JP2002138354A - 伸縮性経編地 - Google Patents

伸縮性経編地

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JP2002138354A
JP2002138354A JP2000333040A JP2000333040A JP2002138354A JP 2002138354 A JP2002138354 A JP 2002138354A JP 2000333040 A JP2000333040 A JP 2000333040A JP 2000333040 A JP2000333040 A JP 2000333040A JP 2002138354 A JP2002138354 A JP 2002138354A
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knitted fabric
yarn
power
reed
knitted
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JP2000333040A
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Yuji Yoshida
裕司 吉田
Shuichi Takemura
秀一 竹村
Satoshi Ikeda
聡 池田
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KAWADA KNIT KK
Asahi Kasei Corp
Original Assignee
KAWADA KNIT KK
Asahi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】弾性糸をルーピングにより編成した、隣接する
締付パワー変化部が混在する伸縮性経編地のパワー変化
部の境界部にパッカリングが発生せず、高品位を維持で
き、かつ製編性も良好な伸縮性を有する経編地を提供す
る。 【解決手段】(1) 少なくとも1枚の筬で弾性糸がルーピ
ングにより編成された編地に、隣接するパワー小部とパ
ワー大部とからなるパワー変化部が混在した伸縮性編地
において、前記パワー小部とパワー大部の伸長比=(P
B−PA)/(SB−SA)が1.1〜3.5である伸
縮性経編地。(2) 前記伸縮性経編地が、抜き糸により分
割可能に編成されている伸縮性経編地。PA:パワー大
部の9.8N荷重下の経伸度、PB:パワー大部の22
N荷重下の経伸度、SA:パワー小部の9.8N荷重下
の経伸度、SB:パワー小部の22N荷重下の経伸度

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伸縮性経編地に関
し、さらに詳しくは編地中に隣接する締付パワー変化部
が混在した伸縮性経編地に関する。
【0002】
【従来の技術】ファンデーションなどのインナー、スポ
ーツ衣料、アウターなどの衣服には、地組織の非弾性糸
に弾性糸を組み合わせた伸縮性経編地が多く使用され、
通常、トリコット編機やラッセル編機の全巾を利用して
編成される。従って、ファンデーションなどの衣服は、
1m以上の巾を有する伸縮性経編地から、目的とする衣
服の形状に応じて設計された複数の伸縮性経編地片を裁
断し、これらの複数の伸縮性経編地片を縫製することに
よって衣服製品とされる。また衣服の裾部分やウエスト
部分は、強い締付パワーを有するテープ状物を主編地部
に縫合されるが、この縫合部がごろつくなどの問題があ
るため、最近では編成時に締付パワー(以下、単にパワ
ーと称することがある)を部分的に強化した編地を編成
し、該編地を緯方向使いとして、主編地部(パワー小
部)より締付パワーが強化された部分(パワー大部)が
裾部やウエスト部になるようにマーキングして縫製する
方法がとられている。
【0003】このような隣接する締付パワーの異なる編
地の編成には、締め付けの弱いパワー小部を編成する弾
