JPH07319137A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH07319137A
JPH07319137A JP11130694A JP11130694A JPH07319137A JP H07319137 A JPH07319137 A JP H07319137A JP 11130694 A JP11130694 A JP 11130694A JP 11130694 A JP11130694 A JP 11130694A JP H07319137 A JPH07319137 A JP H07319137A
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JP
Japan
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processing
liquid
tank
photosensitive material
discharge
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JP11130694A
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English (en)
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Takashi Yagi
隆 八木
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 処理槽から処理液を排出する時間を短縮す
る。 【構成】 感光材料処理装置は、感光材料を処理する処
理槽6,9,12と、その底部近傍に設けられた排出口
7,10,13から処理液を吸引し、所定の経路を経て
再度処理槽6,9,12に処理液を送液する送液ポンプ
P1、P2、P3と、3方向切替弁V1、V2、V3
と、制御手段19とを有するものである。3方向切替弁
V1、V2、V3は、送液ポンプP1、P2、P3によ
り吸引された処理液を処理槽6,9,12への供給側と
排出側とに切り替える。ここでは、制御手段19により
3方向電磁弁V1、V2、V3を外部排出側に切り替え
て、処理液が各処理槽6、9、12内に所定の残量以上
残っている場合は、送液ポンプP1、P2、P3を稼動
させて強制的に処理液を排出し、所定残量以下になれ
ば、送液ポンプP1、P2、P3を停止して自然落下に
より処理液を排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光材料を処理する処
理槽の底部近傍に設けられた排出口から処理液を吸引
し、所定の経路を経て再度処理槽に処理液を供給する送
液手段を備えた感光材料処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の感光材料処理装置では、複数の処
理槽に処理液を保有し、この処理槽内に感光材料を順次
搬送して処理を行っており、例えば、一般的なフイルム
現像装置の場合、現像、定着、水洗の各槽を有してい
る。そして、現像槽には、現像液を温調するための熱交
換タンクと汚れを濾過するためのフィルターとが配管経
路と循環ポンプとによって接続されており、この配管経
路を現像液が循環している。一方、定着槽には定着液に
溶出した銀を回収するための銀回収装置などが、また水
洗槽には殺菌および不純物の除去により水垢を防止する
水垢防止装置などがそれぞれの配管経路と循環ポンプと
によって接続されており、それぞれの処理液が循環して
いる。
【0003】この種の感光材料処理装置では、処理液の
疲労度や汚れ具合に応じて処理液を交換する必要があ
る。このため、従来の感光材料処理装置には、処理液の
循環とは別に処理槽の底部に処理液を排出するための貫
通孔が設けられており、この貫通孔に所定の配管を施し
て排出経路を形成している。そして、この排出経路を開
閉するための手動バルブをオペレータが操作することに
より処理液を自然落下により排出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の感光
材料処理装置であれば、手動バルブをオペレータが操作
して処理液を排出しているため自動化ができず、例え
ば、処理槽内の全処理液を交換する場合、処理液を排出
するのに時間がかかるためオペレータが待機して手動バ
ルブの操作をする必要がある。また、自動化のために電
磁弁を用いることが考えられるが、この種の装置に用い
