JPS63287589A - 写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置 - Google Patents

写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置

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JPS63287589A
JPS63287589A JP12174487A JP12174487A JPS63287589A JP S63287589 A JPS63287589 A JP S63287589A JP 12174487 A JP12174487 A JP 12174487A JP 12174487 A JP12174487 A JP 12174487A JP S63287589 A JPS63287589 A JP S63287589A
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waste liquid
evaporation
photographic processing
evaporating
ammonium
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Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
Shigeharu Koboshi
重治 小星
Nobutaka Goshima
伸隆 五嶋
Naoki Takabayashi
高林 直樹
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Konica Minolta Inc
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    • B01DSEPARATION
    • B01D1/00Evaporating
    • B01D1/0082Regulation; Control
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/02Treatment of water, waste water, or sewage by heating
    • C02F1/04Treatment of water, waste water, or sewage by heating by distillation or evaporation
    • C02F1/048Purification of waste water by evaporation

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、写真用自動現像機による写真感光材料の現
像処理に伴い発生する廃液(以下、写真  ゛処理廃液
ないし廃液と略称)を蒸発処理する蒸発濃縮処理装置に
間し、特に、自動現像機内若しくは自動現像機の近傍に
配置して処理するのに適した写真処理廃液の蒸発濃縮処
理装置に関する。
(発明の背景) 一般に、ハロゲン化銀写真感光材料の写真処理は、黒白
感光材料の場合には現像、定着、水洗等、カラー感光材
料の場合には発色現像、漂白定着(又は漂白、定着)、
水洗、安定化等の機能の1つ又は2つ以上を有する処理
液を用いた行程を組合せて行なわれている。
そして、多量の感光材料を処理する写真処理においては
、処理によって消費された成分を補充し一方、処理によ
って処理液中に溶出或いは蒸発によって濃化する成分く
例えば現像液における臭化物イオン、定着液における銀
錯塩のような)を除去して処理液成分を一定に保つこと
によって処理液の性能を一定に維持する手段が採られて
おり、上記補充のために補充液が処理液に補充され、写
真処理における濃厚化成分の除去のために処理液の一部
が廃棄されている。
近年、補充液は水洗の補充液である水洗水を含めて公害
上や経済的理由から補充の量を大幅に減少させたシステ
ムに変わりつつあるが、写真処理廃液は自動現像機の処
理槽から廃液管によって導かれ、水洗水の廃液や自動現
像機の冷却水等で稀釈されて下水道等に廃棄されている
しかしながら、近年の公害規制の強化により、水洗水や
冷却水の下水道や河川への廃棄は可能であるが、これら
以外の写真処理液[例えば、現像液、定着液、発色現像
液、漂白定着液(又は漂白液、定着液)、安定液環コの
廃棄は、実質的に不可能となっている。このため、各写
真処理業者は廃液を専門の廃液処理業者に回収料金を払
って回収してもらったり公害処理設備を設置したりして
いる。しかしながら、廃液処理業者に委託する方法は、
廃液を貯溜しておくのにかなりのスペース    ゛が
必要となるし、またコスト的にも極めて高価であり、さ
らに公害処理設備は初期投資(イニシャルコスト)が極
めて大きく、整備するのにかなり広大な場所を必要とす
る等の欠点を有している。
従って、一般には廃液回収業者によって回収され、二次
及び三次処理され無害化されているが、回収費の高騰に
より廃液引き取り価格は年々高くなるばかりでなく、ミ
ニラボ等では回収効率は悪いため、なかなか回収に来て
