JPH08309413A - ロールを交差および移動させる装置 - Google Patents

ロールを交差および移動させる装置

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JPH08309413A
JPH08309413A JP8113938A JP11393896A JPH08309413A JP H08309413 A JPH08309413 A JP H08309413A JP 8113938 A JP8113938 A JP 8113938A JP 11393896 A JP11393896 A JP 11393896A JP H08309413 A JPH08309413 A JP H08309413A
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JP
Japan
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roll
rolls
angle
roll chock
chock
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JP8113938A
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English (en)
Inventor
Vladimir B Ginzburg
ビー ギンズバーグ ブラディミアー
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INT ROLLING MILL CONSULTANTS
INTERNATL ROLLING MILL CONSULTANTS Inc
INTERNATL ROORING MIRU CONSULTANTS Inc
Danieli United Inc
Original Assignee
INT ROLLING MILL CONSULTANTS
INTERNATL ROLLING MILL CONSULTANTS Inc
INTERNATL ROORING MIRU CONSULTANTS Inc
Danieli United Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/16Adjusting or positioning rolls
    • B21B31/18Adjusting or positioning rolls by moving rolls axially
    • B21B31/185Adjusting or positioning rolls by moving rolls axially and by crossing rolls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B13/00Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
    • B21B13/02Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
    • B21B13/023Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally the axis of the rolls being other than perpendicular to the direction of movement of the product, e.g. cross-rolling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工ロールを交差するための容易かつ比較的
廉価な方法を提供し、かつ加工ロールの軸方向の移動に
よって、磨耗した端部溝に起因する隆起の形成を最小限
に食い止めることができる装置を提供すること。 【解決手段】 ロール式ミル筐体、前記筐体内に設けら
れた1対の上部および下部ブロックによってそれぞれが
支持された頂部および底部ロールチョックに設けられた
ネック部を有する少なくとも1対の上部および下部加工
ロール、および前記上部および下部加工ロールを軸方向
に移動させる手段からなる改良されたロールを移動およ
び交差させる装置であって、前記上部および下部ブロッ
クがマーウェストブロックであることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱間または冷間ロー
ルミルにおける加工ミルの軸方向の移動および交差に関
する。さらに詳しくは、それぞれのロールチョックが、
