JP3512006B2 - 電気炊飯器 - Google Patents
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Description
温温度による保温制御(即ち、低温保温制御)を行い得
るように構成された電気炊飯器に関するものである。
ったご飯を所定の保温温度に保持する保温制御が行われ
ることとなっている。この保温制御には、例えば約72
℃で保温を行う通常保温制御と、例えば約65℃で保温
を行う低温保温制御とが従来から行われている。
間継続していると、ご飯に腐敗臭が生じるという不具合
があるところから、低温保温制御を所定時間継続した後
には、加熱手段による加熱を行う昇温工程(換言すれ
ば、腐敗防止対策)を実行することとなっている。この
腐敗防止対策としての昇温工程は、飯器に収容されてい
るご飯の量に関係なく、例えば、図19に示すように、
通常保温開始後t1(例えば、6時間)およびt3(例え
ば、13時間)が経過した時点で、例えば所定温度Ts
h(例えば、約110℃)に昇温させることにより行わ
れることとなっていた。なお、図16の場合の低温保温
制御においては、低温保温開始から1回目の昇温制御ま
での間は低温保温設定温度Ts1(例えば、65℃)で
の保温制御が実行され、1回目の昇温制御から2回目の
昇温制御までの間は前記低温保温設定温度Ts1(例え
ば、65℃)より高く通常保温設定温度Ts3(例え
ば、72℃)より低い中間温度保温設定温度Ts2(例
えば、68℃)での保温制御が実行され、2回目の昇温
制御以後は通常保温設定温度Ts3(例えば、72℃)
での保温制御が実行されることとなっている。
0℃)は、飯器温度を検出する温度検出手段からの温度
情報に基づいているため、実際のご飯温度との間にギャ
ップがある。一方、飯器内に収納されているご飯の量
は、一定ではなく、多い場合と少ない場合とがある。
昇温工程等の腐敗防止対策を実行した場合、ご飯の保温
量が多い場合には、飯器温度が制御基準温度である約1
10℃に到達していても、ご飯の温度が十分に昇温せ
ず、腐敗防止効果が十分得られない場合が生じるおそれ
がある。
ので、ご飯の保温量に対応した腐敗防止の確保と保温性
能の向上とを図ることを目的とするものである。
ための手段として、内部に飯器を収納し得るように構成
された炊飯器本体と、該炊飯器本体の開口を開閉自在に
覆蓋する蓋体と、前記飯器を加熱する加熱手段と、前記
飯器の温度を検出する温度検出手段とを備え、炊飯終了
後において前記飯器温度を通常保温温度より低い低温保
温温度に保持するように前記加熱手段への通電を制御す
る低温保温制御を行うとともに、該低温保温制御中にお
いては所定時間経過後に前記加熱手段の出力を最大出力
より小さく制御しつつ前記飯器温度を昇温させる昇温制
御と、該昇温制御後において前記低温保温温度より高い
保温温度で保温を行う保温制御とを繰り返し行うように
した電気炊飯器において、前記飯器に収容されているご
飯の保温量を判定するものであって前記昇温制御時にお
いて所定時間内に所定温度まで飯器温度が上昇しなかっ
た場合を保温量=多量と判定する保温量判定手段と、該
保温量判定手段により保温量が多量と判定された時にご
飯の腐敗を防止するための加熱制御を行う腐敗防止制御
手段とを付設している。
収容されているご飯の保温量が、多量と判定された場合
には、ご飯の腐敗を防止するための加熱制御が行われ
る。従って、ご飯の保温量が多量の時にも十分な腐敗防
止効果が得られる。また、ご飯の保温量が多量な時だけ
制御内容を変更することとなっているため、省エネに影
響を及ぼすことなく、保温性能の向上を図ることもでき
る。また、昇温開始してから所定時間が経過した時点の
飯器温度を検出することにより、昇温制御時の所定温度
まで飯器温度が上昇しなかった場合を保温量が多量と判
定することができることとなり、保温量判定が容易とな
る。また、加熱手段の出力を最大出力より小さく制御し
つつ昇温制御を行うこととなっているため、昇温制御時
において所定時間内に所定温度まで飯器温度が上昇しな
い場合を現出し易くなる。
ための手段として、内部に飯器を収納し得るように構成
された炊飯器本体と、該炊飯器本体の開口を開閉自在に
覆蓋する蓋体と、前記飯器を加熱する加熱手段と、前記
飯器の温度を検出する温度検出手段とを備え、炊飯終了
後において前記飯器温度を通常保温温度より低い低温保
温温度に保持するように前記加熱手段への通電を制御す
る低温保温制御を行うとともに、該低温保温制御中にお
いては所定時間経過後に前記飯器温度を昇温させる昇温
制御と、該昇温制御後において前記低温保温温度より高
い保温温度で保温を行う保温制御とを繰り返し行うよう
にした電気炊飯器において、前記飯器に収容されている
ご飯の保温量を判定する保温量判定手段と、該保温量判
定手段により保温量が予め設定された設定保温量より多
い時に前記昇温制御間の保温時間を短縮する腐敗防止制
御手段とを付設している。
収容されているご飯の保温量が、設定保温量より多い判
定された場合には、ご飯の腐敗を防止するための加熱制
御が行われる。従って、ご飯の保温量が多い時にも十分
な腐敗防止効果が得られる。また、ご飯の保温量が多い
時だけ制御内容を変更することとなっているため、省エ
ネに影響を及ぼすことなく、保温性能の向上を図ること
もできる。また、昇温制御間の保温時間を短縮する制御
を行うだけで、十分な腐敗防止効果が得られることとな
り、制御内容を簡略化できる。
ための手段として、内部に飯器を収納し得るように構成
された炊飯器本体と、該炊飯器本体の開口を開閉自在に
覆蓋する蓋体と、前記飯器を加熱する加熱手段と、前記
飯器の温度を検出する温度検出手段とを備え、炊飯終了
後において前記飯器温度を通常保温温度より低い低温保
温温度に保持するように前記加熱手段への通電を制御す
る低温保温制御を行うとともに、該低温保温制御中にお
いては所定時間経過後に前記飯器温度を昇温させる昇温
制御と、該昇温制御後において前記低温保温温度より高
い保温温度で保温を行う保温制御とを繰り返し行うよう
にした電気炊飯器において、前記飯器に収容されている
ご飯の保温量を判定する保温量判定手段と、該保温量判
定手段により保温量が予め設定された設定保温量より多
い時に1回目の昇温制御後に通常保温制御を行う腐敗防
止制御手段とを付設している。
収容されているご飯の保温量が、設定保温量より多い判
定された場合には、ご飯の腐敗を防止するための加熱制
御が行われる。従って、ご飯の保温量が多い時にも十分
な腐敗防止効果が得られる。また、ご飯の保温量が多い
時だけ制御内容を変更することとなっているため、省エ
ネに影響を及ぼすことなく、保温性能の向上を図ること
もできる。また、1回目の昇温制御後に低温保温制御か
ら通常保温制御に戻すだけで、十分な腐敗防止効果が得
られることとなり、制御内容を簡略化できる。
ための手段として、内部に飯器を収納し得るように構成
された炊飯器本体と、該炊飯器本体の開口を開閉自在に
覆蓋する蓋体と、前記 飯器を加熱する加熱手段と、前記
飯器の温度を検出する温度検出手段とを備え、炊飯終了
