JPH08277981A - 快速パイプ継手 - Google Patents

快速パイプ継手

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JPH08277981A
JPH08277981A JP7073359A JP7335995A JPH08277981A JP H08277981 A JPH08277981 A JP H08277981A JP 7073359 A JP7073359 A JP 7073359A JP 7335995 A JP7335995 A JP 7335995A JP H08277981 A JPH08277981 A JP H08277981A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は快速パイプ継手に関し、カムレバー
をロックするロックピンの周囲を保護板により保護可能
とすると共に、迅速にパイプを接続できるパイプ継手を
実現することを目的とする。 【構成】 連結本体20に嵌着した連結ヘッド30を固
持する両カムレバー40を連結本体20周面に相対枢設
して、該連結本体20の該両カムレバー40を枢着した
位置下方にそれぞれロック座24を設け、かつ該ロック
座24下端縁に位置決めブロック26を形成して、上記
カムレバー40を回動して該位置決めブロック26外側
面に当接させれば、該カムレバー40の保持筒42に軸
挿したロックピン51が正確に上記ロック座24の固定
孔に挿入し、さらに該ロックピン51の挿着部位周辺に
保護板27を設けて、該ロック座24やロックピン51
などが衝撃によって変形しないように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパイプ継手に関し、特に
迅速にパイプを連結できる快速パイプ継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパイプ継手は、図8に示すよう
に、連結ヘッド2が嵌接する中空状の連結本体1の外周
面に、該連結ヘッド2を固定する2個の偏心回転可能な
カムレバー3が直径上で対向する位置に設けられてい
る。このパイプ継手は、カムレバー3にラッチ部材を付
設していないため、連結ヘッド2を固定した筈のカムレ
バー3が往々にして外力により容易に上向きに戻り回動
して、該連結ヘッド2が緩むという問題が生じる。それ
故、図9に示すような、カムレバー3を係止環4により
戻り回動不能に係止するものが出現している。しかしこ
の継手もカムレバー3を係止固定或いは係止解除させる
時は、手で該係止環4を動かさなければならず、操作が
不便であると同時に、該カムレバー3がむき出しのまま
に設けられているため、他の物体の衝撃を受けて変形破
損を招き易い。
【0003】このため、近年一種の快速パイプ継手が見
られるようになり、その1例として、図10に示す本出
願人(ID No. 593110764)が出願した実願
平5−31163号がある。これは、連結本体5の外周
面の直径上で相対する両側にそれぞれカムレバー7をブ
ラケットで枢支し、且つ該ブラケット下部中間個所に軸
方向の下向きに係止孔6aを具えたロック座6を形成
し、カムレバー7には、その適当部位にばね7bによっ
て常時上向きに付勢されるロックピン7aを装設すると
共に、該ロックピン7a末端に該カムレバー7を回動さ
せるための摘みともなる係止環7cを取付けている。そ
して該係止環7cを下向きに引っ張れば、係止孔6aに
嵌挿してカムレバー7の回動を制止していたロックピン
7aがばね7bに逆らって係止孔6aから離脱するよう
に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図10に示したパイプ
継手においてはカムレバー7を連結本体5に寄り添わせ
るように回動してロックピン7aを係止孔6aに嵌挿し
た時、カムレバー7やロックピン7aを装設した近傍が
外部に露出していることから、使用中、連結本体5付近
が衝撃を受けると、ロックピン7a及び係止孔6aがこ
の衝撃で変形・破損する可能性がある。また、連結本体
5に連結ヘッド(図示せず)を嵌挿して、カムレバー7
を回動している最中、終始係止環7cによりロックピン
7aを引張った状態に保持して、係止孔6aと対応した
位置に達してから係止環7cの手を放せるのであり、且
つ対向側も同じ操作を繰り返えさなければならないた
め、その操作が頗る煩わしい。
【0005】本発明は、上記従来のパイプ継手における
