JPH08291161A - ベンゾフラン化合物 - Google Patents

ベンゾフラン化合物

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JPH08291161A
JPH08291161A JP8120781A JP12078196A JPH08291161A JP H08291161 A JPH08291161 A JP H08291161A JP 8120781 A JP8120781 A JP 8120781A JP 12078196 A JP12078196 A JP 12078196A JP H08291161 A JPH08291161 A JP H08291161A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 医薬の製造に使用できるか、あるいは医薬合
成の中間体として適する新規化合物を見出す。 【解決手段】 下記式Iで表わされる新規ベンゾフラン
化合物およびそれらの塩が、医薬合成における中間体と
して適しており、かつまた中枢神経系に対する効果を示
すことが見出された: 〔式中、RはNHまたは4−R−ピペラジニル基
CR:H,ベンジルまたはアミノ保護基);R
H,Cl,BrまたはOA;XはCN,COOA,CO
Oph,COOCHph,COOpy,CONH
CONHCHph,CO−Het等;AはHまたはC
〜Cアルキル;phはフェニル;pyはピリジル;
等である〕

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬の製造に直接
に使用することができ、かつまた医薬の合成における中
間体として使用することができる、新規ベンゾフラン化
合物およびそれらの塩、ならびにこれらの化合物を含有
する医薬製剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】類似化合物は、DE4333254に記
載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、医薬
の製造に中間体として使用することができかつまた医薬
の製造に直接使用することができる新規化合物を見出す
ことにあった。本発明のもう一つの課題は、特に中枢神
経系に対する効果を示す医薬の製造に使用することがで
きる新規化合物を見出すことにあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明により、下記式I
で表わされるベンゾフラン化合物が上記課題の解決に有
用であることが見出された。従って、本発明は下記式I
で表わされるベンゾフラン化合物およびそれらの塩に関
する:
【化6】
【0005】 式中、R1は、NH2、1−ピペラジニルまたは4−R3
−ピペラジニルであり、R2は、H、Cl、Br、OH
またはOAであり、R3は、ベンジルまたはそれ自体公
知のアミノ保護基であり、Xは、CN、COOH、CO
OA、COOPh、COOCH2Ph、COOPy、C
ONR45またはCO−Hetであり、R4およびR5
それぞれ相互に独立して、H、Aまたはベンジルであ
り、Aは、C原子1〜4個を有するアルキルであり、P
hは、フェニルであり、Hetは、イミダゾール−1−
イル、トリアゾール−1−イルまたはテトラゾール−1
−イルであり、そしてPyは、ピリジルである。
【0006】上記式Iで表わされる化合物およびそれら
の塩が、医薬製造における中間体として重要であると同
時に、薬理学的性質を有することが見出された。すなわ
ち、これらの化合物は、例えば中枢神経系に対する効果
を示す。従って、本発明は式Iで表わされるベンゾフラ
ン誘導体およびそれらの塩に関する。
【0007】本明細書全体をとおして、基R1、R2、R
3、R4、R5、R6、X、X1、A、Ph、Hetおよび
Pyは、別段の記載がないかぎり、式I〜VIについて
記載の意味を有するものとする。上記各式において、A
はC原子1〜4個、好ましくは1個、2個または3個を
有する。Aは好ましくは、メチルまたはエチルであり、
さらにまたプロピルまたはイソプロピルであり、さらに
またブチル、イソブチル、sec−ブチルまたはter
t−ブチルであることができる。基Phは、フェニルで
ある。基Hetは、その1−位置に置換基を有するイミ
ダゾール、トリアゾールまたはテトラゾールである。
【0008】基Pyは好ましくは、ピリジン−2−イル
基であり、さらにまたピリジン−4−イル基であること
ができる。基Xは、CN、COOH、COOA、COO
Ph、COOCH2Ph、COOPy、CONR45