後において前記飯器温度を通常保温温度より低い低温保
温温度に保持するように前記加熱手段への通電を制御す
る低温保温制御を行うとともに、該低温保温制御中にお
いては所定時間経過後に前記飯器温度を昇温させる昇温
制御と、該昇温制御後において前記低温保温温度より高
い保温温度で保温を行う保温制御とを繰り返し行うよう
にした電気炊飯器において、前記飯器に収容されている
ご飯の保温量を判定する保温量判定手段と、該保温量判
定手段により保温量が予め設定された設定保温量より多
い時に時にご飯の腐敗を防止するための加熱制御を行う
腐敗防止制御手段とを付設するとともに、炊飯終了時点
から低温保温制御が開始されるまでの時間が所定値より
大きいときには、1回目の昇温制御前の保温時間を短縮
するようにしている。
収容されているご飯の保温量が、設定保温量より多い判
定された場合には、ご飯の腐敗を防止するための加熱制
御が行われる。従って、ご飯の保温量が多い時にも十分
な腐敗防止効果が得られる。また、ご飯の保温量が多い
時だけ制御内容を変更することとなっているため、省エ
ネに影響を及ぼすことなく、保温性能の向上を図ること
もできる。また、炊飯終了時点から低温保温制御が開始
されるまでの時間が所定値より大きいときには、1回目
の昇温制御が早められることとなり、より確実に腐敗防
止を達成することができる。
幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
かる電気炊飯器が示されている。
を収納し得るように構成され且つ空間部4を有する二重
構造の炊飯器本体1と、該炊飯器本体1の上部開口を開
閉自在に覆蓋する蓋体2とを備えている。
aと底壁となる底部5bとを有する合成樹脂の一体成形
品からなる外ケース5と、内周壁となる合成樹脂製の有
底筒状の保護枠6と、該保護枠6の上端と前記外ケース
5の上端とを結合する合成樹脂製の肩部材7とによって
構成されており、前記外ケース5、保護枠6および肩部
材7に囲まれて前記空間部4が形成されている。なお、
前記保護枠6内には、前記飯器3が取り出し可能に収納
されることとなっている。
を検出するための温度検出手段として作用するセンタセ
ンサー8を臨ませるためのセンサー穴9が形成されてい
る。
における加熱手段として作用する環状の電磁誘導コイル
(以下、ワークコイルという)10が前記保護枠6の底
面および該底面から側周面に至る間の湾曲部に対応して
配設されている。該ワークコイル10は、交番磁界を発
生するものであり、該交番磁界の電磁誘導により前記飯
器3に誘導渦電流を発生させ、該誘導渦電流の抵抗熱を
利用して加熱するものとされている。なお、飯器3は、
ワークコイル10により誘導渦電流を発生させることの
できる材質(例えば、磁性体材料)により構成される。
底面に対して固定されたコイルダイ11と前記保護枠6
の底面との間に挟持されている。符号12はフェライト
コアであり、ワークコイル10による磁気が下方に存在
する機器に対して影響を及ぼさないように遮閉する作用
をなす。
部に対して接触するようにしてセンタセンサー8が設け
られている。また、前記保護枠6の側周面には、保温時
における加熱手段として作用する保温ヒータとなる側面
ヒータ13が取り付けられている。
5の底部5b)には、前記ワークコイル10の通電制御
を行うためのパワートランジスタおよび整流用ダイオー
ドブリッジ(図示省略)等の電子部品へ冷却風を圧送す
る電子部品冷却ファン14が配設されている。また、前
記炊飯器本体1の底壁(具体的には、外ケース5の底部
5b)には、前記電子部品冷却ファン14に対向して空
気入口15が形成されている。
樹脂製の上板16と、内面を構成する合成樹脂製の下板
17とによって構成されており、前記上下板16,17
に囲まれた空間部18には、断熱材19が配設されてい
る。
されたヒンジユニット20を介して炊飯器本体1に対し
て弧回動自在且つ着脱自在に取り付けられている。
板16から垂設された筒部21が形成されており、該筒
部21内には、炊飯時に発生する水蒸気を外部へ排出す
るための蒸気排出通路22を有するスチームキャップ2
3が着脱自在に取り付けられている。該スチームキャッ
プ23内には、調圧弁として作用するボール弁24が配
設されている。前記スチームキャップ23の下端には、
前記蓋体2の閉止時に前記飯器3の開口部3aを密閉す
るための熱良導体(例えば、アルミ合金)からなる放熱
板25が取り付けられている。符号26はスチームキャ
ップ23への蒸気入口、27はスチームキャップ24か
らの蒸気出口、28は放熱板25に形成された蒸気口、
29は放熱板25の周縁と飯器3の開口部3aとの間を
シールするシールパッキン、30は放熱板25と蓋体下
板17との間をシールするシールパッキンである。
れており、該肩ヒータ31に対しては、前記蓋体2の閉
止時に放熱板25の外周縁が圧接され、放熱板25は肩
ヒータ31からの熱伝導により加熱されることとなって
いる。この肩ヒータ31は、断面逆U字状のヒータリン
グ32と、該ヒータリング32内に配設された発熱体3
3とからなっている。
内方に位置し、該放熱板25との間に空間部を介在させ
た状態で前記飯器3の開口部3aより内方に臨ませ且つ
その外周を前記飯器3の内周面に近接させて支持された
熱良導体からなる内蓋34が設けられている。該内蓋3
4は、前記スチームキャップ23の中心部に下向きに突
設された支持軸35に対して着脱自在に嵌着されるシー
ルパッキン36に取り付けられている。
ヒンジユニット20側)おける空間部4には、送風ファ
ン37が前記肩部材7に取り付けられた状態で配置され
ている。該送風ファン37は、スクロールタイプのファ
ンケーシングを有する遠心ファンとされている。
ダクト38が接続されており、該ダクト38の上端は、
前記肩部材7に形成された環状通路39の入口39aに
臨まされている。また、前記肩部材7には、前記環状通
路39と前記飯器3と前記保護枠6との間に形成される
環状の隙間Cの上部とを連通する複数の連通口40が形
成されている。つまり、前記送風ファン37からの送風
は、前記ダクト38、環状通路39および連通口40を
介して前記隙間Cの上部へ供給されることとなっている
のである。符号41は前記外ケース5の胴部5aの下部
に形成された空気取り入れ口である。
体2をロックするロック機構42が設けられている側)
における空間部4には、ワークコイル10、側面ヒータ
13および肩ヒータ31等への通電制御を司る制御ユニ
ットが組み込まれた制御基板43が配設される一方、前
記肩部材7における反ヒンジ側(即ち、蓋体2をロック
するロック機構42が設けられている側)には、各種操
作スイッチ類(例えば、炊飯スイッチ、予約スイッチ
等)および表示装置として作用する液晶表示装置を備え
た操作パネル部44が設けられている。
に、炊飯スイッチ45、予約スイッチ46、取消スイッ
チ47、保温スイッチ48、再加熱スイッチ49、メニ
ュースイッチ50、時スイッチ51、分スイッチ52お
よび液晶表示装置53が設けられている。該液晶表示装
置53の周辺には、メニュースイッチ50の操作に応じ