問題点に鑑み、カムレバーを適当な位置に回動すれば連
結ヘッドを牢固に固持して、該カムレバーをロックピン
により固定させ、該ロックピン周囲が衝撃を受けるのを
防止できると共に、ロックピン上端の斜面がロック座の
円弧面に当接してカムレバーの回動に伴って円滑移動
し、特に引張らなくても該ロックピンが軸向きに短縮滑
動できる快速パイプ継手を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、連結本体に、パイプと連接した連結ヘッ
ドの他端が嵌挿する承接座を形成して、該承接座外周面
の直径上で相対する両側のカムレバー取付個所近くにそ
れぞれ固定孔を具えたロック座を凸設し、且つ該カムレ
バーの上記連結本体と対向する内側面に保持筒を設け
て、該保持筒にロックピンを遊挿し、該ロックピン上端
の凸柱が該固定孔に挿入すれば、該カムレバー枢接端に
具えた凸出カム部が該承接座内に進入して該連結ヘッド
を締付固持するようにしてなるパイプ継手において、上
記承接座外周面の各ロック座下端縁に所定の高さに隆起
した位置決めブロックを設けると共に、該ロック座の両
側に、それぞれ該ロック座の側面全体及び位置決めブロ
ックの側面下端まで遮蔽する保護板を形成し、且つ上記
カムレバーの保持筒を所定の厚さに設けて、該カムレバ
ーを回動して該保持筒を該位置決めブロック側面に当接
させれば、上記ロックピン上端の凸柱が該ロック座の固
定孔に正確に挿入できるように構成される。
【0007】そして、上記ロックピンの凸柱上端に斜面
を形成して、該斜面と対応する上記ロック座の面に該斜
面が円滑に当接移動できる円弧面を形成し、該ロックピ
ンを軸向き移動可能に規制するか、あるいは上記カムレ
バー下端に所定の長さの制止端部を延設して、該制止端
部と上記ロックピン中心線との間に所定の間隔を保た
せ、且つ該ロックピンの上記保持筒底面より下方へ伸出
した下端を該制止端部と直交向きの偏平面が具えられて
いる末端部に形成して、該末端部に横向きの長楕円孔を
穿設すると共に、該長楕円孔に可撓性の線材を密接且つ
所定の口径に巻いたリング状の引き環を掛着して、該引
き環の円形面と該制止端部の面が所定の間隔を離れてほ
ぼ平行するようにし、該引き環が該制止端部と平行した
方向へ引張り移動できても、該ロックピンの軸回りには
大幅な自己回動が該制止端部に制止されて、該ロックピ
ン上端の斜面を常に上記ロック座の円弧面と円滑状態で
当接移動可能にすれば一層好ましくなる。
【0008】
【作用】上記のように構成された、本発明は、その連結
本体中空内部に、一端をパイプと連接した連結ヘッド他
端を嵌着して、カムレバーを所定位置に回動すると、該
カムレバーの凸出カム部の突出端縁が連結本体の承接座
周壁内に進入して連結ヘッドを両側から固持することが
できる。そして、そのロックピン下端に取付けられた引
き環は制止端部と平行した方向へは引張り移動できる
が、ロックピンと制止端部側面との間隔距離に対するロ
ックピン下端の偏平面の幅や引き環自体の外径などの制
限から、ロックピンの軸回りには大幅な自己回動ができ
ず、即ちロックピンも大幅な自己回動ができないのでロ
ックピン上端面の斜面を常にロック座の円弧面と円滑状
態に当接移動可能に保持することができる。また、保護
板をロック座側面や位置決めブロック側面の全部を覆う
ように設けて、カムレバーが連結ヘッドを固持した際に
おける保持筒両側面を遮蔽しているので、該保持筒に軸
挿したロックピンを保護して外部からの衝撃を防止する
ことができる。
【0009】
【実施例】図1に示す如く、本発明の快速パイプ継手
は、主として、連結本体20、連結ヘッド30、両カム
レバー40、および固定手段50を組合せて構成されて
いる。
【0010】前記連結本体20は、その一端に所定の内
径を有した承接座21を設け、該承接座21の周壁には
直径上で相対する所定幅の通溝22を形成し、かつ該通
溝22の両側にそれぞれ凸耳23を所定の間隔に設けて
いる。また該両凸耳23間の下方側には固定孔25を上
下向きに穿設されたロック座24を装設し、さらに該ロ
ック座24の外側面下端に斜め内向きに傾斜する円弧面
241を形成し、また該ロック座24の下側縁に承接座
21の外周面の円周沿いに延伸する所定の高さに隆起し
た位置決めブロック26を設けている。
【0011】そして、図2及び図3に示す如く、位置決
めブロック26の横断面における該位置決めブロック2
6の下端縁から承接座21周面とほぼ平行状に下向き延
伸する仮想線と、固定孔25の中心線との間に所定の間
