JPH08274482A - 制御盤 - Google Patents

制御盤

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JPH08274482A
JPH08274482A JP7071848A JP7184895A JPH08274482A JP H08274482 A JPH08274482 A JP H08274482A JP 7071848 A JP7071848 A JP 7071848A JP 7184895 A JP7184895 A JP 7184895A JP H08274482 A JPH08274482 A JP H08274482A
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heat
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勝 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体ユニットのヒ−トシンクを外気で強制
冷却することにより、防塵区画内の発熱量を減らし、複
数の半導体ユニットを上下に配置しても相互に熱的影響
を及ぼさずに冷却でき、また、工作機械本体に熱的影響
を与えずに搭載できる制御盤を得ることを目的とする。 【構成】 それぞれ通気口が穿設された筐体1の第1の
側面4、第2の側面5、第3の側面6との間に配設した
上下の仕切り板10内に、第2、第3の側面5、6に当
接する半導体ユニット51のパネル12を装着して換気
区画91を形成する。ヒ−トシンク13は上記パネル1
2の開口12Bを塞ぐように換気区画91内に配置さ
れ、上記開口12Bから防塵区画90内に出るスイッチ
ング素子52が熱的に接続固定されている。上記ヒ−ト
シンク13は第1の側面4側に配設された冷却ファン5
7により外気で強制冷却される。筐体1は第1の側面4
側と工作機械のコラム73との間に吸気のためのスペ−
スを設けて該工作機械に搭載される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放電加工機の電源装
置やインバ−タ装置のインバ−タ部などに使用される半
導体ユニットを収納する制御盤に係り、例えば放電加工
機に取り付けて使用するのに好適な半導体ユニットを収
納する制御盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放電加工機、レ−ザ加工機などの電源装
置を収納する制御盤には、半導体素子をを冷却するため
のヒ−トシンク、冷却ファンを具備した半導体ユニット
をはじめとする各種電子機器、電気機器が収納されてい
る。通常、上記制御盤は外部の塵埃や、オイルミストが
盤内に侵入しないように防塵的に密閉された構造にされ
る。また、上記防塵区画内に収納された半導体ユニッ
ト、電子及び電気機器が発する熱を外部に除去し、防塵
区画内の温度を許容の範囲に維持するために冷却装置を
備えている。上記冷却装置としては、冷媒を使用した空
調装置や、ヒ−トパイプやコルゲ−ト状伝熱板などを使
用した熱交換器が使用されている。そして、上記半導体
素子であるFET,IGBTなどは高速スイッチング動
作により発熱量が多いため、大形の冷却装置を必要とし
ていた。また、一般に上記制御盤は放電加工機などに隣
接して床置き設置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】防塵区画内の発熱を少
なくすることによって、冷却装置を小型化して冷却に要
する費用を少なくするために、発熱する電子部品を取り
付けたヒ−トシンクのフィン部分を、防塵区画を形成し
ている壁面に穿設された穴から筐体外部に露出して取り
付け、上記フィン部分を該フィン部に配設された冷却フ
ァンで強制冷却することが従来から一部の電子機器で行
われている。
【0004】上記ヒ−トシンクのフィン部分を、筐体外
部に露出して取り付ける形式の電子機器(以下、外部冷
却機器と称する)としては比較的大形のサ−ボモ−タ駆
動装置や、インバ−タ装置などがあった。これらの外部
冷却機器はアルミダイカストにより機器フレ−ム部分と
ヒ−トシンク部分とを一体成型する構成で、筐体内壁面
にねじ止めして取り付けされる。しかし、上記外部冷却
機器は、ケ−ブル接続や、表示部の目視点検を該機器の
正面側に対面して行えるようにするため、盤筐体の背面
壁の内面に配置され、ねじ止め固定される。上記背面壁
は盤正面側から奥まった位置にあるため、上記外部冷却
機器の組み込み作業や点検時の着脱作業が容易でないな
どの問題点を有しており、上記放電加工機などの制御盤
にそのまま適用できる構成ではなかった。
【0005】さらに、複数台の上記外部冷却機器を上下
方向に配置すると、下側の外部冷却機器のヒ−トシンク
からの放熱により上側の外部冷却機器のヒ−トシンクが
加熱され、規定の温度以下に維持できないことがあっ
た。また、対環境性に優れた抵抗器や、リアクトルなど
は盤内発熱量を減らすために防塵区画外に収納できる。
上記抵抗器や、リアクトルなどを防塵区画外に収納する
ために要する費用が少なく、しかも、デッドスペ−スが
少なく小形な制御盤が望まれていた。
【0006】また、従来の放電加工機などの電源装置を
収納する制御盤は、該放電加工機に隣接して床置き設置
されていたので、大型機になるほど制御盤内に収納され
る半導体ユニットと放電加工機の加工電極との距離が長
く、上記半導体ユニットと加工電極とを接続するケ−ブ
ルのインダクタンスによって半導体ユニットからのピ−
ク出力電流が減衰されるという問題があった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、半導体ユニットの組み込み、
保守点検が容易にできるとともに、該半導体ユニットの
ヒ−トシンクを筐体の防塵区画の外側に配設し、また、
対環境性に優れた部品を防塵区画外に収納して該防塵区
画内の発熱量を大幅に減少させ、防塵区画内のための冷
却装置が小型、安価にでき、また、複数の半導体ユニッ
トを隣接して配設しても相互に熱的影響を及ぼさずに良
好に冷却でき、また、放電加工機などの機械本体に熱的
影響を与える事なく搭載することによって、出力ケ−ブ