て液晶表示装置53の矢印53aが移動して表示される
各種メニュー(「白米」、「早炊き」、「玄米」、「お
かゆ」、「炊込み」および「おこわ」)が表示されてい
る。ここで、前記保温スイッチ48は、1回の押圧操作
により通常保温が選択され、2回の押圧操作により低温
保温が選択されることとなっている。
て、本実施の形態にかかる電気炊飯器における電気的構
成を説明する。なお、図1および図2に示された各部に
対応する部分には同一の参照符号を付して示す。
異常加熱を検知して溶断する温度ヒューズ55および整
流回路56を経てワークコイル10に供給されるととも
に、側面ヒータ13および肩ヒータ31にも供給される
こととなっている。符号57は平滑コンデンサ、58は
共振コンデンサ、59,60はヒータ駆動回路である。
ピュータユニット(以下、マイコンと略称する)61か
らIGBTドライブ回路62を経た指令によりON/O
FF制御されるパワートランジスタ63からの制御信号
が与えられることとなっている。
従ってパワートランジスタ63の制御を行い、これによ
りワークコイル10への通電を制御する。この通電制御
は、前記センターセンサ8(図1参照)内に内蔵された
サーミスタ64からの出力信号に基づいて行なわれる。
に加えて、炊飯終了後において飯器温度Tを通常保温温
度Ts3より低い低温保温温度Ts1に保持するようにワ
ークコイル10への通電を制御する低温保温制御を行う
機能と、該低温保温制御中においては所定時間t1ある
いはt2経過後に前記飯器温度Tを短時間だけ所定温度
Tshに昇温させる昇温制御と、該昇温制御後において
前記低温保温温度Ts1より高い保温温度Ts2あるいは
Ts3で保温を行う保温制御とを繰り返し行う機能と、
前記飯器3に収容されているご飯の保温量Wを判定する
保温量判定手段としての機能と、該保温量判定手段によ
り判定された保温量Wが予め設定された設定保温量Ws
より多い時にご飯の腐敗を防止するための加熱制御を行
う腐敗防止制御手段としての機能とを有している。
図5に示すタイムチャートを参照して、本実施の形態に
かかる電気炊飯器における低温保温制御について詳述す
る。
ントが開始され、ステップS2において飯器温度Tと低
温保温設定温度Ts1(例えば、65℃)との比較がな
され、ここでT≦Ts1と判定された場合には、ステッ
プS3〜ステップS5においてワークコイル10にデュ
ーティ比=1/16での通電がなされ、側面ヒータ13
にデューティ比=4/16での通電がなされ、肩ヒータ
31にデューティ比=4/16での通電がなされる。一
方、T>Ts1と判定された場合には、ステップS4〜
ステップS6においてワークコイル10および側面ヒー
タ13への通電が停止され、肩ヒータ31にデューティ
比=2/16での通電がなされる。つまり、低温保温設
定温度Ts1(例えば、65℃)での低温保温制御が実
行されるのである。上記低温保温制御は、ステップS9
において保温経過時間が所定時間t1(例えば、6時
間)経過したと判定されるまで継続される。
には、ステップS10に進み、昇温タイマのカウントが
開始され、ステップS11〜ステップS13においてワ
ークコイル10にデューティ比=8/16での通電がな
され、側面ヒータ13にデューティ比=10/16での
通電がなされ、肩ヒータ31にデューティ比=8/16
での通電がなされる。つまり、昇温工程が実行されるの
である。
8により検出される飯器温度Tが急上昇するので、ステ
ップS14において飯器温度Tと昇温完了温度Tsh
(例えば、110℃)との比較がなされ且つステップS
15において昇温タイマが所定時間ts(例えば、4
分)をカウントしたか否かの判定がなされ、ステップS
14においてT>Tshと判定され、ステップS15に
おいて否定判定(即ち、4分経過していない)と判定さ
れた場合には、ステップS16においてご飯の保温量W
=少がマイコン61にセットされ、ステップS14にお
いてT≦Tshと判定され、ステップS15において肯
定判定(即ち、4分経過)と判定された場合には、ステ
ップS17においてご飯の保温量W=多がマイコン61
にセットされる。つまり、保温量Wの判定がなされるの
である。該保温量判定は、昇温制御時において所定時間
ts(例えば、4分)内に所定温度Tsh(例えば、1
10℃)まで飯器温度Tが上昇しなかった場合を多量と
判定するものとされている。このようにすると、昇温開
始してから所定時間ts(即ち、4分)が経過した時点
の飯器温度Tを検出することにより、昇温制御時の所定
温度Tshまで飯器温度Tが上昇しなかった場合を保温
量が多量と判定することができることとなり、保温量判
定が容易となる。
Tと低温保温設定温度Ts1より若干高く、通常保温設
定温度T3(例えば、72℃)より低い中間保温設定温
度Ts2(例えば、68℃)との比較がなされ、ここで
T≦Ts2と判定された場合には、ステップS19〜ス
テップS21においてワークコイル10にデューティ比
=1/16での通電がなされ、側面ヒータ13にデュー
ティ比=4/16での通電がなされ、肩ヒータ31にデ
ューティ比=4/16での通電がなされる。一方、T>
Ts2と判定された場合には、ステップS22〜ステッ
プS24においてワークコイル10および側面ヒータ1
3への通電が停止され、肩ヒータ31にデューティ比=
2/16での通電がなされる。つまり、中間保温設定温
度Ts2(例えば、68℃)での中間温度保温制御が実
行されるのである。
において肯定判定(即ち、保温量=多と判定)され且つ
ステップS26において保温経過時間が所定時間t
2(例えば、8時間)経過したと判定されるか、ステッ
プS25において否定判定(即ち、保温量=少と判定)
され且つステップS27において保温経過時間が所定時
間t3(例えば、13時間)経過したと判定されるまで
継続される。即ち、中間温度保温制御は、ご飯の保温量
Wが少ない時には従来の継続時間と同じ時間t3−t
1(即ち、13−6=7時間)だけ継続されるが、ご飯
の保温量が所定量より多い時には従来より短い時間t2
−t1(即ち、8−6=2時間)だけ継続されることと
なるのである。つまり、ご飯の保温量Wが多い時に中間
温度保温制御時間が短縮されるようになっており、この
時間短縮制御が腐敗防止制御手段として機能することと
なっているのである。
おいて肯定判定された場合には、ステップS28に進
み、昇温タイマのカウントが開始され、ステップS29
〜ステップS31においてワークコイル10にデューテ
ィ比=8/16での通電がなされ、側面ヒータ13にデ
ューティ比=10/16での通電がなされ、肩ヒータ3
1にデューティ比=8/16での通電がなされる。つま
り、昇温工程が実行されるのである。
8により検出される飯器温度Tが急上昇するので、ステ
ップS32において飯器温度Tと昇温完了温度Tsh
(例えば、110℃)との比較がなされ且つステップS
33において昇温タイマが所定時間ts(例えば、4
分)をカウントしたか否かの判定がなされ、ステップS
32においてT>Tshと判定された場合には、昇温工
程を終了してステップS34に直接進むが、ステップS