ミル筐体内に設けられた1対のマーウェストブロック(M
ae West block)によって支持されたロールミルにおける
加工ミルの軸方向の移動および交差に関する。ロールチ
ョックと、対応するマーウェストブロックとのあいだに
は1対の接触面が規定されており、これによって、当該
加工ロールの軸方向の移動のあいだ加工ロールチョック
がマーウェストブロックに沿って摺動され、ロールの軸
に対して垂直な方向へのロールチョックの移動の結果、
これに伴って同時に交差せしめる。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】平行
に配列された円筒状のロールを備えた従来のロール加工
のばあい、当該ロールがロールの胴部の長手方向に沿っ
て不均一に磨耗する。当該ロールがさらされる熱的条件
によって引き起こされる不均一な磨耗および捩じれによ
るロールの形状における偏差がロール加工されるシート
やストリップなどの被加工物の所望の平坦な状態からの
望まれない偏差を惹起する。かかる従来のロールは、ロ
ール加工された被加工物上に隆起を生成する端部の溝を
成長させる。
【0003】ロールミルにおけるロールの軸方向の移動
の通常の目的は、(1)被加工物の輪郭を制御すること
と、(2)ロールの磨耗をより均一に分配することであ
る。
【0004】比較的新しくかつ進歩した従来技術のロー
ルの移動の一例は、いわゆる制御された可変クラウンま
たはCVCロール加工であり、かかる従来技術のロール
の移動のばあい加工ロールおよびバックアップロールは
S字状またはボトル状の輪郭を有しており、ロールの2
方向の移動、すなわち熱的変化の補償によってロールギ
ャップの輪郭の調整を行っている。このCVCシステム
の不利な点は、非対称のロールミルを必要とし、このた
め非対称のロール磨耗のパターンを生成する。そのう
え、与えられたミルにおいてロール加工されうるさまざ
まな寸法の一連のシートやストリップのロール加工のた
めに数セットのロールを用いる必要性を回避するために
充分な進歩を提供していない。
【0005】ロールの交差は加工される被加工物の平坦
性および輪郭の制御のためのロールギャップの修正のた
めに用いられる。現在、ロールミルにおけるロールの交
差は、ロールチョックに対してロールの軸に対して垂直
な方向に変位力を加える駆動装置によってなされる。こ
れらの力はミルの駆動側および操作側のロールチョック
に対して反対の方向を有しており、直接ロールチョック
に加えられるか、またはイコライザビーム(equalizing
beam) を介して加えられる(図2参照)。
【0006】図2の装置のばあい、米国特許第4,45
3,393号明細書に開示されているように、ロールの
交差変位力をつりあいビーム102を介してロールチョ
ックに加えられている。
【0007】典型的な駆動装置は、スクリューナット式
のもの(図1参照)または油圧機構式のものである。
【0008】図1の駆動装置のばあい、米国特許第1、
860、931号明細書に開示されているように、スク
リューナット100によってロールの交差変位力を直接
ロールチョック101に加えている。
【0009】かかる駆動装置の主な欠点は、その機構が
複雑であることである。交差ロールには3つの方式、す
なわち(1)加工ロールだけを交差する方式、(2)加
工ロールとバックアップロールとが対をなして交差する
方式、および(3)バックアップロールだけを交差する
方式があるが、前記(2)および(3)の方式はコスト
が高いが、(2)の方式がもっとも一般的に用いられて
いる。
【0010】本発明の目的は、加工ロールを交差するた
めの容易かつ比較的廉価な方法を提供し、かつ加工ロー
ルの軸方向の移動によって、磨耗した端部溝に起因する
隆起の形成を回避または最小限に食い止めることができ
る装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のロールの交差お
よび移動装置は、ロール式ミル筐体、前記筐体内に設け
られた1対の上部および下部ブロックによってそれぞれ
が支持された頂部および底部ロールチョックに設けられ
たネック部を有する少なくとも1対の上部および下部加
工ロール、および前記上部および下部加工ロールを軸方
向に移動させる手段からなる改良されたロールを移動お
よび交差させる装置であって、前記それぞれのロールチ
ョックおよび当該ロールチョックに結合したブロック
が、当該ロールチョックとブロックとのあいだで対向す
る、前記上部および下部加工ロールの軸に対して角度β
をなす1対の接触面を有し、前記接触面が前記上部およ
び下部加工ロールの軸方向の移動の際に当該上部および
下部加工ロールの少なくとも1つのロールをして同時に