性糸の太さと締め付けの強いパワー大部を編成する弾性
糸の太さを変えたり、パワー大部をパワー小部の弾性糸
に追加して弾性糸複数本を同時に編成する方法がとられ
ているが、いずれの方法もパワー小部とパワー大部との
締付パワーが異なることにより、パワー変化のある境界
部付近で編地が波打つ、いわゆるパッカリングが発生
し、編地品位が低下するという問題があった。
【0004】上記パワー変化のある境界部付近でのパッ
カリングを防止するため、パワー大部の弾性糸をパワー
小部とは別に準備したビームから供給し、かつその部分
のランナーを大きくして編成する方法が提案されている
が、パッカリング防止効果は十分でなく、また染色加工
時にセット強化などの対策を実施してもパッカリング防
止効果は十分でなかった。また特開平11−14075
2号公報には、弾性糸を挿入糸として用いた経編地にお
いて、主編地部分とパワー強化編地部分のコースの度目
を同じに揃えて編成する方法が提案されているが、この
編成方法を弾性糸をルーピングする編地に適用した場
合、編成時にコースを揃えることは技術的に非常に困難
であり、かつ、無理にコースを合わせると糸切れなどが
生じやすいという問題があった。このように隣接するパ
ワー変化部を有する編地はパッカリングを生じやすく、
編地品位が低下し、また加工時のセット強化などにより
パッカリングのない編地に仕上げても、製品化後に着用
を繰り返すと、潜在しているパッカリングが具現化する
という問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
従来技術の問題点を解決し、弾性糸をルーピングにより
編成した、隣接する締付パワー変化部が混在する伸縮性
経編地のみならず、この編地製品を繰り返して着用した
場合でもパワー変化部の境界部にパッカリングが発生せ
ず、高品位を維持でき、かつ製編性も良好な伸縮性を有
する経編地を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するため鋭意検討した結果、編地の締付の弱いパ
ワー小部と締付の強いパワー大部の所定の伸長比が一定
の範囲にある場合に上記課題を達成できることを見いだ
し、本発明に到達したものである。すなわち、上記課題
を解決するために本願で特許請求される発明は以下のと
おりである。
【0007】(1)少なくとも1枚の筬で弾性糸がルー
ピングにより編成された編地に、隣接するパワー小部と
パワー大部とからなるパワー変化部が混在した伸縮性編
地において、前記パワー小部とパワー大部の下記式で表
される伸長比が1.1〜3.5であることを特徴とする
伸縮性経編地。 伸長比=(PB−PA)/(SB−SA) PA:パワー大部の9.8N荷重下の経伸度 PB:パワー大部の22N荷重下の経伸度 SA:パワー小部の9.8N荷重下の経伸度 SB:パワー小部の22N荷重下の経伸度 (2)前記伸縮性経編地が、抜き糸により分割可能に編
成されていることを特徴とする(1)に記載の伸縮性経
編地。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、伸縮性経編地と
は、少なくとも1枚の筬で弾性糸がルーピングにより編
成され、かつ経編地の緯(巾)方向に隣接するパワー小
部とパワー大部の締付パワーの異なる部分が混在してい
る経編地をいう。ここでパワー小部とは締め付けの弱い
編地部分をいい、パワー大部とは締め付けが強化された
編地部分(パワー強化部)をいう。これらの締付パワー
の異なる編地は、経方向のストライプ調に編成されてい
てもよく、また編地中を斜めに変化して編成されていて
もよい。また編地のパワー小部とパワー大部の締付パワ
ーの差は任意でよく、製品の種類等に応じて適宜選択す
ることができる。またパワーの異なる編地が隣接して編
成されていれば、編地中には3種以上のパワーの異なる
編地が混在していてもよい。例えば、編地の締付パワー
が、パワー大部、パワー中部、パワー小部の3段階で順
に隣接して編成されている場合、パワー大部とパワー中