32においてT≦Tshと判定され、ステップS33に
おいて肯定判定(即ち、4分経過)と判定された場合に
は、飯器温度Tが昇温設定温度Tshに到達していなく
とも、昇温工程を終了してステップS34に進む。
Tと通常保温設定温度Ts3(例えば、72℃)との比
較がなされ、ここでT≦Ts3と判定された場合には、
ステップS35〜ステップS37においてワークコイル
10にデューティ比=1/16での通電がなされ、側面
ヒータ13にデューティ比=4/16での通電がなさ
れ、肩ヒータ31にデューティ比=4/16での通電が
なされる。一方、T>Ts3と判定された場合には、ス
テップS38〜ステップS40においてワークコイル1
0および側面ヒータ13への通電が停止され、肩ヒータ
31にデューティ比=2/16での通電がなされる。つ
まり、通常保温設定温度Ts3(例えば、72℃)での
通常温度保温制御が実行されるのである。該通常保温制
御は、保温経過時間が限界に達するまで継続される。
タイムチャートに点線で示す通りである。なお、図5に
おいて実線で示すものは、従来の低温保温制御を示して
いる。
温量Wを、昇温工程において所定時間ts(例えば、4
分)が経過しても昇温設定温度Tsh(例えば、110
℃)にまで昇温しなかった場合を多量と判定し、多量と
判定された場合に限り、1回目の昇温工程と2回目の昇
温工程との間における中間温度保温制御時間が従来のも
のより短縮されることとなっているのである。
における飯器温度Tの上昇度により行ってもよい。
かる電気炊飯器における保温制御のフローチャートおよ
びタイムチャートが示されている。
昇温制御後に通常保温制御を行うものとされている。
図7に示すタイムチャートを参照して、本実施の形態に
かかる電気炊飯器における低温保温制御について詳述す
る。
ントが開始され、ステップS2において飯器温度Tと低
温保温設定温度Ts1(例えば、65℃)との比較がな
され、ここでT≦Ts1と判定された場合には、ステッ
プS3〜ステップS5においてワークコイル10にデュ
ーティ比=1/16での通電がなされ、側面ヒータ13
にデューティ比=4/16での通電がなされ、肩ヒータ
31にデューティ比=4/16での通電がなされる。一
方、T>Ts1と判定された場合には、ステップS4〜
ステップS6においてワークコイル10および側面ヒー
タ13への通電が停止され、肩ヒータ31にデューティ
比=2/16での通電がなされる。つまり、低温保温設
定温度Ts1(例えば、65℃)での低温保温制御が実
行されるのである。上記低温保温制御は、ステップS9
において保温経過時間が所定時間t1(例えば、6時
間)経過したと判定されるまで継続される。
には、ステップS10に進み、昇温タイマのカウントが
開始され、ステップS11〜ステップS13においてワ
ークコイル10にデューティ比=8/16での通電がな
され、側面ヒータ13にデューティ比=10/16での
通電がなされ、肩ヒータ31にデューティ比=8/16
での通電がなされる。つまり、昇温工程が実行されるの
である。
8により検出される飯器温度Tが急上昇するので、ステ
ップS14において飯器温度Tと昇温完了温度Tsh
(例えば、110℃)との比較がなされ且つステップS
15において昇温タイマが所定時間ts(例えば、4
分)をカウントしたか否かの判定がなされ、ステップS
14においてT>Tshと判定された場合には、ステッ
プS16においてご飯の保温量W=少と判定され、ステ
ップS14においてT≦Tshと判定され、ステップS
15において肯定判定(即ち、4分経過)と判定された
場合には、ステップS17においてご飯の保温量W=多
と判定される。つまり、保温量Wの判定がなされるので
ある。該保温量判定は、昇温制御時において所定時間t
s(例えば、4分)内に所定温度Tsh(例えば、11
0℃)まで飯器温度Tが上昇しなかった場合を多量と判
定するものとされている。このようにすると、昇温開始
してから所定時間ts(即ち、4分)が経過した時点の
飯器温度Tを検出することにより、昇温制御時の所定温
度Tshまで飯器温度Tが上昇しなかった場合を保温量
が多量と判定することができることとなり、保温量判定
が容易となる。
=少と判定された場合には、ステップS18に進み、飯
器温度Tと低温保温設定温度Ts1より若干高く、通常
保温設定温度T3(例えば、72℃)より低い中間保温
設定温度Ts2(例えば、68℃)との比較がなされ、
ここでT≦Ts2と判定された場合には、ステップS1
9〜ステップS21においてワークコイル10にデュー
ティ比=1/16での通電がなされ、側面ヒータ13に
デューティ比=4/16での通電がなされ、肩ヒータ3
1にデューティ比=4/16での通電がなされる。一
方、T>Ts2と判定された場合には、ステップS22
〜ステップS24においてワークコイル10および側面
ヒータ13への通電が停止され、肩ヒータ31にデュー
ティ比=2/16での通電がなされる。つまり、中間保
温設定温度Ts2(例えば、68℃)での中間温度保温
制御が実行されるのである。
において保温経過時間が所定時間tt3(例えば、13
時間)経過したと判定されるまで継続される。即ち、ご
飯の保温量Wが少ない時には従来の低温保温制御におけ
ると同じ時間t3−t1(即ち、13−6=7時間)だけ
継続されるのである。
合には、ステップS26に進み、昇温タイマのカウント
が開始され、ステップS27〜ステップS29において
ワークコイル10にデューティ比=8/16での通電が
なされ、側面ヒータ13にデューティ比=10/16で
の通電がなされ、肩ヒータ31にデューティ比=8/1
6での通電がなされる。つまり、昇温工程が実行される
のである。
8により検出される飯器温度Tが急上昇するので、ステ
ップS30において飯器温度Tと昇温完了温度Tsh
(例えば、110℃)との比較がなされ且つステップS
31において昇温タイマが所定時間ts(例えば、4
分)をカウントしたか否かの判定がなされ、ステップS
30においてT>Tshと判定された場合には、昇温工
程を終了してステップS32に直接進むが、ステップS
30においてT≦Tshと判定され、ステップS31に
おいて肯定判定(即ち、4分経過)と判定された場合に
は、飯器温度Tが昇温設定温度Tshに到達していなく
とも、昇温工程を終了してステップS32に進む。
Tと通常保温設定温度Ts3(例えば、72℃)との比
較がなされ、ここでT≦Ts3と判定された場合には、
ステップS33〜ステップS35においてワークコイル
10にデューティ比=1/16での通電がなされ、側面
ヒータ13にデューティ比=4/16での通電がなさ
れ、肩ヒータ31にデューティ比=4/16での通電が
なされる。一方、T>Ts3と判定された場合には、ス
テップS36〜ステップS38においてワークコイル1
0および側面ヒータ13への通電が停止され、肩ヒータ
31にデューティ比=2/16での通電がなされる。つ
まり、通常保温設定温度Ts3(例えば、72℃)での
通常温度保温制御が実行されるのである。該通常保温制
御は、保温経過時間が限界に達するまで継続される。
タイムチャートに点線で示す通りである。なお、図7に
