JPH10282621A - 感光材料自動現像方法及び感光材料自動現像機 - Google Patents
感光材料自動現像方法及び感光材料自動現像機Info
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- JPH10282621A JPH10282621A JP8801297A JP8801297A JPH10282621A JP H10282621 A JPH10282621 A JP H10282621A JP 8801297 A JP8801297 A JP 8801297A JP 8801297 A JP8801297 A JP 8801297A JP H10282621 A JPH10282621 A JP H10282621A
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- washing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動現像機の水洗槽の水垢発生が長期間防止
でき、また浮遊物の発生による感光材料への付着を長期
間防止でき、活性ハロゲン含有固形錠剤の投入補充が簡
易な自動現像機。 【解決手段】 少なくとも、ハロゲン化銀写真の感光材
料を水洗処理する水洗槽を有する感光材料自動現像機を
用いて、前記水洗槽内の水及び/又は水洗槽に供給され
る水に水垢発生を防止するための活性ハロゲン成分を放
出する化合物を含有する活性ハロゲン含有固形錠剤を接
触させて水垢を防止して感光材料を現像処理する感光材
料自動現像方法において、前記自動現像機の稼働終了後
に、前記水洗槽内の水を排水することなく水洗槽内に滞
留させておき、引き続き前記自動現像機の稼働開始時
に、水洗槽内の水の少なくとも1部又は全部の水が交換
されるよう新鮮水を供給することを特徴とする感光材料
自動現像方法である。
でき、また浮遊物の発生による感光材料への付着を長期
間防止でき、活性ハロゲン含有固形錠剤の投入補充が簡
易な自動現像機。 【解決手段】 少なくとも、ハロゲン化銀写真の感光材
料を水洗処理する水洗槽を有する感光材料自動現像機を
用いて、前記水洗槽内の水及び/又は水洗槽に供給され
る水に水垢発生を防止するための活性ハロゲン成分を放
出する化合物を含有する活性ハロゲン含有固形錠剤を接
触させて水垢を防止して感光材料を現像処理する感光材
料自動現像方法において、前記自動現像機の稼働終了後
に、前記水洗槽内の水を排水することなく水洗槽内に滞
留させておき、引き続き前記自動現像機の稼働開始時
に、水洗槽内の水の少なくとも1部又は全部の水が交換
されるよう新鮮水を供給することを特徴とする感光材料
自動現像方法である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハロゲン化銀写真感
光材料(以下、感光材料ともいう)を感光材料自動現像
機を用いて現像処理する感光材料自動現像方法(以下、
自動現像方法ともいう)、及び感光材料を現像処理する
感光材料自動現像機(以下、自動現像機ともいう)に係
わり、特に、水洗槽の水垢の発生を防止した自動現像方
法及び自動現像機に関する。
光材料(以下、感光材料ともいう)を感光材料自動現像
機を用いて現像処理する感光材料自動現像方法(以下、
自動現像方法ともいう)、及び感光材料を現像処理する
感光材料自動現像機(以下、自動現像機ともいう)に係
わり、特に、水洗槽の水垢の発生を防止した自動現像方
法及び自動現像機に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料は、例えば、
露光後、現像−定着−水洗という工程(モノクロ処理工
程)で処理されるが、このような処理に関しては近年環
境保全の問題や、水資源を利用する上で注目が高まって
来ている。従って、特に水洗工程により大量に使用され
る水洗水を減少する方法が提案されている。このうち、
水洗水を入れる水洗槽を多槽構成にして多槽向流水洗す
る技術がカラー処理分野で一般的に知られている。又、
X−レイ感光材料の自動現像機では、省エネルギー型と
して、処理する時間だけ補充する新鮮水(水洗水に使用
される前で他の水源より補充される水を言う)の弁が開
いて新鮮水を供給して、少しでも節水しようとする自動
現像機上の工夫が一般化されている。
露光後、現像−定着−水洗という工程(モノクロ処理工
程)で処理されるが、このような処理に関しては近年環
境保全の問題や、水資源を利用する上で注目が高まって
来ている。従って、特に水洗工程により大量に使用され
る水洗水を減少する方法が提案されている。このうち、
水洗水を入れる水洗槽を多槽構成にして多槽向流水洗す
る技術がカラー処理分野で一般的に知られている。又、
X−レイ感光材料の自動現像機では、省エネルギー型と
して、処理する時間だけ補充する新鮮水(水洗水に使用
される前で他の水源より補充される水を言う)の弁が開
いて新鮮水を供給して、少しでも節水しようとする自動
現像機上の工夫が一般化されている。
【0003】しかるに、X−レイ感光材料や、印刷用感
光材料のように概して大判のシート状感光材料を処理す
る自動現像機で、多槽向流水洗法を適用すると、水洗槽
の数に応じたローラ、ラックを装着しなければならず、
又、大判のフィルムが処理されるため、自動現像機の大
型化が必要となり、そのため、自動現像機のイニシャル
コストの負荷が大きくなり、又、自動現像機の大型化を
伴い、現実的には実用化されていない。そこで、これら
のシート状の黒白感光材料をローラ搬送して処理する自
動現像機では、一槽式か、これに予備水洗槽をつけたも
のか、或いは2槽式の水洗槽として、感光材料1m2当
たり3リットルより多い新鮮水補充量とする大量水洗方
式を採らざるを得ない。このように比較的多量の新鮮水
を使って処理しているにもかかわらず、自動現像機のラ
ック、ローラ構造が複雑なために局部的に滞留する部分
があり、水洗槽内や、水洗ラックに水垢が発生する。
光材料のように概して大判のシート状感光材料を処理す
る自動現像機で、多槽向流水洗法を適用すると、水洗槽
の数に応じたローラ、ラックを装着しなければならず、
又、大判のフィルムが処理されるため、自動現像機の大
型化が必要となり、そのため、自動現像機のイニシャル
コストの負荷が大きくなり、又、自動現像機の大型化を
伴い、現実的には実用化されていない。そこで、これら
のシート状の黒白感光材料をローラ搬送して処理する自
動現像機では、一槽式か、これに予備水洗槽をつけたも
のか、或いは2槽式の水洗槽として、感光材料1m2当
たり3リットルより多い新鮮水補充量とする大量水洗方
式を採らざるを得ない。このように比較的多量の新鮮水
を使って処理しているにもかかわらず、自動現像機のラ
ック、ローラ構造が複雑なために局部的に滞留する部分
があり、水洗槽内や、水洗ラックに水垢が発生する。
【0004】更に、待機状態で水洗槽内に水洗水が滞留
すると、水垢がより多く発生し、2、3週間もすると、
水が腐敗して悪臭を生じたりすることがある。又、水洗
槽内に水洗水を満たしたまま自動現像機を停止し、数日
間放置すると浮遊物が発生し、ついには感光材料に付着
し、例えばX−レイ感光材料に於いて判読への影響や、
印刷用感光材料では、仕上がりの品質に影響が生じるこ
とがある。このため、現状は、数日から数週間の単位で
定期的にこれら浮遊物を除去するために水洗槽を洗浄し
なければならない。特にローラ搬送系では、水垢が一旦
発生すると、搬送機構部品が多いため、ローラ、ラック
の洗浄は極めて大変な作業となる。
すると、水垢がより多く発生し、2、3週間もすると、
水が腐敗して悪臭を生じたりすることがある。又、水洗
槽内に水洗水を満たしたまま自動現像機を停止し、数日
間放置すると浮遊物が発生し、ついには感光材料に付着
し、例えばX−レイ感光材料に於いて判読への影響や、
印刷用感光材料では、仕上がりの品質に影響が生じるこ
とがある。このため、現状は、数日から数週間の単位で
定期的にこれら浮遊物を除去するために水洗槽を洗浄し
なければならない。特にローラ搬送系では、水垢が一旦
発生すると、搬送機構部品が多いため、ローラ、ラック
の洗浄は極めて大変な作業となる。
【0005】例えば、X−レイ感光材料用の自動現像機
に於いて、日中にフィルムの現像処理を行い、夜間には
自動現像機は休止しているケースが多いが、通常、夜間
の自動現像機の休止時には、自動現像機に設けたコック
や、電磁弁等によって水洗水を水洗槽内より排出する方
法をとる場合が多い。このとき、水洗水を水洗槽内に滞
留させる場合と比較して水垢の発生もある程度防止出来
る効果があるが、それでも、水洗槽内の底部や、壁面、
ラックに水洗水が一部残留し、その部分で細菌や、黴等
の菌類が繁殖し易い状態となり、ある期間が経つと水垢
が発生する場合がある。このために、水洗するX−レイ
感光材料への転写や、自動現像機に用いている樹脂製の
歯車に、ひび割れ等の問題が発生し、自動現像機の使用
に支障をきたすことがある。
に於いて、日中にフィルムの現像処理を行い、夜間には
自動現像機は休止しているケースが多いが、通常、夜間
の自動現像機の休止時には、自動現像機に設けたコック
や、電磁弁等によって水洗水を水洗槽内より排出する方
法をとる場合が多い。このとき、水洗水を水洗槽内に滞
留させる場合と比較して水垢の発生もある程度防止出来
る効果があるが、それでも、水洗槽内の底部や、壁面、
ラックに水洗水が一部残留し、その部分で細菌や、黴等
の菌類が繁殖し易い状態となり、ある期間が経つと水垢
が発生する場合がある。このために、水洗するX−レイ
感光材料への転写や、自動現像機に用いている樹脂製の
歯車に、ひび割れ等の問題が発生し、自動現像機の使用
に支障をきたすことがある。
【0006】医療用のX−レイ感光材料の処理では、救
急医療等、夜間も現像処理が行なわれていることがあ
り、この場合、水洗槽内の水洗水の排水を行っても、水
垢が発生し易い状態となる。これらの水垢の発生によ
り、X−レイ感光材料の故障や、搬送不良等を防止する
ため、現状では、一定期間毎に水洗槽内の洗浄等のメン
テナンスを行っているが、このようなメンテナンスには
多くの手間がかかる。又、あまりメンテナンスを行う間
隔を長くすると、特に水洗槽内の水に水垢が発生し、同
様の問題が発生する。
急医療等、夜間も現像処理が行なわれていることがあ
り、この場合、水洗槽内の水洗水の排水を行っても、水
垢が発生し易い状態となる。これらの水垢の発生によ
り、X−レイ感光材料の故障や、搬送不良等を防止する
ため、現状では、一定期間毎に水洗槽内の洗浄等のメン
テナンスを行っているが、このようなメンテナンスには
多くの手間がかかる。又、あまりメンテナンスを行う間
隔を長くすると、特に水洗槽内の水に水垢が発生し、同
様の問題が発生する。
【0007】水垢を除去する手段としては、特開昭57
−8542号、同58−105145号、同57−15
7244号、同62−220951号に各種防ばい剤を
添加する方法が開示されている。
