JPH08293416A - ノイズフィルタ - Google Patents

ノイズフィルタ

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JPH08293416A
JPH08293416A JP9818295A JP9818295A JPH08293416A JP H08293416 A JPH08293416 A JP H08293416A JP 9818295 A JP9818295 A JP 9818295A JP 9818295 A JP9818295 A JP 9818295A JP H08293416 A JPH08293416 A JP H08293416A
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inductor
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JP9818295A
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Toru Otaki
徹 大滝
Yasushi Takeuchi
靖 竹内
Hideho Inagawa
秀穂 稲川
Yoshimi Terayama
芳実 寺山
Koji Hirai
宏治 平井
Tomoyasu Arakawa
智安 荒川
Toru Aisaka
徹 逢坂
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  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板上の小さい占有面積で大きいインダクタ
ンスおよび容量を得ることが可能な、ノイズフィルタを
提供する。 【構成】 積層されている多層基板1と、積層されてい
る多層基板1のうちの任意の2層1B,1Cの各々に配
設されている複数の互いに独立するプリント配線5と、
複数の互いに独立するプリント配線5のうちの少なくと
も2本の端部同士を多層基板1の面に垂直な方向に接続
する複数の貫通穴2および複数の非貫通穴3とを備え、
貫通穴2または非貫通穴3を介して複数の互いに独立す
るプリント配線5を順次連続して接続してコイル状のプ
リントインダクタ10を形成し、積層されている多層基
板1のうちの少なくとも1層1A,1Dが、コイル状の
プリントインダクタ10を形成するプリント配線5と容
量結合を得るプリントパターン4を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はノイズフィルタの構造に
関し、特に多層基板に直接形成する場合およびチップ部
品に形成する場合の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回路基板から発生する放射ノイズ
を抑制するためには、基板上に配設されるディジタルI
Cと供給電源Vccとの間やディジタルICの出力側と
入力側との間の接続ラインに、インダクタとコンデンサ
とを有するローパスフィルタからなる雑音防止回路(ノ
イズフィルタ)を形成している。
【0003】図10は、従来の渦巻型プリントインダク
タの構成例を示す図であり、(A)は全体の斜視図、
(B)は基板の上面図、(C)は基板の下面図である。
図11は、従来の蛇行型プリントインダクタの構成例を
示す図であり、(A)は全体の斜視図、(B)は基板の
上面図である。
【0004】図10は、導体膜のインダクタ103によ
るプリント配線を基板101上に角渦巻型に形成してい
る。その中心側の端子部103Aは、めっきスルーホー
ル102の基板101における上面部に接続され、外側
の端子部103Bは外部に接続される。端子部103A
はさらに、めっきスルーホール102の基板101にお
ける下面部のインダクタ103によるプリント配線の中
心側の端子部103A’に接続されて引き出され、外側
の端子部103Cは外部に接続されている。
【0005】また、図11は、導体膜のインダクタ10
3によるプリント配線を基板101の同一平面上で蛇行
させて、ジグザグ状に形成している。端子部103B,
103Cは、いずれも外部に接続されている。
【0006】図10および図11のいずれの場合にも、
基板101上の限られた面積内で、インダクタ103に
よるプリント配線をできるだけ長くするように、スパイ
ラル状あるいはジグザグ状に形成し、これによって得ら
