JPH0827988A - 斜め段付階段用縦型手摺り - Google Patents
斜め段付階段用縦型手摺りInfo
- Publication number
- JPH0827988A JPH0827988A JP6167121A JP16712194A JPH0827988A JP H0827988 A JPH0827988 A JP H0827988A JP 6167121 A JP6167121 A JP 6167121A JP 16712194 A JP16712194 A JP 16712194A JP H0827988 A JPH0827988 A JP H0827988A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handrail
- stairs
- staircase
- vertical
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 斜め段付廻り階段の廻り部中心において、安
全性を確保することができるとともに、見栄えが良好で
簡単に取付固定できる縦型の手摺りを提供することを目
的とする。 【構成】 手摺りＡの両端部を同一方向に折り曲げて取
付部を構成し、斜め段１を有する廻り階段Ｋ１の廻り部
中心に縦方向に取付固定すべく構成した。
全性を確保することができるとともに、見栄えが良好で
簡単に取付固定できる縦型の手摺りを提供することを目
的とする。 【構成】 手摺りＡの両端部を同一方向に折り曲げて取
付部を構成し、斜め段１を有する廻り階段Ｋ１の廻り部
中心に縦方向に取付固定すべく構成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、斜め段を有する廻り階
段の中心部に設ける縦型の手摺りに関する。
段の中心部に設ける縦型の手摺りに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、住宅等の建築物に設ける階段には
直階段や廻り階段があり、前記廻り階段は、図８に示す
踊り場２０を有する廻り階段Ｋ’や図９に示す斜め段２
１が六段の廻り階段Ｋ”にて構成されており、前記廻り
階段Ｋ’・Ｋ”に付設される階段手摺り２２・２３が廻
り部で連続していないのが一般的である。そして、転倒
等の事故を防ぐためには姿勢が安定する踊り場付廻り階
段Ｋ’が安全で望ましいのであるが、設計上スペースの
確保が難しいので、コンパクトな斜め六段の廻り階段
Ｋ”が主として用いられている。
直階段や廻り階段があり、前記廻り階段は、図８に示す
踊り場２０を有する廻り階段Ｋ’や図９に示す斜め段２
１が六段の廻り階段Ｋ”にて構成されており、前記廻り
階段Ｋ’・Ｋ”に付設される階段手摺り２２・２３が廻
り部で連続していないのが一般的である。そして、転倒
等の事故を防ぐためには姿勢が安定する踊り場付廻り階
段Ｋ’が安全で望ましいのであるが、設計上スペースの
確保が難しいので、コンパクトな斜め六段の廻り階段
Ｋ”が主として用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記六段廻り
階段Ｋ”は、階段手摺り２３を直線的に配置処理するこ
とができず、斜め段２１の傾斜に沿って折り曲がってい
るので見栄えが良くなかった。また、踏面が廻り部中心
に向かって小さくなっており、昇降時に近いコースを取
ろうとすると、自然に移動が廻り部中心の狭い踏面側に
寄りやすくなり、例えば下りるときには、下りながら廻
り部で体の向きを変えるという複合動作が必要となるた
めに、姿勢が不安定になりやすく、バランスを崩した
り、脚を踏み外したりして転倒する危険性が高くなり、
特に、高齢者には骨折等の事故に結び付く恐れがあっ
た。そこで、本発明は、斜め段付廻り階段の廻り部中心
において、安全性を確保することができるとともに、見
栄えが良好で簡単に取付固定できる縦型の手摺りを提供
することを目的とする。
階段Ｋ”は、階段手摺り２３を直線的に配置処理するこ
とができず、斜め段２１の傾斜に沿って折り曲がってい
るので見栄えが良くなかった。また、踏面が廻り部中心
に向かって小さくなっており、昇降時に近いコースを取
ろうとすると、自然に移動が廻り部中心の狭い踏面側に
寄りやすくなり、例えば下りるときには、下りながら廻
り部で体の向きを変えるという複合動作が必要となるた
めに、姿勢が不安定になりやすく、バランスを崩した
り、脚を踏み外したりして転倒する危険性が高くなり、
特に、高齢者には骨折等の事故に結び付く恐れがあっ
た。そこで、本発明は、斜め段付廻り階段の廻り部中心
において、安全性を確保することができるとともに、見
栄えが良好で簡単に取付固定できる縦型の手摺りを提供
することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段として、本発明は、手摺りの両端部を同一方向
に折り曲げて取付部を構成し、斜め段を有する廻り階段
の廻り部に設けた切欠部の中心に縦方向に取付固定すべ
く構成したものであり、前記手摺りを斜め段を有する廻
り階段の廻り部の中心に縦方向に取付固定すべく構成し
たものであり、また、前記手摺りを斜めに折り曲げて正
面視略Ｓ字形状としたものである。
めの手段として、本発明は、手摺りの両端部を同一方向
に折り曲げて取付部を構成し、斜め段を有する廻り階段
の廻り部に設けた切欠部の中心に縦方向に取付固定すべ
く構成したものであり、前記手摺りを斜め段を有する廻
り階段の廻り部の中心に縦方向に取付固定すべく構成し
たものであり、また、前記手摺りを斜めに折り曲げて正
面視略Ｓ字形状としたものである。
【０００５】
【作用】このように構成したことによって、斜め段を有
する廻り階段を上り下りするときに、縦型手摺りを握っ
たままの状態で、姿勢を安定させて体の向きを変えるこ
とができる。
する廻り階段を上り下りするときに、縦型手摺りを握っ
たままの状態で、姿勢を安定させて体の向きを変えるこ
とができる。
【０００６】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図１は、
本発明の第一の実施例を示す斜視図、図２は、縦型手摺
りの側面図、図３は、同じく正面図、図４は、縦型手摺
りを斜め六段廻り階段に配設した状態を示す平面図、図
５は、縦型手摺りを斜め四段廻り階段に配設した状態を
示す平面図、図６は、本発明の第二の実施例を示す斜視
図、図７は、同じく第三の実施例を示す斜視図である。
本発明の第一の実施例を示す斜視図、図２は、縦型手摺
りの側面図、図３は、同じく正面図、図４は、縦型手摺
りを斜め六段廻り階段に配設した状態を示す平面図、図
５は、縦型手摺りを斜め四段廻り階段に配設した状態を
示す平面図、図６は、本発明の第二の実施例を示す斜視
図、図７は、同じく第三の実施例を示す斜視図である。
【０００７】図１において、住宅の階段として斜め段１
を有する廻り階段Ｋ１が配設されており、斜め段１は、
図５に示す如く、３０度の段板１ａ・１ａと６０度の段
板１ｂ・１ｂの組合せの四段にて構成され、前記斜め段
１付き廻り階段Ｋ１は６０度の幅広の段板１ｂ・１ｂが
踊り場の役割を果たし、平らな所で体の向きを変えるこ
とができるように構成されている。前記斜め段１の廻り
部中心となる中心柱２の略上半分の部分には切欠部２ａ
が形成されており、該切欠部２ａの縦側面には、図２に
示す如く、縦長で両端部分を同一方向に折れ曲げて取付
部が形成された手摺りＡが中心柱２の外側から添柱３に
螺着される固定ボルト４・４を介して容易に外れないよ
うに強固に上下方向に取付固定されている。
を有する廻り階段Ｋ１が配設されており、斜め段１は、
図５に示す如く、３０度の段板１ａ・１ａと６０度の段
板１ｂ・１ｂの組合せの四段にて構成され、前記斜め段
１付き廻り階段Ｋ１は６０度の幅広の段板１ｂ・１ｂが
踊り場の役割を果たし、平らな所で体の向きを変えるこ
とができるように構成されている。前記斜め段１の廻り
部中心となる中心柱２の略上半分の部分には切欠部２ａ
が形成されており、該切欠部２ａの縦側面には、図２に
示す如く、縦長で両端部分を同一方向に折れ曲げて取付
部が形成された手摺りＡが中心柱２の外側から添柱３に
螺着される固定ボルト４・４を介して容易に外れないよ
うに強固に上下方向に取付固定されている。
【０００８】前記縦型手摺りＡは、図２・図３に示す如
く、力が掛け易く握り易い細身の棒状またはパイプ状の
手摺り本体５と、その両端部に連結されるコーナージョ
イント６・６とエンドキャップ７・７にて構成され、両
端部が同一方向に折れ曲がった形状とし、前記切欠部２
ａに取付固定して廻り段１側へ出っ張らないようにする
ことによって、袖等が引っ掛からないように構成されて
いるとともに、階段の有効幅を小さくしないように配設
されている。前記縦型手摺りＡの手摺り本体５の縦長さ
の寸法は、取付位置の広さに対応すべく通常４０ｃｍか
ら１２０ｃｍの間に設定されており、好ましくは６０ｃ
ｍから９０ｃｍの間に設定するのが望ましい。また、前
記中心柱２の上面の仕切り部分には笠木８を取付固定す
ることができ、階段外側壁面には階段手摺り９を取付固
定することができる。
く、力が掛け易く握り易い細身の棒状またはパイプ状の
手摺り本体５と、その両端部に連結されるコーナージョ
イント６・６とエンドキャップ７・７にて構成され、両
端部が同一方向に折れ曲がった形状とし、前記切欠部２
ａに取付固定して廻り段１側へ出っ張らないようにする