ルを短くできる制御盤を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る制御盤
は、第1の側面と、上記第1の側面の一端から直角に延
びる第2の側面と、上記第1の側面の他端から直角に延
びる第3の側面とを備えた筐体を有する制御盤におい
て、上記第1の側面に穿設された第1の通気口と、上記
第2の側面に穿設された第2の通気口と、上記第3の側
面に穿設された第3の通気口と、上記第1の通気口、上
記第2及び上記第3の通気口のそれぞれの上及び下に位
置して上記筐体内の一部を水平に仕切る一対の仕切り板
と、上記一対の仕切り板の間に当接されると共に、上記
第2の側面と上記第3の側面に当接されて上記筐体内部
を防塵区画と換気区画とに分けるパネルと、上記パネル
に形成された開口を閉塞するように取り付けられると共
に、上記換気区画内に位置するヒ−トシンクと、上記ヒ
−トシンクのベ−スプレ−トに熱的に接続して取り付け
た半導体素子と、上記半導体素子に電気的に接続された
プリント基板からなる半導体ユニットと、上記第1の通
気口に取り付けると共に、上記第1の通気口、上記第2
及び上記第3の通気口との間を流通して上記ヒ−トシン
クの放熱フィンに外気を強制対流させる冷却ファンとを
備えたこと特徴とするものである。
【0009】第2の発明に係る制御盤は、第2の側面か
ら第3の側面に達するように一対の上記仕切り板の換気
区画内面側にそれぞれ配設された一対のレ−ルと、上記
第2の側面には防塵区画と換気区画とに跨って穿設され
た着脱開口と、上記着脱開口から上記レ−ル内に挿入さ
れるパネルを有する半導体ユニットとを備えたことを特
徴とするものである。
【0010】第3の発明に係る制御盤は、ヒ−トシンク
のベ−スプレ−ト側と反対側の放熱フィン端面に接近し
て上記ヒ−トシンクの略全体を覆うと共に、上記半導体
ユニットに取り付けられた覆い板と、上記覆い板の外側
に取り付けると共に、上記放熱フィン内に外気を強制対
流させる冷却ファンと、上記第1の側面には上記冷却フ
ァンに対向した位置に穿設された第1の通気口とを備え
たことを特徴とするものである。
【0011】第4の発明に係る制御盤は、放熱フィンに
凹状の切欠き部が形成されたヒ−トシンクと、上記ヒ−
トシンクの切欠き部内にほぼ全体を埋め込むように配設
されると共に、上記放熱フィン内に外気を強制対流させ
る冷却ファンと、上記第1の側面には上記冷却ファンに
対向した位置に穿設された第1の通気口とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0012】第5の発明に係る制御盤は、ヒ−トシンク
の放熱フィン内に強制対流される外気は、上記第1の通
気口から吸気され上記第2及び上記第3の通気口から排
気される制御盤であって、上記第2または上記第3の通
気口と上記ヒ−トシンクとの間に発熱電気部品が配設さ
れ、上記発熱電気部品は上記ヒ−トシンクの放熱フィン
から排出される排気気流内に設けられていることを特徴
とするものである。
【0013】第6の発明に係る制御盤は、第1の側面に
沿って上下方向に収納された少なくとも一つの半導体ユ
ニットと、上記第1の側面の反対側に位置する第4の側
面の略全面に形成された通気区画と、上記通気区画内に
は上下端が封止された縦方向の内気側矩形流路とこの内
気側矩形流路と交互に位置して上下端が開放された外気
側矩形流路から成る伝熱板と、上記通気区画に隣接する
防塵区画と上記内気側矩形流路とを連通する第1及び第
2の内気通気口と、上記通気区画の外面に穿設され上記
外気側矩形流路と連通する第1及び第2の外気通気口
と、上記第1又は上記第2の内気通気口に配設された内
気ファンと、上記第1又は上記第2の外気通気口に配設
された外気ファンとを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0014】第7の発明に係る制御盤は、筐体には上記
第4の側面の周縁部にフランジを有した開口部が形成さ
れ、上記開口部を閉塞する大きさに形成された平面部と
伝熱板を収納する高さに形成された側面部とを有すると
共に、回動自在に支持された扉と、上記扉側面部の周縁
部に形成された内曲げ部に固定された蓋板と、上記蓋板
と上記扉内面との間に通気区画を形成したことを特徴と
するものである。
【0015】第8の発明に係る制御盤は、複数の半導体
ユニットが第1の側面に沿って上下方向に収納され、上
記上下方向に収納された半導体ユニットの間には複数の
ユニットに共通の主回路電解コンデンサ及び出力端子台
が配設されていることを特徴とするものである。
【0016】第9の発明に係る制御盤は、第1の側面側
を工作機械と相対するように配置され、筐体は上記第1
の側面側と上記工作機械との間に吸気のためのスペ−ス
を設けると共に、上記工作機械に取り付けられているこ
とを特徴とするものである。
【0017】第10の発明に係る制御盤は、筐体の第1
の側面側の換気区画部分には、上記工作機械の筐体取り
付け部分の横幅寸法より大きい横幅寸法を有する凹部が
形成され、上記凹部と上記工作機械の筐体取り付け部分
との間に吸気のためのスペ−スを設けると共に、上記凹
部の側面が上記工作機械に取り付けられていることを特
徴とするものである。
【0018】
【作用】第1の発明における制御盤は、筐体の第1の側
面と、上記第1の側面の両側に位置する第2、第3の側
面と上記に第1の側面に相対し、第2、第3の側面に当
接する半導体ユニットのパネルとの間に換気区画を形成
し、上記換気区画内に配置されたヒ−トシンクは、上記
第1の側面に配設された冷却ファンによって第2、第3
の側面の通気口を経由して流通する外気により、強制空
冷され、その排気熱は水平方向に筐体外部に排出され、
盤内発熱量が低減される。
【0019】第2の発明における制御盤は、半導体ユニ
ットが換気区画内の上下一対のレ−ル内に嵌合するパネ
ルを介して筐体内に実装されているので、容易に着脱で
きる。
【0020】第3の発明における制御盤は、冷却ファン
がヒ−トシンクの放熱フィン全体を覆う覆い板に取り付
けられているので、冷却風の逸流が防止されるととも
に、放熱フィン内の風速が高められる。
【0021】第4の発明における制御盤は、冷却ファン
がヒ−トシンクの放熱フィンの凹部内に埋め込み取り付
けされているので、パネルと第1の側面との寸法を短く
できる。