−8542号、同58−105145号、同57−15
7244号、同62−220951号に各種防ばい剤を
添加する方法が開示されている。
【0008】しかし、X−レイ感光材料や印刷用感光材
料のようなシート状感光材料の大量水洗方式においてこ
れら各種化合物の固形錠剤を水垢防止剤として水洗槽内
に使用した場合、その防菌、防ばい効果を発揮する最適
濃度範囲を維持することが困難であり、満足する水垢防
止効果は得られない。特に、これら各種化合物が水洗槽
内で過剰に溶けだし水洗槽内の最適濃度を越え、自動現
像機を構成する各種の部材を腐食させたり、劣化させた
りするという問題がある。また、上記問題点に対応する
手段として、特開平7−104445号には活性ハロゲ
ンを放出する化合物を含有する固形錠剤に接触させて水
垢を防止する方法で、自動現像機の稼働終了後に水洗槽
内の水を一旦排水した後に、新鮮水を少なくとも1回、
水洗槽内に満たすか、又は排水する方法が提案されてい
る。
料のようなシート状感光材料の大量水洗方式においてこ
れら各種化合物の固形錠剤を水垢防止剤として水洗槽内
に使用した場合、その防菌、防ばい効果を発揮する最適
濃度範囲を維持することが困難であり、満足する水垢防
止効果は得られない。特に、これら各種化合物が水洗槽
内で過剰に溶けだし水洗槽内の最適濃度を越え、自動現
像機を構成する各種の部材を腐食させたり、劣化させた
りするという問題がある。また、上記問題点に対応する
手段として、特開平7−104445号には活性ハロゲ
ンを放出する化合物を含有する固形錠剤に接触させて水
垢を防止する方法で、自動現像機の稼働終了後に水洗槽
内の水を一旦排水した後に、新鮮水を少なくとも1回、
水洗槽内に満たすか、又は排水する方法が提案されてい
る。
【0009】その他の水垢を除去又は防止する手段とし
ては、特開昭61−131632号ではイオン交換樹脂
を用いて純水にする方法が、また、特開昭60−263
939号では紫外線を照射する方法が、特開昭60−2
63940号では磁場又は超音波をあたえる方法がそれ
ぞれ提案されている。
ては、特開昭61−131632号ではイオン交換樹脂
を用いて純水にする方法が、また、特開昭60−263
939号では紫外線を照射する方法が、特開昭60−2
63940号では磁場又は超音波をあたえる方法がそれ
ぞれ提案されている。
【0010】しかし、上記の装置対応する方法では、イ
ニシャルコストの増加や装置の大型化などが生ずる問題
がある。
ニシャルコストの増加や装置の大型化などが生ずる問題
がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平7−104445号では、自動現像機の稼働終了後
に水洗槽内の水を一旦は排出した後に新鮮水を少なくと
も1回水洗槽内に満たすか又は排水する方法が記載され
ているが、自動現像機の稼働終了後に上記処理を行い、
引き続き新鮮水を水洗槽内に滞留させて自動現像機の開
始時まで放置して、引き続き現像処理を開始した場合、
特に自動現像機を昼間の時間に稼働し、夜間は自動現像
機を停止するような場合では、自動機停止中に活性ハロ
ゲン成分濃度が水洗水中で水垢除去濃度又は水垢防止濃
度にまで立上がるので(逆にこの濃度まで立上がらなけ
れば水垢防止効果が生じない事になる)、自動現像機の
稼働を停止した状態となってから自動現像機の稼働を開
始する間に水垢が剥がれ落ちて水洗槽中に遊離して、特
に自動現像機の稼働開始直後に処理した写真感光材料に
浮遊物が付着する場合が生じる。また、この現象は長期
間(数か月)に自動現像機を稼働することでより生じ易
くなる傾向がある。
開平7−104445号では、自動現像機の稼働終了後
に水洗槽内の水を一旦は排出した後に新鮮水を少なくと
も1回水洗槽内に満たすか又は排水する方法が記載され
ているが、自動現像機の稼働終了後に上記処理を行い、
引き続き新鮮水を水洗槽内に滞留させて自動現像機の開
始時まで放置して、引き続き現像処理を開始した場合、
特に自動現像機を昼間の時間に稼働し、夜間は自動現像
機を停止するような場合では、自動機停止中に活性ハロ
ゲン成分濃度が水洗水中で水垢除去濃度又は水垢防止濃
度にまで立上がるので(逆にこの濃度まで立上がらなけ
れば水垢防止効果が生じない事になる)、自動現像機の
稼働を停止した状態となってから自動現像機の稼働を開
始する間に水垢が剥がれ落ちて水洗槽中に遊離して、特
に自動現像機の稼働開始直後に処理した写真感光材料に
浮遊物が付着する場合が生じる。また、この現象は長期
間(数か月)に自動現像機を稼働することでより生じ易
くなる傾向がある。
【0012】また、上記特開平7−104445号に記
載において、自動現像機の稼働時間(例えば昼間)は感
光材料処理に応じて水洗水が随時補充供給されるため、
水洗水中の活性ハロゲン成分濃度を水垢除去濃度又は水
垢防止濃度にまで立ち上げようとする場合は、短時間で
活性ハロゲン成分濃度を上昇させなければならないた
め、活性ハロゲン成分を放出する化合を放出する化合物
を含有する固形錠剤を多量、水洗水に接触させる必要が
生じるが、感光材料が処理されるタイミングは不定期な
場合が多く、水垢防止効果を生じさせるための固形錠剤
量のコントロールが難しく、また多量に活性ハロゲン成
分を放出する化合物を含有する固形錠剤を使用した場合
には自動現像機材質の腐食が生じ易くなる問題がある。
載において、自動現像機の稼働時間(例えば昼間)は感
光材料処理に応じて水洗水が随時補充供給されるため、
水洗水中の活性ハロゲン成分濃度を水垢除去濃度又は水
垢防止濃度にまで立ち上げようとする場合は、短時間で
活性ハロゲン成分濃度を上昇させなければならないた
め、活性ハロゲン成分を放出する化合を放出する化合物
を含有する固形錠剤を多量、水洗水に接触させる必要が
生じるが、感光材料が処理されるタイミングは不定期な
場合が多く、水垢防止効果を生じさせるための固形錠剤
量のコントロールが難しく、また多量に活性ハロゲン成
分を放出する化合物を含有する固形錠剤を使用した場合
には自動現像機材質の腐食が生じ易くなる問題がある。
【0013】特開昭57−8542号、同58−105
145号、同57−157244号、同62−2209
51号の各種防ばい剤を添加する方法では、防ばい剤が
液体で使用される場合が多いが投入装置や制御装置の設
置によるイニシャルコスト増加、輸送時の取扱性の不便
さ等が生じ、また薬剤の交換や投入作業が頻繁に生じる
問題がある。
145号、同57−157244号、同62−2209
51号の各種防ばい剤を添加する方法では、防ばい剤が
液体で使用される場合が多いが投入装置や制御装置の設
置によるイニシャルコスト増加、輸送時の取扱性の不便
さ等が生じ、また薬剤の交換や投入作業が頻繁に生じる
問題がある。
【0014】本発明は上記の課題に鑑みなされたもの
で、本発明第1の目的は、自動現像機の水洗槽の水垢発
生が長期間防止でき、水洗槽内の微生物が活性ハロゲン
含有固形錠剤で殺菌され水垢が除去されることで発生し
た浮遊物を水洗槽より確実に除去し、感光材料に浮遊物
が付着せず、また活性ハロゲン含有固形錠剤の投入補充
が簡易で、メンテ性も良い方法及び自動現像機を提供す
る。また、本発明第2の目的は、殺菌剤と徐放性技術を
有効に活用して、自動現像機の水洗槽の水垢発生が長期
間防止でき、また浮遊物の発生による感光材料への付着
を長期間防止できる方法及び自動現像機を提供する。更
に微生物等の水垢成分と殺菌剤成分の接触効果を高めて
長期間、薬剤の交換や投入作業が必要なくなり、また徐
放性殺菌剤の投入補充が簡易で、メンテ性が大幅に向上
し、且つ腐食等の自動現像機部材への影響や感光材料へ
の影響を防止できる方法及び自動現像機を提供する。
で、本発明第1の目的は、自動現像機の水洗槽の水垢発
生が長期間防止でき、水洗槽内の微生物が活性ハロゲン
含有固形錠剤で殺菌され水垢が除去されることで発生し
た浮遊物を水洗槽より確実に除去し、感光材料に浮遊物
が付着せず、また活性ハロゲン含有固形錠剤の投入補充
が簡易で、メンテ性も良い方法及び自動現像機を提供す
る。また、本発明第2の目的は、殺菌剤と徐放性技術を
有効に活用して、自動現像機の水洗槽の水垢発生が長期
間防止でき、また浮遊物の発生による感光材料への付着
を長期間防止できる方法及び自動現像機を提供する。更
に微生物等の水垢成分と殺菌剤成分の接触効果を高めて
長期間、薬剤の交換や投入作業が必要なくなり、また徐
放性殺菌剤の投入補充が簡易で、メンテ性が大幅に向上
し、且つ腐食等の自動現像機部材への影響や感光材料へ
の影響を防止できる方法及び自動現像機を提供する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記のよう
な手段により達成される。即ち、 (1)少なくとも、ハロゲン化銀写真の感光材料を水洗
処理する水洗槽を有する感光材料自動現像機を用いて、
前記水洗槽内の水及び/又は水洗槽に供給される水に水
垢発生を防止するための活性ハロゲン成分を放出する化
合物を含有する活性ハロゲン含有固形錠剤を接触させて
水垢を防止して感光材料を現像処理する感光材料自動現
像方法において、前記自動現像機の稼働終了後に、前記
水洗槽内の水を排水することなく水洗槽内に滞留させて
おき、引き続き前記自動現像機の稼働開始時に、水洗槽
内の水の少なくとも1部又は全部の水が交換されるよう
新鮮水を供給することを特徴とする感光材料自動現像方
法。
な手段により達成される。即ち、 (1)少なくとも、ハロゲン化銀写真の感光材料を水洗
処理する水洗槽を有する感光材料自動現像機を用いて、
前記水洗槽内の水及び/又は水洗槽に供給される水に水
垢発生を防止するための活性ハロゲン成分を放出する化
合物を含有する活性ハロゲン含有固形錠剤を接触させて
水垢を防止して感光材料を現像処理する感光材料自動現
像方法において、前記自動現像機の稼働終了後に、前記
水洗槽内の水を排水することなく水洗槽内に滞留させて
おき、引き続き前記自動現像機の稼働開始時に、水洗槽
内の水の少なくとも1部又は全部の水が交換されるよう
新鮮水を供給することを特徴とする感光材料自動現像方
法。
【0016】(2)少なくとも、ハロゲン化銀写真の感
光材料を水洗処理する水洗槽を有し、前記水洗槽内の水
及び/又は水洗槽に供給される水に水垢発生を防止する
ための活性ハロゲン成分を放出する化合物を含有する活
性ハロゲン含有固形錠剤を接触させて水垢を防止してハ
ロゲン化銀写真感光材料を現像処理するハロゲン化銀感
光材料自動現像機において、前記水洗槽の水及び/又は
水洗槽に使用する水を制御する水洗水制御手段を備え、
前記水洗水制御手段が前記自動現像機の稼働終了後に前
記水洗槽内の水を排水することなく水洗槽内に滞留させ
ておき、引き続き前記自動現像機の稼働開始時に水洗槽
内の水の少なくとも1部又は全部の水が交換されるよう
に前記新鮮水を供給するよう制御することを特徴とする
感光材料自動現像機。
光材料を水洗処理する水洗槽を有し、前記水洗槽内の水
及び/又は水洗槽に供給される水に水垢発生を防止する