ことによって、袖等が引っ掛からないように構成されて
いるとともに、階段の有効幅を小さくしないように配設
されている。前記縦型手摺りＡの手摺り本体５の縦長さ
の寸法は、取付位置の広さに対応すべく通常４０ｃｍか
ら１２０ｃｍの間に設定されており、好ましくは６０ｃ
ｍから９０ｃｍの間に設定するのが望ましい。また、前
記中心柱２の上面の仕切り部分には笠木８を取付固定す
ることができ、階段外側壁面には階段手摺り９を取付固
定することができる。
【０００９】なお、前記縦型手摺りＡは、前述の如く斜
め四段の廻り階段Ｋ１の廻り部中心に取付固定するよう
に構成されているが、他に、図４に示す３０度の段板１
１ａにて六段に構成されている斜め段１１を有する廻り
階段Ｋ２の廻り部中心である中心柱２の切欠部２ａに取
付固定することもでき、斜め段を有する廻り階段におい
て広く用いることができるものである。また、他の実施
例として、図６に示す如く、前記縦型手摺りＡを切欠部
が設けられていない中心柱２の略上半分の部分の廻り部
中心に上下方向に取付固定する構成としてもよく、ま
た、図７に示す如く、前記縦型手摺りＡの形状を手摺り
本体５を斜めに折り曲げて、正面視略Ｓ字状とし、この
上下湾曲部がそれぞれ階段の上下高さと一致させて握り
易いように廻り部中心に上下方向に取付固定する構成と
してもよい。
め四段の廻り階段Ｋ１の廻り部中心に取付固定するよう
に構成されているが、他に、図４に示す３０度の段板１
１ａにて六段に構成されている斜め段１１を有する廻り
階段Ｋ２の廻り部中心である中心柱２の切欠部２ａに取
付固定することもでき、斜め段を有する廻り階段におい
て広く用いることができるものである。また、他の実施
例として、図６に示す如く、前記縦型手摺りＡを切欠部
が設けられていない中心柱２の略上半分の部分の廻り部
中心に上下方向に取付固定する構成としてもよく、ま
た、図７に示す如く、前記縦型手摺りＡの形状を手摺り
本体５を斜めに折り曲げて、正面視略Ｓ字状とし、この
上下湾曲部がそれぞれ階段の上下高さと一致させて握り
易いように廻り部中心に上下方向に取付固定する構成と
してもよい。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏する。即ち、斜め段を有する廻り階段の
廻り部中心に縦型の手摺りを設けたことにより、階段を
上り下りするときに、縦型手摺りを握ったままの状態
で、姿勢を安定させて体の向きを変えることができるの
で、あるいは階段の中心部に寄りすぎることがなく、中
心部から一定の間隔を保って廻ることができ、段の間隔
も一定となり、リズミカルに上り下りできるので、バラ
ンスを崩したり、脚を踏み外したりして転倒する事故を
防ぐことができ、特に高齢者の骨折等の事故を防ぐこと
ができ、十分に階段の安全性を確保することができる。
また、手摺りの両端部を折り曲げて取付部を構成し、階
段側に突出しないように取付固定したことにより、見栄
えが良いとともに、簡単な構造であるので、安価で手軽
に取付固定することができる。
ような効果を奏する。即ち、斜め段を有する廻り階段の
廻り部中心に縦型の手摺りを設けたことにより、階段を
上り下りするときに、縦型手摺りを握ったままの状態
で、姿勢を安定させて体の向きを変えることができるの
で、あるいは階段の中心部に寄りすぎることがなく、中
心部から一定の間隔を保って廻ることができ、段の間隔
も一定となり、リズミカルに上り下りできるので、バラ
ンスを崩したり、脚を踏み外したりして転倒する事故を
防ぐことができ、特に高齢者の骨折等の事故を防ぐこと
ができ、十分に階段の安全性を確保することができる。
また、手摺りの両端部を折り曲げて取付部を構成し、階
段側に突出しないように取付固定したことにより、見栄
えが良いとともに、簡単な構造であるので、安価で手軽
に取付固定することができる。
【図１】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図２】縦型手摺りの側面図である。
【図３】同じく正面図である。
【図４】縦型手摺りを斜め六段廻り階段に配設した状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図５】縦型手摺りを斜め四段廻り階段に配設した状態
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図６】本発明の第二の実施例を示す斜視図である。
【図７】同じく第三の実施例を示す斜視図である。
【図８】従来の踊り場付廻り階段の斜視図である。
【図９】同じく斜め六段廻り階段の斜視図である。
１ 斜め段 ２ 中心柱 ３ 添柱 ４ 固定ボルト Ａ 縦型手摺り Ｋ 廻り階段
Claims (3)