たはCO−Hetである。基R1は、NH2、1−ピペラ
ジニル基またはその4位置に置換基としてR3を有する
1−ピペラジニル基である。基R2、は、H、Cl、B
r、OHまたはOAである。基R3は、ベンジルである
が、好ましくはそれ自体公知のアミノ保護基である。
【0009】この「アミノ保護基」の用語は周知であ
り、アミノ基を化学反応から保護(ブロック)するのに
適し、かつまた所望の化学反応が分子中の別の部位で行
われた後に、容易に分離することができる基に関する用
語である。この種の基の代表的例には、特に未置換のア
シル基、アリール基、アラルコキシメチル基またはアラ
ルキル基がある。アミノ保護基は、所望の反応(または
一連の反応)の後に分離されるから、それらの種類およ
び大きさに別段の制限はない。しかしながら、好ましい
基としては、C原子1〜20個、特に1〜8個を有する
基が挙げられる。本発明の化合物および本発明の方法に
係わり、「アシル基」の用語は、最も広い意味で解釈さ
れるべきである。「アシル基」の用語には、脂肪族、芳
香族脂肪族、芳香族または複素環状のカルボン酸または
スルホン酸から誘導されるアシル基が包含され、および
また特に、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカ
ルボニル基、およびまた特にアラルコキシカルボニル基
が包含される。
【0010】この種のアシル基の例には、アルカノイ
ル、例えばアセチル、プロピオニルまたはブチリル;ア
ラルカノイル、例えばフェニルアセチル;アロイル、例
えばベンゾイルまたはトルイル;アリールオキシアルカ
ノイル、例えばフェノキシアセチル;アルコキシカルボ
ニル、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、BO
C(tert−ブトキシカルボニル)または2−ヨウド
エトキシカルボニル;アラルキルオキシカルボニル、例
えばCBZ(カルボベンゾキシカルボニル、この基はま
た「Z」と称する)、4−メトキシベンジルオキシカル
ボニルまたはFMOC(9−フルオレニルメトキシカル
ボニル);アリールスルホニル、例えばMtr(4−メ
トキシ−2,3,6−トリメチルフェニルスルホニル)
がある。好適アミノ保護基は、BOCおよびMtrであ
り、さらにまたCBZまたはFMOCである。式Iで表
わされる化合物は1個または2個以上のキラル中心を有
し、従って種々の立体異性体形態で存在する。式Iはこ
れらの形態の全部を包含するものとする。
【0011】本発明はまた、式Iで表わされるベンゾフ
ラン化合物およびそれらの塩の製造方法に関し、この方
法は、R1がニトロ基である式Iに対応する化合物を、
慣用の方法により還元する;あるいはR1がNH2基であ
る式Iに対応する化合物を、式II R6N(CH2CH212 (II) 式中、R6は、Hまたはベンジルであり、そしてX1は、
Cl、Br、I、OHまたは反応的に官能性に修飾され
ているOH基である、で表わされる化合物と反応させ
る、あるいはR1が1−ピペラジニル基である式Iに対
応する化合物を、それ自体公知のアミノ保護基の導入に
より、R1が4−R3−ピペラジニル基(ここでR3は上
記意味を有する)である式Iで表わされる別の化合物に
変換する、あるいは
【0012】XがCOOA基(ここでAは上記意味を有
する)である式Iに対応する化合物を、XがCONR4
5基(ここでR4およびR5は上記意味を有する)であ
る式Iで表わされる別の化合物に変換する、あるいはX
がCOOH基である式Iに対応する化合物を、XがCO
−Het基(ここでHetは上記意味を有する)である
式Iで表わされる別の化合物に変換する、あるいはR1
が4−R3−ピペラジニル基(ここでR3は上記意味を有
する)である式Iに対応する化合物を、その保護基を分
離することによって、R1が1−ピペラジニル基である
式Iで表わされる化合物に変換する;そして(または)
式Iで表わされる塩基化合物を、酸で処理することによ
って、その塩の1種に変換する、ことを特徴とする方法
である。
【0013】式Iで表わされる化合物およびまたこれら
の化合物を製造するための出発物質は、刊行物(例え
ば、Houben-WeylによるMethoden der Organischen Chem
ie[有機化学の方法]、Georg-Thieme出版社、Stuttgar
t)に記載の方法などのそれ自体公知の方法により、す
なわち前記反応に適する、公知の反応条件の下に製造さ
れる。この場合に、それ自体公知であるが、ここでは詳
細に説明されていない変法を使用することもできる。
所望により、出発物質はまた、これらを反応混合物から
単離することなく、直ちにさらに反応させて式Iで表わ