る電磁弁は比較的に口径が小さく、処理液の自然落下だ
けでは処理液の排出時間が長くかかるという問題があ
る。この排出時間を短縮するためには大口径の電磁弁を
採用すればよいが、これは高価であり感光材料処理装置
全体の価格アップにつながる。
【0005】本発明の目的は、循環ポンプなどの送液手
段を用いて、価格アップを抑えて処理液の排出時間を短
縮する感光材料処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光材料を処理する処理槽の底部近傍に設けられた
排出口から処理液を吸引し、所定の経路を経て再度処理
槽に処理液を供給する送液手段を備えた感光材料処理装
置であり、切替手段と制御手段とを有するものである。
切替手段は、送液手段により吸引された処理液を処理槽
への供給と排出側とに切り替える。制御手段は、送液手
段を稼働させて処理液を排出するように、切替手段及び
送液手段を制御する。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の感光材料処理装置において、制御手段は、送液手段を
稼働させて処理液を排出している際に、処理槽内の処理
液の残量が所定量以下になったとき、残りの処理液を自
然落下により排出するように送液手段を停止させるもの
である。
【0008】
【作用】請求項1に記載の感光材料処理装置では、感光
材料を処理する処理槽の底部近傍に設けられた排出口か
ら送液手段により吸引された処理液を排出させるため
に、制御手段により切替手段を排出側に切り替えて、送
液手段を稼動させて処理液を強制的に排出している。そ
のため、処理液を再度処理槽へ供給する送液手段が、処
理液を排出する機能を兼用しているので、新たに処理液
排出用の手段を設ける必要がなく価格アップが抑えら
れ、また強制的な排出により処理液の排出時間が短縮さ
れる。
【0009】請求項2に記載の感光材料処理装置では、
処理槽内の処理液の残量が所定量以下になったとき、残
りの処理液を自然落下により排出するように送液手段を
制御しているので、送液手段が空運転することはない。
【0010】
【実施例】
〔実施例1〕図1は、本発明に係る感光材料処理装置を
示す概要断面図である。図において感光材料処理装置1
は、現像処理部2と、定着処理部3と、水洗処理部4
と、感光材料を順次各処理部に搬送するための搬送機構
5とを備えている。
【0011】現像処理部2は現像液を保有するための現
像槽6と、現像槽6の底部に設けられた排出口7から現
像液を吸引する送液ポンプP1と、送液ポンプP1に接
続され、送液された現像液を加熱または冷却して温調す
るための熱交換タンクHTと、熱交換タンクHTに接続
され、現像液中の不純物を濾過するためのフィルターF
とを備えている。
【0012】さらに、送液ポンプP1と熱交換タンクH
Tとの間には3方向電磁弁V1が設けられている。この
3方向電磁弁V1は所定の電気制御により送液ポンプP
1からの経路を熱交換タンクHT側または外部排出側の
いずれか一方へ切り替えるためのものである。通常、こ
の3方向電磁弁V1は熱交換タンクHT側に切り替えら
れており、現像槽6に保有された現像液が排出口7から
送液ポンプP1及び3方向電磁弁V1を経由し、熱交換
タンクHT及びフィルターFを通って再度現像槽6に戻
るような循環経路が構成されている。なお、現像槽6へ
の現像液の供給は、液の噴射攪拌が均一になるようにス
プレーチューブ8を介して行われる。
【0013】3方向電磁弁V1は、ソレノイドにより少
なくとも2系統に経路が切り替えられるタイプの電磁弁
であればよく、好ましくは、常時熱交換タンクHT側に
経路を構成し、通電により外部排出側に切り替えられる
ようにするのがよい。送液ポンプP1には羽根車の回転
により液流を生じさせる形式のポンプ(例えば、ターボ
型ポンプ、軸流ポンプ、遠心ポンプ、うず巻きポンプな
ど)やポンプの振動により液流を生じさせるオシレーテ
ィングポンプなどが採用される。これらのポンプは送液
中には問題はないが、液がない状態、所謂空運転におい
てはオーバーヒートなどの問題が発生するが、これにつ
いては後述する。
【0014】本実施例の定着処理部3は、定着液を保有
するための定着槽9と、定着槽9の底部に設けられた排
出口10から定着液を吸引する送液ポンプP2と、送液
ポンプP2に接続され、送液された定着液から銀を回収
する銀回収装置11とを備えている。さらに、送液ポン
プP2と銀回収装置11との間には3方向電磁弁V2が
設けられている。この3方向電磁弁V2は所定の電気制
