JP6480301B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、パチスロ等の遊技機に関する。
従来、複数の図柄がそれぞれの表面に配された複数のリールと、遊技メダルやコイン等(以下、「メダル等」と言う)が投入され、遊技者によりスタートレバーが操作されたことを検出し、複数のリールの回転の開始を要求するスタートスイッチと、複数のリールのそれぞれに対応して設けられたストップボタンが遊技者により押されたことを検出し、該当するリールの回転の停止を要求する信号を出力するストップスイッチと、複数のリールのそれぞれに対応して設けられ、それぞれの駆動力を各リールに伝達するステッピングモータと、スタートスイッチ及びストップスイッチにより出力された信号に基づいて、ステッピングモータの動作を制御し、各リールの回転及びその停止を行うリール制御部と、を備え、スタートレバーが操作されたことを検出すると、乱数値に基づいて抽籤を行い、この抽籤の結果(以下、「内部当籤役」と言う)とストップボタンが操作されたことを検出したタイミングとに基づいてリールの回転の停止を行う、いわゆるパチスロと称される遊技機が知られている。
このような遊技機では、演出としてスピーカを通じて音を発生させる。スピー力から発生される音は、遊技者の興味を惹かせるために、演出として重要度が増している。一方、遊技機に設けられるスピーカは、遊技者の接触等により破損するのを防止する必要がある。そこで、キャビネットに設けられた複数のスピーカ孔の裏側面にスピーカが配置された遊技機が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1の遊技機によれば、複数のスピーカ孔が設けられたキャビネットの裏側面にスピーカを配置したので、スピーカが遊技者の接触等により破損するのを防止できる。
特開2014−100161号公報
しかしながら、キャビネットの裏側面にスピーカを配置すると、スピーカから発生される音の放音効率が低下するという問題がある。遊技機が設置される遊技場は、多数の遊技機が設置され、これらの遊技機からそれぞれ大音量の音が発生されている。このため、放音効率が悪いと、演出として発生されたスピーカからの音を遊技者が聞きにくくなり、演出効果が低下してしまう。
そこで、本発明は、このような問題点を解決し、放音効率を向上できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、以下のような遊技機を提供する。本発明の遊技機(例えば、後述のパチスロ機1等)は、
音を発生するスピーカ(例えば、後述のスピーカ23TL,23TR等)の前面側に保護部(例えば、後述のスピーカカバー210等)が配置された遊技機であって、前記保護部は、複数の放音孔(例えば、後述の放音孔212等)を備え、前記放音孔は、前面側から背面側に向かって窄まる形状に形成されている拡散部(例えば、後述の拡散部213等)と、前記拡散部の背面側に配されており、前記拡散部と連通し、背面側から前面側に向かって窄まる形状に形成されている集音部(例えば、後述の集音部214等)と、を有し、
前記放音孔の断面形状において、前記拡散部の前面側への開口角度(例えば、後述の開口角度b1等)が、前記集音部の背面側への開口角度(例えば、後述の開口角度b2等)よりも大きいことを特徴とする。
このような構成の遊技機は、音を発生するスピーカの前面側に保護部が配置されている。保護部は、複数の放音孔を備える。放音孔は、前面側から背面側に向かって窄まる形状に形成されている拡散部を有する。
これにより、スピーカから発生された音は、放音孔の背面側における拡散部の窄まった部分で、音圧が高まり、前面側に向かって拡散する。よって、放音孔に拡散部を設けない場合に比べ、効率よく音を遠くまで伝播できる。したがって、放音効率を向上できる遊技機を提供できる。
また、遊技機は、遊技者や店員が頻繁に移動するため、非常にほこりが発生しやすいところで設置されている。また、遊技機に近い位置に、遊技者が座っており、遊技者は、たばこを吸ったり、飲み物を飲んだり、あるいは食べ物を食べるなど、細かなゴミが散乱するケースも多い。このような場合、ゴミやほこりなどの異物が、保護部の放音孔からスピーカ側に侵入しやすく、これによって、放音効率が低下し、演出効果が落ちてしまう。しかしながら、本発明によれば、放音孔の拡散部が背面側に向かって窄まる形状に形成されているので、遊技者に面する前面側からスピーカが配された背面側に、異物が侵入するのを防止可能となり、放音効率が低下するのを防止できる。
また、スピーカから発生された音は、放音孔の集音部において集音され、拡散部の窄まった部分に向かって音圧が高まり、前面側に向かって拡散する。よって、放音孔に拡散部及び集音部を設けない場合に比べ、より効率よく音を遠くまで伝播できる。したがって、放音効率をより向上できる遊技機を提供できる。
また、スピーカから発生された音は、放音孔の集音部において、より音圧が高まり、拡散部において、前面側から外部へより広がりながら拡散する。したがって、放音効率をより向上できる遊技機を提供できる。
