JPH08288776A - プラスチック封止saw装置および方法 - Google Patents
プラスチック封止saw装置および方法Info
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- JPH08288776A JPH08288776A JP8097488A JP9748896A JPH08288776A JP H08288776 A JPH08288776 A JP H08288776A JP 8097488 A JP8097488 A JP 8097488A JP 9748896 A JP9748896 A JP 9748896A JP H08288776 A JPH08288776 A JP H08288776A
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/05—Holders; Supports
- H03H9/10—Mounting in enclosures
- H03H9/1064—Mounting in enclosures for surface acoustic wave [SAW] devices
- H03H9/1085—Mounting in enclosures for surface acoustic wave [SAW] devices the enclosure being defined by a non-uniform sealing mass covering the non-active sides of the BAW device
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- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/02—Details
- H03H9/05—Holders; Supports
- H03H9/058—Holders; Supports for surface acoustic wave devices
- H03H9/059—Holders; Supports for surface acoustic wave devices consisting of mounting pads or bumps
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- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 SAW装置の所望の電気的特性を保ちながら
従来の射出成形またはトランスファモールドを使用して
SAW装置をプラスチック封止可能とする。 【解決手段】 プラスチックモールドSAW装置50が
SAWダイ28をリードフレーム10のダイフラグ16
上に反転して載置しかつ両者を絶縁材料または他のはん
だの環状リング26,60,62により、SAWダイ2
8の能動中央部分52がダイフラグ16に離れて面する
ように結合することにより提供される。SAWダイ28
上の回路への電気的コンタクトが作製される。これはS
AWダイ28の能動部分52のすぐ上に非常に小さな密
閉空隙40,74,82を提供し、取り付けられたダイ
28およびリードフレーム10の組合わせがプラスチッ
ク封止部38によってオーバモールドでき、プラスチッ
ク封止部38はSAWダイ面42の能動領域52と接触
するよう侵入することはない。
従来の射出成形またはトランスファモールドを使用して
SAW装置をプラスチック封止可能とする。 【解決手段】 プラスチックモールドSAW装置50が
SAWダイ28をリードフレーム10のダイフラグ16
上に反転して載置しかつ両者を絶縁材料または他のはん
だの環状リング26,60,62により、SAWダイ2
8の能動中央部分52がダイフラグ16に離れて面する
ように結合することにより提供される。SAWダイ28
上の回路への電気的コンタクトが作製される。これはS
AWダイ28の能動部分52のすぐ上に非常に小さな密
閉空隙40,74,82を提供し、取り付けられたダイ
28およびリードフレーム10の組合わせがプラスチッ
ク封止部38によってオーバモールドでき、プラスチッ
ク封止部38はSAWダイ面42の能動領域52と接触
するよう侵入することはない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面音響波(SA
W)装置の封止に関し、かつより特定的には、そのよう
な装置のプラスチック封止のための改善された手段およ
び方法に関する。
W)装置の封止に関し、かつより特定的には、そのよう
な装置のプラスチック封止のための改善された手段およ
び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】表面音響波(SAW)装置は周波数選択
性および他の電子的機能を提供するためにRFおよびI
Fフィルタのような商業的なおよび他の用途においてし
ばしば使用されている。SAW装置は音響波発生に依存
する。いくつかの場合、これらの音響波は基板の表面に
集中する。基板は圧電材料である。SAW装置における
音響波はしばしば表面に沿ってまたは表面に非常に近く
伝搬するから、SAW装置は一般に表面状態に非常に敏
感である。この敏感さは、例えば、半導体の場合におけ
る化学的または電子電荷の性質のものではなく、機械的
性質のものである。例えば、SAW装置の表面に接触す
る外部材料は表面の弾性的および慣性的特性を変化さ
せ、それによって前記表面上に沿って移動する音響波の
減衰および伝搬を変化させる。
性および他の電子的機能を提供するためにRFおよびI
