JPS63287587A - 写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及びその装置 - Google Patents

写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及びその装置

Info

Publication number
JPS63287587A
JPS63287587A JP12174287A JP12174287A JPS63287587A JP S63287587 A JPS63287587 A JP S63287587A JP 12174287 A JP12174287 A JP 12174287A JP 12174287 A JP12174287 A JP 12174287A JP S63287587 A JPS63287587 A JP S63287587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waste liquid
photographic processing
processing waste
heat exchange
evaporating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12174287A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
Shigeharu Koboshi
重治 小星
Nobutaka Goshima
伸隆 五嶋
Naoki Takabayashi
高林 直樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP12174287A priority Critical patent/JPS63287587A/ja
Publication of JPS63287587A publication Critical patent/JPS63287587A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C5/00Photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents
    • G03C5/26Processes using silver-salt-containing photosensitive materials or agents therefor
    • G03C5/395Regeneration of photographic processing agents other than developers; Replenishers therefor
    • G03C5/3952Chemical, mechanical or thermal methods, e.g. oxidation, precipitation, centrifugation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)
  • Photographic Developing Apparatuses (AREA)
  • Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、写真用自動現像機による写真感光材料の現
像処理に伴い発生する廃液(以下、写真処理廃液ないし
廃液と略称)を蒸発処理する蒸発濃縮処理方法及びその
装置に関し、特に、自動現像機内若しくは自動現像機の
近傍に配置して処理するのに通した写真処理廃液の蒸発
濃縮処理方法及びその装置に関する。
(発明の背景) 一般に、ハロゲン化銀写真感光材料の写真処理は、黒白
感光材料の場合には現像、定着、水洗等、カラー感光材
料の場合には発色現像、漂白定着(又は漂白、定着)、
水洗、安定化等の機能の1つ又は2つ以上を有する処理
液を用いた行程を組合せて行なわれている。
そして、多量の感光材料を処理する写真処理においては
、処理によって消費された成分を補充し一方、処理によ
って処理液中に溶出或いは蒸発によって濃化する成分(
例えば現像液における臭化物イオン、定着液における銀
錯塩のような)を除去して、処理液成分を一定に保つこ
とによって、処理液の性能をなるべく長い期間において
、一定に維持する手段が採られており、上記補充のため
に補充液が処理液に補充され、写真処理における濃厚化
成分の除去のために、処理液の一部が廃棄されている。
近年、補充液は水洗の補充液である水洗水を含めて公害
上や経済的理由から補充の量を大幅に減少させたシステ
ムに変わりつつあるか、写真処理廃液は自動現像機の処
理槽から廃液管によって導かれ、水洗水の廃液や自動現
像機の冷却水等で稀釈されて下水道等に廃棄されている
しかしながら、近年の公害規制の強化により、水洗水や
冷却水の下水道や河川への廃棄は可能であるが、これら
以外の写真処理液[例えば、現像液、定着液、発色現像
液、漂白定着液(又は漂白液、定着液)、安定液等]の
廃棄は、実質的に不可能となっている。このため、各写
真処理業者は廃液を専門の廃液処理業者に回収料金を払
って回収してもらったり公害処理設備を設置したりして
いる。しかしながら、廃液処理業者に委託する方法は、
廃液を貯溜しておくのにがなりのスペースが必要となる
し、またコスト的にも極めて高価であり、さらに公害処
理設備は初期投資(イニシャルコスト)が極めて大きく