部の編地の伸長比およびパワー中部とパワー小部の伸長
比のそれぞれが後述する所定の範囲にあればよい。
【0009】またパワー小部とパワー大部のそれぞれの
編地巾も任意でよいが、本発明の効果を十分に発揮させ
る点からは0.5cm以上の編地巾とするのが好まし
い。例えば、締付パワーの異なる編地が隣接して3種以
上ある場合、それぞれのパワーを有する編地部分の巾が
0.5cm以上であれば、締付パワーを変化させた効果
とともに十分なパッカリング防止効果を得ることができ
る。このため、本発明においては、それぞれのパワーを
有する編地部分の巾が0.5cm未満の場合はパワー変
化を有する編地として取り扱わず、パワー変化のない通
常の編地として取り扱うことができる。例えば、パワー
の異なる編地部分が3種あり、パワー大部とパワー中部
とパワー小部が順に隣接して編成されており、パワー中
部の巾が0.5cm未満の場合には、パワー大部とパワ
ー小部の伸長比が所定範囲にあれば本発明の効果が得ら
れる。またパワー中部とパワー小部の巾がともに0.5
cm未満の場合はパワー中部とパワー小部とを一つの編
地部として扱い、これらの編地部とパワー大部の伸長比
が所定範囲内にあればよい。
【0010】本発明における伸縮性経編地では、少なく
とも1枚の筬で弾性糸がルーピングにより編成される
が、ここでいうルーピングとは、オープンループまたは
クローズドループによりニットされている部分が全コー
スに渡っている場合またはニットと挿入が繰り返されて
いる場合をいう。具体的にはニットと挿入の繰り返し、
ニットとニットと挿入の繰り返し、ニットと挿入と挿入
の繰り返しなどで、少なくとも30%のコースでニット
によりループが形成されている状態をいう。全コースニ
ットである組織としては、鎖編み、デンビー、サテン、
アトラスなどの組織が挙げられ、ニットと挿入を繰り返
す組織としては、10/00/01/11などで表され
る組織が挙げられ、これらの編地は少なくとも1枚の筬
で弾性糸がルーピングされている。弾性糸を使用する筬
を2枚以上とする場合でも1枚の筬は弾性糸でルーピン
グしていることが必要であるが、他の筬については、ル
ーピングでも、ルーピングしない挿入組織としてもよ
く、この場合には弾性糸のルーピングと弾性糸の挿入が
組み合わさった編地が得られる。いずれも編地中すべて
に弾性糸によるルーピング部分が存在している。なお、
編地が抜き糸による編地分割可能に編成されている場合
には、編地端部に数ウェールの範囲で弾性糸のルーピン
グがなく、弾性糸の挿入のみ、または挿入の弾性糸と比
弾性糸とからなる部分が存在していてもよい。
【0011】伸縮性経編地の締付パワーを緯方向(巾方
向)で変化させるには、公知の方法を採用することがで
きる。例えば、締付パワーを変更させる部分の筬に、他
のウェール部分とは異なる伸縮性または太さの弾性糸を
糸通しして編成すれば、その部分のウェールを他のウェ
ールとは異なった締付パワーを有する編地とすることが
できる。具体的には、パワー小部に44dtex(デシ
テックス)の弾性糸を使用し、パワー大部に122dt
exの弾性糸を使用して編成すれば、緯方向に異なった
締付パワーを有する編地となる。また弾性糸の太さが同
じでもパワー大部の弾性糸に2本以上を使用してルーピ
ングすることにより、見掛け上太い弾性糸使いとするこ
とができる。例えば、2枚以上の弾性糸の筬を使用し、
パワー大部では、2枚以上の筬の弾性糸を同一場所の針
を使用して同じ組織または異なった組織により編成すれ
ば、弾性糸の太さは同じでもパワー変化のある編地が得
られる。
【0012】また伸縮性経編地の編成には、2枚筬また
ははそれ以上の筬枚数を使用した編組織を選択すること
ができる。2枚筬ではハーフ、サテンなどが代表的な組
織として挙げられる。3枚筬、4枚筬またはそれ以上の
多枚筬の場合は、2枚筬の組織に他の組織を組み合わせ
て編成される。例えば、経編機のフロント筬に非弾性
糸、ミドル筬に弾性糸(第2弾性糸)、バック筬に弾性
糸(第1弾性糸)を配置し、フロント筬とバック筬で2