【0022】第5の発明における制御盤は、排気通気口
である第2又は第3の通気口とヒ−トシンクとの間に発
熱電気部品が配設されているので、上記発熱電気部品は
放熱フィンからの排気気流で冷却され、防塵区画内の発
熱とスペ−スが減少される。
【0023】第6の発明における制御盤は、半導体ユニ
ットが配設される筐体の第1の側面と反対側の第4の側
面側に、熱交換のための外気及び内気側矩形流路を備え
る伝熱板、内気及び外気ファンを配設したので、防塵区
画内の発熱半導体部品及びプリント基板が間接的に冷却
される。また、複数の半導体ユニット及び伝熱板はそれ
ぞれ第1の側面と第4の側面のほぼ全面に配設できる。
【0024】第7の発明における制御盤は、熱交換のた
めの外気及び内気側矩形流路を備える伝熱板、内気及び
外気ファンが、第4の側面を構成する扉に配設されてい
るので、防塵区画内の点検が容易にできる。また、上記
扉自体が熱交換器としてのケ−シングを構成する。
【0025】第8の発明における制御盤は、上下方向に
配置した複数のスイッチングユニットの間に、上記複数
のユニットに共通の電解コンデンサ、端子台を配設した
ので、上記2台のユニットと主回路電解コンデンサ、出
力端子台との間の配線インピ−ダンスを同一にでき、減
少できる。
【0026】第9の発明における制御盤は、第1の側面
を工作機械と相対させて、吸気スペ−スを有して該工作
機械に取り付けたので、第2及び第3の側面からの高温
排気気流が工作機械に触れることがなく、工作機械と半
導体ユニットとを短い距離で電気的接続できる。
【0027】第10の発明における制御盤は、第1の側
面の換気区画部分に凹部を形成して吸気スペ−スを設け
たので、該第1の側面を工作機械に接近して取り付けで
き、工作機械システム全体を小型化できる。また、冷却
ファンの吸気気流で工作機械の外面及び内部の外気が対
流される。
【0028】
【実施例】
実施例1.以下、図1、図2を参照してこの発明の実施
例1を説明する。図1、図2において、101は制御盤
であり、1はその筐体で、4は筐体1の任意の第1の側
面、5は上記第1の側面の一端から直角に延びる第2の
側面、6は第1の側面の他端から直角に延び上記第2の
側面と相対した第3の側面である。4Aは第1の側面に
穿設された第1の通気口で、ファン取付板24がねじ2
5で固定されている。ファン取付板24はスリット状風
穴24Aを有し、その内側には冷却ファン57が取り付
けられている。5Aは蓋板8を備えた着脱開口で、第2
の側面に設けられ上記蓋板8に第2の通気口8Aが穿設
されている。6Aは第3の側面に穿設された第3の通気
口である。10は上記第1、第2及び第3の通気口の上
下に配置された仕切り板で、第1の側面4、第2の側面
5及び第3の側面6との間に水平に接合されている。1
1は上下一対のレ−ルで、仕切り板10の端縁に固定さ
れている。レ−ル11は溝形断面を有し第2の側面から
第3の側面に達するように筐体1の奥行全長に配設され
ている。
【0029】51は半導体ユニットで以下に述べる部品
で構成されている。12は4辺に額縁部12Aが形成さ
れ中央部に開口12Bを有するパネルで、上下のレ−ル
11内に装着されている。パネル12の前後は第2の側
面5から第3の側面6に達しており、筐体1の内部を防
塵区画90と換気区画91とに分離している。13は換
気区画91内に位置する主ヒ−トシンクで、ベ−スプレ
−ト13Aと水平方向に延びる多数の並行平板形の放熱
フィン13Bを有している。ベ−スプレ−ト13Aの周
囲にはカラ−16とブッシュ17が組み合わされて嵌合
されている。ヒ−トシンク13はブッシュ17を貫通す
るねじ18を介してパネル12に電気的に絶縁されて固
定されている。ベ−スプレ−ト13A全周とパネル12
との間にはパッキン19が配置され、パネル12の開口
12Bはヒ−トシンク13によって気密に塞がれてい
る。14は複数個のL字形断面を有した副ヒ−トシンク
で、その第1の脚14Aはねじ15を介してベ−スプレ
−ト13Aの冷却面(放熱フィン13Bの反対側)に熱
的に接続固定され、第2の脚14Bは開口12Bから防
塵区画90内に突出されている。52は半導体素子であ
る複数個のスイッチング素子で、その樹脂モ−ルド部5
2Aはねじ20により第2の脚14Bに熱的に接続固定
されている。53はプリント基板で、片面にスナバ回
路、ゲ−トドライブ回路用の電子部品54、55などが
ハンダ付けされている。プリント基板53はパネル12
に固着された支持棒21にねじ22で固定されている。
スイッチング素子52の端子52Bはプリント基板53
のハンダ面側から挿入されハンダ付けされている。56
は取り付け金具23を介してパネル12に固定された端
子台などの配線用電気部品である。なお、防塵区画90
内には図示してないその他の電子部品が収納されてい
る。
【0030】次に上記のように構成された制御盤101
の動作について説明する。プリント基板53からの制御
信号によってスイッチング素子52はスイッチングす
る。その際にスイッチング素子52で発生する熱の多く
は副ヒ−トシンク14に熱伝導され、次に主ヒ−トシン
ク13のベ−スプレ−ト13Aから放熱フィン13Bに
熱伝導される。第1の通気口4Aに配設された冷却ファ
ン57の運転によって、図2の矢印aで示すように外気
は放熱フィン13B内に略直角に吹き込まれ、放熱フィ
ン13B内で二手に方向を変え第2の通気口8Aと第3
の通気口6Aから筐体1の外部に排出される。上記強制
対流によって放熱フィン13Bから外気に熱伝達され、
放熱フィン13Bは冷却される。
【0031】上記のようにスイッチング素子52からの
発熱の大部分は筐体1の外部に排出されるので、半導体
ユニット51から防塵区画90内に放散される熱は少な
い。防塵区画90内は筐体1の外表面からの自然放熱で
冷却されるので、筐体1が大きい場合は冷却装置を必要
としないこともある。冷却ファン57と放熱フィン13
Bは接近されているので、外気はより高温部であるベ−
スプレ−ト13A付近まで外気が到達可能となり、温度
差が大きいので熱放散が大きい。また、衝突噴流効果に
よって、外気との熱伝達率が向上されている。さらに、
外気は放熱フィン13Bの両端から排気されるので、片
端からまとめて排気される場合に比べ、上流側のヒ−ト
シンクで温められた外気が下流側に抵触する部分が少な