、整備するのにかなり広大な場所を必要とする等の欠点
を有している。
従って、一般には廃液回収業者によって回収され、二次
及び三次処理され無害化されているが、回収費の高騰に
より廃液引き取り価格は年々高くなるばかりでなく、ミ
ニラボ等では回収効率は悪いため、なかなか回収に来て
もらうことができず、廃液が店に充満する等の問題を生
じている。
これらの問題を解決するために写真処理廃液の処理をミ
ニラボ等でも容易に行えることを目的として、写真処理
廃液を加熱して水分を蒸発乾固ないし固化することが研
究されており、例えば、実開昭60−70841号等に
示されている。
ところで、発明者等の研究では写真処理廃液を蒸発処理
した場合、亜硫酸ガス、硫化水素、アンモニアガス等の
有害ないし極めて悪臭性のガスが発生する。これは写真
処理液の定着液や漂白定着液としてよく用いられるチオ
硫酸アンモニウムや亜硫酸塩(アンモニウム塩、ナトリ
ウム塩又はカリウム塩)が高温のため分解することによ
って発生することがわかった。更に蒸発処理時には写真
処理廃液中の水分等が蒸気となって気体化することによ
り体積が膨張し、蒸発釜中の圧力が増大する。このため
この圧力によって蒸発処理装置から前記有害ないし悪臭
性のガスが装置外部へもれ出してしまい、作業環境上極
めて好ましくないことが起こる。
そこで、これらの問題点を解決するために、この発明者
等は写真処理廃液を蒸発処理するに際し、蒸発によって
生じる蒸気を凝縮させる冷却凝縮手段を設け、さらに凝
縮によって生じる凝縮液を処理するとともに非凝縮成分
についても処理して外部へ放出する写真処理廃液の濃縮
処理方法及び装置について先に提案した。
しかしながら、写真処理廃液の蒸発成縮の処理量を多く
しようとすると、加熱量を大きくする必要があり、この
ようにして加熱量を大きくして行くと、部分加熱が生じ
臭気が発生する。また、冷却凝縮効率が悪いと、凝縮さ
れないで装置外部へ放出される蒸気の比率が高くなり、
たとえ活性炭で処理したとしても、悪臭で有害なガスが
装置外部へ放出される比率も高くなる。
(発明の目的) この発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであ
り、この発明の第1の目的は臭気の発生を抑えながら写
真処理廃液の蒸発効率を向上させる写真処理廃液の蒸発
濃縮処理方法及びその装置を提供することである。この
発明の第2の目的は低コストで写真処理廃液の処理量を
増加させる写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及びその装
置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) この発明の前記の問題点を解決するために、第1発明の
写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法は写真処理廃液を加熱
して蒸発濃縮せしめ、これによって生じる蒸気と、蒸発
濃縮前の写真処理廃液とを熱交換する写真処理廃液の蒸
発濃縮処理方法において、前記熱交換により加熱された
写真処理廃液を、加熱により蒸発濃縮させる前に気体と
接触させることを特徴としている。
そして、第2発明の写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置は
、写真処理廃液を加熱して蒸発濃縮せしめ蒸発手段及び
加熱手段と、蒸発した蒸気と蒸発濃縮前の写真処理廃液
とを熱交換する熱交換手段とを有する写真処理廃液の蒸
発濃縮処理装置において、前記熱交換により加熱された
写真処理廃液を、加熱により蒸発゛濃縮させる前に気体
と接触させる手段を有することを特徴としている。
この発明の熱交換により加熱された写真処理廃液を、加
熱により蒸発濃縮させる前に気体と接触させる手段は、
熱交換により加熱される写真処理廃液を、熱交換と同時
に気体と接触させるように構成することが好ましい。さ
らに、この気体と接触させる手段で得られる熱エネルギ
ーを、写真処理廃液から蒸気として放出させる手段を備
え、この写真処理廃液から放出される蒸気を凝縮水とし
て回収することが好ましい。また、写真処理廃液と接触
される気体を循環させる手段を備えると、気体による熱
交換が円滑に行なわれる。
この発明における蒸発手段は、いかなる形態であっても
よく、立方体、円柱、四角柱をはじめとする多角柱、円
錐、四角錐をはじめとする多角錐やこれらのうちのいく
つかを組み合わせたものであっても良いが、加熱手段近
傍と底部における写真処理廃液の温度差が大きくなるよ
うに縦長であることが好ましく、ざらに突沸によるな吹
き出し事故を最大限少なくするために、蒸発手段中の廃
液表面から上の空間をできるだけ広くした方が好ましい
蒸発手段の材質は、耐熱性ガラス、チタン、ステンレス
、カーボンスチール等の耐熱性の材質であればいかなる
素材であってもよいが、安全性や耐腐食性の点からステ
ンレス(好ましくは5US304や5US316、特に
好ましくは5US316)やチタンが好ましい。
この発明において加熱手段とは、ニクロム線であっても
良いし、カートリッジヒーター、石英ヒーター、テフロ
ンヒーター、棒ヒーターやパネルヒーターのように加工
成型されたヒーターであっても良い。加熱手段は蒸発手
段中の廃液の中に設置してもよいが、この発明の効果を
より高めるとともに、加熱手段の表面に写真処理廃液が
こげ付くことによって起こる熱効率の低下や腐食をさけ
るために、蒸発手段の外部に設けて蒸発手段の壁を通じ