もらうことができず、廃液が店に充満する等の問題を生
じている。
これらの問題を解決するために写真処理廃液の処理をミ
ニラボ等でも容易に行えることを目的として、写真処理
廃液を加熱して水分を蒸発乾固ないし固化することが研
究されており、例えば、実開昭60−70841号等に
示されている。ところで、発明者等の研究では写真処理
廃液を蒸発処理した場合、要硫酸ガス、硫化水素、アン
モニアガス等の有害ないし極めて悪臭性のガスが発生す
る。これは写真処理液の定着液や漂白定着液としてよく
用いられるチオ硫酸アンモニウムや亜硫酸塩(アンモニ
ウム塩、ナトリウム塩又はカリウム塩)が高温のため分
解することによって発生することがわかった。更に蒸発
処理時には写真処理廃液中の水分等が蒸気となって気体
化することにより体積が膨張し、蒸発釜中の圧力が増大
する。このためこの圧力によって蒸発処理装置から前記
有害ないし悪臭性のガスが装置外部へもれ出してしまい
、作業環境上極めて好ましくないことが起る。
そこで、これらを解決するために実開昭60−7084
1号には蒸発処理装置の排気管部に活性炭等の排ガス処
理部を設ける方法が開示されている。しかし、この方法
は写真処理廃液中の多量の水分による水蒸気により、排
ガス処理部で結露又は凝結し、ガス吸収処理剤を水分が
覆い、ガス吸収能力を瞬時に失わせてしまう重大な欠点
を有しており、未だ実用には供し得ないものであった。
これらの問題点を解決するために、この発明者等は写真
処理廃液を蒸発処理するに際し、蒸発によって生じる蒸
気を凝縮させる冷却凝縮手段を設け、さらに凝縮によっ
て生じる凝縮液を処理するとともに非凝縮成分について
も処理して外部へ放出する写真処理廃液の濃縮処理方法
及び装置について先に提案した。
しかしながら、写真処理廃液を蒸発濃縮処理し、このと
き濃縮度が上昇すると、イオウ系の悪臭ガスの発生が大
幅に増加する欠点を有している。また、このイオウ系の
悪臭ガスの発生量が増加すると、遊離イオウの発生も始
まり、凝縮液は下水等に排出不可能な状態になってしま
う。このため、濃縮の進行によるイオウ系の悪臭カスの
発生を抑えるべく種々の研究、実験を行なったところ、
写真処理廃液の蒸発濃縮時の温度を沸騰しな。
い範囲にし、蒸発成分の一部を加熱蒸発手段へ戻すこと
により、蒸発濃縮進行時に起こる悪臭の硫化水素の発生
や、遊離イオウの発生を防止できることを見い出した。
(発明の目的) この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、この発明の第1の目的は写真処理廃液の蒸発濃縮処
理進行時に生じる悪臭及び遊離イオウ等の発生を防止す
ることが可能な写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置を提供
することである。
(問題点を解決するための手段) この発明の前記の問題点を解決するために、写真処理廃
液を加熱して蒸発濃縮せしめる加熱手段及び蒸発手段と
、蒸発した蒸気を冷却凝縮する凝縮手段とを有する写真
処理廃液の蒸発濃縮処理装置において、航記凝縮手段に
よって凝縮された蒸発成分の一部を前記蒸発手段へ戻し
、前記蒸発する写真処理廃液の温度を沸騰しないように
制御する手段を有することを特徴としている。
ざらに、好ましくは前記蒸発成分の一部を蒸発手段へ戻
すのを、冷却凝縮手段を通過した蒸発成分を含む気体を
蒸発手段へ送る手段で構成する。
この発明の蒸発する写真処理廃液の温度は、好ましくは
30℃〜90℃の写真処理廃液を沸騰しない温度に設定
される。加熱手段による単位時間当り1Kcalの加熱
に対して、蒸発手段へ戻す蒸発成分を含む気体流量を単
位時間当り1■〜3001の範囲とすることが熱効率の
ために好ましい。さらに、この蒸発手段へ戻す蒸発成分
を含む気体流量は単位時間当り31〜2001の範囲と
することが好ましい。
この発明における蒸発手段は、いかなる形態であっても
よく、立方体、円柱、四角柱をはじめとする多角柱、円
錐、四角錐をはじめとする多角錐やこれらのうちのいく
つかを組み合わせたものであワても良いが、加熱手段近
傍と底部における写真処理廃液の温度差が大きくなるよ
うに縦長であることが好ましい。
蒸発手段の材質は、耐熱性ガラス、チタン、ステンレス
、カーボンスチール等の耐熱性の材質であればいかなる
素材であってもよいが、安全性や耐腐食性の点からステ
ンレス(好ましくは5US304や5US316、特に
好ましくは5US316)やチタンが好ましい。
この発明において加熱手段とは、ニクロム線であっても
良いし、カートリッジヒーター、石英ヒーター、テフロ
ンヒーター、棒ヒーターやパネルヒーターのように加工
成型されたヒーターであっても良い。加熱手段は蒸発手
段中の廃液の中に設置してもよいが、この発明の効果を
より高めるとともに、加熱手段の表面に写真処理廃液が
こげ付くことによって起こる熱効率の低下や腐食をさけ
るために、蒸発手段の外部に設けて蒸発手段の壁を通じ
て蒸発手段中の廃液を加熱することが好ましい。
加熱手段の設置位置は、蒸発手段の廃液を加熱できる位
置であれば、いずれの位置であっても良いが、特願昭6
1−288328号に記載されたように、蒸発手段中の
写真処理廃液の上方部を加熱するように加熱手段を設置
し、加熱手段近傍における写真処理廃液と写真処理廃液