前記上部および下部加工ロールの軸に対して垂直な方向
に移動せしめ、当該上部および下部加工ロールが角度α
をなして交差し、前記上部および下部ブロックがマーウ
ェストブロックであることを特徴としている。
【0012】前記本発明の目的は、ロールチョック、マ
ーウェストブロックなどの他の要素上で平坦な面を有す
るライナープレートと角度βをなして線接触しうるよう
に曲面形状、すなわち円筒状、放物面状、楕円面状など
の形状のロールチョックまたはマーウェストブロックの
側面とした卓越した交差および移動システム(RCS)
において達成される。ロールが軸方向に移動するとき、
すなわち油圧駆動装置によって移動量Sだけ移動すると
き、ロールチョックは傾斜したライナープレートの通路
をミルの入口および出口側のマーウェストブロック間の
角度βだけ追随し、ロール軸は角度αだけ回転する。
【0013】
【発明の実施の形態】図3のA〜Cは、頂部加工ロール
1および底部加工ロール2を示しており、それぞれ胴部
3と、ロールチョック7(以下、単にチョックという)
に設けられたネック部4および6とを有している。当該
チョックは円筒状の面5を有しており、金属製の長尺の
シートやストリップなどの被加工物(以下、加工片とい
う)10をロール加工(以下、圧延という)するのに適
している。チョック7はそれぞれ上部マーウェストブロ
ック8と下部マーウェストブロック9とのあいだに設け
られている。それぞれのマーウェストブロックにはライ
ナープレート11が設けられており、当該ライナープレ
ートは対応する面5と線接触するために傾斜面を有して
いる。駆動装置12は、ロール1および2を軸方向右ま
たは左へ移動させるために設けられている。図3のBお
よびCに示されているように、ロールが軸方向かつ(大
きな矢印で示された方向)左右いずれかの向きに距離S
だけ移動すると(右に移動するたばあいは+S1、そし
て左に移動するばあいは−S2)、ロールはミルの通過
ラインに垂直な線に対して角度α1またはα2をなして
変位する。これは、対応するマーウェストブロック上の
傾斜した接触プレート面11に沿ってチョック7が摺動
するにつれて、当該チョック7によってロールに力がか
かるからである。一般的に軸方向の変位S1およびS2
と、頂部および底部ロールの交差角度α1およびα2と
は異なり得る。
【0014】図4のA〜Cは、図3のA〜Cのマーウェ
ストブロック8および9上に設けられた平坦なライナー
プレートが曲面のライナープレートに置き換えられ、か
つチョック7が平坦な傾斜面を有している点を除いて同
じ構成を有している。図3のA〜Cの実施例のばあいに
と同様に、ロールが軸方向に移動し、面15と20との
あいだで摺動運動がロールの軸に垂直な方向にチョック
の変位を引き起こしたときに、図4のA〜Cの実施例に
おいてもロールの交差が起こる。
【0015】本発明のRCSシステムが図5に示されて
いる。このばあいチョック7はマーウェストブロック8
および9のあいだに設けられる。図4のA〜Cの実施例
に置き換えられ得ることは理解されるべきである。ロー
ルの交差角位置基準αは、圧延される加工片の所定のス
トリップクラウン、幅および厚さと、ロールの分離力
と、ミルの構成要素の幾何学的形状に基づいて計算され
る。基準αと傾斜角βに基づいてコンピューター13は
ロールの軸方向移動基準SRを計算する。この基準SR
はロールの軸方向位置基準調整装置14において、油圧
駆動装置12の位置変換器16によって測定された実際
のロールの軸方向位置SAと比較される。つぎにSRと
SAとの差が増幅されたのちサーボ弁17に供給され、
所要のロールの軸方向の変位がえられるまで駆動装置1
2へ流入する作動流体および駆動装置12から流出する
作動流体の流れを制御する。
【0016】それぞれのチョック上に作用するロールの
たわみ機構は、2つの油圧シリンダー18、19を有し
ており、それぞれマーウェストブロックに設けられてい
る。そのうちの1つのシリンダー18は圧力配管Aに接
続され、ロールのたわみ力F1を発生している(図6参
照)。一方他のシリンダー19は、圧力配管Bによって
供給され、ロールのたわみ力F2を発生している(図6
参照)。本発明は米国特許第4,898,014号明細
書に開示された特徴を利用している。その内容は、ロー
ルの軸方向の移動中にロールのたわみが常に図5に示さ
れるようにロールチョック軸受の中心線を通過すること
を確実にするために本明細書中に取り込まれている。圧
力配管AおよびB内の油圧は、ロールの移動量Sの関数
としてロールのたわみ力F1およびF2についてのつぎ
の(式1)および(式2)を維持するように調整され
る。