Fフィルタのような商業的なおよび他の用途においてし
ばしば使用されている。SAW装置は音響波発生に依存
する。いくつかの場合、これらの音響波は基板の表面に
集中する。基板は圧電材料である。SAW装置における
音響波はしばしば表面に沿ってまたは表面に非常に近く
伝搬するから、SAW装置は一般に表面状態に非常に敏
感である。この敏感さは、例えば、半導体の場合におけ
る化学的または電子電荷の性質のものではなく、機械的
性質のものである。例えば、SAW装置の表面に接触す
る外部材料は表面の弾性的および慣性的特性を変化さ
せ、それによって前記表面上に沿って移動する音響波の
減衰および伝搬を変化させる。
【0003】この表面の敏感さのため、今日のSAW装
置は典型的には密封エンクロージャにパッケージングさ
れる。例えば、半導体装置および集積回路に関連して広
く使用されている低価格のパッケージング技術は一般に
SAW装置に関しては使用されない。例えば、プラスチ
ックエンクロージャの簡単なトランスファモールドは実
用的なものではなかった。トランスファモールドにおい
ては、加熱されかつ溶けた状態のプラスチック材料が、
加圧状態で、能動装置のダイを囲むように強制的にチャ
ネルまたは溝を通ってモールド内に送り込まれプラスチ
ックエンクロージャを作製する。このプロセスはそれが
もしSAWの表面をモールド材料で直接覆う場合にはS
AW装置の性能を破壊する可能性がある。
置は典型的には密封エンクロージャにパッケージングさ
れる。例えば、半導体装置および集積回路に関連して広
く使用されている低価格のパッケージング技術は一般に
SAW装置に関しては使用されない。例えば、プラスチ
ックエンクロージャの簡単なトランスファモールドは実
用的なものではなかった。トランスファモールドにおい
ては、加熱されかつ溶けた状態のプラスチック材料が、
加圧状態で、能動装置のダイを囲むように強制的にチャ
ネルまたは溝を通ってモールド内に送り込まれプラスチ
ックエンクロージャを作製する。このプロセスはそれが
もしSAWの表面をモールド材料で直接覆う場合にはS
AW装置の性能を破壊する可能性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、ほぼすべて
の現在のSAW装置は周囲環境の保護のために密封パッ
ケージング技術の使用に依存する。はんだまたは溶接密
閉構造によるセラミックまたは金属エンクロージャが一
般的である。気密パッケージング(Hermetic
packaging)は一般に必要とされる部品および
封止プロセスの双方に関して価格が高い。SAWダイそ
のものを製造する技術が進歩するに応じて、パッケージ
ングのコストが全体の製造コストのますます大きな割合
を占めるようになってきている。したがって、SAW装
置を封止するための改善された手段および方法、特に低
価格のプラスチック封止技術を使用できるようにするも
のの必要性が生じ続けている。
の現在のSAW装置は周囲環境の保護のために密封パッ
ケージング技術の使用に依存する。はんだまたは溶接密
閉構造によるセラミックまたは金属エンクロージャが一
般的である。気密パッケージング(Hermetic
packaging)は一般に必要とされる部品および
封止プロセスの双方に関して価格が高い。SAWダイそ
のものを製造する技術が進歩するに応じて、パッケージ
ングのコストが全体の製造コストのますます大きな割合
を占めるようになってきている。したがって、SAW装
置を封止するための改善された手段および方法、特に低
価格のプラスチック封止技術を使用できるようにするも
のの必要性が生じ続けている。
【0005】本発明の利点でもあり目的とすることろ
は、SAW装置が封止されたSAW装置の望まれる電気
的特性を保つような方法で伝統的な射出成形またはトラ
ンスファモールド技術を使用してプラスチックで封止で
きるようにすることにある。
は、SAW装置が封止されたSAW装置の望まれる電気
的特性を保つような方法で伝統的な射出成形またはトラ
ンスファモールド技術を使用してプラスチックで封止で
きるようにすることにある。
【0006】上記目的を達成するため、本発明によれ
ば、プラスチック封止表面音響波(SAW)装置(5
0)において、外周部を有する能動領域(52)を含む
広い面(42)を有する表面音響波(SAW)ダイ(2
8)、前記広い面(42)に並置されかつ前記広い面
(42)に向かって面する表面(44′)を有するダイ
フラグ(16)、前記広い面(42)および前記ダイフ
ラグ(16)の前記表面(44′)を接合しかつ前記能
動領域(52)の上に位置する空隙(40,74,8
2)を残す環状密閉リング(26,60,62)であっ
て、該環状密閉リング(26,60,62)は前記能動
領域(52)の前記外周部よりも大きな内側周辺部(3
0)を有するもの、前記SAWダイ(28)および前記
空隙(40,74,82)の外側の前記ダイフラグ(1
6)の回りのプラスチック封止部(38)、そして前記
SAW装置(50)から突出しかつ前記SAWダイ(2
8)の前記広い面(42)の上の対応するコンタクト
(36)に結合された外部電気的コンタクト(18)を
設ける。
ば、プラスチック封止表面音響波(SAW)装置(5
0)において、外周部を有する能動領域(52)を含む
広い面(42)を有する表面音響波(SAW)ダイ(2
8)、前記広い面(42)に並置されかつ前記広い面
(42)に向かって面する表面(44′)を有するダイ
フラグ(16)、前記広い面(42)および前記ダイフ
ラグ(16)の前記表面(44′)を接合しかつ前記能
動領域(52)の上に位置する空隙(40,74,8
2)を残す環状密閉リング(26,60,62)であっ
て、該環状密閉リング(26,60,62)は前記能動
