JPH0827650A - 伸縮性弾性経編地 - Google Patents

伸縮性弾性経編地

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JPH0827650A
JPH0827650A JP18058394A JP18058394A JPH0827650A JP H0827650 A JPH0827650 A JP H0827650A JP 18058394 A JP18058394 A JP 18058394A JP 18058394 A JP18058394 A JP 18058394A JP H0827650 A JPH0827650 A JP H0827650A
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elastic yarn
stretchable elastic
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Motoshige Matsukawa
源栄 松川
Yukio Tanaka
幸夫 田中
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Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 4枚筬組織で、従来のサテンネット同様の外
観を有し、ファンデーション等の身生地として使用で
き、縦横の伸びのバランスが良好で、よこ段調の筋がな
く、伸縮弾性糸の糸抜けが発生せず、吸湿性を備える。 【構成】 第1中筬の第1伸縮弾性糸11が第2中筬の
第2伸縮弾性糸12よりも細く、前筬の非伸縮性糸条1
0が全針ニットで地組織を、第1伸縮弾性糸11がニッ
トと挿入の組み合わせ組織を、第2伸縮弾性糸12およ
び後筬の吸湿性繊維糸条13が挿入組織を形成し、前筬
の非伸縮性糸条10が他のウエールへ振られるコースで
は同じ方向に第1伸縮弾性糸および第2伸縮弾性糸が振
られ、第1伸縮弾性糸11および第2伸縮弾性糸12の
振り方向及び振り数が同じであり、両伸縮弾性糸11、
12の接触部が熱融着され、吸湿性繊維糸条13が裏面
側に偏在するように挿入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポリウレタン弾性糸
のようなゴム状弾性を有する伸縮弾性糸を使用した伸縮
性弾性経編地であって、ファンデーション、水着等の身
生地に有用な伸縮性弾性経編地に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファンデーションなどに用いられる伸縮
性弾性経編地として、合成繊維のマルチフィラメント糸
を経編機の第1筬および第2筬に、また裸の弾性糸を第
3筬または第3筬と第4筬の双方に配列して編成したサ
テンネットやトリコネット、パワーネット等の経編地が
知られている。これらの伸縮性経編地は、弾性糸が単に
たて方向に挿入されているだけであって、隣接する弾性
糸相互の接合や連結がないため、たて方向の伸縮性は比
較的容易に得られるが、よこ方向の伸縮性が少なく、た
て方向およびよこ方向の伸びのバランスが悪いため、使
用範囲が限定されていた。
【0003】例えば簡単な2枚筬組織の6コースサテン
ネットでは、図3に示すように、前筬に通された非伸縮
性糸条1は、20/02/20/24/42/24の組
織に編成され、後筬に通された伸縮弾性糸2は、00/
44/22/66/22/44の組織に編成される。伸
縮弾性糸2は、伸張状態で供給、編成されるため、編成
後に編地が弛緩すると、伸縮弾性糸2自身の収縮力で収
縮し、図4に示すように、第1コース、第4コースでは
伸縮弾性糸2に隣接ウエールの非伸縮性糸条1のシンカ
ーループs1 、s4 が掛かって引張られ、第2コース、
第5コースでは伸縮弾性糸2に同一ウエールの非伸縮性
糸条1のシンカーループs2 、s5 が絡み、第3コー
ス、第6コースでは非伸縮性糸条1のシンカーループs
3 、s6 が一方の伸縮弾性糸2から他方の伸縮弾性糸2
に移動する。
【0004】しかして、非伸縮性糸条1は、前筬に配置
