JPH08294451A - 電気ポット - Google Patents

電気ポット

Info

Publication number
JPH08294451A
JPH08294451A JP10441095A JP10441095A JPH08294451A JP H08294451 A JPH08294451 A JP H08294451A JP 10441095 A JP10441095 A JP 10441095A JP 10441095 A JP10441095 A JP 10441095A JP H08294451 A JPH08294451 A JP H08294451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
water
container
heater
boiling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10441095A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuteru Asai
和輝 浅井
Yoshiji Shimizu
宣二 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP10441095A priority Critical patent/JPH08294451A/ja
Publication of JPH08294451A publication Critical patent/JPH08294451A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 沸騰中の出湯に対して、使用者が安全に取扱
うことができる電気ポットを提供する。 【構成】 電源に接続されかつ容器内の水を加熱するヒ
ータと、容器内の気体の温度を検出する温度センサと、
検出されたセンサ温度に従いヒータを通電制御する制御
手段と、制御手段に接続された表示部とを備え、センサ
温度が沸騰前の第1所定温度に達するとヒータへの通電
を停止し、表示部が警告表示を開始し、センサ温度が第
2所定温度に降下するまで警告表示を続行する様に、制
御手段が制御するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は湯を取出す電気ポットに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、お茶やコーヒーなどでは一度沸騰
させた湯を使用した方が味が良くなることが知られてい
る。このため、容器内の水を沸騰させる事ができる電気
ポットが望れている。そのため例えば特開昭63−31
5009号公報に於て、湯を一旦沸騰させた後、所定の
温度で保温する電気ポットが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述の電気ポッ
トでは、沸騰中に使用者が万一誤って出湯動作を行なう
と、高温かつ内圧の高い容器内の湯が出湯口から勢いよ
く飛び出す恐れがある。故に、本発明はこの様な従来の
欠点を考慮して、沸騰中の出湯に対して、使用者が安全
に取扱うことができる電気ポットを提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに第1の本発明は、電源に接続されかつ容器内の水を
加熱するヒータと、容器内の気体の温度を検出する温度
センサと、検出されたセンサ温度に従いヒータを通電制
御する制御手段と、制御手段に接続された表示部とを備
え、センサ温度が沸騰前の第1所定温度に達するとヒー
タへの通電を停止し、表示部が警告表示を開始し、セン
サ温度が第2所定温度に降下するまで警告表示を続行す
る様に、制御手段が制御するものである。
【0005】そして第2の本発明は、電源に接続されか
つ容器内の水を加熱するヒータと、水温を検出する温度
検知器と、その検出水温に従いヒータを通電制御する制
御手段と、電源に接続されかつ容器内の水を外部へ吐出
するポンプとを備え、容器内の水が沸騰して所定時間経
過するまでの期間に出湯ボタンが押されるとポンプを弱
回転させ、前記期間を除く期間に出湯ボタンが押される
とポンプを強回転させる様に、制御手段が制御するもの
である。
【0006】
【作用】以上の様に第1の本発明では、容器内の気体が
沸騰前の第1所定温度に達してから沸騰後にヒータの通