本発明の遊技機は、前記構成に加えて、前記放音孔の断面形状において、前記拡散部の前面側への開口寸法(例えば、後述の開口寸法a1等)が、前記集音部の背面側への開口寸法(例えば、後述の開口寸法a2等)よりも大きいことを特徴とする。
これにより、スピーカから発生された音は、放音孔の集音部において集音され、前面側から外部へより広がりながら拡散する。したがって、放音効率をより向上できる遊技機を提供できる。
本発明の遊技機は、前記構成に加えて、前記拡散部の前面側側縁は、面取り加工されていることを特徴とする。
本発明の遊技機は、前記構成に加えて、前記保護部は、前面側に膨出する曲面形状に形成されていることを特徴とする。
これにより、保護部を平面形状に形成した場合に比べ、保護部の前面側の面積を広くできるので、より多くの放音孔を設けることが可能となる。したがって、放音効率をより向上できる遊技機を提供できる。
また、保護部を前面側に膨出する曲面形状に形成したことで、保護部の前面側からの衝撃に対する耐久性を、保護部を平面形状に形成した場合に比べ向上できる。
本発明によれば、放音効率を向上できる遊技機を提供できる。
本発明の実施の形態に係るパチスロ機の機能フローを示す図である。 本発明の実施の形態に係るパチスロ機の外部構造を示す全体斜視図である。 本発明の実施の形態に係るスピーカユニットの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係るスピーカカバーの放音孔の断面図である。 本発明の実施の形態に係るスピーカカバーにおける放音について説明する図である。 本発明の実施の形態に係るパチスロ機の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るパチスロ機の主制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るパチスロ機の副制御回路の構成を示すブロック図である。
<パチスロ機の機能フロー>
本発明の一実施の形態を示す遊技機であるパチスロ機について説明する。はじめに、図1を参照して、遊技機の実施の形態に係る機能フローについて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るパチスロ機の機能フローを示す図である。
本実施の形態のパチスロ機では、遊技を行うための遊技媒体としてメダルを用いる。なお、遊技媒体としては、メダル以外にも、コイン、遊技球、遊技用のポイントデータ又はトークン等を適用することもできる。
所定の開始条件として、遊技者によりメダルが投入され、スタートレバーが操作されると、予め定められた数値の範囲(例えば、0〜65535)の乱数から1つの値(以下、乱数値)が抽出される。
内部抽籤手段は、抽出された乱数値に基づいて抽籤を行い、内部当籤役を決定する。この内部抽籤手段は、後述する主制御回路が担う。内部当籤役の決定により、後述の入賞判定ラインに沿って表示を行うことを許可する図柄の組合せが決定される。なお、図柄の組合せの種別としては、メダルの払い出し、再遊技の作動、ボーナスの作動等といった特典が遊技者に与えられる「入賞」に係るものと、それ以外のいわゆる「ハズレ」に係るものとが設けられている。
また、スタートレバーが操作されると、複数のリールの回転が行われる。その後、遊技者により所定のリールに対応するストップボタンが押されると、リール停止制御手段は、内部当籤役とストップボタンが押されたタイミングとに基づいて、該当するリールの回転を停止する制御を行う。
パチスロ機では、基本的に、ストップボタンが押されたときから規定時間(190msec又は75msec)内に、該当するリールの回転を停止する制御が行われる。本実施形態では、この規定時間内にリールの回転に伴って移動する図柄の数を「滑り駒数」と呼ぶ。規定時間が190msecである場合には、滑り駒数の最大数を図柄4コマ分に定め、規定時間が75msecである場合には、滑り駒数の最大数を図柄1コマ分に定める。
リール停止制御手段は、入賞に係る図柄の組合せ表示を許可する内部当籤役が決定されているときは、通常、190msec(図柄4コマ分)の規定時間内に、その図柄の組合せが入賞判定ラインに沿って極力表示されるようにリールの回転を停止させる。また、リール停止制御手段は、例えば、第2種特別役物であるチャレンジボーナス(CB)及びCBを連続して作動させるミドルボーナス(MB)の動作時には、1つ以上のリールに対して、規定時間75msec(図柄1コマ分)内に、その図柄の組合せが入賞判定ラインに沿って極力表示されるようにリールの回転を停止させる。さらに、リール停止制御手段は、遊技状態に対応する各種規定時間を利用して、内部当籤役によってその表示が許可されていない図柄の組合せが入賞判定ラインに沿って表示されないようにリールの回転を停止させる。
こうして、複数のリールの回転がすべて停止されると、入賞判定手段は、入賞判定ラインに沿って表示された図柄の組合せが、入賞に係るものであるか否かの判定を行う。この入賞判定手段は、後述する主制御回路が担う。入賞判定手段により入賞に係るものであるとの判定が行われると、メダルの払い出し等の特典が遊技者に与えられる。パチスロ機では、以上のような一連の流れが1回の遊技として行われる。このような内部抽籤手段、リール停止制御手段及び入賞判定手段は、後述する制御手段としての主制御回路が担う。