領域(52)の前記外周部よりも大きな内側周辺部(3
0)を有するもの、前記SAWダイ(28)および前記
空隙(40,74,82)の外側の前記ダイフラグ(1
6)の回りのプラスチック封止部(38)、そして前記
SAW装置(50)から突出しかつ前記SAWダイ(2
8)の前記広い面(42)の上の対応するコンタクト
(36)に結合された外部電気的コンタクト(18)を
設ける。
【0007】本発明の別の態様では、表面音響波(SA
W)装置(50)を提供する方法において、外周部を有
する能動領域(52)を含む広い面(42)を有しかつ
前記能動領域(52)の前記外周部の外側に横たわる電
気的コンタクト(36)を有する表面音響波(SAW)
ダイ(28)を提供する段階、ダイフラグ(16)およ
び該ダイフラグ(16)に向かって延在する複数の電極
フィンガ(18)を有するリードフレーム(10)を提
供する段階、前記ダイフラグ(16)および前記広い面
(42)の一方または双方の上に環状密閉リング(2
6,60,62)を提供する段階であって、該環状密閉
リング(26,60,62)は前記能動領域(52)の
前記外周部より大きな内側周辺部(30)を有するも
の、前記ダイフラグ(16)が前記能動領域(52)に
面しかつ前記複数の電極フィンガ(18)が前記電気的
コンタクト(36)に面するように前記SAWダイ(2
8)を前記リードフレーム(10)に並置して配置する
段階、そして前記SAWダイ(28)およびリードフレ
ーム(10)を加熱して実質的に同時に、(i)前記電
気的コンタクト(36)を前記複数の電極フィンガ(1
8)に電気的に接続し、かつ(ii)前記広い面(4
2)および前記ダイフラグ(16)を前記環状密閉リン
グ(26,60,62)によって接合して、前記能動領
域(52)の上に空隙(40,74,82)を残す段階
を設ける。
W)装置(50)を提供する方法において、外周部を有
する能動領域(52)を含む広い面(42)を有しかつ
前記能動領域(52)の前記外周部の外側に横たわる電
気的コンタクト(36)を有する表面音響波(SAW)
ダイ(28)を提供する段階、ダイフラグ(16)およ
び該ダイフラグ(16)に向かって延在する複数の電極
フィンガ(18)を有するリードフレーム(10)を提
供する段階、前記ダイフラグ(16)および前記広い面
(42)の一方または双方の上に環状密閉リング(2
6,60,62)を提供する段階であって、該環状密閉
リング(26,60,62)は前記能動領域(52)の
前記外周部より大きな内側周辺部(30)を有するも
の、前記ダイフラグ(16)が前記能動領域(52)に
面しかつ前記複数の電極フィンガ(18)が前記電気的
コンタクト(36)に面するように前記SAWダイ(2
8)を前記リードフレーム(10)に並置して配置する
段階、そして前記SAWダイ(28)およびリードフレ
ーム(10)を加熱して実質的に同時に、(i)前記電
気的コンタクト(36)を前記複数の電極フィンガ(1
8)に電気的に接続し、かつ(ii)前記広い面(4
2)および前記ダイフラグ(16)を前記環状密閉リン
グ(26,60,62)によって接合して、前記能動領
域(52)の上に空隙(40,74,82)を残す段階
を設ける。
【0008】本発明のさらに別の態様では、表面音響波
(SAW)装置(50)において、外周部を有する能動
領域(52)を含む広い面(42)および前記能動領域
(52)の外側に横たわる電気的コンタクト(36)を
有する表面音響波(SAW)ダイ(28)、前記広い面
(42)に並置されかつ前記広い面(42)に向かって
面する表面(44′)を有するダイ装着領域(16)、
熱軟化性密閉材料(26,60,62)からなる環状密
閉リング(26,60,62)であって、該環状密閉リ
ング(26,60,62)は前記広い面(42)および
前記ダイ装着領域(16)の前記表面(44′)を接合
し前記能動領域(52)の上にそれらの間に空隙(4
0,74,82)を残し、前記環状密閉リング(26,
60,62)は前記能動領域(52)の前記外周部より
大きな内側周辺部(30)を有するもの、そして熱軟化
性導体(62)によって前記SAWダイ(28)の前記
広い面(42)上の電気的コンタクト(36)に結合さ
れた外部電気的リード(18)であって、前記熱軟化性
密閉材料(26,60,62)および前記熱軟化性導体
(62)は実質的に同時に軟化されて、それぞれ、前記
SAWダイ(28)を前記ダイ装着領域(16)にかつ
前記電気的コンタクト(36)を前記外部電気的リード
(18)に接合するものを設ける。
(SAW)装置(50)において、外周部を有する能動
領域(52)を含む広い面(42)および前記能動領域
(52)の外側に横たわる電気的コンタクト(36)を
有する表面音響波(SAW)ダイ(28)、前記広い面
(42)に並置されかつ前記広い面(42)に向かって
面する表面(44′)を有するダイ装着領域(16)、
熱軟化性密閉材料(26,60,62)からなる環状密
閉リング(26,60,62)であって、該環状密閉リ
ング(26,60,62)は前記広い面(42)および
前記ダイ装着領域(16)の前記表面(44′)を接合
し前記能動領域(52)の上にそれらの間に空隙(4
0,74,82)を残し、前記環状密閉リング(26,
60,62)は前記能動領域(52)の前記外周部より
大きな内側周辺部(30)を有するもの、そして熱軟化
性導体(62)によって前記SAWダイ(28)の前記
広い面(42)上の電気的コンタクト(36)に結合さ
れた外部電気的リード(18)であって、前記熱軟化性
密閉材料(26,60,62)および前記熱軟化性導体
(62)は実質的に同時に軟化されて、それぞれ、前記
SAWダイ(28)を前記ダイ装着領域(16)にかつ