て蒸発手段中の廃液を加熱することが好ましい。
加熱手段の設置位置は、蒸発手段の廃液を加熱できる位
置であれば、いずれの位置であっても良いが、特願昭6
1−288328号に記載されたように、蒸発手段中の
写真処理廃液の上方部を加熱するように加熱手段を設置
し、加熱手段近傍における写真処理廃液と写真処理廃液
の底部における温度に差が生じるようにすることが好ま
しく、この温度差が5℃以上になるように加熱手段を設
置することが、この発明の効果をより高くするために好
ましい。
この発明の蒸発した蒸気を写真処理廃液を熱交換する手
段は、あらゆる種類の熱交換手段を採用でき、 (1)シェルアンドチューブ型(多管型、套管型) (2)二重背型 (3)コイル型 (4)らせん型 (5)プレート型 (6)フィンチューブ型 (7)トロンポーン型 のいずれの構成であってもよい。
この発明の熱交換により加熱された写真処理廃液を、加
熱により蒸発濃縮させる前に気体と接触させるとは、熱
交換器及び熱交換器と蒸発手段の間を全て写真処理廃液
を満たすのではなく、空間を設けて気体と加熱された写
真処理廃液が接触する構造としたものである。このため
、構造的に写真処理廃液が満たされる構造であフても気
体を熱交換器等に吹き込み、写真処理廃液と気体が接触
するようにした構造のものであってもよい。
気体と写真処理廃液が接触する面HIホ広い方が気体中
に熱を水蒸気として放出させることができ、処理能力よ
り好ましい。また、熱交換器は気密構造になフているこ
とが、臭気を外に出さないため好ましい。
この発明の熱交換器の材質は、金属、ガラス、プラスチ
ック等、腐食しない材質であればよく、特に、チタン、
ステンレス鋼が耐腐食性、熱交換効率の面から好ましい
次に、この発明による処理を行うことができる写真処理
廃液の代表例について詳述する。但し、以下には処理さ
れる写真材料がカラー用である場合の写真処理液につい
て主に述べるが、写真処理廃液はこれら写真処理液を用
いてハロゲン化銀カラー写真材料を処理する際に出るオ
ーバーフロー液がほとんどである。
発色現像液は発色現像処理行程(カラー色画像を形成す
る行程であり、具体的には発色現像主薬の酸化体とカラ
ーカプラーとのカップリング反応によってカラー色画像
を形成する行程)に用いる処理液であり、従って、発色
現像処理行程においては通常発色現像液中に発色現像主
薬を含有させることが必要であるが、カラー写真材料中
に発色現像主薬を内蔵させ、発色現像主薬を含有させた
発色現像液又はアルカリ液(アクチベーター液)で処理
することも含まれる。発色現像液に含まれる発色現像主
薬は芳香族第1級アミン発色現像主薬であり、アミノフ
ェノール系及びp−フエニレジナミンアミン系の誘導体
が含まれる。
上記アミノフェノール系現像剤としては例えば、0−ア
ミノフェノール、P−アミノフェノール、5−アミノ−
2−オキシ−トルエン、2−アミノ−3−オキシ−トル
エン、2−オキシ−3−アミノ−1,4−ジメチル−ベ
ンゼンが含まれる。
発色現像液は、現像液に通常用いられるアルカリ剤を含
むことがあり、更に種々の添加剤、例えばベンジルアル
コール、ハロゲン化アルカリ金属あるいは現像調節剤、
保恒剤を含有することもある。更に、各種消泡剤や界面
活性剤を、またメタノール、ジメチルホルムアミドまた
はジメチルスルホキシド等の有機溶剤等を適宜含有する
こともある。
また、発色現像液には必要に応じて酸化防止剤が含有さ
れてもよい。更に発色現像液中には、金属イオン封鎖剤
として、種々なるキレート剤が併用されてもよい。
漂白定着液は漂白定着行程(現像によって生成した金属
銀を酸化してハロゲン化銀に代え、次いで水溶性の錯体
を形成すると共に発色剤の未発色部を発色させる行程)
に用いられる処理液であり、漂白定着液に使用される漂
白剤はその種類を問わない。
なお、漂白定着液には各種pH緩衝剤をm独あるいは2
種以上組合わせて含有することがある。
さらにまた、各種の蛍光増白剤や消泡剤あるいは界面活
性剤を含有することがある。また重亜硫酸付加物等の保
恒剤、アミノポリカルボン酸等の有機キレート化剤ある
いはニトロアルコール、硝酸類等の安定剤、有機溶媒等
を適宜含有することもある。更には、漂白定着液は、特
開昭46−280号、特開昭45−8506号、同46
−556号、ベルギー特許第770,910号、特公昭
45−8836号、同53−9854号、特開昭54−
71634号及び同49−42349号等に記載されて
いる種々の漂白促進剤を添加することがある。
この発明において水洗代替安定化処理と組合せる機能の
処理と処理廃液量が少なくて熱交換による効果が大きく
好ましい。
安定液にはカラー画像を安定化させる機能の処理と水洗
ムラ等の汚染を防止する水切り浴的機能の安定液もある
。他にはカラー画像を着色する着色調整液や、帯電防止
剤を含んだ帯電防止液もこれらの安定液に含まれる。安
定液には前浴から漂白定着成分が持ち込まれるときには
、これらを中和化、脱塩及び不活性化し色素の保存性を
劣化させない工夫がされる。
このような安定液に含まれる成分としては鉄イオンとの
キレート安定度定数が6以上(特に好ましきは8以上)
であるキレート剤がある。これらのキレート剤は、有機
カルボン酸キレート剤、有機リン酸キレート剤、ポリヒ
ドロキシ化合物、無機リン酸キレート剤等があり、この
発明の効果のために特に好ましくはジエチレントリアミ
ン五酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホス
