JP3349264B2 - 手摺り - Google Patents

手摺り

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JP3349264B2 JP16113094A JP16113094A JP3349264B2 JP 3349264 B2 JP3349264 B2 JP 3349264B2 JP 16113094 A JP16113094 A JP 16113094A JP 16113094 A JP16113094 A JP 16113094A JP 3349264 B2 JP3349264 B2 JP 3349264B2
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寛 小野村
和明 江見
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Sekisui House Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廊下、階段等における
一方の側縁部に沿って配置される手摺りに関する。
【0002】
【従来の技術】廊下、階段等の一方の側縁部に沿って配
置される手摺りは、通常、廊下、階段等の上面に、垂直
状態に立設された状態になっている。そして、支柱の上
端部に、長く延びる笠木が架設状態で配置されており、
また、各支柱間に、複数の垂直状態になった縦桟が、水
平方向に適当な間隔をあけて配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような手摺りは、
廊下等の一方の側縁部の上面に支柱を立設し、支柱の上
端部に笠木の端部を支持するとともに、笠木に上端部が
取り付けられた縦桟を、廊下の上面に固定する必要があ
る。このように、支柱を廊下等の上面に立設して手摺り
を組み立てる構成では、支柱の取付のみならず、複数の
縦桟を廊下上面に固定する必要があり、作業効率が悪い
という問題がある。
【0004】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、組立作業が容易であり、しかも、
外観性に優れた手摺りを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の手摺りは、廊下
等を支持する梁部材の外側面に、垂直状態に支持される
ように、下端部が取り付けられた支柱と、前記梁部材お
よび支柱の下端部を覆うようにこの支柱の下端部に支持
される化粧カバー、前記支柱の上端部に水平状態で支持
されるように端部が取り付けられる笠木、および、下端
部が化粧カバーにおける上面に取り付けられるとともに
上端部が笠置の底面に取り付けられた垂直状態の複数の
縦桟が、一体になっている手摺り本体部と、を具備する
ことを特徴とするものであり、そのことにより上記目的
が達成される。
【0006】
【作用】本発明の手摺りでは、梁部材の外側面に支柱の
下端部が取り付けられると、笠木、化粧カバー、および
縦桟が一体となった手摺り本体部における笠木の端部
が、支柱の上端部に取り付けられるとともに、化粧カバ
ーが支柱の下端部に取り付けられる。これにより、手摺
りが組み立てられる。手摺りが組み立てられると、化粧
カバーは、支柱の下端部および支柱が取り付けられた梁
部材の外側面を覆った状態になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1は本発明の手摺りの要部の分解斜視図
である。図1および図2に示すように、この手摺りは、
例えば、アパートにおける2階の共同廊下の開放された
外側の側縁部に設置される。共同廊下の外側の側縁部に
は、梁部材60が設けられており、この梁部材60上に
平板70が水平状態で載置されて固定されることによ
り、廊下が構成されている。本発明の手摺りは、梁部材
60の外側面61に手摺りの支柱10が取り付けられて
いる。梁部材60は、垂直になった外側面61の上側お
よび下側の各側縁部に、水平になった上面62および下
面63がそれぞれ内側に延出するように設けられた断面
コ字状をしている。
【0009】支柱10は、断面長方形状をした中空の鋼
材によって構成されており、その下端部にブラケット2
0が取り付けられている。図2は支柱10の下端部の分
解斜視図である。このブラケット20は、鋼材製の平板
を直角に折り曲げ加工して形成されており梁部材60の
外側面61に当接する平板状の取付部21と、梁部材6
