することになり、肝腎な賞品球の放出時に効果
音が発生されない事態が生じるのである。そこ
で、賞品球を放出する賞球放出機構から上部球受
皿までの賞品球の落下軌跡上に前記鈴体を設ける
必要が生ずるのであるが、その場合、前記上部球
受皿は賞品球でその上部賞球放出口が塞がつてい
る場合が多々あるため、鈴体から発せられた音が
その上部賞球放出口から出ることなく塞がれて内
にこもる場合が生じる不都合が生じる。すなわ
ち、前記従来の効果音発生技術は、鈴体に賞品球
が衝突することによつて音を発生させているため
に、効果音の発生条件が賞品球の落下衝突時に限
定されてしまうのであり、その発音条件の制約か
らして、前述した溢流球貯留タイプの弾球遊技機
に応用しにくいという欠点があつた。
た、上部球受皿からの逸流球を下部球受皿で貯留
するという溢流球貯留タイプの弾球遊技機に適用
する場合に、たとえば、前記溢流球を下部球受皿
に導く賞球放出空間内に鈴体を配設させたので
は、溢流球の衝突のみによつて前記鈴体が音を発
生することになり、肝腎な賞品球の放出時に効果
音が発生されない事態が生じるのである。そこ
で、賞品球を放出する賞球放出機構から上部球受
皿までの賞品球の落下軌跡上に前記鈴体を設ける
必要が生ずるのであるが、その場合、前記上部球
受皿は賞品球でその上部賞球放出口が塞がつてい
る場合が多々あるため、鈴体から発せられた音が
その上部賞球放出口から出ることなく塞がれて内
にこもる場合が生じる不都合が生じる。すなわ
ち、前記従来の効果音発生技術は、鈴体に賞品球
が衝突することによつて音を発生させているため
に、効果音の発生条件が賞品球の落下衝突時に限
定されてしまうのであり、その発音条件の制約か
らして、前述した溢流球貯留タイプの弾球遊技機
に応用しにくいという欠点があつた。
さらに、前記従来の鈴体を利用した効果音発生
技術では単純な打音しか生じず、音色や音域等音
の種類において限定されてしまい、音響効果に乏
しく遊技者に味気ない感じを与える欠点もあつ
た。
技術では単純な打音しか生じず、音色や音域等音
の種類において限定されてしまい、音響効果に乏
しく遊技者に味気ない感じを与える欠点もあつ
た。
さらに、近年の弾球遊技機においては、賞品球
放出時のみでなく、その他種々の遊技状態で効果
音や警報音さらには各種の情報を含む音を発生さ
せたいという技術的要望があるが、前記従来の鈴
体を用いた音発生技術では、音の発生条件が賞品
球の放出時という制約が付されており、かつ音色
や音域等において幅が狭く音の種類においても制
約が付されている点からして、前記技術的要望に
応えることができないという欠点があつた。
放出時のみでなく、その他種々の遊技状態で効果
音や警報音さらには各種の情報を含む音を発生さ
せたいという技術的要望があるが、前記従来の鈴
体を用いた音発生技術では、音の発生条件が賞品
球の放出時という制約が付されており、かつ音色
や音域等において幅が狭く音の種類においても制
約が付されている点からして、前記技術的要望に
応えることができないという欠点があつた。
本発明は、かかる実情に鑑み、玉の放出時に限
定されることなく音を発生することができ、しか
も、音色や音域等音の種類において幅の広い音を
出すことができるようにし、発音条件および音の
種類の両方において、制約を解除して自在性を持
たせることを目的とする。
定されることなく音を発生することができ、しか
も、音色や音域等音の種類において幅の広い音を
出すことができるようにし、発音条件および音の
種類の両方において、制約を解除して自在性を持
たせることを目的とする。
本発明に係る弾球遊技機は、
賞球放出機構から放出された賞球を上部賞球放
出口へ導き、上部球受皿で溢れた賞球を下部賞球
放出口へ導く賞球放出空間が機構盤に形成され、 前記賞球放出空間と下部球受皿とを接続する接
続樋を設け、 下部賞球放出口の開口は、弾球遊技機の裏面側
より前面側を拡開状に形成し、 前記賞球放出空間の上部賞球放出口と下部賞球
放出口との間の連通状にされた部分に音抜き孔を
設け、 前記音抜き孔の設けられた部分の賞球放出空間
を形成する裏機構盤の裏面側に、該音抜き孔に対
応してスピーカが装着されていることを特徴とす
る。
出口へ導き、上部球受皿で溢れた賞球を下部賞球
放出口へ導く賞球放出空間が機構盤に形成され、 前記賞球放出空間と下部球受皿とを接続する接
続樋を設け、 下部賞球放出口の開口は、弾球遊技機の裏面側
より前面側を拡開状に形成し、 前記賞球放出空間の上部賞球放出口と下部賞球
放出口との間の連通状にされた部分に音抜き孔を
設け、 前記音抜き孔の設けられた部分の賞球放出空間
を形成する裏機構盤の裏面側に、該音抜き孔に対
応してスピーカが装着されていることを特徴とす
る。
発音体であるスピーカの取付位置が、賞球放出
空間の上部賞球放出口と下部賞球放出口との間の
裏機構盤の裏面側であるために、スペース的に無
理なくスピーカを設けることができる。しかも、
発音体がスピーカであるために、発音条件が賞品
球の放出時に限定されることがなく、かつ、音色
や音域等音の種類において幅広い音を出すことが
可能である。
空間の上部賞球放出口と下部賞球放出口との間の
裏機構盤の裏面側であるために、スペース的に無
理なくスピーカを設けることができる。しかも、
発音体がスピーカであるために、発音条件が賞品
球の放出時に限定されることがなく、かつ、音色
や音域等音の種類において幅広い音を出すことが
可能である。
さらに、スピーカから発せられた音は、賞球放
出空間から下部賞球放出口を通つて弾球遊技機の
前面側に出てくるために、音が遊技者の耳によく
伝わる。しかも、音の出口である下部賞球放出口
の開口が、弾球遊技機の裏面側より前面側を拡開
状に形成しているために玉づまりがおこりにく
く、しかも、音がより一層前方に放出されやすく
なり、スピーカの音を遊技者がより一層聞きやす
くなる。
出空間から下部賞球放出口を通つて弾球遊技機の
前面側に出てくるために、音が遊技者の耳によく
伝わる。しかも、音の出口である下部賞球放出口
の開口が、弾球遊技機の裏面側より前面側を拡開
状に形成しているために玉づまりがおこりにく
く、しかも、音がより一層前方に放出されやすく
なり、スピーカの音を遊技者がより一層聞きやす
くなる。
第1図は、この発明の一実施例に適用される効
果音発生のための電気回路の構成を示すブロツク
図である。構成において、第1の遊技状態検出手
段の一例のスイツチ11と、第2の遊技状態検出
手段の一例のスイツチ12と、第2遊技状態検出
手段の他の例のスイツチ121、遅延回路12
2、アンドゲート123、フリツプフロツプ12
4および125、スイツチ126、リセツトスイ
ツチ127を含む回路と、単安定マルチ131お
よび132、アンドゲート14、ゲート回路15
1、152および153、音源信号発振回路1
6、増幅回路17、パルス発振回路18を含む音
源手段と、スピーカ(後述の第3図で詳細に説明
する)30とから構成される。なお、この実施例
の効果音発生装置は、効果音の音色および周波数
を同じとし、遊技状態によつて効果音の発生期間
を可変することにより、効果音の種類を異ならせ
たことを特徴とする。
果音発生のための電気回路の構成を示すブロツク
図である。構成において、第1の遊技状態検出手
段の一例のスイツチ11と、第2の遊技状態検出
手段の一例のスイツチ12と、第2遊技状態検出
手段の他の例のスイツチ121、遅延回路12
2、アンドゲート123、フリツプフロツプ12
4および125、スイツチ126、リセツトスイ
ツチ127を含む回路と、単安定マルチ131お
よび132、アンドゲート14、ゲート回路15
1、152および153、音源信号発振回路1
6、増幅回路17、パルス発振回路18を含む音
源手段と、スピーカ(後述の第3図で詳細に説明
する)30とから構成される。なお、この実施例
の効果音発生装置は、効果音の音色および周波数
を同じとし、遊技状態によつて効果音の発生期間
を可変することにより、効果音の種類を異ならせ
たことを特徴とする。
第2図は、この発明の一実施例のパチンコ遊技
機20の裏面構造を示す図解図である。パチンコ
遊技機20の表側の遊技盤面には、図示しない
が、複数のセーフ孔と入賞球装置(ヤクモノ)が
配設され、遊技盤下方にはアウト球入口21が形
成される。
機20の裏面構造を示す図解図である。パチンコ
遊技機20の表側の遊技盤面には、図示しない
が、複数のセーフ孔と入賞球装置(ヤクモノ)が
配設され、遊技盤下方にはアウト球入口21が形
成される。
遊技盤裏面には、セーフ孔およびヤクモノへ入
賞した入賞球を後述の入賞球処理器23へ導く径
路221が形成される。この入賞球処理器23
は、径路221の終端に筒部材231を支持部材
