JP2529955Y2 - 手 摺 - Google Patents

手 摺

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JP2529955Y2
JP2529955Y2 JP1990091916U JP9191690U JP2529955Y2 JP 2529955 Y2 JP2529955 Y2 JP 2529955Y2 JP 1990091916 U JP1990091916 U JP 1990091916U JP 9191690 U JP9191690 U JP 9191690U JP 2529955 Y2 JP2529955 Y2 JP 2529955Y2
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handrail
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JP1990091916U
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邦親 川元
元成 西村
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は手摺、特にトイレあるいは玄関等のように座
った状態から立ち上がる、あるいは土間から上り框に登
る等の動作を伴うように場所に設置するのに適した手摺
に関するものである。
[従来の技術] 従来から住宅には、階段等のようにつかまっていたほ
うが移動しやすい場所、あるいは2階の廊下のように落
下の危険がある場所等には、種々の手摺が設けられてい
た。
このような従来の手摺は、体重を預けても壊れない、
つかまっても滑らない、あるいは住居の内部造作に対し
て違和感を感じない、等の要求があり、許容される範囲
でてのような要求に応える手摺が提供されていた。
ただ従来から、住宅の内部においては、座っている状
態から立ち上がらなければならないトイレとか、あるい
は階段等のように連続して登る必要はないものの、土間
から上り框まで登らなければならない玄関のように、立
ち上がる作業、あるいは登る作業を行う際に、つかまる
ことができる手摺があれば便利であると考えられている
場所もあった。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら従来から提供されていた手摺は、連続し
た長尺ものの手摺として使用されることが前提となって
製造されていたものであることから、手摺につかまって
立ち上がったり登ったりすることを考慮していないもの
であった。
そこで本考案は、従来の手摺に対して要求されてい
た、体重を預けても壊れない、つかまっても滑らない、
あるいは住居の内部造作に対して違和感を感じない、等
の要求に対応しつつ、特に立ち上がったり登ったりする
するようなトイレとか玄関とかに使用するのに好適な手
摺を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、本考案は、壁(例え
ば、化粧板42)に直角に固定される固定片(10)と、こ
の固定片(10)を内装するような筒状の内装部(21)を
有すると共に上方に突出した突出部(22)を有する支持
片(20)と、この支持片(20)の突出部(22)に嵌合し
て固定される固定穴(31)を有する手摺本体(30)とを
備えた手摺であって、手摺本体(30)は、円柱の周囲に
長手方向に添った複数本の凹溝(32)と、手摺本体(3
0)の両端部に位置して手摺本体(30)の端部に向かっ
て先細状に徐々に径が小さくなるとともに、その先端は
半球状に丸めた握持部(33)とを備え、固定片(10)
は、支持片(20)を固定するための固定部材(例えば、
固定ねじ13)を下方側に備え、支持片(20)の突出部
(22)は、手摺本体(30)の固定穴(31)に固定するた
めに突出部(22)の下方から貫通して手摺本体(30)に
まで達する締結部材(例えば、木ネジ34)を備えたこと
を特徴とする。
[作用] 本考案に係わる手摺は、まず壁(42)に直角に固定片
(10)を固定する。
この状態では固定片(10)の壁(42)への固定が見え
るものの、この固定片(10)に固定片(10)を内装する
ような筒状の内装部(21)を有する支持片(20)を固定
してしまうので、固定片(10)の壁(42)への固定が見
えなくなってしまうものである。すなわち、支持片(2
0)を壁(42)に固定するために支持片(20)の周囲に