【0017】 F1=F(0.5−S/b) (式1) F2=F(0.5+S/b) (式2) ここに、Sはロールの軸方向の移動量であり、bは隣接
するロールをたわませるシリンダー間の距離であり、F
は1つのチョックについてのロールの全たわみ力であ
る。
【0018】実際のロールの移動量Sを表す信号SA
は、マイクロプロセッサー21(図5参照)に受け取ら
れ前記(式1)および(式2)を利用して、個々の圧力
配管AおよびBについて圧力基準PR1およびPR2を
計算している。これらの圧力基準信号は、それぞれ圧力
調整装置22および23によって圧力センサー24およ
び26によって測定された実際の圧力信号PA1および
PA2と比較される。エラー信号を検知すると、圧力調
整装置22および23はサーボ弁27および28に供給
する信号を発生し、配管AおよびB内の圧力を調整して
いる。ロールのたわみ力F1およびF2が(式1)およ
び(式2)にしたがって調整されている限り、それぞれ
の加工ロールチョックに付与されるロールの全たわみ力
Fは、常にチョックの軸受の中心線を通過する。
【0019】図6の実施例は、図5に類似しているが、
頂部および底部ロールと関連する制御機器を示してい
る。この実施例のばあい、下部ロールのための制御要素
は図5の実施例のごとき頂部ロールの制御要素と同じ番
号をつけているがプライム符号(′)がつけられてい
る。
【0020】本発明のRCSシステムはロール移動の方
向に関する2つの異なるタイプ、すなわち(a)2方向
タイプ、または(b)1方向タイプのうちの1つであ
る。
【0021】2方向タイプの装置のばあい、ミルの同一
の側における頂部および底部ロールチョックと接するマ
ーウェストブロックの面の傾斜角βは同一の符号を有し
ている。それゆえ、頂部および底部ロールが軸方向かつ
たがいに反対方向に移動するとき、当該ロールはたがい
に反対方向に交差する。
【0022】1方向タイプの装置のばあい、ミルの同一
の側における頂部および底部ロールチョックと接するマ
ーウェストブロックの面の傾斜角βは反対の符号を有し
ている。それゆえ、頂部および底部ロールが軸方向かつ
たがいに同一方向に移動するとき、当該ロールはたがい
に反対方向に交差する。
【0023】ロールの交差の対称性に関して進歩したシ
ステムに2つのタイプがある。すなわち、(1)対称性
を有するタイプのシステムと、(2)非対称のシステム
である。対称性を有するタイプのシステムのばあい、駆
動側および操作者側のマーウェストブロックは、反対の
符号を有する角度βをなして傾斜している。それゆえ、
ロールが軸方向に移動すると、一方のロールチョックは
圧延方向に動き、同じロールの他方のロールチョックは
反対方向に動く。非対称のシステムのばあい、ミルの1
つの側のみのマーウェストブロックが傾斜しており、他
方のマーウェストブロックは従来のミルスタンド(mill
stand)のばあいのようにストレートのままである。そ
れゆえ、にロールが軸方向に移動すると、ロールの交差
はただ1つのチョックの変位によってもたらされる。
【0024】選択的に、マーウェストブロックの内側に
設けられた駆動装置の使用により傾斜角βは調節自在に
しうる。このような調節自在の角度の機構は、図7のE
に示されており、このばあい傾斜角度面要素29の一端
は、マーウェストブロックの側の端部の回り、すなわち
参照符号31を付した要素の回りに旋回し、当該傾斜要
素29の他端は、ピストン/シリンダー構造体駆動装置
33のピストン32に対して旋回する。他のピストンと
して、図7のAに示されるように傾斜面要素34は零お
よび非零の直線状の傾斜の組合せを有することができ、
ロールの磨耗の再分配(零傾斜領域)およびロールの交
差(非零傾斜領域)の2つの機能を提供することができ
る。さらに傾斜面要素35は図7のCに示されるよう
に、角度β 1およびβ2によって2重傾斜を備えることも
でき、これによってロールの移動ストロークに対して同
一のロールクラウンの感度(sensitivity)を変化させ
ることができる。あるいは当該傾斜面要素35は図7の
Dに示されるように、ロールの移動ストロークに対して
等価のロールクラウンの感度につき連続した変化を提供
しうるような連続曲面36を有する要素を備えることも
できる。これら叙上のの図および他の図において傾斜面
または曲面を有するライナープレートは、マーウェスト
ブロック上に設けられるように示されているが、チョッ
クの他の面は、チョックの外側表面がマーウェストブロ
ック上の平坦面によって1対の互いに対向しかつ被覆さ
れた面を提供しうるような、たとえば円筒状の形状など
の傾斜面または曲面であってもよいことが理解されるべ
きである。このばあい、加工ロールの軸方向の移動時