おいて実線で示すものは、従来の低温保温制御を示して
いる。
温量Wを、昇温工程において所定時間ts(例えば、4
分)が経過しても昇温設定温度Tsh(例えば、110
℃)にまで昇温しなかった場合を多量と判定し、多量と
判定された場合に限り、1回目の昇温工程後に低温保温
制御から通常保温制御に戻されることとなっているので
ある。このようにすると、1回目の昇温制御後に低温保
温制御から通常保温制御に戻すだけで、十分な腐敗防止
効果が得られることとなり、制御内容を簡略化できる。
における飯器温度Tの上昇度により行ってもよい。
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
かる電気炊飯器における低温保温制御のフローチャート
およびタイムチャートが示されている。
温量Wが多量と判定された場合に限り、1回目の昇温工
程と2回目の昇温工程との間における中間温度保温制御
時間を従来のものより短縮するものとされている。そし
て、1回目の昇温工程までの低温保温設定温度Ts1を
炊き上げ工程における合数判定に基づいて設定するよう
にしている。
図9に示すタイムチャートを参照して、本実施の形態に
かかる電気炊飯器における低温保温制御について詳述す
る。
ントが開始され、ステップS2において保温スイッチ4
8により低温保温制御が選択されたか否か(換言すれ
ば、低温スイッチ48が2回操作されたか否か)の判定
がなされる。ここで、肯定判定された場合(換言すれ
ば、低温保温制御が選択されたと判定された場合)に
は、ステップS3に進み、合数判定値による低温保温設
定温度Ts1の設定がなされる。ここで、合数判定値と
は、炊き上げ工程における温度上昇度=ΔT/Δt(図
9参照)により決定される値のことである。例えば、温
度上昇度=ΔT/Δtが所定値以上の場合を合数=大と
し、所定値未満を合数=小として、合数=大の場合には
Ts1=65℃とされ、合数=小の場合にはTs1=60
℃とされる。このようにすると、保温開始後の保温量W
と炊き上げ工程時における合数判定値とが近似している
ので、低温保温開始時から保温量Wに対応した制御を行
うことができるのである。
の設定がなされると、ステップS4において保温制御I
(即ち、低温保温制御)が実行される。該保温制御Iに
ついては後述する。この保温制御Iは、ステップS5に
おいて保温経過時間が所定時間t1(例えば、6時間)
経過したと判定されるまで継続される。
には、ステップS6に進み、昇温制御I(即ち、昇温と
保温量判定)が実行される。該昇温制御Iについては後
述する。そして、ステップS7において保温量Wによる
中間温度保温設定温度Ts2の設定がなされる。例え
ば、昇温制御Iにおいて、保温量W=多と判定された場
合には、Ts2=68℃とされ、保温量W=少と判定さ
れた場合にはTs2=65℃とされる。
s2の設定がなされると、ステップS8において保温制
御II(即ち、中間温度保温制御)が実行される。該保
温制御IIについては後述する。この保温制御IIは、
ステップS9において保温経過時間が所定時間t2(例
えば、8時間)経過したと判定されるまで継続される。
には、ステップS10に進み、昇温制御II(即ち、昇
温工程)が実行される。該昇温制御IIについては後述
する。この昇温制御IIが終了すると、ステップS11
に進み、通常保温設定温度Ts3(例えば、72℃)が
設定され、ステップS12において通常保温設定温度T
s3による保温制御IIIが実行される。該保温制御I
IIについては後述する。
た場合(換言すれば、低温保温制御が選択されていなか
ったと判定された場合)には、直接ステップS11に進
み、以下前記したと同様な制御が実行される。
タイムチャートに点線で示す通りである。なお、図9に
おいて実線で示すものは、従来の低温保温制御を示して
いる。
基づいて低温保温開始時の低温保温設定温度Ts1を設
定するようにしている点を除いて第1の実施の形態にお
けると同様なので説明を省略する。
昇温制御I、IIについて、図10〜図13を参照して
説明する。
ート参照) ステップS1において飯器温度Tと低温保温設定温度T
s1との比較がなされ、ここでT≦Ts1と判定された場
合には、ステップS2〜ステップS4においてワークコ
イル10にデューティ比=1/16での通電がなされ、
側面ヒータ13にデューティ比=4/16での通電がな
され、肩ヒータ31にデューティ比=4/16での通電
がなされる。一方、T>Ts1と判定された場合には、
ステップS5〜ステップS7においてワークコイル10
および側面ヒータ13への通電が停止され、肩ヒータ3
1にデューティ比=2/16での通電がなされる。つま
り、低温保温設定温度Ts1(例えば、60℃あるいは
65℃)での低温保温制御が実行されるのである。
チャート参照) ステップS1において飯器温度Tと中間温度保温設定温
度Ts2との比較がなされ、ここでT≦Ts2と判定され
た場合には、ステップS2〜ステップS4においてワー
クコイル10にデューティ比=1/16での通電がなさ
れ、側面ヒータ13にデューティ比=4/16での通電
がなされ、肩ヒータ31にデューティ比=4/16での
通電がなされる。一方、T>Ts2と判定された場合に
は、ステップS5〜ステップS7においてワークコイル
10および側面ヒータ13への通電が停止され、肩ヒー
タ31にデューティ比=2/16での通電がなされる。
つまり、中間温度保温設定温度Ts2(例えば、65℃
あるいは68℃)での中間温度保温制御が実行されるの
である。
ローチャート参照) ステップS1において飯器温度Tと通常保温設定温度T
s3との比較がなされ、ここでT≦Ts3と判定された場
合には、ステップS2〜ステップS4においてワークコ
イル10にデューティ比=1/16での通電がなされ、
側面ヒータ13にデューティ比=4/16での通電がな
され、肩ヒータ31にデューティ比=4/16での通電
がなされる。一方、T>Ts3と判定された場合には、
ステップS5〜ステップS7においてワークコイル10
および側面ヒータ13への通電が停止され、肩ヒータ3
1にデューティ比=2/16での通電がなされる。つま
り、通常保温設定温度Ts3(例えば、72℃)での通
常保温制御が実行されるのである。
ャート参照) ステップS1において昇温タイマのカウントが開始さ
れ、ステップS2〜ステップS4においてワークコイル
10にデューティ比=8/16での通電がなされ、側面
ヒータ13にデューティ比=10/16での通電がなさ
れ、肩ヒータ31にデューティ比=8/16での通電が
なされる。つまり、昇温工程が実行される。
8により検出される飯器温度Tが急上昇するので、ステ
ップS5において飯器温度Tと昇温完了温度Tsh(例
えば、110℃)との比較がなされ且つステップS6に
おいて昇温タイマが所定時間ts(例えば、4分)をカ
ウントしたか否かの判定がなされ、ステップS5におい
てT>Tshと判定された場合には、ステップS7にお
いてご飯の保温量W=少がマイコン61にセットされ、
ステップS5においてT≦Tshと判定され、ステップ
