JP4227890B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、上皿に投入された遊技球を弾球遊技機の外部へ1個ずつ排出する度に島台から別通路を経て供給される遊技球が1個ずつ遊技盤面に打ち込まれるようにした弾球遊技機に関するものである。
従来、弾球遊技機の一種であるパチンコ機として、上皿に投入されたパチンコ球を1個ずつパチンコ機の外部に排出する度に島台から別通路を経て供給されるパチンコ球が1個ずつ遊技盤面に打ち込まれるようにしたパチンコ機がある。更に詳しく説明すると、このパチンコ機は、パチンコ球を投入する上皿と、該上皿と連通する遊技球連通路と、該遊技球連通路に設けられこの遊技球連通路に整列するパチンコ球であってその最先のパチンコ球を1個ずつ区切ってパチンコ機の外部へ排出する投入球排出装置と、前記最先のパチンコ球を検出する投入球検知スイッチと、島台から別通路を経て供給されるパチンコ球を1個ずつ遊技盤面に打ち込む打球発射装置とからなっている。
そして、操作ハンドルを回動することにより前記投入球排出装置を作動させ、前記遊技球連通路の最先のパチンコ球を投入球検知スイッチで検出すると共に排出通路へ排出し、この度に前記打球発射装置を作動させて前記島台から別通路を経て供給されるパチンコ球を1個ずつ遊技盤面に打ち込むようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平4−300571号公報(第2−4頁、図1)
この種パチンコ機は、上皿に投入されるパチンコ球と遊技盤面に打ち込まれるパチンコ球とが異なるため、例えば上皿に投入されるパチンコ球はその表面に油脂や埃が付いていても遊技盤面打ち込まれないことから遊技盤面の汚れや球詰まりがなく、また、そのパチンコ球の表面にハンドクリームを塗ってパチンコ機を有利に作動させたり、小さなパチンコ球を使用することによる不正行為が防止されるという点では利点がある。
しかしながら、上皿と連通する遊技盤連通路にはその中を整列するパチンコ球であってその最先のパチンコ球を検出する投入球検知スイッチが設けられ、この投入球検知スイッチでパチンコ球が検出される度に打球発射装置が作動して島台から別通路を経て供給されるパチンコ球が1個ずつ遊技盤面に打ち込まれる。このため、上皿にパチンコ球が無い状態で例えば遊技球連通路内にピアノ線等の金属線を差し込み、故意に投入球検知スイッチを検出させて、実際に上皿へパチンコ球を投入せずに打球発射装置を作動させて遊技盤面にパチンコ球を打ち込む不正行為が行なわれるという課題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、実際に遊技客が遊技球を投入せずに遊技球を発射させてしまうといった事態をなくし、これによる不正行為を防止するようにした弾球遊技機を提供することを目的とするものである。
かかる目的を達成するため本発明は、遊技球を投入する上皿と、上皿と連通する遊技球連通路と、遊技球連通路に整列する遊技球であってその最先の遊技球を1個ずつ区切って弾球遊技機の外部へ排出する投入球排出装置と、遊技球連通路に設けられ前記最先の遊技球を検出する投入球検知スイッチと、島台から発射球専用通路を経て供給される遊技球を1個ずつ遊技盤面に打ち込む打球発射装置とからなり、前記遊技球連通路の最先の遊技球を1個ずつ排出させる度に島台から発射球専用通路を経て供給される遊技球が1個ずつ遊技盤面に打ち込まれるようにした弾球遊技機において、投入球排出装置は、排出ソレノイドにより回動し先端爪部が遊技球連通路内に介入できる球切り部材と、その下方に位置して排出ソレノイドにより回動し先端爪部が遊技球連通路内に介入できる球受部材とを備え、投入球検知スイッチが両先端爪部間の遊技球連通路に配置され、遊技球連通路における投入球検知スイッチの下流側に排出球確認スイッチを配置し、排出ソレノイドが消磁しているとき、球切り部材の先端爪部が遊技球連通路から退き、同時に球受部材の先端爪部が遊技球連通路内に介入して最先の遊技球を支持すると共に投入球検知スイッチにより検出し、排出ソレノイドが励磁すると、球切り部材の先端爪部が遊技球連通路内に介入して次の遊技球を止め、同時に球受部材の先端爪部が遊技球連通路から退き、最先の遊技球を下方へ流下させ投入球検知スイッチがOFF状態になってから排出球確認スイッチで再び検出することにより、打球発射装置が作動して発射球専用通路から発射位置に供給される遊技球を遊技盤面に打ち込むようにした構成からなる。