ウェイと呼ばれるハーフ組織、すなわちフロント筬10
/23、バック筬12/10による組織を地組織とし、
この地組織にミドル筬の第2弾性糸で10/01、10
/10、10/00/01/11などの少なくとも30
%のコースでニットしている組織を組み合わせる方法な
どが挙げられる。
【0013】本発明に用いられる弾性糸としては、ポリ
ウレタン系、ポリエーテルエステル系等の弾性を有する
糸が使用可能である。例えば、ポリウレタン系弾性糸で
は、乾式紡糸または溶融紡糸したものが使用でき、ポリ
マーや紡糸方法には特に限定されない。弾性糸の破断伸
度は400%〜1000%のもので、かつ、伸縮性に優
れ、染色加工時のプレセット工程の通常の処理温度18
0℃近辺で伸縮性を損なわないことが好ましい。また、
弾性糸に抗菌性、吸湿、吸水性等の機能性を付与した糸
も使用可能である。弾性糸の太さにも特に限定なない
が、ニットループを形成する弾性糸として問題なく編成
するためには10〜200dtexが好ましく、より好
ましくは20〜160dtexである。
【0014】本発明の編地には上記弾性糸のほかに該弾
性糸と交編する非弾性糸が用いられる。該非弾性糸にも
特に制限はなく、ポリエステル、ナイロン、アクリルな
どの合成繊維、綿、羊毛、麻などの天然繊維などが使用
できる。特にポリエステルやナイロンを使用すれば、寸
法安定性の良いインナー衣料となる。吸水性や吸湿性を
付与する場合には、綿、キュプラ、レーヨンなどの繊維
を使用すればよい。また混紡、混繊、交撚または編機上
で交編するなどにより、2種以上の糸を混合して使用す
ることもできる。使用する糸の糸形態にも特に制限はな
く、フィラメント糸、スパン糸、異型断面糸などでも使
用可能である。これらの非弾性糸の太さには特に限定は
ないが、20〜170dtexの糸の使用が好ましく、
より好ましくは30〜110dtexの糸の使用であ
る。編地に薄地、軽量を求める場合にはなるべく細い糸
使いとし、強度向上を求める場合には、なるべく太い糸
使いとすればよい。
【0015】本発明における伸縮性経編地は、パッカリ
ング発生を防止するために、編地中の隣接するパワー小
部とパワー大部の伸長比(PB−PA)/(SB−S
A)が1.1〜3.5、好ましくは1.3〜2.5の範
囲にあることが必要である。ここで、PAはパワー大部
の9.8N荷重下の経伸度、PBはパワー大部の22N
荷重下の経伸度、SAはパワー小部の9.8N荷重下の
経伸度、SBはパワー小部の22N荷重下の経伸度であ
る。伸長比が1.1未満では、パワー変化のある伸縮性
経編地としてはパワー変化の割合が小さく、パワー変化
編地としての効果が得られない。また伸長比が3.5を
超えるとパッカリングが発生し、編地の湾曲や編地編成
時の糸切れなどの問題が発生する。
【0016】上記経編地の経伸度は、テンシロン引張り
試験機を使用し、経方向に巾2.5cmの編地を準備
し、把持間隔10cmとしてチャックに把持し、引張り
速度30cm/分で22N荷重下まで伸長し、また同速
度でゼロ荷重下まで戻し、これを3回繰り返したときの
3回目の9.8N荷重下の伸度および22N荷重下の伸
度を読みとった値である。なお、編地巾が2.5cm採
れないときは、サンプリングできた編地巾から換算して
2.5cmの巾と同様の荷重となるように荷重を決め
る。例えば巾1cmの場合には、4N荷重下の伸度と
8.8N荷重下の伸度を読みとる。
【0017】上記伸長比を得るためには、染色仕上げ後
の編地が上記伸長比となるように適切な生機設計および
染色条件の設定をすることが好ましい。生機設計では特
にパワー小部とパワー大部の編地の厚みバランスが重要
となる。編地の厚みが厚い方が伸びにくく、かつ潜在的
な収縮力も大きいため、パワー変化部の編地厚みバラン
スを考慮することが好ましい。これによりパワー変化部
でのパッカリング発生の防止が容易となる。具体的には
〔(パワー大部の厚み)ー(パワー小部の厚み)〕/
(パワー小部の厚み)で表される編地の厚みバランスが
0.1〜1.0の範囲となるように弾性糸の糸使いを設