の底部における温度に差か生じるようにすることが好ま
しく、この温度差が5℃以上になるように加熱手段を設
置することか、この発明の効果をより高くするために好
ましい。
この発明の蒸発した蒸気を冷却凝縮する手段を有し、冷
却凝縮する手段にはあらゆる種類の熱交換手段を採用で
き、 (1)シェルアンドチューブ型(多管型、套管型) (2)二重性型 (3)コイル型 (4)らせん型 (5)プレート型 (6)フィンチューブ型 (7)トロンポーン型 (8)空冷型 のいずれの構成であってもよい。
熱交換型リボイラー技術を用いることもでき、(1)垂
直サーモサイフオン型 (2)水平サーモサイフオン型 (3)溢流管束型Cケトル型) (4)強制循環型 (5)内挿型 等を採用してもよい。
さらに、コンデンサー形式の熱交換技術を採用してもよ
く、 (1)ダイレクトコンデンサー形式 (2)塔内層形式 (3)塔頂部設置式 (4)分離形式 等のいずれであってもよい。
また、クーラーを用いることも可能であり、クーラーの
形式も任意である。
空冷式熱交換器の採用も有利であり、 (1)押込通風式 (2)吹込通風式 のいずれであってもよい。
好ましい実施態様は、この冷却凝縮する手段が蒸発した
蒸気を排出する蒸気排出管に放熱板(空冷用ファン)を
設置した放熱板装置として構成されており、この放熱板
上に水を供給する手段を有していることである。この場
合、水は、シャワー上に放熱板装置の上から放熱板上に
供給されることが好ましい。水は、例えば、水道水の蛇
口から必要に応じてバルブや電磁弁を介して放熱板上に
供給されてもよく、この場合水を供給する手段とは、水
道の蛇口、水の供給管等を示すが、好ましくはため水で
、前記したような種々の定量ポンプや非定量ポンプを介
して放熱板上に供給されることが好ましく、特に、好ま
しくは放熱板装置の下部に設けられたため水タンクの水
が、ポンプを介して放熱板上にシャワー状に供給されて
再び下部のため水タンクにたまるという具合に、ため水
か循環するように構成されていることである。この場合
、ため水タンクには液面レベルセンサを設置し、液面レ
ベルが一定以下になった時、信号を発信すれば、ため水
がなくなったことを知ることができ、再び水を供給する
のが良い。
冷却凝縮する手段が蒸発した蒸気を排出する蒸気排出管
に放熱板(空冷用ファン)を設置した放熱板装置として
構成されており、この放熱板上に水を供給する手段を有
している場合、同時に空冷用の扇風機を有していること
が好ましいが、特に、この場合、空冷用の扇風機は空気
が放熱板装置を通って、この発明の蒸発濃縮処理装置外
へ放出されるように設置されていることが、この発明の
蒸発濃縮処理装置内の電装部での凝結を防ぐことができ
るため好ましい。
蒸発した蒸気を冷却濃縮することによフて得られた凝縮
液は、凝縮液を貯溜する槽(溜液タンク)中に貯溜され
るが、この溜液タンクはこの発明の蒸発濃縮装置の内部
に設置することがスペースを小さくでき好ましく、この
場合、溜液タンクは引き出し可能な架台上に設置される
ことが作業性を良くするため好ましい。
この発明の蒸発濃縮処理装置は、蒸発した蒸気を冷却凝
縮する手段を有していることが必要であり、これによっ
て得られた凝縮液を、(1)凝縮液に対し、下記(A)
〜(J)から選ばれる少なくとも1つの2次処理を行な
うこと、即ち、(A)活性炭処理、(B)紫外線照射処
理、(C)逆浸透処理、(D)酸化剤処理、(E)電解
酸化処理、(F)エアレーション処理、(G)電気透析
処理、(H)再蒸溜処理、(1)イオン交換樹脂処理、
(J)pH調整を行なうこと、(2)凝縮液を、写真処
理液の溶解水として用いることである。
この発明の写真処理廃液の凝縮液を吸着処理する際に用
いる吸着性物質としては1面記活性炭の他、次のような
物質を用いることができる。
(1)粘土物質 (2)ポリアミド系高分子化合物 (3)ポリウレタン系高分子化合物 (4)フェノール樹脂 (5)エポキシ樹脂 (6)ヒドラジド基を有する高分子化合物(7)ポリテ
トラフルオロエチレンを有する高分子化合物 (8)1価又は多価アルコールメタクル酸モノエステル
−多価アルコールメタクリル酸 (9)ポリエステル共重合体 これら(1)〜(9)の物質の詳細については、特願昭
59−124639号(特に第62〜66頁)の記載内
容を参照できる。
ざらに、この発明の蒸発手段、加熱手段及び凝縮手段の
構成は、この出願人が先に出願した特願詔62−694
35号、同62−69436号、及び同62−6943
7号に詳細に記載されている。
次に、この発明による処理を行うことができる写真処理
廃液の代表例について詳述する。但し、以下には処理さ
れる写真材料がカラー用である場合の写真処理液につい
て主に述べるが、写真処理廃液はこれら写真処理液を用
いてハロゲン化銀カラー写真材料を処理する際に出るオ
ーバーフローイ夜がほとんどである。
発色現像液は発色現像処理行程(カラー色画像を形成す
る行程であり、具体的には発色現像主薬の酸化体とカラ
ーカプラーとのカップリング反応によってカラー色画像
を形成する行程)に用いる処理液であり、従って、発色
現像処理行程においては通常発色現像液中に発色現像主
薬を含有させることが必要であるが、カラー写真材料中
に発色現像主薬を内蔵させ、発色現像主薬を含有させた