れるインダクタンスができるだけ大きい値に保たれるよ
うにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10
および図11の例では、基板101上にインダクタ10
3を形成するので、その占有面積の割合が比較的に大き
くなり、基板101上の限られた領域に有効に形成する
ことが難しいという欠点があった。
【0008】図12は、従来のコイル型インダクタの構
成例を示す図であり、(A)は4層基板の断面図、
(B)は第1層の平面図(基板の上面図)、(C)は第
2層の平面図、(D)は第3層の平面図、(E)は第4
層の平面図(基板の下面図)である。ここで、図12
(A)の断面は、図12(B)に示したH−H’線にお
ける断面である。
【0009】上記の欠点を解消するために、図12に示
すように、4層基板1の第1層1Aおよび第4層1Dの
2層に、互いに独立した複数の独立プリント配線5を、
それらの端部同士を上下に接続する貫通スルーホール2
で連続して接続して、コイル状のインダクタ90を形成
する。導体電流6はインダクタ90を流れ、接地(以
下、GNDと記述する)電流7は導体4を流れる。これ
によって、小さい面積で大きいインダクタンスを得るこ
とができるが、電源層である第1層1A,第4層1Dお
よびGND層である第2層1B,第3層1Cに欠陥がで
きるので、GND層を流れるGND電流7の経路が長く
なり、放射ノイズを発生してしまい、却って回路基板の
動作に悪影響を与えるという問題点があった。
【0010】また、ローパスフィルタを形成するために
は、チップコンデンサ等を実装して容量を付加する必要
があるという問題点があった。
【0011】このような問題点に鑑み本発明は、基板上
の小さい占有面積で大きいインダクタンスおよび容量を
得ることが可能な、ノイズフィルタを提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のノイズフィルタを有するプリント配線板は、
積層されている多層基板と、前記積層されている多層基
板のうちの任意の2層の各々に配設されている複数の互
いに独立するプリント配線と、前記複数の互いに独立す
るプリント配線のうちの少なくとも2本の端部同士を前
記多層基板の面に垂直な方向に接続する複数の貫通穴ま
たは、前記複数の互いに独立するプリント配線のうちの
少なくとも2本の端部同士を前記多層基板の面に垂直な
方向に接続する複数の非貫通穴または、前記複数の互い
に独立するプリント配線のうちの少なくとも2本の端部
同士を前記多層基板の面に垂直な方向に接続する複数の
貫通穴および非貫通穴とを備え、該貫通穴または該非貫
通穴を介して前記複数の互いに独立するプリント配線を
順次連続して接続してコイル状のプリントインダクタを
形成し、前記積層されている多層基板のうちの少なくと
も1層が、前記コイル状のプリントインダクタを形成す
るプリント配線と容量結合を得るプリントパターンを備
える。
【0013】上記本発明のノイズフィルタを有するプリ
ント配線板は、前記積層されている多層基板のうちの少
なくとも1層が、前記コイル状のプリントインダクタを
形成するプリント配線に対して略直角方向に配線される
プリントパターンを備えることができる。
【0014】また、上記本発明のノイズフィルタを有す
るプリント配線板は、前記積層されている多層基板のう
ちの前記コイル状のプリントインダクタが形成されてい
る基板の内側にある基板の少なくとも1層が、前記コイ
ル状のプリントインダクタの内部を貫通して配線される
プリントパターンを備えることができる。
【0015】本発明のノイズフィルタを有するチップ部
品は、積層されている多層基板と、前記積層されている
多層基板のうちの任意の2層の各々に配設されている複
数の互いに独立する配線と、前記複数の互いに独立する
配線のうちの少なくとも2本の端部同士を前記多層基板
の面に垂直な方向に接続する複数の貫通穴または、前記
複数の互いに独立する配線のうちの少なくとも2本の端
部同士を前記多層基板の面に垂直な方向に接続する複数
の非貫通穴または、前記複数の互いに独立する配線のう
ちの少なくとも2本の端部同士を前記多層基板の面に垂
直な方向に接続する複数の貫通穴および非貫通穴とを備
え、該貫通穴または該非貫通穴を介して前記複数の互い
に独立する配線を順次連続して接続してコイル状のイン
ダクタを形成し、前記積層されている多層基板のうちの
少なくとも1層が、前記コイル状のインダクタを形成す