232で揺動自在に支持し、筒部材231の径路
221下端に1個のパチンコ球を受ける受部23
3を形成し、上端部にストツパ片234を形成し
て構成される。この筒部材221の回動方向下側
には、第1の遊技状態検出手段の一例の入賞球検
出スイツチ11が配設される。入賞球処理器23
で1個順次落下された入賞球は、径路222を介
して下方へ落下され、打込球集合樋223へ入
る。この打込球集合樋223には、前記アウト球
入口21を介して回収されたアウト球も落入す
る。入賞球集合樋223で集合された入賞球およ
びアウト球(すなわち打込球)が径路224を介
して適当な還元装置で還元される。
賞した入賞球を後述の入賞球処理器23へ導く径
路221が形成される。この入賞球処理器23
は、径路221の終端に筒部材231を支持部材
232で揺動自在に支持し、筒部材231の径路
221下端に1個のパチンコ球を受ける受部23
3を形成し、上端部にストツパ片234を形成し
て構成される。この筒部材221の回動方向下側
には、第1の遊技状態検出手段の一例の入賞球検
出スイツチ11が配設される。入賞球処理器23
で1個順次落下された入賞球は、径路222を介
して下方へ落下され、打込球集合樋223へ入
る。この打込球集合樋223には、前記アウト球
入口21を介して回収されたアウト球も落入す
る。入賞球集合樋223で集合された入賞球およ
びアウト球(すなわち打込球)が径路224を介
して適当な還元装置で還元される。
前記パチンコ遊技機20の裏面上部には、賞品
球タンク24が設けられる。この賞品球タンク2
4の上部には、適当な還元装置で還元された球を
補給する補給筒225が設けられる。賞品球タン
ク24の底面下部には、貯留されている球を下方
に設けられた賞品球径路226へ導くための孔が
穿設される。賞品球径路226の終端部には、賞
品球払出機構25が設けられる。
球タンク24が設けられる。この賞品球タンク2
4の上部には、適当な還元装置で還元された球を
補給する補給筒225が設けられる。賞品球タン
ク24の底面下部には、貯留されている球を下方
に設けられた賞品球径路226へ導くための孔が
穿設される。賞品球径路226の終端部には、賞
品球払出機構25が設けられる。
前記賞球放出機構25には、賞品球径路226
の終端部に所定数の賞品球貯留部251を有し、
前記径路222へレバー252を挿通し、レバー
252を支持部253で揺動自在に支承し、レバ
ー252の他端をロツド254の一端に連結し、
ロツド254の他端をレバー256に連結する。
そして、入賞球処理器23で1個順次落下された
入賞球が径路222を通つて落下するときレバー
252の先端に乗り、球の自重でレバー252を
X方向へ回動させ、ロツド254を押上げてレバ
ー256を回動させることにより、賞品球貯留部
251に貯留されていた所定数の賞品球を放出さ
せる。
の終端部に所定数の賞品球貯留部251を有し、
前記径路222へレバー252を挿通し、レバー
252を支持部253で揺動自在に支承し、レバ
ー252の他端をロツド254の一端に連結し、
ロツド254の他端をレバー256に連結する。
そして、入賞球処理器23で1個順次落下された
入賞球が径路222を通つて落下するときレバー
252の先端に乗り、球の自重でレバー252を
X方向へ回動させ、ロツド254を押上げてレバ
ー256を回動させることにより、賞品球貯留部
251に貯留されていた所定数の賞品球を放出さ
せる。
前記賞品球貯留部251から放出された賞品球
を受ける下方位置には、天秤作動体256が設け
られる。この天秤作動体256は、賞品球貯留部
251の下方に「く字状」に折曲げられたく字状
レバー261を設け、該レバー261の上面に前
受板262を固着し、く字状レバー261を支持
部263で揺動自在に支承して構成される。この
前受板262へ落下された賞品球が、賞品球払出
口27へ導かれ、パチンコ遊技機の前面に設けら
れた球受皿を兼ねる打球待機樋へ導かれる。そし
て、前記賞品球払出口27により上部賞球放出口
が構成されている。く字状レバー261の賞品球
落下方向側には、第2の遊技状態検出手段の一例
の賞品球払出状態検出スイツチ12が配設され
る。
を受ける下方位置には、天秤作動体256が設け
られる。この天秤作動体256は、賞品球貯留部
251の下方に「く字状」に折曲げられたく字状
レバー261を設け、該レバー261の上面に前
受板262を固着し、く字状レバー261を支持
部263で揺動自在に支承して構成される。この
前受板262へ落下された賞品球が、賞品球払出
口27へ導かれ、パチンコ遊技機の前面に設けら
れた球受皿を兼ねる打球待機樋へ導かれる。そし
て、前記賞品球払出口27により上部賞球放出口
が構成されている。く字状レバー261の賞品球
落下方向側には、第2の遊技状態検出手段の一例
の賞品球払出状態検出スイツチ12が配設され
る。
ところで、図示のような賞品球払出機構25
は、賞品球払出口27あるいは打球待機樋にパチ
ンコ球の溢れたとき、溢れた球を前面下方に設け
られた余剰球受皿へ払出す余剰球払出口33から
ピアノ線などを入れて、レバー252を不正に回
動させることにより、賞品球の無いにもかかわら
ず不正に賞品球を払出すように不正遊技される場
合がある。そこで、第1の遊技状態として前記入
賞球検出スイツチ11で入賞球を検出する。前記
余剰球払出口33により下部賞球放出口が構成さ
れている。また、第2の遊技状態の他の例とし
て、不正遊技を検出するために、レバー252の
下側にレバー252の回動を検出するスイツチ1
21を設けるとともに、径路222の下方に入賞
球によつて閉成されるスイツチ126を設けるこ
とにより、不正遊技を検出した出力で第2の遊技
状態に定められている効果音を発生させるように
してもよい。
は、賞品球払出口27あるいは打球待機樋にパチ
ンコ球の溢れたとき、溢れた球を前面下方に設け
られた余剰球受皿へ払出す余剰球払出口33から
ピアノ線などを入れて、レバー252を不正に回
動させることにより、賞品球の無いにもかかわら
ず不正に賞品球を払出すように不正遊技される場
合がある。そこで、第1の遊技状態として前記入
賞球検出スイツチ11で入賞球を検出する。前記
余剰球払出口33により下部賞球放出口が構成さ
れている。また、第2の遊技状態の他の例とし
て、不正遊技を検出するために、レバー252の
下側にレバー252の回動を検出するスイツチ1
21を設けるとともに、径路222の下方に入賞
球によつて閉成されるスイツチ126を設けるこ
とにより、不正遊技を検出した出力で第2の遊技
状態に定められている効果音を発生させるように
してもよい。
第3図は、この発明に用いられるスピーカ30
が取付けられた状態を示す一例の図解図である。
図において、パチンコ遊技機20の前面枠下方に
は、打球待機樋へ連なる球受皿に貯留される球が
溢れたとき余剰球を受ける余剰球受皿32が配設
され、余剰球受皿32へ連なる部分に余剰球払出
口33が形成される。前記余剰球受皿32により
下部球受皿が構成されている。この余剰球払出口
33は、接続樋34および賞球放出空間35を介
して前記賞品球払出口27に関連的に接続され
る。この賞球放出空間35の後方板36には、音
抜き孔361が複数個穿設されていて、この音抜
き孔361の後方にはスピーカ30が取付部材3
62で取付けられる。
が取付けられた状態を示す一例の図解図である。
図において、パチンコ遊技機20の前面枠下方に
は、打球待機樋へ連なる球受皿に貯留される球が
溢れたとき余剰球を受ける余剰球受皿32が配設
され、余剰球受皿32へ連なる部分に余剰球払出
口33が形成される。前記余剰球受皿32により
下部球受皿が構成されている。この余剰球払出口
33は、接続樋34および賞球放出空間35を介
して前記賞品球払出口27に関連的に接続され
る。この賞球放出空間35の後方板36には、音
抜き孔361が複数個穿設されていて、この音抜
き孔361の後方にはスピーカ30が取付部材3
62で取付けられる。
第4A図および第4B図は、音抜き孔361の
形状を説明するために描いた図であり、ともに、
後方板36を正面側から見た場合の図である。第
4A図および第4B図において、ハツチングの入
つていない部分が、音抜き孔361である。第4
A図に示されるように、音抜き孔361は、その
幅がパチンコ球Pよりも狭くされた長手状の孔と
することができる。長手方向は、第4A図のよう
に横方向でなく、斜め方向や縦方向としてもよ
い。長手孔とした場合、要は音抜き孔361をパ
チンコ球Pが通過しないように、音抜き孔361
の幅がパチンコ球Pよりも狭く選ばれていればよ
い。音抜き孔361は、また、第4B図に示され
るように、パチンコ球Pの直径よりも小さな径の
孔で形成することができる。この場合、第4B図
