JPS60232186A - パチンコ機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電磁ツレメイドなどの電気的駆動源により可
動球受部材の状態を変換して打球を受け入れない或いは
受け入れ難い第１状態と、打球を受け入れ易い第２状態
とに変換する変動打球入賞装置を備えたパチンコ機にお
いて、変動打球入賞装置に入賞し得る最大打球数と、実
際に入賞した打球の数とを゛電気的に処理することによ
り、変動打球入賞装置が適正な状態変換を行っているか
を判定し、不適正な場合には遊技中断手段を作動させて
遊技の続行を阻止するようにしたパチンコ機に関するも
のである。

電気的駆動源により可動球受部材の状態を変換して打球
の受け入れ易さを変換させる変動打球入賞装置を備えた
パチンコ機は種々提案されている。しかしながら従来私
パチンコ機は、電気的駆動源の作動、停止を単に制御す
るだけであり、可動球受部材が電気的駆動源の作動に対
応して適正な状態変換を行っているか否かを確認するこ
とができない。このためパチンコ機の内部にピアノ線等
を侵入させて可動球受部材を開き放しにする不正行為が
行われたり、球詰りなどにより可動球受部材の状態変換
動作に不具合を生じて遊技者に不当な利益を与えたり或
いは不利益を与えるなどの不都合を生じる。

本発明は上記に鑑み提案されたもので、変動打球入賞装
置に入賞した打球を検出する入賞球検出器を設けるとと
もに、可動球受部材が適正に開いている間に入賞し得る
打球数の最大値を記憶し、入賞球検出器によってカウン
トした実際の入賞球数と上記最大値とにより、電気的駆
動源の作動に対応して可動球受部材が適正な状態変換を
行っているかを電気的に判定する適正作動判定部を設け
、該適正作動判定部から出力される不適正信号によって
遊技の続行を阻止することにより、不正行為の防止を図
るとともに、遊技者に適正な利益を確実に付与すること
ができ、安心してパチンコ遊技を行うことができるパチ
ンコ機を提供しようとするものである。

以下本発明を図面の実施例にもとづいて説明する。

パチンコ機ｌは、第１図に示すように、遊技盤λの表面
にガイトレー／Ｉ／３で囲まれた遊技部弘を有し、該遊
技部参内に無数の障害釘（図示せず）、入賞具！・・・
、特定入賞口６及び変動打球入賞装置７などを配設しで
ある。またパチンコ機ｌの前面には供給皿ｔ１受皿９、
発射操作部１０などを設けてあり、遊技者が発射操作部
ｉ。

を操作すると、モータやソレノイドなどを駆動源とする
打球発射装置／／が始動し、供給皿ｊから導入した球を
一個宛発射することができる。

そして発射された打球はガイドレール３を介して遊技部
参内に入り、障害釘に当って弾かれながら流下する。流
下する途中で入賞具！・・・、特定入賞口６、変動打球
入賞装置７に入ると入賞球となり、一方、いずれの入賞
口にも入らなかった場合にはアウト口１２に入ってアウ
ト玉となる。なお打球がいずれかの入賞口に入ると、遊
技盤λの裏側に設けである賞球排出装置（図示せず）が
作動し、供給皿ざ又は受皿りに賞球を排出する。

変動打球入賞装置７は、第２図に示すように、遊技盤２
表面に取付ける取付基板１３に横長な球入口／ｆを開設
し、該球入口／ＩＩに横長な可動球受部材ｌｊを下方部
の軸ｌ乙により回動自在に軸着し、該−可動球受部材ｌ
！の下方部後端に横向きに突設した係合腕／７と、取付
基板１３の裏面に取付けた電気的駆動源ｌＩの作動レバ
ー１９とを係合しである。可動球受部材ｌｊは、横長な
板状であって、常には第３図で示すように電気的駆動源
／Ｉの復帰スプリング／ｌｒ’の付勢により起立して球
入口／４１を塞ぐ第１状態で静止し、電気的駆動源ｎｒ
を作動すると第４図で示すように軸１６を中心として上
端を前方に倒す方向に回動して球入口／４（を開放する
第２状態に変換する。また取付基板１３の裏面には、前
面開放状の箱枠２０を設け、該箱枠２０の内部中程に球
入口ｌμと連通ずる横長な棚状の球道路λｌを形成し、
該球道路、２／の傾斜下端を箱枠背面の球出口ｎに連通
ずる。そして該球出口ｎには第５図に示すように入賞球
を検出する入賞球検出器ｎの作動片Ｊを臨ませる。なお
この入賞球検出器２３は、球入口ｌψから入った入賞球
を検出することができればどのような構成でもよいし、
球出口ｎの下流側に延設した入賞球通路（図示せず）に
配設してもよい。

図面で示す実施例では、打球が特定入賞口乙に入って特
定賞態様が形成されたときに変動打球入賞装置７が一定
時°間継続して第２状態を維持するようにしである。こ
のため特定入賞口６から延設した球道路に特定入賞検出
器２りを臨ませ、該特定入賞検出器２ｓを電気的制御装
置２乙に電気的に接続する。