ための活性ハロゲン成分を放出する化合物を含有する活
性ハロゲン含有固形錠剤を接触させて水垢を防止してハ
ロゲン化銀写真感光材料を現像処理するハロゲン化銀感
光材料自動現像機において、前記水洗槽の水及び/又は
水洗槽に使用する水を制御する水洗水制御手段を備え、
前記水洗水制御手段が前記自動現像機の稼働終了後に前
記水洗槽内の水を排水することなく水洗槽内に滞留させ
ておき、引き続き前記自動現像機の稼働開始時に水洗槽
内の水の少なくとも1部又は全部の水が交換されるよう
に前記新鮮水を供給するよう制御することを特徴とする
感光材料自動現像機。
【0017】(3)少なくとも、ハロゲン化銀写真の感
光材料を水洗処理する水洗槽を有する感光材料自動現像
機を用いて現像処理する感光材料自動現像方法におい
て、前記水洗槽内の水及び/又は水洗槽に供給される水
に水垢発生を防止するための徐々に溶解する徐放性を有
する殺菌剤の徐放性殺菌剤を接触させ、前記自動現像機
の稼働終了後、及び/又は前記自動現像機の稼働中でハ
ロゲン化銀写真感光材料を処理していない時は水洗槽タ
ンク内に新鮮水を供給することなく水を滞留させること
を特徴とする感光材料自動現像方法。
光材料を水洗処理する水洗槽を有する感光材料自動現像
機を用いて現像処理する感光材料自動現像方法におい
て、前記水洗槽内の水及び/又は水洗槽に供給される水
に水垢発生を防止するための徐々に溶解する徐放性を有
する殺菌剤の徐放性殺菌剤を接触させ、前記自動現像機
の稼働終了後、及び/又は前記自動現像機の稼働中でハ
ロゲン化銀写真感光材料を処理していない時は水洗槽タ
ンク内に新鮮水を供給することなく水を滞留させること
を特徴とする感光材料自動現像方法。
【0018】又は、(4)少なくとも、ハロゲン化銀写
真の感光材料を水洗処理する水洗槽を有して水垢を防止
して感光材料を現像処理する感光材料自動現像機におい
て、前記水洗槽内の水及び/又は水洗槽に供給される水
に水垢発生を防止するための徐々に溶解する徐放性を有
する殺菌剤の徐放性殺菌剤を接触させる手段と、前記水
洗槽の水及び/又は水洗槽に使用する水を制御する水洗
水制御手段とを備え、前記水洗水制御手段は前記自動現
像機の稼働終了後、及び/又は前記自動現像機の稼働中
でハロゲン化銀写真感光材料を処理していない時は水洗
槽タンク内に新鮮水を供給することなく水を滞留させる
ことを特徴とする感光材料自動現像機。ここで、「活性
ハロゲン含有固形錠剤」とは、活性ハロゲン成分を放出
する化合物を含有した固形状の錠剤で、固形状として
は、球状、円筒状、矩形状、円筒状、円筒状と球面の組
み合わせた形状、ドーナツ状等をいう。また、活性ハロ
ゲン成分を放出する化合物は、水中で次亜塩素酸、次亜
臭素酸、又は次亜ヨウ素酸を発生する化合物である。具
体的には、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カルシウ
ム等の次亜塩素酸塩:次亜臭素酸ナトリウム等で代表さ
れる次亜臭素酸塩:トリクロロイソシアヌール酸、ジク
ロロイソシアヌール酸のナトリウム、カリウム塩等のア
ルカリ金属塩、ジクロロジメチルヒダントイン等の水中
で次亜塩素酸を発生する有機化合物:ジブロモイソシア
ヌール酸のナトリウム、カリウム塩等のアルカリ金属
塩、ジブロモジメチルヒダントイン等の水中で次亜臭素
酸を発生する有機化合物、及び、クロロブロモジメチル
ヒダントインの如き次亜塩素酸と、次亜臭素酸を同時に
発生する化合物である。
真の感光材料を水洗処理する水洗槽を有して水垢を防止
して感光材料を現像処理する感光材料自動現像機におい
て、前記水洗槽内の水及び/又は水洗槽に供給される水
に水垢発生を防止するための徐々に溶解する徐放性を有
する殺菌剤の徐放性殺菌剤を接触させる手段と、前記水
洗槽の水及び/又は水洗槽に使用する水を制御する水洗
水制御手段とを備え、前記水洗水制御手段は前記自動現
像機の稼働終了後、及び/又は前記自動現像機の稼働中
でハロゲン化銀写真感光材料を処理していない時は水洗
槽タンク内に新鮮水を供給することなく水を滞留させる
ことを特徴とする感光材料自動現像機。ここで、「活性
ハロゲン含有固形錠剤」とは、活性ハロゲン成分を放出
する化合物を含有した固形状の錠剤で、固形状として
は、球状、円筒状、矩形状、円筒状、円筒状と球面の組
み合わせた形状、ドーナツ状等をいう。また、活性ハロ
ゲン成分を放出する化合物は、水中で次亜塩素酸、次亜
臭素酸、又は次亜ヨウ素酸を発生する化合物である。具
体的には、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸カルシウ
ム等の次亜塩素酸塩:次亜臭素酸ナトリウム等で代表さ
れる次亜臭素酸塩:トリクロロイソシアヌール酸、ジク
ロロイソシアヌール酸のナトリウム、カリウム塩等のア
ルカリ金属塩、ジクロロジメチルヒダントイン等の水中
で次亜塩素酸を発生する有機化合物:ジブロモイソシア
ヌール酸のナトリウム、カリウム塩等のアルカリ金属
塩、ジブロモジメチルヒダントイン等の水中で次亜臭素
酸を発生する有機化合物、及び、クロロブロモジメチル
ヒダントインの如き次亜塩素酸と、次亜臭素酸を同時に
発生する化合物である。
【0019】特に、塩素系薬剤と臭素系薬剤を併用して
使用する場合が効果的であり、例えばジクロロジメチル
ヒダントインと、ジブロモジメチルヒダントインの混合
物を使用する場合が好ましく、その好ましい例として、
Robert T.Kreiman Bacteria
l Slime in PhotographicWa
sh Tanks Journal of Imagi
ng Technology,vol.10,No.
6,242頁(Dec.1984)に記載された化合物
がある。例えば、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジ
メチルヒダントインは、市販のクリーンサイドLG〔ケ
イ・アイ化成(株)〕、プロミサイド〔神東塗装
(株)〕、XP−K1〔バックマン・ラボラトリーズ
(株)〕、ハロブロムタブレット〔ローム・アンド・ハ
ース・ジャパン(株)〕より入手することができる。又
はイソシアヌール酸系化合物としては、ハイライト〔日
産化学(株)〕として入手することができる。本発明の
活性ハロゲン含有水垢防止剤を液体でなく、固形錠剤と
して使用することは、薬剤供給用ポンプが不要となり、
装置コストがかからない点や、薬剤の容量が小さくてす
むために、運送や取扱性が容易になる等のメリットがあ
る。
使用する場合が効果的であり、例えばジクロロジメチル
ヒダントインと、ジブロモジメチルヒダントインの混合
物を使用する場合が好ましく、その好ましい例として、
Robert T.Kreiman Bacteria
l Slime in PhotographicWa
sh Tanks Journal of Imagi
ng Technology,vol.10,No.
6,242頁(Dec.1984)に記載された化合物
がある。例えば、1−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジ
メチルヒダントインは、市販のクリーンサイドLG〔ケ
イ・アイ化成(株)〕、プロミサイド〔神東塗装
(株)〕、XP−K1〔バックマン・ラボラトリーズ
(株)〕、ハロブロムタブレット〔ローム・アンド・ハ
ース・ジャパン(株)〕より入手することができる。又
はイソシアヌール酸系化合物としては、ハイライト〔日
産化学(株)〕として入手することができる。本発明の
活性ハロゲン含有水垢防止剤を液体でなく、固形錠剤と
して使用することは、薬剤供給用ポンプが不要となり、
装置コストがかからない点や、薬剤の容量が小さくてす
むために、運送や取扱性が容易になる等のメリットがあ
る。
【0020】また、「徐放性を有する」とは、一定期間
(数週間から数月)の間で徐々に殺菌有効成分を水洗水
中に溶解するもので、成分の溶解時間が長時間維持され
るものをいう。また、活性ハロゲン含有固形錠剤が徐放
性を有するとは、前記活性ハロゲン含有固形錠剤を徐々
に溶解する徐放性を有することをいう。活性ハロゲン成
分の溶解時間が長時間維持され、また、活性ハロゲン濃
度は腐食性や、写真性能に与えるような必要以上の濃度
に短時間で上がり難い特性を持って、活性ハロゲン濃度
のコントロールがし易いものがより好ましい。本発明の
ように、水洗槽内の水に新鮮水を供給せずに滞留させる
時間が、自動現像機の稼働終了後から稼働開始時と長時
間である場合に、徐放性を有する活性ハロゲン含有固形
錠剤は有効である。自動現像機の稼働時間(例えば昼
間)は感光材料処理に応じて水洗水が随時補充供給され
るため、水洗水中の活性ハロゲン成分濃度を水垢除去濃
度又は水垢防止濃度にまで立ち上げようとする場合は、
短時間で活性ハロゲン成分濃度を上昇させなければなら
ないため、活性ハロゲン成分を放出する化合物を含有す
る固形錠剤を多量使用するか、又は溶解速度の速い固形
錠剤を使用して水洗水に接触させる必要が生じるが、感
光材料が処理されるタイミングは不定期な場合が多く、
水垢防止効果を生じさせるための固形錠剤量のコントロ
ールが難しく、また、多量に活性ハロゲン成分を放出す
る化合物を含有する固形錠剤を使用した場合には自動現
像材質の腐食が生じ易くなる。
(数週間から数月)の間で徐々に殺菌有効成分を水洗水
中に溶解するもので、成分の溶解時間が長時間維持され
るものをいう。また、活性ハロゲン含有固形錠剤が徐放
性を有するとは、前記活性ハロゲン含有固形錠剤を徐々
に溶解する徐放性を有することをいう。活性ハロゲン成
分の溶解時間が長時間維持され、また、活性ハロゲン濃
度は腐食性や、写真性能に与えるような必要以上の濃度
に短時間で上がり難い特性を持って、活性ハロゲン濃度
のコントロールがし易いものがより好ましい。本発明の
ように、水洗槽内の水に新鮮水を供給せずに滞留させる
時間が、自動現像機の稼働終了後から稼働開始時と長時
間である場合に、徐放性を有する活性ハロゲン含有固形
錠剤は有効である。自動現像機の稼働時間(例えば昼
間)は感光材料処理に応じて水洗水が随時補充供給され
るため、水洗水中の活性ハロゲン成分濃度を水垢除去濃
度又は水垢防止濃度にまで立ち上げようとする場合は、
短時間で活性ハロゲン成分濃度を上昇させなければなら
ないため、活性ハロゲン成分を放出する化合物を含有す
る固形錠剤を多量使用するか、又は溶解速度の速い固形
錠剤を使用して水洗水に接触させる必要が生じるが、感
光材料が処理されるタイミングは不定期な場合が多く、
水垢防止効果を生じさせるための固形錠剤量のコントロ
ールが難しく、また、多量に活性ハロゲン成分を放出す
る化合物を含有する固形錠剤を使用した場合には自動現
像材質の腐食が生じ易くなる。
【0021】従って、自動現像機の稼働終了後から稼働
開始時(例えば夜間、又は週末)の間に水洗槽内に水洗
水を滞留状態にして徐放性を持った固形錠剤を溶解さ
せ、稼働停止時間内で活性ハロゲン成分を水垢除去濃度
以上に上昇させて水垢成分と接触し、また自動現像機の