ホン酸やこれらの塩である。これらの化合物は一般に安
定液IIlについて約0.1g〜10gの濃度、更に好
ましくは、安定液1tについて約0゜5g〜5gの濃度
で使用される。
安定液に添加される化合物としては、アンモニウム化合
物がある。これらは各種の無機化合物のアンモニウム塩
によって供給されるが、具体的には水酸化アンモニウム
、臭化アンモニウム、炭酸アンモニウム、塩化アンモニ
ウム、次亜リン酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、
亜リン酸アンモニウム、フッ化アンモニウム、酸性フッ
化アンモニウム、フルオロホウ酸アンモニウム、ヒ酸ア
ンモニウム、炭酸水素アンモニウム、フッ化水素アンモ
ニウム、硫酸水素アンモニウム、硫酸アンモニウム、ヨ
ウ化アンモニウム、硝酸アンモニウム、五ホウ酸アンモ
ニウム、酢酸アンモニウム、アジピン酸アンモニウム、
ラウリルトリカルボン酸アンモニウム、安息香酸アンモ
ニウム、カルバミン酸アンモニウム、クエン酸アンモニ
ウム、ジエチルジチオカルバミン酸アンモニウム、ギ酸
アンモニウム、リンゴ酸水素アンモニウム、シュウ酸水
素アンモニウム、フタル酸水素アンモニウム、酒石酸水
素アンモニウム、乳酸アンモニウム、リンゴ酸アンモニ
ウム、マレイン酸アンモニウム、シュウ酸アンモニウム
、フタル酸アンモニウム、ピクリン酸アンモニウム、ピ
ロリジンジチオカルバミン酸アンモニウム、サルチル酸
アンモニウム、コハク酸アンモニウム、スルファニル酸
アンモニウム、酒石酸アンモニウム、チオグリコール酸
アンモニウム、2,4.6−ドリニトロフエノールアン
モニウム等である。これらのアンモニウム化合物の添加
量は安定液iIL当り0゜05〜100gの範囲で用い
られる。
安定液に添加される化合物としては、PH調整剤、5−
クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、
2−才クチル−4−イソチアゾリン−3−オン、1−2
−ベンツイソチアゾリン−3−オンの他特願昭59−1
46325号(第26〜30頁)記載の防パイ剤、水溶
性金属塩等の保恒剤、エチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリビニルピロリドン(pvpに−15
、ルビスコールに一!7等)等の分散剤、ホルマリン等
の硬膜剤、蛍光増白剤等が挙げられる。
とりわけ、この発明においては、前記防パイ剤を含有し
た水洗代替安定液を用いる際に蒸発処理装置内にタール
の発生が少ないため特に好ましく用いられる。
処理される感光材□料がネガ用である場合、このネガ用
安定液には写真画像保存性改良のため、アルデヒド誘導
体が添加されることがある。
前記ネガ用安定液には必要に応じて各種の添加剤、例え
ば、水滴ムラ防止材、pH′J4整剤、硬膜剤、有機溶
媒、調湿剤、その他色調剤等処理効果を改善、拡張する
ための添加剤が加えられることがある。
この発明における水洗代替安定液を用いて行なう安定化
処理とは通常の多量の流水を使用して写真感光材料中に
付着あるいは浸透した前段階の処理液を洗い流す処理で
はなく、安定浴中に写真感光材料の単位面積当りわずか
30e fl 7m”〜9000m 117m2.より
好ましくは80m J27m2〜3000m l /m
2補充をすることによって上記と同等以上の作用を有す
るものであり、具体的には特開昭58−134636号
に記載のような画像安定化処理をさす。
従って、この発明に係る水洗代替安定液を使用した場合
には従来のように水洗のための自動現像機の外部へ給排
管の設備を必要としない。
またカラーベーパー用発色現像液や安定液でスチルベン
系蛍光増白剤を用いることがある。
前記発色現像液の廃液に含まれる成分は、前記各種成分
ないし添加剤及び処理される写真材料から溶出し蓄積す
る成分等である。
館記漂白定着液及び安定液の廃液に含まれる成分は、前
記各種成分ないし添加剤及び処理される写真材料から溶
出し蓄積する成分等である。
この発明の蒸発濃縮処理装置において、廃液が写真処理
廃液であり、チオ硫酸塩、亜硫酸塩、アンモニウム塩を
多量に含有する場合に有効であり、特に有機酸第2鉄錯
塩及びチオ硫酸塩を含有する場合極めて有効である。
この発明の好ましい適用例としては自動現像機による写
真感光材料の現像処理に伴ない発生する写真処理廃液を
自動現像機内もしくはその近傍にて処理を行なうのに通
している。ここで、自動現像機及び写真処理廃液につい
て説明する。
自動現像機 第1図において自動現像機は符号100で指示されてお
り、図示のものはロール状の写真感光材料Fを、発色現
像槽CD、漂白定着槽BF、安定化処理槽sbに連続的
に案内して写真処理し、乾燥り後、巻き取る方式のもの
である。101は補充液タンクでありセンサ102によ
り写真感光材料Fの写真処理量を検知し、その検出情報
に従いIIJ御装置103により各処理槽に補充液の補
充が行われる。
各写真処理槽に対し補充液の補充が行われるとオーバー
フロー廃液として処理槽から排出され、ストックタンク
104に集められる。オーバーフローした写真処理廃液
をストックタンク104に移す手段としては、案内管を
通して自然落下させるのが簡易の方法である。ポンプ等
より強制移送する場合もあり得る。
また上記した如く、各写真処理槽CD、BF、sbに写
真処理廃液中の成分に相違が有るが、この発明において
は、全ての写真処理廃液を混合し一括処理することが好