第６図に示す電気的制御装置２６は、第１７リツプ７０
ツブ２７の百出力を一方の入力側とする第１アントゲ−
）　２１ｒの他方の入力側に上記特定入賞検出器２夕を
接続し、該第１アントゲ−トコｔの出力側を第１７リツ
プ７０ツブλ７のセット側入力に接続し、第１７リツプ
７０ツブ２７のＱ出方何にドライバλりを介して変動打
球入賞装置７の電気的駆動源／Ｉと第１タイマ３０を接
続し、該タイマ３０の出力側を第１７リツプフロツプ２
７のリセット側入力に接続しである。

したがって打球が特定入賞口６に入り特定賞態様を形成
すると、該打球を検出した特定入賞検出器２ｊからの特
定入賞信号により第１フリツプーフｐツブコアがセット
され、Ｑ出力によりドライバλりを介して電気的駆動源
／Ｉを励磁し、変動打球入賞装置７を第１状態から第２
状態に変換することができる。そして第１タイマ３０に
予め設定した所定時間、例えば１０秒間が経過すると、
該タイマ３０の出力により第１７リツプフロツプ２７が
リセットされ、電気的駆動源／Ｉが消磁して変動打球入
賞装置７を第２状態から第１状態に復元することができ
る〇 第１７リツプフロツプ２７をリセットしても変動打球入
賞装置７が第１状態に復元しない場合には、適正作動判
別部３／の作動により遊技を強制的に中断させる。

第６図に示す適正作動判別部３／は、単位時間当り入賞
し得る打球の最大値を設定、記憶する個数設定器３２と
、該個数設定器３２の設定値Ｎと実際に入賞した打球の
数とをカウントして実際の入賞球数界が設定値Ｎを越え
たときに出力するカウンタ３３と、該カウンタ３３の出
力によりセットされ不適正信号を出力する第２７リツプ
７０ツブ３ＩＩと、不適正信号の発生から所定時間経過
すると第２７リツプ７リツプ評をリセットする第２タイ
マ３５などからなり、変動打球入賞装置７の入賞球検出
器、２３を上記カウンタ３３に接続して入賞球数をカウ
ントするとともに、前記第１７リツプ７０ツブ２７のＱ
出力をカウンタ３３のリセット側入力に接続してカウン
タ３３をリセットするようにしである。なお個数設定器
３λは、打球発射装置／／が発射する打球の数と、変動
打球入賞装置７の第２状態継続時間１、即ち第１タイマ
３０の設定時間を勘案して設定する。例えば打球発射装
置／／が毎分１００個の打球を発射することができ、前
記第１タイマ３０の設定時間を１０秒間にセットしたパ
チンコ機ｌにおいては、＝１６．δ 中　１７個 となる。但しこの設定数Ｎは、特定賞態様が成立した時
点で既に発射され遊技部内を流下してい不打球を考慮し
、多少余裕をもたせて例えば１８乃至２０位に設定する
ことが望ましい。

そして第２７リツプフロツプ３ＩＩの出力側に遊技中断
手段３６を接続し、不適正信号の発生により、遊技を強
制的に中断するようにしである。

第６図に示す遊技中断手段３ｔは、不適正信号によりト
ライバ３６ａを介してリレー３Ａｂを作動し、該リレー
３≦ｂの作動により打球発射装置１１のモータ／／’を
停止するようにしてなる。

打球が特定入賞信号に入り、第１７リツブ７０ツブ２７
がセットされると、Ｑ出力により変動打球入賞装置７が
第２状態に変換するとともにカウンタ３３がリセツ（さ
れ、第２状態における変動打球入賞装置７に打球が入る
と、入賞球検出器２３からの入賞球信号によりカウンタ
３３が入賞球の数をカウントする。そして、所定時間が
経過し、変動打球入賞装置７が第１状態に適正に復帰す
ると、カウンタ３３がそれ以上の入賞球信号を受信しな
いので、第２７リツプ７０ツブ３ＩＩがリセット状態を
維持し、不適正信号は発せられない。

ところが第４図に示すように、可動球受部材／ｊにピア
ノ線３７を引っ掛けて球入口／４（を開放状態にする不
正行為や、球通路、２／内に打球が詰るなどのトラブル
が発生した場合には、所定時間の経過により第１７リツ
プフロツブコ７がリセットしても変動打球入賞装置７が
第１状態に戻らずに第２状態を継続する不適正状態とな
るので、カウンタ３３が引き続き変動入賞装置７への入
賞球をカウントする。そして、この実際のカウント値外
が個数設定器３２の設定値Ｎに達するとカウンタ３３が
出力を発するので、該出力により第２アンドゲート３ｔ
が開き、第２７リツプフロップ３ψがセットされる。第
２フリツプフロツプ評がセットされると、Ｑ出力から不
適正信号が発生し、該不適正信号によりリレー３６ｂを
作動し、打球発射装置ｌ／の作動を停止し、遊技を強制
的に中断する。このとき、上記不適正信号により当該パ
チンコ機に設けたランプを点灯又は点滅させたり、或い
は警告ブザーを鳴らすことにより店員に知らせたり、中
央管理室に設けたランプ或いはブザー等によりトラブル
が発生したことを報知するようにしてもよい。そして変
動打球入賞装置７の球詰りを解いたり、或いは不正行為
を止めさせるなど、遊技中断の原因を取り除く。