突出するフランジ等を形成していないため、支持片(2
0)の周囲をすっきりとすることができて、良好な外観
にすることができる。
また、支持片(20)の固定片(10)への固定は、固定
部材(13)を支持片(20)の下方側から行うため、上方
若しくは横からは見えなくすることができる。これによ
り、外観を良好に維持することができる。
次いで支持片(20)の突出部(22)に、手摺本体(3
0)の固定穴(31)を位置させて嵌合させる。そして、
締結部材(34)を突出部(22)の下方から突出部(22)
を貫通して手摺本体(30)にまで達するように形成する
ことにより、手摺本体(30)を支持片(20)に固定する
ことができる。そして、この締結部材(34)は、突出部
(22)の下方から固定してあるため、手摺本体(30)の
固定状態を見えなくさせることができる。このように固
定状態が見えないので、住宅の室内等に付設しても、違
和感を感じさせないものである。また、締結部材(34)
は、突出部(22)が固定穴(31)の内部に入り込んだ状
態で突出部(22)自身を貫通して手摺本体(30)に固定
してあるため、支持片(20)が手摺本体(30)の表面を
覆うことなく固定することができて、手摺本体(30)の
表面を広く使用することができるものである。
更にこのようにして設置された手摺は、手摺本体(3
0)を、円柱の周囲に長手方向に添った凹溝(32)を複
数本形成したため、凹溝(32)の部分を握っても滑るこ
とがなく、手摺本体(30)を確実に握ることができる。
また、手摺本体(30)の両端部には、手摺本体(30)
の端部に向かって先細状に徐々に径が小さくなるととも
に、その先端は半球状に丸めた握持部(33)を形成して
ある。このため、握持部(33)を手で握った際に、手摺
本体(30)の長手方向に向かって力を入れやすく、先端
が半球状のため力を入れて握っても手が痛くならない。
これにより、握持部(33)に手を掛けて立ち上がったり
登ったりするするようなトイレとか玄関とかに使用する
のに好適なものとなる。
[実施例] 以下本考案の一実施例を、図示例に従って説明する。
第1図は本考案に係わる手摺を説明するための断面図
であり、第2図は固定片の側面図、第3図は支持片の側
面図、第4図は手摺本体の底面図である。
第1図を参考にしながら本考案を説明すると、本考案
に係わる手摺は、壁に直角に固定される固定片10と、こ
の固定片10を内装するような内装部21を有すると共に上
方に突出した突出部22を有する支持片20と、この支持片
20の突出部22に固定される固定穴31を有する手摺本体30
とから形成される。
更に具体的には、壁表面の化粧材41の一部を欠設して
化粧板42が壁本体40に固定してある。
この化粧板42に対して、第1図及び第2図に示したよ
うに、上部両側を若干欠設すると共に、若干先細状に形
成した固定片10を3本の固定ビス11によって固定してあ
るものである。
この固定片10は、アルミニウムあるいはしんちゅう等
の金属で形成され、かつ後述する支持片20を固定ネジ13
によって固定するための固定ネジ部12が下部に設けてあ
る。
このように化粧板42に対して固定片10を固定した段階
では、固定片10の固定ビス11が見えるようになってい
る。
またこの固定片10は、手摺本体30に穿設した固定穴31
のピッチに対応した化粧板42の位置に固定されているも
のである。
次いでこの固定片10に対して、支持片20を固定するこ
ととなる。
支持片20は、アルミニウムあるいはしんちゅう等の金
属で形成され、かつ固定片10を内装するような内装部21
を有すると共に、上方に突出した突出部22を有するよう
に形成されている。また更に詳しくは、この内装部21は
固定片10の外観とほぼ同一の形状に形成され、かつ突出
部22は支持片20の両端から2本突出させてある。またこ
の支持片20の内装部21に固定片10を内装させたときに、
固定片10の固定ネジ部12に対応する位置に、固定ネジ穴
23が穿設してある。
またこの支持片20の突出部22は、手摺本体30の固定穴
31に一致したピッチで設けられているものである。更に
この突出部22の各々には、手摺本体30を木ネジ34によっ
て固着するための固着穴24が穿設してある。
手摺本体30は、円柱の周囲に長手方向に添って円弧状
に凹設された凹溝32を複数本形成すると共に、両端部を
丸めて握持部33を形成しせてある。またこの手摺本体30
には、支持片20の突出部22位置に一致した位置に、固定
穴31が穿設してある。またこの手摺本体30は、手触りの