また、パチスロ機では、前述した一連の流れの中で、液晶表示装置などの画像表示装置により行う映像の表示、各種ランプにより行う光の出力、スピーカにより行う音の出力、あるいはこれらの組合せを利用して様々な演出が行われる。
スタートレバーが操作されると、上述した内部当籤役の決定に用いられた乱数値とは別に、演出用の乱数値(以下、演出用乱数値)が抽出される。演出用乱数値が抽出されると、演出内容決定手段は、内部当籤役に対応づけられた複数種類の演出内容の中から今回実行するものを抽籤により決定する。
演出内容が決定されると、演出実行手段は、リールの回転開始時、各リールの回転停止時、入賞の有無の判定時等の各契機に連動させて対応する演出を実行する。このように、パチスロ機では、内部当籤役に対応づけられた演出内容を実行することによって、決定された内部当籤役(言い換えると、狙うべき図柄の組合せ)を知る機会又は予想する機会が遊技者に提供され、遊技者の興味の向上を図ることができる。このような演出内容決定手段及び演出実行手段は、後述する演出制御手段としての副制御回路が担う。
<パチスロ機の構造>
次に、図2を参照して、本実施形態におけるパチスロ機の外観構造について説明する。
[外観構造]
図2は、本発明の実施の形態に係るパチスロ機の外部構造を示す全体斜視図である。
図2に示すように、パチスロ機1は、外装体2を備えている。外装体2は、リールや回路基板等を収容する筐体としてのキャビネット2aと、キャビネット2aに対して開閉自在に取付けられたフロントドア2bとを有している。キャビネット2aの両側面には、把手2cが設けられている(図2では一側面の把手2cのみを示す)。この把手2cは、パチスロ機1を運搬するときに手をかける凹部である。
キャビネット2aの内部には、複数(例えば21個)の図柄が周方向に沿って所定の間隔をあけて表示された複数(本実施の形態では3つ)のリール3L,3C,3Rが収容されている。
以下、各リール3L,3C,3Rを、それぞれ左リール3L、中リール3C、右リール3Rという。各リール3L,3C,3Rは、円筒状に形成されたリール本体と、リール本体の周面に装着された透光性のシート材を有している。上述の複数(例えば21個)の図柄は、前述のシート材の表面に描かれている。
フロントドア2bは、ドア本体9と、画像を表示する画像表示手段としての液晶表示装置11とを備えている。ドア本体9は、ヒンジ(不図示)を用いてキャビネット2aに開閉自在に取り付けられている。ヒンジは、パチスロ機1の前方からドア本体9を見た場合に、ドア本体9における左側の端部に設けられている。
(スピーカユニット)
ドア本体9の上部には、スピーカユニット200が設けられている。図3は、本発明の実施の形態に係るスピーカユニットの分解斜視図である。スピーカユニット200は、前面側に配置された保護部の一例であるスピーカカバー210と、スピーカカバー210の背面側に配置されたスピーカベース220と、スピーカベース220に取り付けられるスピーカ23TL,23TRと、を備える。
スピーカカバー210は、前面側に膨出する曲面形状に形成された板状体のカバー本体211と、カバー本体211に形成されており、カバー本体211を前面側から背面側に貫通する複数の放音孔212と、を備える。
図4は、本発明の実施の形態に係るスピーカカバーの放音孔の断面図である。放音孔212は、前面側から見て円形状に形成されており、前面側に配された拡散部213と、拡散部213の背面側に配された集音部214と、を備える。
拡散部213は、前面側から背面側に向かって窄まる形状(例えば、円錐形状の頂点側を平面にした形状等)に形成されている。集音部214は、拡散部213の背面側に連通し、背面側から前面側に向かって窄まる形状(例えば、円錐形状の頂点側を平面にした形状等)に形成されている。このように、放音孔212は、拡散部213の背面側に集音部214が連通することで、メガホン形状に形成されている。
また、放音孔212の断面形状において、拡散部213の前面側への開口寸法a1は、集音部214の背面側への開口寸法a2よりも大きい。なお、本実施形態において、拡散部213の前面側への開口寸法a1とは、カバー本体211における放音孔212の中心位置の法線方向前面側から見た、放音孔212の中心位置を挟んで対向する前面側側縁上の2点(P1,P2)間の寸法である。また、集音部214の背面側への開口寸法a2とは、カバー本体211における放音孔212の中心位置の法線方向背面側から見た、放音孔212の中心位置を挟んで対向する背面側側縁上の2点(P3,P4)間の寸法である。