隔距離L1 を持たせている。またロック座24の両側に
それぞれ保護板27を設けると共に、該保護板27をロ
ック座24の頂端面より所定寸法高くなるように承接座
21周面より外向きに凸設して、該ロック座24の側面
全体及び位置決めブロック26の側面下端を含むように
延伸させている。
【0012】前記連結ヘッド30は、図1に示すよう
に、環状を呈して承接座21内に軸向きに嵌着し、その
外周面の上記連結本体20の両通溝22と対応する周回
りの環状ネック部31を所定の円弧度に凹設すると共
に、その外周面にねじ32を刻設してパイプ(或いは、
ホース接続金具)と螺接できるように形成される。これ
は従来技術に属するもので此処では冗述を省くとする。
【0013】前記カムレバー40は、そのそれぞれ通溝
22と対応する一端に凸出カム部41を設けて、該凸出
カム部41を上記承接座21の通溝22内に位置付ける
ように上記両凸耳23間に枢接し、連結本体20と相対
する側面中段部位に貫挿孔を具えた所定長さの保持筒4
2を凸設し、該保持筒42の一方の端面に窪み空間43
を形成すると共に、該カムレバー40の保持筒42から
下方を延伸して所定長さの制止端部44を形成し、該制
止端部44が伸出した該保持筒42下方を開放空間にす
る。
【0014】前記固定手段50は、図1、図4及び図5
に示す如く、所定長さの直棒状を呈して上記保持筒42
に軸挿し、その胴部を所定直径のロックピン51に形成
されて、該ロックピン51上端周回りにリング状ネック
部51aを凸設し、且つ該ロックピン51下端を所定幅
に幅広い偏平状の末端部512に形成して、該末端部5
12の偏平面をほぼ上記制止端部44と直交向きに形成
すると共に、その偏平面に横向きの長楕円孔513を穿
設して、該ロックピン51上端に該保持筒42上端面か
ら伸出する凸柱514を延設し、該凸柱514上端面に
上記ロック座24の円弧面241と対応する斜面515
を形成している。そして、該ロックピン51の周回り
に、一端をリング状ネック部51aに当接するようにば
ね52を設け、該ばね52の下方のロックピン51に係
止環53を周設して上記窪み空間43内に固定させ、さ
らに可撓性線材を密接に所定の口径に巻いてリング状の
引き環54を形成して上記長楕円孔513に掛着させて
いる。
【0015】そして、組立てるときは、まずロックピン
51を保持筒42に挿入し、該ロックピン51周回りに
ばね52及び係止環53を遊嵌すると共に、該係止環5
3を保持筒42の内部下端周壁に嵌入圧接させてリベッ
ト継ぎに固定して、該ロックピン51が該係止環53内
で抜き差し滑動できるように枢装する。しかる後、該ロ
ックピン51下端部をプレス加工して上記制止端部44
と向きがほぼ直交する幅広い偏平面を具えた末端部51
2に形成し、該末端部512に可撓性線材を密接に且つ
所定の口径に巻いて形成した引き環54が掛着する横向
きの長楕円孔513を穿設する。
【0016】そして、図1、図3及び図4に示すよう
に、引き環54の垂れ下がった円形面と制止端部44側
面がほぼ平行状の適当な間隔を保つようにして、該引き
環54を該制止端部44と平行した方向へ引張り移動で
きるようにすると同時に、該引き環54がロックピン5
1の軸回りに自己回動しようとしても、該引き環54の
円形面が比較的大きく該制止端部44側面との間隔距離
が小さいことから、該引き環54の自己回転が制止端部
46の制限を受けて大幅な回動ができず、これと対応し
て該引き環54と連結したロックピン51も大幅に保持
筒42内で自己回動ができないことになり、該ロックピ
ン51が適当に安定して、その上端の凸柱514の斜面
515を常時所定向きから外れないように規制し、即
ち、該斜面515を常時適切に上記ロック座24の円弧
面241に対応させることができる。
【0017】続いて、図1に示す如く、カムレバー40
の凸出カム部41を承接座21の両凸耳23間の通溝2
2内に装入して、ピンにより該両凸耳23及び凸出カム
部41を軸挿し、該凸出カム部41がピンを軸心に偏心
回動できるようにする。そしてカムレバー40を連結本
体20周壁に接触させるように偏心回動すれば、凸出カ
ム部41の比較的凸出した円弧周縁が通溝22を通じて
承接座21内に進入して、上記環状ネック部31に係合
当接して連結ヘッド30を固持できるようにする。
【0018】そして、本発明のカムレバー40を下向き
に押下げて該連結ヘッド30を固持したい時は、図5及
び図6に示すように、使用者がカムレバー40を直接押
下げ、ロックピン51の斜面515とロック座24の円