される化合物を生成させるような方法により、その場で
生成させることもできる。
【0014】式IIで表わされる化合物において、基X
1は好ましくは、ClまたはBrである;しかしなが
ら、基X1はまた、I、OHまたは反応的に修飾されて
いるOH基、例えばC原子1〜6個を有するアルキルス
ルホニルオキシ(好ましくはメチルスルホニルオキシ)
またはC原子6〜10個を有するアリールスルホニルオ
キシ(好ましくはフェニル−またはp−トリルスルホニ
ルオキシ、1−または2−ナフタレンスルホニルオキ
シ)であることもできる。式IIで表わされる化合物に
おいて、基R6はHまたはベンジルである。式IIで表
わされる化合物は、いくつかの場合については公知であ
る;未知の化合物は公知化合物と同様にして容易に製造
することができる。式IIで表わされる化合物と式Iに
おいて、R1がNH2である化合物との反応は、アミン化
合物のアルキル化に係わり刊行物から公知の方法などの
方法により行う。すなわち、これらの成分を、必要に応
じて、閉鎖管またはオートクレーブ内において、溶媒を
存在させることなく、相互に縮合させることができる。
しかしながら、これらの化合物はまた、不活性溶媒の存
在の下に反応させることもできる。
【0015】適当な不活性溶媒には、例えばヘキサン、
石油エーテル、ベンゼン、トルエンまたはキシレンなど
の炭化水素類;トリクロロエチレン、1,2−ジクロロ
エタン、四塩化炭素、クロロホルムまたはジクロロメタ
ンなどの塩素化炭化水素類;メタノール、エタノール、
イソプロパノール、n−プロパノール、n−ブタノール
またはtert−ブタノールなどのアルコール類;ジエ
チルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロ
フラン(THF)またはジオキサンなどのエーテル類;
エチレングリコールモノメチルエーテルまたはエチレン
グリコールモノエチルエーテル(メチルグリコールまた
はメチルグリコール)あるいはエチレングリコールジメ
チルエーテル(ジグリム)などのグリコールエーテル
類;アセトンまたはブタノンなどのケトン類;アセトア
ミド、ジメチルアセトアミドまたはジメチルホルムアミ
ド(DMF)などのアミド類;アセトニトリルなどのニ
トリル類;ジメチルスルホキシド(DMSO)などのス
ルホキシド類;二硫化炭素;ニトロメタンまたはニトロ
ベンゼンなどのニトロ化合物;酢酸エチルなどのエステ
ル類;およびまた場合により、前記溶媒の相互混合物ま
たは水との混合物がある。
【0016】酸結合剤、例えばアルカリ金属またはアル
カリ土類金属の水酸化物、炭酸塩または重炭酸塩、ある
いはまた弱酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属
塩、好ましくはカリウム塩、ナトリウム塩またはカルシ
ウム塩の添加、あるいはまたトリエチルアミン、ジメチ
ルアミン、ピリジンまたはキノリンなどの有機塩基の添
加、あるいはまたアミン成分の過剰使用は好ましいもの
として採用することができる。この反応時間は、使用条
件に応じて数分〜14日間であることができ、そして反
応温度は、0〜150゜、通常20〜130゜である。
【0017】R1がニトロ基である式Iで表わされる化
合物のR1がアミノ基である式Iで表わされる化合物へ
の変換は、好ましくは遷移金属触媒の存在の下に水素ガ
スを使用して(例えば、メタノールまたはエタノールな
どの不活性溶媒中においてPd−カーボンまたはラネイ
ニッケル上で水素添加することによって)行なう。R1
が1−ピペラジニル基である式Iで表わされる化合物の
1が4−R3−ピペラジニル基である式Iで表わされる
化合物への変換は、例えばアミン化合物のアルキル化ま
たはアシル化に係わり公知の方法、例えば刊行物(例え
ば、Houben-WeylによるMethoden der Organischen Chem
ie[有機化学の方法]、Georg-Thieme出版社、Stuttgar
t)に記載の方法に従い、すなわち前記反応に適する、
公知の反応条件の下に製造される。この場合に、それ自
体公知であるが、ここでは詳細に説明されていない変法
を使用することもできる。
【0018】Xがカルボキシル基である式Iで表わされ
る化合物のXがCOOA、COOPh、COOCH2
h、COOPyまたはCO−Hetである式Iで表わさ
れる化合物への変換は、この種のエステル化またはアミ
ド化に係わり公知の方法、例えば刊行物(例えば、Houb
en-WeylによるMethoden der Organischen Chemie[有機
化学の方法]、Georg-Thieme出版社、Stuttgart )に記