御により送液ポンプP2からの経路を銀回収装置11側
または外部排出側のいずれか一方へ切り替えるためのも
のである。通常、この3方向電磁弁V2は銀回収装置1
1側に切り替えられており、定着槽9に保有された定着
液が排出口10から送液ポンプP2及び3方向電磁弁V
2を経由し、銀回収装置11を通って再度定着槽9に戻
るような循環経路が構成されている。この銀回収装置1
1は定着液内に溶出した銀を取り出し、定着液を再生す
るための装置である。なお、3方向電磁弁V2及び送液
ポンプP2も現像処理部2と同じものを用いればよい。
【0015】本実施例の水洗処理部4は、水洗水を保有
するための水洗槽12と、この水洗槽12の底部に設け
られた排出口13から水洗水を吸引する送液ポンプP3
と、送液ポンプP3に接続され、送液された水洗水を殺
菌・濾過して水垢の発生を防止するための水垢防止装置
14とを備えている。さらに、送液ポンプP3と水垢防
止装置14との間には3方向電磁弁V3が設けられてい
る。この3方向電磁弁V3は所定の電気制御により送液
ポンプP3からの経路を水垢防止装置14側または外部
排出側のいずれか一方へ切り替えるためのものである。
通常、この3方向電磁弁V3は水垢防止装置14側に切
り替えられており、水洗槽12に保有された水洗水が排
出口13から送液ポンプP3及び3方向電磁弁V3を経
由し、水垢防止装置14を通って再度水洗槽12に戻る
ような循環経路が構成されている。この水垢防止装置1
4は水洗水中のバクテリアを殺菌するための殺菌剤また
は抗菌剤を含有するフィルターを有し、バクテリアの殺
菌と不純物の濾過とにより水垢を防止する。この水洗処
理部4においても、3方向電磁弁V3及び送液ポンプP
3は現像処理部2と同じものを用いればよい。
【0016】なお、本実施例では定着槽9に銀回収装置
11を、また水洗槽12に水垢防止装置14を接続して
いるが、例えば定着であれば現像と同じく熱交換タンク
やフィルターを接続し、水洗であればイオン交換樹脂に
よって不要な定着液成分を除去し、水洗水をリフレッシ
ュする水洗水再生装置など他の装置を接続してもよい。
【0017】搬送機構5は、感光材料を挟持して搬送す
るために各処理部2〜4内に設けられた複数の搬送ロー
ラ15と、搬送ローラ15を駆動するための搬送モータ
Mとを備えている。また、感光材料処理装置1には現像
槽6に現像液を補充し、定着槽9に定着液を補充するた
めの補充装置16が接続されている。この補充装置16
は補充用の現像液および定着液を各々格納するための補
充タンク17および補充タンク18と、この現像液およ
び定着液を各処理槽に供給するための補充ポンプP4お
よび補充ポンプP5とからなる。また、水洗水の補充は
一般の水道から行われ、本実施例では電磁弁V4を開閉
操作して、水道水を適宜水洗槽12に供給するようにし
ている。なお、全ての処理槽6、9、12には各処理液
の液位の上限を規定するためのオーバーフロー管OFが
設けられており、オーバーフロー管OFより流れ出た処
理液は外部へ排出される。
【0018】本実施例では、マイクロコンピュータなど
からなる制御手段19により各部の制御が行われ、送液
ポンプP1〜P3や、3方向電磁弁V1〜V3も制御手
段19により制御される。次に、本発明に係る感光材料
処理装置の動作について説明する。図2は、感光材料処
理装置1の作業開始時と終了時の動作手順を示すフロー
チャートである。なお、このフローチャートでは水洗水
の供給・排出動作のみ記載してあり、現像及び定着にお
ける供給・排出動作については同じ動作であるため省略
してある。
【0019】まず、電源を投入すると、ステップS1で
各部の初期設定が行われる。次に、ステップS2では水
洗槽12内に水洗水があるか否かを確認する。この確認
は、本実施例の感光材料処理装置1は水洗槽12内に水
を満たした状態か、または空の状態かどちらかの状態で
作業を終了できるので、予め作業前に水洗槽12に設け
た液面センサー(図示しない)等により水洗水の有無を
確認する必要があるために行われる。なお、作業終了時
には水洗水を排出するように固定しておいてステップS
2での判断を省略したり、他方作業終了時に水洗水を残
しておいてステップS2から後述するステップS6まで
を省略してもよい。ステップS2で水洗水があると判断
された場合はステップS7に移行し、感光材料処理装置
1の水洗水の交換などの一般の処理が行われる。
【0020】ステップS2で水洗水がないと判断された
場合はステップS3〜S6において水洗水の供給動作を
行う。まず、ステップS3では3方向電磁弁V3(以後