放音孔212の断面形状において、拡散部213の前面側への開口角度b1は、集音部214の背面側への開口角度b2よりも大きい。なお、本実施形態において、拡散部213の前面側への開口角度b1とは、拡散部213の側壁に沿って前面背面方向に延びる第1仮想線L1と、放音孔212の中心線を挟んで第1仮想線と対向する線であり、拡散部213の側壁に沿って前面背面方向に延びる第2仮想線L2と、の角度である。また、集音部214の背面側への開口角度b2とは、集音部214の側壁に沿って前面背面方向に延びる第3仮想線L3と、放音孔212の中心線を挟んで第3仮想線と対向する線であり、集音部214の側壁に沿って前面背面方向に延びる第4仮想線L4と、の角度である。
また、拡散部213の前面側側縁及び集音部214の背面側側縁は、面取り加工されている。これにより、スピーカ23TL,23TR(図3参照)から発生された音は、スムーズに集音部214において集音され、拡散部213において拡散されるので、放音効率をより向上可能となる。
図3に戻って、スピーカベース220は、ドア本体9(図2参照)に固定されるベース本体221と、ベース本体221に形成された前面背面方向に貫通する孔であり、スピーカ23TL,23TRの振動板の外径と略同じ大きさの内径で形成され、スピーカ23TL,23TRが配される位置にそれぞれ設けられた開口222と、開口222の側縁から前面側に延出し、前面側から開口222側に向かって窄まる形状の内部空間を形成しているホーン223と、を備える。
スピーカ23TL,23TRは、後述する副制御回路101(図6参照)に制御され、演出内容に対応する効果音や楽曲等の音を出力する。なお、スピーカ23TL,23TRは、ホーン型、コーン型及びドーム型等の任意の構成とすることができるが、特に、ホーン型とすることで、放音孔212のメガホン形状との相乗効果も期待でき、放音効率をより向上可能となる。
図5は、本発明の実施の形態に係るスピーカカバーにおける放音について説明する図である。図5における破線は、スピーカ23TL,23TR(図3参照)から発生された音の伝播経路を模式的に示す線である。スピーカ23TL,23TRから発生された音(以下、発生音とも言う)は、背面側から前面側に伝播し、放音孔212を通って、スピーカカバー210の内部から外部に伝播する。拡散部213の背面側端部の開口範囲内を伝播する発生音は、そのまま放音孔212を通って、スピーカカバー210の内部から外部に伝播する。拡散部213の背面側端部の開口範囲外であって、集音部214の背面側端部の開口範囲内を伝播する発生音は、集音部214の側壁で反射して、拡散部213の窄まった部分(背面側端部の開口)を通って、スピーカカバー210の内部から外部に伝播する。このように、スピーカ23TL,23TRから発生された音は、放音孔212の集音部214において集音され、拡散部の窄まった部分に向かって音圧が高まり、前面側に向かって拡散する。
図2に戻って、液晶表示装置11は、例えば、前面側(パチスロ機1の正面側であり、遊技者に対向する面)遊技上の演出に係る画像や遊技に関する情報を表示するようフロントドア2bのドア本体9の上部に取り付けられている。液晶表示装置11は、映像の表示による演出を実行する他、例えば遊技機のカスタマイズや遊技履歴等の遊技台情報を表示することができる。また、液晶表示装置11には、遊技場の管理者の操作に応じて、ホールメニューが表示される。この場合、液晶表示装置11をタッチパネルで構成し、ホールメニューにおいて、管理者が操作可能なボタン等を表示することができる。
また、フロントドア2bは、3つのリール3L,3C,3Rの一部を視認させることが可能な表示窓4を有する。表示窓4は、3つのリール3L,3C,3Rに対応する3つの左表示窓4L,中表示窓4C,右表示窓4Rによって構成されている。
これら表示窓4L,4C,4Rは、正面(遊技者側)から見て、3つのリール3L,3C,3Rの配置領域と重畳する位置に設けられ、かつ、3つのリールより手前(遊技者側)に位置するように設けられる。したがって、遊技者は、表示窓4L,4C,4Rを介して、表示窓4の背後に設けられた3つのリール3L,3C,3Rを視認することができる。
本実施形態では、表示窓4L,4C,4Rは、その背後に設けられた対応するリールの回転が停止したとき、各リールに描かれた複数種類の図柄のうち、連続して配置された3つの図柄を表示できる大きさに設定されている。すなわち、表示窓4L,4C,4Rの枠内には、リール毎に上段、中段及び下段の各領域が設けられ、各領域に1個の図柄が表示される。そして、本実施形態では、左リール3Lの中段領域、中リール3Cの中段領域、及び、右リール3Rの中段領域を結ぶラインを、入賞か否かの判定を行う入賞判定ラインとして定義する。
また、上述したリール3L,3C,3R及び液晶表示装置11の前面側には、保護ガラス6が配設されている。これにより、液晶表示装置11を遊技者が直接触れることができないようになっている。
ドア本体9の中央には、台座部12が形成されている。この台座部12には、遊技者の操作対象となる各種装置(メダル投入口13、MAXベットボタン14、1ベットボタン15、スタートレバー16、ストップボタン17L,17C,17R、選択ボタン、決定ボタン等)が設けられている。