に、当該傾斜面または曲面はロールチョックをしてロー
ルの軸に対して垂直な方向に移動せしめる。ロールチョ
ックおよびマーウェストブロック上の互いに対向しかつ
被覆された面は、かかるロールチョック方向の移動が軸
方向のロールの移動をもたらしている限り、曲面であっ
てよいことは理解されるべきである。
【0025】図8および9は本発明のロールチョックお
よび移動システムの幾何学的形状を示しており、図8は
平面図であり、図9は側面図である。図10は、本発明
の実施の際に交差され、移動されたロールによって発生
した典型的なロールギャップを示している。
【0026】ここに、αはロールの軸方向の移動に対応
するロールの交差角度であり、αmはロールの最大移動
量Smに対応するロールの最大交差角度であり、βはマ
ーウェストブロック(またはロールチョック)の傾斜角
度であり、aはロールの加工部である胴部の長さであ
り、cはロールと等価のクラウンであり、Dはバックア
ップロールの直径であり、dは加工ロールの直径であ
り、e0はロール中心の断面オフセットであり、e1はロ
ールの駆動側端部の断面オフセットであり、e2はロー
ルの端部の操作者側の断面オフセットであり、g0はロ
ール中心の断面とミル中心cとのギャップであり、g1
ロールの操作者側端部断面とミル中心とのギャップであ
り、g2はロールの駆動側端部の断面とミル中心とのギ
ャップであり、Lは加工ロールの軸受の中心線同士のあ
いだの距離であり、Sは加工ロールの軸方向の移動距離
であり、Smは加工ロールの最大の軸方向の移動距離で
ある。
【0027】叙上の寸法からつぎの式が導かれる。
【0028】 α=arctan[S/Sm・tanαm] (式3) e0=S/2・tanα (式4) e1=(a+S)/2・tanα (式5)
【0029】
【数1】
【0030】叙上の式は等価の加工ロールクラウンc
(mm)とロールの移動ストロークの距離との関係を計
算するために用いられる。数種類のライナーとマーウェ
ストブロック(またはロールチョック)傾斜した曲面に
ついてのかかる関係は、図11に示されている。同様
に、本発明のRCSシステムについての関係が計算し、
図12に示されたCVCシステムについての同一の関係
と比較した。図11から、本発明のシステムがCVCシ
ステムより優れていることが分かる。
【0031】同様に均等な加工ロールクラウンとロール
の交差角度との関係が計算され、ロールの対をなした交
差システム(図13参照)ついての同じ関係と比較し
た。図13から本発明が従来技術の対をなす交差システ
ムより優れていることが分かる。
【0032】図14は、加工ロールが軸方向に移動する
前の、ライナープレート11を備えたチョック7および
マーウェストブロック8の部分断面図を示している。図
15は、加工ロールの軸方向へ300mm完全に移動し
たのちの状態を示している。叙上の図が示しているよう
に角度βは、好ましくは5゜未満の小さい角度である。
叙上の図が示しているように4度のばあい、加工ロール
の移動は角度αについて約0.8度を生成する。
【0033】図12および13に示されるように、チョ
ック7にはマーウェストブロック8のライナープレート
11との摺動接触のための円筒状のインサート37が設
けられてもよい。
【0034】本発明のシステムの使用はロールの磨耗を
分配し、ロールの磨耗の結果としての加工片の表面の欠
陥を最小にし、かつ圧延される加工片の平坦性および輪
郭を制御するための手段を提供する。
【0035】ロールの磨耗の痕跡は下流側のスタンド、
たとえば7スタンドのミルのばあい第5、第6および第
7スタンドにおいて顕著であり、それゆえ、下流側のミ
ルスタンドにおけるロールの磨耗を再分配するために、
交差のないロール移動を用いることがより重要である。
上流側のスタンド、たとえば、7スタンドのミルの第
1、第2および第3スタンドにおける局所的なロールの
磨耗はストリップ面を発生しないので、ロールを交差を
しながら、ロールを移動することはクラウンの制御範囲
を増加するためにかかるスタンド上で用いられなければ
ならない。たとえば7スタンドのミルの第4スタンドな
どの中間のスタンドにおいて、図7のBに示すように2
重の目的のロールの移動が用いられなければならない。
圧延される素材の寸法および種類に応じて、ロールの磨
耗を再分配するか、またはロールの交差を発生し、クラ
ウンの制御範囲を増加すために用いられる。
【0036】
【発明の効果】本発明により、加工ロールを交差するた
めの容易かつ比較的廉価な方法が得られ、かつ加工ロー
ルの軸方向の移動によって、磨耗した端部溝に起因する