発色現像液又はアルカリ液(アクチベーター液)で処理
することも含まれる。発色現像液に含まれる発色現像主
薬は芳香族第1級アミン発色現像主薬であり、アミノフ
ェノール系及びp−フェニレジナミンアミン系の誘導体
が含まれる。
上記アミノフェノール系現像剤としては例えば、0−ア
ミノフェノール、p−アミノフェノール、5−アミノ−
2−オキシ−トルエン、2−アミノ−3−オキシ−トル
エン、2−オキシ−3−アミノ−1,4−ジメチル−ベ
ンゼンが含まれる。
発色現像液は、現像液に通常用いられるアルカリ剤を含
むことがあり、更に種々の添加剤、例えばベンジルアル
コール、ハロゲン化アルカリ金属あるいは現像調節剤、
保恒剤を含有することもある。更に、各種消泡剤や界面
活性剤を、またメタノール、ジメチルホルムアミドまた
はジメチルスルホキシド等の有機溶剤等を適宜含有する
こともある。
また、発色現像液には必要に応じて酸化防止剤が含有さ
れてもよい。更に発色現像液中には、金属イオン封鎖剤
として、種々なるキレート剤が併用されてもよい。
漂白定着液は漂白定着行程(現像によって生成した金属
銀を酸化してハロゲン化銀に代え、次いで水溶性の錯体
を形成すると共に発色剤の未発色部を発色させる行程)
に用いられる処理液であり、漂白定着液に使用される漂
白剤はその種類を問わない。
なお、漂白定着液には各種pHM衝剤を単独あるいは2
種以上組合わせて含有することがある。
さらにまた、各種の蛍光増白剤や消泡剤あるいは界面活
性剤を含有することがある。また重亜硫酸付加物等の保
恒剤、アミノポリカルボン酸等の有機キレート化剤ある
いはニトロアルコール、硝酸類等の安定剤、有機溶媒等
を適宜含有することもある。更には、漂白定着液は、特
開昭46−280号、特開昭45−8506号、同46
−556号、ベルギー特許第770,910号、特公昭
45−8836号、同53−9854号、特開昭54−
71634号及び同49−42349号等に記載されて
いる種々の漂白促進剤を添加することがある。
この発明において水洗代替安定化処理と組合せる機能の
処理と処理廃液量が少なくて熱交換による効果が大きく
好ましい。
安定液にはカラー画像を安定化させる機能の処理と水洗
ムラ等の汚染を防止する水切り浴的機能の安定液もある
。他にはカラー画像を着色する着色調整液や、帯電防止
剤を含んだ帯電防止液もこれらの安定液に含まれる。安
定液には前浴がら漂白定着成分が持ち込まれるときには
、これらを中和化、脱塩及び不活性化し色素の保存性を
劣化させない工夫がされる。
このような安定液に含まれる成分としては鉄イオンとの
キレート安定度定数が6以上(特に好ましきは8以上)
であるキレート剤がある。これらのキレート剤は、有機
カルボン酸キレート剤、有機リン酸キレート剤、ポリヒ
ドロキシ化合物、無機リン酸キレート剤等があり、この
発明の効果のために特に好ましくはジエチレントリアミ
ン五酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホス
ホン酸やこれらの塩である。これらの化合物は一般に安
定液IILについて約0.1g〜10gの濃度、更に好
ましくは、安定液IJZについて約0゜5g〜5gの濃
度で使用される。
安定液に添加される化合物としては、アンモニウム化合
物がある。これらは各種の無機化合物のアンモニウム塩
によって供給されるが、具体的には水酸化アンモニウム
、臭化アンモニウム、炭酸アンモニウム、塩化アンモニ
ウム、次亜リン酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、
亜リン酸アンモニウム、フッ化アンモニウム、酸性フッ
化アンモニウム、フルオロホウ酸アンモニウム、ヒ酸ア
ンモニウム、炭酸水素アンモニウム、フッ化水素アンモ
ニウム、硫酸水素アンモニウム、硫酸アンモニウム、ヨ
ウ化アンモニウム、硝酸アンモニウム、五ホウ酸アンモ
ニウム、酢酸アンモニウム、アジピン酸アンモニウム、
ラウリルトリカルボン酸アンモニウム、安息香酸アンモ
ニウム、カルバミン酸アンモニウム、クエン酸アンモニ
ウム、ジエチルジチオカルバミン酸アンモニウム、ギ酸
アンモニウム、リンゴ酸水素アンモニウム、シュウ酸水
素アンモニウム、フタル酸水素アンモニウム、酒石酸水
素アンモニウム、乳酸アンモニウム、リンゴ酸アンモニ
ウム、マレイン酸アンモニウム、シュウ酸アンモニウム
、フタル酸アンモニウム、ピクリン酸アンモニウム、ピ
ロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム、サルチル酸
アンモニウム、コハク酸アンモニウム、スルファニル酸
アンモニウム、酒石酸アンモニウム、チオグリコール酸
アンモニウム、2,4.6−)ソニトロフェノールアン
モニウム等である。これらのアンモニウム化合物の添加
量は安定液iIL当り0゜05〜100gの範囲で用い
られる。
安定液に添加される化合物としては、pHA整剤、5−
クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、
2−オクチル−4−イソチアゾリン−3−オン、1−2
−ベンツイソチアゾリン−3−オンの他特願昭59−1
46325号(第26〜30頁)記載の防パイ剤、水溶