電を停止し、気体が第2所定温度に降温するまでの間、
表示部は警告表示を行なう。この期間中は、容器内の水
が沸騰しているため、容器内の圧力が高く、危険な状態
であるが、上述の警告表示により使用者に出湯しない様
に警告するので、安全性は確保される。また温度センサ
は直接に容器内の気体の温度を検出しているので、沸騰
状態を正確に検出できる。
【0007】そして第2の本発明では、容器内の水を外
部へ吐出するポンプを設け、容器内の水が沸騰して所定
時間経過するまでにポンプを弱回転させる。故に、容器
内が高圧状態にある上述の期間中に、使用者が出湯ボタ
ンを押すと、ポンプは弱回転しているので、高温かつ高
圧の湯が勢いよく出湯する事が防止される。
【0008】
【実施例】以下に本発明の第1実施例を図1と図2に従
い説明する。図1は本実施例に係る電気ポットの断面
図、図2はそれの電気回路図である。これらの図に於
て、フレーム1は円筒状のものであり、容器2はフレー
ム1に内装された有底筒状のものである。ヒータ3は水
等を収納する容器2の底部に密着して取付けられた湯沸
かしヒータ4と保温ヒータ5からなる。裏蓋6はフレー
ム1の下部に固定され、容器2の底壁との間に収納空間
7が設けられている。
【0009】給湯パイプ8は一端を容器2に連通し、他
端をフレーム1外に導出している。給湯ポンプ9は給湯
パイプ8の経路に位置し、収納空間7内に配置固定さ
れ、直流モータ10により駆動される。収納ボックス1
1は湯沸かしヒータ4と保温ヒータ5と給湯ポンプ9の
制御を行なう制御部品を収納している。温度センサ12
は容器2内の気体の温度を検出する様に、後述の蓋体1
3に設けられた排気通路13a内に配置されている。温
度検知器12aは容器2の外底面に密着して取付けら
れ、蓋体13はフレーム1の上部に回転自在に設けら
れ、出湯ボタン14はフレーム1の上部に設けられてい
る。
【0010】次に電気回路を図2に従い説明する。リレ
ー接点15は湯沸かしヒータ4に直列接続され、それら
が交流電源16に並列接続されている。第1制御素子1
7(例えばトライアック)と保温ヒータ5は直列接続さ
れ、それらが交流電源16に並列接続されている。
【0011】制御手段18は例えばマイクロコンピュー
タからなり、その一つの端子P1は第1制御素子17の
ゲートに接続されている。電源回路19は交流電源16
に接続され、駆動用電源VD、VE等を供給するもので
ある。温度検知手段20は温度センサ12と抵抗からな
り、両者の中間点と制御手段18の端子P3が接続され
ている。他の温度検知手段20aは温度検知器12aと
抵抗からなり、両者の中間点と制御手段18の端子P3
aが接続されている。
【0012】ゼロクロス検出回路21は交流電源16の
波形に於ける電圧がゼロになるポイントを検出するもの
であり、一方が交流電源16の一端に接続され、他方が
制御手段18の端子P4に接続されている。
【0013】リレー回路22は制御手段18の端子P5
に接続され、リレー接点15を開閉するものである。表
示手段23中の表示部24は例えば保温ランプであり、
発光ダイオードからなり、抵抗を介して制御手段18の
端子P6に接続されている。また他の表示部25は例え
ば沸騰ランプであり、発光ダイオードからなり、抵抗を
介して制御手段18の端子P7に接続されている。そし
て制御手段18の端子P8は駆動用電源VDに接続され
ている。
【0014】第1トランジスタ26のエミッタは第1リ
ード線27に接続され、それのコレクタはモータ10の
一端に接続され、モータ10の他端は第2リード線28
に接続されている。それのベースは抵抗を介して出湯ボ
タン14の一端に接続され、その一端はダイオード29
を介して制御手段18の端子P9に接続されている。V
はモータ10に印加する電圧を示す。抵抗30とコンデ
ンサ31はモータ10に並列に接続されている。
【0015】第2トランジスタ32のエミッタは第1リ
ード線27に接続され、それのベースはツェナーダイオ
ード33と抵抗34を介して第2リード線28に接続さ
れ、それのコレクタは抵抗35を介して制御手段18の
端子P2に接続されている。
【0016】第3トランジスタ36のエミッタは第1リ
ード線27に接続され、それのベースは第2トランジス
タ32のコレクタに接続され、第3トランジスタ36の
コレクタは抵抗37を介して第2制御素子38のゲート
に接続されている。