では、音抜き孔361はすべて円形であるが、楕
円形や三角形、四角形等の多角形の孔であつても
よい。
形状を説明するために描いた図であり、ともに、
後方板36を正面側から見た場合の図である。第
4A図および第4B図において、ハツチングの入
つていない部分が、音抜き孔361である。第4
A図に示されるように、音抜き孔361は、その
幅がパチンコ球Pよりも狭くされた長手状の孔と
することができる。長手方向は、第4A図のよう
に横方向でなく、斜め方向や縦方向としてもよ
い。長手孔とした場合、要は音抜き孔361をパ
チンコ球Pが通過しないように、音抜き孔361
の幅がパチンコ球Pよりも狭く選ばれていればよ
い。音抜き孔361は、また、第4B図に示され
るように、パチンコ球Pの直径よりも小さな径の
孔で形成することができる。この場合、第4B図
では、音抜き孔361はすべて円形であるが、楕
円形や三角形、四角形等の多角形の孔であつても
よい。
次に、第1図ないし第3図を参照して、この発
明の一実施例に適用される効果音発生のためのブ
ロツク図の動作について説明する。まず、第1の
遊技状態を入賞球検出状態としかつ第2遊技状態
を賞品球払出状態とした場合を想定して説明す
る。遊技者によつて打球されたパチンコ球がセー
フ孔またはヤクモノへ入賞すると、前記入賞球処
理器23で1個順次落下される。このとき、凸部
材231の回動によつて、入賞球検出スイツチ1
1が開成されるため、単安定マルチ131に動作
指令信号が与えられる。応じて、単安定マルチ1
31は、一定時間(T1時間)の間ゲート開成指
令信号をゲート回路151に与える。応じて、ゲ
ート回路151は常時連続的に与えられている音
源信号発振回路16の発振出力を単安定マルチ1
31の出力期間(T1時間)だけ増幅回路17に
与える。したがつて、増幅回路17はゲート回路
151を介して与えらる音源信号を増幅し、第1
の遊技状態を表わす比較的短時間(T1時間)の
効果音をスピーカ30から発生させる。
明の一実施例に適用される効果音発生のためのブ
ロツク図の動作について説明する。まず、第1の
遊技状態を入賞球検出状態としかつ第2遊技状態
を賞品球払出状態とした場合を想定して説明す
る。遊技者によつて打球されたパチンコ球がセー
フ孔またはヤクモノへ入賞すると、前記入賞球処
理器23で1個順次落下される。このとき、凸部
材231の回動によつて、入賞球検出スイツチ1
1が開成されるため、単安定マルチ131に動作
指令信号が与えられる。応じて、単安定マルチ1
31は、一定時間(T1時間)の間ゲート開成指
令信号をゲート回路151に与える。応じて、ゲ
ート回路151は常時連続的に与えられている音
源信号発振回路16の発振出力を単安定マルチ1
31の出力期間(T1時間)だけ増幅回路17に
与える。したがつて、増幅回路17はゲート回路
151を介して与えらる音源信号を増幅し、第1
の遊技状態を表わす比較的短時間(T1時間)の
効果音をスピーカ30から発生させる。
一方、入賞球処理器23で1個順次落下された
入賞球は、下方へ落下するときレバー252を押
下げることにより、所定数の賞品球を払出させ
る。この所定数の賞品球払出動作によつて、賞品
球払出状態検出スイツチ12が閉成されるため、
単安定マルチ132は前記単安定マルチ131の
一定時間よりも長い一定時間(すなわちT2>T1)
だけハイレベル信号を関してアンドゲート14に
与える。応じて、アンドゲート14は常時与えら
れているパルス発振回路18の出力のパルスをゲ
ート開成指令信号としてゲート回路152に与え
る。このため、ゲート回路152は、常時音源信
号発振回路16から与えられている音源信号をア
ンドゲート14の出力パルスに同期して間欠され
た信号として増幅回路17に与えて、スピーカ3
0から発生させる。このようにして、入賞球のあ
つたときは比較的短い時間だけ連続した効果音を
発生させ、かつ賞品球を払出したときは断続効果
音を発生させる。
入賞球は、下方へ落下するときレバー252を押
下げることにより、所定数の賞品球を払出させ
る。この所定数の賞品球払出動作によつて、賞品
球払出状態検出スイツチ12が閉成されるため、
単安定マルチ132は前記単安定マルチ131の
一定時間よりも長い一定時間(すなわちT2>T1)
だけハイレベル信号を関してアンドゲート14に
与える。応じて、アンドゲート14は常時与えら
れているパルス発振回路18の出力のパルスをゲ
ート開成指令信号としてゲート回路152に与え
る。このため、ゲート回路152は、常時音源信
号発振回路16から与えられている音源信号をア
ンドゲート14の出力パルスに同期して間欠され
た信号として増幅回路17に与えて、スピーカ3
0から発生させる。このようにして、入賞球のあ
つたときは比較的短い時間だけ連続した効果音を
発生させ、かつ賞品球を払出したときは断続効果
音を発生させる。
なお、より好ましくは、増幅回路17の増幅度
を可変して音源信号に基づいて発生される効果音
の音量を調節自在とし、遊技場の夜間においては
効果音の音量を小さくできるように構成すればよ
い。また、音源信号発振回路16の発振周波数を
可変自在とし、パチンコ遊技ごとにあるいは島単
位で発振周波数を変えることにより、入賞球ある
いは賞品球払出状態に基づいて発生される効果音
の周波数を台ごとにあるいは島単位で異ならせて
もよい。
を可変して音源信号に基づいて発生される効果音
の音量を調節自在とし、遊技場の夜間においては
効果音の音量を小さくできるように構成すればよ
い。また、音源信号発振回路16の発振周波数を
可変自在とし、パチンコ遊技ごとにあるいは島単
位で発振周波数を変えることにより、入賞球ある
いは賞品球払出状態に基づいて発生される効果音
の周波数を台ごとにあるいは島単位で異ならせて
もよい。
次に、第1図の変形例として、第1の遊技状態
を入賞球検出状態としかつ第2の遊技状態を不正
遊技状態検出状態とした場合について説明する。
不正遊技のあつた場合は、遊技場の係員に知らせ
る必要があるため、連続的に効果音を発生させれ
ば、遊技場の係員が容易に不正遊技を知ることが
でき、また不正遊技者も連続的な効果音の発生に
驚いて不正遊技をやめるであろう。そこで、不正
遊技の場合は次のごとく連続音を発生させる。す
なわち、適正な遊技状態においては、入賞球処理
器23で1個順次落下された入賞球は、最初にレ
バー252の先端に乗り球の自重でレバー252
を下方へ押下げた後、スイツチ126のレバーを
押下げて該スイツチ126を閉成させる。このと
き、レバー252が回動されたとき、スイツチ1
21が閉成されるため、ハイレベル信号がスイツ
チ121を介してフリツプフロツプ124をセツ
トさせるとともに、遅延回路122に作動指令信
号として与えられる。この遅延回路122はレバ
ー251の先端に乗つた球が落下してスイツチ1
26を閉成させるのに要する時間よりもやや長い
時間だけ遅れて出力を導出するように構成され
る。このため、スイツチ121が閉成された時点
では、フリツプフロツプ124のセツト出力端か
らハイレベルが導出されてアンドゲート123の
一方入力として与えられるが、遅延回路122は
未だハイレベルを導出しない。そして、落下され
た入賞球でスイツチ126が閉成されると、ハイ
レベルがスイツチ126を介してフリツプフロツ
プ124をリセツトさせるため、フリツプフロツ
プ124のセツト出力がローレベルに反転する。
その後、遅延回路122がハイレベル出力を導出
しても、アンドゲート123はハイレベル出力を
導出しない。
を入賞球検出状態としかつ第2の遊技状態を不正
遊技状態検出状態とした場合について説明する。
不正遊技のあつた場合は、遊技場の係員に知らせ
る必要があるため、連続的に効果音を発生させれ
ば、遊技場の係員が容易に不正遊技を知ることが
でき、また不正遊技者も連続的な効果音の発生に
驚いて不正遊技をやめるであろう。そこで、不正
遊技の場合は次のごとく連続音を発生させる。す
なわち、適正な遊技状態においては、入賞球処理
器23で1個順次落下された入賞球は、最初にレ
バー252の先端に乗り球の自重でレバー252
を下方へ押下げた後、スイツチ126のレバーを
押下げて該スイツチ126を閉成させる。このと
き、レバー252が回動されたとき、スイツチ1
21が閉成されるため、ハイレベル信号がスイツ
チ121を介してフリツプフロツプ124をセツ
トさせるとともに、遅延回路122に作動指令信
号として与えられる。この遅延回路122はレバ
ー251の先端に乗つた球が落下してスイツチ1
26を閉成させるのに要する時間よりもやや長い
時間だけ遅れて出力を導出するように構成され
る。このため、スイツチ121が閉成された時点
では、フリツプフロツプ124のセツト出力端か