載の方法に従い、すなわち前記反応に適する、公知の反
応条件の下に製造される。この場合に、それ自体公知で
あるが、ここでは詳細に説明されていない変法を使用す
ることもできる。
【0019】XがCOOAである式Iで表わされる化合
物のXがCOOHである式Iで表わされる化合物への変
換は、例えば水、水−THFまたは水−ジオキサン中の
NaOHまたはKOHを用いて、0〜100゜の温度で
行なう。XがCN、COOH、COOA、COOPh、
COOCH2Ph、COOPyまたはCO−Hetであ
る式Iで表わされる化合物のXがCONR45基であ
る式Iで表わされる化合物への変換は、例えば前記のよ
うな不活性溶媒中で、必要に応じて塩基を添加して、H
CONR45を用いて行う。使用される塩基は、例えば
カリウムまたはナトリウムアルコキシド、例えばカリウ
ムまたはナトリウムメトキシド、エトキシドまたはte
rt−ブトキシドである。
【0020】式Iで表わされる化合物からの基R3の分
離は使用されている保護基に応じて、例えば強酸を用い
て、有利にはTFA(三フッ化酢酸)または過塩素酸を
用いて行われるが、また別の強酸、例えば塩酸または硫
酸、強有機カルボン酸、例えば三塩化酢酸あるいはスル
ホン酸、例えばベンゼン−またはp−トルエンスルホン
酸を用いて行うこともできる。追加の不活性溶媒を存在
させることもできるが、これは常時必要ではない。適当
な不活性溶媒は好ましくは、酢酸などの有機カルボン酸
類、テトラヒドロフランまたはジオキサンなどのエーテ
ル類;ジメチルホルムアミドなどのアミド類、ジクロロ
メタンなどのハロゲン化炭化水素類であり、さらにまた
メタノール、エタノールまたはイソプロパノールなどの
アルコール類およびまた水であることができる。前記溶
媒の混合物もまた適当である。TFAは、追加の溶媒を
添加することなく、過剰量で使用すると好ましく、過塩
素酸は酢酸と70%過塩素酸との9:1混合物の形態で
使用すると好ましい。この反応温度は、有利には約0〜
約50゜である。この反応は、15〜30゜で行うと好
ましい。
【0021】BOC基は好ましくは、ジクロロメタン中
のTFAを用いて、あるいはジオキサン中の約3〜5N
塩酸を用いて、15〜30゜で分離することができる。
水素添加分解により分離することができる保護基(例え
ば、CBZまたはベンジル)は、例えば触媒(例えばパ
ラジウム、有利には木炭などの支持体上のパラジウムな
どの貴金属触媒)の存在の下に、水素で処理することに
よって分離することができる。この場合に適当な溶媒
は、前記溶媒であり、特別の例としては、メタノールま
たはエタノールなどのアルコール類、あるいはDMFな
どのアミド類である。一般に、この水素添加分解は、約
0〜100゜の温度および約1〜200バールの圧力に
おいて、好ましくは20〜30゜の温度および1〜10
バールの圧力において行われる。
【0022】式Iで表される塩基化合物は酸を用いて、
例えば等量の塩基と酸とを、エタノールなどの不活性溶
媒中で反応させ、次いで蒸発させることによって対応す
る酸付加塩に変換することができる。この反応に適する
酸は特に、生理学的に許容される塩を生成させる酸であ
る。従って、無機酸、例えば硫酸、硝酸、ヒドロハロ酸
(例えば塩酸または臭化水素酸)、リン酸(例えばオル
トリン酸)、スルファミン酸、およびまた有機酸、特に
脂肪族、脂環族、芳香族脂肪族、芳香族または複素環状
の一塩基性または多塩基性カルボン酸、スルホン酸ある
いは硫酸、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、ピバリン
酸、ジエチル酢酸、マロン酸、コハク酸、ピメリン酸、
フマール酸、マレイン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸、ク
エン酸、グルコン酸、アスコルピン酸、ニコチン酸、イ
ソニコチン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、
エタンジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、ナ
フタレンモノスルホン酸およびナフタレンジスルホン
酸、およびまたラウリル硫酸を使用することができる。
【0023】生理学的に許容されない酸との塩、例えば
ピクリン酸塩は、式Iで表わされる化合物の単離および
(または)精製に使用することができる。他方、式Iで
表わされる化合物は、塩基(例えばナトリウムまたはカ
リウムの水酸化物または炭酸塩)を用いて、対応する金
属塩、特にアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩
に、あるいは相当するアンモニウム塩に変換することが
できる。本発明はまた、式Iで表わされる化合物および
それらの生理学的に許容される塩を含有する医薬に関す
る。本発明はさらにまた、式Iで表わされる化合物を医
薬合成のための中間体として使用することに関する。相
当する医薬は、例えばDE4333254に記載されて
いる。
【0024】従って、本発明は特に、請求項1に記載の
式Iで表わされる化合物の、1−[4−(5−シアノイ
ンドール−3−イル)ブチル]−4−(2−カルバモイ
ルベンゾフラン−5−イル)ピペラジンおよびその塩合
成における使用に関し、この使用は、 2−(2−ホル
ミルフェノキシ)酢酸をニトロ化し、このようにして得
られる2−(2−ホルミル−4−ニトロフェノキシ)酢
酸を環化し、このようにして得られる5−ニトロベンゾ
フラン−2−カルボン酸をエステル化し、このようにし
て得られる式III
【化7】 式中、Xは、COOA、COOPhまたはCOOCH2
Phである、で表わされる化合物を還元し、
【0025】このようにして得られるR1がNH2であ
り、そしてXがCOOA、COOPhまたはCOOCH
2Phである式Iで表わされる化合物を、その酸付加塩
に変換し、次いでこの生成物を式II HN(CH2CH212 II 式中、X1はCl、Br、I、OHまたは反応的に官能
性に修飾されているOH基である、で表わされる化合物
の酸付加塩と反応させて、式IV
【化8】 式中、XはCOOA、COOPhまたはCOOCH2
hである、で表わされるピペラジン誘導体を生成させ、
【0026】このようにして得られる式IVで表わされ
る化合物をその酸付加塩に変換し、次いでこの生成物を
アミノ保護基の導入に適する化合物と反応させ、このよ
うにして得られる式V
【化9】 式中、R3はそれ自体公知のアミノ保護基であり、そし
てXは上記意味を有する、で表わされる化合物を、式V
【0027】
【化10】 式中、R3は上記意味を有する、で表わされる化合物に
変換し、
【0028】このようにして得られる式VIで表わされ
る化合物を、そのアミノ保護基の分離によって、5−
(1−ピペラジニル)ベンゾフラン−2−カルボキシア
ミドまたはその酸付加塩に変換し、次いでこの5−(1
−ピペラジニル)ベンゾフラン−2−カルボキシアミド
または対応する塩を、3−(4−クロロブチル)−5−
シアノインドールと反応させ、1−[4−(5−シアノ
インドール−3−イル)ブチル]−4−(2−カルバモ
イルベンゾフラン−5−イル)ピペラジンを生成させ、
所望により次いで、その酸付加塩に変換することを特徴
とするものである。
【0029】3−(4−クロロブチル)−5−シアノイ
ンドールは、DE4101686に記載されている。1
−[4−(5−シアノインドール−3−イル)ブチル]
−4−(2−カルバモイルベンゾフラン−5−イル)ピ
ペラジンは、DE4333254に記載されている。本
発明はまた、式Iで表わされる化合物の、中枢神経系に
対する効果を示す医薬を合成するための中間体としての
使用に関する。本発明はさらにまた、式Iで表わされる
化合物および(または)それらの生理学的に許容される
塩の、特に非化学的経路による医薬製剤の調製への使用
に関する。この場合に、これらの化合物を、少なくとも
1種の固体、液体および(または)半液体状態の賦形剤
または助剤とともに、所望により1種または2種以上の
別の活性成分と組み合わせて、適当な剤型にすることが
できる。
【0030】本発明はまた、式Iで表される化合物およ
び(または)それらの生理学的に許容される塩の1種の
少なくとも1種を含有する医薬製剤に関する。これらの
製剤は、ヒトまたは動物医療における医薬として使用す
ることができる。適当な賦形剤は、経腸投与(例えば経
口投与)または非経口投与または局所投与に適してお
り、かつまた本発明の新規化合物と反応しない、有機ま
たは無機物質、例えば水、植物油、ベンジルアルコー
ル、アルキレングリコール、ポリエチレングリコール、
グリセロールトリアセテート、ゼラチン、炭水化物(例
えば乳糖またはデンプン)、ステアリン酸マグネシウ
ム、タルクあるいは石油ゼリーである。
【0031】錠剤、丸剤、被覆錠剤、カプセル剤、粉
末、顆粒、シロップ、ジュースまたは滴剤は、特に経口
投与に使用され、座薬は直腸投与に使用され、溶液、好
ましくは油性または水性溶液およびまた懸濁液、エマル
ジョンまたはインプラントは非経口投与に使用され、そ
して軟膏、クリームまたは粉末は局所投与に使用され
る。本発明の新規化合物はまた、凍結乾燥させることが
でき、得られる凍結乾燥物は、例えば注射製剤の製造に