弧面241が対応していることを利用して、凸柱514
の斜面515を確実に該ロック座24の斜向き円弧面2
41に当接させ、且つ該斜面515と該円弧面241が
適切に接触した状態でカムレバー40を次第に押下げる
と、該ロック座24の凸柱514に対する押圧がますま
す強くなり、凸柱514の斜面515に適当な軸沿い下
向きの作用力が生じて、ロックピン51がその軸沿い下
向きの作用力を受けて下方へ移動し、ロックピン51の
下向き移動からばね52に弾性復帰力を貯存させると共
に、凸柱514上端の斜面515がスムースにロック座
24の円弧面241に当接しながら移動して、適当な力
でロックピン51を軸向きに移動させる作用を形成する
のである。
【0019】さらにカムレバー40が持続的に下向き回
動すると、ロックピン51が下向き移動して上記保持筒
42とでばね52を持続的に圧縮し、凸柱514もだん
だんと没入して保持筒42から伸出した長さが短くな
り、凸柱514の斜面515が円弧面241下端面に移
動するまでカムレバー40は更に持続的に下向き回動し
て、凸柱514の上端がだんだんと上記固定孔25に接
近して完全に対応すると、ばね52がその貯存した弾性
復帰力の作用からロックピン51を押し上げ、凸柱51
4の上端が凸出して固定孔25に挿着して係合固定す
る。
【0020】この際、該カムレバー40の保持筒42に
おける連結本体20と対向する側面上端が位置決めブロ
ック26の側面に当接して、ロックピン51の軸心線と
位置決めブロック26の側面の間隔距離がL2 となり、
且つ上記のように承接座21の固定孔25の中心線と位
置決めブロック26の側面の間隔距離がL1 であること
から、本発明は加工時において、容易に保持筒42の貫
挿孔中心線(即ち、保持筒に貫挿したロックピン軸心
線)と位置決めブロック26の側面の間隔距離L 2 及び
承接座21の固定孔25の中心線と位置決めブロック2
6の側面の間隔距離L1 を等しく加工することができ、
言い換えると、L1 とL2 は加工により正確に等しく保
持させることができる。
【0021】そして、これにより保持筒42の連結本体
20と対向した面上端を位置決めブロック26の側面に
当接させることができるので、ロックピン51が保持筒
42に内挿してその軸心線と位置決めブロック26の側
面との距離がL1 に等しく、ロックピン51を正確に固
定孔25に軸挿することができるのである。
【0022】さらに重要なことは、保持筒42と位置決
めブロック26はともに剛体構成であるため、カムレバ
ー40の保持筒42が位置決めブロック26に接触定着
すれば、それ以上に圧縮接近させることができず、即
ち、L1 とL2 を常時等しく保持して、ロックピン51
と固定孔25を必要に応じて正確に相対させて嵌挿する
ことができるので、本発明のカムレバー40は過度に回
動してロックピン51が固定孔25周面を衝撃すること
がなく、凸柱514や固定孔25に衝撃による変形が生
じない。
【0023】また、保護板27の周縁をロック座24の
頂端面よりも所定の高さに形成し、且つ該ロック座24
の側面や位置決めブロック26の側面を全部を覆うよう
に、該保護板27を保持筒42の両側に設けて、保持筒
42及び該保持筒42に軸挿したロックピン51の凸柱
514を遮蔽させているので、該凸柱514を保護板2
7外側の物体によって衝撃されるのを防止することがで
きる。
【0024】そして、固定孔25に軸挿したロックピン
51を該固定孔25から離脱させる時は、図7に示すよ
うに、手指を引き環54に引っ掛けて該ロックピン51
を外向きに手繰ると凸柱514が固定孔25から離脱
し、さらにカムレバー40を上向きに回動すれば良いの
であり、この手指を引き環54に引っ掛けて外向きに手
繰る際、該引き環54の線材リングは長楕円孔513一
端に集中し、且つ該線材が可撓性であるので引き環54
は弾性変形して、カムレバー40を上向き回動完了させ
て引き環54から手を放すと、該引き環54の線材リン
グは自己の弾性復帰から長楕円孔513内で互いに接触
配列し、該引き環54が自然に垂れ下がって使用者が引
っ掛け易くなる。
【0025】
【発明の効果】上記のように構成された、本発明は、カ
ムレバーを所定位置に回動すればパイプと連接した連結
ヘッドを牢固に固持して、該カムレバーを自動的にロッ
クピンにより固定させると共に、そのロック座の固定孔
に挿着したロックピン周辺を保護板により外力からの衝
撃を防止して使用寿命を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における比較的好ましい実施例の立体分