らハイレベルが導出されてアンドゲート123の
一方入力として与えられるが、遅延回路122は
未だハイレベルを導出しない。そして、落下され
た入賞球でスイツチ126が閉成されると、ハイ
レベルがスイツチ126を介してフリツプフロツ
プ124をリセツトさせるため、フリツプフロツ
プ124のセツト出力がローレベルに反転する。
その後、遅延回路122がハイレベル出力を導出
しても、アンドゲート123はハイレベル出力を
導出しない。
一方、レバー252をピアノ線等で不正に回動
させて不正に賞品球を払出させようとすれば、ス
イツチ121が閉成されてから遅延回路122で
定まる遅延時間を越えても、スイツチ126が閉
成されないため、フリツプフロツプ124のセツ
ト出力はハイレベルを導出し続ける。このとき、
遅延回路122がハイレベルを導出すると、アン
ドゲート123はハイレベルを導出してフリツプ
フロツプ125をセツトさせるため、フリツプフ
ロツプ125のセツト出力がゲート開成指令信号
として連続的にゲート回路153へ与えられる。
このため、ゲート回路153はフリツプフロツプ
125からハイレベルが与えられている期間中、
音源信号発振回路16から与えられる音源信号を
連続的に増幅回路17に与えて、スピーカ30か
ら連続音を発生させ、不正遊技状態であることを
知らせる。そして、遊技場の係員が連続音の警報
を聞いて不正遊技に気付き、適当な処置を行なつ
た後リセツトボタン127を押圧すると、フリツ
プフロツプ124,125がリセツトされるた
め、以後ゲート回路153が音源信号の導出を停
止して連続音の発生を停止する。
させて不正に賞品球を払出させようとすれば、ス
イツチ121が閉成されてから遅延回路122で
定まる遅延時間を越えても、スイツチ126が閉
成されないため、フリツプフロツプ124のセツ
ト出力はハイレベルを導出し続ける。このとき、
遅延回路122がハイレベルを導出すると、アン
ドゲート123はハイレベルを導出してフリツプ
フロツプ125をセツトさせるため、フリツプフ
ロツプ125のセツト出力がゲート開成指令信号
として連続的にゲート回路153へ与えられる。
このため、ゲート回路153はフリツプフロツプ
125からハイレベルが与えられている期間中、
音源信号発振回路16から与えられる音源信号を
連続的に増幅回路17に与えて、スピーカ30か
ら連続音を発生させ、不正遊技状態であることを
知らせる。そして、遊技場の係員が連続音の警報
を聞いて不正遊技に気付き、適当な処置を行なつ
た後リセツトボタン127を押圧すると、フリツ
プフロツプ124,125がリセツトされるた
め、以後ゲート回路153が音源信号の導出を停
止して連続音の発生を停止する。
効果音発生のための回路構成ブロツクを、上述
のような構成にすれば、遊技状態の種類によつ
て、効果音の時間的発生態様を可変することによ
り、複数の遊技状態を識別可能な効果音を発生で
きるパチンコ遊技機とすることができる。また、
電子音で効果音を発生できるため、音響効果を増
大でき、しかも増幅回路17の増幅両を可変する
ことにより音量を調節できる利点もある。
のような構成にすれば、遊技状態の種類によつ
て、効果音の時間的発生態様を可変することによ
り、複数の遊技状態を識別可能な効果音を発生で
きるパチンコ遊技機とすることができる。また、
電子音で効果音を発生できるため、音響効果を増
大でき、しかも増幅回路17の増幅両を可変する
ことにより音量を調節できる利点もある。
第5図は、この発明の一実施例に適用される効
果音発生のための他の電気回路の構成を示すブロ
ツク図である。この構成の回路では、遊技状態の
種類によつて効果音の周波数を可変するようにさ
れている。構成において、遊技状態を検出するた
めの遊技状態検出スイツチ411,412,…,
41nが対応する可変抵抗421,422,…,
42nを介して設置される。この可変抵抗421
〜42nの摺動子の出力電圧が周波数可変用制御
電圧として電圧制御型発振回路46に与えられ
る。このため、たとえば検出スイツチ411が或
る遊技状態に基づいて閉成されると、可変抵抗器
421の抵抗値に基づく電圧が電圧制御型発振回
路46に与えられるため、電圧制御型発振回路4
6は第1の周波数(F1)で発振動作し、その発
振出力を増幅回路17に与えてスピーカ30から
発生させる。このように構成することにより、遊
技状態の種類によつて異なる周波数の音声を発生
できる利点がある。ところで、前述の実施例で
は、弾球遊技機の一例として、セーフ孔または入
賞球装置への入賞球に応じて所定数の賞品球を払
出すようなパチンコ遊技機を取上げて説明した
が、この発明の技術思想は、パチンコ球を打球遊
技するその他各種の弾球遊技機にも適用できる。
そこで、この発明の他の実施例として、パチンコ
遊技機以外の他の弾球遊技機を例にとつて説明す
る。
果音発生のための他の電気回路の構成を示すブロ
ツク図である。この構成の回路では、遊技状態の
種類によつて効果音の周波数を可変するようにさ
れている。構成において、遊技状態を検出するた
めの遊技状態検出スイツチ411,412,…,
41nが対応する可変抵抗421,422,…,
42nを介して設置される。この可変抵抗421
〜42nの摺動子の出力電圧が周波数可変用制御
電圧として電圧制御型発振回路46に与えられ
る。このため、たとえば検出スイツチ411が或
る遊技状態に基づいて閉成されると、可変抵抗器
421の抵抗値に基づく電圧が電圧制御型発振回
路46に与えられるため、電圧制御型発振回路4
6は第1の周波数(F1)で発振動作し、その発
振出力を増幅回路17に与えてスピーカ30から
発生させる。このように構成することにより、遊
技状態の種類によつて異なる周波数の音声を発生
できる利点がある。ところで、前述の実施例で
は、弾球遊技機の一例として、セーフ孔または入
賞球装置への入賞球に応じて所定数の賞品球を払
出すようなパチンコ遊技機を取上げて説明した
が、この発明の技術思想は、パチンコ球を打球遊
技するその他各種の弾球遊技機にも適用できる。
そこで、この発明の他の実施例として、パチンコ
遊技機以外の他の弾球遊技機を例にとつて説明す
る。
第6図は、この発明の他の実施例として組合せ
表示器付弾球遊技機(組合せゲーム機)を構成す
る場合に、当該ゲーム機に適用される効果音発生
のための電気回路の構成を示すブロツク図であ
る。
表示器付弾球遊技機(組合せゲーム機)を構成す
る場合に、当該ゲーム機に適用される効果音発生
のための電気回路の構成を示すブロツク図であ
る。
まず、第6図の説明に先立ち、他の実施例とし
ての組合せゲーム機の概略を説明する。なお、組
合せゲーム機自体の基本的構成は、既に公知であ
る。
ての組合せゲーム機の概略を説明する。なお、組
合せゲーム機自体の基本的構成は、既に公知であ
る。
組合せゲーム機の遊技盤下方には、複数の球受
口が配設され、それぞれに識別情報(たとえば数
字)が描かれている。この各球受口の裏側には、
落入した球を検出するための検出スイツチ51
1,512,…,51nが設けられる。遊技盤中
央部には、各球受口に対応する表示部(たとえば
発光ダイオードまたは表示ランプ)531,53
2,…,53nが所定の組合わせで配設された組
合わせ表示器を設ける。この組合わせ表示器は、
たとえば縦横4列の表示部を含み、縦、横、斜め
のいずれか1列の4個の表示部のすべてが発光表
示(表示ランプの場合は点灯表示)したとき、1
つの組合わせが成立したものとして或る価値を付
与するものである。なお、組合わせ表示器を設け
たこの実施例の弾球遊技機は、コインの投入に応
じて所定数のパチンコ球を打球でき、所定数のパ
チンコ球を打球終了したときに組合わせを判定し
て組合わせ成立状態に基づいて或る価値の一例と
して再ゲームできかつ景品と交換可能なコインを
払出すコインゲーム機(通称アレンジボール)、
複数の球受口とともに入賞球装置またはセーフ孔
を遊技盤に設けかつセーフ孔または入賞球装置へ
の入賞球に応じて所定数の賞品球を払出制御し、
しかも球受口への落入組合わせに基づく組合わせ
状態に基づいて或る価値(たとえば入賞球装置を
開成したり、賞品球を払出すもの)ような組合わ
せ式のパチンコ機のいずれであつてもかまわな
い。
口が配設され、それぞれに識別情報(たとえば数
字)が描かれている。この各球受口の裏側には、
落入した球を検出するための検出スイツチ51
1,512,…,51nが設けられる。遊技盤中
央部には、各球受口に対応する表示部(たとえば
発光ダイオードまたは表示ランプ)531,53
2,…,53nが所定の組合わせで配設された組
合わせ表示器を設ける。この組合わせ表示器は、
たとえば縦横4列の表示部を含み、縦、横、斜め
のいずれか1列の4個の表示部のすべてが発光表