使用することができる。上記製剤は、殺菌することがで
き、そして(または)助剤、例えば滑剤、保存剤、安定
化剤および(または)湿潤剤、乳化剤、浸透圧に影響す
る塩類、緩衝物質、着色剤、風味付与剤および(また
は)数種の追加の活性成分、例えば1種または2種以上
のビタミン類を含有することができる。式Iで表される
化合物およびそれらの生理学的に許容される塩は、病気
の制御に使用することができる。
【0032】
【実施例】本明細書の全体をとおして、温度はいずれ
も、℃で示されている。以下の例において、「慣用の仕
上げ処理」の用語は、下記の意味を有するものとする:
必要に応じて、水を添加し、必要に応じて、この溶液の
pHを最終生成物の構成に応じて、2〜10に調整し、
次いで酢酸エチルまたはジクロロメタンにより抽出し、
この有機相を分離採取し、硫酸ナトリウム上で乾燥さ
せ、蒸発させ、次いでシリカゲル上におけるクロマトグ
ラフイによりおよび(または)結晶化により精製する。
f値は、シリカゲル上での数値である。
【0033】例1 メタノール60ml中のエチル 5−ニトロベンゾフラ
ン−2−カルボキシレート2.3gの溶液を、ラネイニ
ッケルの存在の下に水素添加する。触媒を濾別し、この
溶液を濃縮する。慣用の仕上げ処理に付した後に、エチ
ル 5−アミノベンゾフラン−2−カルボキシレートが
得られる;Rf:0.1(ジクロロメタン/エタノール
9.5:0.5);塩酸塩の融点:246〜248
゜。
【0034】例2 ジクロロメタン80ml中のエチル 5−アミノベンゾ
フラン−2−カルボキシレート2.05gの溶液を、
N,N−ビス(2−クロロエチル)アミン1.5gで処
理し、10時間撹拌する。この混合物を慣用の仕上げ処
理に付し、エチル5−(1−ピペラジニル)ベンゾフラ
ン−2−カルボキシレートを得る;Rf:0.55(イ
ソプロパノール/水 95:5)。
【0035】例3 THF50ml中のエチル 5−(1−ピペラジニル)
ベンゾフラン−2−カルボキシレート1gの溶液を、ジ
−tert−ブチルジカーボネート1gとともに、3時
間撹拌する。慣用の仕上げ処理に付した後に、エチル
5−(4−tert−ブトキシカルボニル−1−ピペラ
ジニル)ベンゾフラン−2−カルボキシレートが得られ
る;融点:116〜118゜。
【0036】例4 N−メチルピロリドン100ml中のエチル 5−(4
−tert−ブトキシカルボニル−1−ピペラジニル)
ベンゾフラン−2−カルボキシレート3gの溶液を、ホ
ルムアミド1gおよびナトリウムアルコキシド3gとと
もに5時間撹拌する。慣用の仕上げ処理に付した後に、
5−(4−tert−ブトキシカルボニル−1−ピペラ
ジニル)ベンゾフラン−2−カルボキシアミドが得られ
る;融点:198〜200゜。
【0037】例5 ジクロロメタン50ml中のエチル 5−(1−ピペラ
ジニル)ベンゾフラン−2−カルボキシレート1gの溶
液を、ベンジルクロライド1gで処理し、2時間撹拌す
る。慣用の仕上げ処理に付した後に、エチル 5−(4
−ベンジル−1−ピペラジニル)ベンゾフラン−2−カ
ルボキシレートが得られる;融点:219〜222゜。
【0038】例6 5−(4−tert−ブトキシカルボニル−1−ピペラ
ジニル)ベンゾフラン−2−カルボキシアミド1gをメ
タノール性HCl 50mlに溶解し、1時間撹拌す
る。慣用の仕上げ処理に付した後に、5−(1−ピペラ
ジニル)ベンゾフラン−2−カルボキシアミドが得られ
る;融点:252〜255゜。
【0039】以下の例は、医薬製剤に関するものであ
る。 例A:注射バイアル 二重蒸留水3リットル中の式Iで表わされる活性化合物
100gおよびリン酸水素二ナトリウム5gの溶液のp
Hを、2N塩酸を用いてpH6.5に調整し、殺菌濾過
し、注射バイアルに充填し、次いで無菌条件の下に凍結
乾燥させ、これらのバアイルを、無菌条件の下にシール
する。各注射バイアルは活性化合物5mgを含有する。 例B:座薬 式Iで表わされる活性化合物20gの混合物を、大豆レ
シチン100gおよびカカオ脂1400gとともに溶融
し、この混合物を型中に注入し、次いで冷却させる。各
座薬は活性化合物20mgを含有する。
【0040】例C:溶液 二重蒸留水940ml中で、式Iで表わされる活性化合
物1g、NaH2PO4・2H2O 9.38g、Na2
PO4・12H2O 28.48gおよびベンザルコニウ
ムクロライド0.1gの溶液を調製する。この溶液のp
Hを6.8に調整し、全量を1リットルにし、次いで照
射により殺菌する。この溶液は、点眼剤の形態で使用す
ることができる。 例D:軟膏 式Iで表わされる活性化合物500mgを、無菌条件の
下に、石油ゼリー99.5gと混合する。