本発明は、遊技球連通路における投入球検知スイッチの下流側に排出球確認スイッチを配置し、投入球検知スイッチで検出された後の遊技球を排出球確認スイッチで再び検出するようにした、すなわち前記遊技球を検出した投入球検知スイッチがOFFになってから排出球確認スイッチがONになるようにした。これにより、仮に遊技球連通路にピアノ線等の金属線を挿入し、投入球検知スイッチと排出球確認スイッチとを同時に検出させたとしても、排出球確認スイッチが検出されるときは投入球検知スイッチが未だON状態のままになっており打球発射装置を作動させる要件が揃わない。よって、遊技盤面にはパチンコ球が発射されず、この種の不正行為が防止されるという効果がある。
以下、本発明に係る弾球遊技機の実施の形態を図面と共に説明する。なお、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機のうち、本発明はその一例であるパチンコ機について説明する。図1は本発明が適用されるパチンコ機の正面図、図2は同正面から見た透視図である。
パチンコ機Pは、縦長方形枠状に成形される外枠1の前面に額縁状の前枠2が開閉自在に装着され、更にその前面上下部に透明板保持枠3と前面板4とが同じく開閉自在に装着されている。前記前枠2に遊技盤5が配設され、その前面の遊技部5aが透明板保持枠3に開設され透明板により覆われる窓開口6に臨むようになっている。また、前記前面板4の前面には遊技客が遊技するため遊技球であるパチンコ球を投入する上皿7が装着され、その下方に上皿7から溢れるパチンコ球を貯留する下皿8が一体に設けられている。9は前面板4の前面一側に突設される操作ハンドルである。
前記遊技盤5の前面には外側ガイドレール10aと内側ガイドレール10bとが渦巻状に敷設され、これら内・外側ガイドレール10a,10bで囲われる遊技部5aに種々の盤面部品が装着されている。例えば、遊技盤5の中央に表示部11aを有する可変表示装置11が配置される。また、該可変表示装置11の下方にはパチンコ球が入賞することにより、可変表示装置11の表示部11aに表示される数字、記号等の情報を変動表示させる始動入賞口12が設けられる。更に、その下方に前記変動した表示が一定の時間経過後に停止して特定の表示(例えば「777」)を示し、遊技者にとって有利な特別遊技状態になったとき、一定の条件の下で開閉扉13aを所定回数開成させ一度に多くの入賞球が得られるようにした入賞装置13が配設されている。また、可変表示装置11の両側には一般入賞口14が装着される。前記遊技部5aの下端部に内側ガイドレール10bの内側に沿ってアウト球をパチンコ機Pの外部に排出するアウト球口15が開設されている。
前記上皿7は、図2に示すように内底面が一方へ下斜しており、その流下端に上皿7と連通する遊技球連通路16が配設される。更に、該遊技球連通路16の下流側にこの遊技球連通路16に整列するパチンコ球であってその最先のパチンコ球を1個ずつ区切って排出する投入球排出装置17が配置されている。この投入球排出装置17は、前面板4の裏面であって遊技球連通路16の屈曲部の外側に配置され、図5(イ)に示すように前面板4の裏面にほぼ中央部を支軸18により回動自在に軸支される球切り部材19と、その下方に位置して同じく前面板4の裏面に下端部を支軸20により回動自在に軸支される球受部材21と、前記球切り部材19を作動させる排出ソレノイド22とからなる。更に、遊技球連通路16の所定位置に投入球検知スイッチ23が設けられると共にその下流側の近接位置に排出球確認スイッチ24が設けられる。