【0017】第2制御素子38は例えばサイリスタから
なり、交流電源16の半波分の電圧を供給するものであ
り、その一端が第2リード線28を介してモータ10に
接続され、その他端が保温ヒータ5を介して第3リード
線39に接続されている。以上の部品により、第1実施
例の電気回路が構成されている。
【0018】次に、この電気ポットの動作を図2と図3
に従い説明する。図3はこの電気ポットのフローチャー
トである。これらの図に於て、電源が投入され、スター
トする。初期の状態では水温が低いため、温度センサ1
2がこの低い温度を検出する事により、「湯沸かしモー
ド又は保温(ランプ)点滅モードか否か」がYESと判
定される(ステップS1)。
【0019】そして、「保温点滅モードか又はセンサ温
度が第1所定温度に達したか否か」がNOと判定される
と(ステップS2)すなわち、湯沸かしモードであると
判定されると、湯沸かしヒータ4がオンされ(ステップ
S3)、保温ヒータ5がオンされ(ステップS4)、沸
騰ランプ25が点灯する(ステップS5)。この様にし
て容器2内の水の湯沸かしを行なう。
【0020】この時、図2に於て、出湯ボタン14をオ
ンにすると、制御手段18の端子P9に「L」信号が入
力する。それにより制御手段18は端子P2に「L」信
号を出力する。この時、第2トランジスタ32はオフと
なり、第3トランジスタ36はオンとなり、第2制御素
子38へゲート電流が流れ、第2制御素子38はオンと
なる。
【0021】その結果、第1リード線27から第1トラ
ンジスタ26とモータ10と第2リード線28と第2制
御素子38と保温ヒータ5を介して第3リード線39へ
電流が流れ、モータ10への印加電圧は徐々に上昇す
る。
【0022】この様に、モータ10への印加電圧が所定
値未満の時に、制御回路40は第2制御素子38を動作
させるので、モータへの印加電圧は上昇する。そして印
加電圧が所定値以上になると、制御回路40は第2制御
素子38を停止させるため、モータ10への印加電圧は
下降する。
【0023】この様に、モータ10への制御された電圧
を印加する事により、ポンプ9が駆動し、容器2内の湯
を外部へ吐出する。そして、他の処理1(ステップS
6)と他の処理2(ステップS7)を行い、ステップS
1の直前に戻る(湯沸かしモード)。
【0024】次に、図3に戻り、ステップS2で、温度
センサ12が検出するセンサ温度が第1所定温度、例え
ば87℃以上であると判定されると、保温(ランプ)点
滅モードに移行し、湯沸かしヒータ4がオフされる(ス
テップS8)。
【0025】そして保温ヒータ5がオフされ(ステップ
S9)、容器2内の湯の温度上昇は停止し、沸騰状態も
停止する。そして湯沸かしヒータ4への通電停止に伴な
い沸騰ランプ25を消灯する(ステップS10)。その
代りに使用者に警告するものとして、表示部(保温ラン
プ)24が点滅される(ステップS11)。この表示部
24の点滅により、使用者が湯温が高い(沸騰状態にあ
る)事を警告し、出湯しない様に注意を促す。
【0026】次に、ヒータ4、5への通電を停止する事
により、容器2内の気体の温度は降下し、「センサ温度
が第2所定温度、例えば85℃以下に降下したか」がY
ESと判定されると(S12)、表示部(保温ランプ)
24が点灯し(ステップS13)、警告表示が解除され
る。即ち、ステップS2で沸騰が検出され、湯沸かしヒ
ータ4と保温ヒータ5がオフされ、保温ランプ24が点
滅し警告表示する。そして、容器2内の湯への温度加熱
が停止し、時間が経過すると、危険な沸騰状態から脱却
し、沸騰がおさまった状態になる。その後に、センサ温
度が第2所定温度以下と判定されると(ステップS1
2)、保温ランプ24が点灯し(ステップS13)、警
告表示を停止し、保温(ランプ)点滅モードが終了す
る。
【0027】また、ステップS1で、「湯沸かしモード
又は保温点滅モードか否か」がNOと判定されると、す
なわち容器2内の水温が温度検知器12aにより、高い
と判定されると、保温(ランプ)点灯モードに移行す
る。以上で動作説明を終わる。
【0028】次に、第1実施例の電気ポットに於ける、
水温と気体温度の特性を図4に従い説明する。図4に於
て、横軸は経過時間を示し、縦軸は容器2内の水および
気体の温度を示し、特性41は温度検知器12aによる
容器2内の水の温度特性であり、特性42は温度センサ
12による容器2内の気体の温度特性である。