示(表示ランプの場合は点灯表示)したとき、1
つの組合わせが成立したものとして或る価値を付
与するものである。なお、組合わせ表示器を設け
たこの実施例の弾球遊技機は、コインの投入に応
じて所定数のパチンコ球を打球でき、所定数のパ
チンコ球を打球終了したときに組合わせを判定し
て組合わせ成立状態に基づいて或る価値の一例と
して再ゲームできかつ景品と交換可能なコインを
払出すコインゲーム機(通称アレンジボール)、
複数の球受口とともに入賞球装置またはセーフ孔
を遊技盤に設けかつセーフ孔または入賞球装置へ
の入賞球に応じて所定数の賞品球を払出制御し、
しかも球受口への落入組合わせに基づく組合わせ
状態に基づいて或る価値(たとえば入賞球装置を
開成したり、賞品球を払出すもの)ような組合わ
せ式のパチンコ機のいずれであつてもかまわな
い。
第5図を参照して、構成において、第1の遊技
状態検出手段の一例の球受口へ入つたパチンコ球
を検出する検出スイツチ511〜51nと、パチ
ンコ球の入つた球受口を1ゲーム期間あるいは組
合わせ成立するまで記憶保持するフリツプフロツ
プ521〜52nと、表示部531〜53nを含
む組合わせ表示器と、オアゲート54と、ゲート
回路551〜552と、音源信号発振回路56
1,562と、増幅回路17と、スピーカ30
と、第2の遊技状態検出手段の一例の組合わせ判
定回路57およびオアゲート58と、価値付与手
段59とから構成される。なお、音源信号発振回
路561と562は、それぞれ異なる音色を発生
できるように、異なる周波数でありかつ異なる波
形(すなわち音色)となるように回路構成され
る。
状態検出手段の一例の球受口へ入つたパチンコ球
を検出する検出スイツチ511〜51nと、パチ
ンコ球の入つた球受口を1ゲーム期間あるいは組
合わせ成立するまで記憶保持するフリツプフロツ
プ521〜52nと、表示部531〜53nを含
む組合わせ表示器と、オアゲート54と、ゲート
回路551〜552と、音源信号発振回路56
1,562と、増幅回路17と、スピーカ30
と、第2の遊技状態検出手段の一例の組合わせ判
定回路57およびオアゲート58と、価値付与手
段59とから構成される。なお、音源信号発振回
路561と562は、それぞれ異なる音色を発生
できるように、異なる周波数でありかつ異なる波
形(すなわち音色)となるように回路構成され
る。
動作において、遊技者によつて打球されたパチ
ンコ球が或る球受口たとえばスイツチ511に対
応する球受口)へ落入すると、落入したパチンコ
球の通過によつてスイツチ511が閉成される。
応じて、ハイレベルがスイツチ511を介してフ
リツプフロツプ521をセツトさせるとともに、
オアゲート54を介してゲート開成指令信号とし
てゲート回路551に与えられる。応じて、フリ
ツプフロツプ521のセツト出力で表示部531
が点灯表示される。これと同時に、ゲート回路5
51が一定時間開成されて、音源信号発振回路5
61から与えられる音源信号を増幅回路17に与
える。増幅回路17は音源信号発振回路561の
発振周波数でありかつ発振波形に基づく音色の効
果音をスピーカ30から発生させる。以後同様に
して、打込球が各球受口を通過するごとに、対応
するスイツチで検出されて音源信号発振回路56
1の出力信号に基づく第1の効果音が発生され、
かつ通過球のあつた球受口に対応する表示部が点
灯表示される。そして、1ゲーム終了後あるいは
球受口を通過した打込球が一定数になると、組合
わせ判定回路57に判定指令信号が与えられる。
この組合わせ判定回路57は、たとえばマトリク
ス回路から構成され、組合わせ表示器の各表示部
で点灯表示されている組合わせが縦、横、斜めの
いずれか1列のすべての表示部の点灯状態となつ
ていれば、組合わせ列別の出力端から順次ハイレ
ベルを導出し、オアゲート58を介して価値付与
手段59に与える。応じて、価値付与手段59を
組合わせ成立状態に基づく価値(たとえばコイン
の払出しあるいは賞品球の払出しもしくは入賞球
装置の開成等)を行なう。これと同時に、オアゲ
ート58の出力がゲート開成指令信号としてゲー
ト回路522に与えられるため、ゲート回路55
2は常時与えられている音源信号発振回路562
の出力を一定時間だけ増幅回路17に与えて、ス
ピーカ30から第2の効果音として発生させる。
なお、必要に応じて、ゲート回路551および5
52の構成として、ゲート回路551の音源信号
導出時間を短くしかつゲート回路552の音源信
号導出時間を長くすることにより、第1の遊技状
態に基づいて比較的短時間に効果音を発生させ、
第2の遊技状態に基づいて第1の遊技状態におけ
る音色とは異なる音色の効果音を比較的長い時間
発生させるようにしてもよい。また、この実施例
においても、前述の第1図に示すような音の長短
により効果音の種類を異ならせるものや、音の周
波数によつて効果音を異ならせるようなものであ
つてもよい。
ンコ球が或る球受口たとえばスイツチ511に対
応する球受口)へ落入すると、落入したパチンコ
球の通過によつてスイツチ511が閉成される。
応じて、ハイレベルがスイツチ511を介してフ
リツプフロツプ521をセツトさせるとともに、
オアゲート54を介してゲート開成指令信号とし
てゲート回路551に与えられる。応じて、フリ
ツプフロツプ521のセツト出力で表示部531
が点灯表示される。これと同時に、ゲート回路5
51が一定時間開成されて、音源信号発振回路5
61から与えられる音源信号を増幅回路17に与
える。増幅回路17は音源信号発振回路561の
発振周波数でありかつ発振波形に基づく音色の効
果音をスピーカ30から発生させる。以後同様に
して、打込球が各球受口を通過するごとに、対応
するスイツチで検出されて音源信号発振回路56
1の出力信号に基づく第1の効果音が発生され、
かつ通過球のあつた球受口に対応する表示部が点
灯表示される。そして、1ゲーム終了後あるいは
球受口を通過した打込球が一定数になると、組合
わせ判定回路57に判定指令信号が与えられる。
この組合わせ判定回路57は、たとえばマトリク
ス回路から構成され、組合わせ表示器の各表示部
で点灯表示されている組合わせが縦、横、斜めの
いずれか1列のすべての表示部の点灯状態となつ
ていれば、組合わせ列別の出力端から順次ハイレ
ベルを導出し、オアゲート58を介して価値付与
手段59に与える。応じて、価値付与手段59を
組合わせ成立状態に基づく価値(たとえばコイン
の払出しあるいは賞品球の払出しもしくは入賞球
装置の開成等)を行なう。これと同時に、オアゲ
ート58の出力がゲート開成指令信号としてゲー
ト回路522に与えられるため、ゲート回路55
2は常時与えられている音源信号発振回路562
の出力を一定時間だけ増幅回路17に与えて、ス
ピーカ30から第2の効果音として発生させる。
なお、必要に応じて、ゲート回路551および5
52の構成として、ゲート回路551の音源信号
導出時間を短くしかつゲート回路552の音源信
号導出時間を長くすることにより、第1の遊技状
態に基づいて比較的短時間に効果音を発生させ、
第2の遊技状態に基づいて第1の遊技状態におけ
る音色とは異なる音色の効果音を比較的長い時間
発生させるようにしてもよい。また、この実施例
においても、前述の第1図に示すような音の長短
により効果音の種類を異ならせるものや、音の周
波数によつて効果音を異ならせるようなものであ
つてもよい。
第7図は、この発明のさらに他の実施例の遊技
盤に設けられる可変表示手段の回転ドラム機構の
詳細図である。この実施例では、遊技盤上に回転
ドラム機構60を設けるとともに、パチンコ球の
通過または入賞に応じて回転ドラム機構60を可
変表示できる条件の定められた通過領域を形成
し、回転ドラム機構が可変表示された後、遊技者
の操作によりあるいは一定時間後に停止したとき
の表示状態に基づいて、付与する価値が可変する
ようにされている。以下に、回転ドラム機構60
の詳細を説明する。
盤に設けられる可変表示手段の回転ドラム機構の
詳細図である。この実施例では、遊技盤上に回転
ドラム機構60を設けるとともに、パチンコ球の
通過または入賞に応じて回転ドラム機構60を可
変表示できる条件の定められた通過領域を形成
し、回転ドラム機構が可変表示された後、遊技者
の操作によりあるいは一定時間後に停止したとき
の表示状態に基づいて、付与する価値が可変する
ようにされている。以下に、回転ドラム機構60
の詳細を説明する。
図において、回転ドラム機構60に含まれる回
転ドラム群61は、たとえば複数列の回転ドラム
61a,61b,61cからなり、各列のドラム
の外周上には絵模様や記号などの識別情報が描か
れている。そして、この各列のドラム61a,6
1b,61cの或る位置の識別情報が、遊技盤上