ましい。
(実施例) 第2図はこの発明の写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置を
さらに具体的に示す概略構成図を示す構成図である。
図において符号1は蒸発手段としての蒸発釜で、直径が
大きい円柱状の上部1aと、直径が小さい円柱状の下部
1bとから構成され、下部1bの上方には加熱手段2が
設けられ、下方にはボールバルブ3が設けられている。
蒸発釜1の内部には液面レベルセンサ4が設けられ、蒸
発釜1の下部には支持台5が設けられ、この支持台5に
スラッジ受け6が載置している。蒸発釜1の下部1bの
下に設けられ、その内部にはポリプロピレン製バッグ7
がOリング8によって固定されている。
蒸発釜1の上部1aには、蒸気排出管9が設けられてお
り、この蒸気排出管9は熱交換手段10及び冷却凝縮手
段11を通って、溜液導入管12に接続される。
熱交換手段10では液送ポンプ13の駆動で配管14を
介して、廃液供給タンク15から写真処理廃液が供給さ
れ、蒸気排出管9に接続された熱交換部16に上方から
落下させ、蒸気と写真処理廃液とが熱交換される。この
熱交換は写真処理廃液を熱交換部16に落下させること
により、熱交換で写真処理廃液が加熱されると同時に気
体である空気と接触される。これにより、熱交換で得ら
れた熱エネルギーが、写真処理廃液より蒸気として放出
される。この熱交換手段10には気体を循環させる循環
ダクト17が設けられ、ブロワ−18の駆動によって蒸
気を含む空気が循環し、この循環ダクト17の一部は外
部に設けられた冷却ファン19で冷却されている。この
冷却で蒸気が凝縮され、凝縮水が循環ダクト17の底部
17aに貯溜され、配管20を介して溜液導入管12に
接続される。熱交換手段10に供給され、熱交換により
予備加熱された写真処理廃液は、オーバフローバイブz
1を介して廃液供給タンク15へ戻され、これにより廃
液供給タンク15内の写真処理廃液の温度が上昇するよ
うになっている。
前記冷却凝縮手段11は配管22を介して熱交換手段1
0の熱交換部16と接続され、この配管22は多数の冷
却用放熱板23を有する熱交換部24に接続されている
。冷却凝縮手段11には液面レベルセンサ25が設けら
れ、さらに下部には冷却水導入管26が接続され、冷却
水循環ポンプ27を介して、多数の小孔が穿設されたシ
ャワーパイプ28に接続され、上方から熱交換部24に
冷却水を散布するようになっている。
冷却凝縮手段11内の空気は空冷用扇風機29によって
処理装置外へ放出され、さらに熱交換部24は配管30
を介して溜液導入管12に接続され、蒸発釜1により回
収した凝縮水と、熱交換手段10により回収した凝縮水
とを同し溜液タンク31内に回収する。
このタンク31の内部には活性炭カートリッジ・32が
設けられ、内部には紙袋でバックされた活性炭33が収
納され、さらに溜液タンク31は活性炭34を収納した
活性炭カートリッジ35を介して大気と連通している。
溜液タンク31にはまた、空気導入管36が設けられ、
エアーポンプ37を介して蒸発釜1の廃液中に導入され
ている。
面記廃液供給タンク15には廃液導入管38が設けられ
、ベローズポンプ39を介して蒸発釜上部1aに接続さ
れている。廃液供給タンク15にはさらに液面レベル計
40が設けられている。
蒸発釜1の上部1aには案内管41が設けられ、プラン
ジャーディスク42を介して廃液供給タンク15に接続
され、この蒸発釜1の下部1aにはまた温度センサ43
が設けられている。
次に、この装置を用いて加熱、蒸発処理するプロセスの
概略を説明する。
自動現像機からのオーバーフロー液量201を廃液供給
タンク15に貯溜し、それぞれ紙袋でバックされた活性
炭33.34を詰めた活性炭カートリッジ32.35を
予め設けた溜液タンク31を設置し、それぞれの配管を
接続する。
次いで、蒸発釜1の下部1bの下のスラッジ受け6内に
、ポリプロピレン製バック7を設置し、2つの0リング
8によって、蒸発釜1の下部1bに固定し、冷却凝縮手
段11内に水を供給した後、スイッチをONすると、エ
アーポンプ37が作動し、溜液タンク31内の空気が空
気導入管36を介して蒸発釜1内に導入されるが、空気
排出管9の先端は蒸発釜1の外部に設けられた加熱手段
2よりもさらに下の位置にある。
次いで、熱交換手段10のブロワ−18、冷却ファン1
9、冷却凝縮手段11の空冷用扇風機29、冷却水循環
ポンプ27、液送ポンプ13が順する。
さらに、ベローズポンプ39が作動し、廃液供給タンク
15内の廃液が廃液導入管38を通ワて蒸発釜1内に送
られる。蒸発釜1中の廃液量が増加し、連通管4内の液
面レベルが増加し、液面レベルセンサ5によって液面が
例えば3秒間以上検知されると、ベローズポンプ39の
作動が停止し、同時に加熱手段2のスイッチが入り、加
熱蒸発が開始される。加熱蒸発によりて蒸発釜1中の廃
液の液量が減少し、液面レベルセンサ4によって液面が
3秒間以上検知されなくなると、再びベローズポンプ3
9のスイッチが入り、廃液供給タンク15内の廃液が蒸
発釜1中に供給されるという動作が繰り返される。
蒸発した蒸気は、蒸気排出管9を通り、熱交換手段10
で写真処理廃液と熱交換した後、冷却凝縮手段11を通
って凝縮され、凝縮水が配管30を介して溜液導入管1
2に合流され、活性炭カートリッジ32内の活性炭33
を通過した後溜液タンク31内に貯溜される。
このとき、蒸気の循環系では、まず熱交換手段10で蒸
気が、液送ポンプ13の駆動で循環する写真処理廃液と