る配線と容量結合を得るパターンを備える。
【0016】上記本発明のノイズフィルタを有するチッ
プ部品は、前記積層されている多層基板のうちの少なく
とも1層が、前記コイル状のインダクタを形成する配線
に対して略直角方向に配線されるパターンを備えること
ができる。
【0017】また、上記本発明のノイズフィルタを有す
るチップ部品は、前記積層されている多層基板のうちの
前記コイル状のインダクタが形成されている基板の内側
にある基板の少なくとも1層が、前記コイル状のインダ
クタの内部を貫通して配線されるパターンを備えること
ができる。
【0018】
【作用】このように構成された本発明のノイズフィルタ
は、積層されている多層基板のうちの少なくとも1層
が、コイル状のインダクタを形成する配線と容量結合を
得るパターンを備えるので、小さい占有面積で大きいイ
ンダクタンスおよび容量を得ることが可能となり、周波
数の高い領域においてはコンデンサ部品を実装しなくて
もローパスフィルタとしての特性を得ることが可能とな
る。
【0019】また、積層されている多層基板のうちの少
なくとも1層が、コイル状のインダクタを形成する配線
に対して略直角方向に配線されるパターンを備えるの
で、コイル状のパターンのインダクタンスの低下を最小
限に抑えることが可能となり、小さい占有面積で大きい
インダクタンスおよび容量を得ることが可能となる。
【0020】さらに、積層されている多層基板のうちの
コイル状のインダクタが形成されている基板の内側にあ
る基板の少なくとも1層が、コイル状のインダクタの内
部を貫通して配線されるパターンを備えるので、コイル
配線と容量結合させるパターンをGNDパターンとして
使用した場合にGND層の欠陥を最小限にすることが可
能となり、GNDバンスや放射ノイズを小さくすること
が可能となる。
【0021】
【実施例】以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0022】[第1の実施例]図1は、本発明の第1の
実施例の構成を示す図であり、(A)は4層基板の断面
図、(B)は第1層の平面図(基板の上面図)、(C)
は第2層の平面図、(D)は第3層の平面図、(E)は
第4層の平面図(基板の下面図)である。ここで、図1
(A)の断面は、図1(B)に示したA−A’線におけ
る断面である。
【0023】図1は、積層された4層基板1が、第1層
1A、第2層1B、第3層1C、および第4層1Dを有
する構成となっている。
【0024】初めに、図1(C)および図1(D)に示
すように、第2層1Bおよび第3層1Cのそれぞれに導
体膜による独立プリント配線5を周知の膜形成手段によ
って形成し、これらの独立プリント配線5をめっきスル
ーホール3を介して上下交互に接続する。
【0025】次に、図1(B)および図1(E)に示す
第1層1Aと第4層1Dとを、図1(A)に示すように
第2層1Bおよび第3層1Cを挟んで、周知の方法で積
層接着し、第4層1Dから貫通スルーホール2を介して
第1層1Aの端子部10A,10Bに配線を引き出す。
端子部10A,10Bは、図1(A)に示しているイン
ダクタ10の端子部である。
【0026】このとき、第2層1Bおよび第3層1Cに
めっきスルーホール3を形成した後に第1層1Aと第4
層1Dとを積層接着するので、めっきスルーホール3は
非貫通スルーホールとなる。
【0027】第1層1Aおよび第2層1Dに形成されて
いる導体4は、ここではGNDとして使用されており、
独立プリント配線5と容量結合を得ることができる。こ
れによってコンデンサが形成され、インダクタ10と合
わせてローパスフィルタが形成される。導体電流6はイ
ンダクタ10を流れ、GND電流7は導体4を流れる。
放射ノイズ対策においては、このGND電流7が最短の
経路で流れることが望ましく、導体4がその経路とな
る。
【0028】[第2の実施例]図2は、本発明の第2の
実施例の構成を示す図であり、(A)は4層基板の断面
図、(B)は第1層の平面図(基板の上面図)、(C)
は第2層の平面図、(D)は第3層の平面図、(E)は
第4層の平面図(基板の下面図)である。ここで、図2
(A)の断面は、図2(B)に示したB−B’線におけ
る断面である。
【0029】図2は、積層された4層基板1が、第1層
1A、第2層1B、第3層1C、および第4層1Dを有
する構成となっている。
【0030】初めに、図2(C)および図2(D)に示
すように、第2層1Bおよび第3層1Cのそれぞれに導