性金属塩等の保恒剤、エチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリビニルピロリドン(pvpに−15
、ルビスコールに−17等)等の分散剤、ホルマリン等
の硬膜剤、蛍光増白剤等が挙げられる。
とりわけ、この発明においては、前記防パイ剤を含有し
た水洗代替安定液を用いる際に蒸発処理装置内にタール
の発生が少ないため特に好ましく用いられる。
処理される感光材料がネガ用である場合、このネガ用安
定液には写真画像保存性改良のため、アルデヒド誘導体
が添加されることがある。
前記ネガ用安定液には必要に応じて各種の添加剤、例え
ば、水滴ムラ防止材、pH調整剤、硬膜剤、有機溶媒、
調湿剤、その他色調剤等処理効果を改善、拡張するため
の添加剤が加えられることがある。
この発明における水洗代替安定液を用いて行なう安定化
処理とは通常の多量の流水を使用して写真感光材料中に
付着あるいは浸透した前段階の処理液を洗い流す処理で
はなく、安定洛中に写真感光材料の単位面積当りわずか
30mu/m2〜9000m X 7m” 、より好ま
しくは60m 17m2〜3000m j!/m”補充
をすることによって上記と同等以上の作用を有するもの
であり、具体的には特開昭58−134636号に記載
のような画像安定化処理をさす。
従って、この発明に係る水洗代替安定液を使用した場合
には従来のように水洗のための自動現像機の外部へ給排
管の設備を必要としない。
またカラーベーパー用発色現像液や安定液でスチルベン
系蛍光増白剤を用いることがある。
前記発色現像液の廃液に含まれる成分は、前記各種成分
ないし添加剤及び処理される写真材料から溶出し蓄積す
る成分等である。
前記漂白定着液及び安定液の廃液に含まれる成分は、前
記各種成分ないし添加剤及び処理される写真材料から溶
出し蓄積する成分等である。
この発明の蒸発濃縮処理装置において、廃液が写真処理
廃液であり、チオ硫酸塩、亜硫酸塩、アンモニウム塩を
多量に含有する場合に有効であリ、特に有機酸第2鉄錯
塩及びチオ硫酸塩を含有する場合極めて有効である。
この発明の好ましい適用例としては自動現像機による写
真感光材料の現像処理に伴ない発生する写真処理廃液を
自動現像機内もしくはその近傍にて処理を行なうのに通
している。ここで、自動現像機及び写真処理廃液につい
て説明する。
自動現像機 第1図において自動現像機は符号100で指示されてお
り、図示のものはロール状の写真感光材料Fを、発色現
像槽CD、漂白定着MIBF、安定化処理槽sbに連続
的に案内して写真処理し、乾燥り後、巻き取る方式のも
のである。101は補充液タンクでありセンサ102に
より写真感光材料Fの写真処理量を検知し、その検出情
報に従い制御装置103により各処理槽に補充液の補充
が行われる。
各写真処理槽に対し補充液の補充が行われるとオーバー
フロー廃液として処理槽から排出され、ストックタンク
104に集められる。オーバーフローした写真処理廃液
をストックタンク104に移す手段としては、案内管を
通して自然啓上させるのが簡易の方法である。ポンプ等
より強制移送する場合もあり得る。
また上記した如く、各写真処理槽CD、BF、sbに写
真処理廃液中の成分に相違が有るが、この発明において
は、全ての写真処理廃液を混合し一括処理することが好
ましい。
(実施例) 第2図はこの発明の写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置を
さらに具体的に示す概略構成図を示す構成図である。
図において符号1は蒸発手段としての蒸発釜で、その上
部は蓋2で密閉され、その内部には袋状のナイロンシー
ト3が脱着可能に設けられ、これに写真処理廃液が所定
量貯溜されている。
この蒸発釜1には配管4を介して廃液貯溜タンク5と接
続されており、液送ポンプ6の駆動で写真処理廃液が供
給される。蒸発釜1内には上液面レベル検出センサ7と
上液面レベル検出センサ8とが設けられ、写真処理廃液
の液面が監視されており、コントローラ9によフて液送
ポンプ6を駆動して液面を常に一定に保持するようにな
っている。また、蒸発釜1の下部には加熱手段であるヒ
ータ10が設けられ、このヒータ10は蒸発釜1の内部
に設けられた温度センサ11から得られる温度情報に基
づいて、コントローラ9によって温度制御され、ヒータ
10は蒸発釜1内部に貯溜された写真処理廃液を加熱す
る。
この写真処理廃液はモータ12て駆動する水車13で攪
拌され、写真処理廃液の蒸発を促進させて蒸気を蒸発釜
1の内部に充満させるように機能する。このモータ12
はコントローラ9によって、ON10 F Fされると
共に、回転速度の制御も行なわれる。
蒸発釜1の蓋2は両端部に開口部14.15が設けられ
、これらは循環ダクト16で連通しており、ブロワ−1
7の駆動で蒸発釜1内の蒸気を矢印方向に循環させるよ
うになっている。循環ダクト16はブロワ−17が設け
られている開口部側16aが高く、ブロワ−17が設け
られていない開口部側16bが低くなるように傾斜して
いる。
この循環ダクト16の周囲には冷却フィン17が多数段
けられ、この周囲に配置された冷却ファン18で風が送
られ、循環ダクト16の内部を蒸気が循環するとき冷却
凝縮される。この蒸発成分の一部は蒸発釜1内に戻され