されているため、編地の表裏両面に出て、表面は、シン
カーループs1 、s2 、s3 、s4 、s5 、s6 で被覆
され、裏面はニードルループn1 、n2 、n3 、n4
5 、n6 で被覆される。そして、伸縮弾性糸2は、上
記非伸縮性糸条1のシンカーループs1 〜s6 とニード
ルループn1 〜n6 との間に挟まれて存在し、隣接する
伸縮弾性糸2同士が接触したり、絡んだりすることがな
く、また非伸縮性糸条1との間では、第1、第4シンカ
ーループs1 、s4 を引張り、第2、第5シンカールー
プs2 、s5 と絡むだけであるため、編地が伸縮を繰り
返すことにより、伸縮弾性糸2と非伸縮性糸条1の接触
部にずれが生じ、編地外観および物性が低下する。
【0005】また、上記サテンネットの伸縮性経編地
は、伸縮弾性糸がニットされることなく、単に挿入され
ているだけであるため、地組織を形成する合成繊維マル
チフィラメント糸の弾性糸への絡みが弱い場合、縫製時
または着用時に弾性糸の糸抜けが生じていた。そして、
この糸抜けを防止するには、弾性糸に絡み付く非弾性糸
の糸量を少なくし、弾性糸を固く締付けるのが良いが、
その場合は、締付けの程度を強くするにしたがい、編地
が密になるため、編地の伸び、特によこ方向の伸びが減
少し、所望の伸びが得られないという問題があった。
【0006】上記の問題を解決する手段として、伸縮性
糸条を2組使用し、その一方を非伸縮性糸条からなる地
組織の各ウエールに1コースごとのジグザグ状に挿入
し、他方の伸縮性糸条を数コースごとに片隣に3ウエー
ルの振り幅で繰返し挿入することが知られている(実公
昭59−2148号公報参照)。この場合は、他方の伸
縮性糸条が一方の伸縮性糸条と接触し、かつ3ウエール
間でよこ方向に挿入されるため、よこ方向の伸びを調整
し易く、また糸抜けの防止も可能である。しかしなが
ら、他方の伸縮性糸条が3ウエールにわたる振り幅で繰
返し挿入されるため、よこ段状の筋が生じ、完全な無地
組織とならず、これまで外観的に好評を得ていた上記の
サテンネットやトリコネット、パワーネット等とは別の
外観となり、適用範囲が狭くなるという問題があった。
【0007】また、非弾性糸からなる地組織に弾性糸を
挿入した経編地において、弾性糸の挿入を弾性糸同士が
複数部分で接触交差するように行い、かつ弾性糸同士の
接触交差部分を互いに融着することが知られている(特
公昭63−3059号公報参照)。しかしながら、この
場合は、弾性糸同士の接触交差部分を融着するので、仕
上げ加工時の熱処理の程度によって耐久性が低下する。
【0008】また、非弾性糸の地組織中に第1弾性糸お
よび第2弾性糸の2組の弾性糸を挿入した弾性経編地に
おいて、上記の地糸、第1弾性糸および第2弾性糸が同
じピッチで配列され、地糸が第1、第2コースで同一ウ
エールの編み目を作り、第3コースで隣接ウェールの編
み目を作って合計3コースを繰返し単位とする地組織を
形成し、第1弾性糸が第1、第2コースで片側の隣接ウ
エールとの間に挿入され、第3コースで反対側ウエール
との間に挿入され、第2弾性糸が第1、第2コースで第
1弾性糸と引揃え状に挿入され、第3コースで第1弾性
糸と同じ側に2〜4ウエール離れて挿入され、かつ第
1、第2弾性糸がその接触部で融着されたものが知られ
ている(実開平3−22087号公報参照)。この経編
地は、縦横の伸びのバランスが良好で、無地様の外観を
呈するが、地組織を形成する非弾性糸の編み目がウエー
ル間で左右にバランスせず、第1弾性糸のウエール方向
の振りも同一方向であるため、サテン面(シンカールー
プ面)の滑りに方向性が生じ、そのため縫製し難く、パ
ッカリングが生じ易く、また編み目面(ニードルループ
面)でも、非弾性糸と第1弾性糸の振り方向および編み
目数がバランスしないため、編条件によって一部の編み
目の一片が編地表面に対し直角面に変形して編地表面に
ざらつき、じゃり感を生じることがあった。
【0009】しかして、上記の実公昭59−2148号
公報、特公昭63−3059号公報および実開平3−2
2087号公報に記載された編地は、いずれも第1、第
2の弾性糸双方を挿入組織にしているので、編地の仕上
げ加工時に弾性糸を融着処理しても、着用と洗濯の繰返