【0041】例E:錠剤 式Iで表わされる活性化合物1kg、乳糖4kg、ジャ
ガイモデンプン1.2kg、タルク0.2kgおよびス
テアリン酸マグネシウム0.1kgの混合物を、慣用の
方法で圧縮して、各錠剤が活性化合物10mgを含有す
る錠剤を得る。 例F:被覆錠剤 例Eに記載のとおりに錠剤を圧縮成形し、次いで慣用の
方法で、ショ糖、ジャガイモデンプン、タルク、トラガ
カントゴムおよび着色剤からなる被膜により被覆する。
【0042】例G:カプセル剤 硬質ゼラチンカプセルに、式Iで表わされる活性化合物
2kgを慣用の方法で充填し、各カプセルが活性化合物
20mgを含有するカプセル剤を得る。 例H:アンプル 二重蒸留水60リットル中の式Iで表わされる活性化合
物1kgの溶液を、殺菌濾過し、アンプルに充填し、殺
菌条件の下に凍結乾燥させ、次いで無菌条件の下にシー
ルする。各アンプルは活性化合物10mgを含有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 405/06 233 C07D 405/06 233 249 249 257 257 405/12 209 405/12 209 (71)出願人 591032596 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 アンドレアス・バーテ ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 ベルント・ヘルフェルト ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 ヘニング・ベットヒャー ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250 (72)発明者 クルト・シュスター ドイツ連邦共和国 デー−64293 ダルム シュタット フランクフルター シュトラ ーセ 250

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式Iで表わされるベンゾフラン化合
    物およびそれらの塩: 【化1】 式中、 R1は、NH2、1−ピペラジニルまたは4−R3−ピペ
    ラジニルであり、 R2は、H、Cl、Br、OHまたはOAであり、 R3は、ベンジルまたはそれ自体公知のアミノ保護基で
    あり、 Xは、CN、COOH、COOA、COOPh、COO
    CH2Ph、COOPy、CONR45またはCO−H
    etであり、 R4およびR5はそれぞれ相互に独立して、H、Aまたは
    ベンジルであり、 Aは、C原子1〜4個を有するアルキルであり、 Phは、フェニルであり、 Hetは、イミダゾール−1−イル、トリアゾール−1
    −イルまたはテトラゾール−1−イルであり、そしてP
    yは、ピリジルである。
  2. 【請求項2】a)エチル 5−アミノベンゾフラン−2
    −カルボキシレートおよびその塩; b)5−(1−ピペラジニル)ベンゾフラン−2−カル
    ボン酸およびその塩; c)エチル 5−(1−ピペラジニル)ベンゾフラン−
    2−カルボキシレートおよびその塩; d)エチル 5−(4−tert−ブトキシカルボニル
    −1−ピペラジニル)ベンゾフラン−2−カルボキシレ
    ート; e)5−(4−tert−ブトキシカルボニル−1−ピ
    ペラジニル)ベンゾフラン−2−カルボキシアミド; f)5−(1−ピペラジニル)ベンゾフラン−2−カル
    ボキシアミド。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の式Iで表わされるベン
    ゾフラン化合物およびそれらの塩の製造方法であって、 R1がニトロ基である式Iに対応する化合物を、慣用の
    方法により還元する;またはR1がNH2基である式Iに
    対応する化合物を、式II R6N(CH2CH212 (II) 式中、R6は、Hまたはベンジルであり、そしてX1は、
    Cl、Br、I、OHまたは反応的に官能性に修飾され
    ているOH基である、で表わされる化合物と反応させ
    る、あるいはR1が1−ピペラジニル基である式Iに対
    応する化合物を、それ自体公知のアミノ保護基の導入に
    よりR1が4−R3−ピペラジニル基(ここでR3は上記
    意味を有する)である式Iで表わされる別の化合物に変
    換する、あるいはXがCOOA基(ここでAは上記意味
    を有する)である式Iに対応する化合物を、XがCON
    45基(ここでR4およびR5は上記意味を有する)で