メダル投入口13は、遊技者によって外部からパチスロ機1に投下されるメダルを受け入れるために設けられる。すなわち、メダル投入口13は、遊技者によってメダルが投入されるためのものである。メダル投入口13から投入されたメダルは、予め設定された枚数(例えば3枚)を上限として1回の遊技に使用され、予め設定された枚数を超えた分は、パチスロ機1の内部に預けることができる(いわゆるクレジット機能)。
MAXベットボタン14及び1ベットボタン15は、パチスロ機1の内部に預けられているメダルから1回の遊技に使用する枚数を決定するために設けられる。なお、図2には示さないが、台座部12には、精算ボタンが設けられる。この精算ボタンは、パチスロ機1の内部に預けられているメダルを外部に引き出す(排出する)ために設けられる。
スタートレバー16は、遊技者の操作に応じて全てのリール(3L,3C,3R)の回転を開始させるためのものであり、開始操作手段を構成する。
ストップボタン17L,17C,17Rは、それぞれ、左リール3L、中リール3C、右リール3Rに対応付けて設けられ、遊技者の操作に応じて対応する各リールの回転を停止させるためのものである。これらストップボタン17L,17C,17Rは、停止操作手段を構成する。
また、これらストップボタン17L,17C,17Rは、液晶表示装置11に表示される情報に関する操作を行う際に用いられるようになっており、例えば液晶表示装置11の表示画面上における選択操作を行う際に用いられる。以下、ストップボタン17L,17C,17Rを、それぞれ左ストップボタン17L、中ストップボタン17C、右ストップボタン17Rという。
選択ボタン及び決定ボタンは、液晶表示装置11の表示画面上における各種操作を行う際に用いられる。
また、台座部12には、7セグメントLED(LightEmittingDiode)からなる7セグ表示器28が設けられている。この7セグ表示器28は、特典として遊技者に対して払い出すメダルの枚数(以下、払出枚数)、パチスロ機1の内部に預けられているメダルの枚数(以下、クレジット枚数)等の情報をデジタル表示する。
ドア本体9の下部には、メダル払出口21、メダル受皿22、スピーカ23UL,23UR等が設けられている。メダル払出口21は、後述のホッパー装置43の駆動により排出されるメダルを外部に導く。メダル受皿22は、メダル払出口21から排出されたメダルを貯める。
スピーカ23UL,23URは、演出内容に対応する効果音や楽曲等の音を出力する。また、スピーカ23UL,23URは、スピーカユニット200と同様の構成により設けられている。
<パチスロ機の電気的構成>
次に、パチスロ機1の電気的構成について、図6を参照して説明する。図6は、パチスロ機1の電気的構成を示すブロック図である。
図6に示すように、パチスロ機1は、キャビネット2aに配設された主制御基板41と、フロントドア2bに配設された副制御基板42とを有している。主制御基板41には、リール中継端子板51と、設定用鍵型スイッチ52と、キャビネット側中継基板53と、ドア中継端子板54と、電源装置44の電源基板44bとが電気的に接続されている。
リール中継端子板51は、各リール3L,3C,3Rのリール本体の内側に配設されている。このリール中継端子板51は、各リール3L,3C,3Rのステッピングモータ(不図示)に電気的に接続されており、主制御基板41からステッピングモータに出力される信号を中継する。設定用鍵型スイッチ52は、パチスロ機1の設定を変更する際又はパチスロ機1の設定を確認する際に使用する。
キャビネット側中継基板53には、外部集中端子板56と、ホッパー装置43と、メダル補助収納庫スイッチ57とが電気的に接続されている。このキャビネット側中継基板53は、主制御基板41から外部集中端子板56、ホッパー装置43、メダル補助収納庫スイッチ57に出力される信号を中継する。つまり、外部集中端子板56、ホッパー装置43及びメダル補助収納庫スイッチ57は、キャビネット側中継基板53を介して主制御基板41に接続されている。
外部集中端子板56は、キャビネット2aに取り付けられており、メダル投入信号、メダル払出信号及びセキュリティ信号などの信号をパチスロ機1の外部へ出力するために設けられている。
メダル補助収納庫スイッチ57は、図示しないメダル補助収納庫を貫通している。このメダル補助収納庫スイッチ57は、メダル補助収納庫がメダルで満杯になっているか否かを検出する。
電源装置44の電源基板44bには、電源スイッチ44aが接続されている。この電源スイッチ44aは、パチスロ機1に必要な電源を供給するときにONにする。
ドア中継端子板54には、メダルセンサ46、ドア開閉監視スイッチ61、BETスイッチ62、精算スイッチ63、スタートスイッチ64、ストップスイッチ基板65、遊技動作表示基板66、選択スイッチ67、決定スイッチ68及び副中継基板69が接続されている。つまり、メダルセンサ46、ドア開閉監視スイッチ61、BETスイッチ62、精算スイッチ63、スタートスイッチ64、ストップスイッチ基板65、遊技動作表示基板66、選択スイッチ67、決定スイッチ68、操作スイッチ151及び副中継基板69は、ドア中継端子板54を介して主制御基板41に接続されている。