しにより、第1、第2の弾性糸間にずれが生じ、そのた
め伸縮性のバランスが失われる等、耐久性に問題があっ
た。
【0010】一方、トリコネット系の編地では、地組織
を前筬および中筬の2枚の筬で編成し、伸縮弾性糸を別
の筬で挿入した経編地において、前筬に非伸縮性糸条を
配し、中筬に非伸縮性糸条と伸縮弾性糸とからなる複合
弾性糸を配し、この複合弾性糸中の伸縮弾性糸を別の筬
で挿入された伸縮弾性糸との接触部で融着することが知
られている(特開平4−257353号公報参照)。し
かし、この場合は、複合弾性糸が地組織を形成するた
め、薄地を作り難く、また複合弾性糸を使用するのでコ
ストが高くなり、また吸湿性繊維を偏在させるために
は、そのための筬配列が必要になる等の難点があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記のトリコネット、
サテンネット、ハーフネット、パワーネット等の弾性経
編地は、それぞれ長年にわたって使用されてきた基本的
組織であり、組織に基づく外観面、接触面等でそれぞれ
特徴があり、それらの特徴を生かした部分や製品に使わ
れている。すなわち、トリコネット、サテンネット等
は、編密度が比較的密で光沢が出やすく、外観良好であ
るため、ファンデーションの表身生地に使われ、パワー
ネットは、メッシュ調で伸縮力があるため、裏地の補強
用に使われる。この中でトリコネットは、非弾性糸、特
に合繊フィラメント糸を第1、第2の筬にフルセットに
配列して地組織を形成し、伸縮弾性糸を第3筬に配列し
て挿入組織を形成するが、地組織が2種の非弾性糸で形
成されるため、よこ伸びが出にくい。また、上記のトリ
コネット、サテンネットなど、ファンデーションの表身
生地に使われる経編地は、機能として吸湿性を要求され
ることが多いため、綿などの吸湿性繊維を別の筬で供給
し挿入組織として交編される。したがって、このタイプ
の組織で2種の伸縮弾性糸を用い、かつ吸湿性繊維を交
編する経編地は、5枚筬組織となる。
【0012】また、この分野の伸縮性弾性経編地は、ラ
ッシェルタイプの経編機で編成されるが、生産性、品質
維持等の経済性および機種の汎用性から4枚筬の機械が
使われる。そこで、本発明者は、上述の点を考慮し、地
組織が一枚筬で形成されるサテン系の組織に注目し、そ
の外観および接触感等のよい点を極力保持し、かつ前記
従来技術の欠点を解決する方法を鋭意検討した結果、本
発明に至った。すなわち、この発明は、従来のサテンネ
ットと同様の外観を有していてファンデーションや水着
等の身生地として使用可能であり、縦横の伸縮弾性を有
し、そのバランスが良好であり、よこ段調の筋がなく、
伸縮弾性糸の糸抜けが発生せず、裏面に吸湿性繊維糸条
が配置され、しかも4枚筬組織で編成可能な伸縮性弾性
経編地を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
前筬に非伸縮性糸条を、第1中筬および第2中筬に伸縮
弾性糸を、後筬に吸湿性繊維糸条を、それぞれフルセッ
トに配置した4枚筬組織の伸縮性弾性経編地において、
第1中筬の第1伸縮弾性糸が第2中筬の第2伸縮弾性糸
よりも細く、前筬の非伸縮性糸条が全針ニットで地組織
を形成し、第1伸縮弾性糸がニットと挿入の組み合わせ
組織を形成し、第2伸縮弾性糸および後筬の吸湿性繊維
糸条がそれぞれ挿入のみの組織を形成し、前筬の非伸縮
性糸条が他のウエールへ振られるコースでは第1伸縮弾
性糸および第2伸縮弾性糸が非伸縮性糸条と同じ方向に
振られ、第1伸縮弾性糸および第2伸縮弾性糸のウエー
ル間の振り方向及び振り数が同じであり、両伸縮弾性糸
の接触部が熱融着され、後筬の吸湿性繊維糸条が伸縮性
弾性経編地の裏面側に偏在するように挿入されているこ
とを特徴とする伸縮性弾性経編地である。
【0014】前筬に配置する非伸縮性糸条は、ナイロ
ン、ポリエステルのような合成繊維のマルチフィラメン
ト糸が好適である。その理由は、これらの糸が種々の異
形断面糸またはファインデニール糸を作り易く、新合繊
と言われる糸条のように複合化し易いなどの利点を持
ち、編地の外観、風合等に特徴を付与することができる
からである。ファンデーションの用途に用いる場合、そ