【0029】点43は沸騰前の第1所定温度例えば87
℃であり、点44は沸騰後の第2所定温度例えば85℃
である。特性41では水温を検知しているので、温度検
知器12aは水温の検出速度が早く、点45で沸騰が開
始し、点46で沸騰が終了する事を示す。
【0030】これに対し特性42では容器2内の気体の
温度を検知しており、沸騰が始まると急速に温度が立ち
上がり、点43で沸騰開始を検出する。この様に第1所
定温度(43)を検出し沸騰開始と判定し、第2所定温
度(44)を検出し沸騰終了を判定する。
【0031】なお、表示部24の点滅等により使用者に
警告を発する第1の本発明は、ポンプ9等を有しない
(電動出湯式でない)エアー式出湯タイプ(プッシュプ
レート式)のものにも適用できる。そして、第1の本発
明の警告表示は点滅に限らず、点灯時とは異なる色を表
示したり、又はその他の特定表示を行い使用者に警告を
与える表示であれば良い。
【0032】次に本発明の第2実施例を図5に従い説明
する。図5は本実施例に係る電気ポットの電気回路図で
ある。この図5に於て、温度検知器12aは容器2の外
底面に密着して取付けられ、容器2内の水温を検出する
ものである。
【0033】そして、第1トランジスタ26のエミッタ
は第4トランジスタ26aのコレクタに接続され、第4
トランジスタ26aのエミッタは第1リード線27に接
続されている。第4トランジスタ26aのベースは抵抗
を介して制御手段18の端子P10に接続されている。
【0034】第1トランジスタ26のコレクタはモータ
10の一端に接続され、第1トランジスタ26のベース
は抵抗を介して出湯ボタン14の一端に接続されてい
る。そして、この出湯ボタン14の接点の一端はダイオ
ード29を介して制御手段18の端子P9に接続されて
いる。そして抵抗26bが第1リード線27と第4トラ
ンジスタ26aのコレクタとの間に接続されている。そ
の他の構成は第1実施例と同じである。
【0035】次に、この電気ポットの動作を図5と図6
に従い説明する。図6はこの電気ポットのフローチャー
トである。これらの図に於て、電源が投入され、スター
トする。初期状態では水温が低いため、温度検知器12
aがこの低い温度を検出する事により、「湯沸かしモー
ド又は保温点滅モードか」がYESと判定される(ステ
ップS1)。
【0036】そして「温度検知器12aが検出するセン
サ温度が95℃未満か」がYESと判定されると(ステ
ップS2)、湯沸かしヒータ4がオンされ(ステップS
3)保温ヒータ5がオンされ(ステップS4)、沸騰ラ
ンプ25が点灯する(ステップS5)。この様にして容
器2内の水の湯沸かしを行なう。そして、他の処理1
(ステップS6)と他の処理2(ステップS7)を行
い、ステップS1の直前に戻る(湯沸かしモード)。
【0037】次にステップS2で、センサ温度が95℃
以上と判定されると、保温点滅モードに移行する。そし
て「センサ(温度検知器12a)の温度勾配が所定値以
下か否か」がYESと判定されると(ステップS8)、
次のステップに進む。即ち、水温の温度勾配が所定値
(例えば1℃/50秒)以下になると、沸騰点に達した
と判定される。
【0038】そして「出湯ボタン14を押したか否か」
がYESと判定されると(ステップS9)、ポンプ9が
弱回転する(ステップS10)。即ち図5に於て、出湯
ボタン14をオンすると、制御手段18の端子P9に
「L」信号が入力する。それにより制御手段18は端子
P2に「L」信号を出力する。この時、第1トランジス
タ26はオンとなり、第2トランジスタ32はオフとな
り、第3トランジスタ36はオンとなり、第2制御素子
38へゲート電流が流れ、第2制御素子38はオンとな
る。
【0039】そして、ステップS8とステップS9が共
にYESと判定された事により、制御手段18の端子P
10に「H」信号が出力される。その結果、第4トラン
ジスタ26aはオフとなり、第1リード線27から抵抗
26bと第1トランジスタ26とモータ10と第2リー
ド線28と第2制御素子38と保温ヒータ5を介して第
3リード線39へ電流が流れる。この様に第1実施例の
ものに比べて、モータ10に直列に抵抗26bが接続さ
れるので、モータ10への印加電圧は減り、モータ10
は弱回転する。
【0040】再び図6に示す様に、湯沸かしヒータ4が
オフとなり(ステップS11)、保温ヒータ5がオフと
なり(ステップS12)、沸騰ランプ25が消灯し(ス