メダルセンサ46は、メダルが図示しないセレクタ内を通過したことを検出して、その検出結果を主制御基板41に出力する。ドア開閉監視スイッチ61は、フロントドア2bの開閉を報知するためのセキュリティ信号をパチスロ機1の外部へ出力する。BETスイッチ62は、MAXベットボタン14及び1ベットボタン15(図2参照)が遊技者により押されたことを検出して、その検出結果を主制御基板41に出力する。
精算スイッチ63は、精算ボタン(不図示)が遊技者により押されたことを検出して、その検出結果を主制御基板41に出力する。スタートスイッチ64は、スタートレバー16が遊技者により操作されたこと(開始操作)を検出して、その検出結果を主制御基板41に出力する。
ストップスイッチ基板65は、回転しているリールを停止させるための回路と、停止可能なリールをLEDなどにより表示するための回路を構成する基板である。このストップスイッチ基板65には、ストップスイッチが設けられている。ストップスイッチは、各ストップボタン17L,17C,17Rが遊技者により押されたこと(停止操作)を検出する。
遊技動作表示基板66は、メダルの投入を受け付けるとき、3つのリール3L,3C,3Rが回動可能なとき及び再遊技を行うときに、投入されたメダルの枚数を7セグ表示器28に表示させるための基板である。この遊技動作表示基板66には、7セグ表示器28とLED70が接続されている。LED70は、例えば、遊技の開始を表示するマークや再遊技を行うマークなどを点灯させる。
選択スイッチ67は、選択ボタンが遊技者により押されたことを検出して、その検出結果を主制御基板41及び副中継基板69に出力する。決定スイッチ68は、決定ボタンが遊技者により押されたことを検出して、その検出結果を主制御基板41及び副中継基板69に出力する。
副中継基板69は、副制御基板42と主制御基板41とを接続する配線を中継する。また、副中継基板69は、副制御基板42と副制御基板42の周辺に配設された複数の基板とを接続する配線を中継する。すなわち、副中継基板69には、副制御基板42と、サウンドI/O基板71と、LED基板72と、24hドア開閉監視ユニット74と、駆動制御基板78とが電気的に接続されている。
副制御基板42は、ドア中継端子板54と副中継基板69を介して主制御基板41に接続されている。また、副制御基板42は、副中継基板69を介して、サウンドI/O基板71と、LED基板72と、24hドア開閉監視ユニット74と、駆動制御基板78とに電気的に接続されている。
サウンドI/O基板71は、スピーカ23TL,23TR,23UL,23URへの音声の出力を行う。LED基板72は、副制御回路101(図8参照)の制御により実行される演出に応じて、光源の一具体例を示すLED群25を発光させて、点滅パターンを表示する。
24hドア開閉監視ユニット74は、フロントドア2bの開閉の履歴を保存する。また、24hドア開閉監視ユニット74は、フロントドア2bを開放したときに、液晶表示装置11にエラー表示を行うための信号を副制御基板42(副制御回路101)に出力する。
副制御基板42には、ロムカートリッジ基板76と、液晶中継基板77とが接続されている。ロムカートリッジ基板76は、演出用の画像(映像)、音声、光(LED群25)及び通信のデータを管理するための基板である。液晶中継基板77は、副制御基板42と液晶表示装置11とを接続する配線を中継する基板である。
<主制御回路>
次に、主制御基板41により構成される主制御回路91について、図7を参照して説明する。図7は、パチスロ機1の主制御回路91の構成例を示すブロック図である。
図7に示すように、制御手段としての主制御回路91は、主制御基板41上に設置されたマイクロコンピュータ92を主たる構成要素とし、遊技の進行を制御するものである。マイクロコンピュータ92は、メインCPU93、メインROM94及びメインRAM95により構成される。
メインROM94には、メインCPU93により実行される制御プログラム、データテーブル、後述する副制御回路101に対して各種制御指令(コマンド信号)を送信するためのデータ等が記憶されている。メインRAM95には、制御プログラムの実行により決定された内部当籤役等の各種データを格納する格納領域が設けられる。
メインCPU93には、クロックパルス発生回路96、分周器97、乱数発生器98及びサンプリング回路99が接続されている。クロックパルス発生回路96及び分周器97は、クロックパルスを発生する。メインCPU93は、発生されたクロックパルスに基づいて、制御プログラムを実行する。乱数発生器98は、予め定められた範囲の乱数(例えば、0〜65535)を発生する。サンプリング回路99は、発生された乱数の中から1つの値を抽出する。
メインCPU93は、リールインデックスを検出してから各リール3L,3C,3Rのステッピングモータに対してパルスを出力した回数をカウントする。これにより、メインCPU93は、各リール3L,3C,3Rの回転角度(主に、リールが図柄何個分だけ回転したか)を管理する。
なお、リールインデックスとは、リールが一回転したことを示す情報である。このリールインデックスは、例えば、発光部及び受光部を有する光センサと、各リール3L,3C,3Rの所定の位置に設けられ、各リール3L,3C,3Rの回転により発光部と受光部との間に介在される検知片を備えたリール位置検出部(不図示)により検出する。