の糸条の太さは、20〜100デニールが好ましく、特
に編地の厚さや破裂強力等を考慮すると30〜70デニ
ールが好ましい。
【0015】第1、第2の中筬に配置する伸縮弾性糸
は、ポリウレタン系、ゴム系その他の弾性糸であり、破
断伸度は400%以上、太さは10〜420デニールが
それぞれ好ましい。ただし、この発明では、第1中筬用
の第1伸縮弾性糸として、第2中筬用の第2伸縮弾性糸
よりも細いものが使用される。第2伸縮弾性糸は、ファ
ンデーションの身生地用として一般に使用されるもので
あり、好ましい太さは70〜420デニールである。ま
た、第1伸縮弾性糸の太さは、上記第2伸縮弾性糸の太
さ(デニール)の1/14〜1/2が好ましく、特に1
/10〜1/4が好ましい。
【0016】後筬に使用する吸湿性繊維糸条は、綿、
麻、レーヨン等のセルロース系繊維の紡績糸およびこれ
ら繊維の混紡糸が好ましい。その理由は、肌触り、接触
感、吸湿性に優れているためである。ファンデーション
用途に用いる場合、その糸条の太さは、編地の厚さを考
慮すると30〜100番手が好ましいが、生産性を考慮
した場合は、60〜120番手の双糸にして使用する
か、または細番手の単糸で使用し、細デニール(5〜2
0デニール)の合成繊維マルチフィラメント糸と合撚す
る等して補強することが好ましい。
【0017】この発明に適用可能な編組織は、従来知ら
れている前述のサテンネットの編組織であるが、最も好
ましい編組織は、サテン系の中でも4コースサテンネッ
ト、6コースサテンネット、10コースサテンネットな
ど、編組織一単位が偶数コースからなる編組織である。
更に、編組織1単位の中でこれらの編目および編方がウ
エール間の移行前後でバランスしていることが重要であ
る。これは編地外観を無地調にするため、また編目の変
形を極力小さくするために重要である。そして、この発
明では、第1伸縮弾性糸がニット(編目)と挿入の組み
合わせ組織を形成するが、この第1伸縮弾性糸の1単位
組織におけるニット(編目)数とウエール方向の挿入数
との比率は、1/5〜1/2が好ましい。
【0018】なお、後筬の吸湿性繊維糸条を伸縮性弾性
経編地の裏面側に偏在させるには、地組織を形成する前
筬の非伸縮性糸条からなるニードルループに沿って吸湿
性繊維糸条を挿入し、このニードルループが隣のウエー
ルに斜めのシンカーループを介して移る際は、このシン
カーループの振り動作に1コース分遅れて吸湿性繊維糸
条を上記シンカーループと同じ振り方向へ同じ振り幅で
振らせて挿入することが好ましい。
【0019】
【作用】経編の一般組織では、前筬に配置した糸が編地
の表裏両面に表れ、中筬および後筬に配置された糸は、
上記前筬の糸の内側に順に包まれ、後筬に配置した糸が
編地の最内層を形成する。したがって、前筬に配置され
た糸は、後筬に配置された糸よりも多く絡む特徴があ
る。また、伸縮弾性糸は、独特のぬめり感をもち、肌触
りが悪く、この傾向は伸縮弾性糸の太さと共に大きくな
る。これに対してこの発明では、表面層に近い第1伸縮
弾性糸を内層側の第2伸縮弾性糸よりも細くしたので、
ぬめり感が減少し、しかも第1伸縮弾性糸が第2伸縮弾
性糸に絡み付き易くなる。
【0020】このように第1伸縮弾性糸が細くて第2伸
縮弾性糸が太く、しかも前筬の非伸縮性糸条が他のウエ
ールへ振られるコースでは第1伸縮弾性糸および第2伸
縮弾性糸が非伸縮性糸条と同じ方向に振られ、第1伸縮
弾性糸および第2伸縮弾性糸のウエール間の振り方向及
び振り数が同じであるため、外観上は第2伸縮弾性糸が
目立たなくなり、非伸縮性糸条による前筬組織および第
2伸縮弾性糸による第2中筬組織をそれぞれ従来親しま
れてきたサテンネットと等しくすることにより、従来の
サテンネットとほぼ同様の編地外観が得られる。そし
て、第1、第2の伸縮弾性糸の振り方向および振り数が
等しいため、接触部が多くなり、融着が容易になる。し
たがって、第1伸縮弾性糸がニット部を有し、このニッ
ト部で非伸縮性糸条と強く絡むこととあいまち、着用や
洗濯の繰返しがあっても伸縮弾性糸のずれが生じない。
【0021】ただし、第1伸縮弾性糸の太さが細過ぎて
第2伸縮弾性糸の1/14未満の場合は、第1伸縮弾性
