JPH0829944A - 写真材料の処理装置 - Google Patents
写真材料の処理装置Info
- Publication number
- JPH0829944A JPH0829944A JP7157557A JP15755795A JPH0829944A JP H0829944 A JPH0829944 A JP H0829944A JP 7157557 A JP7157557 A JP 7157557A JP 15755795 A JP15755795 A JP 15755795A JP H0829944 A JPH0829944 A JP H0829944A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- photographic film
- processing apparatus
- film processing
- dispenser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03D—APPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
- G03D3/00—Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
- G03D3/02—Details of liquid circulation
- G03D3/06—Liquid supply; Liquid circulation outside tanks
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03C—PHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
- G03C7/00—Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
- G03C7/30—Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
- G03C7/3046—Processing baths not provided for elsewhere, e.g. final or intermediate washings
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗浄タンクに殺菌錠剤ディスペンサを備えた
写真材料処理装置を提供する。 【構成】 少なくとも1つの洗浄ユニットおよび乾燥ユ
ニットを含む複数の処理ユニットを備えた写真フィルム
処理装置の洗浄ユニットに、殺菌錠剤が積み重ねて装填
される細長いコンテナから構成される殺菌錠剤ディスペ
ンサ11を取り付ける。コンテナの底端部には複数の開口
部12を形成し、洗浄ユニット内においてコンテナをその
底端部が水中に位置するように配置する。開口部12を通
して水がコンテナ内に循環し、最下方に位置する錠剤が
徐々に水中に溶解する。
写真材料処理装置を提供する。 【構成】 少なくとも1つの洗浄ユニットおよび乾燥ユ
ニットを含む複数の処理ユニットを備えた写真フィルム
処理装置の洗浄ユニットに、殺菌錠剤が積み重ねて装填
される細長いコンテナから構成される殺菌錠剤ディスペ
ンサ11を取り付ける。コンテナの底端部には複数の開口
部12を形成し、洗浄ユニット内においてコンテナをその
底端部が水中に位置するように配置する。開口部12を通
して水がコンテナ内に循環し、最下方に位置する錠剤が
徐々に水中に溶解する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真材料を処理する写
真処理装置に関する。さらに詳しくは、殺菌錠剤ディス
ペンサを備えた写真処理装置に関する。
真処理装置に関する。さらに詳しくは、殺菌錠剤ディス
ペンサを備えた写真処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ハロ
ゲン化銀写真材料は、露光後(可視光または赤外線によ
る露光後)に写真処理(例えば、現像、定着、および洗
浄)が施され、その後、乾燥されて処理中にしみ込んだ
水分が除去されることが知られている。
ゲン化銀写真材料は、露光後(可視光または赤外線によ
る露光後)に写真処理(例えば、現像、定着、および洗
浄)が施され、その後、乾燥されて処理中にしみ込んだ
水分が除去されることが知られている。
【0003】通常、写真材料の処理は、現像タンク、定
着タンク、洗浄タンク、および乾燥部を備える自動処理
装置を使用して行うことが好ましい。一般的に、写真材
料の処理においては、配列されたローラで構成される複
雑な経路に沿って写真材料が搬送される。これらのロー
ラは、現像液、定着液、および洗浄液中に配置され、ま
たは乾燥部内にも配置されている。ローラは複雑な経路
に沿ってフィルムを案内するとともに、フィルムから液
体をしぼり出す。
着タンク、洗浄タンク、および乾燥部を備える自動処理
装置を使用して行うことが好ましい。一般的に、写真材
料の処理においては、配列されたローラで構成される複
雑な経路に沿って写真材料が搬送される。これらのロー
ラは、現像液、定着液、および洗浄液中に配置され、ま
たは乾燥部内にも配置されている。ローラは複雑な経路
に沿ってフィルムを案内するとともに、フィルムから液
体をしぼり出す。
【0004】処理工程においては、処理装置の洗浄タン
クの洗浄水内において微生物が成長することがしばしば
問題となる。処理装置内において微生物(バクテリアや
菌類)が増殖すると、見かけ上は、汚れまたは粘液とな
って見える。そしてこれらは、タンク壁、ラック、ロー
ラ、および排出ラインを汚す。そして、排出ラインを詰
まらせてしまうこともある。近年、水源確保による環境
保護および経済的な見地から、洗浄タンク内で使用され
る水の量を減じる技術が提案されている。そのような技
術は、Journal of the Society of Motion Picture and
Television Engineers(エス・アール・ゴールドワッシャ
ー、アメリカ)、1995年、第64刊、第248〜253頁、およ
び米国特許第4336324号明細書に記載されている。しか
しながら、水を節約するそのような技術は、洗浄タンク
内に水を保持する時間の増加を招き、バクテリアの成長
を助長する。十分なクリーニングを施せば問題はある程
度まで解消するが、それには多くの時間と労力を要す
る。
クの洗浄水内において微生物が成長することがしばしば
問題となる。処理装置内において微生物(バクテリアや
菌類)が増殖すると、見かけ上は、汚れまたは粘液とな
って見える。そしてこれらは、タンク壁、ラック、ロー
ラ、および排出ラインを汚す。そして、排出ラインを詰
まらせてしまうこともある。近年、水源確保による環境
保護および経済的な見地から、洗浄タンク内で使用され
る水の量を減じる技術が提案されている。そのような技
