JP5386791B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
スピーカユニットを備え、
前記スピーカユニットにより音声を出力する遊技機であって、
前記スピーカユニットは、
スピーカと、
前記スピーカのエンクロージャーと、
前記エンクロージャーに設けられたバスレフポートと、
前記バスレフポートを開閉することで密閉型と位相反転型とを切り替える開閉手段と、
前記音声の種類に応じて前記開閉手段の開閉を制御する第1制御手段と、
を備え、
前記エンクロージャーは、前記バスレフポートから前記エンクロージャーの内部に向けて延びるダクトと、開口部と、前記開口部から前記エンクロージャーの内部に向けて延びる音導通路とを備え、
前記開閉手段は、前記ダクトを開閉し、
前記スピーカは、前記音導通路に取り付けられることを特徴とする遊技機を要旨とする。
(2)請求項2の発明は、
スピーカユニットを備え、
前記スピーカユニットにより音声を出力する遊技機であって、
前記スピーカユニットは、
スピーカと、
前記スピーカのエンクロージャーと、
前記エンクロージャーに設けられたバスレフポートと、
前記バスレフポートを開閉することで密閉型と位相反転型とを切り替える開閉手段と、
前記遊技機の遊技態様を判断する遊技態様判断手段と、
前記遊技態様判断手段による判断結果に応じて前記開閉手段の開閉を制御する第2制御手段と、
を備え、
前記エンクロージャーは、前記バスレフポートから前記エンクロージャーの内部に向けて延びるダクトと、開口部と、前記開口部から前記エンクロージャーの内部に向けて延びる音導通路とを備え、
前記開閉手段は、前記ダクトを開閉し、
前記スピーカは、前記音導通路に取り付けられることを特徴とする遊技機を要旨とする。
まず、本発明に係る遊技機1の全体構成を図1に基づいて説明する。遊技機1は、図示しない遊技場に来場した遊技者にパチンコ遊技を提供するものであって、図示しない遊技島に取り付けられる外枠3と、外枠3に開閉可能に取り付けられた内枠5と、内枠5に取り付けられ、遊技者に対面して配置された遊技盤6と、遊技者が遊技行為を行うために遊技盤6上に遊技球8を発射するためのハンドル9と、遊技盤6における遊技行為の結果として提供される賞品、ここでは遊技球8(賞品として払い出される遊技球8を賞品球と言う。)を貯留する上受け皿12と、上受け皿12から排出される遊技球8を受ける下受け皿13と、遊技者が操作可能な操作ボタン15と、内枠5に取り付けられ、遊技を提供するための制御を行う主制御基板41とを備えている。
次に、下側スピーカユニット7及びその周辺部の詳細な構成を図1及び図2に基づいて説明する。下側スピーカユニット7は、幕板201と、エンクロージャー203と、スピーカ205と、切替弁207とを備えている。
次に、遊技機1の電気的構成を図3に基づいて説明する。
遊技機1は、主制御基板41が備えるメインCPU41aやROM41b,RAM41cなどが、以下に説明する構成と共に働いて、始動入賞口(図示略)から入力した特別図柄始動信号に基づいて遊技を司り、特別図柄表示装置(図示略)に特別図柄を表示したり、図柄表示装置21に興趣のある図柄を表示したり、操作ボタン15から操作信号を入力したり、特別電動役物を連続作動させたりする様に構成されている。以下に、主制御基板41の周囲構成を説明する。
電源基板43は、受電基板53から電源の供給を受け、受電基板53はAC24V受電端子67を経由して外部からAC24ボルト電源の供給を受ける。
また、外部のAC24ボルト電源に接続される受電基板53の接地回路75は、図示しないコンデンサと、図示しない外部のAC24ボルト電源配線とを経由して、大地に接地されている。
主制御基板41は、始動入賞口23の入賞口17に入賞した遊技球を検出して始動・入賞信号を出力するスイッチ1(109)と、普通電動役物18に入賞した遊技球を検出して始動・入賞信号を出力するスイッチ2(110)と、演出制御基板55へ出力する信号の中継用の機能分離中継端子板54と、遊技球の払い出しを制御する払出制御基板47と、特別図柄や普通図柄を表示するために出力する信号の中継用の図柄用中継端子板58と、遊技機1の外へ信号線が接続される外部端子板77と、遊技盤6との間で信号を中継する盤用中継端子板159とに接続されている。