解図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】本発明の実施例の組立断面図である。
【図4】図3を下方より見た図である。
【図5】本発明の実施例におけるロックピンの斜面とロ
ック座の円弧面の当接状態を示す図である。
【図6】本発明の実施例におけるロックピンの凸柱がロ
ック座の固定孔に挿着した状態を示す断面図である。
【図7】本発明の実施例における引き環をロックピン下
端の長楕円孔に掛着した状態を示す図である。
【図8】従来のパイプ継手の縦断面図である。
【図9】従来のパイプ継手におけるカムレバーを係止環
で係止した状態を示す図である。
【図10】従来の快速パイプ継手を示す立体分解図であ
る。
【符号の説明】
20…連結本体 24…ロック座 25…固定孔 26…位置決めブロック 27…保護板 30…連結ヘッド 40…カムレバー 41…凸出カム 42…保持筒 44…制止端部 51…ロックピン 54…引き環 241…円弧面 512…末端部 513…長楕円孔 514…凸柱 515…斜面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結本体(20)に、パイプと連接した
    連結ヘッド(30)の他端が嵌挿する承接座(21)を
    形成して、該承接座(21)外周面の直径上で相対する
    両側のカムレバー(40)取付個所近くにそれぞれ固定
    孔(25)を具えたロック座(24)を凸設し、且つ該
    カムレバー(40)の上記連結本体(20)と対向する
    内側面に保持筒(42)を設けて、該保持筒(42)に
    ロックピン(51)を遊挿し、該ロックピン(51)上
    端の凸柱(514)が該固定孔(25)に挿入すれば、
    該カムレバー(40)枢接端に具えた凸出カム部(4
    1)が該承接座(21)内に進入して該連結ヘッド(3
    0)を締付固持するようにしてなるパイプ継手におい
    て、 上記承接座(21)外周面の各ロック座(24)下端縁
    に所定の高さに隆起した位置決めブロック(26)を設
    けると共に、該ロック座(24)の両側に、それぞれ該
    ロック座(24)の側面全体及び位置決めブロック(2
    6)の側面下端まで遮蔽する保護板(27)を形成し、
    且つ上記カムレバー(40)の保持筒(42)を所定の
    厚さに設けて、該カムレバー(40)を回動して該保持
    筒(42)を該位置決めブロック(26)側面に当接さ
    せれば、上記ロックピン(51)上端の凸柱(514)
    が該ロック座(24)の固定孔(25)に正確に挿入で
    きるようにしてなる快速パイプ継手。
  2. 【請求項2】 上記ロックピン(51)の凸柱(51
    4)上端に斜面(515)を形成して、該斜面(51
    5)と対応する上記ロック座(24)の面に該斜面(5
    15)が円滑に当接移動できる円弧面(241)を形成
    し、該ロックピン(51)を軸向き移動可能に規制して
    なる請求項1記載の快速パイプ継手。
  3. 【請求項3】 上記カムレバー(40)下端に所定の長
    さの制止端部(44)を延設して、該制止端部(44)
    と上記ロックピン(51)中心線との間に所定の間隔を
    保たせ、かつ該ロックピン(51)の上記保持筒(4
    2)底面より下方へ伸出した下端を該制止端部(44)
    と直交向きの偏平面が具えられている末端部(512)
    に形成して、該末端部(512)に横向きの長楕円孔
    (513)を穿設すると共に、該長楕円孔(513)に
    可撓性の線材を密接且つ所定の口径に巻いたリング状の
    引き環(54)を掛着して、該引き環(54)の円形面
    と該制止端部(44)の面が所定の間隔を離れてほぼ平
    行するようにし、該引き環(54)が該制止端部(4
    4)と平行した方向へは引張り移動できても、該ロック
    ピン(51)の軸回りには大幅な自己回動が該制止端部
    (44)に制止されて、該ロックピン(51)上端の斜
    面(515)を常に上記ロック座(24)の円弧面(2
    41)と円滑状態で当接移動可能にしてなる請求項1記
    載の快速パイプ継手。
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