に現われる前面パネルの一部に形成された表示窓
Wから遊技者に視認できるように配置される。こ
の各列のドラム61a,61b,61cのそれぞ
れの側面には、外周上に描かれた識別情報の数に
相当する歯数を有するラチエツト歯車62a,6
2b,62c(図示では62aのみを示す)が固
着される。そして、各列のドラム61a,61
b,61cのそれぞれは、ドラム軸63に遊嵌さ
れてその摩擦力で個別的に回転可能なように構成
される。ドラム軸63は、その両側がボツクス6
4の側面で軸支され、その一方端に回転力伝達機
構65に含まれる歯車651が固着される。この
歯車651は減速用歯車652と噛み合い結合さ
れる。そして、ボツクス64の側面にドラム駆動
用モータ66が固着される。このモータ66はギ
ヤードモータであつて、変速用歯車652に噛合
い結合し、その回転力を歯車652,651を介
してドラム軸63に伝達し、回転ドラム61を回
転駆動する。また、ボツクス64の後方側面に
は、各列のドラム軸61a,61b,61cのそ
れぞれを個別的に回転または停止制御するための
ソレノイド67a,67b,67cが固着され
る。これらのソレノイドのソレノイド軸68a,
68b,68cは、それぞれ係止レバー69a,
69b,69cの一端とピンで支承される。この
係止レバー69a,69b,69cのほぼ中央部
には、レバー軸69で軸支され、該レバー軸69
の両端がボツクス64の両側面に固着される。各
列のドラム61a,61b,61cに対応する係
止レバー69a,69b,69cのそれぞれの先
端には、爪状部69a′,69b′,69c′(図示では
69a′のみが示される)が形成され、この爪状部
69a′,69b′,69c′が対応するラチエツト歯
車62a,62b,62cのそれぞれと係合して
各列のドラムを停止し、ロツク状態を保持する。
転ドラム群61は、たとえば複数列の回転ドラム
61a,61b,61cからなり、各列のドラム
の外周上には絵模様や記号などの識別情報が描か
れている。そして、この各列のドラム61a,6
1b,61cの或る位置の識別情報が、遊技盤上
に現われる前面パネルの一部に形成された表示窓
Wから遊技者に視認できるように配置される。こ
の各列のドラム61a,61b,61cのそれぞ
れの側面には、外周上に描かれた識別情報の数に
相当する歯数を有するラチエツト歯車62a,6
2b,62c(図示では62aのみを示す)が固
着される。そして、各列のドラム61a,61
b,61cのそれぞれは、ドラム軸63に遊嵌さ
れてその摩擦力で個別的に回転可能なように構成
される。ドラム軸63は、その両側がボツクス6
4の側面で軸支され、その一方端に回転力伝達機
構65に含まれる歯車651が固着される。この
歯車651は減速用歯車652と噛み合い結合さ
れる。そして、ボツクス64の側面にドラム駆動
用モータ66が固着される。このモータ66はギ
ヤードモータであつて、変速用歯車652に噛合
い結合し、その回転力を歯車652,651を介
してドラム軸63に伝達し、回転ドラム61を回
転駆動する。また、ボツクス64の後方側面に
は、各列のドラム軸61a,61b,61cのそ
れぞれを個別的に回転または停止制御するための
ソレノイド67a,67b,67cが固着され
る。これらのソレノイドのソレノイド軸68a,
68b,68cは、それぞれ係止レバー69a,
69b,69cの一端とピンで支承される。この
係止レバー69a,69b,69cのほぼ中央部
には、レバー軸69で軸支され、該レバー軸69
の両端がボツクス64の両側面に固着される。各
列のドラム61a,61b,61cに対応する係
止レバー69a,69b,69cのそれぞれの先
端には、爪状部69a′,69b′,69c′(図示では
69a′のみが示される)が形成され、この爪状部
69a′,69b′,69c′が対応するラチエツト歯
車62a,62b,62cのそれぞれと係合して
各列のドラムを停止し、ロツク状態を保持する。
第8図は、第7図に示す可変表示手段を含むこ
の発明の一実施例の弾球遊技機に含まれる効果音
発生のための回路構成の一例を示すブロツク図で
ある。次に、第7図および第8図を参照して、第
8図の具体的な構成とともに、この実施例の弾球
遊技機で遊技状態別に効果音を発生する場合の動
作について説明する。
の発明の一実施例の弾球遊技機に含まれる効果音
発生のための回路構成の一例を示すブロツク図で
ある。次に、第7図および第8図を参照して、第
8図の具体的な構成とともに、この実施例の弾球
遊技機で遊技状態別に効果音を発生する場合の動
作について説明する。
遊技者によつて打込まれたパチンコ球が前記回
転ドラム機構60を回転駆動可能な条件の定めら
れた特定通過領域を通過すると、可変表示条件検
出部(またはスイツチ)71が駆動制御回路73
に駆動指令信号を与える。応じて、駆動制御回路
73はモータ66を回転駆動させるとともに、ソ
レノイド67a,67b,67cを付勢制御して
各列のロツク状態を解除させることにより、各列
のドラム軸61a,61b,61cをそれぞれ回
転駆動させる。この回転制御回路73のモータ駆
動指令信号(ハイレベル)がアンドゲート74の
一方入力として与えられるため、アンドゲート7
4はパルス発振回路18の出力パルスをゲート回
路551に与える。応じて、ゲート回路551は
パルス発振回路18の出力パルス周期に同期し
て、音源信号発振回路561出力の音源信号を間
欠的に導出し増幅回路17に与えて、スピーカ3
0から発生させる。これによつて、ドラム61
a,61b,61cのいずれかが回転駆動されて
識別情報を可変表示している期間中、可変表示状
態を表わす効果音として音源信号発振回路561
の出力で定まる音色の効果音が間欠的に発生され
る。そして、停止指令信号発生部72が停止指令
信号を導出すると、駆動制御回路73がソレノイ
ド67a〜67cおよびモータを停止制御する。
この停止指令信号発生部72としては、たとえば
各列のドラムを回転駆動し始めてから一定時間の
後に停止制御する場合であればタイマが用いら
れ、各列のドラムを遊技者の操作によつて個別に
停止制御する場合は遊技盤前面に各列のドラムに
対応して設けられる停止指令スイツチが用いられ
る。そして、すべてのドラム61a,61b,6
1cが停止されると、モータ66が停止制御され
るため、ゲート回路551は音源信号の導出を停
止して、可変表示状態を表わす効果音の発生を停
止させる。一方、駆動制御回路73のモータ停止
信号(ローレベル)がインバータ76で反転され
て、単安定マルチ77に与えられるため、単安定
マルチ77は表示状態判定回路78に表示状態判
定指令信号を与える。応じて、表示状態判定回路
78は各列のドラム61a,61b,61cで表
示される識別情報の組合わせが或る価値を付与す
るように定められた所定の組合わせであるか否か
を判別し、所定の組合わせに相当する表示状態で
あることをすると、価値付与手段79に価値付与
指令信号を与える。この価値付与手段79は、た
とえば各列のドラムの識別情報の組合わせの種類
によつて異なる価値を付与する一例として、ヤク
モノの開成数を可変してパチンコ球の入賞しやす
い条件を付与したり、払出す賞品球数を可変して
多量の賞品球を直接払出すものである。この表示
状態判定回路78の判定出力がゲート回路553
に与えられることにより、ゲート回路553は音
源信号発振回路563から与えられる音源信号を
一定時間導出して増幅回路17に与えてスピーカ
30から発生させる。このようにして、可変表示
状態においては間欠的にかつ音源信号発振回路5
61の出力に基づく音色の効果音を発生させ、可
変表示後の表示状態に基づいて或る価値を付与す
る状態においては音源信号発振回路563の出力
に基づく音色の効果音を発生させる。
転ドラム機構60を回転駆動可能な条件の定めら
れた特定通過領域を通過すると、可変表示条件検
出部(またはスイツチ)71が駆動制御回路73
に駆動指令信号を与える。応じて、駆動制御回路
73はモータ66を回転駆動させるとともに、ソ
レノイド67a,67b,67cを付勢制御して
各列のロツク状態を解除させることにより、各列
のドラム軸61a,61b,61cをそれぞれ回
転駆動させる。この回転制御回路73のモータ駆
動指令信号(ハイレベル)がアンドゲート74の
一方入力として与えられるため、アンドゲート7
4はパルス発振回路18の出力パルスをゲート回
路551に与える。応じて、ゲート回路551は
パルス発振回路18の出力パルス周期に同期し
て、音源信号発振回路561出力の音源信号を間
欠的に導出し増幅回路17に与えて、スピーカ3
0から発生させる。これによつて、ドラム61
a,61b,61cのいずれかが回転駆動されて
識別情報を可変表示している期間中、可変表示状