単に電磁弁と称す。)を水垢防止装置14側(以下循環
側と称す。)に切り替える。ステップS4では電磁弁V
4を開放して水道水を水洗槽12内に供給する。水洗水
が満水になるまでの時間は予め求められてあり、ステッ
プS5ではこの時間が経過するか否かを判断する。この
時間が経過すると、水洗水が満水になったと判断してス
テップS6で電磁弁V4を閉止する。なお、水洗水が満
水になるか否かの判断は液面センサーなどを用いて行っ
てもよい。水洗水が供給されれば、ステップS7で水道
水の交換を含む所定の処理が行われる。
【0021】処理作業が終了するまではステップS7で
所定の処理が継続されるが、ステップS8で処理の終了
が選択されたら、次のステップS9へ進む。このステッ
プS9では作業の終了に伴って水洗水を排出するか否か
を決定する。本実施例では予め作業後に排水するか否か
の決定データを作業中または作業前に制御手段19内の
メモリに記憶しておき、そのデータに基づきステップS
9での決定を自動的に行っている。ステップS9で水洗
水を排水すると決定した場合、次のステップS10以降
に進み、排水しない場合ステップS20に進む。ステッ
プS10〜S15は水洗液の排出に係る動作を行ってい
る。
【0022】ステップS10では電磁弁V3を外部排出
側に切り替え、水洗水の排出を開始する。そして、ステ
ップS11では送液ポンプP3を稼動させる。電磁弁V
3はステップS10にて外部排出側に切り替えられてい
るので、送液ポンプP3を稼動させると水洗水は外部排
出側に強制的に排出される。この水洗水の排出は送液ポ
ンプP3より強制的に行われるため、自由落下による自
然排水よりも排出速度が速く、従って排出時間の短縮に
つながる。
【0023】前述したように送液ポンプP3には一般的
に、ターボ型ポンプ、軸流ポンプ、遠心ポンプ、うず巻
きポンプまたオシレーティングポンプなどを採用してい
るが、これらのポンプでは液がない状態での運転、所謂
空運転は機構上好ましくない。従って、送液ポンプP3
が空運転しない程度の水洗水が残っている間は、送液ポ
ンプP3を稼動して強制的に排出し、水洗水の残量が少
なくなって送液ポンプP3が空運転する直前にこの送液
ポンプP3を停止して、残りの水洗水は自然落下により
排出するようにしている。このため予め送液ポンプが空
運転する直前までの時間を求めて制御手段19のメモリ
に記憶しておき、ステップS12でこの時間が経過する
か否かを判断している。従って、ステップS12でこの
時間を経過すると、次のステップS13において送液ポ
ンプP3が空運転しないように送液ポンプP3を停止す
る。なお、この実施例では送液ポンプP3の停止は時間
経過により行っているが、適宜の液面センサーにより水
洗水の水位を求め、その結果により送液ポンプP3の停
止タイミングを決定してもよい。
【0024】次のステップS14では残りの水洗水が自
然排出されるまでの時間が経過したか否かを判断してい
る。ステップS14にて所定の時間が経過し、水洗水が
全部排出されたら次のステップS15に進む。このステ
ップS15では水洗水を水洗槽12に供給した状態で作
業を終了するか否かを判断する。すなわち、ステップS
9での判断と同様に予めメモリに記憶させておいた決定
データにより自動的に判断を行っている。水洗水を供給
しない場合はステップS20に進み、その他の終了処理
を行って水洗槽12を空にした状態で作業を終了する。
【0025】ステップS15で水洗水を新たに供給する
場合、続くステップS16以降に進む。このステップS
16〜S19は前述のステップS3〜S6と同じである
ため、ここでの説明は省略する。最後にステップS20
でその他の終了処理を行って作業を終了する。次に、図
3を用いて図2のフローチャートのステップS7(所定
の処理)における水洗水の交換について説明する。
【0026】図3は、水洗水を交換するときの動作を説
明するフローチャートである。図において、ステップS
30では処理中に水洗水を交換するようにオペレータか
ら指示があったか否かを判断する。ステップS30にて
水洗水の交換指示が出された場合、次のステップS31
で感光材料の処理を禁止する警告を出力する。これは表
示装置による警告表示やブザーなどによる警報だけでな
く、例えば搬送機構5の搬送モータMを停止して感光材
料が新たに搬送されないようにする実質的な禁止措置を
も含む。なお、ステップS30で水洗水の交換指示が出
された場合でも、感光材料が何れかの処理槽内を搬送中
である場合は、少なくともこの感光材料の処理が終わる
までは搬送機構5を駆動させておく。