ここで、各リール3L,3C,3Rの回転角度の管理について、具体的に説明する。ステッピングモータに対して出力されたパルスの数は、メインRAM95に設けられたパルスカウンタによって計数される。そして、図柄1つ分の回転に必要な所定回数(例えば16回)のパルスの出力がパルスカウンタで計数される毎に、メインRAM95に設けられた図柄カウンタが1ずつ加算される。図柄カウンタは、各リール3L,3C,3Rに応じて設けられている。図柄カウンタの値は、リール位置検出部(不図示)によってリールインデックスが検出されるとクリアされる。
つまり、本実施の形態では、図柄カウンタを管理することにより、リールインデックスが検出されてから図柄何個分の回転が行われたのかを管理するようになっている。したがって、各リール3L,3C,3Rの各図柄の位置は、リールインデックスが検出される位置を基準として検出される。
本実施の形態では、基本的に滑り駒数の最大数を図柄4個分に定めている。したがって、左ストップボタン17Lが押されたときに表示窓4の中段にある左リール3Lの図柄と、その4個先の図柄までの範囲内にある各図柄が、表示窓4の中段に停止可能な図柄となる。
<副制御回路>
次に、副制御基板42により構成される副制御回路101について、図8を参照して説明する。図8は、パチスロ機1の副制御回路101の構成例を示すブロック図である。
図8に示すように、副制御部としての副制御回路101は、主制御回路91と電気的に接続されており、主制御回路91から送信されるコマンド信号に基づいて演出内容の決定や実行等の処理を行うとともに、図6に示す液晶表示装置11、LED群25、スピーカ23TL,23TR,23UL,23UR等の周辺装置の制御を行うものである。副制御回路101は、基本的に、サブCPU102、サブRAM103、レンダリングプロセッサ104、描画用RAM105、ドライバ106を含んで構成されている。
サブCPU102は、主制御回路91(図7参照)から送信されたコマンド信号に応じて、ロムカートリッジ基板76に記憶されている制御プログラムに従い、音、光の出力、液晶表示装置11の表示の制御を行う。ロムカートリッジ基板76は、基本的に、プログラム記憶領域とデータ記憶領域によって構成される。
プログラム記憶領域には、サブCPU102が実行する制御プログラムが記憶されている。例えば、制御プログラムには、主制御回路91(図7参照)との通信を制御するための主基板通信タスクや、演出用乱数値を抽出し、演出内容(演出データ)の決定及び登録を行うための演出登録タスクが含まれる。また、決定した演出内容に基づいて液晶表示装置11による映像の表示を制御する描画制御タスク、LED群25(図6参照)等の光源による光の出力を制御するランプ制御タスク、スピーカ23TL,23TR,23UL,23URによる音の出力を制御する音声制御タスク等が含まれる。
データ記憶領域は、各種データテーブルを記憶する記憶領域、各演出内容を構成する演出データを記憶する記憶領域、映像の作成に関するアニメーションデータを記憶する記憶領域が含まれている。また、BGMや効果音に関するサウンドデータを記憶する記憶領域、光の点消灯のパターンに関するランプデータを記憶する記憶領域等が含まれている。
サブRAM103は、決定された演出内容や演出データを登録する格納領域や、主制御回路91から送信される内部当籤役等の各種データを格納する格納領域が設けられている。
サブCPU102、レンダリングプロセッサ104、描画用RAM(フレームバッファを含む)105及びドライバ106は、演出内容により指定されたアニメーションデータに従って映像を作成し、作成した映像を液晶表示装置11に表示させる。
また、サブCPU102は、演出内容により指定されたサウンドデータに従ってBGMなどの音をスピーカ23TL,23TR,23UL,23URにより出力させる。また、サブCPU102は、演出内容により指定されたランプデータに従ってLED群25の点灯及び消灯を制御する。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。パチスロ機1によれば、音を発生するスピーカ23TL,23TRの前面側にスピーカカバー210が配置されている。スピーカカバー210は、複数の放音孔212を備える。放音孔212は、前面側から背面側に向かって窄まる形状に形成されている拡散部213を有する。
これにより、スピーカから発生された音は、放音孔212の背面側における拡散部213の窄まった部分で、音圧が高まり、前面側に向かって拡散する。よって、放音孔212に拡散部を設けない場合に比べ、効率よく音を遠くまで伝播できる。したがって、放音効率を向上できる遊技機を提供できる。
また、パチスロ機1によれば、放音孔212の拡散部213が背面側に向かって窄まる形状に形成されているので、遊技者に面する前面側からスピーカ23TL,23TRが配された背面側に、異物が侵入するのを防止可能となり、放音効率が低下するのを防止できる。