態を表わす効果音として音源信号発振回路561
の出力で定まる音色の効果音が間欠的に発生され
る。そして、停止指令信号発生部72が停止指令
信号を導出すると、駆動制御回路73がソレノイ
ド67a〜67cおよびモータを停止制御する。
この停止指令信号発生部72としては、たとえば
各列のドラムを回転駆動し始めてから一定時間の
後に停止制御する場合であればタイマが用いら
れ、各列のドラムを遊技者の操作によつて個別に
停止制御する場合は遊技盤前面に各列のドラムに
対応して設けられる停止指令スイツチが用いられ
る。そして、すべてのドラム61a,61b,6
1cが停止されると、モータ66が停止制御され
るため、ゲート回路551は音源信号の導出を停
止して、可変表示状態を表わす効果音の発生を停
止させる。一方、駆動制御回路73のモータ停止
信号(ローレベル)がインバータ76で反転され
て、単安定マルチ77に与えられるため、単安定
マルチ77は表示状態判定回路78に表示状態判
定指令信号を与える。応じて、表示状態判定回路
78は各列のドラム61a,61b,61cで表
示される識別情報の組合わせが或る価値を付与す
るように定められた所定の組合わせであるか否か
を判別し、所定の組合わせに相当する表示状態で
あることをすると、価値付与手段79に価値付与
指令信号を与える。この価値付与手段79は、た
とえば各列のドラムの識別情報の組合わせの種類
によつて異なる価値を付与する一例として、ヤク
モノの開成数を可変してパチンコ球の入賞しやす
い条件を付与したり、払出す賞品球数を可変して
多量の賞品球を直接払出すものである。この表示
状態判定回路78の判定出力がゲート回路553
に与えられることにより、ゲート回路553は音
源信号発振回路563から与えられる音源信号を
一定時間導出して増幅回路17に与えてスピーカ
30から発生させる。このようにして、可変表示
状態においては間欠的にかつ音源信号発振回路5
61の出力に基づく音色の効果音を発生させ、可
変表示後の表示状態に基づいて或る価値を付与す
る状態においては音源信号発振回路563の出力
に基づく音色の効果音を発生させる。
なお、必要に応じて、入賞球検出器75と音源
信号発振回路652とゲート回路552をさらに
設け、入賞球検出器75が入賞球を検出したとき
ゲート回路552が音源信号発振回路552出力
の音源信号を導出して増幅回路17に与えること
により、入賞球に相関する音色の効果音を発生さ
せてもよい。
信号発振回路652とゲート回路552をさらに
設け、入賞球検出器75が入賞球を検出したとき
ゲート回路552が音源信号発振回路552出力
の音源信号を導出して増幅回路17に与えること
により、入賞球に相関する音色の効果音を発生さ
せてもよい。
前述のごとく、この実施例によれば、可変表示
部材で可変表示しているときその可変表示状態に
適した効果音を発生するとができ、遊技者の興趣
を一層高めることができよう。
部材で可変表示しているときその可変表示状態に
適した効果音を発生するとができ、遊技者の興趣
を一層高めることができよう。
なお、上述の実施例では可変表示手段の一例と
して、回転ドラム機構を用いて機械的に可変表示
する場合について説明したが、その他の各種可変
表示手段として、複数個の表示部を一定個数ずつ
配列した表示器を設けておき、或る通過球に応じ
て対応する列の表示部を順次点灯表示させ、どの
表示列が先に所定数だけ表示されたかにより付与
する価値を可変するようなものであつてもよい。
して、回転ドラム機構を用いて機械的に可変表示
する場合について説明したが、その他の各種可変
表示手段として、複数個の表示部を一定個数ずつ
配列した表示器を設けておき、或る通過球に応じ
て対応する列の表示部を順次点灯表示させ、どの
表示列が先に所定数だけ表示されたかにより付与
する価値を可変するようなものであつてもよい。
上記実施例は、制御回路を論理回路の組合せで
構成したものを示したが、マイクロコンピユータ
を用いて上述の制御動作のプログラムによつて駆
動制御してもよい。
構成したものを示したが、マイクロコンピユータ
を用いて上述の制御動作のプログラムによつて駆
動制御してもよい。
発音条件が玉の放出時に限定されることがな
く、しかも、音色や音域等音の種類において幅の
広い音を出すことができ、弾球遊技機における発
音条件および音の種類において自在性を向上させ
得るに至つた。さらに、スピーカの音が遊技者の
耳によく伝わり、高い音響効果も期待し得る。
く、しかも、音色や音域等音の種類において幅の
広い音を出すことができ、弾球遊技機における発
音条件および音の種類において自在性を向上させ
得るに至つた。さらに、スピーカの音が遊技者の
耳によく伝わり、高い音響効果も期待し得る。
第1図は、この発明の一実施例に適用される効
果音発生のための回路の構成を示すブロツク図で
ある。第2図は、この発明の一実施例のパチンコ
遊技機の裏面構造を示す図解図である。第3図
は、この発明の一実施例におけるスピーカの取付
構造を示す詳細図である。第4A図および第4B
図は、スピーカが取付けられる部分に形成される
音抜き孔の形状を説明するための図である。第5
図は、この発明の一実施例に適用される効果音発
生のための他の電気回路の構成を示すブロツク図
である。第6図は、効果音発生のための他の回路
構成を示すブロツク図である。第7図は、この発
明の他の実施例に用いられる可変表示手段の一例
の回転ドラム機構の詳細図である。第8図は、第
7図の回転ドラム機構が設けられたこの発明の他
の実施例の弾球遊技機に用いられる効果音発生の
ための回路構成を示すブロツク図である。 図において、11,12,411〜41n,5
11〜51nは遊技状態検出手段の一例のスイツ
チ、131,132,77は単安定マルチ、1
4,54,58,74,123はゲート、15
1,153,551,552,553はゲート回
路、16,561〜563は音源信号発振回路、
17は増幅回路、30はスピーカ、421〜42
nは可変抵抗器、46は電圧制御型発振回路、5
7は組合わせ判定回路、59は価値付与手段、6
0は可変表示手段の一例の回転ドラム機構、73
は駆動制御回路、78は表示状態判定回路を示
す。
果音発生のための回路の構成を示すブロツク図で
ある。第2図は、この発明の一実施例のパチンコ
遊技機の裏面構造を示す図解図である。第3図
は、この発明の一実施例におけるスピーカの取付
構造を示す詳細図である。第4A図および第4B
図は、スピーカが取付けられる部分に形成される
音抜き孔の形状を説明するための図である。第5
図は、この発明の一実施例に適用される効果音発
生のための他の電気回路の構成を示すブロツク図
である。第6図は、効果音発生のための他の回路
構成を示すブロツク図である。第7図は、この発
明の他の実施例に用いられる可変表示手段の一例
の回転ドラム機構の詳細図である。第8図は、第
7図の回転ドラム機構が設けられたこの発明の他
の実施例の弾球遊技機に用いられる効果音発生の
ための回路構成を示すブロツク図である。 図において、11,12,411〜41n,5
11〜51nは遊技状態検出手段の一例のスイツ
チ、131,132,77は単安定マルチ、1
4,54,58,74,123はゲート、15
1,153,551,552,553はゲート回
路、16,561〜563は音源信号発振回路、
17は増幅回路、30はスピーカ、421〜42
nは可変抵抗器、46は電圧制御型発振回路、5
7は組合わせ判定回路、59は価値付与手段、6
0は可変表示手段の一例の回転ドラム機構、73
は駆動制御回路、78は表示状態判定回路を示
す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上部球受皿と下部球受皿とを設け、上部球受
皿へ賞球を放出する上部賞球放出口を形成すると
ともに、前記上部球受皿で溢れた賞球を下部球受
皿へ放出する下部賞球放出口を形成した弾球遊技
機において、 賞球放出機構から放出された賞球を上部賞球放
出口へ導き、上部球受皿で溢れた賞球を下部賞球
放出口へ導く賞球放出空間が裏機構盤に形成さ
れ、 前記賞球放出空間と下部球受皿とを接続する接
続樋を設け、 前記下部賞球放出口の開口は、弾球遊技機の裏
面側より前面側を拡開状に形成し、 前記賞球放出空間の上部賞球放出口と下部賞球
放出口との間の連通状にされた部分に音抜き孔を
設け、 該音抜き孔の設けられた部分の賞球放出空間を
形成する裏機構盤の裏面側に、該音抜き孔に対応
してスピーカが装着されていることを特徴とす
る、弾球遊技機。 2 前記弾球遊技機は、少なくとも第1の遊技状
態を検出する第1の遊技状態検出手段と、第2の
遊技状態を検出する第2の遊技状態検出手段と、 前記第1の遊技状態検出手段と第2の遊技状態