S6において肯定判定(即ち、4分経過)と判定された
場合には、ステップS8においてご飯の保温量W=多が
マイコン61にセットされる。つまり、保温量Wの判定
がなされるのである。該保温量判定は、昇温制御時にお
いて所定時間ts(例えば、4分)内に所定温度Tsh
(例えば、110℃)まで飯器温度Tが上昇しなかった
場合を多量と判定するものとされている。このようにす
ると、昇温開始してから所定時間ts(即ち、4分)が
経過した時点の飯器温度Tを検出することにより、昇温
制御時の所定温度Tshまで飯器温度Tが上昇しなかっ
た場合を保温量が多量と判定することができることとな
り、保温量判定が容易となる。
ャート参照) ステップS1において昇温タイマのカウントが開始さ
れ、ステップS2〜ステップS4においてワークコイル
10にデューティ比=8/16での通電がなされ、側面
ヒータ13にデューティ比=10/16での通電がなさ
れ、肩ヒータ31にデューティ比=8/16での通電が
なされる。つまり、昇温工程が実行される。
8により検出される飯器温度Tが急上昇するので、ステ
ップS5において飯器温度Tと昇温完了温度Tsh(例
えば、110℃)との比較がなされ且つステップS6に
おいて昇温タイマが所定時間ts(例えば、4分)をカ
ウントしたか否かの判定がなされ、ステップS5におい
てT>Tshと判定された場合には、昇温工程を終了す
るし、ステップS5においてT≦Tshと判定され、ス
テップS6において肯定判定(即ち、4分経過)と判定
された場合には、飯器温度Tが昇温設定値Tshにまで
昇温していなくとも昇温工程を終了する。
にかかる電気炊飯器における保温制御のフローチャート
およびタイムチャートが示されている。
基づいて低温保温開始時の低温保温設定温度Ts1を設
定するようにし、炊飯終了時点から低温保温制御が開始
されるまでの時間t4が所定値ts1(例えば、150
分)より大きいときには、1回目の昇温制御前の保温時
間t5を短縮するようにし、保温量Wが多量と判定され
た場合には、1回目の昇温制御と2回目の昇温制御との
間の保温制御時間を短縮するようにしている。
び図16に示すタイムチャートを参照して、本実施の形
態にかかる電気炊飯器における低温保温制御について詳
述する。
ントが開始され、ステップS2において保温スイッチ4
8により低温保温制御が選択されたか否か(換言すれ
ば、低温スイッチ48が2回操作されたか否か)の判定
がなされる。ここで、肯定判定された場合(換言すれ
ば、低温保温制御が選択されたと判定された場合)に
は、ステップS3に進み、合数判定値による低温保温設
定温度Ts1の設定がなされる。ここで、合数判定値と
は、炊き上げ工程における温度上昇度=ΔT/Δt(図
16参照)により決定される値のことである。例えば、
温度上昇度=ΔT/Δtが所定値以上の場合を合数=大
とし、所定値未満を合数=小として、合数=大の場合に
はTs1=65℃とされ、合数=小の場合にはTs1=6
0℃とされる。このようにすると、保温開始後の保温量
Wと炊き上げ工程時における合数判定値とが近似してい
るので、低温保温開始時から保温量Wに対応した制御を
行うことができるのである。
の設定がなされると、ステップS4において飯器温度T
が低温保温設定温度Ts1に到達したと判定されると、
ステップS5において保温タイマにより保温開始からの
経過時間t4が測定され、ステップS6において該経過
時間t4に対応して1回目の昇温制御前の保温時間t5が
マイコン61にセットされ、ステップS7において低温
保温設定温度Ts1による保温制御I(即ち、低温保温
制御)が実行される(図10参照)。この保温制御I
は、ステップS8において保温経過時間が時間(t4+
t5)経過したと判定されるまで継続される。なお、前
記経過時間t4の大きさに対応して複数(例えば、3
個)の保温時間を設定する場合もある(例えば、t4<
120分のときにはt5=4時間、120分≦t4<18
0分のときにはt5=3時間、t4≧180分のときには
t5=2時間とする場合もある)。
には、ステップS9に進み、昇温制御I(即ち、昇温と
保温量判定)が実行される(図13参照)。そして、ス
テップS10において保温量Wによる中間温度保温設定
温度Ts2の設定がなされる。例えば、昇温制御Iにお
いて、保温量W=多と判定された場合には、Ts2=6
8℃とされ、保温量W=少と判定された場合にはTs2
=65℃とされる。
s2の設定がなされると、ステップS11において保温
制御II(即ち、中間温度保温制御)が実行される(図
11参照)。この保温制御IIは、ステップS12にお
いて保温経過時間が所定時間t2(例えば、8時間)経
過したと判定されるまで継続される。
合には、ステップS13に進み、昇温制御II(即ち、
昇温工程)が実行される(図14参照)。この昇温制御
IIが終了すると、ステップS14に進み、通常保温設
定温度Ts3(例えば、72℃)が設定され、ステップ
S15において通常保温設定温度Ts3による保温制御
IIIが実行される(図12参照)。
た場合(換言すれば、低温保温制御が選択されていなか
ったと判定された場合)には、直接ステップS14に進
み、以下前記したと同様な制御が実行される。
すタイムチャートに点線で示す通りである。なお、図1
6において実線で示すものは、従来の低温保温制御を示
している。
保温制御が開始されるまでの時間t4が所定値より大き
いときには、1回目の昇温制御が早められることとな
り、より確実に腐敗防止を達成することができる。
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
にかかる電気炊飯器における保温制御のフローチャート
およびタイムチャートが示されている。
基づいて低温保温開始時の低温保温設定温度Ts1を設
定するようにし、炊飯終了時点から低温保温制御が開始
されるまでの時間t4が所定値ts1(例えば、150
分)より大きいときには、1回目の昇温制御前の保温時
間t5を短縮するようにし、保温量Wが多量と判定され
た場合には、1回目の昇温制御後に通常保温制御を行う
ようにしている。
び図18に示すタイムチャートを参照して、本実施の形
態にかかる電気炊飯器における低温保温制御について詳
述する。
ントが開始され、ステップS2において保温スイッチ4
8により低温保温制御が選択されたか否か(換言すれ
ば、低温スイッチ48が2回操作されたか否か)の判定
がなされる。ここで、肯定判定された場合(換言すれ
ば、低温保温制御が選択されたと判定された場合)に
は、ステップS3に進み、合数判定値による低温保温設
定温度Ts1の設定がなされる。ここで、合数判定値と
は、炊き上げ工程における温度上昇度=ΔT/Δt(図
16参照)により決定される値のことである。例えば、
温度上昇度=ΔT/Δtが所定値以上の場合を合数=大
とし、所定値未満を合数=小として、合数=大の場合に
はTs1=65℃とされ、合数=小の場合にはTs1=6
0℃とされる。このようにすると、保温開始後の保温量
Wと炊き上げ工程時における合数判定値とが近似してい
るので、低温保温開始時から保温量Wに対応した制御を