術は、Journal of the Society of Motion Picture and
Television Engineers(エス・アール・ゴールドワッシャ
ー、アメリカ)、1995年、第64刊、第248〜253頁、およ
び米国特許第4336324号明細書に記載されている。しか
しながら、水を節約するそのような技術は、洗浄タンク
内に水を保持する時間の増加を招き、バクテリアの成長
を助長する。十分なクリーニングを施せば問題はある程
度まで解消するが、それには多くの時間と労力を要す
る。
【0005】殺生物剤を使用すれば、処理洗浄水におけ
る微生物の成長を有効に抑え得ることが知られている。
この目的のために特に有効な殺生物剤は、p-クロロ-m-
キシレノール、トリクロルフェノール、およびペンタク
ロルフェノール等の塩素化フェノール;2-メチル-4-イソ
チアゾリン-3-オン、5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾ
リン-3-オン、および1,2-ベンゾイソチアゾリン-3-オン
等のチアゾリン化合物;10,10'-オキシ-ビフェノキシア
ルシン等の有機ヒ化物;次亜塩素酸ナトリウム、ジクロ
ロイソシアヌル酸ナトリウム、1,2-ジクロロ-5,5-ジメ
チルヒダントイン、1-ブロモ-3-クロロ-5,5-ジメチルヒ
ダントイン、および2-ブロモ-4'-オキシアセトフェノン
等の活性ハロゲン原子を放出する化合物;硝酸銀、塩化
銀、酢酸銀、および硫酸銀等の銀イオンを放出する化合
物;および塩化ジイソブチルフェノキシエチルジメチル
ベンジルアンモニウム等の第四級アンモニウム化合物が
ある。これらの化合物を微生物の成長を防止するのに有
効な任意の量で洗浄水に添加することができる。代表的
には、1リットルの洗浄水に対して約1〜1000ミリグラ
ムの殺生物剤が使用される。これらの殺生物剤は通常、
溶液、粉、錠剤、粒等の形態で直接洗浄水に添加される
か、または、予め水に溶解させた後で洗浄水に添加され
る。1979年11月のResearch Disclosure 18751には、微
生物の成長を抑制するために殺生物剤を使用する方法が
開示されている。この方法においては、洗浄水ラインに
おいて洗浄タンクの直前の位置に配置されたフィルター
ハウジング内に殺生物剤が配置されている。
る微生物の成長を有効に抑え得ることが知られている。
この目的のために特に有効な殺生物剤は、p-クロロ-m-
キシレノール、トリクロルフェノール、およびペンタク
ロルフェノール等の塩素化フェノール;2-メチル-4-イソ
チアゾリン-3-オン、5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾ
リン-3-オン、および1,2-ベンゾイソチアゾリン-3-オン
等のチアゾリン化合物;10,10'-オキシ-ビフェノキシア
ルシン等の有機ヒ化物;次亜塩素酸ナトリウム、ジクロ
ロイソシアヌル酸ナトリウム、1,2-ジクロロ-5,5-ジメ
チルヒダントイン、1-ブロモ-3-クロロ-5,5-ジメチルヒ
ダントイン、および2-ブロモ-4'-オキシアセトフェノン
等の活性ハロゲン原子を放出する化合物;硝酸銀、塩化
銀、酢酸銀、および硫酸銀等の銀イオンを放出する化合
物;および塩化ジイソブチルフェノキシエチルジメチル
ベンジルアンモニウム等の第四級アンモニウム化合物が
ある。これらの化合物を微生物の成長を防止するのに有
効な任意の量で洗浄水に添加することができる。代表的
には、1リットルの洗浄水に対して約1〜1000ミリグラ
ムの殺生物剤が使用される。これらの殺生物剤は通常、
溶液、粉、錠剤、粒等の形態で直接洗浄水に添加される
か、または、予め水に溶解させた後で洗浄水に添加され
る。1979年11月のResearch Disclosure 18751には、微
生物の成長を抑制するために殺生物剤を使用する方法が
開示されている。この方法においては、洗浄水ラインに
おいて洗浄タンクの直前の位置に配置されたフィルター
ハウジング内に殺生物剤が配置されている。
【0006】作業上の安全性を確保するために、殺生物
剤と適切なバインダーとが混合された錠剤が一般に使用
されている。漏れるおそれのある液体や粉体がほとんど
ないからである。米国特許第4662538号明細書には殺菌
剤ディスペンサが開示されており、錠剤ディスペンサを
開示する他の特許についても言及している。しかしなが
ら、そのようなディスペンサは大型であり、幾つかの構
成要素から構成されており、写真処理装置の一体的部分
として使用することは容易ではない。特開平5-181252号
公報には、ハロゲン化銀写真材料を処理する自動現像装
置が開示されている。この装置は、感光材料を処理した
後1時間経過すると抗菌剤を洗浄タンクに供給する機構
を備えている。
剤と適切なバインダーとが混合された錠剤が一般に使用
されている。漏れるおそれのある液体や粉体がほとんど
ないからである。米国特許第4662538号明細書には殺菌
剤ディスペンサが開示されており、錠剤ディスペンサを
開示する他の特許についても言及している。しかしなが
ら、そのようなディスペンサは大型であり、幾つかの構
成要素から構成されており、写真処理装置の一体的部分
として使用することは容易ではない。特開平5-181252号
公報には、ハロゲン化銀写真材料を処理する自動現像装
置が開示されている。この装置は、感光材料を処理した
後1時間経過すると抗菌剤を洗浄タンクに供給する機構
を備えている。
【0007】
【発明の開示】本発明は、露光されることにより像を記
録するハロゲン化銀写真材料を処理する処理装置に関す
る。この処理装置は少なくとも1つの洗浄ユニットおよ
び乾燥ユニットを含む複数の処理ユニットを備えてい
る。洗浄ユニットには殺菌錠剤ディスペンサが取り付け
られている。殺菌錠剤ディスペンサは、殺菌錠剤が積み
重ねて装填される細長いコンテナから構成される。コン
テナの底端部には小さな開口部が複数形成されており、
そこを通って液体が循環することができる。コンテナは
その底端部が洗浄タンクの水と接触するように配置さ
れ、水が開口部を通ってコンテナの底端部内に循環す
る。そして、最下方に位置する殺菌錠剤が徐々に溶解し
て、洗浄水内に分散する。最下位の錠剤が溶解すると、
重力によって次の錠剤が下方に移動する。
録するハロゲン化銀写真材料を処理する処理装置に関す
る。この処理装置は少なくとも1つの洗浄ユニットおよ
び乾燥ユニットを含む複数の処理ユニットを備えてい
る。洗浄ユニットには殺菌錠剤ディスペンサが取り付け
られている。殺菌錠剤ディスペンサは、殺菌錠剤が積み
重ねて装填される細長いコンテナから構成される。コン
テナの底端部には小さな開口部が複数形成されており、
そこを通って液体が循環することができる。コンテナは
その底端部が洗浄タンクの水と接触するように配置さ
れ、水が開口部を通ってコンテナの底端部内に循環す
る。そして、最下方に位置する殺菌錠剤が徐々に溶解し
