JPH041228Y2 - - Google Patents

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JPH041228Y2
JPH041228Y2 JP9862086U JP9862086U JPH041228Y2 JP H041228 Y2 JPH041228 Y2 JP H041228Y2 JP 9862086 U JP9862086 U JP 9862086U JP 9862086 U JP9862086 U JP 9862086U JP H041228 Y2 JPH041228 Y2 JP H041228Y2
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connecting rod
handrail
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JP9862086U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、バルコニー・階段などに使用され
る手摺に関するものである。
〔従来技術〕
従来この種の手摺としては、例えば手摺子に相
当する複数の縦柵杆を支柱間に取付けてなるもの
(実公昭52−16589号公報)が一般に知られてい
る。
これは、支柱に取付金具および連結金具を介し
て取付けた左右一対の模U字状パイプ柵杆の開口
部に、所定長さ突出させて連結杆を嵌挿すると共
に、連結杆の突出部を縦柵杆が複数設けられてい
る横柵杆に嵌挿する。
そしてパイプ柵杆に設けられている連結杆に嵌
挿される横柵杆を適宜変えることにより、各支柱
間の距離変化に対応できるようにしたものであ
る。
〔この考案が解決すべき問題点〕
しかし支柱間の距離変化に対応させる時には、
縦柵杆が設けられている横柵桁を別のものにする
か、横柵桁を距離変化に対応させて切断すること
が必要である。そのため距離変化に対応させるに
は面倒な作業が必要で費用のかかるものであつ
た。
またパイプ柵杆への横柵桁の取付けは、パイプ
柵杆に設けた連結杆を横柵桁へ嵌挿するだけなの
で、連結強度が十分でない等の問題点があつた。
この考案は前述した事情に鑑み創案されたもの
で、その目的は手摺子が配設される両横架材間の
距離調節を簡単に調節でき、かつ手摺子と横架材
との連結を強固に行え、しかも部品点数が少なく
手摺子の角度調節も自在な手摺を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案による手摺は、第1および第2脚部か
ら二股状に形成し、この各脚部の連結部において
上横架材の下部および下横架材の上部に揺動可能
に取着した連結杆と、この上横架材下部に取着し
た各連結杆の第1脚部および下横架材上部に取着
した各連結杆の第2脚部が、または上横架材下部
に取着した各連結杆の第2脚部および下横架材上
部に取着した連結杆の第1脚部が内部に嵌挿され
ている手摺子とを備え、また連結杆および手摺子
を固着具にて固定した構成とする。
そして上下各連結杆の脚部の手摺子内への嵌挿
量を変えることで、上下横架材間の距離変化を可
能とすると共に、固着具で強固に連結できるよう
にしたものである。
〔実施例〕
以下この考案を図示する実施例によつて説明す
る。
手摺1は、複数立設した支柱2,2間の上下部
に架設された上下横架材3,4間に、連結杆5を
介して複数の手摺子6が配設されてなつている。
(第2図参照)なおこの実施例での横架材3は支
柱2の上端面に取付けられている笠木である。
連結杆5は、第1脚部5aおよび第2脚部5b
から二股状に形成されており、この第1および第
2脚部5a,5bの連結部5cにおいて上横架材
3の下部および下横架材4の上部に揺動自在に複
数ピン着されている。(第1図〜第5図参照) 手摺子6は、上横架材3の下部にピン着されて
いる各連結杆5の第1脚部5aおよび下横架材4
の上部にピン着されている各連結杆5の第2脚部
5bが、または上横架材3の下部にピン着されて
いる各連結杆5の第2脚部5bおよび下横架材4
の上部にピン着されている各連結杆5の第1脚部
5aが内部に嵌挿可能に形成されている。
また外周面に、外方へ開口して化粧ビート10
を装着可能な溝条部6aが、長手方向へ連続して
形成されている。
そして連結杆5の各脚部5a,5bと、手摺子
6とは、溝条部6a内から作用する固着具7によ
り固着されている。即ちこの実施例では、頭部7
aが溝条部6a内となるように貫通し、手摺子6
内の各脚部5a,5bに螺合している固着ビスに
より固着されている。
なお符号8は、手摺子6の端部が嵌合可能な嵌