点から、木製とすることが望ましい。
次にこのような本考案に係わる手摺の設置及び使用に
ついて説明する。
まず最初に、壁本体40の表面材としての化粧板41の一
部を欠設し、壁本体40に化粧板42を固定する。
次いであるいは化粧板42の壁本体40への固定前に、固
定ビス11によって化粧板42に固定片10を固定する。
その後、この固定片10に対して、固定片10を内装部21
に内装するようにして支持片20を固定する。この支持片
20の固定に際しては、支持片20の固定ネジ穴23から固定
片10の固定ネジ部12に至る固定ネジ13によって固定を行
うものである。
その後更に、支持片20の突出部22に手摺本体30の固定
穴31が位置するようにして、支持片20に対して手摺本体
30を固定する。またこの手摺本体30の固定に際しては、
支持片20の固着穴25から、木ネジ34を用いて支持片20に
手摺本体30を固着するものである。
更にこのようにして壁本体40に固定された手摺本体30
は、円柱の周囲に長手方向に添った凹溝32を複数本形成
すると共に、両端部を丸めて握持部33を形成させてある
ので、凹溝32の部分を握ると滑りにくいだけでなく、両
端部の握持部33を握ると、握持部33から手摺本体30の長
手方向に力を加えやすいこととなる。
したがって、本考案に係わる手摺を、トイレの便器に
座った状態で前に手を伸ばしたときに、握持部33に手が
届くように設置すると、この握持部33を持ってトイレの
便器から立ち上がることが容易に行えるものである。
また更に、この手摺を玄関に設け、土間から上り框に
登る時に、握持部33を握って上れば登り易い位置に手摺
を設けることによって、玄関において土間から上り框に
登る作業が容易に行えるものである。
なお本考案に係わる手摺は、手摺本体30に凹溝32を設
けたので滑りにくいだけでなく、固定片10と支持片20と
によって手摺本体30を支持したので壊れにくく、かつデ
ザイン的にも住居の内部造作に対して違和感を感じさせ
ないものである。
また更に、本考案に係わる手摺を、トイレあるいは玄
関等のように座った状態から立ち上がる、あるいは土間
から上り框に登る等の動作を伴うように場所に設置する
のに適した手摺として説明したが、階段等のようにつか
まっていたほうが移動しやすい場所、あるいは2階の廊
下のように落下の危険がある場所等に用いる手摺として
も、滑りにくく、かつ壊れにくい手摺として利用できる
ものである。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案は、従来の手摺に対して
要求されていた、体重を預けても壊れない、つかまって
も滑らない、あるいは住居の内部造作に対して違和感を
感じない、等の要求に対応しつつ、特に立ち上がったり
登ったりするするようなトイレとか玄関とかに使用する
のに好適なものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
本考案に係わる手摺を説明するための断面図であり、第
2図は固定片の側面図、第3図は支持片の側面図、第4
図は手摺本体の底面図である。 10……固定片、11……固定ビス 12……固定ネジ部、13……固定ネジ 20……支持片、21……内装部 22……突出部、23……固定ネジ穴 24……固定ネジ部、25……固着穴 30……手摺本体、31……固定穴 32……凹溝、33……握持部 34……木ネジ、40……壁本体 41……化粧材、42……化粧板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁に直角に固定される固定片と、この固定
    片を内装するような筒状の内装部を有すると共に上方に
    突出した突出部を有する支持片と、この支持片の突出部
    に嵌合して固定される固定穴を有する手摺本体とを備え
    た手摺であって、 手摺本体は、円柱の周囲に長手方向に添った複数本の凹
    溝と、手摺本体の両端部に位置して手摺本体の端部に向
    かって先細状に徐々に径が小さくなるとともに、その先
    端は半球状に丸めた握持部とを備え、 固定片は、支持片を固定するための固定部材を下方側に
    備え、 支持片の突出部は、手摺本体の固定穴に固定するために
    突出部の下方から貫通して手摺本体にまで達する締結部
    材を備えたことを特徴とする手摺。
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