前記電気的コンタクト(36)を前記外部電気的リード
(18)に接合するものを設ける。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は単純化した平面図、かつ図
2は単純化した断面図で、異なる製造段階における本発
明に係わるプラスチック封止SAW装置の構造および製
造方法を示す。典型的にはコバール(Kova
rtm)、または銅のような金属、あるいはめっきされ
た金属の組合わせである、リードフレーム10はその上
にSAW装置が実装されるべきダイフラグ16、SAW
装置の種々の電気的リードに接続することを意図したフ
ィンガ18、モールド密封のためのダムバー20および
支持用サイドレール22を備えている。図1のリードフ
レーム10の部分12は製造プロセスの始めにおける該
リードフレームの状態を示している。図1のリードフレ
ーム10の部分14は部分12に示されるものと実質的
に同じセクションをフラグ16上に環状の密閉リング2
6を加えかつ環状密閉リング26の上の位置にSAWダ
イ28の位置を加えて示している。図1においては、S
AWダイ28は透明であるものとして示されておりかつ
その表面の詳細は省略されており、それによってリード
フレーム10および密閉リング26の下に横たわる部分
に関するその位置が見えるようになっている。環状密閉
リング26は、以下に図6を参照して説明するように、
SAW装置28の能動面(active surfac
e)42の能動領域52より大きくかつ該能動領域52
の外側に横たわる内側周辺部30を有している。
2は単純化した断面図で、異なる製造段階における本発
明に係わるプラスチック封止SAW装置の構造および製
造方法を示す。典型的にはコバール(Kova
rtm)、または銅のような金属、あるいはめっきされ
た金属の組合わせである、リードフレーム10はその上
にSAW装置が実装されるべきダイフラグ16、SAW
装置の種々の電気的リードに接続することを意図したフ
ィンガ18、モールド密封のためのダムバー20および
支持用サイドレール22を備えている。図1のリードフ
レーム10の部分12は製造プロセスの始めにおける該
リードフレームの状態を示している。図1のリードフレ
ーム10の部分14は部分12に示されるものと実質的
に同じセクションをフラグ16上に環状の密閉リング2
6を加えかつ環状密閉リング26の上の位置にSAWダ
イ28の位置を加えて示している。図1においては、S
AWダイ28は透明であるものとして示されておりかつ
その表面の詳細は省略されており、それによってリード
フレーム10および密閉リング26の下に横たわる部分
に関するその位置が見えるようになっている。環状密閉
リング26は、以下に図6を参照して説明するように、
SAW装置28の能動面(active surfac
e)42の能動領域52より大きくかつ該能動領域52
の外側に横たわる内側周辺部30を有している。
【0010】次に図3〜図4を参照すると、リードフレ
ーム10の部分32はSAWダイ28が環状密閉リング
26を介してダイフラグ16に密閉されかつSAWダイ
28上のコンタクト36がダイフラグのフィンガ18と
電気的接続を形成している状況を示している。図3にお
いては、図1と同様に、SAWダイ28は透明であるも
のとして示されておりかつその表面の詳細は省略されて
下に横たわるリードフレーム10およびフィンガ18と
コンタクト36の接続、および密閉リング26の配置が
容易に見えるようになっている。
ーム10の部分32はSAWダイ28が環状密閉リング
26を介してダイフラグ16に密閉されかつSAWダイ
28上のコンタクト36がダイフラグのフィンガ18と
電気的接続を形成している状況を示している。図3にお
いては、図1と同様に、SAWダイ28は透明であるも
のとして示されておりかつその表面の詳細は省略されて
下に横たわるリードフレーム10およびフィンガ18と
コンタクト36の接続、および密閉リング26の配置が
容易に見えるようになっている。
【0011】図3〜図4のリードフレーム10の部分3
4はSAWダイ28およびリードフレームのダイフラグ
16の回りおよびコンタクトフィンガ18の内側端部の
プラスチック封止部38のモールドの後の状況を示して
いる。ダイ28は該ダイの回りのプラスチック封止部3
8をモールドする前に環状密閉リング26によってリー
ドフレーム10に密閉されるから、ダイ28の能動面4
2とリードフレーム10の上部面44との間に空隙40
が存在する(図4を参照)。空隙40は厚さ46を有す
る。
4はSAWダイ28およびリードフレームのダイフラグ
16の回りおよびコンタクトフィンガ18の内側端部の
プラスチック封止部38のモールドの後の状況を示して
いる。ダイ28は該ダイの回りのプラスチック封止部3
8をモールドする前に環状密閉リング26によってリー
ドフレーム10に密閉されるから、ダイ28の能動面4
2とリードフレーム10の上部面44との間に空隙40
が存在する(図4を参照)。空隙40は厚さ46を有す
る。
【0012】図5は、リードフレーム10(図1〜図
4)のダムバー20およびレール22が伝統的な方法で
切り取られた後の、側部から突出するコンタクトリード
18を備えた封止SAW装置50の平面図を示す。SA
Wダイ28は、好ましい構成では、プラスチックモール
ド材料38によって完全に囲まれているが、これは必須
のことではない。ダイ28の底部(非能動)面はもし望
むならば露出することもできる。
4)のダムバー20およびレール22が伝統的な方法で
切り取られた後の、側部から突出するコンタクトリード
18を備えた封止SAW装置50の平面図を示す。SA
Wダイ28は、好ましい構成では、プラスチックモール