い。以上によりヒ−トシンク13の冷却性能を高めるこ
とができる。また、スイッチング素子52が絶縁破壊を
起こしても、筐体1側に異常電圧が加わらないようにヒ
−トシンク13、14は電気的に絶縁して取り付けられ
ている。
【0032】上記実施例1では、半導体素子として半導
体スイッチング素子52を使用した例について説明した
が、半導体パワ−モジュ−ルを使用してもよい。この場
合、副ヒ−トシンク14は不要で、主ヒ−トシンク13
のベ−スプレ−ト13Aに上記半導体パワ−モジュ−ル
を直接固定すればよい。また、半導体素子の配置によっ
てヒ−トシンク13に高温部が生ずる場合は、該高温部
に冷却ファン57を配置して局所的な温度上昇を防止で
きる。主ヒ−トシンク13の放熱フィン13Bは矢印a
で示す強制対流を妨げない形式のものであれば、ピンフ
ィン形などさまざまのものが使用可能である。
【0033】実施例2.以下、図1〜図3を参照してこ
の発明の実施例2を説明する。図1〜図3において、第
2の側面5の着脱開口5Aは防塵区画90と換気区画9
1に跨って設けられ、上下にはレ−ル11の断面に合わ
せて切欠き溝5Bが設けられている。半導体ユニット5
1はパネル12をレ−ル11内に嵌合させ図3で示され
るように着脱開口5Aから筐体1内部に挿入、引き出し
できる。パネル12の前後は第2の側面5、第3の側面
6に達する奥行を有し、その前部は蓋板8に密着してね
じ27で固定される。上記蓋板8はねじ9で第2の側面
5に固定されている。これにより、半導体ユニット51
は筐体1内に支持固定される。パネル12の額縁部12
Aの上辺と後辺にはパッキン26が張り付けられてお
り、半導体ユニット51の引き出し構成に伴う隙間は気
密に閉塞されている。
【0034】この実施例によれば、半導体ユニット51
が防塵区画90と換気区画91に跨る引き出し形ユニッ
トとして構成されているので、半導体ユニット51の組
み込み作業や点検時の着脱作業が容易にできる。また、
着脱開口5Aに近接して端子台56が配置されているの
で、配線接続も容易にできる。さらに、パネル12は第
2の側面5、第3の側面6に達する奥行を有しているか
ら、筐体1内に換気区画91を形成するための仕切り板
10は簡単な構成にできる。
【0035】実施例3.次に図4、図5を参照してこの
発明の実施例3を説明する。図4、図5において、30
は覆い板で、主ヒ−トシンク13の放熱フィン13Bの
全面を覆うように配設され、パネル12に固定された支
持棒31にねじ33で固定されている。覆い板30には
ファン穴30Aが設けられ、その外側に冷却ファン57
が取り付けられている。冷却ファン57の位置に対応し
て第1の側面4にスリット状の第1の通気口4Aが穿設
されている。覆い板30の上下側端には曲げ脚30Bが
形成されその内側にはパッキン19Aが配置され、上下
側端からの外気流の逸流が防止されているとともに覆い
板30は主ヒ−トシンク13と電気的に絶縁されてい
る。覆い板30の前後端面にはそれぞれ第1の側面4側
に広がる第1、第2の傾斜脚30C,30Dが形成され
ている。第1の傾斜脚30Cは冷却ファン57の厚さと
ほぼ同じ広がりを有して第2の通気口8Aの端近傍に延
びている。短い第2の傾斜脚30Dは第3の通気口6A
の端に接近している。ファンリ−ド線58は第1の傾斜
脚30Cの配線穴30Eを貫通してパネル12に取り付
けられたコネクタ59に配線されている。換気区画91
部分の着脱開口5Aの幅寸法は図4で示すパネル12か
ら冷却ファン57までの幅寸法W1より大きく形成され
ている。その他の部分は実施例1、2と同様に構成され
ているので、その説明は省略する。
【0036】冷却ファン57の運転によって、図5の矢
印aで示すように外気は強制対流され放熱フィン13B
は冷却される。この実施例によれば、冷却ファン57が
取り付けられた覆い板30で放熱フィン13Bを囲む風
洞が形成されているので気流損失がなく、放熱フィン1
3B内の風速が高められる。また、第1、第2の傾斜脚
30C,30Dによって放熱フィン13B前後端から出
る排気流は急拡大が防止され、急拡大による圧力損失が
低減できる。さらに、放熱フィン13B前後端から出た
排気気流が拡散し冷却ファン57の吸気側に逆流するこ
とが防止される。このように、この実施例3は前記実施
例1のものよりヒ−トシンク13の冷却性能を高めるこ
とができる。また、冷却ファン57が引き出し形の半導
体ユニット51に搭載されているので、第1の側面4の
外側に保守のための空間が必要でなく、吸気のためのス
ペ−スを設ければよいので、第1の側面4を他の盤など
に接近して設置できる。
【0037】上記気流損失及び逆流防止により、この実
施例3は冷却ファン57の風向きをを放熱フィン13B
に対して吸引方向(第1の通気口4Aから排気する方
向)にしても冷却性能の低下がほとんどなく、制御盤1
01の設置条件に融通性を持たせることができる。な
お、覆い板30の前後端を直線的に第2、第3の側面
5、6の内面まで延長しても逆流防止ができるが、第
2、第3の通気口8A、6Aの幅寸法は小さくなり、通
気口での空気抵抗が大きくなる。
【0038】実施例4.次に図6、図7を参照してこの
発明の実施例4を説明する。図6、図7において、33
はベ−スプレ−ト33Aと高さの大きい放熱フィン33
Bを有する主ヒ−トシンクである。放熱フィン33Bの
略中央部には凹状の切欠き部33Cが設けられている。
34は上記切欠き部33Cの上面に配設されたファン取
付板で、切欠き部33Cの両側に残された放熱フィン3
3Bにねじ35で固定されている。ファン取付板34に
はファン穴34Aが設けられ、その内面に冷却ファン5
7が取り付けられている。これにより、冷却ファン57
は全体が切欠き部33C内に埋め込み配置されている。
上記冷却ファン57の位置に対応して第1の通気口4A
が設けられている。ファンリ−ド線58は放熱フィン3
3Bの間を貫通してパネル12に取り付けられたコネク
タ59に配線されている。その他の部分は実施例3と同
様に構成されているので、その説明は省略する。
【0039】冷却ファン57の運転によって、図7の矢
印aで示すように外気は強制対流され放熱フィン33B
は冷却される。この実施例によれば、冷却ファン57の
前後の空間を利用して放熱フィン33Bの高さが大きく
構成されているから、切欠き部33Cが設けられていて