熱交換されて、写真処理廃液の温度が上昇し、この加熱
された写真処理廃液が蒸発釜1に供給されるため、写真
処理廃液を大量に処理する場合でも、加熱手段2は容量
の小さいものを用いることができる。
さらに、この熱交換手段10では写真処理廃液が蒸発釜
1で蒸発濃縮される前に蒸発され、その蒸気を凝縮して
凝縮水を得ているため、蒸発釜1での蒸発濃縮の加熱量
を小さくすることができると共に、蒸発濃縮効率が向上
する。
さらに、この写真処理廃液との熱交換した後に、さらに
蒸発釜1から得られる蒸気が冷却凝縮手段11で熱交換
して凝縮されるため、この冷却凝縮手段11は容量の小
さいものを用いることができ、冷却凝縮効率も著しく向
上する。
そして、廃液供給タンク15内の廃液がなくなったこと
が、液面レベルセンサ40によって検知されると、ベロ
ーズポンプ39の作動が停止し、加熱手段2のスイッチ
がOFFとなり、2時間後に冷却水循環ポンプ27、空
冷用扇風機29等が停止し、ランプが点灯するとともに
、ブザーが鴫って蒸発濃縮処理が完了したことを知らせ
る。ここで、ボールパル3を開けて、蒸発釜i中のスラ
ッジをポリプロピレン製バッグ7中に落下させた後、0
リング8を外して取り出す。
なお、蒸発濃縮過程中で、冷却凝縮手段ll中のため水
がなくなフたことが、液面レベルセンサ25によって検
知されると、ランプが点灯するとともにブザーが鴫って
、ため水がなくなったことを知らせる。
第3図は熱交換手段10と冷却凝縮手段11の他の実施
例を示しており、冷却凝縮手段11では前段に熱交換手
段10が配置されているから、冷却水による冷却凝縮を
廃止している。また、熱交換手段10内と配管22はエ
アポンプ50を有するエアポンプ51で接続されており
、熱交換によって生じる蒸気はエアポンプ50の駆動で
配管を介して冷却凝縮手段11に送られる。また、熱交
換手段10と溜液タンク31とは配管52で接続され、
さらに熱交換手段10内の写真処理廃液はオーバフロー
バイブ21を介して廃液タンク15又は蒸発釜1に供給
される。なお、熱交換手段10の配管51は一点鎖線で
示すように、蒸気排出管9に接続して戻すようにしても
よい。
第4図及び第5図は熱交換手段10の熱交換部!6を写
真処理廃液に浸すようにした他の実施例を示し、第4図
では熱交換部16をコイルに形成し、さらにこの熱交換
部16の液面の部分に、ポンプ53の駆動で写真処理廃
液を落下させるている。第5図では熱交換部16内に仕
切板16aを設けて、それぞれ熱交換が効率的に行なわ
れるようにしている。
第6図は熱交換手段10を写真処理廃液を蒸気と熱交換
させた後に、気体と接触させるようにしたものである。
即ち、熱交換部16が写真処理廃液に浸されており、こ
の写真処理廃液はモータ60で駆動される水車61で攪
拌され、これにより写真処理廃液が霧状になる。熱交換
手段10に貯溜されている写真処理廃液は循環ポンプ6
2で循環される。
第7図は写真処理廃液の濃縮液を蒸気の熱で、さらに濃
縮するものである。即ち、液送ポンプ13で写真処理廃
液を補助蒸発タンク70に送られ、ここでヒータ71で
加熱され、蒸気は配管72を介して蒸発釜1の熱交換部
73に送られ、さらに配管74を介して溜液タンク31
に供給される。補助蒸発タンク70は連通管75を介し
て蒸発釜1と連通されており、それぞれの液面は液面セ
ンサー76.77で検出され、これにより制御手段78
で送液ポンプ13を制御して所定の液面となるように制
御され、補助蒸発タンク70で濃縮された写真処理廃液
が蒸発釜1に供給される。
蒸発釜1内に配置された熱交換部73にはポンプ79の
駆動で、蒸発釜1内の写真処理廃液を落下させて熱交換
するようになっている。この蒸発釜1の蒸気はブロワ−
80の作動で熱交換部81に送られる。
第8図はエアポンプ90の作動で、溜液タンク31内の
空気を熱交換手段10に導き、さらにここで熱交換して
得らる蒸気と共に、配管91を介して蒸発釜1内に戻す
ようにしたものである。
第9図は熱交換手段10に備えられたダクト92の下部
を絞るように形成し、エアポンプを用いないで配管20
を介して溜液タンク31に送るようにしたものである。
[実験例コ 市販のカラー写真用ペーパーを絵焼き後、次の処理行程
と処理液を使用して連続処理を行った。
基準処理工程 (1)発色現像  40℃     3分(2)漂白定
着  38℃     1分30秒(3)安定化処理 
25℃〜35℃  3分(4)乾燥    75℃〜1
00℃ 約2分処理液組成 [発色現像タンク液] エチレングリコール        15mIL亜硫酸
カリウム          2・0g臭化カリウム 
          1.3g塩化ナトリウム    
      0.2g炭酸カリウム         
  24.0g3−メチル−4−アミノ−N−エチル −N−(β−メタンスルホンアミドエチル)アニリン硫
酸塩          5.5g蛍光増白剤(4,4
°−ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体)    
   1.0gヒドロキシルアミン硫酸塩     3
.0g1−ヒドロキシエチリンデンー1.1−ニホスホ
ン酸           0.4gヒドロキシエチル
イミノジ酢酸   5.Og塩化マグネシウム・6水塩
     0,7g1.2−ジヒドロキシベンゼン−3
,5−ジスルホン酸−二ナトリウム塩  0.2g水を
加えて12とし、水酸化カリウムと硫酸でp)110.