隆起の形成を回避または最小限に食い止めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はイコライザビームによりロールチョック
にロールの交差変位力を加えるための従来技術の配列の
1つを示す頂部平面図である。
【図2】図2はイコライザビームによりロールチョック
にロールの交差位位力を加えるための従来技術の他の配
列を示す頂部平面図である。
【図3】図3のA〜Cは、いずれも本発明のロールの交
差および移動システムの一実施例を示す頂部平面図であ
り、平坦かつ傾斜したライナープレートがマーウェスト
ブロック上に存在し、未交差の状態と、交差された位置
における頂部および底部のロールを示している。
【図4】図4のA〜Cは図3のA〜Cによく似た図で、
平坦かつ傾斜した面がロールチョック上に存在し、かつ
曲面がマーウェストブロック上に存在している。
【図5】図5は図3のロール交差および移動システムの
うちの1つのロールを平面図で示したブロックダイアグ
ラムである。
【図6】図6は本発明に用いられる一般的なタイプの上
部および下部加工ロールと、関連するチョックの概略を
示すブロックダイアグラムであり、本発明のロールに加
えられる撓み力の方向を示している。
【図7】図7のA〜Eはさまざまな傾斜チョックと接触
しているライナープレートの面を有するマーウェストブ
ロックの側面図である。
【図8】図8は本発明のロール交差および移動システム
幾何学的形状を示す頂部平面図である。
【図9】図9は本発明のロール交差および移動システム
の幾何学的形状を示す側面図である。
【図10】図10は本発明の使用により製造されたもの
と等価の輪郭のロールギャップの断面図である。
【図11】本発明のいくつかの異なるタイプのライナー
プレートと等価のロールクラウンとロール移動ストロー
クに関するグラフである。
【図12】図12は本発明のシステムとCVCシステム
との比較を示す、ロール移動ストロークの長さおよび等
価の加工ロールクラウンとの関係を示すグラフである。
【図13】図13は本発明のシステムと、対をなす交差
システムとの比較を示すロールの交差角度と、等価の加
工ロールクラウンとの関係を示すグラフである。
【図14】図14は、マーウェストブロックに対して移
動変位のないチョックと、関連するマーウェストブロッ
クとを示す側面図である。
【図15】図15はチョックおよびマーウェストブロッ
クの側面図を示しており、当該チョックとマーウェスト
ブロックとが相対的に300mm完全に移動した状態を
示している。
【符号の説明】
1、2 ロール部 4、6 ネック部 7 チョック部 8、9 マーウェストブロック 10 加工片 11 ライナープレート 12 駆動装置 13 コンピュータ 14 調整装置 17、27 サーボ弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 592229340 インターナショナル ローリング ミル コンサルタンツ インコーポレイテッド INTERNATIONAL ROLLI NGMILL CONSULTANTS, INC. アメリカ合衆国 15222 ペンシルベニア, ピッツバーグ・フォート ドゥケーン ブ ルバード 948 (72)発明者 ブラディミアー ビー ギンズバーグ アメリカ合衆国、15238 ペンシルベニア 州、ピッツバーグ、ドリフトウッド ドラ イブ 612

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール式ミル筐体、前記筐体内に設けら
    れた1対の上部および下部ブロックによってそれぞれが
    支持された頂部および底部ロールチョックに設けられた
    ネック部を有する少なくとも1対の上部および下部加工
    ロール、および前記上部および下部加工ロールを軸方向
    に移動させる手段からなる改良されたロールを移動およ
    び交差させる装置であって、 前記それぞれのロールチョックおよび当該ロールチョッ
    クに結合したブロックが、当該ロールチョックとブロッ
    クとのあいだで対向する、前記上部および下部加工ロー
    ルの軸に対して角度βをなす1対の接触面を有し、 前記接触面が前記上部および下部加工ロールの軸方向の
    移動の際に当該上部および下部加工ロールの少なくとも
    1つのロールをして同時に前記上部および下部加工ロー
    ルの軸に対して垂直な方向に移動せしめ、当該上部およ
    び下部加工ロールが角度αをなして交差し、 前記上部および下部ブロックがマーウェストブロックで
    あることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記上部および下部ブロックと前記頂部