検出手段との検出出力に応答してスピーカに効果
音信号を与える音源手段とを含み、 該音源手段は、前記第1の遊技状態検出手段出
力に応じて発生する効果音信号と前記第2の遊技
状態検出手段出力に応じて発生する効果音信号と
の種類を異ならせることを特徴とする、特許請求
の範囲第1項記載の弾球遊技機。 3 前記音源手段は、効果音信号の発振周波数を
異ならせることによつて種類を異ならせることを
特徴とする、特許請求の範囲第2項記載の弾球遊
技機。 4 前記音源手段は、効果音信号の波形を異なら
せることによつて効果音信号の種類を異ならせる
ことを特徴とする、特許請求の範囲第2項記載の
弾球遊技機。 5 前記音源手段は、効果音信号の発生期間を異
ならせることによつて種類を異ならせることを特
徴とする、特許請求の範囲第2項記載の弾球遊技
機。 6 前記スピーカは、スピーカボツクスに収めら
れていることを特徴とする、特許請求の範囲第1
項ないし第5項のいずれかに記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61204046A JPS6284787A (ja) | 1986-08-30 | 1986-08-30 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61204046A JPS6284787A (ja) | 1986-08-30 | 1986-08-30 | 弾球遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6284787A JPS6284787A (ja) | 1987-04-18 |
JPS6324703B2 true JPS6324703B2 (ja) | 1988-05-21 |
Family
ID=16483855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61204046A Granted JPS6284787A (ja) | 1986-08-30 | 1986-08-30 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6284787A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003164573A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-10 | Aruze Corp | 遊技機、遊技機の演出方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及びサーバ |
JP5386791B2 (ja) * | 2007-04-23 | 2014-01-15 | 株式会社竹屋 | 遊技機 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4326015Y1 (ja) * | 1964-12-16 | 1968-10-31 | ||
JPS4941417U (ja) * | 1972-07-11 | 1974-04-11 | ||
JPS5150069U (ja) * | 1974-10-11 | 1976-04-15 | ||
JPS5245352U (ja) * | 1975-09-26 | 1977-03-31 | ||
JPS5343267U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-13 | ||
JPS5389518A (en) * | 1977-01-14 | 1978-08-07 | Sofuia Kk | Tv receiver type pachinko game field |
JPS5463942A (en) * | 1977-10-31 | 1979-05-23 | Sofuia Kk | Videoodisplayed pinball machine |
JPS5494939A (en) * | 1978-01-10 | 1979-07-27 | Sankyo Co | Pinball machine |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512385U (ja) * | 1974-06-21 | 1976-01-09 |
-
1986
- 1986-08-30 JP JP61204046A patent/JPS6284787A/ja active Granted
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4326015Y1 (ja) * | 1964-12-16 | 1968-10-31 | ||
JPS4941417U (ja) * | 1972-07-11 | 1974-04-11 | ||
JPS5150069U (ja) * | 1974-10-11 | 1976-04-15 | ||
JPS5245352U (ja) * | 1975-09-26 | 1977-03-31 | ||
JPS5343267U (ja) * | 1976-09-17 | 1978-04-13 | ||
JPS5389518A (en) * | 1977-01-14 | 1978-08-07 | Sofuia Kk | Tv receiver type pachinko game field |
JPS5463942A (en) * | 1977-10-31 | 1979-05-23 | Sofuia Kk | Videoodisplayed pinball machine |
JPS5494939A (en) * | 1978-01-10 | 1979-07-27 | Sankyo Co | Pinball machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6284787A (ja) | 1987-04-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2001255294B8 (en) | Parallel games on a gaming device | |
US5743523A (en) | Multi-game system with progressive bonus | |
US5697611A (en) | Redemption-type arcade game with game token return | |
US7824252B1 (en) | Mechanical wheel indicator with sound effects | |
HU206417B (en) | Coin-freed game apparatus | |
AU2001255294A1 (en) | Parallel games on a gaming device | |
JPS6325790B2 (ja) | ||
US7823883B1 (en) | Wheel indicator and ticket dispenser apparatus | |
JPS628775A (ja) | パチンコ機 | |
JPS6324703B2 (ja) | ||
JPH06105948A (ja) | 遊技機 | |
JP2551413B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JPH0578B2 (ja) | ||
JP2805087B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JPH0333348B2 (ja) | ||
JPH03236872A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2764443B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JPS6362232B2 (ja) | ||
JP2602692B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2741021B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JPS6034481A (ja) | パチンコ機 | |
JPH0251616B2 (ja) | ||
JPS60215384A (ja) | パチンコ遊技機 | |
JPH03141964A (ja) | 弾球遊技機 | |
JPH0351434B2 (ja) |