も放熱フィン33B全体の表面積を大きくできる。従っ
て、図6で示すパネル12からファン取付板34までの
幅寸法W2は、図4で示すパネル12から冷却ファン5
7までの幅寸法W1より小さくできる。これによって制
御盤101を小型化できる。また、覆い板30を備えて
ないので引き出し形の半導体ユニット51を軽量化でき
る。
【0040】実施例5.次に図8を参照してこの発明の
実施例5を説明する。図8において、60は換気区画9
1内に収納されたリアクトル、抵抗器などの発熱電気部
品である。発熱電気部品60は一般的に耐環境性に優
れ、充電露出部もないため換気区画91内に配置しても
信頼性を損なうことがない。発熱電気部品60は第2の
通気口8Aと主ヒ−トシンク13の間に配置されパネル
12に取り付けられている。また、防塵区画90内とは
コネクタ59などを経由して配線接続される。冷却ファ
ン57の運転によって、図8の矢印aで示すように外気
は強制対流され、発熱電気部品60は放熱フィン13B
を冷却した排気気流で強制冷却される。
【0041】この実施例によれば、リアクトル、抵抗器
など、使用時に高温となり周囲に大きい冷却空間を必要
とし、発熱量が大きい発熱電気部品60を換気区画91
内に収納しているので、防塵区画90内の発熱とスペ−
スを小さくできる。また、発熱電気部品60は換気区画
91内のデッドスペ−スを利用して取り付けられている
ので、換気区画91の空間を増やす必要もない。この実
施例の図8は、前記実施例3のものに適用した例を示し
たが、実施例1、2、4のものにも同様に適用できる。
但し、強制対流の流れ方向は、発熱電気部品60からの
排気熱が主ヒ−トシンク13に吸い込まれないように、
第1の通気口から吸気され第2及び第3の吸気口から排
気される方向に限定される。また、発熱電気部品60は
主ヒ−トシンク13の配置、大きさに応じて第3の側面
側にも配置できる。
【0042】実施例6.次に図9、図10を参照してこ
の発明の実施例6を説明する。図9、図10において、
102は制御盤で、その筐体1は天板2、底板3、第1
の側面4、第2の側面5、第3の側面6、第4の側面7
を有する。上記筐体1の内部には第1の側面4に沿って
2台の半導体ユニット51が上下方向に収納されてい
る。各半導体ユニット51は前記実施例1〜5に述べた
ものが使用できる。半導体ユニット51のパネル12と
第1の側面4との間に二つの換気区画91が形成され、
この換気区画91には図示されていないが第1、第2、
第3の側面にそれぞれ第1、第2、第3の吸気口が設け
られている。また、第2の側面5には防塵区画90と換
気区画91に跨る着脱開口5Aが設けられ、蓋板8で閉
塞されている。第1の側面4の反対側に位置する第4の
側面7に接して通気区画93が形成されている。上記通
気区画93は第4の側面7の外側に側壁を追加して形成
できるが、図9、図10では後に詳述する扉37と蓋板
39との間に通気区画93が形成されている。第4の側
面7には縁を残して開口部92が形成され、扉37は上
記開口部92を塞ぐ平面部37Aと4辺の側面部37B
と内曲げ部37Cから成る。蓋板39は上記内曲げ部3
7Cに固定されている。
【0043】46は通気区画93内に配設された伝熱板
で、多数の隔壁部46Aと橋絡部12Bを有し、両側端
にはフランジ46Cが形成され平面部37A内面に気密
に固定されている。平面部37A側が開放された伝熱板
46の溝内の上下端にはシ−ル部材47で封止されてい
る。これにより、伝熱板46と平面部37Aの間に多数
の内気側矩形流路94が形成され、この内気側矩形流路
94と交互に位置して蓋板39との間に上下端が開放さ
れた外気側矩形流路95が形成されている。平面部37
A上下には内気側矩形流路94の上下部に連通する一対
の第1の内気通気口37Dが穿設され、中間には内気側
矩形流路94の中間部に連通する第2の通気口37Eが
穿設されている。第2の通気口37Eにはファン架台3
8を介して内気ファン63が配設されている。蓋板39
の下部には第1の通気口39Aが穿設され外気ファン6
4が配設されている。また、上部には第2の通気口39
Bが穿設されている。
【0044】内気ファン63の運転によって、防塵区画
90内の暖められた内気は矢印b1、b2で示すように
上下の第1の通気口37D、37Dから吸い込まれ、伝
熱板46の内気側矩形流路94内を分流して中間の第2
の通気口37Eから再び防塵区画90内に戻される。外
気ファン64の運転によって、外気は矢印cで示すよう
に第1の外気通気口39Aから吸い込まれ、外気側矩形
流路95内を分流して上部のは第2の外気通気口39B
から盤外に排出される。上記内気側及び外気側矩形流路
90、91内の強制対流により、伝熱板46を介して熱
交換が行われ防塵区画90が冷却される。各半導体ユニ
ット51の主ヒ−トシンク13は上記実施例1〜5に述
べたように冷却ファン57によって冷却される。
【0045】この実施例によれば、複数の半導体ユニッ
ト51が第1の側面4に沿って上下方向に収納されてい
るが、冷却ファン57による吸,排気流は水平方向に吸
引,排出されるので相互に熱的悪影響を及ぼさない。即
ち、下段の半導体ユニット51の発熱によって上段の半
導体ユニット51が加熱されない。また、上記吸,排気
流は矢印cの外気流とも相互に熱的悪影響を及ぼさな
い。次に、複数台の半導体ユニット51及び伝熱板46
はそれぞれ第1の側面4と第4の側面7のほぼ全面に配
設し、上記第1の側面4と第4の側面7との間隔(盤幅
寸法)を小さくでき、工作機械の壁面に搭載しやすい制
御盤にできる。また、パネル12とプリント基板53と
の間には上下方向に開放した間隔が設けられ、副ヒ−ト
シンク14の長手は垂直に配置されている。従って、内
気ファン63をプリント基板53と向き合わない位置、
(この実施例では上下に間隔を保って配置された半導体
ユニット51、51の間と向き合う位置)に配設するこ
とによって、矢印b1、b2の強制対流の一部をプリン
ト基板53のハンダ面側にも流通させることができ、ス
イッチング素子52、副ヒ−トシンク14から内気への
熱伝達が促進される。
【0046】実施例7.次に図9、図10を参照してこ
の発明の実施例7を説明する。図9、図10において、
伝熱板46、外気ファン64を備える通気区画93は扉