糸を使用した効果が無く、反対に太過ぎて1/2を超え
た場合は、この第1伸縮弾性糸がニット部と挿入部とを
有しているため、ニット部の前後のシンカーループが同
じ側に振られているとき、その合計伸縮力が第2伸縮弾
性糸の伸縮力よりも大きくなり、編地の外観を従来と同
様にすることが不可能になる。
【0022】また、この発明では、第1伸縮弾性糸がニ
ットと挿入の組み合わせ組織を形成し、挿入部だけでな
くニット部を有するため、非伸縮性糸条との絡みが強く
なる。ただし、編組織一単位の中でニット部が多くなる
と、挿入部が減少して第2伸縮弾性糸との接触部、すな
わち絡まり部が減少して熱融着が困難になる。したがっ
て、第1伸縮弾性糸の編組織一単位におけるニット数と
挿入数の比率は、1/5〜1/2が好ましく、この比率
が1/5未満の場合は、非伸縮性糸条との絡みが不足し
て非伸縮性糸条との間でずれが生じ易くなり、反対に1
/2を超えた場合は、第2伸縮弾性糸との熱融着が困難
になり、第2伸縮弾性糸のずれが生じ易くなる。
【0023】そして、この発明では、後筬の吸湿性繊維
糸条が伸縮性弾性経編地の裏面側に偏在するように挿入
されるため、該編地の裏面が吸湿性繊維糸条で覆われて
肌触りおよび吸汗性が良好となり、しかもこの吸湿性繊
維糸条が編地の表面から見えないため、外観を阻害する
ことがない。なお、地組織を形成する前筬の非伸縮性糸
条からなるニードルループに沿って吸湿性繊維糸条を挿
入し、このニードルループが隣のウエールに移る際、そ
の振り動作に1コース分遅れて同じ振り方向へ同じ振り
幅で吸湿性繊維糸条を振らせて挿入した場合は、吸湿性
繊維糸条の振り動作部が非伸縮性糸条および第1伸縮弾
性糸の作るニードルループと非伸縮性糸条、第1伸縮弾
性糸および第2伸縮弾性糸の作るシンカーループとの間
に挟持されるため、縫製時に吸湿性繊維糸条が抜けるこ
とがない。そして、第1伸縮弾性糸の挟み付ける力が大
きいため、吸湿性繊維糸条は、非伸縮性糸条が作るニー
ドルループの外側に出て編地裏面に偏在する結果にな
る。
【0024】
【実施例】
実施例 4枚筬、28ゲージのラッシェル経編機を使用し、図1
に示すように、6コースサテンネットを基本組織とする
伸縮性弾性経編地を編成した。すなわち、前筬にナイロ
ンマルチフィラメント糸(30デニール10フィラメン
ト)10を、第1中筬にポリウレタンからなる第1伸縮
弾性糸(40デニール)11を、第2中筬にポリウレタ
ンからなる第2伸縮弾性糸(280デニール、第1伸縮
弾性糸の7倍)12を、後筬に綿糸(英式80/2番
手)13をそれぞれフルセットに配置し、前筬、第1中
筬、第2中筬および後筬の編組織を下記のとおりとし、
第1伸縮弾性糸からなる編組織1単位におけるニット数
とウエール方向の挿入数との比率を1/3とした。ただ
し、整経の際、第1伸縮弾性糸11を2倍に、また第2
伸縮弾性糸12を1.6倍にそれぞれ伸長した。また、
加工工程における予備セット温度を195℃に、その時
間を50秒にそれぞれ設定する以外は、常法にしたがっ
て染色加工を行った。
【0025】 前筬 :20/02/20/24/42/24 第1中筬:20/44/22/46/22/44 第2中筬:00/44/22/66/22/44 後筬 :22/00/00/00/22/22
【0026】この実施例では、第1伸縮弾性糸11の太
さが第2伸縮弾性糸の1/7であり、しかも非伸縮性糸
条10が他のウエールへ振られる第1、第4のコースで
は(図1参照)、その振り方向と同じ方向に第1伸縮弾
性糸11および第2伸縮弾性糸12が振られ、第1伸縮
弾性糸11および第2伸縮弾性糸12のウエール間の振
り方向及び振り数が全コースにおいて同じであるため、
外観上は第2伸縮弾性糸12が目立たなくなり(図2参
照)、従来親しまれてきた図3、図4の6コースサテン
ネット(後記比較例1)とほぼ同様の編地外観が得られ
る。そして、第1、第2の伸縮弾性糸11、12の振り
方向および振り数が等しいため、接触部が多く、融着が
容易になり、第1伸縮弾性糸11がニット部11a、1
1bを有し、このニット部で非伸縮性糸条10と強く絡
むこととあいまち、着用や洗濯の繰返しがあっても伸縮
弾性糸11、12のずれが生じない。なお、第1伸縮弾