て、洗浄水内に分散する。最下位の錠剤が溶解すると、
重力によって次の錠剤が下方に移動する。
【0008】本発明の殺菌錠剤ディスペンサは最小限の
構成要素からなっており、したがって、経済的に製造し
使用することができる。
構成要素からなっており、したがって、経済的に製造し
使用することができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の実施において使用される写
真処理装置の長手方向断面図である。図1において、未
処理の感光性ハロゲン化銀材料がフィルム入口1から供
給される。ハロゲン化銀材料は、現像タンク2、定着タ
ンク3、洗浄タンク4、および乾燥部5を通過する。さ
らに、空気温度センサ6、処理後の材料(図示せず)が排
出されるフィルム出口7、光電センサ8、およびファン
9が図示されている。L1〜L8は赤外線ランプを、C1〜C8
はフィルムへ通じるエアダクトを示している。処理装置
は、フィルム入口1からフィルム出口7へと至る経路に
複数の送りローラを備えている。送りローラは軸を中心
として一定速度で回転しているので、当該ローラに接触
して置かれた写真材料(図示せず)は、ローラと写真材料
との接点を現像タンク2、定着タンク3、洗浄タンク4
および乾燥部5にわたって結ぶことにより形成される移
送面に沿って移動する。各送りローラは、例えば米国特
許第3025779号明細書に開示されている如く、移送面に
沿って対向する位置および(または)互い違いの千鳥状の
位置に配置することができる。
真処理装置の長手方向断面図である。図1において、未
処理の感光性ハロゲン化銀材料がフィルム入口1から供
給される。ハロゲン化銀材料は、現像タンク2、定着タ
ンク3、洗浄タンク4、および乾燥部5を通過する。さ
らに、空気温度センサ6、処理後の材料(図示せず)が排
出されるフィルム出口7、光電センサ8、およびファン
9が図示されている。L1〜L8は赤外線ランプを、C1〜C8
はフィルムへ通じるエアダクトを示している。処理装置
は、フィルム入口1からフィルム出口7へと至る経路に
複数の送りローラを備えている。送りローラは軸を中心
として一定速度で回転しているので、当該ローラに接触
して置かれた写真材料(図示せず)は、ローラと写真材料
との接点を現像タンク2、定着タンク3、洗浄タンク4
および乾燥部5にわたって結ぶことにより形成される移
送面に沿って移動する。各送りローラは、例えば米国特
許第3025779号明細書に開示されている如く、移送面に
沿って対向する位置および(または)互い違いの千鳥状の
位置に配置することができる。
【0010】乾燥部5には、写真材料に近接する位置に
赤外線光源L1〜L8が配置されており、写真材料に直接赤
外線を照射する。このときさらに、ファン9によって運
ばれる加熱されていない空気が写真材料に当てられる。
この空気は写真材料を冷却し、さらに、フィルムから蒸
発した湿気を通風作用によって除去する。このことは、
米国特許第3900959号明細書に開示されている。好まし
い実施例においては、乾燥部5には、乾燥部内の温度を
測定する空気温度センサ6、赤外線照射源に負荷される
電力を変化させる手段(図示せず)、および、空気温度の
測定結果に応じ、測定温度が所定値よりも低い場合また
は高い場合には、それぞれ、負荷される電力を増加また
は減少させる手段(図示せず)が配置されている。このよ
うな構成によって、米国特許第4495713号明細書に記載
されているように作動経済性および作動効率が高められ
る。代わりに、熱源に向かって空気を運び、さらに乾燥
される材料が乾燥部を通過する際にその両側部に沿って
空気を運ぶファンを乾燥部に配置してもよい。暖かい空
気の流れは、材料に吹き付けられる際の温度が高くなる
ほど、より迅速に材料を乾燥させる(温暖空気源は、従
来の抵抗器であってもよく、例えば英国特許第1131681
号明細書に開示された赤外線照射源等の他のエネルギ源
であってもよい)。
赤外線光源L1〜L8が配置されており、写真材料に直接赤
外線を照射する。このときさらに、ファン9によって運
ばれる加熱されていない空気が写真材料に当てられる。
この空気は写真材料を冷却し、さらに、フィルムから蒸
発した湿気を通風作用によって除去する。このことは、
米国特許第3900959号明細書に開示されている。好まし
い実施例においては、乾燥部5には、乾燥部内の温度を
測定する空気温度センサ6、赤外線照射源に負荷される
電力を変化させる手段(図示せず)、および、空気温度の
測定結果に応じ、測定温度が所定値よりも低い場合また
は高い場合には、それぞれ、負荷される電力を増加また
は減少させる手段(図示せず)が配置されている。このよ
うな構成によって、米国特許第4495713号明細書に記載
されているように作動経済性および作動効率が高められ
る。代わりに、熱源に向かって空気を運び、さらに乾燥
される材料が乾燥部を通過する際にその両側部に沿って
空気を運ぶファンを乾燥部に配置してもよい。暖かい空
気の流れは、材料に吹き付けられる際の温度が高くなる
ほど、より迅速に材料を乾燥させる(温暖空気源は、従
来の抵抗器であってもよく、例えば英国特許第1131681
号明細書に開示された赤外線照射源等の他のエネルギ源
であってもよい)。
【0011】現像タンク2、定着タンク3、洗浄タンク
4のそれぞれには、レベルセンサ(図示せず)が設けられ
ている。レベルセンサは、各タンク内の溶剤の液位を検
出し、各タンク内に適正量の溶剤が維持される。レベル
センサとしては、電極、超音波センサ、光検出器、非接
触センサ等を使用することができる。特定のタイプのハ
ロゲン化銀感光材料に適切な処理時間をローラ速度を変
化させることによって選択する手段(図示せず)が設けら
れている。選択されたローラ速度は、すべての送りロー
ラについて一定の速度に維持される。
4のそれぞれには、レベルセンサ(図示せず)が設けられ
ている。レベルセンサは、各タンク内の溶剤の液位を検
出し、各タンク内に適正量の溶剤が維持される。レベル
センサとしては、電極、超音波センサ、光検出器、非接
触センサ等を使用することができる。特定のタイプのハ
ロゲン化銀感光材料に適切な処理時間をローラ速度を変
化させることによって選択する手段(図示せず)が設けら
れている。選択されたローラ速度は、すべての送りロー
ラについて一定の速度に維持される。
【0012】フィルム入口1には材料のサイズを検出す
る手段(図示せず)が設けられており、処理される感光材
料のサイズを検出し、処理液の使用量の基準を与える。
る手段(図示せず)が設けられており、処理される感光材
料のサイズを検出し、処理液の使用量の基準を与える。
【0013】現像タンク2、定着タンク3、洗浄タンク
4の各処理タンクには、温度制御手段が一体的に設けら
れている。温度制御手段は、処理液の温度を検出する温
度センサを備えている。適切なセンサとして、サーミス
タ、プラチナセンサ、シリコンセンサ等がある。温度セ