37と蓋板39との間に形成されている。上記扉37の
側面部37Bと内曲げ部37Cの上下内隅に軸受40が
固着され、天板2に固定されるヒンジ42及び底板3の
突出部3Aに設けられたヒンジピン41と嵌合してい
る。上記ヒンジ機構と反対側の平面部37A内面にはナ
ット43が固着され、これと螺合する固定ねじ44で、
扉37は第4の側面7に固定されている。平面部37A
と第4の側面7との間には扉パッキン48A,48Bが
配設され、開口部92は気密に塞がれている。上記扉パ
ッキン48Aは扉37ヒンジ側の回転を円滑にするため
厚いものが使用されている。防塵区画90内の発熱量は
前述したように低減されているので、伝熱板46は小型
化できる。隔壁部46Aの高さを同一とした場合、小型
化には伝熱板46全体の全長又は横幅のいずれかを短く
できるが、実施例6で述べた効果を得るには横幅を小さ
くするのが有利である。これによって通気区画93内に
伝熱板46の横隣りに、対環境性に優れた電流制限又は
電力回生用の抵抗器などの発熱電気部品65を収納でき
る。発熱電気部品65はコネクタ66を経由して防塵区
画90内と配線接続され、外気ファン64で強制冷却で
きる。
【0047】この実施例によれば、熱交換のための伝熱
板46、内気及び外気ファン63,64が、開閉自在の
扉37に配設されているので、防塵区画90内のプリン
ト基板53などの点検が容易にできる。また、扉37の
曲げ方向は従来一般の扉と逆に形成されている。(従来
一般の扉は内曲げ部37Cが第4の側面7に接するよう
に構成されている。)従って、防塵区画90と通気区画
93との気密構成が簡単(扉パッキン48A,48Bを
配設するのみ)であり、扉37、蓋板39自体が伝熱板
46を収納した熱交換器としてのケ−シングを構成して
いるので最小の部品点数で構成できる。また、発熱電気
部品65を含む組み立てを扉37部分のみ別工程で行え
るので、制御盤102全体の組み立ても容易となる。
【0048】実施例8.次に図9、図10を参照してこ
の発明の実施例8を説明する。図9、図10において、
2台の半導体ユニット51、51は並列接続して使用さ
れ、上下に間隔を保って配置されている。各半導体ユニ
ット51の換気区画91の間には第1の側面4に接して
防塵区画90の一部が張り出し形成されており、この部
分に少なくとも主回路に用いる主回路電解コンデンサ6
1、出力に用いる出力端子台62が図示してない適宜な
金具で取り付けられている。主回路電解コンデンサ61
は上記2台の半導体ユニット51に共通な部品であり、
該ユニット51の用途が放電加工電源の場合は、放電パ
ルス電流のための充放電用として使用され、インバ−タ
装置の場合は、コンバ−タ部の平滑用として使用され
る。出力端子台62には2台の半導体ユニット51から
の出力ケ−ブル(図示せず)が接続される。
【0049】この実施例によれば、主回路電解コンデン
サ61及び出力端子台62と、並列接続される上下の各
半導体ユニット51とは等距離に位置するので相互の配
線長は最短、且つ同一にできる。これにより、配線イン
ピ−ダンスの不揃いによる電流アンバランスの発生を防
止できる。また、主回路電解コンデンサ61の寿命は周
囲温度によって顕著に影響されるが、内気ファン63と
向かい合って配設されているので、熱交換後の内気が吹
き付けられ良好に冷却される。この結果、主回路電解コ
ンデンサ61の寿命を延ばすことができる。なお、イン
バ−タ装置に付属するコンバ−タ部の主回路素子(ダイ
オ−ド)は主回路電解コンデンサ61近辺に配設するこ
とができる。
【0050】実施例9.次に図11を参照してこの発明
の実施例9を説明する。図11において、103は工作
機械である放電加工機で、70はそのベッド、71は加
工槽、72はXYテ−ブル、73はコラム、74はZ軸
機構、75は加工電極である。上記コラム73はXYテ
−ブル72に搭載されており放電加工機103はコラム
移動形である。102は制御盤で、支持金具49A,4
9Bを介して上記コラム73の背面に固定されている。
制御盤102は前述した図9、図10のものが使用で
き、その第1の側面4をコラム72背面と相対させ両者
の間にはL1で示す吸気スペ−スが設けられている。こ
の吸気スペ−スL1は第1の側面4に穿設された第1の
通気口からの外気取り入れのために必要である。
【0051】この実施例によれば、第2の側面に設けら
れた第2の通気口8Aと、反対側である第3の側面に穿
設された第3の側面からの高温排気気流はコラム73な
ど放電加工機103のいずれの部分にも触れることがな
い。また、運転時には吸気スペ−スL1内へ常に外気が
流入しているので、第1の側面4からコラム72背面へ
の伝熱が防止される。従って、制御盤102の発熱によ
って、放電加工機103は熱歪みなどの悪影響を及ぼさ
れることがない。さらに、制御盤102はコラム73に
搭載されているので、大型機であっても出力端子台(図
9の62)と加工電極75との距離を短くでき、両者を
接続するケ−ブルのインダクタンスも小さい。従って、
半導体ユニットからのピ−ク出力電流の減衰を少なくで
きる。
【0052】実施例10.次に図12を参照してこの発
明の実施例10を説明する。図12において、102は
前述した図11のものと同様にコラム73背面に搭載し
た制御盤で、49Bはそのための支持金具である。上記
制御盤102の第1の側面4にはコラム73の横幅より
大きい横幅の凹部4Bが形成されている。この凹部4B
の上下方向長さは、第1の側面4の上下方向全長に形成
してもよく、換気区画90の部分のみ、あるいは冷却フ
ァン57と相対する部分のみに形成してもよい。凹部4
Bの窪みの深さは、第2の側面5の着脱開口5Aの周囲
に必要なフランジ(ねじ9が配設される部分)の幅と略
等しく、凹部4B内面は冷却ファン57にほぼ接してお
り、該冷却ファン57に相対して第1の通気口4Aが穿
設されている。冷却ファン57の運転によって、矢印a
で示すように外気はコラム73の背面を回り込んで主ヒ
−トシンク13内に吹き込まれる。
【0053】この実施例によれば、第1の側面4とコラ
ム73背面との間隔L2は図11における吸気スペ−ス
L1より小さくでき、工作機械のシステム全体を小型化
できるとともに、制御盤102の重心をコラム73寄り
にして搭載できる。凹部4B内へ外気が流入しているの