20とする。
[発色現像補充液] エチレングリコール        20mff1亜硫
酸カリウム           3.0g炭酸カリウ
ム           24.0gとドロキシアミン
硫酸塩      4.0g3−メチル−4−アミノ−
N−エチル −N−(β−メタンスルホナミドエチル)アニリン硫酸
塩          7.5g蛍光増白剤(4,4°
−ジアミノスチルベンジスルホン酸誘導体)     
  2.5g1−ヒドロキシエチリンデンー1,1−ニ
ホスホン酸           0.5gヒドロキシ
エチルイミノジ酢酸   5.0g塩化マグニシウム・
6水塩     0.8g1.2−ジヒドロキシベンゼ
ン−3,5−ジスルホン酸−二ナトリウム塩  0.3
g水を加えて1j2とし、水酸化カリウムと硫酸でpH
10,70とする。
[漂白定着タンク液] エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩       60.0gエチレン
ジアミンテトラ酢酸    3.0gチオ硫酸アンモニ
ウム (70%溶液)         100.mIt1■
硫酸アンモニウム (40%溶液)         27.5mff1水
を加えて全量をIIlとし、炭酸カリウムまたは氷酢酸
でpH7,1に調整する。
[漂白定着補充液A] エチレンジアミンテトラ酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩      260.0g炭酸カリ
ウム           42.0g水を加えて全1
tlILとする。
この溶液のpHは酢酸又はアンモニア水を用いて6.7
±0.1とする。
[漂白定着補充液B] チオ硫酸アンモニウム    250.0ml1(70
%溶液) 嬰硫酸アンモニウム      25.0m1l(40
%溶液) エチレンジアミンテトラ酢酸   17.0g氷酢酸 
           85.0mIL水を加えて全量
11とする。
この溶液はpHは酢酸又はアンモニア水を用いて5.3
±0.1である。
[水洗代替安定タンク液及び補充液] エチレングリコール         1.0g2−メ
チル−4−インチアゾリン−3−オン        
       0.20g1−ヒドロキシエチリデン−
1,1 −ニホスホン酸(60%水溶液   1.0gアンモニ
ア水(水酸化アンモニウム 25%水溶液)           2.0g水で1
2とし、50%硫酸でpH7,0とする。
自動現像機に上記の発色現像タンク液、漂白定着タンク
液及び安定タンク液を満たし、前記市販のカラー写真ベ
ーパー試料を処理しながら3分間隔毎に上記した発色現
像補充液と漂白定着補充液A、Bと安定補充液をベロー
ズポンプを通じて補充しながらランニングテストを行っ
た。補充量はカラーペーパー1は当りそれぞれ発色現像
タンクへの補充量として190ml1、漂白定着タンク
への補充量として漂白定着補充液A、B各々50mft
、安定化槽への補充量として水洗代替安定補充液を25
0rrj2補充した。なお、自動現像機の安定化槽は試
料の流れの方向に第1槽〜第3糟となる安定槽とし、最
終槽から補充を行い、最終槽からのオーバーフロー液を
その前段の糟へ流入させ、さらにこのオーバーフロー液
をまたその前段の糟に流入させる多槽向流方式とした。
水洗代替安定液の総補充量が安定タンク容量の3倍とな
るまで連続処理を行った。
ただし、写真処理廃液中には予め炭酸カリウム400g
を溶解させ、溜液タンク中には硫酸水素ナトリウム50
0gを投入した。また、加熱手段は長さの異なるIKw
のヒータブロックを使用し、更に、消泡剤FSアンチフ
オーム025(ダウコーニング社製)を予め写真処理廃
液中に4g添加して、写真処理廃液の表面張力を19d
yne/Cff1からl 5 dyne/ cmに低下
させた。
スタートボタンを押してから4時間経過して蒸発速度、
臭気、冷却水、蒸発量が安定したところで、それぞれに
ついて測定するとともに、装置から発生する臭気を観察
した。
この実施例は第2図に示す熱交換手段10を用いたもの
であり、比較例は第10図に示す熱交換手段Hを用いた
ものである。比較例1はヒータIKwで、比較例2は1
.6にWに変更したものである。
臭気の評価を示す記号は、以下の評価を意味している。
C:やや臭気がする A:全く臭気がしない (発明の効果) この発明は前記したように、蒸発濃縮処理方法及びその
装置が、熱交換により加熱された写真処理廃液を加熱に
より蒸発濃縮させる前に気体と接触させるように構成さ
れるから、写真処理廃液の処理量を多くしても、加熱量
を大きくすることなく処理できるから、写真処理廃液の
蒸発効率を向上させることができる。従って、低コスト
で臭気の発生を抑えながら、処理量を多くすることかで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動現像機の概略図、第2図はこの発明の一実
施例を示す概略構成図、第3図乃至第9図は他の実施例
を示す構成図、第10図は比較例を示す図である。 図面中符号1は蒸発釜、2は加熱手段、4は液面レベル
センサ、10は熱交換手段、11は冷却凝縮手段、15
は廃液供給タンク、31は溜液タンクである。 第1図 第3図 笛り 7Fjj 第8図 第9図 手続補正書 1 事件の表示 昭和62年特許願第121742号 2 発明の名称 写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及びその装置3 補正
をする者 住所 東京都渋谷区代々木2丁目23番1号ニューステ
イトメナー1043号電話03 (375) 3740
番6 補正の対象    明細書の発明の詳細な説明の
欄及び図面7 補正の内容    別紙のとおり (1)明細書第3頁第9行の「行程」を「工程」と訂正
する。 (2)同書第5頁第9行の「行える」を「行なえる」と
訂正する。 (3)同書第9頁第5行の「突沸によるな」を「突沸に
よる」と訂正する。 (4)同書第9頁第16行乃至第18行の「カートリッ
ジヒーター、・・・・・・されたヒーター」を「カート
リッジヒータ、石英ヒータ、テフロンヒータ、棒ヒータ
やパネルヒータのように加工成型されたヒータ」と訂正
する。 (5)同書第12頁第6行の「行う」を「行なう」と訂
正する。 (6)同書第12頁第13行、’1J14行、第16行
及び′M17行の「行程」を「工程」と訂正する。 ())同書第14頁第4行及び第7行の「行程」を「工
程」と訂正する。 (8)同書第15頁第15行乃至第16行の「好ましき
は」を「好ましくは」と訂正する。 (9)同書第18頁第20行の「安定浴」を「安定液」
と訂正する。 (10)同書第20頁第17行及び第18行の「行われ
る」を「行なわれる」と訂正する。 (11)同書第24頁第4行のrタンク31」を「溜液
タンク31Jと訂正する。 (12)同書第24頁第14行の「液面レベル計40」
を「液面レベルセンサ40」と訂正する。 (13)同書第25頁第1行のr201Jを「20fL
、1 と訂正する。 (14)同書第25頁第12行乃至第13行の「空気排
出管9」を「蒸気排出管9」と訂正する。 (15)同書第26頁第2行の「連通管4内の液面レベ
ルが増加し、」を削除する。 (16)同書第28頁第2行の「ボールパル3」をrボ
ールバルブ3」と訂正する。 (17)同書第28頁第15行の「エアポンプ51」を
「配管51」と訂正する。 (18)同書第28頁′M20行乃至第29頁第1行の
「廃液タンク15」を「廃液供給タンク15」と訂正す
る。 (19)同書第31頁第8行の「行程」を「工程」と訂
正する。 (20)同書第31頁第8行の「行った」を「行なった
」と訂正する。 (21)同書第33頁第8行の「マグネシウム」を「マ