    および底部ロールとのあいだの接触面の角度βが前記ミ
    ルの同じ側で同一の符号を有し、これにより当該頂部お
    よび底部ロールが軸方向に反対の向きに移動されると
    き、当該頂部および底部ロールが反対方向に交差するこ
    とを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記上部および下部ブロックと前記頂部
    および底部ロールとのあいだの接触面の角度βが前記ミ
    ルの同じ側で反対の符号を有し、これにより当該頂部お
    よび底部ロールが軸方向に同一の向きに移動されると
    き、当該頂部および底部ロールが反対方向に交差するこ
    とを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記上部および下部ブロックと前記ミル
    の駆動側および操作者側の前記頂部および底部ロールと
    のあいだの接触面が対向する面とのあいだで角度βをな
    して傾斜し、これによりロールが軸方向に移動すると
    き、一方のロールチョックが回転方向に移動し、同時に
    他方のロールチョックが反対方向に移動することを特徴
    とする請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記上部および下部ブロックの一方と前
    記ミルの駆動側および操作者側の関連するロールチョッ
    クの1つとのあいだの接触面が角度βをなして傾斜し、
    前記上部および下部ブロックの他方と他のロールチョッ
    クとのあいだの角度βが零であり、これによりロールが
    軸方向に移動するときに、1つのロールチョックだけの
    変位によりロールが交差されることを特徴とする請求項
    1記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記上部および下部ブロックの接触面と
    対応するロールチョックとのあいだの角度βを調整する
    ための駆動装置を有してなる請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記上部および下部ブロックの接触面と
    ロールチョックとのあいだの接触面が、ロールの交差の
    際の前記角度αの微調整のための比較的小さい角度であ
    る第1の角度β1と、前記角度αの粗調整のための比較
    的大きい角度である第2の角度β2とからなることを特
    徴とする請求項1記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記上部および下部ブロックの接触面と
    ロールチョックとのあいだの接触面が、ロール磨耗およ
    びロール交差の再分配の組み合わされた機能を与えるた
    めに、零と非零とが組み合わされた直線状の傾斜からな
    ることを特徴とする請求項1記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記上部および下部ブロックの接触面と
    ロールチョックとのあいだの接触面の1つが連続した曲
    線であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記対向した接触面が角度βを規定
    し、当該角度βの第1の成分が零であり、当該角度βの
    第2の成分が零でないことを特徴とする請求項1記載の
    装置。
  11. 【請求項11】 前記上部および下部ブロックの接触面
    が平坦な傾斜面であり、かつ前記ロールチョックの面が
    平坦な傾斜面であることを特徴とする請求項1記載の装
    置。
  12. 【請求項12】 前記上部および下部ブロックの接触面
    が曲面であり、かつ前記ロールチョックの面が平坦な傾
    斜面であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記上部および下部ブロックそれぞれ
    の内部に設けられた油圧シリンダーを有し、当該油圧シ
    リンダーの1つが第1の圧力配管に連結され、関連する
    ロールチョック上で作用する第1のロールの撓み力F1
    を発生し、当該油圧シリンダーの他の1つが第2の圧力
    配管に連結され、関連するロールチョック上で作用する
    第2のロールの撓み力F2を発生することを特徴とする
    請求項1記載の装置。
  14. 【請求項14】 式(1)および式(2)にしたがって
    前記第1の圧力配管および第2の圧力配管内の油圧を調
    整する工程からなる請求項13記載の装置を操作するた