主制御基板41との間で、信号の入出力を行う盤用中継端子板159は、普通図柄始動ゲート35を通過した遊技球を検出して、普通図柄始動信号を出力するスイッチ3(161)と、大入賞口25に入賞した遊技球8を検出して、大入賞口入賞信号を出力するスイッチ4(163)と、左入賞口27に入賞した遊技球8を検出して左入賞信号を出力するスイッチ5(165)と、右入賞口29に入賞した遊技球8を検出して右入賞信号を出力するスイッチ6(167)とに接続され、これらが出力した信号の中継を行う。また、盤用中継端子板159は、特別電動役物24の駆動源となるソレノイド1(181)と、普通電動役物18の駆動源となるソレノイド2(171)とに接続され、主制御基板41から出力された駆動信号の中継を行う。
遊技球8の払い出しは、主制御基板41と、この主制御基板41との間で信号の送受を行う払出制御基板47とによって実行される。
機能分離中継端子板54を介して、主制御基板41からの信号を入力する演出制御基板55は、演出図柄制御基板57を経由して図柄表示装置21に接続され、主制御基板41からの信号に基づいて、これらを制御して、図柄表示装置21が表示する画像や図柄を決定し表示させる。尚、電源基板43から電源の供給を受けるインバータ基板56は、図柄表示装置21に駆動電源を供給する。
以上に示した、主制御基板41と演出制御基板55との間は、信号ケーブル72によって接続されており、この信号ケーブル72によって、主制御基板41から出力された伝送データ(ZDT0〜ZDT7)と、コントロール信号(ZSTR)とが、機能分離中継端子板54を経由して、演出制御基板55に入力される構成を備えている。
まず、主制御基板41によって繰り返し実行される遊技制御処理を、図4〜図6 のフローチャートを用いて説明する。
図4におけるS10では、主制御基板41のメインCPU41aは、まず、作業領域が正常であるか否かを判断する。ここで、作業領域が正常でないと判断された場合には、次に、主制御基板41のRAM41cの初期化設定処理を行う(S20)。その後、S100に移行する。尚、作業領域が正常でないと判断されるのは、主制御基板41に電源が投入された直後である。
その後S110にて、各乱数の取得に用いる乱数カウンタC1〜C6の値を更新する。
この普通図柄/始動入賞口処理が起動されると、主制御基板41のメインCPU41aは、まずS310にて、スイッチ3(161)が入賞を検出したか否かを判断する。ここで、入賞を検出していないと判断された場合には(S310)、普通図柄/始動入賞口処理をそのまま一旦終了する。一方、入賞を検出した場合には(S310)、S320に移行する。
この特別図柄/特別電動役物処理が起動されると、主制御基板41のメインCPU41aは、まずS510にて、始動入賞口23へ遊技球8が投入された場合の処理である始動入賞処理を行う。この始動入賞処理は、スイッチ1、2が入賞を検出した場合に限り、大当り乱数、大当り用図柄乱数、リーチ判定用乱数、特別図柄変動パターン選択用乱数、及び特図大当り変動選択用乱数を取得する処理である。
上述したとおり、主制御基板44は、S520にて決定した停止用図柄及び変動パターンを表すコマンドを、S30の出力処理にて、演出制御基板55に送信する。
(i)遊技機1が備える下側スピーカユニット7は、切替弁207の開閉により、密閉型のスピーカにも、バスレフ型のスピーカにもなる。そのため、下側スピーカユニット7は、2種類の異なる音質の音声を、いずれも再生できる。よって、遊技機1は、状況に応じて、適切な音声を再生することができる。
図7に示すように、幕板201の前面には、開スイッチ209及び閉スイッチ211が設けられている。遊技者が開スイッチ209を押すと、切替弁207は、図示しないモーターにより駆動されて開となり、報知ランプ202は点灯する。また、遊技者が閉スイッチ211を押すと、切替弁207は、図示しないモーターにより駆動されて閉となり、報知ランプ202は消灯する。
尚、本発明は前記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
また、切替弁207の開閉は、普通図柄遊技の遊技態様、あるいは、普通図柄遊技と特別図柄遊技との両方の遊技態様に応じて制御してもよい。
7・・・下側スピーカユニット、8・・・遊技球、9・・・ハンドル、
12・・・上受け皿、13・・・下受け皿、15・・・操作ボタン、
17・・・入賞口、18・・・普通電動役物、
21・・・図柄表示装置、23・・・始動入賞口、24・・・特別電動役物、
25・・・大入賞口、27・・・左入賞口、29・・・右入賞口、
31・・・特別図柄表示装置、32・・・時短表示LED、
33・・・特別図柄記憶表示装置、34・・・ラウンド表示LED、