また、前記支軸18には略への字状の連結部材25が軸支される。該連結部材25一側の透孔26に前記球受部材21の側面から突出するピン27が嵌合され、他側は前記排出ソレノイド22から下方へ伸びるプランジャ22aの下端に軸支される。前記球切り部材19は、回動してその先端爪部19aが遊技球連通路16の屈曲部の外側に開設された差込口28を介して遊技球連通路16内に介入できるようになっており、基端部19bが前記プランジャ22aの下端に軸支されている。また、球受部材21は逆L字状に成形され、回動してその先端爪部21aが前記差込口28を介して遊技球連通路16内に介入できるようになっている。そして、両先端爪部19a,21a間の遊技球連通路16に前記投入球検知スイッチ23が配置される。
そして、図5(イ)に示すように排出ソレノイド22が消磁しているときは、そのプランジャ22aが下方へ突出し、球切り部材19が後側へ回動してその先端爪部19aが差込口28から退く位置にある。同時に、球受部材21が前側へ回動してその先端爪部21aが差込口28から遊技球連通路16内に介入した位置にある。このとき、遊技球連通路16に整列するパチンコ球の内、最先のパチンコ球B1が球受部材21の先端爪部21aの上面で支持され止められると共に投入球検知スイッチ23により検出される。
一方、図5(ロ)に示すようにこの状態で排出ソレノイド22が励磁すると、プランジャ22aが上方へ収縮し、球切り部材19が前側へ回動してその先端爪部19aが差込口28から遊技球連通路16内に入り、前記最先のパチンコ球B1と次のパチンコ球B2との間に介入して次のパチンコ球B2を止める。同時に、球受部材21が後側へ回動してその先端爪部21aが差込口28から退き、支持を失った前記最先のパチンコ球B1を下方へ流下させる。この最先のパチンコ球B1はその後排出球確認スイッチ24で検出されつつパチンコ機Pの外部のアウト球タンク(図示せず。)へ排出される。
また、再度排出ソレノイド22が消磁すると、そのプランジャ22aが下方へ突出して球切り部材19が後側へ回動し、図5(イ)に示すように球切り部材19の先端爪部19aが差込口28から退き、同時に球受部材21の先端爪部21aが差込口28から遊技球連通路16内に入る。これにより、前記次のパチンコ球B2が球受部材21の先端爪部21aの上面に支持され、同時に投入球検知スイッチ23により検出される。以後、排出ソレノイド22の励・消磁ごとに前記と同様な動作が繰り返される。そして、投入球検知スイッチ23により検出されたパチンコ球が排出球確認スイッチ24で検出される。このように、投入球検知スイッチ23で検出された後のパチンコ球を排出球確認スイッチ24で再び検出することにより、後記するように打球発射装置31が作動して発射球専用通路43から発射位置32に供給されるパチンコ球を遊技盤5面に打ち込むようなっている。
前面板4により覆われる前枠2の前面には、打球発射レール29が取り付けられる。この打球発射レール29の先端部は、前記外側ガイドレール10aの下端部とファール球戻し口30を介して連なっており、打球発射レール29の基端部側には打球発射装置31が装着される。打球発射装置31は、回動自在に軸支され打球発射レール29の発射位置32に位置するパチンコ球を打球する打球槌33と、この打球槌33の軸33aに連結される発射ソレノイドであるロータリソレノイド34とからなる。そして、ロータリソレノイド34の作動により打球槌33を往復運動させてパチンコ球を1個ずつ発射できるようになっている。前記ファール球戻し口30の下方にはファール球排出樋35が設けられ、ファール球はその途中に設けられたファール球スイッチ36により検出されると共に下端開口からパチンコ機P外部のアウト球タンクへ排出される。
前記前枠2の裏側には、図3に示すようにその上部に球タンク37が配設され、その下方に一側が下傾するタンクレール38が配設される。このタンクレール38の流下端に賞球払出装置39が連接されると共にその下方に賞球誘導樋40が配設され、賞球払出装置39から払い出された所定数のパチンコ球は、賞球誘導樋40を流下して下端部の球出口41を介して前記上皿7に貯留される。図示は省略するが、賞球払出装置39内には、払出駆動モータにより回転して所定数のパチンコ球を払い出す回転体、払い出されるパチンコ球数を検出する払出球検出スイッチが配置される。