ド材料38によって完全に囲まれているが、これは必須
のことではない。ダイ28の底部(非能動)面はもし望
むならば露出することもできる。
【0013】図6は、SAWダイ28の能動面42の平
面図である。しかしながら、面42の全てが音響波の伝
搬に関して能動的またはアクティブであるとは限らな
い。一般に音響波の伝搬は図6〜図7において点線で示
される面42の中央領域52内で生じる。領域52内に
は、薄いめっきされたまたは蒸着されたあるいはスパッ
タリングされた金属リード37によって外部コンタクト
36に結合された電極構造54が横たわっている。SA
Wダイ28の能動領域52内の電極54の詳細は本発明
の範囲を超えており、かつ図6〜図7に関して示される
ものは単に代表的なものにすぎない。当業者は彼らが求
める所望の性能を達成するためにダイ28上にどのよう
にして適切な電極構造を設けるかを理解するであろう。
面図である。しかしながら、面42の全てが音響波の伝
搬に関して能動的またはアクティブであるとは限らな
い。一般に音響波の伝搬は図6〜図7において点線で示
される面42の中央領域52内で生じる。領域52内に
は、薄いめっきされたまたは蒸着されたあるいはスパッ
タリングされた金属リード37によって外部コンタクト
36に結合された電極構造54が横たわっている。SA
Wダイ28の能動領域52内の電極54の詳細は本発明
の範囲を超えており、かつ図6〜図7に関して示される
ものは単に代表的なものにすぎない。当業者は彼らが求
める所望の性能を達成するためにダイ28上にどのよう
にして適切な電極構造を設けるかを理解するであろう。
【0014】ダイ28の外部コンタクト36はダイ28
が図6に示される位置26′において環状密閉リング2
6に密閉される処理の間にリードフレームのフィンガ1
8に結合される。図6に関して、電極54とコンタクト
36の間に延在する電気的リードは環状密閉リング2
6,26′が面42に接触する領域の下を走ることに注
目すべきである。好ましい実施形態では、密閉リング2
6の材料は誘電体であり、例えば、熱可塑性材料または
熱硬化性材料または触媒処理した(catalyze
d)材料または電気的絶縁体であるガラスとされる。適
切な材料の例はエポキシ、シリコーン、低温ガラスおよ
び熱で柔らかくなる他の種類の絶縁体である。これらの
材料は低いガス放出レートおよび封止部38の注入また
は硬化温度より高いガラストランジションまたは軟化温
度を有するものが望ましい。
が図6に示される位置26′において環状密閉リング2
6に密閉される処理の間にリードフレームのフィンガ1
8に結合される。図6に関して、電極54とコンタクト
36の間に延在する電気的リードは環状密閉リング2
6,26′が面42に接触する領域の下を走ることに注
目すべきである。好ましい実施形態では、密閉リング2
6の材料は誘電体であり、例えば、熱可塑性材料または
熱硬化性材料または触媒処理した(catalyze
d)材料または電気的絶縁体であるガラスとされる。適
切な材料の例はエポキシ、シリコーン、低温ガラスおよ
び熱で柔らかくなる他の種類の絶縁体である。これらの
材料は低いガス放出レートおよび封止部38の注入また
は硬化温度より高いガラストランジションまたは軟化温
度を有するものが望ましい。
【0015】図1〜図4の以上の説明に関して、装置1
0の製造プロセスおよび構造は環状密閉リング26がリ
ードフレーム10の上に配置される場合につき説明して
いる。しかしながら、当業者は本明細書の記載に基づ
き、環状密閉リング26は、例えば、図6において環状
リング26′で示されるようにダイ28の上に同様に好
適に配置できることを理解するであろう。あるいは、密
閉材料はリードフレーム10の上およびダイ28の上の
両方に加えて、密閉が2つのつがい係合する環状被覆領
域26,26′の材料の間で行なわれるようにすること
もできる。これらの方法のいずれでも満足すべきもので
ある。密閉リング26,26′の材料はまた、例えば、
半導体および他の電子装置の封止に関して使用される任
意のよく知られた金属および誘電体密閉ガラスのよう
な、熱軟化性ガラス材料とすることができる。また上に
述べた構造および方法を金属はんだ密閉材料と共に使用
することも可能である。しかしながら、密閉リング2
6,26′はコンタクト36から電極構造54に走るリ
ード37をわたって通るから、領域26,26′の形状
を有する環状はんだ領域がリード37をいっしょに短絡
させるのを防止するため絶縁層をリード37の上に設け
なければならない。
0の製造プロセスおよび構造は環状密閉リング26がリ
ードフレーム10の上に配置される場合につき説明して
いる。しかしながら、当業者は本明細書の記載に基づ
き、環状密閉リング26は、例えば、図6において環状
リング26′で示されるようにダイ28の上に同様に好
適に配置できることを理解するであろう。あるいは、密
閉材料はリードフレーム10の上およびダイ28の上の
両方に加えて、密閉が2つのつがい係合する環状被覆領
域26,26′の材料の間で行なわれるようにすること
もできる。これらの方法のいずれでも満足すべきもので
ある。密閉リング26,26′の材料はまた、例えば、
半導体および他の電子装置の封止に関して使用される任
意のよく知られた金属および誘電体密閉ガラスのよう
な、熱軟化性ガラス材料とすることができる。また上に
述べた構造および方法を金属はんだ密閉材料と共に使用
することも可能である。しかしながら、密閉リング2
6,26′はコンタクト36から電極構造54に走るリ
ード37をわたって通るから、領域26,26′の形状
を有する環状はんだ領域がリード37をいっしょに短絡
させるのを防止するため絶縁層をリード37の上に設け
なければならない。