第６図に示す適正作動判別部３１は、自動復帰用タイマ
３！を備えるので、該タイマ３ｊが第２７リツプフロツ
プ３１から不適正信号を受けた後、所定時間が経過する
と、タイマ３Ｓの出力により第２７リツプ７０ツブ３弘
をリセットし、パチンコ機ｌを遊技可能な状態に自動復
帰することができる。

遊技中断手段は上記説明ではモータ／／’を止めるよう
にしたのであるが、不適正信号により遊技を中断させる
ことができればどのような構成でもよい。例えば第７図
に示す遊技中断手段の他の実施例は、遊技盤２の裏面に
ソレノイド３９を設けると共に、該ソレノイド３９にガ
イドレール３上の球通路３′を遮る遮断杆ａＯを接続し
たものであり、不適正信号の発生により球通路３′を遮
断杆１１０により遮断して打球を強制的にファール球と
し、遊技の継続を阻止するようにしたものである。

したがってリレー３ｔｂを上記ソレノイド３９に接続し
、第２７リツプ７ｐツブ３μから不適正信号が発信して
リレーＪ６ｂが作動したときにソレノイド３９の励磁で
遮断杆りが球通路３′を遮るようにすればよい。

第８図に示す遊技中断手段の他の実施例は、パチンコ機
前面の開閉パネルψｌにソレノイドＩＡ２′により作動
するシ゛ヤツタＱを設け、該シャッタｑの移動により、
供給皿ｒとガイドレール３下端の球発射位置とを連通ず
る球通過口杯を開閉するようにしたものである。したが
って第２７リツプ７０ツブ３’ｌから不適正信号が発生
するとソレノイド輯が励磁し、上記球通過日鉾をシャッ
タＩＩ３により閉塞して供給皿を内の球が球発射位置に
供給されないようにし、遊技の継続を阻止することがで
きる。

一以上説明したように本発明によれば、変動打球入賞装
置が適正に開いている間に入賞し得る打球数の最大値を
記憶し、入賞球検出器からの信号によってカウントした
実際の入賞球数と上記最大値とを電気的に処理する適正
作動判定部を設け、該適正作動判定部に遊技中断手段を
接続するので、変動打球入賞装置の打球受は入れ状態の
変換動作が不適正な場合には、適正作動判定部から発せ
られる不適正信号により遊技中断手段を作動してパチン
コ遊技を強制的に中断させることができる。したがって
、不正行為の防止を図ることができるばかりでなく、遊
゛技者に適正な利益を確実に付与することができ、遊技
者は安心して遊技することができる。また本発明は、パ
チンコ機毎に適正作動判別部と遊技中断手段を設けて、
不正行為やトラブルが発生した場合には当該パチンコ機
における遊技の続行を阻止するようにしたので、特に不
正防止には著しい効果を発揮することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は正面図、
第２図は変動打球入賞装置の分解斜視図、第３図は変動
打球入賞装置の第１状態における斜視図、第４図は変動
打球入賞装置の第２状態における斜視図、第５図は変動
打球入賞装置の背面図、第６図はブロック配線図、第７
図及び第８図は遊技中断手段の他の実施例の概略構成図
である。 ｌ・・・パチンコ機、６・・・特定入賞口、７・・・変
動打球入賞装置、／４（・・・球入口、１５・・・可動
球受部材、／１・・・電気的駆動源、ｎ・・・入賞球検
出器、２！・・・特定入賞検出器、ム・・・電気的制御
装置、３１・・・適正作動判別部、３λ・・・個数設定
器、３３・・・カウンタ、３ｔＩ・・・７リツプ７０ツ
ブ、３６・・・遊技中断手段。 特許出願人　株式会社　ソ　フ　ィ　ア５，１Ｕ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電気的駆動源により可動球受部材の状態を変換して打球
   を受け入れ難い又は受け入れない第１状態と、打球を受
   け入れ易い第２状態とに変換可能な変動打球入賞装置を
   備えたパチンコ機において、変動打球入賞装置に入賞し
   た打球を検出する入賞球検出器を設けるとともに、変動
   打球入賞装置が第２状態に適正に変換している間に入賞
   し得る打球数の最大値を記憶し、上記入賞球検出器から
   送られてくる入賞球信号をカウントして得たカウント値
   と上記最大値との電気的処理により、電気的駆動源の作
   動に対応して可動球受部材が適正な状態変換を行ってい
   るかを電気的に判定する適正作動判定部を設け、該適正
   作動判定部に遊技中断手段を接続し、適正作動判定部か
   ら発せられる不適正信号により遊技中断手段を作動して
   遊技の続行を阻止するようにしたことを特徴とするパチ
   ンコ機。