定するのが好ましく、より好ましい上記厚みバランスは
0.2〜0.7である。
【0018】また弾性糸のランナー長の設計も編地の伸
長比に影響し、パワー小部の弾性糸とパワー大部の弾性
糸とのランナー長の差が大きすぎても小さすぎても上記
伸長比の範囲が得られない場合があり、パッカリングが
発生しやすくなる。従って、編成する編地毎にランナー
長の設計をするのが好ましく、また弾性糸のランナー長
が20%以内の差となるよう設計するのがより好まし
い。このような適切な生機設計により、染色加工時の調
整が行いやすくなり、パッカリングのない編地を容易に
得ることができる。
【0019】本発明における伸縮性経編地は、抜き糸に
より分割可能に編成されていることが好ましい。このよ
うな経編地では、編成後に抜き糸を除去することにより
編地を容易に分割することができる。編地に抜き糸を編
成するには公知の方法が使用できる。例えば、非弾性糸
の鎖編みを含む抜き糸ウェールの少なくとも片側編地を
2本以上の弾性糸を含む分割可能な編地とし、2本以上
の弾性糸を含む編地は、4枚筬を使用し、フロント筬に
非弾性糸、バック筬に第1弾性糸、第1ミドル筬に第2
弾性糸、第2ミドル筬に第3弾性糸を配置し、フロント
筬、バック筬、第1ミドル筬の組織は、フロント筬とバ
ック筬でハーフ組織、すなわち、フロント筬10/2
3、バック筬12/10とし、この組織に第1ミドル筬
の第2弾性糸で10/01、10/10または10/0
0/01/11などの少なくとも一部のコースでニット
している鎖編み組織を組み合わせ、この組織に、第2ミ
ドル筬で第3弾性糸を00/22または00/33など
の挿入組織とすれば、分割可能な編地が得られる。この
場合には、抜き糸ウェールでは左右の伸縮性経編地が抜
き糸後に分割できるよう、左右に振られる挿入糸が重な
らないように糸抜きする必要がある。
【0020】また抜き糸ウェールの両側に、左右に振り
ながら全てのコースでニットする非弾性糸と、左右に振
りながら1コース毎に交互にニットと挿入を繰り返す第
1弾性糸と、交互に振りながら第1弾性糸と交互にニッ
トと挿入を繰り返して配置される第3弾性糸により編成
される編構造とし、抜き糸ウェールでは、これら第1弾
性糸と第3弾性糸とが重なる1ウェール間は、挿入部分
のみとなるように第1弾性糸と第3弾性糸を糸抜きして
配置し、該1ウェール間を非弾性糸の抜き糸である鎖編
みで編成することにより、抜き糸の鎖編み中に第1弾性
糸と第3弾性糸との挿入ループが絡むようにして抜き糸
が可能な編地とすることができる。
【0021】本発明における伸縮性経編地は、トリコッ
ト編機、ラッセル編機で編成可能である。編機のゲージ
には特に限定されないが、18〜42ゲージ/インチの
編機を、使用する糸の太さによって任意に選択するのが
好ましい。また編地の染色仕上げには、従来から使用し
ている染色機、セット機などの加工機が使用できるが、
染色仕上げ加工時の条件設定と工程管理を適切に行うこ
とが好ましく、量産加工時にはいる前に各工程毎の伸長
比をチェックし、最適な仕上げ編地となるよう配慮する
のが好ましい。例えば、行程順に、精練、プレセット、
染色、仕上げセットの行程とし、プレセットでほぼ仕上
げ時の目標となるよう編地をセットしてしまう方法を採
ることが好ましい。プレセット後の編地密度と、染色後
の編地密度の差が10%以内となるようにセット条件を
決め、この場合に編地の伸長比が本発明の範囲となるよ
う設定することが好ましい。さらに製造時の工程管理で
はあらかじめ密度と伸長比の関係を把握しておき、染色
加工時の行程では密度管理により伸長比の管理を行うよ
うにするのがより好ましい。
【0022】本発明における伸縮性経編地は、製品を構
成する布片、例えばファンデーションの生地全体に用い
てもよく、また、ガードル、ショーツの場合、裾部分に
本発明の伸縮性経編地のパワー大部を配置し、パワー大
部に隣接するパワー小部に他の構成を有するレース編み
等の編地を配置しても高品位な製品とすることができ