- 【請求項１】 手摺りの両端部を同一方向に折り曲げて
取付部を構成し、斜め段を有する廻り階段の廻り部に設
けた切欠部の中心に縦方向に取付固定すべく構成したこ
とを特徴とする斜め段付階段用縦型手摺り。 - 【請求項２】 請求項１に記載の手摺りを斜め段を有す
る廻り階段の廻り部の中心に縦方向に取付固定すべく構
成したことを特徴とする斜め段付階段用縦型手摺り。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載の手摺りを斜め
に折り曲げて正面視略Ｓ字形状としたことを特徴とする
斜め段付階段用縦型手摺り。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6167121A JPH0827988A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 斜め段付階段用縦型手摺り |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6167121A JPH0827988A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 斜め段付階段用縦型手摺り |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0827988A true JPH0827988A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15843834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6167121A Pending JPH0827988A (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 斜め段付階段用縦型手摺り |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0827988A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006299569A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 手すりの配設構造 |
| JP2007046332A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 廻り階段用縦型手摺装置 |
| JP2007085111A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 階段装置 |
| JP2016108725A (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-20 | 朝日ウッドテック株式会社 | 木質系手摺の組付構造および組付方法 |
| JP2018184704A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | ミサワホーム株式会社 | 階段手摺及び階段室 |
-
1994
- 1994-07-19 JP JP6167121A patent/JPH0827988A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006299569A (ja) * | 2005-04-18 | 2006-11-02 | Matsushita Electric Works Ltd | 手すりの配設構造 |
| JP2007046332A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 廻り階段用縦型手摺装置 |
| JP2007085111A (ja) * | 2005-09-22 | 2007-04-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 階段装置 |
| JP4631638B2 (ja) * | 2005-09-22 | 2011-02-16 | パナソニック電工株式会社 | 階段装置 |
| JP2016108725A (ja) * | 2014-12-02 | 2016-06-20 | 朝日ウッドテック株式会社 | 木質系手摺の組付構造および組付方法 |
| JP2018184704A (ja) * | 2017-04-24 | 2018-11-22 | ミサワホーム株式会社 | 階段手摺及び階段室 |
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