体膜による独立プリント配線5を周知の膜形成手段によ
って形成する。
【0031】次に、図2(B)および図2(E)に示す
第1層1Aと第4層1Dとを、図2(A)に示すように
第2層1Bおよび第3層1Cを挟んで、周知の方法で積
層接着し、これらの独立プリント配線5を貫通スルーホ
ール2を介して上下交互に接続する。さらに、接続した
独立プリント配線5の端部を第1層1Aの端子部20
A,20Bに引き出す。端子部20A,20Bは、図2
(A)に示しているインダクタ20の端子部である。
【0032】第1層1Aおよび第4層1Dに形成されて
いる導体4は、ここではGNDとして使用されており、
独立プリント配線5と容量結合を得ることができる。こ
れによってコンデンサが形成され、インダクタ20と合
わせてローパスフィルタが形成される。導体電流6はイ
ンダクタ20を流れ、GND電流7は導体4を流れる。
放射ノイズ対策においては、このGND電流7が最短の
経路で流れることが望ましく、導体4がその経路とな
る。
【0033】[第3の実施例]図3は、本発明の第3の
実施例の構成を示す図であり、(A)は4層基板の断面
図、(B)は第1層の平面図(基板の上面図)、(C)
は第2層の平面図、(D)は第3層の平面図、(E)は
第4層の平面図(基板の下面図)である。ここで、図3
(A)の断面は、図3(B)に示したC−C’線におけ
る断面である。
【0034】図3は、積層された4層基板1が、第1層
1A、第2層1B、第3層1C、および第4層1Cを有
する構成となっている。
【0035】初めに、図3(C)および図3(D)に示
すように、第2層1Bおよび第3層1Cのそれぞれに貫
通スルーホール2および導体4を形成する。その後、図
3(B)および図3(E)に示す第1層1Aと第4層1
Dとを、図3(A)に示すように第2層1Bおよび第3
層1Cを挟んで、周知の方法で積層接着する。
【0036】次に、図3(B)および図3(E)に示す
ように、第1層1Aおよび第4層1Dのそれぞれに導体
膜による独立プリント配線5を周知の膜形成手段によっ
て形成し、これらの独立プリント配線5を貫通スルーホ
ール2を介して上下交互に接続する。さらに、接続した
独立プリント配線5の端部を第1層1Aの端子部30
A,30Bに引き出す。端子部30A,30Bは、図3
(A)に示しているインダクタ30の端子部である。
【0037】第2層1Bおよび第3層1Cに形成されて
いる導体4は、ここではGNDとして使用されており、
独立プリント配線5と容量結合を得ることができる。こ
れによってコンデンサが形成され、インダクタ30と合
わせてローパスフィルタが形成される。導体電流6はイ
ンダクタ30を流れ、GND電流7は導体4を流れる。
放射ノイズ対策においては、このGND電流7が最短の
経路で流れることが望ましく、導体4がその経路とな
る。
【0038】第3の実施例では、インダクタ30を形成
するコイルの断面積が最大となるので、大きいインダク
タンスを得ることができる。
【0039】[第4の実施例]図4は、本発明の第4の
実施例の構成を示す図であり、(A)は4層基板の断面
図、(B)は第1層の平面図(基板の上面図)、(C)
は第2層の平面図、(D)は第3層の平面図、(E)は
第4層の平面図(基板の下面図)である。ここで、図4
(A)の断面は、図4(B)に示したD−D’線におけ
る断面である。
【0040】図4は、積層された4層基板1が、第1層
1A、第2層1B、第3層1C、および第4層1Dを有
する構成となっている。
【0041】初めに、図4(C)および図4(D)に示
すように、第2層1Bおよび第3層1Cのそれぞれに貫
通スルーホール2および導体4を形成する。その後、図
4(B)および図4(E)に示す第1層1Aと第4層1
Dとを、図4(A)に示すように第2層1Bおよび第3
層1Cを挟んで、周知の方法で積層接着する。
【0042】次に、図4(B)および図4(E)に示す
ように、第1層1Aおよび第4層1Dのそれぞれに導体
膜による独立プリント配線5を周知の膜形成手段によっ
て形成し、これらの独立プリント配線5を貫通スルーホ
ール2を介して上下交互に接続する。さらに、接続した
独立プリント配線5の端部を第1層1Aの端子部40
A,40Bに引き出す。端子部40A,40Bは、図4
(A)に示しているインダクタ40の端子部である。
【0043】第2層1Bおよび第3層1Cに形成されて
いる導体4は、ここではGNDとして使用されており、