、返送気体流量は蒸発効果を良好にするため好ましくは
、ヒータによって単位時間当り1Kcal加熱に対して
気体流量を単位時間当り1l〜3001の範囲とし、さ
らに好ましくは31〜2001とする。また、ビータ1
0による温度制御は蒸発釜1内の蒸発する写真処理廃液
が沸騰しない温度とし、例えば30℃〜90℃の範囲に
設定されることがこの発明の目的のため好ましい。
この循環ダクト16、ブロワ−17、冷却ファン18等
が冷却凝縮手段及び蒸発成分の一部を蒸発手段に戻す手
段を構成している。
この冷却凝縮で得られる凝縮水は配管19を介して蒸留
液タンク20に回収され、蒸留液タンク20は活性炭2
1を介して大気と連通している。
次に、この装置を用いて加熱、蒸発処理するプロセスの
概略を説明する。
自動現像機からのオーバーフロー液量201を廃液貯溜
タンク5に貯溜し、この写真処理廃液はコントローラ9
で送液ポンプ6を駆動して、蒸発釜1内に供給される。
蒸発釜1中の廃液量が増加し、上液面レベルセンサ8に
よって液面が検知されると、送液ポンプ6の作動が停止
し、同時にヒータ10のスイッチが入り、加熱蒸発が開
始される。これと同時にモータ12が駆動して、水車1
3を回転させて写真処理液を攪拌する。これにより、蒸
発釜1内が蒸気で充満される。
この蒸気はブロワ−17の駆動で、開口部14から出て
循環ダクト16へ送られ、この循環ダクト16で蒸気が
冷却されて凝縮し、凝縮水は配管19を介して蒸留液タ
ンク20に回収される。そして、蒸発成分の一部が循環
ダクト16から開口部15を介して再び、蒸発釜1内に
戻される。
この加熱蒸発によって、蒸発釜1中の廃液の液量が減少
し、液面レベルが低下し、下液面レベルセンサ7によっ
て液面が検知されなくなると、再び送液ポンプ6のスイ
ッチが入り、廃液貯溜タンク5内の廃液が蒸発釜1中へ
供給されるという動作が繰り返される。
このように、蒸発釜1内の写真処理廃液の蒸発濃縮時の
温度は、沸騰することがない温度となるように制御され
るため、蒸発濃縮時に生じる悪臭の硫化水素の発生や、
遊離イオウの発生を軽減することができる。しかも、こ
の蒸発濃縮処理では蒸気を冷却凝縮して、その蒸発成分
の一部を蒸発釜1に戻すことで、熱エネルギーを有する
気体が再使用され、加熱熱量に対する蒸発効率が向上す
る。
第3図はヒータ10と蒸留液タンク20とが配管30で
連結され、蒸留液タンク20内の空気は配管30に設け
られたエアポンプ31の駆動でヒータ10に送られる。
ここで加熱された空気は配管32を介して蒸発釜lの写
真処理廃液中に噴射され、写真処理廃液を加熱する。
蒸発釜1内で生じる蒸気は蒸気排出管33を介して熱交
換器34に送られ、ここで冷却凝縮して得られた凝縮水
は蒸留液タンク20に回収され、蒸気成分の一部が配管
30を介して蒸発釜1側へ戻される。
第4図はさらに他の実施例を示し、液送ポンプ6で写真
処理廃液を補助蒸発タンク40に送り、ここでヒータ4
1で加熱され、配管42を介して蒸発釜1に送られる。
さらに、加熱された写真処理廃液はポンプ43の駆動で
配管44を介して蒸発釜1に散布される。蒸発釜1の下
部には受台45の上に、スラッジ受け46が載置され、
バルブ47を開放して蒸発釜1に蒸発濃縮された沈殿す
るスラッジを落下させて、取り出すことができるように
なっている。
蒸発釜1の内部には液面センサ48が設けられ、液面が
低下するとコントロール9を介して送液ポンプ6を駆動
し、所定の液面となるように補助蒸発タンク40に写真
処理廃液を供給し、この補助蒸発タンク40には温度セ
ンサ49が設けられ、所定の温度になるようにヒータ4
1を制御する。なお、廃液貯溜タンク5には液面センサ
50が設けられている。
この蒸発釜1の蒸気はブロワ−51の作動で、蒸気排出
管52を介して熱交換器33に送られ、ここで冷却凝縮
されて得られる凝縮水は蒸留液タンク20に回収され、
蒸気成分の一部は蒸発釜1内に戻される。なお、蒸留液
タンク2oは活性炭53を介して大気と連通している。
[実験例] 市販のカラー写真用ペーパーを絵焼き後、次の処理行程
と処理液を使用して連続処理を行った。
基準処理工程 (1)発色現像  40℃     3分(2)漂白定
着  38℃     1分30秒(3)安定化処理 
25℃〜35℃  3分(4)乾燥    75℃〜+
00 t  約2分処理液組成 [発色現像タンク液] エチレングリコール        15m1亜硫酸カ
リウム          2.0g臭化カリウム  
          1.3g塩化ナトリウム    
       0.2g炭酸カリウム        
   24.0g3−メチル−4−アミノ−N−エチル −N−(β−メタンスルホンアミドエチルアニリンm酸
塩           5.5g蛍光増白剤(4,4
“−ジアミノスチルヘンジスルホン酸誘導体)    
   1.0gヒドロキシルアミン硫酸塩     3
.0g1−ヒドロキシエチリンデンー1.1=ニホスホ
ン酸           0.4gヒドロキシエチル
イミノジ酢酸   5.0g塩化マグネシウム・6水塩
     0.7g1、2−ジヒドロキシベンゼン− 
3.5−ジスルホン酸−二ナトリウム塩  0.2g水
を加えて11とし、水酸化カリウムと硫酸でpH10.