一方、前記タンクレール38の上流端部の底面に球導口42が開設され、この球導口42に前記賞球誘導樋40とは別通路として発射球専用通路43が配設される。この発射球専用通路43は、図4に示すように球圧を軽減させるため前後に蛇行して成形され、その流下端が前記打球発射レール29の発射位置32に臨んでおり、前枠2の裏面に取り付けられる球送り装置44により発射球専用通路43内のパチンコ球を1個ずつ前記発射位置32に供給するようになっている。また、発射球専用通路43の途中に該発射球専用通路43内にパチンコ球が所定数あることを確認する発射球確認スイッチ55が設けられる。前記発射球専用通路43は、その上端を球タンク37に接続せずに、直接島台の樋に接続しそこからパチンコ球を得るようにしても良い。
前記球送り装置44は、図6、図7(イ)に示すように発射球専用通路43の下端開口45の真下に位置しかつ打球発射レール29の発射位置32に対向して位置する球送り部材46と、該球送り部材46を作動させるフラッパー型のソレノイド47とから概略構成される。球送り部材46は打球発射レール29の側方であって平面的に見て打球発射レール29と平行な支持軸48により軸支され、打球発射レール29に平面的に見て直交する面内で回動し得るようになっている。球送り部材46における発射位置32と対向する側に、回動して前記下端開口45からのパチンコ球を受け入れる凹窪部49が設けられ、一側には係合ピン50が突設されている。
前記ソレノイド47は球送り部材46に近接して配置されており、下端一側に金属性の可動板51が回動自在に軸支されている。そして、可動板51は、常には一側のスプリング52により下方へ回動付勢されており、その先端部に前記球送り部材46の一側に突出される係合ピン50と連結される連結片53が連係されている。そして、ソレノイド47が消磁しているときは、可動板51がスプリング52の付勢により下方へ回動して係合ピン50を下げ、図7(イ)に示すように発射球専用通路43の最先のパチンコ球B3を球送り部材46の上面で受け止めている。
そして、前記ソレノイド47が所定の時間の間だけ励磁すると、可動板51がスプリング52の付勢に抗して上方へ回動し、これに伴い図7(ロ)に示すように係合ピン50が引き上げられる。これにより、球送り部材46が上向き回動して凹窪部49に最先のパチンコ球B3を受け入れ、ソレノイド47の消磁に伴い球送り部材46が反転して凹窪部49のパチンコ球B3を発射位置32へ排出する。また、前記ソレノイド47が再び励磁すると、前記のように球送り部材46が回動して発射球専用通路43の次のパチンコ球B4を受け入れて発射位置32へ排出する。このようにして、発射球専用通路43内のパチンコ球が1個ずつ発射位置32へ供給されることになる。
前記アウト球口15から排出されるアウト球は、アウト球通路54を介してパチンコ機Pの外部のアウト球タンクへ排出される。また、図示は省略するが、遊技終了後に上皿7に残った残り球を回収するには、例えば遊技球連通路16における球受部材21の先端爪部19aの上面一側に切替弁を設け、該切替弁を開放することにより前記残り球を下皿8に流出させるようにすれば良い。
ここで、本発明に係るパチンコ機Pのブロック図を図8に示す。図中、60は遊技制御基板、61は本体制御基板、62は図柄制御基板、63はランプ制御基板、64は音声制御基板であり、各制御基板はいずれもCPU、ROM、RAM、I/Oからなる。
遊技制御基板60に遊技盤5面に装着される始動入賞口12のスイッチ、同始動入賞口12のソレノイド、入賞装置13のスイッチ、同開閉扉13aを所定数開成させる継続スイッチ、同開閉扉13aを作動させるソレノイド及び一般入賞口14のスイッチが接続される。また、本体制御基板61には、賞球払出装置39の払出駆動モータ、同払出球検出スイッチ、球送り装置44のソレノイド47、打球発射装置31の発射ソレノイド34、発射球確認スイッチ55、ファール球スイッチ36、排出ソレノイド22、投入球検知スイッチ23及び排出球確認スイッチ24がそれぞれ接続され、これらが制御されるようになっている。