【0016】図7は、密閉リング26,26′のための
複合構造を示す、図6に示される位置におけるSAW装
置28の断面および部分的切断図である。環状の誘電体
リング60がリード37とダイフラグ16に取り付けら
れる環状導電(例えば、金属)はんだ密閉リング62と
の間に配置されている。リング60は、SAW装置を個
々のダイに分離する前に、伝統的なウェーハ処理技術を
使用して容易に形成できる。リング60のための適切な
材料は石英、ガラス、および例えばポリイミドのような
プラスチック樹脂である。
複合構造を示す、図6に示される位置におけるSAW装
置28の断面および部分的切断図である。環状の誘電体
リング60がリード37とダイフラグ16に取り付けら
れる環状導電(例えば、金属)はんだ密閉リング62と
の間に配置されている。リング60は、SAW装置を個
々のダイに分離する前に、伝統的なウェーハ処理技術を
使用して容易に形成できる。リング60のための適切な
材料は石英、ガラス、および例えばポリイミドのような
プラスチック樹脂である。
【0017】リング62のために金属はんだを使用する
ことは特に都合がよく、それはこれらは真空中で溶解し
かつ、一般に、典型的な有機密閉材料において遭遇する
よりもずっと少ないガス放出レートを有するからであ
る。さらに、密閉を行なうために必要とされる材料の厚
さは一般にかなり小さく、それによってダイ28の面4
2の上のギャップの高さを最小にすることができる。ダ
イ28をダイフラグ16に密閉するためにリング62と
して金属はんだを使用することはさらに有利であり、そ
れは金属はんだにより非常に低いリーク率が達成できる
からである。したがって、能動装置領域52の上の空隙
40(および同様の空隙74,82)は少なくとも伝統
的なはんだシールまたは溶接金属パッケージを使用する
のと同じほど密閉するように形成できる。
ことは特に都合がよく、それはこれらは真空中で溶解し
かつ、一般に、典型的な有機密閉材料において遭遇する
よりもずっと少ないガス放出レートを有するからであ
る。さらに、密閉を行なうために必要とされる材料の厚
さは一般にかなり小さく、それによってダイ28の面4
2の上のギャップの高さを最小にすることができる。ダ
イ28をダイフラグ16に密閉するためにリング62と
して金属はんだを使用することはさらに有利であり、そ
れは金属はんだにより非常に低いリーク率が達成できる
からである。したがって、能動装置領域52の上の空隙
40(および同様の空隙74,82)は少なくとも伝統
的なはんだシールまたは溶接金属パッケージを使用する
のと同じほど密閉するように形成できる。
【0018】図7には電気的リード37からリードフレ
ーム10のフィンガ18への連続性を提供するはんだバ
ンプまたは他の形式の導電性結合材料(例えば、導電性
エポキシまたはガラス)の形式のコンタクト36が示さ
れている。
ーム10のフィンガ18への連続性を提供するはんだバ
ンプまたは他の形式の導電性結合材料(例えば、導電性
エポキシまたはガラス)の形式のコンタクト36が示さ
れている。
【0019】好ましい実施形態では、面42および面4
4を分離する距離46(図4を参照)は環状密閉材料2
6内に所定の直径のガラスの微小球(microsph
eres)を含めることによって制御できる。この場合
は、リング26のプラスチックまたは低温ガラス材料が
溶解しまたは軟化したとき、ダイ28がそれがリング2
6の密封材料内に含まれる微小球に着座するまで面44
に向かって押しつぶすことになる。そのような微小球は
数ミクロン、これ以上またはこれ以下の直径で得ること
ができ、かつ技術上よく知られた数多くの製造者によっ
て供給されている。
4を分離する距離46(図4を参照)は環状密閉材料2
6内に所定の直径のガラスの微小球(microsph
eres)を含めることによって制御できる。この場合
は、リング26のプラスチックまたは低温ガラス材料が
溶解しまたは軟化したとき、ダイ28がそれがリング2
6の密封材料内に含まれる微小球に着座するまで面44
に向かって押しつぶすことになる。そのような微小球は
数ミクロン、これ以上またはこれ以下の直径で得ること
ができ、かつ技術上よく知られた数多くの製造者によっ
て供給されている。
【0020】図8〜図9は本発明の別の実施形態を示す
図4の部分32と同様の断面図である。図8に示される
実施形態では、リードフレーム10は下方向にくぼんだ
(coined)領域70を有し、くぼみ領域70にお
けるリードフレーム10の上部面44′は上部面44よ
りほぼ距離72だけ押し下げられている。ダイ28はく
ぼみ領域70によって生成される空洞74の上にリード
フレーム10の上部面44に対し環状リング26により
密閉されている。このようにして、高さ72のギャップ
がリードフレーム10の面44′とSAWダイ28の領
域52における能動面42との間に設けられる。この手
法の利点は面42,44′の間の間隔72が、密閉材料
を除き、リードフレーム10のくぼみ量によって決定さ
れることである。これはリング26のために最小量の密
閉材料を使用できるようにし、それはダイ28をダイフ
ラグ16から離す必要がないからである。
図4の部分32と同様の断面図である。図8に示される
実施形態では、リードフレーム10は下方向にくぼんだ
(coined)領域70を有し、くぼみ領域70にお
けるリードフレーム10の上部面44′は上部面44よ
りほぼ距離72だけ押し下げられている。ダイ28はく
ぼみ領域70によって生成される空洞74の上にリード
フレーム10の上部面44に対し環状リング26により
密閉されている。このようにして、高さ72のギャップ
がリードフレーム10の面44′とSAWダイ28の領