部材に腐食等を生じない活性ハロゲン濃度以下になるよ
うに固形錠剤量を調製することが好ましい。
開始時(例えば夜間、又は週末)の間に水洗槽内に水洗
水を滞留状態にして徐放性を持った固形錠剤を溶解さ
せ、稼働停止時間内で活性ハロゲン成分を水垢除去濃度
以上に上昇させて水垢成分と接触し、また自動現像機の
部材に腐食等を生じない活性ハロゲン濃度以下になるよ
うに固形錠剤量を調製することが好ましい。
【0022】徐放性を持った固形錠剤を使用すること
で、溶解速度が遅いため濃度コントロールが容易とな
り、長時間安定した水垢防止効果が得られる。また、最
近の徐放技術の進歩により溶解速度コントロールがより
確実となっており、より長時間の水垢防止効果を得るこ
とができる。また、自動現像機の稼働時間(例えば昼
間)は水洗水から固形錠剤を取り除く状態(非接触状
態)にしても良いが、水洗水と固形錠剤を接触する状態
に維持しておくことが手間や装置的な対応が必要ないか
ら有利である。
で、溶解速度が遅いため濃度コントロールが容易とな
り、長時間安定した水垢防止効果が得られる。また、最
近の徐放技術の進歩により溶解速度コントロールがより
確実となっており、より長時間の水垢防止効果を得るこ
とができる。また、自動現像機の稼働時間(例えば昼
間)は水洗水から固形錠剤を取り除く状態(非接触状
態)にしても良いが、水洗水と固形錠剤を接触する状態
に維持しておくことが手間や装置的な対応が必要ないか
ら有利である。
【0023】従って、自動現像機の稼働時間(例えば昼
間)は感光材料が処理されるタイミングで新鮮な水洗水
補充を行うと、自動現像機の部材に腐食等を生じない活
性ハロゲン濃度以下にコントロールすることが容易であ
る。
間)は感光材料が処理されるタイミングで新鮮な水洗水
補充を行うと、自動現像機の部材に腐食等を生じない活
性ハロゲン濃度以下にコントロールすることが容易であ
る。
【0024】以上のように、活性ハロゲン化濃度が必要
以上に上がり難く、殺菌に十分な濃度を持ち、且つ腐食
等の自動現像機部材への影響や感光材料への影響をあた
えず、より有効に水洗槽内を殺菌する。
以上に上がり難く、殺菌に十分な濃度を持ち、且つ腐食
等の自動現像機部材への影響や感光材料への影響をあた
えず、より有効に水洗槽内を殺菌する。
【0025】また、「徐放性殺菌剤」とは、殺菌成分を
一定期間(数週間から数月)の間で徐々に殺菌剤成分を
溶解又は放出するものである。殺菌剤成分溶解又は放出
速度が遅いための溶解又は放出時間が長時間維持される
ため、殺菌剤濃度のコントロールがし易い。最近、徐放
性殺菌剤の徐放放出技術が進歩し、水中での放出速度も
かなりの範囲で制御できるようになり、徐放性殺菌剤の
寿命(溶解時間)が大幅に改良され、例えば1錠を水洗
槽に投入して2から6か月で溶解するものもある。これ
によって長時間に渡る水垢防止効果の維持と投入回数を
減らすことができる。徐放性殺菌剤の具体的な例とし
て、ジクロロジメチルヒダントインと、ジブロモジメチ
ルヒダントインとの混合物による錠剤があり、例えば1
−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジメチルヒダントイン
は、錠剤状に形成されたもので市販で入手することがで
きる。また、クリーンサイドLG〔ケイ・アイ化成
(株)〕,プロミサイド〔神東塗料(株)〕,XP−K
1〔バックマン・ラボラトリーズ(株)〕,ハロブロム
タブレット〔ローム・アンド・ハース・ジャパン
(株)〕がある。その他の例としては、イソツアヌール
酸系化合物があり、ハイライト〔日産化学(株)〕とし
て入手できる。
一定期間(数週間から数月)の間で徐々に殺菌剤成分を
溶解又は放出するものである。殺菌剤成分溶解又は放出
速度が遅いための溶解又は放出時間が長時間維持される
ため、殺菌剤濃度のコントロールがし易い。最近、徐放
性殺菌剤の徐放放出技術が進歩し、水中での放出速度も
かなりの範囲で制御できるようになり、徐放性殺菌剤の
寿命(溶解時間)が大幅に改良され、例えば1錠を水洗
槽に投入して2から6か月で溶解するものもある。これ
によって長時間に渡る水垢防止効果の維持と投入回数を
減らすことができる。徐放性殺菌剤の具体的な例とし
て、ジクロロジメチルヒダントインと、ジブロモジメチ
ルヒダントインとの混合物による錠剤があり、例えば1
−ブロモ−3−クロロ−5,5−ジメチルヒダントイン
は、錠剤状に形成されたもので市販で入手することがで
きる。また、クリーンサイドLG〔ケイ・アイ化成
(株)〕,プロミサイド〔神東塗料(株)〕,XP−K
1〔バックマン・ラボラトリーズ(株)〕,ハロブロム
タブレット〔ローム・アンド・ハース・ジャパン
(株)〕がある。その他の例としては、イソツアヌール
酸系化合物があり、ハイライト〔日産化学(株)〕とし
て入手できる。
【0026】また、徐放性を形成する他の方式として
は、殺菌剤等の有効成分をマイクロカプセルに封入し
て、溶解速度が異なる複数のカプセルを処方することに
より、有効成分放出速度をコントロールする方法、包接
化合物体に有効成分を担持させ、溶出速度をコントロー
ルする方法等がある。
は、殺菌剤等の有効成分をマイクロカプセルに封入し
て、溶解速度が異なる複数のカプセルを処方することに
より、有効成分放出速度をコントロールする方法、包接
化合物体に有効成分を担持させ、溶出速度をコントロー
ルする方法等がある。
【0027】具体例としては、5−クロロ−2−メチル
−4−イソチアゾロン−3−オンを有効成分として、
1,1,2,2−テトラキス(ヒドロキシフェニル)エ
タンに包接担持させたものがあり、トップビット〔日本
曹達(株)〕より入手可能である。前記トップピット
は、粒状・顆粒状であり、包接化合物体の粒径より細か
い細孔を有する網や、不織布の袋等に入れて用いること
ができる。
−4−イソチアゾロン−3−オンを有効成分として、
1,1,2,2−テトラキス(ヒドロキシフェニル)エ
タンに包接担持させたものがあり、トップビット〔日本
曹達(株)〕より入手可能である。前記トップピット
は、粒状・顆粒状であり、包接化合物体の粒径より細か
い細孔を有する網や、不織布の袋等に入れて用いること
ができる。
【0028】以上説明した徐放性殺菌剤が示す性質とし
ては、溶解時に殺菌剤の有効成分濃度が濃度平衡性を示
すものが望ましい。更に詳しく説明すると、図11は錠
剤の経過時間と水洗水中の成分濃度の模式図である。横
軸に経過時間T、縦軸に水洗水中の成分濃度Dとして、
曲線Mは徐放性を有し、且つ濃度平衡性を有する錠剤の
特性曲線である。TO は所定の水洗水濃度になる迄の時
間で、水洗水濃度D1はTO 経過後の曲線Mの水洗水中
の成分濃度である。曲線Mを示す錠剤は好ましい錠剤で
ある。また、曲線Nは徐放性を有さず、且つ平衡性を有
さない錠剤の特性曲線である。なお、水洗水濃度D2は
TO 経過後の曲線Nの水洗水濃度である。曲線Nを示す
錠剤は濃度の平衡が保たれず、経過時間と共に濃度が上
昇し、更に高濃度により、処理槽の部材が腐食すること
があり、好ましくない。
ては、溶解時に殺菌剤の有効成分濃度が濃度平衡性を示
すものが望ましい。更に詳しく説明すると、図11は錠
剤の経過時間と水洗水中の成分濃度の模式図である。横
軸に経過時間T、縦軸に水洗水中の成分濃度Dとして、
曲線Mは徐放性を有し、且つ濃度平衡性を有する錠剤の
特性曲線である。TO は所定の水洗水濃度になる迄の時
間で、水洗水濃度D1はTO 経過後の曲線Mの水洗水中
の成分濃度である。曲線Mを示す錠剤は好ましい錠剤で
ある。また、曲線Nは徐放性を有さず、且つ平衡性を有
さない錠剤の特性曲線である。なお、水洗水濃度D2は
TO 経過後の曲線Nの水洗水濃度である。曲線Nを示す
錠剤は濃度の平衡が保たれず、経過時間と共に濃度が上
昇し、更に高濃度により、処理槽の部材が腐食すること
があり、好ましくない。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の自動現像方法、及び自動
現像機について図面を参照して説明する。
現像機について図面を参照して説明する。
【0030】先ず、本発明の実施形態に共通な自動現像
機の概要について説明する。図1は自動現像機の構成断
面図である。図で自動現像機10はXレイフィルムを自
動現像処理する自動現像機である。露光済の感光材料F
を載置台1にセットし、対のローラ3で搬送し、最初に
現像工程では現像槽31でローラRとガイド4で搬送さ
れながら現像処理される。更に感光材料は定着工程に送
られる。定着工程では現像槽31と同様にローラRとガ
イド4で搬送されながら定着され水洗工程に送られる。
水洗工程では水洗槽33でローラRとガイド4で搬送さ
れながら水洗処理される。更に、乾燥室40でガイド4
で搬送されながらファン2で送風し乾燥される。最後に
トレイ5に排出されるようになっている。なお、水洗工
程については各実施形態で詳しく説明する。
機の概要について説明する。図1は自動現像機の構成断
面図である。図で自動現像機10はXレイフィルムを自
動現像処理する自動現像機である。露光済の感光材料F
を載置台1にセットし、対のローラ3で搬送し、最初に
現像工程では現像槽31でローラRとガイド4で搬送さ
れながら現像処理される。更に感光材料は定着工程に送
られる。定着工程では現像槽31と同様にローラRとガ
イド4で搬送されながら定着され水洗工程に送られる。
水洗工程では水洗槽33でローラRとガイド4で搬送さ
れながら水洗処理される。更に、乾燥室40でガイド4
で搬送されながらファン2で送風し乾燥される。最後に
トレイ5に排出されるようになっている。なお、水洗工
程については各実施形態で詳しく説明する。
【0031】最初に、請求項1、3、4に記載の発明の
実施形態(1−1)を説明する。図2は自動現像機の水
洗槽の模式図で、図3は制御装置の構成例のブロック図
で、図4は水洗水制御のタイミングチャートである。な
お、図3は他の実施の形態も同様である。
実施形態(1−1)を説明する。図2は自動現像機の水
洗槽の模式図で、図3は制御装置の構成例のブロック図
で、図4は水洗水制御のタイミングチャートである。な
お、図3は他の実施の形態も同様である。
【0032】図2で、自動現像機の水洗工程では水洗槽
33の水及び/又は水洗槽に供給される水に水垢発生を
防止するための活性ハロゲン含有固形錠剤71を接触さ
せ、水垢を防止して感光材料Fを水洗処理するようにな
っている。水洗水制御手段60は水洗槽の水及び/又は
水洗槽に使用する水を制御し、自動現像機の稼働終了後
に水洗槽33内の水を排水することなく水洗槽内に滞留
させておき、引き続き自動現像機の稼働開始に水洗槽内
33の水の少なくとも1部又は全部の水が交換されるよ
うに新鮮水を供給するよう制御する。なお、詳しくは図
4で説明する。活性ハロゲン含有固形錠剤71は図示し
ない方法により自動的に又は手動で水洗槽33に投入さ
れ溶解して徐々に溶解する。整流板35は水洗槽33内
に設けられた処理液を整流する板で、水洗ラック36は