本発明に係るパチンコ機Pは上記構成からなり、次に図9のフローチャートを使ってその制御動作を説明する。遊技者が遊技していないときは、投入球排出装置17の排出ソレノイド22、球送り装置44のソレノイド47や打球発射装置31の発射ソレノイド34などは消磁している。そこで、遊技者が上皿7に複数のパチンコ球を投入すると、これらパチンコ球は整列して遊技球連通路16を流下し、その最先のパチンコ球B1が球受部材21の先端爪部21aの上面に載り支持されると共に投入球検知スイッチ23により検出される。そして、この状態で遊技者が操作ハンドル9を握って回動させると、ステップS1で発射球専用通路43の発射球確認スイッチ55がON状態になっているか判別され、ON状態(すなわち、パチンコ球が十分にある状態である。)であればステップS2に進み、OFF状態であればON状態になるまで判別を行なう。
ステップS2では、投入球検知スイッチ23がON状態になっているか判別され、ON状態であればステップS3に進み、OFF状態であればON状態になるまで判別を行なう。ステップS3では、投入球排出装置17の排出ソレノイド22がONされ、球切り部材19の先端爪部19aが遊技球連通路16内に介入して次のパチンコ球B2を受け止め、最先のパチンコ球B1を排出させる。同時にステップS4では、投入球検知スイッチ23がOFF状態になればステップS5,S6に進み、球送り装置44が作動して発射球専用通路43の最先のパチンコ球B3が打球発射レール29の発射位置32に供給されると共にロータリーソレノイド34が作動して打球槌33により前記パチンコ球B3を打球して発射させる。発射されたパチンコ球B3は、外側ガイドレール10aに沿って飛走し遊技盤5面の遊技部5aに打ち込まれる。
そして、ステップS7で排出球確認スイッチ24がON状態となれば、ステップS8に進み1球の発射球がプラスカウントされる。一方、排出球確認スイッチ24がOFF状態であればステップS12に進む。前記外側ガイドレール10aに沿って飛走し遊技盤5面に向かったパチンコ球B3がその勢いが弱いため途中で逆戻りし、ファール球戻し口30を介してファール球排出樋35に入った場合は、ステップS9でファール球検出スイッチ36がON状態となりステップS10に進む。遊技者にはファール球1球分損失させたことになるので、賞球払出装置39からパチンコ球1個が上皿7に払い出され、ステップS10ではその分マイナスカウントされる。ステップS9でファール球スイッチ36がOFF状態であれば、ステップS11に進み発射球情報が出力されてからステップS1に戻る。
前記ステップS12では、排出球確認スイッチ24が検出されないことから投入球エラー情報として記憶されステップS13に進む。ステップ13ではエラー情報が所定値、たとえば投入球であって排出されたパチンコ球として検出された個数に対して打球すなわち発射され遊技盤5面に打ち込まれたパチンコ球の個数が食い違っている場合は、ステップS14に進み打球発射装置31のロータリーソレノイド34が停止される。そして、ステップS15ではエラー表示がなされ、リセット待ちとなる。また、ステップ13でエラー情報が所定値つまり食い違いがなければステップS7に戻る。
このように、本発明は投入球検知スイッチ23で検出された後(投入球検知スイッチ23がOFF状態)のパチンコ球を排出球確認スイッチ24で再び検出(排出球確認スイッチ24がON状態)するようにし、これにより打球発射装置31が作動してパチンコ球を遊技盤5面に打ち込み遊技ができるようにしている。よって、例えばピアノ線などの金属線を上皿7から遊技球連通路16内に差し込み、投入球検知スイッチ23を通過させ排出球確認スイッチ24にまで達しこれをONさせたとしても、前記投入球検知スイッチ23がON状態のままになって検出されないことから、エラー情報として処理されてしまいパチンコ球が発射されなくなる。これにより、前記のような不正行為が防止される。