35・・・普通図柄始動ゲート、37・・・普通図柄表示装置、
39・・・普通図柄記憶表示装置、41・・・主制御基板、41a・・・メインCPU、41b・・・ROM、41c・・・RAM、43・・・電源基板、
45・・・発射制御基板、47・・・払出制御基板、49・・・払出装置基板、
51・・・遊技球等貸出装置接続端子板、53・・・受電基板、
54・・・機能分離中継端子板、55・・・演出制御基板、56・・・インバータ基板、
57・・・演出図柄制御基板、58・・・図柄用中継端子板、
59・・・枠上LED基板、60・・・特別図柄表示基板、61・・・中継基板、
62・・・普通図柄表示基板、63・・・時短表示LED基板、
64・・・特別図柄記憶表示基板、65・・・ランプ用中継端子板、
67・・・AC24V受電端子、68・・・ラウンド表示LED基板、
69・・・タンクレール板金、71・・・タンク、72・・・信号ケーブル、
73・・・上ヒンジ、75・・・接地回路、77・・・外部端子板、
81・・・発射用中継端子板、83・・・発射レバー、85・・・タッチセンサ、87・・・球送りソレノイド、89・・・発射停止スイッチ、91・・・発射ボリューム、
93・・・発射ソレノイド、94・・・ガラス枠開放スイッチ、
95・・・球計数手前側スイッチ、97・・・球計数奥側スイッチ、
98・・・賞球報知基板、99・・・払出モータ、101・・・下受け皿満杯スイッチ、103・・・補給球不足スイッチ、105・・・プリペイドカードユニット、
107・・・度数表示基板、109・・・スイッチ1、110・・・スイッチ2、
117・・・枠左上LED基板、119・・・左上スピーカ、
121・・・枠下LED基板、123・・・枠左LED基板、
125・・・枠右LED基板、127・・・枠右上LED基板、
129・・・右上スピーカ、133・・・演出ボタン基板、
141・・・センター飾りLED基板1、147・・・センター飾りLED基板2、
149・・・センター飾りLED基板3、151・・・センター飾りLED基板4、
153・・・左袖LED基板、155・・・右袖LED基板、
159・・・盤用中継端子板、161・・・スイッチ3、163・・・スイッチ4、
165・・・スイッチ5、167・・・スイッチ6、171・・・ソレノイド2、
181・・・ソレノイド1、201・・・幕板、201a・・・音響通路用開口部、
201b・・・バスレフポート用開口部、202・・・報知ランプ、
203・・・エンクロージャー、203a・・・音響通路出口、
203b・・・バスレフポート、203c、203e・・・ダクト、
203d・・・切り欠き部、203f・・・開口部、205・・・スピーカ、
207・・・切替弁、209・・・開スイッチ、211・・・閉スイッチ
Claims (2)
- スピーカユニットを備え、
前記スピーカユニットにより音声を出力する遊技機であって、
前記スピーカユニットは、
スピーカと、
前記スピーカのエンクロージャーと、
前記エンクロージャーに設けられたバスレフポートと、
前記バスレフポートを開閉することで密閉型と位相反転型とを切り替える開閉手段と、
前記音声の種類に応じて前記開閉手段の開閉を制御する第1制御手段と、
を備え、
前記エンクロージャーは、前記バスレフポートから前記エンクロージャーの内部に向けて延びるダクトと、開口部と、前記開口部から前記エンクロージャーの内部に向けて延びる音導通路とを備え、
前記開閉手段は、前記ダクトを開閉し、
前記スピーカは、前記音導通路に取り付けられることを特徴とする遊技機。 - スピーカユニットを備え、
前記スピーカユニットにより音声を出力する遊技機であって、
前記スピーカユニットは、
スピーカと、
前記スピーカのエンクロージャーと、
前記エンクロージャーに設けられたバスレフポートと、
前記バスレフポートを開閉することで密閉型と位相反転型とを切り替える開閉手段と、
前記遊技機の遊技態様を判断する遊技態様判断手段と、
前記遊技態様判断手段による判断結果に応じて前記開閉手段の開閉を制御する第2制御手段と、
を備え、
前記エンクロージャーは、前記バスレフポートから前記エンクロージャーの内部に向けて延びるダクトと、開口部と、前記開口部から前記エンクロージャーの内部に向けて延びる音導通路とを備え、
前記開閉手段は、前記ダクトを開閉し、
前記スピーカは、前記音導通路に取り付けられることを特徴とする遊技機。
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