ンサからの情報が、各処理液の温度を制御する温度制御
ユニットへ送られる。
4の各処理タンクには、温度制御手段が一体的に設けら
れている。温度制御手段は、処理液の温度を検出する温
度センサを備えている。適切なセンサとして、サーミス
タ、プラチナセンサ、シリコンセンサ等がある。温度セ
ンサからの情報が、各処理液の温度を制御する温度制御
ユニットへ送られる。
【0014】洗浄タンク4には、写真材料の両面に水を
スプレーする噴霧器10が6つ備えられている。写真材料
に噴霧された洗浄水は、洗浄タンク4の底部に集めら
れ、洗浄ポンプ(図示せず)によって各スプレーまで引き
揚げられる。乾燥部5の手前側に対向して配置された柔
軟なゴムローラの対が、乾燥部に入る前の写真材料を絞
る。
スプレーする噴霧器10が6つ備えられている。写真材料
に噴霧された洗浄水は、洗浄タンク4の底部に集めら
れ、洗浄ポンプ(図示せず)によって各スプレーまで引き
揚げられる。乾燥部5の手前側に対向して配置された柔
軟なゴムローラの対が、乾燥部に入る前の写真材料を絞
る。
【0015】図1に示された処理装置は、ハロゲン化銀
の白黒写真材料を処理するのに使用することができる。
白黒写真材料は、例えば、放射線グラフィックアートや
グラフィックアートに使用される材料等である。白黒写
真材料の処理には、現像、定着および洗浄の各工程が含
まれる。
の白黒写真材料を処理するのに使用することができる。
白黒写真材料は、例えば、放射線グラフィックアートや
グラフィックアートに使用される材料等である。白黒写
真材料の処理には、現像、定着および洗浄の各工程が含
まれる。
【0016】現像タンク2に含まれている白黒現像液
は、通常の白黒現像液に使用される多種の添加剤を含む
アルカリ性水溶液である。添加剤には、現像剤、防腐
剤、促進剤、緩衝剤、無機系または有機系の抑制剤、有
機系のかぶり防止剤、溶剤、硬化剤、金属イオン封鎖
剤、鋭感剤、現像促進剤、および表面活性剤がある。
は、通常の白黒現像液に使用される多種の添加剤を含む
アルカリ性水溶液である。添加剤には、現像剤、防腐
剤、促進剤、緩衝剤、無機系または有機系の抑制剤、有
機系のかぶり防止剤、溶剤、硬化剤、金属イオン封鎖
剤、鋭感剤、現像促進剤、および表面活性剤がある。
【0017】現像剤としては、ジオキシベンゼン(ハイ
ドロキノン等)、p-アミノフェノール(メトール等)、3-
ピラゾリドン(フェニドン、ディメゾーン、ディメゾー
ンS等)、アスコルビン酸等があり、これらが単独で、
または混合されて使用される。
ドロキノン等)、p-アミノフェノール(メトール等)、3-
ピラゾリドン(フェニドン、ディメゾーン、ディメゾー
ンS等)、アスコルビン酸等があり、これらが単独で、
または混合されて使用される。
【0018】防腐剤としては、亜硫酸塩(亜硫酸ナトリ
ウム、メタ重亜硫酸ナトリウム等)がある。
ウム、メタ重亜硫酸ナトリウム等)がある。
【0019】促進剤としては、アルカリ剤(水酸化ナト
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)がある。
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等)がある。
【0020】緩衝剤としては、炭酸塩、硼酸、燐酸、ア
ルカノールアミン等がある。
ルカノールアミン等がある。
【0021】無機系または有機系の抑制剤としては、臭
化カリウム、2-メチルベンゾイミダゾール、ミチルベン
ゾチアゾール等がある。
化カリウム、2-メチルベンゾイミダゾール、ミチルベン
ゾチアゾール等がある。
【0022】有機系のかぶり防止剤としては、5-ニトロ
インダゾール、5-ニトロベンゾイミダゾール、5-メチル
ベンゾトリアゾール、5-フェニル-5-メルカプト-テトラ
ゾール等がある。
インダゾール、5-ニトロベンゾイミダゾール、5-メチル
ベンゾトリアゾール、5-フェニル-5-メルカプト-テトラ
ゾール等がある。
【0023】溶剤としては、ポリエチレングリコールお
よびそのエステル等がある。
よびそのエステル等がある。
【0024】硬化剤としては、グルタルアルデヒド等の
ジアルデヒド系硬化剤等がある。
ジアルデヒド系硬化剤等がある。
【0025】金属イオン封鎖剤としては、エチレンジア
ミン四酢酸、ポリ燐酸塩、ニトリロトリ酢酸等がある。
ミン四酢酸、ポリ燐酸塩、ニトリロトリ酢酸等がある。
【0026】現像液のpHは、所望の写真特性(濃度、コ
ントラスト、かぶり)を得るのに十分な値に調整され
る。そのpH値は、約8〜12、好ましくは約9.5〜11であ
る。現像温度および現像時間には相互関連があり、全処
理時間を考慮して決定される。一般に、現像は30〜45℃
の温度で、10〜45秒間行なわれる。
ントラスト、かぶり)を得るのに十分な値に調整され
る。そのpH値は、約8〜12、好ましくは約9.5〜11であ
る。現像温度および現像時間には相互関連があり、全処
理時間を考慮して決定される。一般に、現像は30〜45℃
の温度で、10〜45秒間行なわれる。
【0027】定着タンク3に含まれている定着液は、定
着剤を含む水溶液である。定着剤は従来からあるいずれ
のものを使用することも可能で、例えば、チオ硫酸ナト
リウムやチオ硫酸アンモニウム等のチオ硫酸塩;チオシ
アン酸ナトリウムやチオシアン酸アンモニウム等のチオ
シアナート塩;チオエーテル化合物(エチレンビスチオグ
リコール酸、3,6-ジチア-1,8-オクタンジオール等)等の
水溶性ハロゲン化銀溶剤;およびチオ尿素化合物等であ
る。これらの定着剤は、単独で使用されても混合して使
用されてもよい。定着剤は、通常、防腐剤として、亜硫
酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウム等
の亜硫酸化合物;重亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナト
リウム等の重亜硫酸化合物;または、メタ重亜硫酸カリ
ウム、メタ重亜硫酸アンモニウム等のメタ重亜硫酸化合
物を含む。前述の化合物の他にも、例えば、緩衝剤、蛍
光増白剤、硬化剤(塩化アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム、カリウム明礬等の水溶性アルミニウム化合物)、表
面活性剤、キレート剤等を加えてもよい。一般に、定着
剤のpH値は3〜10であり、好ましくは4〜7であり、
さらに好ましくは4.5〜6.5である。
着剤を含む水溶液である。定着剤は従来からあるいずれ
のものを使用することも可能で、例えば、チオ硫酸ナト
リウムやチオ硫酸アンモニウム等のチオ硫酸塩;チオシ
アン酸ナトリウムやチオシアン酸アンモニウム等のチオ
シアナート塩;チオエーテル化合物(エチレンビスチオグ
リコール酸、3,6-ジチア-1,8-オクタンジオール等)等の
水溶性ハロゲン化銀溶剤;およびチオ尿素化合物等であ
る。これらの定着剤は、単独で使用されても混合して使
用されてもよい。定着剤は、通常、防腐剤として、亜硫
酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸アンモニウム等
の亜硫酸化合物;重亜硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナト
リウム等の重亜硫酸化合物;または、メタ重亜硫酸カリ
ウム、メタ重亜硫酸アンモニウム等のメタ重亜硫酸化合
物を含む。前述の化合物の他にも、例えば、緩衝剤、蛍
光増白剤、硬化剤(塩化アルミニウム、硫酸アルミニウ
ム、カリウム明礬等の水溶性アルミニウム化合物)、表
面活性剤、キレート剤等を加えてもよい。一般に、定着
剤のpH値は3〜10であり、好ましくは4〜7であり、
さらに好ましくは4.5〜6.5である。
【0028】現像工程および定着工程が終わると、感光
性の写真材料は洗浄タンク4内において水を用いて洗浄
される。水による洗浄によって、定着の際に溶解した銀
塩が除去される。洗浄は、約20〜50℃の温度で5〜30秒
間行なわれることが好ましい。水はタンク内にある程度
の時間滞留するので、本発明の殺菌剤ディスペンサによ
ってバクテリアの成長、および垢や粘液の発生を防止す
ることができる。
性の写真材料は洗浄タンク4内において水を用いて洗浄
される。水による洗浄によって、定着の際に溶解した銀
塩が除去される。洗浄は、約20〜50℃の温度で5〜30秒
間行なわれることが好ましい。水はタンク内にある程度
の時間滞留するので、本発明の殺菌剤ディスペンサによ
ってバクテリアの成長、および垢や粘液の発生を防止す
ることができる。
【0029】図2は、本発明の殺菌剤ディスペンサ11を
示している。ディスペンサ11は、主要構成要素として、
細長いチューブつまり円筒部を備えており、当該円筒部
の底部には複数の開口部12が円周方向に間隔をおいて形
成されている。図3は図2のIII−III線断面図であり、
円筒部11の底部に形成された開口部12を示している。こ
の円筒部の内径は、殺菌錠剤の外径よりも僅かに大き
い。殺菌剤を錠剤化する際には、抗菌剤と適切な水溶性
のバインダーとがプレスされて、直径がほぼ0.5〜3.0c
m、厚さがほぼ0.2〜1.0cmの錠剤が形成される。水溶性
のバインダーとしては、例えば、ゼラチン、ペクチン、
ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、ビニルピロリドン-ビニルアセテート共重合
体、ポリエチレンオキシド、Naカルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシアルギネート、メチルビニルエーテル
-無水マレイン酸共重合体、キサンテン、アラビアゴ
ム、またはカラジーナン等の水溶性ポリマーが好まし
い。抗菌剤を含む錠剤は、型に入れてプレスされ、バイ
ンダーに対して重量割合いでほぼ50%の抗菌剤を含有す
る。そのような錠剤は、貯蔵の際の安定性に優れている
ので取り扱いが容易であり、水に対して迅速に溶解す
る。以上の説明は単なる例示であって、本発明のディス
ペンサが受け入れることが可能なものであれば、あらゆ
るサイズおよび形態の錠剤が使用可能であることが分か
る。本発明の一実施例においては、円筒部11と同じ外径
を有するシートを接着することによってディスペンサの
上端部15が閉じられている。底端部14は錠剤を入れるた
めに開口しており、キャップ16が提供されている。キャ
ップ16は、例えば、ねじを切ることによってディスペン
サに着脱可能に取り付けることができる。キャップ16の
内面にはねじ部17が形成されていて、ディスペンサの底
部表面に形成されたねじ部13に対してキャップ16をねじ
係合させることにより、キャップ16をディスペンサ11に
着脱可能に取り付けることができる。ディスペンサおよ
びキャップはPVCで作られていることが有利である。
示している。ディスペンサ11は、主要構成要素として、
細長いチューブつまり円筒部を備えており、当該円筒部
の底部には複数の開口部12が円周方向に間隔をおいて形
成されている。図3は図2のIII−III線断面図であり、
円筒部11の底部に形成された開口部12を示している。こ
の円筒部の内径は、殺菌錠剤の外径よりも僅かに大き
い。殺菌剤を錠剤化する際には、抗菌剤と適切な水溶性
のバインダーとがプレスされて、直径がほぼ0.5〜3.0c
m、厚さがほぼ0.2〜1.0cmの錠剤が形成される。水溶性
のバインダーとしては、例えば、ゼラチン、ペクチン、
ポリアクリル酸、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、ビニルピロリドン-ビニルアセテート共重合
体、ポリエチレンオキシド、Naカルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシアルギネート、メチルビニルエーテル
-無水マレイン酸共重合体、キサンテン、アラビアゴ
ム、またはカラジーナン等の水溶性ポリマーが好まし
い。抗菌剤を含む錠剤は、型に入れてプレスされ、バイ
ンダーに対して重量割合いでほぼ50%の抗菌剤を含有す
る。そのような錠剤は、貯蔵の際の安定性に優れている
ので取り扱いが容易であり、水に対して迅速に溶解す
る。以上の説明は単なる例示であって、本発明のディス
ペンサが受け入れることが可能なものであれば、あらゆ
るサイズおよび形態の錠剤が使用可能であることが分か
る。本発明の一実施例においては、円筒部11と同じ外径
を有するシートを接着することによってディスペンサの
上端部15が閉じられている。底端部14は錠剤を入れるた
めに開口しており、キャップ16が提供されている。キャ
ップ16は、例えば、ねじを切ることによってディスペン
サに着脱可能に取り付けることができる。キャップ16の
内面にはねじ部17が形成されていて、ディスペンサの底
部表面に形成されたねじ部13に対してキャップ16をねじ
係合させることにより、キャップ16をディスペンサ11に
着脱可能に取り付けることができる。ディスペンサおよ
びキャップはPVCで作られていることが有利である。
【0030】本発明の他の実施例においては、ディスペ
ンサの底端部14が、例えば、円筒部11と同じ外径を有す
るシートを接着することによって閉じられる。そして、
上端部15が錠剤を入れるために開口されて、キャップ
(図示せず)が提供される。キャップは、例えば、ねじを
切ったり、圧力ばめを利用することによってディスペン
サに着脱可能に取り付けられる。
ンサの底端部14が、例えば、円筒部11と同じ外径を有す
るシートを接着することによって閉じられる。そして、
上端部15が錠剤を入れるために開口されて、キャップ
(図示せず)が提供される。キャップは、例えば、ねじを
切ったり、圧力ばめを利用することによってディスペン
サに着脱可能に取り付けられる。
【0031】本発明の殺菌剤ディスペンサ11およびその
使用方法をより良く理解するために、その機能の一例を
説明する。ディスペンサ11の底端部14のキャップ16を外