実際には回収された投入球と遊技盤5面に打ち込まれ入賞しなかったアウト球とがあり、これらを従来と同様に島台の回収装置へ流すと、島台のアウト球検知スイッチに2倍のパチンコ球が流れるので、現在の島設備では倍の発射球があったものと検知されるおそれがある。そこで、回収された投入球は別のルートから島台へ流す構造とすることが好ましい。また、これは回収装置に回収された投入球数−ファール球数=発射球数となるので、遊技制御装置でこれを計数し、これをホールコンピュータへと出力することでも解決できる。
同様に、払い出されるパチンコ球と、発射されるパチンコ球とが島台から補給されるため、現在の島設備では実際に払い出されたパチンコ球数+発射球数を払出し球数と認識するおそれがあるので、球タンクから発射球を補給するのではなく、直接別ルートから打球発射装置へ発射球を補給する構造としても良い。また、これは払い出されたパチンコ球と発射球の情報をホールコンピュータへ出力することでも解決できる。
打球発射装置31が別途適宜個所へ移動できることから、打球発射装置31を遊技領域の直前に配置するようにしても良く、このようにすれば、発射力が微力で良くまたファール球が発生しないというメリットがある。
本発明が適用されるパチンコ機の正面図。 同正面から見た透視図。 同左側から見た透視図。 同右側から見た透視図。 (イ)は投入球排出装置部位の拡大正面断面図。 (ロ)は同作用を示す拡大正面断面図。 打球発射装置部位の拡大正面図。 (イ)は打球発射装置部位の拡大側面断面図。 (ロ)は同作用を示す拡大側面断面図。 パチンコ機のブロック図。 パチンコ機の発射制御を示すフローチャート図。
符号の説明
5 遊技盤
7 上皿
16 遊技球連通路
17 投入球排出装置
19 球切り部材
19a 先端爪部
21 球受部材
21a 先端爪部
22 排出ソレノイド
23 投入球検知スイッチ
24 排出球確認スイッチ
31 打球発射装置
43 発射球専用通路
B1 遊技球(パチンコ球)
B2 遊技球(パチンコ球)
B3 遊技球(パチンコ球)
B4 遊技球(パチンコ球)
P 弾球遊技機(パチンコ機)

Claims (1)

  1. 遊技球を投入する上皿と、前記上皿と連通する遊技球連通路と、前記遊技球連通路に整列する遊技球であってその最先の遊技球を1個ずつ区切って弾球遊技機の外部へ排出する投入球排出装置と、前記遊技球連通路に設けられ前記最先の遊技球を検出する投入球検知スイッチと、島台から発射球専用通路を経て供給される遊技球を1個ずつ遊技盤面に打ち込む打球発射装置とからなり、前記遊技球連通路の最先の遊技球を1個ずつ排出させる度に前記島台から発射球専用通路を経て供給される遊技球が1個ずつ遊技盤面に打ち込まれるようにした弾球遊技機において、
    前記投入球排出装置は、排出ソレノイドにより回動し先端爪部が前記遊技球連通路内に介入できる球切り部材と、その下方に位置して前記排出ソレノイドにより回動し先端爪部が前記遊技球連通路内に介入できる球受部材とを備え、前記投入球検知スイッチが前記両先端爪部間の前記遊技球連通路に配置され、前記遊技球連通路における前記投入球検知スイッチの下流側に排出球確認スイッチを配置し、
    前記排出ソレノイドが消磁しているとき、前記球切り部材の先端爪部が前記遊技球連通路から退き、同時に前記球受部材の先端爪部が前記遊技球連通路内に介入して前記最先の遊技球を支持すると共に前記投入球検知スイッチにより検出し、前記排出ソレノイドが励磁すると、前記球切り部材の先端爪部が前記遊技球連通路内に介入して次の遊技球を止め、同時に前記球受部材の先端爪部が前記遊技球連通路から退き、前記最先の遊技球を下方へ流下させ前記投入球検知スイッチがOFF状態になってから前記排出球確認スイッチで再び検出することにより、前記打球発射装置が作動して前記発射球専用通路から発射位置に供給される遊技球を前記遊技盤面に打ち込むことを特徴とする弾球遊技機。
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