行うことができるのである。
の設定がなされると、ステップS4において飯器温度T
が低温保温設定温度Ts1に到達したと判定されると、
ステップS5において保温タイマにより保温開始からの
経過時間t4が測定され、ステップS6において該経過
時間t4に対応して1回目の昇温制御前の保温時間t5が
マイコン61にセットされ、ステップS7において低温
保温設定温度Ts1による保温制御I(即ち、低温保温
制御)が実行される(図10参照)。この保温制御I
は、ステップS8において保温経過時間が時間(t4+
t5)経過したと判定されるまで継続される。なお、前
記経過時間t4の大きさに対応して複数(例えば、3
個)の保温時間を設定する場合もある(例えば、t4<
120分のときにはt5=4時間、120分≦t4<18
0分のときにはt5=3時間、t4≧180分のときには
t5=2時間とする場合もある)。
には、ステップS9に進み、昇温制御I(即ち、昇温と
保温量判定)が実行される(図13参照)。そして、ス
テップS10において保温量Wが少であるか否かの判定
がなされ、ここで、肯定判定された場合(即ち、W=少
と判定された場合)には、ステップS11に進み、保温
量Wによる中間温度保温設定温度Ts2(例えば、65
℃)の設定がなされる。
s2の設定がなされると、ステップS12において中間
温度保温設定温度Ts2による保温制御II(即ち、中
間温度保温制御)が実行される(図11参照)。この保
温制御IIは、ステップS13において保温経過時間が
所定時間t2(例えば、13時間)経過したと判定され
るまで継続される。
合には、ステップS14に進み、昇温制御II(即ち、
昇温工程)が実行される(図14参照)。この昇温制御
IIが終了すると、ステップS15に進み、通常保温設
定温度Ts3(例えば、72℃)が設定され、ステップ
S16において通常保温設定温度Ts3による保温制御
IIIが実行される(図12参照)。
れた場合(即ち、W=多と判定された場合)には、ステ
ップS15に直接進み、通常保温設定温度Ts3(例え
ば、72℃)が設定され、ステップS16において通常
保温設定温度Ts3による保温制御IIIが実行される
(図12参照)。
た場合(換言すれば、低温保温制御が選択されていなか
ったと判定された場合)にも、直接ステップS14に進
み、以下前記したと同様な制御が実行される。
すタイムチャートに点線で示す通りである。なお、図1
8において実線で示すものは、従来の低温保温制御を示
している。
保温制御が開始されるまでの時間t4が所定値より大き
いときには、1回目の昇温制御が早められることとな
り、より確実に腐敗防止を達成することができる。
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
昇温制御時において昇温状態を維持する時間は一定とし
ているが、保温量Wに応じて昇温維持時間を設定する場
合もある。
段としてワークコイルを用いているが、本願発明は、炊
飯用加熱手段として電気ヒータを用いたものにも適用可
能なことは勿論である。
納し得るように構成された炊飯器本体と、該炊飯器本体
の開口を開閉自在に覆蓋する蓋体と、前記飯器を加熱す
る加熱手段と、前記飯器の温度を検出する温度検出手段
とを備え、炊飯終了後において前記飯器温度を通常保温
温度より低い低温保温温度に保持するように前記加熱手
段への通電を制御する低温保温制御を行うとともに、該
低温保温制御中においては所定時間経過後に前記加熱手
段の出力を最大出力より小さく制御しつつ前記飯器温度
を昇温させる昇温制御と、該昇温制御後において前記低
温保温温度より高い保温温度で保温を行う保温制御とを
繰り返し行うようにした電気炊飯器において、前記飯器
に収容されているご飯の保温量を判定するものであって
前記昇温制御時において所定時間内に所定温度まで飯器
温度が上昇しなかった場合を保温量=多量と判定する保
温量判定手段と、該保温量判定手段により保温量が多量
と判定された時にご飯の腐敗を防止するための加熱制御
を行う腐敗防止制御手段とを付設して、飯器に収容され
ているご飯の保温量が、多量と判定された場合には、ご
飯の腐敗を防止するための加熱制御を実行するようにし
たので、ご飯の保温量が多量の時にも十分な腐敗防止効
果が得られるという効果がある。
容を変更することとなっているため、省エネに影響を及
ぼすことなく、保温性能の向上を図ることもできるとい
う効果もある。
た時点の飯器温度を検出することにより、昇温制御時の
所定温度まで飯器温度が上昇しなかった場合を保温量が
多量と判定することができることとなり、保温量判定が
容易となるという効果もある。 また、加熱手段の出力
を最大出力より小さく制御しつつ昇温制御を行うことと
なっているため、昇温制御時において所定時間内に所定
温度まで飯器温度が上昇しない場合を現出し易くなると
いう効果もある。
納し得るように構成された炊飯器本体と、該炊飯器本体
の開口を開閉自在に覆蓋する蓋体と、前記飯器を加熱す
る加熱手段と、前記飯器の温度を検出する温度検出手段
とを備え、炊飯終了後において前記飯器温度を通常保温
温度より低い低温保温温度に保持するように前記加熱手
段への通電を制御する低温保温制御を行うとともに、該
低温保温制御中においては所定時間経過後に前記飯器温
度を昇温させる昇温制御と、該昇温制御後において前記
低温保温温度より高い保温温度で保温を行う保温制御と
を繰り返し行うようにした電気炊飯器において、前記飯
器に収容されているご飯の保温量を判定する保温量判定
手段と、該保温量判定手段により保温量が予め設定され
た設定保温量より多い時に前記昇温制御間の保温時間を
短縮する腐敗防止制御手段とを付設して、飯器に収容さ
れているご飯の保温量が、設定保温量より多い判定され
た場合には、ご飯の腐敗を防止するための加熱制御を実
行するようにしたので、ご飯の保温量が多い時にも十分
な腐敗防止効果が得られるという効果がある。
を変更することとなっているため、省エネに影響を及ぼ
すことなく、保温性能の向上を図ることもできるという
効果もある。
御を行うだけで、十分な腐敗防止効果が得られることと
なり、制御内容を簡略化できるという効果もある。
納し得るように構成された炊飯器本体と、該炊飯器本体
の開口を開閉自在に覆蓋する蓋体と、前記飯器を加熱す
る加熱手段と、前記飯器の温度を検出する温度検出手段
とを備え、炊飯終了後において前記飯器温度を通常保温
温度より低い低温保温温度に保持するように前記加熱手
段への通電を制御する低温保温制御を行うとともに、該
低温保温制御中においては所定時間経過後に前記飯器温
度を昇温させる昇温制御と、該昇温制御後において前記
低温保温温度より高い保温温度で保温を行う保温制御と
を繰り返し行うようにした電気炊飯器において、前記飯
器に収容されているご飯の保温量を判定する保温量判定
手段と、該保温量判定手段により保温量が予め設定され
た設定保温量より多い時に1回目の昇温制御後に通常保
温制御を行う腐敗防止制御手段とを付設して、飯器に収
容されているご飯の保温量が、設定保温量より多い判定
された場合には、ご飯の腐敗を防止するための加熱制御