20とする。
[発色現像補充液] エチレングリコール        20mj!曲硫酸
カリウム           3.0g炭酸カリウム
           24.0gとドロキシアミン硫
酸塩      4.0g3−メチル−4−アミノ−N
−エチル −N− (β−メタンスルホナミドエチル)アニリンm
酸塩           7.5g蛍光増白剤(4,
4°−ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体)   
    2.5g!ーヒドロキシエチリンデンーl,1
−ニホスホン酸           0,5gヒドロ
キシエチルイミノジ酢酸   5.0g塩化マグニシウ
ム・6水塩     0.8g1、2−ジヒドロキシベ
ンゼン−3、5−ジスルホン酸−二ナトリウム塩  0
.3g水を加えて12とし、水酸化カリウムと硫酸でp
)110.70とする。
[漂白定着タンク液] エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩       60.0gエチレン
ジアミンテトラ酢酸    3.0gチオ硫酸アンモニ
ウム (70%溶液)         100.mjE亜硫
酸アンモニウム (40%溶液)         27.5mA水を加
えて全量を11とし、炭酸カリウムまたは氷酢酸でpH
7.1に調整する。
[漂白定着補充液A] エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩      260.0g炭酸カリ
ウム           42.0g水を加えて全3
111とする。
この溶液のpHは酢酸又はアンモニア水を用いて6、7
±0.1とする。
[漂白定着補充液B] チオ硫酸アンモニウム    250.0mit(70
%溶液) 亜硫酸アンモニウム      25.0miL(40
%溶液) エチレンジアミンテトラ酸W&   17.0g氷酢酸
            85.Onλ水を加えて全量
IJ2とする。
この溶液はpHは酢酸又はアンモニア水を用いて5、3
±0.1である。
[水洗代替安定タンク液及び補充液] エチレングリコール        1.0g2−メチ
ル−4−イソチアゾリン−3−オン         
      0.20g1−ヒドロキシエチリデン−1
.1 −ニホスホン酸(60%水溶液   1.0gアンモニ
ア水(水酸化アンモニウム 25%水溶液)           2.0g水で1
党とし、50%硫酸でpH7.0とする。
自動現像機に上記の発色現像タンク液、漂白定着タンク
液及び安定タンク液を満たし、前記市販のカラー写真ペ
ーパー試料を処理しながら3分間隔毎に上記した発色現
像補充液と漂白定着補充液A.Bと安定補充液をベロー
ズポンプを通じて補充しながらランニングテストを行っ
た。補充量はカラーペーパー1d当りそれぞれ発色現像
タンクへの補充量として190mj2,5自走着タンク
への補充量として漂白定着補充液A、B各々50mfi
、安定化槽への補充量として水洗代替安定補充液を25
0mJZ補充した。なお、自動現像機の安定化槽は試料
の流れの方向に第1槽〜第3糟となる安定槽とし、最終
槽から補充を行い、最終槽からのオーバーフロー液をそ
の前段の槽へ流入させ、さらにこのオーバーフロー液を
またその前段の糟に流入させる多槽向流方式とした。
水洗代替安定液の総補充量が安定タンク容量の3倍とな
るまで連続処理を行った。
ただし、写真処理廃液中には予め炭酸カリウム20g/
ILを溶解させ、消泡剤FSアンチフオーム025(ダ
ウコーニング社製)を予め写真処理廃液中にo、z5g
/l添加した。
実施例1 第2図に示す装置で、IKwのヒータを用い、温度でO
N、0FFt、て変化させ、1にw / h rは86
0Kcalとする。プログ−の容量は10m3/hrの
ものを用いた。この結果を示す。
このように、写真処理廃液の蒸発濃縮によって、悪臭の
もとである硫化水素の発生を遅くすることができる。
実施例2 実施例1の写真処理廃液と、第2図に示す装置を使用し
た。写真処理廃液の温度は80℃となるようにヒーター
をコントロールして維持した。
電力計より加熱熱量を換算し、ブロワ−を備える場合と
、備えない場合について、ブロワ−の直前のバイブで気
体流量を測定した。
比較として第2図の気体を戻す機構になっていない第5
図に示すブロワ一部分を変更した装置でテストを行なっ
た。
悪臭の発生なしに高い濃度がこの発明では可能になり、
好ましい結果が得られた。
実施例3 写真処理廃液の温度を50℃〜70℃となるようにヒー
ターと攪拌モータをコントロールして維持して次の結果
をな。
なお、蒸発効率は加熱量に対して理論蒸発量を100%
として求めた。
(発明の効果) この発明は前記のように、写真処理廃液を蒸発濃縮して
発生する蒸気を、凝縮手段で凝縮し、この凝縮された蒸
発成分の一部を蒸発手段へ戻し、蒸発する写真処理廃液
の温度を沸騰しないようになしたから、蒸発濃縮の進行
によって起こる悪臭のもとである硫化水素の発生や、遊
離イオウの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動現像機の概略図、第2図はこの発明の一実
施例を示す概略構成図、第3図及び第4図は他の実施例