性糸11の太さが第2伸縮弾性糸の1/7であり、上記
ニット部11a、11bの前後のシンカーループ11
c、11dが同じ側に振られていても、その合計伸縮力
が第2伸縮弾性糸12の伸縮力の2/7を超えることが
なく、このことも編地外観を従来の6コースサテンネッ
トと同様にするのに役立っている。
【0027】しかして、第1伸縮弾性糸11がニット部
11a、11bを有しており、ニット部と挿入部との比
率が1/2であるため、非伸縮性糸条10との絡みが強
く、しかも第2伸縮弾性糸12との接触部も多くなり、
第2伸縮弾性糸12と容易に熱融着することができ、第
2伸縮弾性糸12のずれを防ぐことができる。また、こ
の実施例では、地組織を形成する非伸縮性糸条10のニ
ードルループに沿って吸湿性繊維糸条13が挿入され
(図1参照)、この非伸縮性糸条10のニードルループ
が隣のウエールに移る際、その斜行するシンカーループ
10aに1コース遅れて吸湿性繊維糸条13が隣のウエ
ールに移動して挿入されるため、吸湿性繊維糸条13の
振り動作部13aが非伸縮性糸条10および第1伸縮弾
性糸11の作るニードルループと非伸縮性糸条10、第
1伸縮弾性糸11および第2伸縮弾性糸12の作るシン
カーループとの間に挟持される。したがって、縫製時に
吸湿性繊維糸条13が抜けることがなく、しかもその大
部分が編地の裏面に表れるため、肌触りおよび吸汗性が
良好となり、かつ吸湿性繊維糸条13が編地の表面から
見えず、外観を阻害することがない。
【0028】比較例1 上記実施例の第1伸縮弾性糸11を省略して下記の3枚
筬組織とし、実施例の第2伸縮弾性糸12を中筬に、ま
た実施例の綿糸13を後筬にそれぞれ配置する以外は、
実施例と同様にして比較例1の伸縮性弾性経編地を編成
し、実施例と同様に加工した。 前筬:20/02/20/24/42/24 中筬:00/44/22/66/22/44 後筬:22/00/00/00/22/22
【0029】比較例2 前筬にナイロンマルチフィラメント糸(30デニール1
0フィラメント)を、中筬にポリウレタン弾性糸(20
デニール)の芯糸とナイロンマルチフィラメント糸(3
0デニール10フィラメント)のカバリング糸とからな
る複合弾性糸を、また後筬にポリウレタン弾性糸(14
0デニール)をそれぞれフルセットに配置し、下記3枚
筬組織の4コーストリコネットを編成した。 前筬:02/44/64/22 中筬:22/00/22/44 後筬:22/00/22/44
【0030】ただし、複合弾性糸を製造する際の芯糸の
伸長率を3.5倍、撚り数を500回/mに設定し、こ
れをボビンに巻取ったチーズ内における伸長率を3.3
倍に設定した。なお、上記複合弾性糸を整経するときの
伸長率は、1.6倍に設定した。また、他の加工条件
は、実施例と同じにした。
【0031】上記の実施例、比較例1および比較例2の
各編地について伸度、伸長回復率、可縫性および弾性糸
の引抜抵抗等の物性を比較した。これらの物性の測定方
法を下記に、また測定結果を編成条件と共に下記の表1
に示す。なお、ナイロンマルチフィラメント糸をNyと、
ポリウレタン弾性糸をUYとそれぞれ略記した。また、第
1中筬を中筬1と、第2中筬を中筬2とそれぞれ略記し
た。
【0032】伸度(%) 編成された伸縮性弾性経編地から幅2.5cm、長さ16
cmの試験片を採取し、インストロン型引張試験機に引張
間隔10cmで取付け、荷重2.25kgまで引張り、次い
で弛緩させてチャートを描き、このチャートから荷重
1.0kg、1.5kg、2.25kgのときの伸度を測定す
る。なお、引張、弛緩速度を30±2cmに設定した。
【0033】伸長回復率(%) 伸度測定と同様に試験片を採取し、伸度測定に用いた引
張試験機に取付け、最大伸長率を80%に設定し、伸長
回復を3回繰返して伸長回復曲線を描き、1回目と2回
目の曲線からそれぞれ残留伸びを測定し、下記の式で回
復率を算出し、2点の平均値を求める。 回復率(%)=(L−L′)÷L×100 ただし、Lは80%伸長時の伸び、L′は応力0のとき
の残留伸びである。
【0034】可縫性(個数) 試験片(幅50cm、長さ50cm)を採取し、生地の表を
上にし、地の目に直角に均等な速度で試験片の一端から