を実行するようにしたので、ご飯の保温量が多い時にも
十分な腐敗防止効果が得られるという効果がある。
を変更することとなっているため、省エネに影響を及ぼ
すことなく、保温性能の向上を図ることもできるという
効果もある。
から通常保温制御に戻すだけで、十分な腐敗防止効果が
得られることとなり、制御内容を簡略化できるという効
果もある。
納し得るように構成された炊飯器本体と、該炊飯器本体
の開口を開閉自在に覆蓋する蓋体と、前記飯器を加熱す
る加熱手段と、前記飯器の温度を検出する温度検出手段
とを備え、炊飯終了後において前記飯器温度を通常保温
温度より低い低温保温温度に保持するように前記加熱手
段への通電を制御する低温保温制御を行うとともに、該
低温保温制御中においては所定時間経過後に前記飯器温
度を昇温させる昇温制御と、該昇温制御後において前記
低温保温温度より高い保温温度で保温を行う保温制御と
を繰り返し行うようにした電気炊飯器において、前記飯
器に収容されているご飯の保温量を判定する保温量判定
手段と、該保温量判定手段により保温量が予め設定され
た設定保温量より多い時に時にご飯の腐敗を防止するた
めの加熱制御を行う腐敗防止制御手段とを付設するとと
もに、炊飯終了時点から低温保温制御が開始されるまで
の時間が所定値より大きいときには、1回目の昇温制御
前の保温時間を短縮するようにして、飯器に収容されて
いるご飯の保温量が、設定保温量より多い判定された場
合には、ご飯の腐敗を防止するための加熱制御を実行す
るようにしたので、ご飯の保温量が多い時にも十分な腐
敗防止効果が得られるという効果がある。
を変更することとなっているため、省エネに影響を及ぼ
すことなく、保温性能の向上を図ることもできるという
効果もある。
始されるまでの時間が所定値より大きいときには、1回
目の昇温制御が早められることとなり、より確実に腐敗
防止を達成することができるという効果もある。
器の縦断面図である。
器における操作パネル部の正面図である。
器における制御回路部の結線図である。
器における低温保温制御のフローチャートである。
器における低温保温制御のタイムチャートである。
器における低温保温制御のフローチャートである。
器における低温保温制御のタイムチャートである。
器における低温保温制御のフローチャートである。
器における低温保温制御のタイムチャートである。
飯器における低温保温制御時の保温制御Iのフローチャ
ートである。
飯器における低温保温制御時の保温制御IIのフローチ
ャートである。
飯器における低温保温制御時の保温制御IIIのフロー
チャートである。
飯器における低温保温制御時の昇温制御Iのフローチャ
ートである。
飯器における低温保温制御時の昇温制御IIのフローチ
ャートである。
飯器における低温保温制御のフローチャートである。
飯器における低温保温制御のタイムチャートである。
飯器における低温保温制御のフローチャートである。
飯器における低温保温制御のタイムチャートである。
イムチャートである。
段(センタセンサー)、10は加熱手段(ワークコイ
ル)、61はマイコン。
Claims (4)
- 【請求項1】 内部に飯器を収納し得るように構成され
た炊飯器本体と、該炊飯器本体の開口を開閉自在に覆蓋
する蓋体と、前記飯器を加熱する加熱手段と、前記飯器
の温度を検出する温度検出手段とを備え、炊飯終了後に
おいて前記飯器温度を通常保温温度より低い低温保温温
度に保持するように前記加熱手段への通電を制御する低
温保温制御を行うとともに、該低温保温制御中において
は所定時間経過後に前記加熱手段の出力を最大出力より
小さく制御しつつ前記飯器温度を昇温させる昇温制御
と、該昇温制御後において前記低温保温温度より高い保
温温度で保温を行う保温制御とを繰り返し行うようにし
た電気炊飯器であって、前記飯器に収容されているご飯
の保温量を判定するものであって前記昇温制御時におい
て所定時間内に所定温度まで飯器温度が上昇しなかった
場合を保温量=多量と判定する保温量判定手段と、該保
温量判定手段により保温量が多量と判定された時にご飯
の腐敗を防止するための加熱制御を行う腐敗防止制御手
段とを付設したことを特徴とする電気炊飯器。 - 【請求項2】 内部に飯器を収納し得るように構成され
た炊飯器本体と、該炊飯器本体の開口を開閉自在に覆蓋
する蓋体と、前記飯器を加熱する加熱手段と、前記飯器
の温度を検出する温度検出手段とを備え、炊飯終了後に
おいて前記飯器温度を通常保温温度より低い低温保温温
度に保持するように前記加熱手段への通電を制御する低
温保温制御を行うとともに、該低温保温制御中において
は所定時間経過後に前記飯器温度を昇温させる昇温制御
と、該昇温制御後において前記低温保温温度より高い保
温温度で保温を行う保温制御とを繰り返し行うようにし
た電気炊飯器であって、前記飯器に収容されているご飯
の保温量を判定する保温量判定手段と、該保温量判定手
段により保温量が予め設定された設定保温量より多い時
に前記昇温制御間の保温時間を短縮する腐敗防止制御手
段とを付設したことを特徴とする電気炊飯器。 - 【請求項3】 内部に飯器を収納し得るように構成され
た炊飯器本体と、該炊飯器本体の開口を開閉自在に覆蓋
する蓋体と、前記飯器を加熱する加熱手段と、前記飯器
の温度を検出する温度検出手段とを備え、炊飯終了後に
おいて前記飯器温度を通常保温温度より低い低温保温温
度に保持するように前記加熱手段への通電を制御する低
温保温制御を行うとともに、該低温保温制御中において
は所定時間経過後に前記飯器温度を昇温させる昇温制御
と、該昇温制御後において前記低温保温温度より高い保
温温度で保温を行う保温制御とを繰り返し行うようにし
た電気炊飯器であって、前記飯器に収容されているご飯
の保温量を判定する保温量判定手段と、該保温量判定手
段により保温量が予め設定された設定保温量より多い時
に1回目の昇温制御後に通常保温制御を行う腐敗防止制
御手段とを付設したことを特徴とする電気炊飯器。 - 【請求項4】 内部に飯器を収納し得るように構成され
た炊飯器本体と、該炊飯器本体の開口を開閉自在に覆蓋
する蓋体と、前記飯器を加熱する加熱手段と、前記飯器
の温度を検出する温度検出手段とを備え、炊飯終了後に
おいて前記飯器温度を通常保温温度より低い低温保温温
度に保持するように前記加熱手段への通電を制御する低
温保温制御を行うとともに、該低温保温制御中において
は所定時間経過後に前記飯器温度を昇温させる昇温制御
と、該昇温制御後において前記低温保温温度より高い保
温温度で保温を行う保温制御とを繰り返し行うようにし
た電気炊飯器であって、前記飯器に収容されているご飯
の保温量を判定する保温量判定手段と、該保温量判定手
段により保温量が予め設定された設定保温量より多い時
に時にご飯の腐敗を防止するための加熱制御を行う腐敗
防止制御手段とを付設するとともに、炊飯終了時点から
低温保温制御が開始されるまでの時間が所定値より大き
いときには、1回目の昇温制御前の保温時間を短縮する
ようにしたことを特徴とする電気炊飯器。
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