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明を実施例で具体的に説明する。
なお、例中のパッカリングの判定および製品品位の評価
は下記により行った。 (1) パッカリング 裾部にパワー大部を配置したガードルを縫製し、着用と
洗濯の繰返し着用テストを5回行い、洗濯後の製品のパ
ワー小部とパワー大部の境界部のパッカリングの発生の
有無を目視で観察し、下記の基準で級判定した。なお、
合格基準は3級以上が問題ない範囲である。 5級 : パッカリングが発生していない 4級 : ほとんどパッカリングが発生していない 3級 : やや、パッカリングが発生している 2級 : パッカリングが発生している 1級 : パッカリングが甚だしく発生している (2) 製品品位の評価 製造した編地を使用して製品を縫製し、外観品位を評価
した。
【0024】実施例1 仕掛け巾130インチ、28ゲージ/インチの4枚筬ト
リコット編機を使用して、抜き糸による編地分割が可能
であり、2段階(パワー小部とパワー大部)のパワー切
替えのあるソフトガードルの製造用編地を編成するた
め、トリコット編機の各筬と糸種を下記のようにした。 フロント筬:ナイロン糸44dtex/34f(フィラ
メント)を抜き糸部を除いて糸通しした。この抜き糸部
と抜き糸部の間に1180本配置した。 第1ミドル筬:ロイカ(旭化成工業株式会社製、ポリウ
レタン弾性糸)44dtexを第2弾性糸とし、ロイカ
を一つの筬に2本糸通しした。また抜き糸部では、抜き
糸としてエステル84dtex/36fを1本糸通しし
た。 第2ミドル筬:ロイカ44dtexを第3弾性糸とし、
ロイカを一つの筬に3本糸通しした。 バック筬:ロイカ44dtexを第1弾性糸とし、抜き
糸部を除いて糸通しした。 上記トリコット編機により編成される弾性経編地のパワ
ー部位と編組織および糸使いを表1に示し、また編地の
糸配列のイメージを図1に示した。
【0025】
【表1】 ロイカの整経ドラフト率は80% *1: 第1ミドル筬のパワー大部にはロイカ44を一つの筬に2本通す。 *2: 第2ミドル筬の抜き糸部にはロイカ44を一つの筬に3本通す。
【0026】上記条件で編成される全巾の編地は4分割
可能で、4分割された各編地片の巾はそれぞれ45cm
とし、分割された編地中には巾27cmのパワー小部と1
8cmのパワー大部の編地を形成した。すなわち、全巾
の編地は、左端から、パワー小部、パワー大部、抜き糸
ウェール、パワー大部、パワー小部、抜き糸ウェール、
パワー小部、パワー大部、抜き糸ウェール、パワー大
部、パワー小部の順で編成し、それぞれ分割される編地
が同糸本数となるように配置した。ただし、中央の抜き
糸ウェールの部分のみ、抜き糸可能なように抜き糸部の
糸配置、組織とした。
【0027】糸本数は、パワー小部ではフロント糸とバ
ック糸をそれぞれ860本使用し、表1に示す組織によ
り編成した。またパワー大部では、フロント糸、バック
糸に加え、一つの筬に弾性糸を2本糸通しした第1ミド
ル筬の弾性糸を使用して編成し、パワー小部よりパワー
が強化された部分とした。また、パワー大部では第1ミ
ドル筬の筬羽数を320本とし、この部分をガードル製
品では裾部として使用した。また抜き糸ウェールでは、
フロント糸、第1ミドル糸が抜き糸ウェールで編成され
ないようにそれぞれ糸抜きしておき、一つの筬に弾性糸
を3本糸通しした第2ミドル筬を挿入により編成した。
この場合、抜き糸ウェールでは、第1弾性糸と第3弾性
糸とが重なる1ウェール間は、挿入部分のみとなるよう
に第1弾性糸と第3弾性糸を糸抜きして配置し、該1ウ
ェール間を非弾性糸の抜き糸である鎖編みで編成するこ
とにより、抜き糸の鎖編み中に第1弾性糸と第3弾性糸
との挿入ループが絡むように設定した。この抜き糸ウェ
ールに沿って第1ミドル筬に編機後部からエステル糸8
4dtex/36fのチーズ糸を糸通して編成し、抜き
糸ウェールは第1弾性糸と第3弾性糸の挿入編みにエス
テルの抜き糸である鎖編みが絡まって編成されるように
した。