他端まで同方向に10本縫製し、縫製部ごとに縫目が開
く程度に左右に引張り、縫い始めから縫い終わりまでの
間に存在する地糸切れ、伸縮弾性糸切れの合計個数で可
縫性を判定し、20個以内を合格とする。なお、ミシン
は本縫い2本針とし、針目を12針/インチに設定し、
針は通常製品で使用されるものよりも太めのものを使用
し、回転数を3000回/分とした。縫糸には通常製品
の本縫で使用するミシン糸を用いた。
【0035】UY引抜抵抗(g) 試験片(幅5cm、長さ21cm)を採取し、長さ方向の一
端から3cmの部分を上記引張試験機のチャックで把持
し、チャックの直下で幅方向に2cmの切り目を入れ、他
端から3cmの部分で1ウエール間に長さ方向の切り目を
入れ、挿入されている伸縮弾性糸を1本取出し、チャッ
クで把持して該伸縮弾性糸の生地内長さを15cmとし、
引張速度20cm/分で引張り、チャートから最大応力を
求めて引抜抵抗とする。ただし、実施例はポリウレタン
からなる第2伸縮弾性糸について、また比較例2は後筬
に配置したポリウレタン弾性糸(140デニール)につ
いてそれぞれ引抜抵抗を試験した。
【0036】 表 1 実施例 比較例1 比較例2 基本編組織 6Cサテンネット 6Cサテンネット 4Cトリコネット 編機ゲージ 28 28 28 使用糸 前筬 Ny30d-10f Ny30d-10f Ny30d-10f 中筬1 UY40d − − 中筬2(中筬) UY280d UY280d Ny30d +UY20d 後筬 綿糸80/2 綿糸80/2 UY140d 編成条件 設定コース(機上コース数/インチ) 80 85 85 ランナー(給糸長さcm/480 コース) 前筬 145 110 72 中筬1 29 − − 中筬2(中筬) 10 10 50 後筬 25 20 11 仕上性量 密度(コース/インチ) 62×3 58×3 92×2 密度(ウエール/インチ)46 39 48 目付(g/m2 ) 265 183 160 混率(%) Ny43/UY24/綿33 Ny43/UY22/綿35 Ny74/UY26 生地物性 タテ伸度×ヨコ伸度 1kg荷重時(%) 119/123 165/77 161/86 1.5kg 荷重時(%) 163/157 192/112 190/104 2.25kg荷重時(%) 216/197 218/154 214/118 伸長回復率 タテ×ヨコ(%) 94/86 94/87 89/80 破裂強力(kg/cm2) 3.7 3.2 4.6 可縫性(糸切れ個数) 0 50 0 UY引抜抵抗(g) 20以上(測定不可) 12 20以上(測定不可)
【0037】表1に示されるように、実施例と比較例1
は、基本組織が同じ6コースサテンネットであり、実施
例は比較例1の組織に細い第1伸縮弾性糸が付加されて
いる点で相違し、そのため編密度が高く、緻密となり、
高級感が増す。なお、緻密となるため目付量が45%増
大するが、ファンデーションの身生地として使用するに
は適性範囲内であり、必要があれば、後筬に配置した綿
糸80/2番手を100/2番手に変更することによ
り、高級感を損なわずに目付量の増加を20%程度に抑
えることができる。
【0038】また、この実施例は、上記の第2伸縮弾性
糸を配置したことにより、タテ伸びが抑制されてヨコ伸
びが大幅に増大し、そのため各荷重下での伸びが良く、
かつタテヨコのバランスが極めて良好になっている。ま
た、伸長回復率がタテヨコ共85%以上であり、破裂強
力も3.5kg/cm2 以上であり、実用上問題がない。そ
して、可縫性の尺度である編地内の糸切れが少なく、同
じ基本組織の比較例1に比して可縫性が極めて優れてい
る。これは、タテヨコの伸びのバランスが良く、第1、
第2の伸縮弾性糸がしっかり融着しあって地組織内にあ
るため、地糸切れが生じても、地組織の編目外れ(ラ
ン)が生じ難く、また伸縮弾性糸が切れても伸縮による
欠点の拡大が防止されるからである。なお、実施例にお
ける伸縮弾性糸の引抜抵抗は、使用した引張試験機では
引抜き不可能な程度に大きく、比較例1の12gに比し
て著しく改善されている。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、上記のとお