テップS13)、保温ランプ24が点滅し(ステップS
14)、「沸騰から所定時間経過したか否か」がNOと
判定されると(ステップS15)、他の処理2の直前へ
とステップが進む。即ち、沸騰から所定時間が経過する
までの期間が保温(ランプ)点滅モードであり、ポンプ
10が弱回転して、高温の湯が給湯パイプ8を介して吐
出される。
【0041】この様に、沸騰が開始した時(即ちステッ
プS8がYESと判定された時)から、沸騰して所定時
間経過するまでの期間は、容器2内が高圧状態にある。
しかし、使用者が出湯ボタン14を押すと、モータ10
は弱回転しているので、高温かつ高圧の湯が勢いよく出
湯する事が防止される。故に、安全性が確保される。
【0042】次に、「沸騰から所定時間経過したか否
か」がYESと判定されると(ステップS15)、沸騰
状態から脱却したと判定され、次のステップに進む。そ
して、「出湯ボタン14を押したか否か」がYESと判
定され(ステップS16)、ポンプ9が強回転し(ステ
ップS17)、保温ランプ24が点灯する(ステップS
18)。
【0043】即ち図5に於て、ステップS15とステッ
プS16が共にYESと判定された事により、制御手段
18の端子P10に「L」信号が出力される。その結
果、第4トランジスタ26aはオンとなり、第1リード
線27から第4トランジスタ26aを通り(抵抗26b
を介せずに)、第1トランジスタ26とモータ10と第
2リード線28と第2制御素子38と保温ヒータ5を介
して第3リード線39へ電流が流れる。
【0044】そして、上述のモータ10の弱回転時に比
べて、モータ10に直列に接続された抵抗26bには殆
んど電流が流れないので、モータ10への印加電圧は増
え、モータ10は強回転する。この様に、沸騰状態から
脱却した状態で出湯ボタン14を押すと、モータは強回
転するので、迅速に出湯する。以上で動作説明を終わ
る。
【0045】
【発明の効果】以上の様に第1の本発明では、容器内の
気体が沸騰前の第1所定温度に達してから沸騰後にヒー
タの通電を停止し、気体が第2所定温度に降温するまで
の間、表示部は警告表示を行なう。この期間中は、容器
内の水が沸騰しているため、容器内の圧力が高く、危険
な状態であるが、上述の警告表示により使用者に出湯し
ない様に警告するので、安全性は確保される。また温度
センサは直接に容器内の気体の温度を検出しているの
で、沸騰状態を正確に検出できる。
【0046】そして第2の本発明では、容器内の水を外
部へ吐出するポンプを設け、容器内の水が沸騰して所定
時間経過するまでにポンプを弱回転させる。故に、容器
内が高圧状態にある上述の期間中に、使用者が出湯ボタ
ンを押すと、ポンプは弱回転しているので、高温かつ高
圧の湯が勢いよく出湯する事が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電気ポットの断面図
である。
【図2】前記電気ポットの電気回路図である。
【図3】前記電気ポットのフローチャートである。
【図4】前記電気ポットに於ける、水および気体の温度
特性図である。
【図5】本発明の第2実施例に係る電気ポットの電気回
路図である。
【図6】前記電気ポットのフローチャートである。
【符号の説明】
2 容器 3 ヒータ 12 温度センサ 18 制御手段 24 表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源に接続されかつ容器内の水を加熱す
    るヒータと、容器内の気体の温度を検出する温度センサ
    と、検出されたセンサ温度に従い前記ヒータを通電制御
    する制御手段と、その制御手段に接続された表示部とを
    備え、前記センサ温度が沸騰前の第1所定温度に達する
    と前記ヒータへの通電を停止し、前記表示部が警告表示
    を開始し、前記センサ温度が第2所定温度に降下するま
    で前記警告表示を続行する様に、前記制御手段が制御す
    る事を特徴とする電気ポット。
  2. 【請求項2】 電源に接続されかつ容器内の水を加熱す
    るヒータと、その水温を検出する温度検知器と、その検
    出水温に従い前記ヒータを通電制御する制御手段と、前
    記電源に接続されかつ前記容器内の水を外部へ吐出する
    ポンプとを備え、前記容器内の水が沸騰して所定時間経
    過するまでの期間に出湯ボタンが押されると前記ポンプ