【0028】上記編成条件で得られた編地を、精錬し、
190℃45秒にてプレセットした。プレセット時の密
度設定は110コース/インチ×55ウェール/インチ
とし、プレセット後に液流染色機にて100℃で30分
間染色を行った。さらにこの後、115コース/インチ
×60ウェール/インチの密度で170℃45秒にて仕
上げセットを行い、伸縮性経編地を製造した。得られた
伸縮性経編地は、編地全巾が4分割可能で、抜き糸を抜
いた分割後はそれぞれ45cm巾の編地となり、パワー小
部とパワー大部との伸長比は1.85であり、パワー変
化部のパッカリングのない高品位の編地が得られた。こ
の編地を横方向使いとしてパワー大部を裾部に配置した
ガードルを縫製したところ、パワー大部があっても裾部
がずれ上がらず、かつ縫製部のごろつきがなく、繰返し
着用によってもパッカリングが発生せず、また、着用感
の良好な製品が得られた。これらの結果を表2に示し
た。
【0029】
【表2】
【0030】実施例2〜4および比較例1〜2 実施例1において、第1ミドル糸のランナー長および染
色後の仕上げ密度を表2に示すように変更して伸長比を
変化させた以外は実施例1と同様の方法で伸縮性経編地
を製造し、それぞれパッカリングおよび製品品位の判定
を行い、その結果を表2に示した。実施例2〜4で得ら
れた編地では、実施例1と同様にパワー大部があっても
裾部がずれ上がらず、かつ縫製部のごろつきがなく、繰
返し着用によってもパッカリングが発生せず、また着用
感の良好な製品が得られたが、比較例1、2で得られた
編地ではパッカリングが発生し、製品品位に劣るもので
あった。
【0031】実施例5 仕掛け巾130インチ、28ゲージ/インチの4枚筬ト
リコット編機を使用して、抜き糸による編地分割が可能
であり、3段階(パワー小部、パワー中部、パワー大
部)のパワー切替えのあるガードル製造用編地を編成す
るため、トリコット編機の各筬と糸種を下記のようにし
た。 フロント筬:ナイロン糸44dtex/34fを、抜き
糸部を除いて糸通しした。この抜き糸部と抜き糸部の間
に1180本配置した。 第1ミドル筬:ロイカ44dtexを第2弾性糸とし、
ロイカを一つの筬に2本糸通しする部分と、一つの筬に
一本糸通しする部分とを設けた。また抜き糸部では、抜
き糸としてエステル84dtex/36fを1本糸通し
した。 第2ミドル筬:ロイカ44dtexを第3弾性糸とし、
ロイカを一つの筬に3本糸通しした。 バック筬:ロイカ44dtexを第1弾性糸とし、抜き
糸部を除いて一つの筬に一本糸通しした。 上記トリコット編機により編成される弾性経編地のパワ
ー部位と編組織および糸使いを表3に示し、この編地の
糸配列のイメージを図2に示した。
【0032】
【表3】 ロイカの整経ドラフト率は80% *1: 第1ミドル筬のパワー大部にはロイカ44を一つの筬に2本通す。 *2: 第2ミドル筬の抜き糸部にはロイカ44を一つの筬に3本通す。
【0033】上記条件で編成した全巾の編地は4分割可
能で、4分割される編地の巾はそれぞれ45cmとし、
分割される編地中には巾27cmのパワー小部、3cmの
パワー中部および15cmのパワー大部の編地を形成し
た。すなわち、全巾の編地は、左端から、パワー小部、
パワー中部、パワー大部、抜き糸ウェール、パワー大
部、パワー中部、パワー小部、抜き糸ウェール、パワー
小部、パワー中部、パワー大部、抜き糸ウェール、パワ
ー大部、パワー中部、パワー小部の順で編成し、分割さ
れた編地の糸本数がそれぞれ同一なるように配置した。
ただし、中央の抜き糸ウェールの部分のみ抜き糸可能な
ように抜き糸部の糸配置、組織とした。
【0034】糸本数は、パワー小部ではフロント糸とバ
ック糸をそれぞれ800本使用して表3に示す組織によ
り編成した。パワー中部ではフロント糸、バック糸に加
え、一つの筬に弾性糸を1本糸通しした第1ミドル筬の
弾性糸を使用して編成し、第1ミドル筬の筬羽数を60
本とした。パワー大部ではフロント糸、バック糸に加
え、一つの筬に弾性糸を2本糸通しした第1ミドル筬の