0の外側面61から直角に延出した平板状の支持部22
とを有している。そして、支持部22の先端側の側面
が、支柱10の側面に溶接によって取り付けられてい
る。
【0010】梁部材60の外側面61に当接したブラケ
ット20の取付部21には、上下に一対のボルト孔21
aが設けられており、また、梁部材60の外側面61に
も、各ボルト孔21aに整合する一対のボルト孔61a
が設けられている。そして整合状態になった各ボルト孔
21aおよび61aに各ボルト41がそれぞれ挿通され
て、各ボルト41にナット42が螺合されることによ
り、支柱10の下端部に取り付けられたブラケット20
が、梁部材60の外側面に締結されるようになってい
る。
【0011】梁部材60の外側面61に直交状態になっ
た支柱10の一方の側面12には、支持具30が取り付
けられている。この支持具30は、平板を直角に屈曲加
工されて構成されており、支柱10の側面12に沿った
垂直部31と、その垂直部31の上側縁から水平状態で
延出するように屈曲された水平部32とを有している。
支持具30の垂直部31は、支柱10の側面12に溶接
によって取り付けられている。また、水平部32にはボ
ルト孔32aが設けられている。
【0012】図1に示すように、支柱10の上端面に
は、水平状態になった支持板15が取り付けられてい
る。この支持板15は、支柱10の側方に延出した状態
になっており、その延出した部分にボルト孔15aが設
けられている。
【0013】支柱10と、この支柱10の下端部に取り
付けられた支持具30には、手摺り本体部50が取り付
けられている。手摺り本体部50は、支柱10の下端部
に取り付けられた支持具30に取り付けられて支持され
る化粧カバー51と、化粧カバー51に水平方向に適当
な間隔をあけてそれぞれの下端部が取り付けられた複数
の垂直な縦桟52と、各縦桟52の上端部に水平状態で
支持されて、一方の端部が支柱10における上端部の支
持板15に取り付けられた笠木53とを有している。
【0014】化粧カバー51は、金属板を断面コ字状に
屈曲されて構成されており、梁部材60の外側面61と
は適当な間隔をあけて垂直に配置される外側面51a
と、この外側面51aの上側縁から内側に水平に延出す
る上面51bと、外側面51aの下側縁から内側に水平
に延出する下面51cとを有している。そして、各縦桟
52の下端部が、化粧カバー51の上面に支持されてい
る。
【0015】化粧カバー51の上面51bの一方の端部
には、支柱10の断面に対応する形状に切欠された切欠
部51dが設けられている。この切欠部51dには、支
柱10の下端部に設けられた支持具30が化粧カバー5
1内に位置するように、嵌合されるようになっている。
切欠部51dに近接した化粧カバー51の上面51bに
は、支持具30の水平部32に設けられたボルト孔32
aに整合するボルト孔51eが設けられている。これら
のボルト孔32aおよび51eは整合状態とされて、上
方からボルト55が挿入され、そのボルトにナット(図
示せず)が螺合されることにより、化粧カバー51が支
持具30に取り付けられるようになっている。
【0016】笠木53は、下方に開放された凹部53a
を下部に有する断面半円筒状をしている。凹部53a
は、笠木53の長手方向の全体にわたって設けられてお
り、内奥側の底面53bが水平状態になっている。各縦
桟52の上端部は、この水平状態になった底面53bに
取り付けられている。また、この凹部53bの端部に
は、支柱10の上端部に設けられた支持板15が嵌合さ
れるようになっており、凹部53aの底面53bには、
その支持板15に設けられたボルト孔15aに整合する
ボルト孔53cが設けられている。
【0017】笠木53は、支柱10の上端部に設けられ
た支持板15に端部が支持された状態で、支持板15の
ボルト孔15aと笠木53の底面53bに設けられたボ
ルト孔53cとが整合状態とされると、支持板15の下
方から各ボルト孔15aおよび53c内にボルト54が
ねじ込まれるようになっている。
【0018】このような構成の手摺りの取付構造では、
予め、下端部にブラケット20および支持具30が設け
られた支柱10を垂直状態として、梁部材60の外側に
所定の状態で配置されて、下端部に取り付けられたブラ
ケット20が梁部材60の外側面61に当接される。こ
のような状態で、ブラケット20のボルト孔21aと梁
部材60外側面61のボルト孔61aとが整合状態とさ
れて、それらのボルト孔21aおよび61a内にボルト
41が挿通される。そして、挿通されたボルト41にナ