    ある式Iで表わされる別の化合物に変換する、あるいは
    XがCOOH基である式Iに対応する化合物を、XがC
    O−Het基(ここでHetは上記意味を有する)であ
    る式Iで表わされる別の化合物に変換する、あるいはR
    1が4−R3−ピペラジニル基(ここでR3は上記意味を
    有する)である式Iに対応する化合物を、その保護基の
    分離によって、R1が1−ピペラジニル基である式Iで
    表わされる化合物に変換する、そして(または)式Iで
    表わされる塩基化合物を、酸で処理することによって、
    その塩の1種に変換する、ことを特徴とする、前記製造
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の式Iで表わされる化合
    物およびそれらの生理学的に許容される塩を含有する医
    薬。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の式Iで表わされる化合
    物の医薬合成のための中間体としての使用。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の式Iで表わされる化合
    物の中枢神経系に対する効果を示す医薬合成のための中
    間体としての使用。
  7. 【請求項7】 1−[4−(5−シアノインドール−3
    −イル)ブチル]−4−(2−カルバモイルベンゾフラ
    ン−5−イル)ピペラジンおよびその塩合成への請求項
    1に記載の式Iで表わされる化合物の使用において、 2−(2−ホルミルフェノキシ)酢酸をニトロ化し、こ
    のようにして得られる2−(2−ホルミル−4−ニトロ
    フェノキシ)酢酸を環化し、このようにして得られる5
    −ニトロベンゾフラン−2−カルボン酸をエステル化
    し、このようにして得られる式III 【化2】 式中、Xは、COOA、COOPhまたはCOOCH2
    Phである、で表わされる化合物を還元し、このように
    して得られるR1がNH2であり、そしてXがCOOA、
    COOPhまたはCOOCH2Phである式Iで表わさ
    れる化合物を、その酸付加塩に変換し、次いでこの生成
    物を式II HN(CH2CH212 II 式中、X1はCl、Br、I、OHまたは反応的に官能
    性に修飾されているOH基である、で表わされる化合物
    の酸付加塩と反応させて、式IV 【化3】 式中、XはCOOA、COOPhまたはCOOCH2
    hである、で表わされるピペラジン誘導体を生成させ、
    このようにして得られる式IVで表わされる化合物をそ
    の酸付加塩に変換し、次いでこの生成物をアミノ保護基
    の導入に適する化合物と反応させ、このようにして得ら
    れる式V 【化4】 式中、R3はそれ自体公知のアミノ保護基であり、そし
    てXは上記意味を有する、で表わされる化合物を、式V
    I 【化5】 式中、R3は上記意味を有する、で表わされる化合物に
    変換し、このようにして得られる式VIで表わされる化
    合物を、そのアミノ保護基の分離によって、5−(1−
    ピペラジニル)ベンゾフラン−2−カルボキシアミドま
    たはその酸付加塩に変換し、次いでこの5−(1−ピペ
    ラジニル)ベンゾフラン−2−カルボキシアミドを、3
    −(4−クロロブチル)−5−シアノインドールと反応
    させ、1−[4−(5−シアノインドール−3−イル)
    ブチル]−4−(2−カルバモイルベンゾフラン−5−
    イル)ピペラジンを生成させ、所望により次いで、その
    酸付加塩に変換することを特徴とする、前記使用。
  8. 【請求項8】 医薬製剤の製造方法であって、請求項1
    に記載の式Iで表わされる化合物および(または)その
    生理学的に許容される塩の1種を、少なくとも1種の固
    体、液体または半液体状態の賦形剤あるいは助剤と一緒
    にして、適当な剤型にすることを特徴とする、前記製造
    方法
  9. 【請求項9】 少なくとも1種の請求項1に記載の式I
    で表わされる化合物および(または)その生理学的に許
    容される塩の1種を含有することを特徴とする医薬製
    剤。
  10. 【請求項10】 病気を制御するための請求項1に記載
    の式Iで表わされる化合物およびそれらの生理学的に許
    容される塩。
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