し、殺菌錠剤がディスペンサ11に装填される。そして、
再びキャップ16が取り付けられる。その後、ディスペン
サ11は取付手段(図示せず)を使用して洗浄タンク4の壁
部に、その底部部分のみが水中に位置するように固定さ
れる。キャップ16のねじ係合が緩められて、水が循環口
12を通ってディスペンサ11内を循環することが許容され
る。最下位に位置する錠剤またはディスペンサ内の錠剤
が、循環する水によって好ましい時期に溶解する。最下
位の錠剤または下方側の錠剤が溶解すると、重力によっ
て、次の錠剤が下方へと移動する。
使用方法をより良く理解するために、その機能の一例を
説明する。ディスペンサ11の底端部14のキャップ16を外
し、殺菌錠剤がディスペンサ11に装填される。そして、
再びキャップ16が取り付けられる。その後、ディスペン
サ11は取付手段(図示せず)を使用して洗浄タンク4の壁
部に、その底部部分のみが水中に位置するように固定さ
れる。キャップ16のねじ係合が緩められて、水が循環口
12を通ってディスペンサ11内を循環することが許容され
る。最下位に位置する錠剤またはディスペンサ内の錠剤
が、循環する水によって好ましい時期に溶解する。最下
位の錠剤または下方側の錠剤が溶解すると、重力によっ
て、次の錠剤が下方へと移動する。
【0032】本発明の殺菌錠剤ディスペンサは、最小限
の構成要素から構成されている。したがって、経済的に
生産および使用が可能である。本発明のディスペンサに
おいては、モータ、てこ、タイミング機構を使用せず
に、錠剤の移動が行なわれる。錠剤の補充の時期は、デ
ィスペンサの長さ、ディスペンサ底部の高さ、錠剤の
数、処理装置を通過する流量、錠剤内において抗菌剤の
結合に使用されているバインダーの特性等から適切に決
定される。本発明の錠剤ディスペンサは製造が容易で多
種のサイズおよび形態を有する錠剤を受け入れることが
できるので、多目的な使用が可能である。本発明のディ
スペンサは洗浄タンクに容易に取り付けることができ、
錠剤の補充の際には容易に取り外すことができる。
の構成要素から構成されている。したがって、経済的に
生産および使用が可能である。本発明のディスペンサに
おいては、モータ、てこ、タイミング機構を使用せず
に、錠剤の移動が行なわれる。錠剤の補充の時期は、デ
ィスペンサの長さ、ディスペンサ底部の高さ、錠剤の
数、処理装置を通過する流量、錠剤内において抗菌剤の
結合に使用されているバインダーの特性等から適切に決
定される。本発明の錠剤ディスペンサは製造が容易で多
種のサイズおよび形態を有する錠剤を受け入れることが
できるので、多目的な使用が可能である。本発明のディ
スペンサは洗浄タンクに容易に取り付けることができ、
錠剤の補充の際には容易に取り外すことができる。
【0033】本発明の殺菌錠剤ディスペンサは、ハロゲ
ン化銀写真材料の処理に使用される装置であればどのよ
うなものに取り付けてもよい。そのような装置は既に説
明したが、白黒写真におけるハロゲン化銀材料の処理方
法との関連において以下の実施例においてさらに詳しく
説明する。この処理方法は、白黒現像、定着、水による
洗浄、および乾燥の各工程を含む。しかしながら、本発
明の殺菌錠剤ディスペンサは、白黒写真のための処理装
置に限らず、ハロゲン化銀感光材料の処理に使用される
あらゆる処理装置に取り付けることができる。前記処理
装置は、例えば、カラー写真におけるハロゲン化銀感光
材料の処理に使用することができる。その処理方法は、
カラー現像、漂白および定着、水による洗浄、安定化、
および乾燥の各工程を含んでいる。
ン化銀写真材料の処理に使用される装置であればどのよ
うなものに取り付けてもよい。そのような装置は既に説
明したが、白黒写真におけるハロゲン化銀材料の処理方
法との関連において以下の実施例においてさらに詳しく
説明する。この処理方法は、白黒現像、定着、水による
洗浄、および乾燥の各工程を含む。しかしながら、本発
明の殺菌錠剤ディスペンサは、白黒写真のための処理装
置に限らず、ハロゲン化銀感光材料の処理に使用される
あらゆる処理装置に取り付けることができる。前記処理
装置は、例えば、カラー写真におけるハロゲン化銀感光
材料の処理に使用することができる。その処理方法は、
カラー現像、漂白および定着、水による洗浄、安定化、
および乾燥の各工程を含んでいる。
【0034】本発明を以下の実施例によって説明する
が、ここに記載された実施例に限定されるものではな
い。本発明の範囲は特許請求の範囲の記載によってのみ
限定される。実施例 フィルム処理装置3M XP535を使用して、本発明
の殺菌錠剤ディスペンサのテストを行った。このフィル
ム処理装置は、ローラを使用してハロゲン化銀材料から
なるX線用フィルムシートを高速で搬送して処理を行う
ものである。この処理装置は、容量12.4リットルの現像
タンク、容量12.2リットルの定着タンク、容量12.9リッ
トルの洗浄タンク、および2組の赤外線加熱ランプを備
える乾燥部から構成される。現像タンクには現像液3M
XAD3が、定着タンクには定着液3M XAF3が入
れられた。処理装置の作動中、現像液は各フィルムシー
トについて60mlの割合いで、定着液は各フィルムシート
について120mlの割合いで補給された。洗浄は、フィル
ムシートを洗浄タンク内に通すことによって行なわれ
た。処理装置の作動中、洗浄タンク内における洗浄水の
流量は2リットル/分であった。
が、ここに記載された実施例に限定されるものではな
い。本発明の範囲は特許請求の範囲の記載によってのみ
限定される。実施例 フィルム処理装置3M XP535を使用して、本発明
の殺菌錠剤ディスペンサのテストを行った。このフィル
ム処理装置は、ローラを使用してハロゲン化銀材料から
なるX線用フィルムシートを高速で搬送して処理を行う
ものである。この処理装置は、容量12.4リットルの現像
タンク、容量12.2リットルの定着タンク、容量12.9リッ
トルの洗浄タンク、および2組の赤外線加熱ランプを備
える乾燥部から構成される。現像タンクには現像液3M
XAD3が、定着タンクには定着液3M XAF3が入
れられた。処理装置の作動中、現像液は各フィルムシー
トについて60mlの割合いで、定着液は各フィルムシート
について120mlの割合いで補給された。洗浄は、フィル
ムシートを洗浄タンク内に通すことによって行なわれ
た。処理装置の作動中、洗浄タンク内における洗浄水の
流量は2リットル/分であった。
【0035】2つの処理装置(A装置およびB装置)が使
用された。実際には、各装置を使用して3月間、1日当
たり100枚の割合いでX線用フィルムシートが処理され
た。装置Aには、殺菌錠剤ディスペンサは取り付けられ
ていなかった。装置Bには、殺菌錠剤ディスペンサが取
り付けられていた。ディスペンサは内径32mm、長さ20cm
のPVC管で作られており、上端部はPVCディスクで
シールされていた。また、底端部にはねじを利用してキ
ャップが取り付けられていた。さらにディスペンサに