ット42が螺合されて、ブラケット20が梁部材60の
外側面61に取り付けられる。これにより、ブラケット
20が一体的に取り付けられた支柱10は、梁部材60
に対して垂直状態で支持される。
【0019】このようにして、梁部材60に、複数の支
柱10が、適当な間隔をあけて垂直状態に保持される
と、各支柱10間に、手摺り本体部50が架設状態で取
り付けられる。手摺り本体50は、笠木53における凹
部53aの各端部が、支柱10の上端部に設けられた支
持板15に嵌合されるとともに、化粧カバー51におけ
る上面51bの端部に設けられた切欠部51dが、支柱
10の下端部に嵌合される。このとき、化粧カバー51
の上面51bは、支柱10の側面12に設けられた支持
具30の水平部32上に載置される。
【0020】このような状態で、笠木53の底面53b
に設けられたボルト孔53cと支持板15に設けられた
ボルト孔15aとが整合状態とされるとともに、支持具
30の水平部32に設けられたボルト孔32aと化粧カ
バー51における上面51bに設けられたボルト孔51
eとが整合状態とされる。そして、支持板15のボルト
孔15aおよび笠木53のボルト孔53c内に下方から
ボルト54がねじ込まれるとともに、化粧カバー51の
ボルト孔51eおよび支持具30のボルト孔32a内に
上方からボルト55が挿入されてナットが螺合される。
これにより、支柱10の支持板15に笠木53の端部が
支持された状態になるとともに、支柱10の下端部に設
けられた支持具30に、化粧カバー51の端部が支持さ
れた状態になる。
【0021】このようにして組み立てられた手摺りは、
支柱10の下端部を梁部材60の外側面に取り付ければ
よいために、取付作業が容易であり、しかも、取り付け
られた支柱10は、梁部材60に対して強固に支持され
ている。化粧カバー51、笠木53、および縦桟52が
一体となった手摺り本体部50は、笠木53および化粧
カバー51を、支柱10の上端部および下端部にそれぞ
れ取り付けるだけで、手摺りが組み立てられ、この組立
作業もきわめて容易である。化粧カバー51は、梁部材
60およびこの梁部材60に取り付けられた支柱10の
下端部を覆った状態になっているために、梁部材60と
支柱10との取付部、および、梁部材60全体が目視さ
れず、優れた外観性を有している。
【0022】
【発明の効果】本発明の手摺りは、このように、梁部材
の外側面に取り付けられた支柱に対して、笠木、化粧カ
バーおよび縦桟が一体となった手摺り本体部における笠
木と化粧カバーとを取り付けるだけで、組み立てること
ができ、組立作業効率は著しく向上する。組み立てられ
た手摺りは、化粧カバーによって梁部材および支柱の下
端部が覆われた状態になっているために、外観的にも優
れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手摺りの一例を示す要部の分解斜視図
である。
【図2】図1の手摺りの支柱下端部の取付構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10 支柱 15 支持板 20 ブラケット 21 取付部 22 支持部 30 支持具 41 ボルト 42 ナット 50 手摺り本体部 51 化粧カバー 52 縦桟 53 笠木 60 梁部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−173431(JP,U) 実開 昭58−156926(JP,U) 実開 平3−47301(JP,U) 実開 平4−11802(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 11/18 E04B 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廊下等を支持する梁部材の外側面に、垂
    直状態に支持されるように、下端部が取り付けられた支
    柱と、 前記梁部材および支柱の下端部を覆うようにこの支柱の
    下端部に支持される化粧カバー、前記支柱の上端部に水
    平状態で支持されるように端部が取り付けられる笠木、
    および、下端部が化粧カバーにおける上面に取り付けら
    れるとともに上端部が笠置の底面に取り付けられた垂直
    状態の複数の縦桟が、一体になっている手摺り本体部
    と、 を具備することを特徴とする手摺り。
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