弾性糸を使用して編成し、第1ミドル筬の筬羽数を32
0本とし、この部分をガードル製品では裾部として使用
した。また抜き糸ウェールでは、フロント糸、第1ミド
ル糸が抜き糸ウェールで編成されないようにそれぞれ糸
抜きしておき、一つの筬に弾性糸を3本糸通しした第2
ミドル筬を挿入により編成した。
【0035】この場合、抜き糸ウェールでは、第1弾性
糸と第3弾性糸とが重なる1ウェール間は、挿入部分の
みとなるように第1弾性糸と第3弾性糸を糸抜きして配
置し、該1ウェール間を非弾性糸の抜き糸である鎖編み
で編成することにより、抜き糸の鎖編み中に第1弾性糸
と第3弾性糸との挿入ループが絡むように設定した。こ
の抜き糸ウェールに沿って、第1ミドル筬に編機後部か
らエステル糸84dtex/36fのチーズ糸を糸通し
て編成し、抜き糸ウェールは、第1弾性糸と第3弾性糸
の挿入編みに、エステルの抜き糸である鎖編みが絡まっ
て編成されるようにした。
【0036】この編成条件で得られた編地を、精錬し、
190℃45秒にてプレセットした。プレセット時の密
度設定は、105コース/インチ×55ウェール/イン
チとし、プレセット後に液流染色機にて100℃で30
分間染色を行った。さらにこの後、110コース/イン
チ×60ウェール/インチの密度で170℃45秒にて
仕上げセットを行い、伸縮性経編地を製造した。得られ
た伸縮性経編地は、編地全巾が4分割可能で、抜き糸を
抜いた分割後はそれぞれ45cm巾の編地が得られ、パワ
ー小部とパワー中部との伸長比は1.75、パワー中部
とパワー大部との伸長比は1.55であり、パワー変化
部のパッカリングのない高品位の編地が得られた。この
編地でパワー大部を裾部に配置したガードルを縫製した
ところ、締め付け力が3段階であることにより着用感に
優れるとともに、着用を繰り返してもパッカリング発生
のない、かつ縫製部のごろつきのない良好な製品が得ら
れた。上記結果を表2に示した。
【0037】
【発明の効果】本発明における伸縮性経編地によれば、
パワー変化部のある編地境界部にパッカリングが発生す
ることがなく、また製品化後に着用と洗濯を繰り返して
もパッカリングが発生せず、かつ縫合部のごろつきのな
い着用感に優れた製品を得ることができる。また抜き糸
により分解可能に編成することにより、編地の分割が容
易で縫製がし易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の伸縮性経編地の糸配列のイメージを
示す図。
【図2】実施例2の伸縮性経編地の糸配列のイメージを
示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹村 秀一 大阪府大阪市北区堂島浜1丁目2番6号 旭化成工業株式会社内 (72)発明者 池田 聡 富山県東砺波郡城端町1370番地 川田ニッ ト株式会社内 Fターム(参考) 4L002 AA06 AA07 AB02 AC01 CA01 CB01 DA04 EA06 FA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1枚の筬で弾性糸がルーピン
    グにより編成された編地に、隣接するパワー小部とパワ
    ー大部とからなるパワー変化部が混在した伸縮性編地に
    おいて、前記パワー小部とパワー大部の下記式で表され
    る伸長比が1.1〜3.5であることを特徴とする伸縮
    性経編地。 伸長比=(PB−PA)/(SB−SA) PA:パワー大部の9.8N荷重下の経伸度 PB:パワー大部の22N荷重下の経伸度 SA:パワー小部の9.8N荷重下の経伸度 SB:パワー小部の22N荷重下の経伸度
  2. 【請求項2】 前記伸縮性経編地が、抜き糸により分割
    可能に編成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の伸縮性経編地。
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