感光材料Fをローラにより搬送するようになっている。
水洗水はフィルタ51で濾過され、流量計54で計測さ
れ、給水バルブ52を通り、管53の出口より水洗槽3
3に供給されるようになっている。また、流量計54は
水洗水制御手段60とは独立し、手動バルブ39で流量
をコントロールする方法を用いてもよい。
33の水及び/又は水洗槽に供給される水に水垢発生を
防止するための活性ハロゲン含有固形錠剤71を接触さ
せ、水垢を防止して感光材料Fを水洗処理するようにな
っている。水洗水制御手段60は水洗槽の水及び/又は
水洗槽に使用する水を制御し、自動現像機の稼働終了後
に水洗槽33内の水を排水することなく水洗槽内に滞留
させておき、引き続き自動現像機の稼働開始に水洗槽内
33の水の少なくとも1部又は全部の水が交換されるよ
うに新鮮水を供給するよう制御する。なお、詳しくは図
4で説明する。活性ハロゲン含有固形錠剤71は図示し
ない方法により自動的に又は手動で水洗槽33に投入さ
れ溶解して徐々に溶解する。整流板35は水洗槽33内
に設けられた処理液を整流する板で、水洗ラック36は
感光材料Fをローラにより搬送するようになっている。
水洗水はフィルタ51で濾過され、流量計54で計測さ
れ、給水バルブ52を通り、管53の出口より水洗槽3
3に供給されるようになっている。また、流量計54は
水洗水制御手段60とは独立し、手動バルブ39で流量
をコントロールする方法を用いてもよい。
【0033】ここで、各構成に於ける制御を行うための
制御装置について図3を参照して説明する。制御装置は
中央制御部B01、排水バルブB02,給水バルブB0
3、メモリB04、センサB05、演算回路B06、タ
イマB07及び流量計B08で構成されている。先ず、
中央制御部B01は各B02からB08の構成ブロック
を制御する。排水バルブB02は水洗槽の水洗水の排出
を制御し(図2で38)、給水バルブB03は水洗槽の
水洗水の給水を制御する(図2で52)。メモリB04
は水洗水の排水制御等を実行するための基準時間等の諸
条件や演算に必要な内容を記憶している。センサB05
は感光材料の有無や、搬送系の駆動系を検出して、自動
現像機がランニング状態かスタンバイかを検出する。演
算回路B06はセンサからの信号、メモリ内の情報等に
基づき各種演算を行う。タイマB07は自動現像機のス
タンバイ時間、停止時間等を計測する。流量計B08は
給水量を計測するようになっている(図2で54)。
制御装置について図3を参照して説明する。制御装置は
中央制御部B01、排水バルブB02,給水バルブB0
3、メモリB04、センサB05、演算回路B06、タ
イマB07及び流量計B08で構成されている。先ず、
中央制御部B01は各B02からB08の構成ブロック
を制御する。排水バルブB02は水洗槽の水洗水の排出
を制御し(図2で38)、給水バルブB03は水洗槽の
水洗水の給水を制御する(図2で52)。メモリB04
は水洗水の排水制御等を実行するための基準時間等の諸
条件や演算に必要な内容を記憶している。センサB05
は感光材料の有無や、搬送系の駆動系を検出して、自動
現像機がランニング状態かスタンバイかを検出する。演
算回路B06はセンサからの信号、メモリ内の情報等に
基づき各種演算を行う。タイマB07は自動現像機のス
タンバイ時間、停止時間等を計測する。流量計B08は
給水量を計測するようになっている(図2で54)。
【0034】ここで、図4で水洗水制御のタイムチャー
トを説明する。自動現像機10の稼働終了後に水洗槽内
の水を排水することなく水洗槽内に水洗水を滞留(図4
の)させておき、引き続き自動現像機の稼働開始時に
水洗槽内の水の少なくとも一部又は全部の水が交換され
るように新鮮水を供給する(図4の)。なお、水洗水
の供給は、自動現像機の感光材料が挿入されたことを検
知してから、例えば、規定時間30秒から5分間、規定
水洗水を0.5から20リットル/分を流すようにす
る。図では感光材料が処理された際の水洗水供給状態
を示す。図4では感光材料処理時間よりも水洗水を流す
規定時間が長い場合を示した。
トを説明する。自動現像機10の稼働終了後に水洗槽内
の水を排水することなく水洗槽内に水洗水を滞留(図4
の)させておき、引き続き自動現像機の稼働開始時に
水洗槽内の水の少なくとも一部又は全部の水が交換され
るように新鮮水を供給する(図4の)。なお、水洗水
の供給は、自動現像機の感光材料が挿入されたことを検
知してから、例えば、規定時間30秒から5分間、規定
水洗水を0.5から20リットル/分を流すようにす
る。図では感光材料が処理された際の水洗水供給状態
を示す。図4では感光材料処理時間よりも水洗水を流す
規定時間が長い場合を示した。
【0035】以上のように、水洗槽33内に微生物類が
殺菌され、水垢発生が防止されることで、発生した浮遊
物を水洗槽33より除去でき、感光材料Fに汚れが防止
できる。また、活性ハロゲン含有固形錠剤71の投入頻
度が減少し、また、徐放性の活性ハロゲン含有固形錠剤
71を用いることで、水洗水中への活性ハロゲン成分の
濃度管理が容易になる。
殺菌され、水垢発生が防止されることで、発生した浮遊
物を水洗槽33より除去でき、感光材料Fに汚れが防止
できる。また、活性ハロゲン含有固形錠剤71の投入頻
度が減少し、また、徐放性の活性ハロゲン含有固形錠剤
71を用いることで、水洗水中への活性ハロゲン成分の
濃度管理が容易になる。
【0036】次に、請求項2、3に記載の発明の実施形
態(1−2)を説明する。図5は水洗水制御のタイミン
グチャートである。なお、水洗槽へ水垢防止の活性ハロ
ゲン含有固形錠剤を供給する構成と水洗水の流路構成と
を示す模式図は図2と同様で機構的に同一部材は説明を
省略する。図2で水洗水制御手段60は水洗槽33の水
及び/又は水洗槽に使用する水を制御し、稼働開始時に
は水洗槽内の水を一旦排水した後、新鮮水を水洗槽33
に少なくとも水洗槽タンク容量以上供給する。
態(1−2)を説明する。図5は水洗水制御のタイミン
グチャートである。なお、水洗槽へ水垢防止の活性ハロ
ゲン含有固形錠剤を供給する構成と水洗水の流路構成と
を示す模式図は図2と同様で機構的に同一部材は説明を
省略する。図2で水洗水制御手段60は水洗槽33の水
及び/又は水洗槽に使用する水を制御し、稼働開始時に
は水洗槽内の水を一旦排水した後、新鮮水を水洗槽33
に少なくとも水洗槽タンク容量以上供給する。
【0037】図5で、水洗水制御のタイムチャートを説
明すると、滞留していた水(図5の)を自動現像機1
0の稼働開始時に水洗槽内の水を一旦排水した後(図5
の)、新鮮水を水洗槽に少なくとも水洗槽タンク容量
以上に供給する(図5の)。なお、水洗水の供給は、
自動現像機の感光材料が挿入されたことを検知してか
ら、例えば、30秒から5分間の規定時間、0.5から
20リットル/分の規定水洗水を流すようにする。
明すると、滞留していた水(図5の)を自動現像機1
0の稼働開始時に水洗槽内の水を一旦排水した後(図5
の)、新鮮水を水洗槽に少なくとも水洗槽タンク容量
以上に供給する(図5の)。なお、水洗水の供給は、
自動現像機の感光材料が挿入されたことを検知してか
ら、例えば、30秒から5分間の規定時間、0.5から
20リットル/分の規定水洗水を流すようにする。
【0038】以上のように、水洗槽33内の水中に浮遊
している水垢を水洗槽内から流し出す効果が大きく、新
鮮水の供給量を最小限にすることができ、また、徐放性
の活性ハロゲン含有固形錠剤71を用いると活性ハロゲ
ン成分の濃度管理が容易になり、活性ハロゲン含有固形
錠剤の投入頻度が減少する。
している水垢を水洗槽内から流し出す効果が大きく、新
鮮水の供給量を最小限にすることができ、また、徐放性
の活性ハロゲン含有固形錠剤71を用いると活性ハロゲ
ン成分の濃度管理が容易になり、活性ハロゲン含有固形
錠剤の投入頻度が減少する。
【0039】次に、請求項5、8に記載の発明の実施の
形態(2−1)を図2の自動現像機の水洗槽の模式図
と、図4の水洗水制御のタイムチャートを流用して説明
する。
形態(2−1)を図2の自動現像機の水洗槽の模式図
と、図4の水洗水制御のタイムチャートを流用して説明
する。
【0040】図2で、図の71は徐放性殺菌剤に置き換
えるものとする。徐放性殺菌剤71は図示しない方法に
より自動的に又は手動で水洗槽33に投入され溶解し、
徐々に溶解する。水洗水制御手段60は水洗槽33の水
及び/又は水洗槽に使用する水を制御し、自動現像機の
稼働終了後に水洗槽33内の水を排水することなく水洗
槽33内に滞留させておき、引き続き自動現像機の稼働
開始に水洗槽33内の水の少なくとも1部又は全部の水
が交換されるように新鮮水を供給するよう制御する。
えるものとする。徐放性殺菌剤71は図示しない方法に
より自動的に又は手動で水洗槽33に投入され溶解し、
徐々に溶解する。水洗水制御手段60は水洗槽33の水
及び/又は水洗槽に使用する水を制御し、自動現像機の
稼働終了後に水洗槽33内の水を排水することなく水洗
槽33内に滞留させておき、引き続き自動現像機の稼働
開始に水洗槽33内の水の少なくとも1部又は全部の水
が交換されるように新鮮水を供給するよう制御する。
【0041】図4で水洗水制御のタイムチャートを説明
すると、自動現像機10の稼働終了後、自動現像機の稼
働中で感光材料を処理していない時は水洗槽タンク内に
新鮮水を供給することなく水洗水を滞留させる。
すると、自動現像機10の稼働終了後、自動現像機の稼
働中で感光材料を処理していない時は水洗槽タンク内に
新鮮水を供給することなく水洗水を滞留させる。
【0042】以上のように、運転停止中に殺菌剤成分の
濃度を上昇させて殺菌させることで、殺菌剤投入量を無
駄に大きくすることなく水垢を防止できる。
濃度を上昇させて殺菌させることで、殺菌剤投入量を無
駄に大きくすることなく水垢を防止できる。
【0043】次に、請求項6に記載の発明の実施の形態
(2−2)を図2の自動現像機の水洗槽の模式図と、図
4の水洗水制御のタイムチャートを流用して説明する。
(2−2)を図2の自動現像機の水洗槽の模式図と、図
4の水洗水制御のタイムチャートを流用して説明する。
【0044】図2で、図の71は徐放性殺菌剤に置き換
えるものとする。徐放性殺菌剤71は図示しない方法に
より自動的に又は手動で水洗槽33に投入され溶解し、
徐々に溶解する。水洗水制御手段60は水洗水を給水排
水し、自動現像機の稼働終了後に水洗槽33内の水を排
水することなく水洗槽33内に滞留させておき、引き続
き自動現像機の稼働開始に水洗槽内の水の少なくとも1
部又は全部の水が交換されるように新鮮水を供給するよ
う制御する。
えるものとする。徐放性殺菌剤71は図示しない方法に
より自動的に又は手動で水洗槽33に投入され溶解し、
徐々に溶解する。水洗水制御手段60は水洗水を給水排
水し、自動現像機の稼働終了後に水洗槽33内の水を排
水することなく水洗槽33内に滞留させておき、引き続
き自動現像機の稼働開始に水洗槽内の水の少なくとも1
部又は全部の水が交換されるように新鮮水を供給するよ