は、周方向に間隔をおいて8つの開口部が形成されてい
た。これらの開口部は図2に示された開口部12と同様の
形状で、ディスペンサの底端部から0.9cmの位置に形成
されており、それぞれ、長さ2cm、幅0.3cmであった。
ディスペンサには、上から10個のスリミサイド(Slimisi
de)C77P錠剤が装填された。スリミサイドC77P錠剤は、
イタリアのBetz Sud S.p.A.社から販売されている殺菌
錠剤であって、抗菌剤としての1-ブロモ-3-クロロ-5,5-
ジメチルヒダントイニンと水溶性のバインダーとを92対
8の重量割合で含んでいる。その後、底端部キャップ16
で閉じられた。次に、ディスペンサは取付手段を使用し
て洗浄タンクの壁部に、その底部部分のみが水中に位置
することとなるように取り付けられた。そして、開口部
12が露出するようにキャップが緩められた。装置作動中
において、開口部を通して水が循環し、最下位の錠剤が
徐々に溶解した。こうして、約3〜6ppmの塩素および
臭素が水中に溶解した。
用された。実際には、各装置を使用して3月間、1日当
たり100枚の割合いでX線用フィルムシートが処理され
た。装置Aには、殺菌錠剤ディスペンサは取り付けられ
ていなかった。装置Bには、殺菌錠剤ディスペンサが取
り付けられていた。ディスペンサは内径32mm、長さ20cm
のPVC管で作られており、上端部はPVCディスクで
シールされていた。また、底端部にはねじを利用してキ
ャップが取り付けられていた。さらにディスペンサに
は、周方向に間隔をおいて8つの開口部が形成されてい
た。これらの開口部は図2に示された開口部12と同様の
形状で、ディスペンサの底端部から0.9cmの位置に形成
されており、それぞれ、長さ2cm、幅0.3cmであった。
ディスペンサには、上から10個のスリミサイド(Slimisi
de)C77P錠剤が装填された。スリミサイドC77P錠剤は、
イタリアのBetz Sud S.p.A.社から販売されている殺菌
錠剤であって、抗菌剤としての1-ブロモ-3-クロロ-5,5-
ジメチルヒダントイニンと水溶性のバインダーとを92対
8の重量割合で含んでいる。その後、底端部キャップ16
で閉じられた。次に、ディスペンサは取付手段を使用し
て洗浄タンクの壁部に、その底部部分のみが水中に位置
することとなるように取り付けられた。そして、開口部
12が露出するようにキャップが緩められた。装置作動中
において、開口部を通して水が循環し、最下位の錠剤が
徐々に溶解した。こうして、約3〜6ppmの塩素および
臭素が水中に溶解した。
【0036】装置作動中におけるバクテリアや粘液の増
加およびバクテリア浮遊物の発生が目視観察された。5
日後、装置Aの洗浄タンク内には、バクテリアや粘液の
大幅な増加およびバクテリア浮遊物の大量発生が観察さ
れた。フィルムシート、ローラおよびタンク壁に堆積し
たバクテリアおよび粘液は、循環ポンプに悪影響を及ぼ
し、悪臭を放った。したがって、装置Aについては、定
期的に時間をさいてメンテナンスを行う必要がある。本
発明の殺菌錠剤ディスペンサを備えた装置Bの洗浄タン
クについては、3月経過後においても、バクテリアや粘
液の増加およびバクテリア浮遊物の発生は観察されなか
った。3月経過後、ディスペンサ内の錠剤はすべて溶解
した。ディスペンサは洗浄タンクから取り外され、新た
に10個の錠剤が装填され、そして再び洗浄タンクの壁部
に取り付けられた。
加およびバクテリア浮遊物の発生が目視観察された。5
日後、装置Aの洗浄タンク内には、バクテリアや粘液の
大幅な増加およびバクテリア浮遊物の大量発生が観察さ
れた。フィルムシート、ローラおよびタンク壁に堆積し
たバクテリアおよび粘液は、循環ポンプに悪影響を及ぼ
し、悪臭を放った。したがって、装置Aについては、定
期的に時間をさいてメンテナンスを行う必要がある。本
発明の殺菌錠剤ディスペンサを備えた装置Bの洗浄タン
クについては、3月経過後においても、バクテリアや粘
液の増加およびバクテリア浮遊物の発生は観察されなか
った。3月経過後、ディスペンサ内の錠剤はすべて溶解
した。ディスペンサは洗浄タンクから取り外され、新た
に10個の錠剤が装填され、そして再び洗浄タンクの壁部
に取り付けられた。
【図1】 本発明の実施において使用される自動処理装
置の概略図である。
置の概略図である。
【図2】 本発明の固形殺菌剤ディスペンサの斜視図で
ある。
ある。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【符号の説明】 1 フィルム入口 2 現像タンク 3 定着タンク 4 洗浄タンク 5 乾燥部 6 空気温度センサ 7 フィルム出口 8 光電センサ 9 ファン 10 噴霧器 11 ディスペンサ 12 開口部 13 ディスペンサ底部表面に形成されたねじ部 14 底端部 15 上端部 16 キャップ 17 キャップ内面に形成されたねじ部 C1〜C8 エアダクト L1〜L8 赤外線ランプ
フロントページの続き (72)発明者 ポール・ログマン イタリア、イ−17016フェラーニア(サヴ ォーナ)(番地の表示なし) スリーエ ム・イタリア・ソシエタ・ペル・アチオニ 内
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくとも1つの洗浄ユニット(4)およ
び乾燥ユニット(5)を含む複数の処理ユニットを備えた
写真フィルム処理装置であって、 洗浄ユニット(4)には、殺菌錠剤が積み重ねて装填され
る細長いコンテナから構成される殺菌錠剤ディスペンサ
(11)が取り付けられており、 コンテナの底端部には複数の開口部(12)が形成されてお
り、洗浄ユニット(4)内においてコンテナの底端部が水
中に位置せしめられると開口部(12)を通して水がコンテ
ナ内に循環し、最下方に位置する錠剤が徐々に水中に溶
解することを特徴とする、写真フィルム処理装置。 - 【請求項2】 現像ユニット(2)、定着ユニット(3)、
洗浄ユニット(4)、および乾燥ユニット(5)を備える、
請求項1記載の写真フィルム処理装置。 - 【請求項3】 写真フィルムが、駆動ローラによって、
処理ユニット、洗浄ユニット(4)、および乾燥ユニット
(5)を通過する、請求項1記載の写真フィルム処理装
置。 - 【請求項4】 前記細長いコンテナが一端の閉じられた
管である、請求項1記載の写真フィルム処理装置。 - 【請求項5】 前記管の底端部周面には円周方向に間隔
をおいて開口部(12)が形成されている、請求項4記載の
写真フィルム処理装置。 - 【請求項6】 前記管の底端部にはキャップ(16)が着脱
可能に取り付けられている、請求項4記載の写真フィル
ム処理装置。 - 【請求項7】 前記キャップ(16)の内表面にねじ部(17)
が形成されており、当該ねじ部(17)は前記管の底端部周
面に形成されたねじ部(16)とねじ係合する、請求項6記
載の写真フィルム処理装置。 - 【請求項8】 前記殺菌錠剤が1-ブロモ-3-クロロ-5,5-