で、実施例9と同様に第1の側面4からコラム72背面
への伝熱が防止される。また、コラム73に凹部4Bに
向き合う吸気口73Aを設ければ、冷却ファン57の吸
気気流でコラム73内部の空気が強制対流され、熱変形
防止に効果がある。さらに、冷却ファン57と第1の通
気口4Aは数mm程度に接近できるので、換気区画91
内において、ヒ−トシンク13からの排気流が冷却ファ
ン57側にショ−トパスすることが防止される。従っ
て、覆い板の30の第1、第2の傾斜脚30C,30D
を省略してもよい。上記実施例9、10では工作機械と
してコラム移動形の放電加工機103の例で説明した
が、他の工作機械でも同様に実施でき、同様の効果が得
られる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、この発明の第1の発明に
よれば、筐体の任意の第1の側面と、上記第1の側面の
両側に位置する第2、第3の側面と上記に第1の側面に
相対し、第2、第3の側面に当接する半導体ユニットの
パネルとの間に換気区画を形成し、上記換気区画内に配
置されたヒ−トシンクは、上記第1の側面に配設された
冷却ファンによって第2、第3の側面の通気口を経由し
て流通する外気により、強制空冷され、その排気熱は水
平方向に筐体外部に排出されるようにしたので、防塵区
画内の発熱量が低減でき、ヒ−トシンクの冷却性能を向
上できる効果がある。
【0055】また、第2の発明によれば、半導体ユニッ
トが換気区画内の上下一対のレ−ル内に嵌合するパネル
を介して筐体内に引き出し自在に収納されているので、
該ユニットの組み込み作業や点検時の着脱作業が容易に
できる効果がある。
【0056】また、第3の発明によれば、ヒ−トシンク
の放熱フィン全体を覆う覆い板に冷却ファンを取り付け
ているので、冷却風の逸流が防止されるとともに、放熱
フィン内の風速が高められ、ヒ−トシンクの冷却性能を
より向上できる。また、第1の側面側は吸気または排気
スペ−スを空けて他の盤等を設置できる効果がある。
【0057】また、第4の発明によれば、冷却ファンが
ヒ−トシンクの放熱フィンの凹部内に埋め込み取り付け
しているので、パネルと第1の側面との寸法を短くで
き、制御盤を小型化できる効果がある。
【0058】また、第5の発明によれば、排気通気口で
ある第2または第3の通気口とヒ−トシンクとの間に発
熱電気部品を配設したので、上記発熱電気部品は放熱フ
ィンからの排気気流で冷却され、防塵区画内の発熱とス
ペ−スを減少できる効果がある。
【0059】また、第6の発明によれば、半導体ユニッ
トが配設される筐体の第1の側面と反対側の第4の側面
側に、熱交換のための外気及び内気側矩形流路を備える
伝熱板、内気及び外気ファンを配設したので、防塵区画
内の発熱半導体部品及びプリント基板が間接的に冷却で
きる。また、第1の側面と第4の側面のほぼ全面を使用
してそれぞれに複数の半導体ユニット及び伝熱板が配設
して第1及び第4の側面間の幅寸法を小さく構成でき、
工作機械の壁面に搭載しやすい制御盤にできる効果があ
る。
【0060】また、第7の発明によれば、熱交換のため
の外気及び内気側矩形流路を備える伝熱板,内気及び外
気ファンを、熱交換器としてのケ−シングを構成する扉
に配設したので、防塵区画内の点検が容易にでき、部品
点数を少なくできる効果がある。
【0061】また、第8の発明によれば、上下方向に配
置した2台の半導体ユニットの間に、上記2台のユニッ
トに共通の主回路電解コンデンサ、出力端子台を配設し
たので、上記2台のユニットと主回路電解コンデンサ、
出力端子台との間の配線長を最短且つ同一にでき、スイ
ッチング素子の電流アンバランスを防止できる効果があ
る。
【0062】また、第9の発明によれば、第1の側面を
工作機械と相対させて、吸気スペ−スを有して該工作機
械に取り付けたので、工作機械に熱的悪影響を与えるこ
とがなく工作機械と半導体ユニットとを短い距離で電気
的接続でき、出力電流の減衰を小さくできる効果があ
る。
【0063】また、第10の発明によれば、第1の側面
の換気区画部分に凹部を形成して吸気スペ−スを設けた
ので、該第1の側面を工作機械に接近して取り付けで
き、工作機械システム全体を小型化でき、また、冷却フ
ァンの吸気気流で工作機械の熱変形を防止できる効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による制御盤の実施例1、2による
一部破断の要部正面図である。
【図2】 図1に示したA−A線部分の断面図である。
【図3】 この発明による制御盤の実施例2による半導
体ユニットの引き出し途中を示す図2に相当する断面図
である。
【図4】 この発明による制御盤の実施例3による一部
破断の要部正面図である。
【図5】 図4に示したB−B線部分の断面図である。
【図6】 この発明による制御盤の実施例4による一部
破断の要部正面図である。
【図7】 図6に示したC−C線部分の断面図である。
【図8】 この発明による制御盤の実施例5による図5
に相当する断面図である。
【図9】 この発明による制御盤の実施例6〜8による
一部破断の要部正面図である。
【図10】 図9に示したD−D線部分の断面図であ
る。
【図11】 この発明による実施例9による制御盤を搭
載した放電加工機の側面図である。
【図12】 図11に示したE−E線部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 筐体、4 第1の側面、4A 第1の通気口、5
第2の側面、5A 着脱開口、6 第3の側面、6A
第3の通気口、7 第4の側面、8A 第2の通気口、
10 仕切り板、11 レ−ル、12 パネル、13,
33 主ヒ−トシンク、13A,33A ベ−スプレ−
ト、13B,33B 放熱フィン、14副ヒ−トシン
ク、30 覆い板、30C 第1の傾斜脚、30D 第
2の傾斜脚、33C 切欠き部、37 扉、37A 平
面部、37B 側面部、37C内曲げ部、37D 第1
の内気通気口、37E 第2の内気通気口、39 蓋
板、39A 第1の外気通気口、39B 第2の外気通
気口、46 伝熱板、51半導体ユニット、52 スイ
ッチング素子、53 プリント基板、57 冷却ファ
ン、60 発熱電気部品、61 主回路電解コンデン
サ、62 出力端子台、63 内気ファン、64 外気