う制御する。
【0045】図4で、水洗水制御のタイムチャートを説
明すると、自動現像機の稼働終了後に水洗槽内の水を排
水することなく水洗槽内に水洗水を滞留(図4の)さ
せておき、引き続き自動現像機の稼働開始時に水洗槽内
の水の少なくとも一部又は全部の水が交換されるように
新鮮水を供給(図4の)する。
明すると、自動現像機の稼働終了後に水洗槽内の水を排
水することなく水洗槽内に水洗水を滞留(図4の)さ
せておき、引き続き自動現像機の稼働開始時に水洗槽内
の水の少なくとも一部又は全部の水が交換されるように
新鮮水を供給(図4の)する。
【0046】以上のように、水洗槽内の微生物類が殺菌
され、また、水垢発生が防止したことで発生した浮遊物
を水洗槽より除去することができる。従って感光材料に
汚れが付かなくなる。
され、また、水垢発生が防止したことで発生した浮遊物
を水洗槽より除去することができる。従って感光材料に
汚れが付かなくなる。
【0047】次に、請求項7に記載の発明の実施の形態
(2−3)を図2の自動現像機の水洗槽の模式図と、図
5の水洗水制御のタイムチャートを流用して説明する。
(2−3)を図2の自動現像機の水洗槽の模式図と、図
5の水洗水制御のタイムチャートを流用して説明する。
【0048】図2で、図の71は徐放性殺菌剤に置き換
えるものとする。徐放性殺菌剤71は図示しない方法に
より自動的に又は手動で水洗槽33に投入され溶解し、
徐々に溶解する。水洗水制御手段60は水洗水の給水、
排水を制御し、具体的には、自動現像機の稼働開始時に
は水洗槽内の水を一旦排水した後、新鮮水を水洗槽に少
なくとも水洗槽タンク容量以上供給する。
えるものとする。徐放性殺菌剤71は図示しない方法に
より自動的に又は手動で水洗槽33に投入され溶解し、
徐々に溶解する。水洗水制御手段60は水洗水の給水、
排水を制御し、具体的には、自動現像機の稼働開始時に
は水洗槽内の水を一旦排水した後、新鮮水を水洗槽に少
なくとも水洗槽タンク容量以上供給する。
【0049】図5で、水洗水制御のタイムチャートを説
明すると、滞留している水(図5の)を、自動現像機
の稼働開始時に水洗槽内の水を一旦排水(図5の)し
た後、新鮮水を水洗槽に少なくとも水洗槽タンク容量以
上供給する(図5の)。
明すると、滞留している水(図5の)を、自動現像機
の稼働開始時に水洗槽内の水を一旦排水(図5の)し
た後、新鮮水を水洗槽に少なくとも水洗槽タンク容量以
上供給する(図5の)。
【0050】以上のように、水洗水中に浮遊している水
垢を水洗槽内から流し出す効果が大きい。また、新鮮水
の供給量を最小限にすることができる。
垢を水洗槽内から流し出す効果が大きい。また、新鮮水
の供給量を最小限にすることができる。
【0051】次に、前記実施の形態(1−1)、(1−
2)、(2−1)、(2−2)、(2−3)の前記活性
ハロゲン含有固形錠剤又は前記徐放性殺菌剤を使用する
自動現像機の錠剤の収納容器、投入部について実施の形
態(3)で図面を参照して説明する。実施の形態3で
「錠剤」70は、活性ハロゲン含有固形錠剤又は徐放性
殺菌剤を意味し、また、徐放性殺菌剤の錠剤は顆粒、固
形錠剤、粉体等を含む。
2)、(2−1)、(2−2)、(2−3)の前記活性
ハロゲン含有固形錠剤又は前記徐放性殺菌剤を使用する
自動現像機の錠剤の収納容器、投入部について実施の形
態(3)で図面を参照して説明する。実施の形態3で
「錠剤」70は、活性ハロゲン含有固形錠剤又は徐放性
殺菌剤を意味し、また、徐放性殺菌剤の錠剤は顆粒、固
形錠剤、粉体等を含む。
【0052】(A)水洗槽に錠剤を投入する場合の例 図6は水洗槽底にそのまま錠剤を投入する構成図で、ま
た、図7は整流板の内側に錠剤を投入する機構の構成図
で、図8は整流板の内側に錠剤を投入する他の機構の構
成図で、図9は自動現像機の配管途中に錠剤を投入する
構成図である。なお、図2と機構的に同一部材は同一符
号を付け説明を省略する。
た、図7は整流板の内側に錠剤を投入する機構の構成図
で、図8は整流板の内側に錠剤を投入する他の機構の構
成図で、図9は自動現像機の配管途中に錠剤を投入する
構成図である。なお、図2と機構的に同一部材は同一符
号を付け説明を省略する。
【0053】図6(a)は水洗槽底にそのまま錠剤を投
入する構成図で、水洗槽33の底部332に錠剤70を
そのまま投入されて溶解する。なお、水洗槽33の材質
は耐薬品性を示すものが好ましい。また、チタン等の金
属材や塩化ビニール樹脂、ポリエチレンやポリプロピレ
ン等のポリオレフィン系樹脂、変性ポリフェニレンエー
テル樹脂、フェノール樹脂、四フッ化エチレンなどのフ
ッ素系樹脂等及びフッ素系又はシリコン系のゴム材など
が好ましく使用出来る。
入する構成図で、水洗槽33の底部332に錠剤70を
そのまま投入されて溶解する。なお、水洗槽33の材質
は耐薬品性を示すものが好ましい。また、チタン等の金
属材や塩化ビニール樹脂、ポリエチレンやポリプロピレ
ン等のポリオレフィン系樹脂、変性ポリフェニレンエー
テル樹脂、フェノール樹脂、四フッ化エチレンなどのフ
ッ素系樹脂等及びフッ素系又はシリコン系のゴム材など
が好ましく使用出来る。
【0054】図6(b)は錠剤70の一例の形状で、円
筒と球面の組み合わせよりなる形状である。例えば、錠
剤70の形状寸法はD=30mm,H1=20mm,H
2=14mmである。
筒と球面の組み合わせよりなる形状である。例えば、錠
剤70の形状寸法はD=30mm,H1=20mm,H
2=14mmである。
【0055】図6(c)は、錠剤収納容器の構成図で、
錠剤収納容器91は網状で底がない形状となっている。
この中に、図6(b)の錠剤70が入るようになってい
る。従って、網の下部は水洗槽33の底部332に引っ
掛かり水洗水の流れがあっても移動しないようになって
いる。
錠剤収納容器91は網状で底がない形状となっている。
この中に、図6(b)の錠剤70が入るようになってい
る。従って、網の下部は水洗槽33の底部332に引っ
掛かり水洗水の流れがあっても移動しないようになって
いる。
【0056】図6(d)は図6(c)の変形例で、錠剤
収納容器92は底のある網状となっている。水洗槽33
の底部332にある排水口331の上に移動しても錠剤
70が流れださないようになっている。なお、前記図6
(c),(d)の網形状は図6(e)に示すような網形
状911で、例えばチタンエキスパンドメッシュ又はチ
タンパンチングプレートが好ましい。
収納容器92は底のある網状となっている。水洗槽33
の底部332にある排水口331の上に移動しても錠剤
70が流れださないようになっている。なお、前記図6
(c),(d)の網形状は図6(e)に示すような網形
状911で、例えばチタンエキスパンドメッシュ又はチ
タンパンチングプレートが好ましい。
【0057】図6(f)は錠剤収納容部の構成断面図
で、錠剤収納容器93は水洗槽33の底部332に窪み
を設けて錠剤70が入るようになっており、錠剤70の
移動が防止できる。
で、錠剤収納容器93は水洗槽33の底部332に窪み
を設けて錠剤70が入るようになっており、錠剤70の
移動が防止できる。
【0058】図6(g)は錠剤収納容器の構成図で、錠
剤収納容器94はスリット状となっている。材料として
は、例えば耐薬品性のプラスチック材が使用できる。
剤収納容器94はスリット状となっている。材料として
は、例えば耐薬品性のプラスチック材が使用できる。
【0059】図7(a)は水洗槽の整流板の内側に投入
する機構の構成図で、水洗槽33の整流板35の内側に
錠剤70が入っている。そして、整流板35の下部に開
孔部を設けて錠剤の流出を防止しながら水洗水を整流し
て流す構造となっている。
する機構の構成図で、水洗槽33の整流板35の内側に
錠剤70が入っている。そして、整流板35の下部に開
孔部を設けて錠剤の流出を防止しながら水洗水を整流し
て流す構造となっている。
【0060】図7(b)は整流板の一例で、整流板35
の下部に楕円孔351を設けてある。また、図7(c)
は整流板の一例で、整流板35の下部に長孔352を設
けてある。
の下部に楕円孔351を設けてある。また、図7(c)
は整流板の一例で、整流板35の下部に長孔352を設
けてある。
【0061】図8(a)は水洗槽の整流板の内側に投入
する他の機構の構成図で、水洗槽33の一部に整流板3
5を設け、感光材料Fを水洗する部分と少なくとも水洗
水を供給する開口部を有する部分に分け、後者に錠剤7
0の入った錠剤収納容器95は整流板35の内側にかご
状の開口部を有するケースの入れたもので紐等でつるす
構造になっている。以上のように、水洗水を排水しなく
ても投入できる。
する他の機構の構成図で、水洗槽33の一部に整流板3
5を設け、感光材料Fを水洗する部分と少なくとも水洗
水を供給する開口部を有する部分に分け、後者に錠剤7
0の入った錠剤収納容器95は整流板35の内側にかご
状の開口部を有するケースの入れたもので紐等でつるす
構造になっている。以上のように、水洗水を排水しなく
ても投入できる。
【0062】図8(b)は水洗槽の整流板の内側に投入
する他の機構の構成図で、開口部を有するケースの錠剤
収納容器96は整流板35の壁面に固定できるようなっ
ている。錠剤収納容器96は側面、底部は孔のあいた形
状となっている。他の処理剤との接触防止のために錠剤
収納容器96の上部は開口部がないことが好ましい。ま
た、水洗槽33の底部332より持ち上げた位置にセッ
トすることが望ましい。なお、水洗槽33の壁面にセッ
トしてもよい。
する他の機構の構成図で、開口部を有するケースの錠剤
収納容器96は整流板35の壁面に固定できるようなっ
ている。錠剤収納容器96は側面、底部は孔のあいた形
状となっている。他の処理剤との接触防止のために錠剤
収納容器96の上部は開口部がないことが好ましい。ま
た、水洗槽33の底部332より持ち上げた位置にセッ
トすることが望ましい。なお、水洗槽33の壁面にセッ
トしてもよい。
【0063】図8(c)は図8(b)の整流板の内側部
分の上部に蓋58を設けたものである。錠剤投入部分の
上部に蓋58を設け、他の処理槽の処理液(例えば定着
液や現像液)がメンテ時などに混入して殺菌剤と接触す
ることを防止する。
分の上部に蓋58を設けたものである。錠剤投入部分の
上部に蓋58を設け、他の処理槽の処理液(例えば定着
液や現像液)がメンテ時などに混入して殺菌剤と接触す
ることを防止する。
【0064】以上のように、錠剤70は水洗槽33、水
洗ラック36に最も近い場所であるため水垢防止効果も
大きい。
洗ラック36に最も近い場所であるため水垢防止効果も
大きい。
【0065】(B)水洗水の配管途中に錠剤を投入する
場合の例 図9(a)は水洗水の配管途中に錠剤を投入する機構の
構成図で、配管途中に錠剤収納容器97を設け、錠剤収
納容器97は液面57の下部の錠剤70が溶解する。ま
た、液面57より上部の新しい錠剤701が錠剤70が
溶解して、その体積が少なくなると、上部から下部に移
動し、供給水洗水を接触し、溶解することとなる。従っ