ジメチルヒダントインと水溶性のバインダーとを含んで
いる、請求項1記載の写真フィルム処理装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP94110804A EP0692736A1 (en) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | Processing machine for photographic elements |
IT94110804-5 | 1994-07-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0829944A true JPH0829944A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=8216108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7157557A Pending JPH0829944A (ja) | 1994-07-12 | 1995-06-23 | 写真材料の処理装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5508778A (ja) |
EP (1) | EP0692736A1 (ja) |
JP (1) | JPH0829944A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008537986A (ja) * | 2005-04-14 | 2008-10-02 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 銀コーティング物及び製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7128997B2 (en) * | 2003-10-30 | 2006-10-31 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Method and system for dispensing pelletized fuel for use with a fuel cell |
CN118329159B (zh) * | 2024-06-17 | 2024-08-13 | 山东恒信荟荃精细化工有限公司 | 一种非接触式甲醛液位传感器 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US3615440A (en) * | 1968-10-25 | 1971-10-26 | Polaroid Corp | Novel photographic compositions and processes |
US3894871A (en) * | 1973-07-27 | 1975-07-15 | Polaroid Corp | Photographic products and processes for forming silver and additive color transparencies |
US4104068A (en) * | 1977-02-16 | 1978-08-01 | Polaroid Corporation | Silver halide emulsions containing microvoids |
JPS6041041A (ja) * | 1983-08-15 | 1985-03-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 銀塩拡散転写法写真受像要素 |
US4662538A (en) * | 1984-09-28 | 1987-05-05 | Autotrol Corporation | Bactericidal pellet dispenser |
DE3804471A1 (de) * | 1987-02-13 | 1988-08-25 | Fuji Photo Film Co Ltd | Verfahren und vorrichtung zur waschwasserbevorratung |
JPH07120006B2 (ja) * | 1987-09-16 | 1995-12-20 | 富士写真フイルム株式会社 | 銀塩拡散転写による画像形成方法 |
JPH03123609A (ja) * | 1989-10-06 | 1991-05-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 浴槽水の循環装置 |
JP2949385B2 (ja) * | 1991-10-16 | 1999-09-13 | コニカ株式会社 | ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像機 |
JPH05134362A (ja) * | 1991-11-12 | 1993-05-28 | Konica Corp | ハロゲン化銀写真感光材料用処理錠剤 |
EP0573700A1 (en) * | 1992-06-09 | 1993-12-15 | Agfa-Gevaert N.V. | Replenishment of a developer containing ascorbic acid and 3-pyrazolidone derivatives |
JP2894163B2 (ja) * | 1993-08-10 | 1999-05-24 | ノーリツ鋼機株式会社 | 写真感光材料の自動現像処理装置 |
-
1994
- 1994-07-12 EP EP94110804A patent/EP0692736A1/en not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-06-08 US US08/489,013 patent/US5508778A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-06-23 JP JP7157557A patent/JPH0829944A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008537986A (ja) * | 2005-04-14 | 2008-10-02 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 銀コーティング物及び製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0692736A1 (en) | 1996-01-17 |
US5508778A (en) | 1996-04-16 |
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