独立プリント配線5と容量結合を得ることができる。こ
れによってコンデンサが形成され、インダクタ40と合
わせてローパスフィルタが形成される。導体電流6はイ
ンダクタ40を流れ、GND電流7は導体4を流れる。
放射ノイズ対策においては、このGND電流が最短の経
路で流れることが望ましく、導体4がその経路となる。
【0044】第4の実施例では、導体4は、容量を小さ
くする目的でその一部を取り除いたり、GNDをより強
化する目的で貫通スルーホール2の間にパターンを追加
している。このようにすることによって、インダクタ4
0を形成するコイルの断面積が大きくなるので、大きい
インダクタンスを得ることができる。また、導体4の面
積を調節することにより容量を調節することができる。
【0045】[第5の実施例]図5は、本発明の第5の
実施例の構成を示す図であり、(A)は4層基板の断面
図、(B)は第1層の平面図(基板の上面図)、(C)
は第2層の平面図、(D)は第3層の平面図、(E)は
第4層の平面図(基板の下面図)である。ここで、図5
(A)の断面は、図5(B)に示したE−E’線におけ
る断面である。
【0046】図5は、積層された4層基板1が、第1層
1A、第2層1B、第3層1C、および第4層1Dを有
する構成となっている。
【0047】初めに、図5(C)および図5(D)に示
すように、第2層1Bおよび第3層1Cのそれぞれに貫
通スルーホール2および導体4を形成する。その後、図
5(B)および図5(E)に示す第1層1Aと第4層1
Dとを、図5(A)に示すように第2層1Bおよび第3
層1Cを挟んで、周知の方法で積層接着する。
【0048】次に、図5(B)および図5(E)に示す
ように、第1層1Aおよび第4層1Dのそれぞれに導体
膜による独立プリント配線5を周知の膜形成手段によっ
て形成し、これらの独立プリント配線5を貫通スルーホ
ール2を介して上下交互に接続する。さらに、接続した
独立プリント配線5の端部を第1層1Aの端子部50
A,50Bに引き出す。端子部50A,50Bは、図5
(A)に示しているインダクタ50の端子部である。
【0049】第2層1Bおよび第3層1Cに形成されて
いる導体4は、ここではGNDとして使用されており、
独立プリント配線5と容量結合を得ることができる。こ
れによってコンデンサが形成され、インダクタ50と合
わせてローパスフィルタが形成される。導体電流6はイ
ンダクタ50を流れ、GND電流7は導体4を流れる。
放射ノイズ対策においては、このGND電流7が最短の
経路で流れることが望ましく、導体4がその経路とな
る。
【0050】導体4の一部は、コイルを形成する独立プ
リント配線5に対してほぼ直角方向に取り除かれてい
て、残りの部分の導体4が独立プリント配線5に対して
ほぼ直角方向に配置されている。このようにすることに
よって、コイルを形成するインダクタ50の断面積が大
きくなるので、大きいインダクタンスを得ることができ
る。また、導体4の一部が独立プリント配線5に対して
直角方向に取り除かれており、独立プリント配線5に流
れる電流6によって生じて導体4に流れる電流6と逆方
向の電流が流れにくくなるので、インダクタンスの低下
を最小限に抑えることができる。
【0051】[第6の実施例]図6は、本発明の第6の
実施例の構成を示す図であり、(A)は4層基板の断面
図、(B)は第1層の平面図(基板の上面図)、(C)
は第2層の平面図、(D)は第3層の平面図、(E)は
第4層の平面図(基板の下面図)である。ここで、図6
(A)の断面は、図6(B)に示したF−F’線におけ
る断面である。
【0052】図6は、積層された4層基板1が、第1層
1A、第2層1B、第3層1C、および第4層1Dを有
する構成となっている。
【0053】初めに、図6(C)に示すように第2層1
Bに独立プリント配線5を形成し、図6(D)に示すよ
うに第3層1Cに導体4を形成する。その後、図6
(B)および図6(E)に示す第1層1Aと第4層1D
とを、図6(A)に示すように第2層1Bおよび第3層
1Cを挟んで、周知の方法で積層接着する。
【0054】次に、図6(B)に示すように、第1層1
Aに信号パターン8を独立プリント配線5に対してほぼ
直角方向に形成する。また、図6(E)に示すように第
4層1Dに独立プリント配線5を形成して、第2層1B
に形成されている独立プリント配線5と、貫通スルーホ
ール2を介して上下交互に接続する。さらに、接続した
独立プリント配線5の端部を第1層1Aの端子部60