また、パチスロ機1によれば、スピーカ23TL,23TRから発生された音は、放音孔212の集音部214において集音され、拡散部213の窄まった部分に向かって音圧が高まり、前面側に向かって拡散する。よって、放音孔212に拡散部213及び集音部214を設けない場合に比べ、より効率よく音を遠くまで伝播できる。したがって、放音効率をより向上できる遊技機を提供できる。
また、パチスロ機1によれば、スピーカ23TL,23TRから発生された音は、放音孔212の集音部214において集音され、前面側から外部へより広がりながら拡散する。したがって、放音効率をより向上できる遊技機を提供できる。
また、パチスロ機1によれば、スピーカ23TL,23TRから発生された音は、放音孔212の集音部214において、より音圧が高まり、拡散部213において、前面側から外部へより広がりながら拡散する。したがって、放音効率をより向上できる遊技機を提供できる。
また、パチスロ機1によれば、スピーカカバー210のカバー本体211を前面側に膨出する曲面形状に形成したので、カバー本体211を平面形状に形成した場合に比べ、スピーカカバー210の前面側の面積を広くできるので、より多くの放音孔212を設けることが可能となる。したがって、放音効率をより向上できる遊技機を提供できる。また、スピーカカバー210のカバー本体211を前面側に膨出する曲面形状に形成したことで、カバー本体211の前面側からの衝撃に対する耐久性を、カバー本体211を平面形状に形成した場合に比べ向上できる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態において、スピーカカバー210のカバー本体211を曲面形状に形成しているが、これに限らず、カバー本体211を平面形状に形成してもよい。
また、本実施形態において、放音孔212は、拡散部213及び集音部214を備えるが、これに限らず、集音部214を省略し、拡散部213のみであってもよい。
また、本実施形態において、拡散部213は、円錐形状の頂点側を平面にした形状で形成しているが、これに限らず、前面側から背面側に向かって窄まる形状であれば、四角錐形状や三角錐形状等の多角錐形状の頂点側を平面にした形状で形成してもよい。また、集音部214は、円錐形状の頂点側を平面にした形状で形成しているが、これに限らず、背面側から前面側に向かって窄まる形状であれば、四角錐形状や三角錐形状等の多角錐形状の頂点側を平面にした形状で形成してもよい。
また、本実施形態において、放音孔212は、拡散部213及び集音部214をともに円錐形状の頂点側を平面にした形状で形成しているが、これに限らず、拡散部213及び集音部214を互いに異なる形状、例えば、拡散部213を円錐形状の頂点側を平面にした形状で形成し、集音部214を多角錐形状の頂点側を平面にした形状で形成してもよい。また、放音孔212のホーン形状(拡散部213及び集音部214)について、スピーカカバー210のカバー本体211の中心と遠心とで、異なる形状にしてもよい。
また、本実施形態の説明では、遊技機の一例としてパチスロ機を例に説明したが、本発明は、これに限らず、スピーカを備える遊技機であれば、パチンコ遊技機等に適用することもできる。例えば、パチンコ遊技機は、遊技者の遊技操作(例えば、遊技球の発射操作)がされ、遊技媒体である遊技球が遊技盤上の始動口に入球したことに基づいて、内部当籤役(例えば、大当りか否か)が決定されるとともに、図柄表示手段によって図柄の変動表示が開始され、予め定められた停止条件の成立(例えば、図柄の変動時間が終了すること)に基づいて、図柄の変動表示が停止され、所定の図柄の組合せが表示されると、所定の利益(例えば、大当り状態への移行)が付与される。このようなパチンコ遊技機は、上記のような遊技の進行に応じた演出としての音を発生するスピーカを備えるが、このスピーカをスピーカユニット200と同様の構成により設けてもよい。
1 パチスロ機
23TL,23TR スピーカ
210 スピーカカバー
212 放音孔
213 拡散部
214 集音部

Claims (3)

  1. 音を発生するスピーカの前面側に保護部が配置された遊技機であって、
    前記保護部は、複数の放音孔を備え、
    前記放音孔は、前面側から背面側に向かって窄まる形状に形成されている拡散部と、前記拡散部の背面側に配されており、前記拡散部と連通し、背面側から前面側に向かって窄まる形状に形成されている集音部と、を有し、
    前記放音孔の断面形状において、前記拡散部の前面側への開口角度が、前記集音部の背面側への開口角度よりも大きいことを特徴とする遊技機。
  2. 前記放音孔の断面形状において、前記拡散部の前面側への開口寸法が、前記集音部の背面側への開口寸法よりも大きいことを特徴とする請求項に記載の遊技機。
  3. 前記拡散部の前面側側縁は、面取り加工されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
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