て錠剤70、701を錠剤収納容器97に投入して置く
ことで長期間、水垢防止効果を維持し、錠剤投入の手間
が少なくなる。ここで、水垢防止を説明すると、水洗水
は流量計54、フィルタ51を通過し、錠剤収納容器9
7で錠剤70が溶解される、水洗槽33に投入される。
以上のように、供給配管で水洗水が流れている錠剤収納
容器97に錠剤70があるので、溶解が良好に行われ、
また、水洗水中に均一に有効成分が拡散する事で水垢が
防止できる。
場合の例 図9(a)は水洗水の配管途中に錠剤を投入する機構の
構成図で、配管途中に錠剤収納容器97を設け、錠剤収
納容器97は液面57の下部の錠剤70が溶解する。ま
た、液面57より上部の新しい錠剤701が錠剤70が
溶解して、その体積が少なくなると、上部から下部に移
動し、供給水洗水を接触し、溶解することとなる。従っ
て錠剤70、701を錠剤収納容器97に投入して置く
ことで長期間、水垢防止効果を維持し、錠剤投入の手間
が少なくなる。ここで、水垢防止を説明すると、水洗水
は流量計54、フィルタ51を通過し、錠剤収納容器9
7で錠剤70が溶解される、水洗槽33に投入される。
以上のように、供給配管で水洗水が流れている錠剤収納
容器97に錠剤70があるので、溶解が良好に行われ、
また、水洗水中に均一に有効成分が拡散する事で水垢が
防止できる。
【0066】図9(b)は水洗水の配管途中に錠剤を投
入する他の機構の構成図で、自動現像機の内部で供給水
洗水配管の途中に錠剤70の錠剤収納容器98を設けた
ものである。錠剤収納容器98は錠剤70の投入が行わ
れる。ここで、水垢防止を説明すると、水洗水は流量計
54、フィルタ51を通過し、錠剤70の溶解物が供給
配管で溶解し、水洗槽33に均一に溶解する。以上のよ
うに、供給配管で水洗水が流れている錠剤収納容器98
に錠剤70があるので、錠剤70の溶解が良好で、ま
た、水洗水中に有効成分が均一に拡散することで、水垢
が防止できる。
入する他の機構の構成図で、自動現像機の内部で供給水
洗水配管の途中に錠剤70の錠剤収納容器98を設けた
ものである。錠剤収納容器98は錠剤70の投入が行わ
れる。ここで、水垢防止を説明すると、水洗水は流量計
54、フィルタ51を通過し、錠剤70の溶解物が供給
配管で溶解し、水洗槽33に均一に溶解する。以上のよ
うに、供給配管で水洗水が流れている錠剤収納容器98
に錠剤70があるので、錠剤70の溶解が良好で、ま
た、水洗水中に有効成分が均一に拡散することで、水垢
が防止できる。
【0067】図9(c)は錠剤収納容器の変形例で錠剤
70の錠剤収納容器99とフィルタ51が一体になった
ものである。フィルタ51はカートリッジフィルタであ
る。なお、錠剤収納容器99は蓋がついている。水垢防
止を説明すると、水洗水が錠剤収納容器99に供給され
ると、フィルタ51で濾過され、錠剤70が溶解して水
洗槽33に入る。錠剤70の溶解が良好で水垢が防止で
きる。
70の錠剤収納容器99とフィルタ51が一体になった
ものである。フィルタ51はカートリッジフィルタであ
る。なお、錠剤収納容器99は蓋がついている。水垢防
止を説明すると、水洗水が錠剤収納容器99に供給され
ると、フィルタ51で濾過され、錠剤70が溶解して水
洗槽33に入る。錠剤70の溶解が良好で水垢が防止で
きる。
【0068】図9(d)は錠剤収納容器の変形例で錠剤
70の錠剤収納容器99とフィルタ51が一体になった
ものである。フィルタ51はカートリッジフィルタであ
る。なお、錠剤収納容器99は蓋がついている。水垢防
止を説明すると、水洗水が錠剤収納容器99に供給され
ると、錠剤70が溶解し、フィルタ51で濾過され、水
洗槽33に入る。錠剤70の溶解が良好で水垢が防止で
きる。
70の錠剤収納容器99とフィルタ51が一体になった
ものである。フィルタ51はカートリッジフィルタであ
る。なお、錠剤収納容器99は蓋がついている。水垢防
止を説明すると、水洗水が錠剤収納容器99に供給され
ると、錠剤70が溶解し、フィルタ51で濾過され、水
洗槽33に入る。錠剤70の溶解が良好で水垢が防止で
きる。
【0069】(C)水洗水の循環路に錠剤を投入する場
合の例 図10は自動現像機の錠剤の投入部の構成断面図であ
る。循環ポンプ55は水洗水を循環路56に沿って循環
するようになっている。錠剤収納容器98は錠剤70の
投入、溶解が行われ、循環路56の途中に設けられてい
る。ここで、水垢防止を説明すると、循環ポンプ55で
水洗槽33の水洗水を液送する。錠剤70より溶解した
液が水洗槽33に入り水垢を防止する。この水垢防止さ
れた水洗槽33で感光材料Fが水洗処理される。以上の
ように、水洗水が流れている循環路56で錠剤収納容器
98があるので、錠剤70の溶解が良好に行われる。
合の例 図10は自動現像機の錠剤の投入部の構成断面図であ
る。循環ポンプ55は水洗水を循環路56に沿って循環
するようになっている。錠剤収納容器98は錠剤70の
投入、溶解が行われ、循環路56の途中に設けられてい
る。ここで、水垢防止を説明すると、循環ポンプ55で
水洗槽33の水洗水を液送する。錠剤70より溶解した
液が水洗槽33に入り水垢を防止する。この水垢防止さ
れた水洗槽33で感光材料Fが水洗処理される。以上の
ように、水洗水が流れている循環路56で錠剤収納容器
98があるので、錠剤70の溶解が良好に行われる。
【0070】
【発明の効果】以上のように構成したので下記のような
効果を奏する。
効果を奏する。
【0071】請求項1記載の発明によれば、水洗槽内の
水及び/又は水洗槽に供給される水に水垢発生を防止す
るための活性ハロゲン成分を放出する化合物を含有する
活性ハロゲン含有固形錠剤を接触させて水垢を防止して
感光材料を現像処理する感光材料自動現像方法におい
て、前記自動現像機の稼働終了後に、前記水洗槽内の水
を排水することなく水洗槽内に滞留させておき、引き続
き前記自動現像機の稼働開始時に、水洗槽内の水の少な
くとも1部又は全部の水が交換されるよう新鮮水を供給
するので、自動現像機の水洗槽の水垢発生が長期間防止
でき、水洗槽内の微生物が活性ハロゲン含有固形錠剤で
殺菌され水垢発生が防止されることで、発生した浮遊物
を水洗槽より確実に除去し、感光材料に浮遊物が付着な
い。また、活性ハロゲン含有固形錠剤であるので投入補
充が簡易で、メンテ性も良くなる。
水及び/又は水洗槽に供給される水に水垢発生を防止す
るための活性ハロゲン成分を放出する化合物を含有する
活性ハロゲン含有固形錠剤を接触させて水垢を防止して
感光材料を現像処理する感光材料自動現像方法におい
て、前記自動現像機の稼働終了後に、前記水洗槽内の水
を排水することなく水洗槽内に滞留させておき、引き続
き前記自動現像機の稼働開始時に、水洗槽内の水の少な
くとも1部又は全部の水が交換されるよう新鮮水を供給
するので、自動現像機の水洗槽の水垢発生が長期間防止
でき、水洗槽内の微生物が活性ハロゲン含有固形錠剤で
殺菌され水垢発生が防止されることで、発生した浮遊物
を水洗槽より確実に除去し、感光材料に浮遊物が付着な
い。また、活性ハロゲン含有固形錠剤であるので投入補
充が簡易で、メンテ性も良くなる。
【0072】請求項2記載の発明によれば、自動現像機
の稼働開始時には前記水洗槽内の水を一旦排水した後、
前記新鮮水を水洗槽に少なくとも水洗槽タンク容量以上
に供給するので、請求項1の効果に加え、水洗水中に浮
遊している水垢を水洗槽内より流しだす効果が大きい。
の稼働開始時には前記水洗槽内の水を一旦排水した後、
前記新鮮水を水洗槽に少なくとも水洗槽タンク容量以上
に供給するので、請求項1の効果に加え、水洗水中に浮
遊している水垢を水洗槽内より流しだす効果が大きい。
【0073】請求項3記載の発明によれば、活性ハロゲ
ン含有固形錠剤が徐々に溶解する徐放性を有するので、
請求項1の効果に加え、徐放性を使用することで、錠剤
の投入頻度が減少し、メンテ性が向上し、水洗水中への
活性ハロゲン成分の濃度管理が容易になる。
ン含有固形錠剤が徐々に溶解する徐放性を有するので、
請求項1の効果に加え、徐放性を使用することで、錠剤
の投入頻度が減少し、メンテ性が向上し、水洗水中への
活性ハロゲン成分の濃度管理が容易になる。
【0074】請求項4記載の発明によれば、少なくと
も、ハロゲン化銀写真の感光材料を水洗処理する水洗槽
を有し、前記水洗槽内の水及び/又は水洗槽に供給され
る水に水垢発生を防止するための活性ハロゲン成分を放
出する化合物を含有する活性ハロゲン含有固形錠剤を接
触させて水垢を防止してハロゲン化銀写真感光材料を現
像処理するハロゲン化銀感光材料自動現像機において、
前記水洗槽の水及び/又は水洗槽に使用する水を制御す
る水洗水制御手段を備え、前記水洗水制御手段が前記自
動現像機の稼働終了後に前記水洗槽内の水を排水するこ
となく水洗槽内に滞留させておき、引き続き前記自動現
像機の稼働開始時に水洗槽内の水の少なくとも1部又は
全部の水が交換されるように前記新鮮水を供給するよう
制御するので、請求項1と同様の効果がえられる。
も、ハロゲン化銀写真の感光材料を水洗処理する水洗槽
を有し、前記水洗槽内の水及び/又は水洗槽に供給され
る水に水垢発生を防止するための活性ハロゲン成分を放
出する化合物を含有する活性ハロゲン含有固形錠剤を接
触させて水垢を防止してハロゲン化銀写真感光材料を現
像処理するハロゲン化銀感光材料自動現像機において、
前記水洗槽の水及び/又は水洗槽に使用する水を制御す
る水洗水制御手段を備え、前記水洗水制御手段が前記自
動現像機の稼働終了後に前記水洗槽内の水を排水するこ
となく水洗槽内に滞留させておき、引き続き前記自動現
像機の稼働開始時に水洗槽内の水の少なくとも1部又は
全部の水が交換されるように前記新鮮水を供給するよう
制御するので、請求項1と同様の効果がえられる。
【0075】請求項5記載の発明によれば、少なくと
も、ハロゲン化銀写真の感光材料を水洗処理する水洗槽
を有する感光材料自動現像機を用いて現像処理する感光
材料自動現像方法において、前記水洗槽内の水及び/又
は水洗槽に供給される水に水垢発生を防止するための徐
々に溶解する徐放性を有する殺菌剤の徐放性殺菌剤を接
触させ、前記自動現像機の稼働終了後、及び/又は前記
自動現像機の稼働中でハロゲン化銀写真感光材料を処理
していない時は水洗槽タンク内に新鮮水を供給すること
なく水を滞留させるので、自動現像機の水洗槽の水垢発
生が長期間防止でき、また浮遊物の発生による感光材料
への付着を長期間防止できる。また、微生物等の水垢成
分と殺菌剤成分の接触効果を高めて長期間、薬剤の交換
や投入作業が必要なくなり、また徐放性殺菌剤の投入補
充が簡易である。メンテ性が大幅に向上し、且つ腐食等
の自動現像機部材への影響や感光材料への影響を防止で
きる。
も、ハロゲン化銀写真の感光材料を水洗処理する水洗槽
を有する感光材料自動現像機を用いて現像処理する感光
材料自動現像方法において、前記水洗槽内の水及び/又
は水洗槽に供給される水に水垢発生を防止するための徐
々に溶解する徐放性を有する殺菌剤の徐放性殺菌剤を接