    めの方法であって、 前記式(1)が、F1=F(0.5−S/b)で表され、 前記式(2)が、F2=F(0.5+S/b)で表され、 前記Sがロールの軸方向の移動距離であり、前記bが隣
    接するロールを曲げるシリンダー間の距離であり、 前記Fが1つのロールチョック上で発生された全ロール
    の撓み力であることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 前記加工ロールを軸方向に移動するた
    めの手段が、位置変換器が設けられた油圧駆動装置であ
    り、前記角度βおよび角度αに基づいてロールの軸方向
    の移動基準を計算するためのコンピューター、ロールの
    軸方向位置調整装置、前記駆動装置への流体の流入また
    は前記駆動装置からの流体の流出を制御するための第1
    のサーボ弁、マイクロプロセッサー、1対の圧力調整装
    置、1対の圧力センサ、および前記第1および第2の圧
    力配管内の圧力を調整するための第2および第3の圧力
    配管を有してなる請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 ロールの軸方向の移動基準信号を発生
    し、前記ロールの軸方向位置調整装置内で当該ロールの
    軸方向の移動基準信号を前記油圧駆動装置の位置変換器
    によって測定された実際のロールの軸方向の位置信号と
    比較する工程、前記ロールの軸方向の移動基準信号と実
    際のロールの軸方向の位置信号との差の信号を発生し、
    かつ増幅する工程、および前記増幅された差の信号を前
    記第1の油圧配管に供給して、所用のロールの軸方向の
    移動が達成されるまで前記油圧駆動装置内へ油圧流体を
    流入するかまたは前記油圧駆動装置の外へ油圧流体を流
    出する工程からなる請求項15記載の装置を操作するた
    めの方法。
  17. 【請求項17】 前記第1および第2の圧力配管のため
    の第1および第2圧力基準信号を計算するために請求項
    14記載の式(1)および(2)を用いて実際のロール
    の軸方向の基準信号をマイクロプロセッサーに入力する
    工程、1対の圧力センサーにより測定された実際の圧力
    信号と、1対の圧力調整装置による第1および第2圧力
    基準信号とを比較する工程、およびエラー信号を検知
    し、同時に前記第1および第2圧力配管内の圧力を調整
    する第2および第3サーボ弁に供給される圧力調整装置
    内で信号を発生する工程からなる請求項16記載の方
    法。
  18. 【請求項18】 1対の上部および下部ブロックによっ
    て支持されたロールチョック内に少なくとも1対の上部
    および下部加工ロールを設置する工程、前記上部および
    下部ブロック上の接触面間に接触面を有するロールチョ
    ックを設ける工程、および前記ロールを軸方向に移動し
    同時に前記ロールチョックの接触面と上部および下部ブ
    ロックの接触面とのあいだで作用する力によって角度α
    だけ交差する工程からなるロールを軸方向に移動しかつ
    交差する方法であって前記ロールチョックおよび関連す
    る上部および下部ブロックがロールの軸に対して角度β
    を規定している対向する面を有しており、 前記ロールチョックがそれぞれのロールのネック部を取
    り囲み、 前記上部および下部ブロックがマーウェストブロックで
    あることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 上部および下部加工ロールをロールチ
    ョック内に設ける工程、前記ロールチョックの円筒状の
    接触面に対向する平坦な接触面を有する1対の上部およ
    び下部ブロックによってロールチョックを支持する工
    程、前記ロールチョックに隣接している上部および下部
    ブロック上の平坦な傾斜面間に前記円筒状の接触面を有
    するロールチョックを設ける工程、および前記ロールを
    軸方向に移動し、同時に前記円筒状の面と前記上部およ
    び下部ブロックの平坦な傾斜面とのあいだで作用してい
    る力によって前記ロールを交差する工程からなるロール
    を軸方向に移動しかつ交差する方法であって、 前記ロールチョックがそれぞれのネック部を取り囲み、 前記上部および下部ロールがそれぞれ円筒状の外側接触
    面を有していることを特徴とする方法。
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