A,60Bに引き出す。端子部60A,60Bは、図6
(A)に示しているインダクタ60の端子部である。
【0055】第3層1Cに形成されている導体4は、こ
こではGNDとして使用されており、独立プリント配線
5と容量結合を得ることができる。これによってコンデ
ンサが形成され、インダクタ60と合わせてローパスフ
ィルタが形成される。導体電流6はインダクタ60を流
れ、GND電流7は導体4を流れる。放射ノイズ対策に
おいては、このGND電流7が最短の経路で流れること
が望ましく、導体4がその経路となる。
【0056】また、信号パターン8はインダクタ60を
形成する独立プリント配線5に対してほぼ直角方向に形
成されているので、インダクタ60による磁界の影響を
ほとんど受けない。
【0057】[第7の実施例]図7は、本発明の第7の
実施例の構成を示す図であり、(A)は4層基板の断面
図、(B)は第1層の平面図(基板の上面図)、(C)
は第2層の平面図、(D)は第3層の平面図、(E)は
第4層の平面図(基板の下面図)である。ここで、図7
(A)の断面は、図7(B)に示したG−G’線におけ
る断面である。
【0058】図7は、積層された4層基板1が、第1層
1A、第2層1B、第3層1C、および第4層1Dを有
する構成となっている。
【0059】第7の実施例は第6の実施例とほぼ同じ構
成であるが、異なる点としては、図7(B)に示すよう
に第1層1Aにコイルを形成する独立プリント配線5を
形成し、図7(C)に示すように第2層1Bに信号パタ
ーン8を独立プリント配線5に対してほぼ直角方向に形
成する。このようにすることによって、第6の実施例と
比較してコイルを形成するインダクタ70の断面積が大
きくなるので、小さい占有面積で大きいインダクタンス
を得ることができる。
【0060】[第8の実施例]図8は、本発明の第8の
実施例の構成を示す図であり、(A)は全体の斜視図、
(B)は第1層の平面図(部品の上面図)、(C)は第
2層の平面図、(D)は第3層の平面図、(E)は第4
層の平面図(部品の下面図)である。
【0061】図8は、4層構造のチップ部品11が、第
1層11A、第2層11B、第3層11C、および第4
層11Dを有する構成となっており、第2層11Bと第
3層11Cとでコイルパターンを形成している。
【0062】第8の実施例は第1の実施例とほぼ同じ構
成であるが、チップ部品として独立させた構造となって
いる。
【0063】導体14と独立プリント配線15とは容量
結合によってコンデンサを形成しており、インダクタ8
0と合わせてローパスフィルタが形成される。
【0064】また第8の実施例の構成は、第1の実施例
に限らず他の実施例と同様の構成をチップ部品として独
立させた構造としても良い。
【0065】図9は、本発明を適用した回路構成例を示
す図であり、(A)はブロック図、(B)は斜視図であ
る。
【0066】図9は、2つのディジタルICであるIC
1,IC2を備える論理回路への応用例を示している。
図9(A)に示すように、IC1およびIC2のGND
ピンはそれぞれ接地されている。また、IC1およびI
C2のVccは電源ライン入力用ピンである。さらに、
IC1の出力ピンOUT1とIC2の入力ピンIN1と
が接続されている。
【0067】ノイズ対策用として、電源ラインVcc1
にはノイズフィルタF1およびコンデンサC1から成る
ローパスフィルタが接続され、電源ラインVcc2には
ノイズフィルタF2とコンデンサC2から成るローパス
フィルタが接続され、接続ラインCN1にはノイズフィ
ルタF3単独から成るローパスフィルタが接続されてい
る。電源ラインVcc1およびVcc2に接続されるフ
ィルタは大きい容量を必要とするので、コンデンサC1
およびC2を用いて容量を補っている。
【0068】図9(B)においては、ノイズフィルタF
1,F3が、図5に示した第5の実施例の形態でIC
1,IC2と共に基板1上に形成されている状態を示し
ている。ただし、ここではIC1,IC2自体のGND
線およびIC2への電源ラインについては省略してあ
る。
【0069】また、ノイズフィルタF1,F3の形態
は、第5の実施例に限らず他の実施例の形態で基板1上
に形成しても良い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、積層され
ている多層基板のうちの少なくとも1層が、コイル状の
インダクタを形成する配線と容量結合を得るパターンを