ファン、90 防塵区画、91 換気区画、92 筐体
開口部、93 通気区画、94 内気側矩形流路、95
外気側矩形流路、101,102 制御盤、103
工作機械

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の側面と、上記第1の側面の一端
    から直角に延びる第2の側面と、上記第1の側面の他端
    から直角に延びる第3の側面とを備えた筐体を有する制
    御盤において、上記第1の側面に穿設された第1の通気
    口と、上記第2の側面に穿設された第2の通気口と、上
    記第3の側面に穿設された第3の通気口と、上記第1の
    通気口、上記第2及び上記第3の通気口のそれぞれの上
    及び下に位置して上記筐体内の一部を水平に仕切る一対
    の仕切り板と、上記一対の仕切り板の間に当接されると
    共に、上記第2の側面と上記第3の側面に当接されて上
    記筐体内部を防塵区画と換気区画とに分けるパネルと、
    上記パネルに形成された開口を閉塞するように取り付け
    られると共に、上記換気区画内に位置するヒ−トシンク
    と、上記ヒ−トシンクのベ−スプレ−トに熱的に接続し
    て取り付けた半導体素子と、上記半導体素子に電気的に
    接続されたプリント基板からなる半導体ユニットと、上
    記第1の通気口に取り付けると共に、上記第1の通気
    口、上記第2及び上記第3の通気口との間を流通して上
    記ヒ−トシンクの放熱フィンに外気を強制対流させる冷
    却ファンとを備えたこと特徴とする制御盤。
  2. 【請求項2】 上記第2の側面から上記第3の側面に達
    するように一対の上記仕切り板の換気区画内面側にそれ
    ぞれ配設された一対のレ−ルと、上記第2の側面には防
    塵区画と換気区画とに跨って穿設された着脱開口と、上
    記着脱開口から上記レ−ル内に挿入されるパネルを有す
    る半導体ユニットとを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の制御盤。
  3. 【請求項3】 ヒ−トシンクのベ−スプレ−ト側と反対
    側の放熱フィン端面に接近して上記ヒ−トシンクの略全
    体を覆うと共に、上記半導体ユニットに取り付けられた
    覆い板と、上記覆い板の外側に取り付けると共に、上記
    放熱フィン内に外気を強制対流させる冷却ファンと、上
    記第1の側面には上記冷却ファンに対向した位置に穿設
    された第1の通気口とを備えたことを特徴とする請求項
    1または2記載の制御盤。
  4. 【請求項4】 放熱フィンに凹状の切欠き部が形成され
    たヒ−トシンクと、上記ヒ−トシンクの切欠き部内にほ
    ぼ全体を埋め込むように配設されると共に、上記放熱フ
    ィン内に外気を強制対流させる冷却ファンと、上記第1
    の側面には上記冷却ファンに対向した位置に穿設された
    第1の通気口とを備えたことを特徴とする請求項1また
    は2記載の制御盤。
  5. 【請求項5】 ヒ−トシンクの放熱フィン内に強制対流
    される外気は、上記第1の通気口から吸気され上記第2
    及び上記第3の通気口から排気される制御盤であって、 上記第2または上記第3の通気口と上記ヒ−トシンクと
    の間に発熱電気部品が配設され、上記発熱電気部品は上
    記ヒ−トシンクの放熱フィンから排出される排気気流内
    に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいづ
    れか一つに記載の制御盤。
  6. 【請求項6】 上記第1の側面に沿って上下方向に収納
    された少なくとも一つの半導体ユニットと、上記第1の
    側面の反対側に位置する第4の側面の略全面に形成され
    た通気区画と、上記通気区画内には上下端が封止された
    縦方向の内気側矩形流路とこの内気側矩形流路と交互に
    位置して上下端が開放された外気側矩形流路から成る伝
    熱板と、上記通気区画に隣接する防塵区画と上記内気側
    矩形流路とを連通する第1及び第2の内気通気口と、上
    記通気区画の外面に穿設され上記外気側矩形流路と連通
    する第1及び第2の外気通気口と、上記第1又は上記第
    2の内気通気口に配設された内気ファンと、上記第1又
    は上記第2の外気通気口に配設された外気ファンとを備
    えたことを特徴とする請求項1〜5のいづれか一つに記
    載の制御盤。
  7. 【請求項7】 上記筐体には上記第4の側面の周縁部に
    フランジを有した開口部が形成され、上記開口部を閉塞
    する大きさに形成された平面部と伝熱板を収納する高さ
    に形成された側面部とを有すると共に、回動自在に支持
    された扉と、上記扉側面部の周縁部に形成された内曲げ
    部に固定された蓋板と、上記蓋板と上記扉内面との間に
    通気区画を形成したことを特徴とする請求項6記載の制
    御盤。
  8. 【請求項8】 複数の半導体ユニットが上記第1の側面
    に沿って上下方向に収納され、上記上下方向に収納され
    た半導体ユニットの間には複数のユニットに共通の主回
    路電解コンデンサ及び出力端子台が配設されていること
    を特徴とする請求項6または請求項7記載の制御盤。
  9. 【請求項9】 第1の側面側を工作機械と相対するよう
    に配置され、上記筐体は上記第1の側面側と上記工作機
    械との間に吸気のためのスペ−スを設けると共に、上記
    工作機械に取り付けられていることを特徴とする請求項
    6〜8のいづれか一つに記載の制御盤。
  10. 【請求項10】 上記筐体の第1の側面側の換気区画部
    分には、上記工作機械の筐体取り付け部分の横幅寸法よ
    り大きい横幅寸法を有する凹部が形成され、上記凹部と
    上記工作機械の筐体取り付け部分との間に吸気のための
    スペ−スを設けると共に、上記凹部の側面が上記工作機
    械に取り付けられていることを特徴とする請求項6〜9
    のいづれか一つに記載の制御盤。
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