り、第1伸縮弾性糸が第2伸縮弾性糸よりも細く、前筬
の非伸縮性糸条が他のウエールへ振られるコースでは第
1伸縮弾性糸および第2伸縮弾性糸が非伸縮性糸条と同
じ方向に振られ、第1伸縮弾性糸および第2伸縮弾性糸
のウエール間の振り方向及び振り数が同じであるため、
第2伸縮弾性糸が目立たず、非伸縮性糸条による前筬組
織および第2伸縮弾性糸による第2中筬組織の選択によ
り従来多用されてきたサテンネットとほぼ同様の編地外
観が得られ、しかも従来の編地に比して横方向の伸縮性
が増大し、縦横の伸びのバランスが良好になる。そし
て、第1、第2の伸縮弾性糸の振り方向および振り数が
等しいため、接触部が多くなり、融着が容易になり、第
1伸縮弾性糸がニット部を有し、このニット部で非伸縮
性糸条と強く絡むこととあいまち、着用や洗濯の繰返し
があっても伸縮弾性糸のずれが生じない。しかも、後筬
の吸湿性繊維糸条が伸縮性弾性経編地の裏面側に偏在す
るように挿入されるため、該編地の裏面が吸湿性繊維糸
条で覆われて肌触りおよび吸汗性が良好となり、しかも
この吸湿性繊維糸条が編地外観を阻害することがない。
【0040】請求項2に記載した発明は、上記の請求項
1に記載した発明において、第1伸縮弾性糸の太さを第
2伸縮弾性糸の1/2〜1/14に限定したものである
から、編地の外観を乱すことなく、一層確実に編地の縦
横の伸びバランスを良好にすることができる。
【0041】請求項3に記載した発明は、上記の請求項
1または2に記載した発明において、第1伸縮弾性糸か
らなる編組織1単位におけるニット数とウエール方向の
挿入数との比率を1/5ないし1/2に限定したもので
あるから、第1伸縮弾性糸のニット部による第2伸縮弾
性糸の把持および第1、第2の伸縮弾性糸の接触部の確
保がそれぞれ充分に行われ、第2伸縮弾性糸の抜けを一
層確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の組織図である。
【図2】図1の編地の非伸縮性糸条および伸縮弾性糸の
挙動を示す模式図である。
【図3】従来例(6コースサテンネット)の組織図であ
る。
【図4】図2の編地の非伸縮性糸条および伸縮弾性糸の
挙動を示す模式図である。
【符号の説明】
1:非伸縮性糸条、s1 〜s6 : シンカーループ、n1
〜n6 : ニードルループ、2:伸縮弾性糸、10:非伸
縮性糸条、11:第1伸縮弾性糸、11a、11b:ニ
ードルループ、11c、11d:シンカーループ、1
2:第2伸縮弾性糸、13:吸湿性繊維糸条。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前筬に非伸縮性糸条を、第1中筬および
    第2中筬に伸縮弾性糸を、後筬に吸湿性繊維糸条を、そ
    れぞれフルセットに配置した4枚筬組織の伸縮性弾性経
    編地において、第1中筬の第1伸縮弾性糸が第2中筬の
    第2伸縮弾性糸よりも細く、前筬の非伸縮性糸条が全針
    ニットで地組織を形成し、第1伸縮弾性糸がニットと挿
    入の組み合わせ組織を形成し、第2伸縮弾性糸および後
    筬の吸湿性繊維糸条がそれぞれ挿入のみの組織を形成
    し、前筬の非伸縮性糸条が他のウエールへ振られるコー
    スでは第1伸縮弾性糸および第2伸縮弾性糸が非伸縮性
    糸条と同じ方向に振られ、第1伸縮弾性糸および第2伸
    縮弾性糸のウエール間の振り方向及び振り数が同じであ
    り、両伸縮弾性糸の接触部が熱融着され、後筬の吸湿性
    繊維糸条が伸縮性弾性経編地の裏面側に偏在するように
    挿入されていることを特徴とする伸縮性弾性経編地。
  2. 【請求項2】第1伸縮弾性糸の太さが第2伸縮弾性糸の
    1/2〜1/14である請求項1に記載された伸縮性弾
    性経編地。
  3. 【請求項3】第1伸縮弾性糸からなる編組織1単位にお
    けるニット数とウエール方向の挿入数との比率が1/5
    ないし1/2である請求項1または2に記載された伸縮
    性弾性経編地。
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