備えることによって、小さい占有面積で大きいインダク
タンスおよび容量を得ることができ、周波数の高い領域
においてはコンデンサ部品を実装しなくてもローパスフ
ィルタとしての特性を得ることができるという効果を有
する。
【0071】また、積層されている多層基板のうちの少
なくとも1層が、コイル状のインダクタを形成する配線
に対して略直角方向に配線されるパターンを備えること
によって、コイル状のパターンのインダクタンスの低下
を最小限に抑えることができ、小さい占有面積で大きい
インダクタンスおよび容量を得ることができるという効
果を有する。
【0072】さらに、積層されている多層基板のうちの
コイル状のインダクタが形成されている基板の内側にあ
る基板の少なくとも1層が、コイル状のインダクタの内
部を貫通して配線されるパターンを備えることによっ
て、コイル配線と容量結合させるパターンをGNDパタ
ーンとして使用した場合にGND層の欠陥を最小限にす
ることができ、GNDバンスや放射ノイズを小さくする
ことができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す図であり、
(A)は4層基板の断面図、(B)は第1層の平面図
(基板の上面図)、(C)は第2層の平面図、(D)は
第3層の平面図、(E)は第4層の平面図(基板の下面
図)である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示す図であり、
(A)は4層基板の断面図、(B)は第1層の平面図
(基板の上面図)、(C)は第2層の平面図、(D)は
第3層の平面図、(E)は第4層の平面図(基板の下面
図)である。
【図3】本発明の第3の実施例の構成を示す図であり、
(A)は4層基板の断面図、(B)は第1層の平面図
(基板の上面図)、(C)は第2層の平面図、(D)は
第3層の平面図、(E)は第4層の平面図(基板の下面
図)である。
【図4】本発明の第4の実施例の構成を示す図であり、
(A)は4層基板の断面図、(B)は第1層の平面図
(基板の上面図)、(C)は第2層の平面図、(D)は
第3層の平面図、(E)は第4層の平面図(基板の下面
図)である。
【図5】本発明の第5の実施例の構成を示す図であり、
(A)は4層基板の断面図、(B)は第1層の平面図
(基板の上面図)、(C)は第2層の平面図、(D)は
第3層の平面図、(E)は第4層の平面図(基板の下面
図)である。
【図6】本発明の第6の実施例の構成を示す図であり、
(A)は4層基板の断面図、(B)は第1層の平面図
(基板の上面図)、(C)は第2層の平面図、(D)は
第3層の平面図、(E)は第4層の平面図(基板の下面
図)である。
【図7】本発明の第7の実施例の構成を示す図であり、
(A)は4層基板の断面図、(B)は第1層の平面図
(基板の上面図)、(C)は第2層の平面図、(D)は
第3層の平面図、(E)は第4層の平面図(基板の下面
図)である。
【図8】本発明の第8の実施例の構成を示す図であり、
(A)は全体の斜視図、(B)は第1層の平面図(部品
の上面図)、(C)は第2層の平面図、(D)は第3層
の平面図、(E)は第4層の平面図(部品の下面図)で
ある。
【図9】本発明を適用した回路構成例を示す図であり、
(A)はブロック図、(B)は斜視図である。
【図10】従来の渦巻型プリントインダクタの構成例を
示す図であり、(A)は全体の斜視図、(B)は基板の
上面図、(C)は基板の下面図である。
【図11】従来の蛇行型プリントインダクタの構成例を
示す図であり、(A)は全体の斜視図、(B)は基板の
上面図である。
【図12】従来のコイル型インダクタの構成例を示す図
であり、(A)は4層基板の断面図、(B)は第1層の
平面図(基板の上面図)、(C)は第2層の平面図、
(D)は第3層の平面図、(E)は第4層の平面図(基
板の下面図)である。
【符号の説明】
1 4層基板 1A (4層基板の)第1層 1B (4層基板の)第2層 1C (4層基板の)第3層 1D (4層基板の)第4層 2 貫通スルーホール 3,13 めっきスルーホール(非貫通スルーホー
ル) 4,14 導体 5,15 独立プリント配線 6 導体電流 7 GND電流 8 信号パターン 11 チップ部品 11A (チップ部品の)第1層 11B (チップ部品の)第2層 11C (チップ部品の)第3層 11D (チップ部品の)第4層 10,20,30,40,50,60,70,80,9