を示す構成図、第5図は比較例を示す図である。 図面中符号1は蒸発釜、5は廃液貯溜タンク、16は循
環ダクト、17は冷却フィン、18は冷却ファン、20
は蒸留液タンクである。 特 許 出 願 人  小西六写真工業株式会社第1図 第3図 第5図 手続補正書 昭和63年8月11日 1 事件の表示 昭和62年特許願第121744号 2 発明の名称 写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置 3 補正をする者 住所 東京都渋谷区代々木2丁目23番1号6 補正の
対象    明細書の発明の詳細な説明の欄、図面の簡
単な説明の欄及び図面 7 補正の内容    別紙のとおり (1)明細書第2頁第16行の「行程」を「工程」と訂
正する。 (2)同書第4頁第15行の「行える」を1行なえる」
と訂正する。 (3)同書第9頁第1行乃至第3行のrカートリッジヒ
ーター、・・・・・・されたヒーター」を「カートリッ
ジヒータ、石英ヒータ、テフロンヒータ、棒ヒータやパ
ネルヒータのように加工成型されたヒータ」と訂正する
。 (4)同書第10頁第1行の「この発明の」を「この発
明は」と訂正する。 (5)同書第12頁第15行の「冷却凝縮する手段が」
を「冷却凝縮する手段は」と訂正する。 (6)同書第10頁第16行の「行う」を「行なう」と
訂正する。 (7)同書第15頁第13行、第14行、第16行及び
第17行の「行程」を「工程」と訂正する。 (8)同書第27頁第4J4行及び第7行の「行程」を
゛「工程」と訂正する。 (9)同118頁第15行乃至′!J16行の「好まし
きは」を「好ましくは」と訂正する。 (10)同書第21頁第20行のr安定浴」を「安定液
」と訂正する。 (11)同書1J23頁第17行及び第18行の「行わ
れる」を「行なわれる」と訂正する。 (12)同書第26頁第3行の「冷却フィン1フ」を「
冷却フィン16C」と訂正する。 (13)同書第26頁第9行のrlKcal」をr1K
calLlと訂正する。 (14)同書第26頁第10行の「1l〜3001」を
「1l〜300A」と訂正する。 (15)Fl書第26頁第11行+7) r31〜20
01」を「31〜200j!Jと訂正する。 (16)同書第27頁第4行のr201Jを「20fL
」と訂正する。 (1))同書第27頁第8行の「上液面レベルセンサ8
」をr上液面レベルセンサ7」と訂正する。 (18)同書第28頁第1行乃至第2行の「下漬面レベ
ルセンサ7」をr上液面レベルセンサ8」と訂正する。 (19)同書第29頁第17行の「コントロール9」を
「コントローラ9」と訂正する。 (20)同書第30頁第5行の「熱交換器33」を「熱
交換器34」と訂正する。 (21)同書第30頁第12行の「行程」を「工程」と
訂正する。 (22)同書第30頁第12行の「行フた」を「行なっ
た」と訂正する。 (23)同書第32頁第12行の「マグネシウム」を「
マグネシウム」と訂正する。 (24)同書第34頁第9行の「(60%水溶液」を「
(60%水溶液)」と訂正する。 (25)同書第34頁第19行の「行った」を「行なっ
た」と訂正する。 (26)同書′s35頁第6行第6行7行の「行い」を
「行ない」と訂正する。 (27)同書第35頁第12行の1行りた」を「行なり
た」と訂正する。 (28)同書第35頁第18行乃至第20行のrlKw
のヒータを・・・・・・・・・−860K c a l
とする。」をrlKwのヒータを用いて加熱し、所定の
温度で攪拌水車をNo、OFFした。ここで1にw /
 h rは860KcaJlとする。」と訂正する。 (29)同書第36頁の表を次の通り訂正する。 (30)同書3436頁第15行の「ヒーター」を「ヒ
ータ」と訂正する。 (31)同書第38頁第17行の「17は冷却フィン」
を「17はブロワ−」と訂正する。 (32)図面中篇2図を別紙の通り訂正する。 (33)図面中東4図を別紙の通り訂正する。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)写真処理廃液を加熱して蒸発濃縮せしめる加熱手
    段及び蒸発手段と、蒸発した蒸気を冷却凝縮する凝縮手
    段とを有する写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置において
    、前記凝縮手段によって凝縮された蒸発成分の一部を前
    記蒸発手段へ戻し、前記蒸発する写真処理廃液の温度を
    沸騰しないように制御する手段を有する写真処理廃液の
    蒸発濃縮処理装置。
  2. (2)前記蒸発成分の一部を蒸発手段へ戻すのを、冷却
    凝縮手段を通過した蒸発成分を含む気体を蒸発手段へ送
    る手段で構成する特許請求の範囲第1項記載の写真処理
    廃液の蒸発濃縮処理装置。
  3. (3)前記加熱手段による単位時間当り1Kcalの加
    熱に対して、前記蒸発手段へ戻す蒸発成分の気体流量を
    単位時間当り1l〜300lの範囲とする特許請求の範
    囲第1項記載の写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置。
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