触させ、前記自動現像機の稼働終了後、及び/又は前記
自動現像機の稼働中でハロゲン化銀写真感光材料を処理
していない時は水洗槽タンク内に新鮮水を供給すること
なく水を滞留させるので、自動現像機の水洗槽の水垢発
生が長期間防止でき、また浮遊物の発生による感光材料
への付着を長期間防止できる。また、微生物等の水垢成
分と殺菌剤成分の接触効果を高めて長期間、薬剤の交換
や投入作業が必要なくなり、また徐放性殺菌剤の投入補
充が簡易である。メンテ性が大幅に向上し、且つ腐食等
の自動現像機部材への影響や感光材料への影響を防止で
きる。
【0076】請求項6記載の発明によれば、前記自動現
像機の稼働終了後に水洗槽内の水を排水することなく水
洗槽内に水を滞留させておき、引き続き前記自動現像機
の稼働開始時に水洗槽内の水の少なくとも一部又は全部
の水が交換されるように新鮮水を供給するので、請求項
5の効果に加え、運転停止中に殺菌剤成分の濃度を上昇
させて殺菌させることで、殺菌剤の投入量を多くするこ
となく水垢防止できる。特に週末の自動現像機停止時に
は殺菌剤の濃度が水垢防止に十分な濃度にまで立上がる
ことが可能になり、水垢防止効果は大きい。
像機の稼働終了後に水洗槽内の水を排水することなく水
洗槽内に水を滞留させておき、引き続き前記自動現像機
の稼働開始時に水洗槽内の水の少なくとも一部又は全部
の水が交換されるように新鮮水を供給するので、請求項
5の効果に加え、運転停止中に殺菌剤成分の濃度を上昇
させて殺菌させることで、殺菌剤の投入量を多くするこ
となく水垢防止できる。特に週末の自動現像機停止時に
は殺菌剤の濃度が水垢防止に十分な濃度にまで立上がる
ことが可能になり、水垢防止効果は大きい。
【0077】請求項7記載の発明によれば、前記自動現
像機の稼働開始時には水洗槽内の水を一旦排水した後、
前記新鮮水を水洗槽に少なくとも水洗槽タンク容量以上
に供給するので、請求項5の効果に加え、更に、水洗水
中に浮遊している水垢を水洗槽内から流しだす効果が大
きく、浮遊物の発生による感光材料への付着をより確実
に防止できる。また新鮮水の供給量を最小限にすること
ができる。
像機の稼働開始時には水洗槽内の水を一旦排水した後、
前記新鮮水を水洗槽に少なくとも水洗槽タンク容量以上
に供給するので、請求項5の効果に加え、更に、水洗水
中に浮遊している水垢を水洗槽内から流しだす効果が大
きく、浮遊物の発生による感光材料への付着をより確実
に防止できる。また新鮮水の供給量を最小限にすること
ができる。
【0078】請求項8記載の発明によれば、少なくと
も、ハロゲン化銀写真の感光材料を水洗処理する水洗槽
を有して水垢を防止して感光材料を現像処理する感光材
料自動現像機において、前記水洗槽内の水及び/又は水
洗槽に供給される水に水垢発生を防止するための徐々に
溶解する徐放性を有する殺菌剤の徐放性殺菌剤を接触さ
せる手段と、前記水洗槽の水及び/又は水洗槽に使用す
る水を制御する水洗水制御手段とを備え、前記水洗水制
御手段は前記自動現像機の稼働終了後、及び/又は前記
自動現像機の稼働中でハロゲン化銀写真感光材料を処理
していない時は水洗槽タンク内に新鮮水を供給すること
なく水を滞留させるので、請求項5の効果に加え、更
に、浮遊物の発生による感光材料への付着をより確実に
防止でき、節水ができる。
も、ハロゲン化銀写真の感光材料を水洗処理する水洗槽
を有して水垢を防止して感光材料を現像処理する感光材
料自動現像機において、前記水洗槽内の水及び/又は水
洗槽に供給される水に水垢発生を防止するための徐々に
溶解する徐放性を有する殺菌剤の徐放性殺菌剤を接触さ
せる手段と、前記水洗槽の水及び/又は水洗槽に使用す
る水を制御する水洗水制御手段とを備え、前記水洗水制
御手段は前記自動現像機の稼働終了後、及び/又は前記
自動現像機の稼働中でハロゲン化銀写真感光材料を処理
していない時は水洗槽タンク内に新鮮水を供給すること
なく水を滞留させるので、請求項5の効果に加え、更
に、浮遊物の発生による感光材料への付着をより確実に
防止でき、節水ができる。
【図1】自動現像機の構成断面図である。
【図2】自動現像機の水洗槽の模式図である。
【図3】制御装置の構成例のブロック図である。
【図4】水洗水制御のタイミングチャートである。
【図5】水洗水制御のタイミングチャートである。
【図6】水洗槽底にそのまま錠剤を投入する構成図であ
る。
る。
【図7】整流板の内側に錠剤を投入する機構の構成図で
ある。
ある。
【図8】整流板の内側に錠剤を投入する他の機構の構成
図である。
図である。
【図9】自動現像機の配管途中に錠剤を投入する構成図
である。
である。
【図10】自動現像機の錠剤の投入部の構成図である。
【図11】錠剤の経過時間と水洗水中の成分濃度の模式
図である。
図である。
10 自動現像機 33 水洗槽 35 整流板 36 水洗ラック 38 排水バルブ 40 乾燥室 52 給水バルブ 55 循環ポンプ 60 水洗水制御手段 70 錠剤 91,92,93,94,95,96,97,98,9
9 錠剤収納容器 F 感光材料
9 錠剤収納容器 F 感光材料
Claims (8)
- 【請求項1】 少なくとも、ハロゲン化銀写真の感光材
料を水洗処理する水洗槽を有する感光材料自動現像機を
用いて、前記水洗槽内の水及び/又は水洗槽に供給され
る水に水垢発生を防止するための活性ハロゲン成分を放
出する化合物を含有する活性ハロゲン含有固形錠剤を接
触させて水垢を防止して感光材料を現像処理する感光材
料自動現像方法において、前記自動現像機の稼働終了後
に、前記水洗槽内の水を排水することなく水洗槽内に滞
留させておき、引き続き前記自動現像機の稼働開始時
に、水洗槽内の水の少なくとも1部又は全部の水が交換
されるよう新鮮水を供給することを特徴とする感光材料
自動現像方法。 - 【請求項2】 前記自動現像機の稼働開始時には前記水
洗槽内の水を一旦排水した後、前記新鮮水を水洗槽に少
なくとも水洗槽タンク容量以上に供給することを特徴と
する請求項1に記載の感光材料自動現像方法。 - 【請求項3】 前記活性ハロゲン含有固形錠剤が徐々に
溶解する徐放性を有することを特徴とする請求項1又は
2に記載の感光材料自動現像方法。 - 【請求項4】 少なくとも、ハロゲン化銀写真の感光材
料を水洗処理する水洗槽を有し、前記水洗槽内の水及び
/又は水洗槽に供給される水に水垢発生を防止するため
の活性ハロゲン成分を放出する化合物を含有する活性ハ
ロゲン含有固形錠剤を接触させて水垢を防止してハロゲ
ン化銀写真感光材料を現像処理するハロゲン化銀感光材
料自動現像機において、前記水洗槽の水及び/又は水洗
槽に使用する水を制御する水洗水制御手段を備え、前記
水洗水制御手段が前記自動現像機の稼働終了後に前記水
洗槽内の水を排水することなく水洗槽内に滞留させてお
き、引き続き前記自動現像機の稼働開始時に水洗槽内の
水の少なくとも1部又は全部の水が交換されるように前
記新鮮水を供給するよう制御することを特徴とする感光
材料自動現像機。 - 【請求項5】 少なくとも、ハロゲン化銀写真の感光材
料を水洗処理する水洗槽を有する感光材料自動現像機を
用いて現像処理する感光材料自動現像方法において、前
記水洗槽内の水及び/又は水洗槽に供給される水に水垢
発生を防止するための徐々に溶解する徐放性を有する殺
菌剤の徐放性殺菌剤を接触させ、前記自動現像機の稼働
終了後、及び/又は前記自動現像機の稼働中でハロゲン
化銀写真感光材料を処理していない時は水洗槽タンク内
に新鮮水を供給することなく水を滞留させることを特徴
とする感光材料自動現像方法。 - 【請求項6】 前記自動現像機の稼働終了後に水洗槽内
の水を排水することなく水洗槽内に水を滞留させてお
き、引き続き前記自動現像機の稼働開始時に水洗槽内の
水の少なくとも一部又は全部の水が交換されるように新
鮮水を供給することを特徴とする請求項5に記載の感光
材料自動現像方法。 - 【請求項7】 前記自動現像機の稼働開始時には水洗槽
内の水を一旦排水した後、前記新鮮水を水洗槽に少なく
とも水洗槽タンク容量以上に供給することを特徴とする
請求項6に記載の感光材料自動現像方法。 - 【請求項8】 少なくとも、ハロゲン化銀写真の感光材
料を水洗処理する水洗槽を有して水垢を防止して感光材
料を現像処理する感光材料自動現像機において、前記水
洗槽内の水及び/又は水洗槽に供給される水に水垢発生
を防止するための徐々に溶解する徐放性を有する殺菌剤
の徐放性殺菌剤を接触させる手段と、前記水洗槽の水及
び/又は水洗槽に使用する水を制御する水洗水制御手段
とを備え、前記水洗水制御手段は前記自動現像機の稼働
終了後、及び/又は前記自動現像機の稼働中でハロゲン
化銀写真感光材料を処理していない時は水洗槽タンク内
に新鮮水を供給することなく水を滞留させることを特徴
とする感光材料自動現像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8801297A JPH10282621A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 感光材料自動現像方法及び感光材料自動現像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8801297A JPH10282621A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 感光材料自動現像方法及び感光材料自動現像機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10282621A true JPH10282621A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=13930941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8801297A Pending JPH10282621A (ja) | 1997-04-07 | 1997-04-07 | 感光材料自動現像方法及び感光材料自動現像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10282621A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000030123A (ko) * | 1999-12-30 | 2000-06-05 | 한경민 | 자동현상기 수세수 처리장치 |
-
1997
- 1997-04-07 JP JP8801297A patent/JPH10282621A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000030123A (ko) * | 1999-12-30 | 2000-06-05 | 한경민 | 자동현상기 수세수 처리장치 |
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