域52における能動面42との間に設けられる。この手
法の利点は面42,44′の間の間隔72が、密閉材料
を除き、リードフレーム10のくぼみ量によって決定さ
れることである。これはリング26のために最小量の密
閉材料を使用できるようにし、それはダイ28をダイフ
ラグ16から離す必要がないからである。
【0021】図9は、本発明のさらに別に実施形態を示
す図8のものと同様の図であり、この場合はリードフレ
ーム10は環状の隆起78を作製するために位置76に
おいて上方向にくぼませた環状の隆起を有し、ダイ28
の面42が環状の隆起78と接触したとき、距離80が
決定されるようになる。この好ましい実施形態では、密
閉材料26,26′は隆起78の周辺部の外側に配置さ
れ、それによってダイ28の面42とリードフレーム1
0の面44′の間の空洞82内に圧入することが隆起7
8によって防止される。
す図8のものと同様の図であり、この場合はリードフレ
ーム10は環状の隆起78を作製するために位置76に
おいて上方向にくぼませた環状の隆起を有し、ダイ28
の面42が環状の隆起78と接触したとき、距離80が
決定されるようになる。この好ましい実施形態では、密
閉材料26,26′は隆起78の周辺部の外側に配置さ
れ、それによってダイ28の面42とリードフレーム1
0の面44′の間の空洞82内に圧入することが隆起7
8によって防止される。
【0022】高さ46,72,80は、特に領域52に
おいて、ダイ面42の上の空隙を最小にするように、で
きるだけ小さいがゼロでないことが望ましい。この場
合、該空隙がすべての外気に対し完全に密閉されていな
くても、能動領域52内の面42上に濃縮される何らか
の入り込んだ外気の量は相応に非常に少ない。もし高さ
46,72,80が数ミクロンまたはそれ以下のオーダ
のものであれば、ほとんどあり得ない状況の下でのみ数
個より多くの単分子層が面42上に濃縮する。したがっ
て、絶対的な密閉性が欠如しても、たいていの状況の下
でダイの電気音響特性に対し悪影響はほとんどない。水
蒸気のような材料が濃縮する可能性は前記表面を撥水性
の(疎水性の)層で前処理することにより防止できる。
おいて、ダイ面42の上の空隙を最小にするように、で
きるだけ小さいがゼロでないことが望ましい。この場
合、該空隙がすべての外気に対し完全に密閉されていな
くても、能動領域52内の面42上に濃縮される何らか
の入り込んだ外気の量は相応に非常に少ない。もし高さ
46,72,80が数ミクロンまたはそれ以下のオーダ
のものであれば、ほとんどあり得ない状況の下でのみ数
個より多くの単分子層が面42上に濃縮する。したがっ
て、絶対的な密閉性が欠如しても、たいていの状況の下
でダイの電気音響特性に対し悪影響はほとんどない。水
蒸気のような材料が濃縮する可能性は前記表面を撥水性
の(疎水性の)層で前処理することにより防止できる。
【0023】以上本発明につき説明したが、当業者は上
に述べたプロセス、構造および材料に対し本発明の精神
から離れることなく数多くの変更を行なうことが可能で
ありかつそのような変更は添付の特許請求の範囲に含ま
れるものであることを理解するであろう。
に述べたプロセス、構造および材料に対し本発明の精神
から離れることなく数多くの変更を行なうことが可能で
ありかつそのような変更は添付の特許請求の範囲に含ま
れるものであることを理解するであろう。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、封止S
AW装置の望ましい電気的特性を保ちながら、伝統的な
射出成形またはトランスファモールドの技術を使用して
SAW装置をプラスチックで封入することが可能にな
り、SAW装置のコストを大幅に低下させることができ
る。
AW装置の望ましい電気的特性を保ちながら、伝統的な
射出成形またはトランスファモールドの技術を使用して
SAW装置をプラスチックで封入することが可能にな
り、SAW装置のコストを大幅に低下させることができ
る。
【図1】本発明に係わる、封止のためにSAWダイと共
に使用するのに適したリードフレームの、製造の異なる
段階での状態を示す、平面図である。
に使用するのに適したリードフレームの、製造の異なる
段階での状態を示す、平面図である。
【図2】図1の2−2線に沿った断面図である。
【図3】図1に示されるSAWダイと共に使用するのに
適したリードフレームの、製造プロセスにおける後の段
階における状態を示す平面図である。
適したリードフレームの、製造プロセスにおける後の段
階における状態を示す平面図である。
【図4】図3の4−4線に沿った断面図である。
【図5】本発明にしたがって封止された装置を示す単純
化した平面図である。
化した平面図である。
【図6】本発明に係わる、封止前のSAWダイの能動面
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図7】図6の6−6線に沿った断面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施形態に係わる、図4の
左側部分と類似した、いくらか拡大された、断面図であ
る。
左側部分と類似した、いくらか拡大された、断面図であ
る。
【図9】本発明のさらに別の実施形態に係わる、図8と
類似した断面図である。
類似した断面図である。
10 リードフレーム 12,14 リードフレーム10の一部 16 ダイフラグ 18 フィンガ 20 ダムバー 22 支持用サイドレール 26,26′ 環状密閉リング 28 SAWダイ 30 内側周辺部 32,34 リードフレーム10の一部 36 コンタクト 38 プラスチック封止部 40 空隙 42 能動面 44,44′ 空隙 46 厚さ 52 中央領域 54 電極構造 60 環状誘電体リング 62 はんだ密閉リング 70 くぼみ領域 74 空洞 78 環状隆起 82 空洞