0 インダクタ 101 基板 102 めっきスルーホール 103 インダクタ C1,C2 コンデンサ CN1 接続ライン F1,F2,F3 ノイズフィルタ IC1,IC2 ディジタルIC Vcc1,Vcc2 電源ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺山 芳実 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 平井 宏治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 荒川 智安 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 逢坂 徹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層されている多層基板と、 前記積層されている多層基板のうちの任意の2層の各々
    に配設されている複数の互いに独立するプリント配線
    と、 前記複数の互いに独立するプリント配線のうちの少なく
    とも2本の端部同士を前記多層基板の面に垂直な方向に
    接続する複数の貫通穴または、 前記複数の互いに独立するプリント配線のうちの少なく
    とも2本の端部同士を前記多層基板の面に垂直な方向に
    接続する複数の非貫通穴または、 前記複数の互いに独立するプリント配線のうちの少なく
    とも2本の端部同士を前記多層基板の面に垂直な方向に
    接続する複数の貫通穴および非貫通穴とを備え、 該貫通穴または該非貫通穴を介して前記複数の互いに独
    立するプリント配線を順次連続して接続してコイル状の
    プリントインダクタを形成し、 前記積層されている多層基板のうちの少なくとも1層
    が、前記コイル状のプリントインダクタを形成するプリ
    ント配線と容量結合を得るプリントパターンを備える、
    ノイズフィルタを有するプリント配線板。
  2. 【請求項2】 前記積層されている多層基板のうちの少
    なくとも1層が、前記コイル状のプリントインダクタを
    形成するプリント配線に対して略直角方向に配線される
    プリントパターンを備える、請求項1に記載のノイズフ
    ィルタを有するプリント配線板。
  3. 【請求項3】 前記積層されている多層基板のうちの前
    記コイル状のプリントインダクタが形成されている基板
    の内側にある基板の少なくとも1層が、前記コイル状の
    プリントインダクタの内部を貫通して配線されるプリン
    トパターンを備える、請求項2に記載のノイズフィルタ
    を有するプリント配線板。
  4. 【請求項4】 積層されている多層基板と、 前記積層されている多層基板のうちの任意の2層の各々
    に配設されている複数の互いに独立する配線と、 前記複数の互いに独立する配線のうちの少なくとも2本
    の端部同士を前記多層基板の面に垂直な方向に接続する
    複数の貫通穴または、 前記複数の互いに独立する配線のうちの少なくとも2本
    の端部同士を前記多層基板の面に垂直な方向に接続する
    複数の非貫通穴または、 前記複数の互いに独立する配線のうちの少なくとも2本
    の端部同士を前記多層基板の面に垂直な方向に接続する
    複数の貫通穴および非貫通穴とを備え、 該貫通穴または該非貫通穴を介して前記複数の互いに独
    立する配線を順次連続して接続してコイル状のインダク
    タを形成し、 前記積層されている多層基板のうちの少なくとも1層
    が、前記コイル状のインダクタを形成する配線と容量結
    合を得るパターンを備える、ノイズフィルタを有するチ
    ップ部品。
  5. 【請求項5】 前記積層されている多層基板のうちの少
    なくとも1層が、前記コイル状のインダクタを形成する
    配線に対して略直角方向に配線されるパターンを備え
    る、請求項4に記載のノイズフィルタを有するチップ部
    品。
  6. 【請求項6】 前記積層されている多層基板のうちの前
    記コイル状のインダクタが形成されている基板の内側に
    ある基板の少なくとも1層が、前記コイル状のインダク
    タの内部を貫通して配線されるパターンを備える、請求
    項5に記載のノイズフィルタを有するチップ部品。
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