【0027】ステップS31で警告が出力された後、ス
テップS32〜S36において水洗水の排出が行われ、
ステップS37〜S40において水洗水の供給が行われ
る。このステップS32〜S36は前記ステップS10
〜S14と同じであり、またステップS37〜S40は
前記ステップS3〜S6と同じであるため、ここでの説
明は省略する。ステップS40までで新たな水洗水が供
給されて水洗水の交換が終了すれば、ステップS41で
警告を解除して、通常の処理に戻る。 〔実施例2〕図4は本発明に係る感光材料処理装置の他
の実施例の一部を示す概要断面図である。なお、この図
においては水洗処理部4のみを記載している。図におい
て水洗槽12、排出口13、送液ポンプP3、水垢防止
装置14は実施例1と同じものである。この実施例2で
は電磁弁V5は2方向電磁弁であり、送液ポンプP3か
ら電磁弁V5までを直線経路で配管する。水垢防止装置
14への循環経路は送液ポンプP3と電磁弁V5との直
線経路から側方に分岐して設けておく。従って、この実
施例2では送液ポンプP3は水垢防止装置14へ常時接
続されており、電磁弁V5が開放することにより外部排
出側へも水洗水が流出するが、このとき配管を前記のよ
うに構成しているため、送液ポンプP3からの水洗水は
ほとんど外部排出側へ流れ、水垢防止装置14側へは極
少量しか流れない。この実施例2では、実施例1の3方
向電磁弁のかわりに通常の2方向電磁弁を用いているた
め安価であるという利点がある。 〔他の実施例〕本実施例では単に処理液の交換をするた
めの処理液の供給・排出作業について述べているが、例
えば、処理槽を清掃するために何度か洗浄水を供給・排
出して処理槽内を水洗いするときにも用いることができ
る。従来、処理槽の清掃は処理槽内に水洗いのための洗
浄水を入れ、循環手段や搬送機構を稼働させて汚れを落
とす工程を数回繰り返していた。本発明ではオペレータ
が待機していなくても自動的で、かつ高速に排水ができ
るため、上記のような清掃を行う場合特に有効である。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の感光材料処理装置によ
れば、切替手段を排出側に切り替えて、再度処理槽に処
理液を供給する送液手段を稼動させて処理液を強制的に
排出しているので、新たに処理液排出用の手段を設ける
必要がなく価格アップが抑えられ、かつ処理液の排出時
間を短縮できる。
【0029】請求項2に記載の感光材料処理装置によれ
ば、処理槽内の処理液の残量が所定量以下になったと
き、送液手段を停止して残りの処理液を自然落下により
排出しているので、空運転による送液手段の故障を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る感光材料処理装置を示す概要断面
図。
【図2】感光材料処理装置の動作を示すフローチャー
ト。
【図3】水洗水の交換動作を示すフローチャート。
【図4】実施例2の感光材料処理装置の一部を示す概要
断面図。
【符号の説明】
1 感光材料処理装置 6 現像槽 7、10、13 排出口 9 定着槽 12 水洗槽 19 制御手段 P1、P2、P3 送液ポンプ V1、V2、V3 3方向電磁弁 V5 2方向電磁弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光材料を処理する処理槽の底部近傍に設
    けられた排出口から処理液を吸引し、所定の経路を経て
    再度前記処理槽に処理液を供給する送液手段を備えた感
    光材料処理装置であって、 前記送液手段により吸引された処理液を前記処理槽への
    供給と排出側とに切り替える切替手段と、 前記切替手段を排出側に切り換え、前記送液手段を稼働
    させて処理液を排出するように、前記切替手段及び前記
    送液手段を制御する制御手段と、を有する感光材料処理
    装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、 前記送液手段を稼働させて処理液を排出している際に、
    前記処理槽内の処理液の残量が所定量以下になったと
    き、残りの処理液を自然落下により排出するように前記
    送液手段を停止させる請求項1に記載の感光材料処理装
    置。
JP11130694A 1994-05-25 1994-05-25 感光材料処理装置 Pending JPH07319137A (ja)

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