Claims (3)
- 【請求項1】 プラスチック封止表面音響波(SAW)
装置(50)であって、 外周部を有する能動領域(52)を含む広い面(42)
を有する表面音響波(SAW)ダイ(28)、 前記広い面(42)に並置されかつ前記広い面(42)
に向かって面する表面(44′)を有するダイフラグ
(16)、 前記広い面(42)および前記ダイフラグ(16)の前
記表面(44′)を接合しかつ前記能動領域(52)の
上に位置する空隙(40,74,82)を残す環状密閉
リング(26,60,62)であって、該環状密閉リン
グ(26,60,62)は前記能動領域(52)の前記
外周部よりも大きな内側周辺部(30)を有するもの、 前記SAWダイ(28)および前記空隙(40,74,
82)の外側の前記ダイフラグ(16)の回りのプラス
チック封止部(38)、そして前記SAW装置(50)
から突出しかつ前記SAWダイ(28)の前記広い面
(42)の上の対応するコンタクト(36)に結合され
た外部電気的コンタクト(18)、 を具備することを特徴とするプラスチック封止表面音響
波(SAW)装置(50)。 - 【請求項2】 表面音響波(SAW)装置(50)を提
供する方法であって、 外周部を有する能動領域(52)を含む広い面(42)
を有しかつ前記能動領域(52)の前記外周部の外側に
横たわる電気的コンタクト(36)を有する表面音響波
(SAW)ダイ(28)を提供する段階、 ダイフラグ(16)および該ダイフラグ(16)に向か
って延在する複数の電極フィンガ(18)を有するリー
ドフレーム(10)を提供する段階、 前記ダイフラグ(16)および前記広い面(42)の一
方または双方の上に環状密閉リング(26,60,6
2)を提供する段階であって、該環状密閉リング(2
6,60,62)は前記能動領域(52)の前記外周部
より大きな内側周辺部(30)を有するもの、 前記ダイフラグ(16)が前記能動領域(52)に面し
かつ前記複数の電極フィンガ(18)が前記電気的コン
タクト(36)に面するように前記SAWダイ(28)
を前記リードフレーム(10)に並置して配置する段
階、そして前記SAWダイ(28)およびリードフレー
ム(10)を加熱して実質的に同時に、(i)前記電気
的コンタクト(36)を前記複数の電極フィンガ(1
8)に電気的に接続し、かつ(ii)前記広い面(4
2)および前記ダイフラグ(16)を前記環状密閉リン
グ(26,60,62)によって接合して、前記能動領
域(52)の上に空隙(40,74,82)を残す段
階、 を具備することを特徴とする表面音響波(SAW)装置
(50)を提供する方法。 - 【請求項3】 表面音響波(SAW)装置(50)であ
って、 外周部を有する能動領域(52)を含む広い面(42)
および前記能動領域(52)の外側に横たわる電気的コ
ンタクト(36)を有する表面音響波(SAW)ダイ
(28)、 前記広い面(42)に並置されかつ前記広い面(42)
に向かって面する表面(44′)を有するダイ装着領域
(16)、 熱軟化性密閉材料(26,60,62)からなる環状密
閉リング(26,60,62)であって、該環状密閉リ
ング(26,60,62)は前記広い面(42)および
前記ダイ装着領域(16)の前記表面(44′)を接合
し前記能動領域(52)の上にそれらの間に空隙(4
0,74,82)を残し、前記環状密閉リング(26,
60,62)は前記能動領域(52)の前記外周部より
大きな内側周辺部(30)を有するもの、そして熱軟化
性導体(62)によって前記SAWダイ(28)の前記
広い面(42)上の電気的コンタクト(36)に結合さ
れた外部電気的リード(18)であって、前記熱軟化性
密閉材料(26,60,62)および前記熱軟化性導体
(62)は実質的に同時に軟化されて、それぞれ、前記
SAWダイ(28)を前記ダイ装着領域(16)にかつ
前記電気的コンタクト(36)を前記外部電気的リード
(18)に接合するもの、 を具備することを特徴とする表面音響波(SAW)装置
(50)。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/416,126 US5760526A (en) | 1995-04-03 | 1995-04-03 | Plastic encapsulated SAW device |
US08/416,126 | 1995-04-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08288776A true JPH08288776A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=23648658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8097488A Pending JPH08288776A (ja) | 1995-04-03 | 1996-03-27 | プラスチック封止saw装置および方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5760526A (ja) |
EP (1) | EP0736972B1 (ja) |
JP (1) | JPH08288776A (ja) |
DE (1) | DE69602794T2 (ja) |
DK (1) | DK0736972T3 (ja) |
FI (1) | FI961375A (ja) |
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