グネシウム」と訂正する。 (22)同書′s35頁第5行第5行60%水溶液」を
「(60%水溶液)」と訂正する。 (23)同書第35頁第15行のr行ったJを「行なっ
た」と訂正する。 (24)同書第36頁第2行乃至第3行の「行い」を「
行ない」と訂正する。 (25)同書第36頁第8行の「行った」を「行なった
」と訂正する。 (26)図面中東6図を別紙の通り訂正する。 以上

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)写真処理廃液を加熱して蒸発濃縮せしめ、これに
    よって生じる蒸気と、蒸発濃縮前の写真処理廃液とを熱
    交換する写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法において、前
    記熱交換により加熱された写真処理廃液を、加熱により
    蒸発濃縮させる前に気体と接触させる写真処理廃液の蒸
    発濃縮処理方法。
  2. (2)写真処理廃液を加熱して蒸発濃縮せしめ蒸発手段
    及び加熱手段と、蒸発した蒸気と蒸発濃縮前の写真処理
    廃液とを熱交換する熱交換手段とを有する写真処理廃液
    の蒸発濃縮処理装置において、前記熱交換により加熱さ
    れた写真処理廃液を、加熱により蒸発濃縮させる前に気
    体と接触させる手段を有する写真処理廃液の蒸発濃縮処
    理装置。
  3. (3)前記気体と接触させる手段は、熱交換と同時に気
    体と接触させるように構成される特許請求の範囲第2項
    記載の写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置。
  4. (4)前記気体と接触させる手段で得られる熱エネルギ
    ーを、写真処理廃液から蒸気として放出させる手段を有
    する特許請求の範囲第2項または第3項記載の写真処理
    廃液の蒸発濃縮処理装置。
  5. (5)前記写真処理廃液から放出される蒸気を凝縮水と
    して回収する特許請求の範囲第4項記載の写真処理廃液
    の蒸発濃縮処理装置。
  6. (6)前記写真処理廃液と接触される気体を循環させる
    手段を有する特許請求の範囲第2項、第3項、第4項、
    第5項のいずれかに記載の写真処理廃液の蒸発濃縮処理
    装置。
JP12174287A 1987-05-19 1987-05-19 写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及びその装置 Pending JPS63287587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12174287A JPS63287587A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12174287A JPS63287587A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63287587A true JPS63287587A (ja) 1988-11-24

Family

ID=14818755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12174287A Pending JPS63287587A (ja) 1987-05-19 1987-05-19 写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63287587A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5463127A (en) * 1995-01-17 1995-10-31 The Dow Chemical Company Process for preparation of halohydroxypropyl-trialkylammonium halides

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5463127A (en) * 1995-01-17 1995-10-31 The Dow Chemical Company Process for preparation of halohydroxypropyl-trialkylammonium halides

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4940134A (en) Waste solution treatment method and apparatus therefor
US4985118A (en) Method for treating photographic process waste liquor through concentration by evaporation
AU603400B2 (en) Method of treating photographic process waste liquor through concentration by evaporation and apparatus therefor
EP0270358A2 (en) Method of concentrating photographic process waste liquor by evaporation
JPS63287587A (ja) 写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及びその装置
JPS62118346A (ja) 写真処理廃液の処理方法及び処理装置
JPH0729095B2 (ja) 写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置
CA1322985C (en) Method of and apparatus for treating photographic process waste liquor through concentration by evaporation
JPS63287589A (ja) 写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置
JPH01119385A (ja) 写真処理廃液の処理装置
JPS63310694A (ja) 写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及びその装置
JPH06110172A (ja) 感光材料処理装置の補充液供給装置
JPH01119384A (ja) 写真処理廃液の処理装置
JPH0722745B2 (ja) 写真処理廃液の処理方法及びその装置
CA1330934C (en) Apparatus for treating photographic process waste liquor through concentration by evaporation
JPH0673662B2 (ja) 写真処理廃液の処理装置
JPH089029B2 (ja) 写真処理廃液の蒸発濃縮処理装置
JPS63287591A (ja) 写真処理廃液の蒸発濃縮処理方法及びその装置
JPH0771666B2 (ja) 写真処理廃液の処理装置
JPH0729098B2 (ja) 写真処理廃液の処理方法
JPH0790214B2 (ja) 写真処理廃液の処理装置
JPH01143680A (ja) 写真処理廃液の処理装置
JPH01310783A (ja) 写真処理廃液の処理方法
JPH03131381A (ja) 写真処理廃液処理装置
JP2608420B2 (ja) 写真処理廃液の処理装置