合凹部8aと、この嵌合凹部8aに連通しており
連結杆5の各脚部5a,5bが貫通可能な貫通孔
8bとを有するキャツプである。
このキヤツプ8によれば、手摺子6の上下端部
に装着されて、化粧ビート10を押圧固定すると
共に、化粧ビート10の端部を隠して手摺子6の
上端部の納り体裁を良くすることができる。
このような構成からなる手摺1によれば、上下
横架材3,4に取付金具9を介して取付けた連結
杆5の各脚部5a,5bの、手摺子6内への嵌挿
量を適宜調節することにより、上下横架材3,4
間の距離変化に対処できる。
そして連結杆5の各脚部5a,5bの嵌挿量を
調節したら、溝条部6a内から固着具7により各
脚部5a,5bと手摺子6とを連結固着する。そ
の後溝条部6aに化粧ビート10を、また手摺子
6の上下端部にキヤツプ8をそれぞれ装着して手
摺子6の取付けが完了する。
第6図は、この考案の手摺の別態様を示すもの
で、階段のように上下横架材3,4が傾斜して取
付けられるものである。
この場合は、上横架材3に取着されている連結
杆5の第1脚部5aと、下横架材4に取着されて
いる連結杆5の第2脚部5bとが嵌挿されている
手摺子6を長尺のものとして、傾斜したことによ
る上下横架材3,4間の距離変化に対処してい
る。
また連結杆5は、上下横架材3,4に揺動自在
に取着されているので、手摺子6の鉛直方向への
支持を容易に行える。
なおこの考案の手摺は、前述した実施例のもの
に限らずに、「請求の範囲」で述べた構成の連結
杆と手摺子とを備えてなるものならば、どのよう
なものでもよい。
〔考案の効果〕 この考案の手摺は、連結杆の一端を上横架材
(例えば笠木)に揺動自在に取着し、かつ他端
を手摺子の中空部に嵌挿する構成であるため、
極めて簡単で容易に上横架材の角度、高さ調節
を行うことができる。
連結杆を手摺子内に嵌挿し、両者を固着具に
より固定したので連結強度が大である。また固
着具は、手摺子に形成した化粧ビートが装着可
能な溝条部内から作用する。そのため化粧ビー
トで固着具を隠すことができて、手摺子の体裁
を良くすることができる。
二股状の連結杆を使用するので連結杆の部品
が半減し、それに伴い連結杆取付作業の能率向
上が計れると共に、この連結杆の第1脚部およ
び第2脚部に手摺子をおのおの嵌挿するという
極めて簡単な作業で手摺子を取着できるので作
業性が良い。
任意の意匠を有する二股の連結杆を使用する
ので、得られる手摺は、意匠性に富み、かつ豊
富なバリエーシヨンとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図のA部の部分省略拡大正面図、
第2図はこの考案の手摺を示す正面図、第3図は
第1図のB−B線断面図、第4図は第1図のC−
C線断面図、第5図は第1図のD−D線断面図、
第6図はこの手摺の別態様を示す部分正面図であ
る。 1……手摺、2……支柱、3……上横架材、4
……下横架材、5……連結杆、5a……第1脚
部、5b……第2脚部、5c……連結部、6……
手摺子、6a……溝条部、7……固着具、7a…
…頭部、8……キヤツプ、8a……嵌合凹部、8
b……貫通孔、9……取付金具、10……化粧ビ
ード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 立設した支柱2,2間の上下部に架設された上
    下横架材3,4間に、複数の手摺子6が配設され
    ている手摺1であり、 第1脚部5aおよび第2脚部5bから二股状に
    形成されており、この第1および第2脚部5a,
    5bの連結部5cにおいて前記上横架材3の下部
    および下横架材4の上部に揺動自在に取着されて
    いる連結杆5と、この上横架材3下部に取着され
    ている各連結杆5の第1脚部5aおよび下横架材
    4上部に取着されている各連結杆5の第2脚部5
    bが、または上横架材3下部に取着されている各
    連結杆5の第2脚部5bおよび下横架材4上部に
    取着されている各連結杆5の第1脚部5aがそれ
    ぞれ内部に嵌挿されている手摺子6とを備えてな
    り、 前記連結杆5および手摺子6は、固着具7にて
    固定されていることを特徴とする手摺。
JP9862086U 1986-06-27 1986-06-27 Expired JPH041228Y2 (ja)

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JPS635133U JPS635133U (ja) 1988-01-13
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