    を弱回転させ、前記期間を除く期間に前記出湯ボタンが
    押されると前記ポンプを強回転させる様に、前記制御手
    段が制御する事を特徴とする電気ポット。
JP10441095A 1995-04-27 1995-04-27 電気ポット Pending JPH08294451A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10441095A JPH08294451A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 電気ポット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10441095A JPH08294451A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 電気ポット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08294451A true JPH08294451A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14379943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10441095A Pending JPH08294451A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 電気ポット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08294451A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2424740A (en) * 2005-03-24 2006-10-04 Anthony Almond Fluid temperature alarm
CN106406140A (zh) * 2016-10-08 2017-02-15 珠海格力电器股份有限公司 家用电器的控制方法、设备和装置
CN112099550A (zh) * 2020-08-18 2020-12-18 宁波方太厨具有限公司 一种水加热电器的温度控制方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2424740A (en) * 2005-03-24 2006-10-04 Anthony Almond Fluid temperature alarm
CN106406140A (zh) * 2016-10-08 2017-02-15 珠海格力电器股份有限公司 家用电器的控制方法、设备和装置
CN112099550A (zh) * 2020-08-18 2020-12-18 宁波方太厨具有限公司 一种水加热电器的温度控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08294451A (ja) 電気ポット
JP2013000203A (ja) 誘導加熱式炊飯器
JP2009247687A (ja) 電気ポット
JP3512006B2 (ja) 電気炊飯器
JP3298095B2 (ja) 電気調理器
JPH08332143A (ja) 調理器
JPH08266417A (ja) 電気ポット
JP2920191B2 (ja) 電磁炊飯器
JPH0789989B2 (ja) 電気炊飯器
JP3177936B2 (ja) 調理器
JPH09294675A (ja) 電気炊飯器
JP3000940B2 (ja) 電気おかゆ鍋
JP2007296028A (ja) 電気ポット
JP3506123B2 (ja) 電気貯湯容器
JPH0795974B2 (ja) 炊飯器
JP2890388B2 (ja) 炊飯器
JPH09206203A (ja) 電気炊飯器
JP3252821B2 (ja) 炊飯器
JP3147812B2 (ja) 電気炊飯器
JP2003088468A (ja) 電気湯沸かし器
JPH0725142Y2 (ja) 電気貯湯容器の加熱回路
JP3177935B2 (ja) 炊飯器
JP3076666B2 (ja) 炊飯器
JP3144227B2 (ja) 電気湯沸し器
JPH05337037A (ja) 炊飯器