JPH0827410A - 塗料用アクリル樹脂組成物 - Google Patents

塗料用アクリル樹脂組成物

Info

Publication number
JPH0827410A
JPH0827410A JP6165277A JP16527794A JPH0827410A JP H0827410 A JPH0827410 A JP H0827410A JP 6165277 A JP6165277 A JP 6165277A JP 16527794 A JP16527794 A JP 16527794A JP H0827410 A JPH0827410 A JP H0827410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acrylic resin
meth
paint
parts
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6165277A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichiro Miyazaki
英一郎 宮崎
Masayuki Kawamoto
誠之 川本
Hiroshi Kagono
博司 楮野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP6165277A priority Critical patent/JPH0827410A/ja
Publication of JPH0827410A publication Critical patent/JPH0827410A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】アクリル樹脂:カルボキシル基を有するα,β
−モノエチレン性単量体0.1〜5重量%、窒素を有する
α,β−モノエチレン性単量体 0.1〜5重量%、及びそ
の他α,β−モノエチレン性単量体 90〜99.8重量%、
該樹脂の溶解パラメーター(SP値) 7.5〜9.0(cal/cm
3)1/2 、30〜70重量部;溶剤:イソパラフィン、70〜30
重量部 からなる塗料用アクリル樹脂組成物。 【効果】ほとんど臭気のない溶剤を用いて該組成物を得
ることができ、また、それからの塗料は、外観・光沢、
耐候性、乾燥性及び耐汚染性に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顔料分散性に優れ、臭
気の低い溶剤を含むアクリル樹脂組成物に関するもので
ある。この組成物は、とりわけ建築物の内外装用塗料と
して有用である。
【0002】
【従来の技術とその問題点】現在、建築物の内外装用に
は、溶剤系塗料や水系塗料が用いられている。しかし、
前者の溶剤系塗料では、これに含まれるトルエン、キシ
レン等の芳香族炭化水素系溶剤、ケトン系溶剤、及びエ
ステル系溶剤の臭気が塗装作業者や作業場周辺の住民に
対し悪影響を与え、問題視されている。また、水性エマ
ルションからなる後者の水系塗料では、臭気の問題はな
いものの造膜時の乾燥性が悪く、塗り重ね時に溶剤系塗
料に比べ長い乾燥時間が必要となって作業性が劣り、ま
た、それを建築物の内装に用いる場合、得られる塗膜の
耐汚染性が劣っていた。
【0003】一方、臭気の低いヘキサンやミネラルスピ
リットを溶剤とする非水分散系塗料が提案されている
(特開平1-126312号公報)。しかし、この塗料では、
臭気は低減するものの分散系であるために造膜性が劣
り、よって得られる塗膜の仕上がり外観が劣り、また、
分散剤となるアルキッド樹脂に因して塗膜の耐候性が不
充分であった。
【0004】本発明は、ほとんど臭気のない溶剤を用
い、また得られる塗膜が仕上がり外観、耐候性、乾燥性
及び耐汚染性に優れているアクリル樹脂組成物を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、上記の
問題点を解決するために鋭意検討した結果、アクリル樹
脂において、カルボキシル基を有する単量体及び窒素を
有する単量体を特定な量含有させ、かつ該樹脂の溶解パ
ラメーター(以下、SP値と略する。)を特定な範囲に
調整することが有効であるという事実を見出し、本発明
に至った。
【0006】すなわち、本発明は、カルボキシル基を有
するα,β−モノエチレン性単量体(a)0.1〜5重量
%、窒素を有するα,β−モノエチレン性単量体(b)
0.1〜5重量%、及びその他α,β−モノエチレン性単
量体(c)90〜99.8重量%を共重合させたアクリル樹脂
であり、かつ該樹脂のSP値が 7.5〜9.0(cal/cm3)1/ 2
であることを特徴とする塗料用アクリル樹脂組成物であ
る。
【0007】なお、本明細書中、(メタ)アクリル酸、
(メタ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、及び
(メタ)アクリロニトリルは、それぞれメタクリル酸、
アクリル酸;メタクリレート、アクリレート;メタクリ
ルアミド、アクリルアミド;メタクリロニトリル、アク
リロニトリルを意味する。
【0008】本発明において、カルボキシル基を有する
α,β−モノエチレン性単量体(a)としては、例え
ば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン
酸、イタコン酸、及びそれらのモノエステル化物が挙げ
られ、これらは一種類以上用いることができる。これら
の中でも、特に(メタ)アクリル酸が好ましい。この
(a)成分は、アクリル樹脂中に 0.1〜5重量%含有す
るのが適当である。この量が 0.1重量%未満では、顔料
分散性が劣るので、得られる塗膜の仕上がり外観が劣
り、また、5重量%を越えると、その塗膜の耐水性が劣
る。
【0009】本発明において、窒素を有するα,β−モ
ノエチレン性単量体(b)としては、例えば、N,N'-
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N'-
ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N'-
ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、(メ
タ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アク
リルアミド、N−メトキシエチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−n−プロポキシメチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−i−プロポキシメチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−n−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、
N−i−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N-s
ec-ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−t−
ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アク
リロニトリルが挙げられ、これらは一種類以上用いるこ
とができる。この(b)成分は、アクリル樹脂中に 0.1
〜5重量%含有するのが適当である。この量が 0.1重量
%未満では、顔料分散性が劣るので、得られる塗膜の仕
上がり外観が劣り、また、5重量%を越えると、その塗
膜の耐水性が劣る。
【0010】本発明において、上記の(a)及び(b)
成分以外のα,β−モノエチレン性単量体(c)として
は、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル
(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレー
ト、t−ブチル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシ
ル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレ
ート、トリデシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシ
ル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレー
ト、フェニル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート;
ポリカプロラクトンとヒドロキシエチル(メタ)アクリ
レートとの付加物(プラクセルFシリーズ:商品名、ダ
イセル化学工業社製);ポリエチレングリコールとメタ
クリル酸との付加物(ブレンマーPEシリーズ:商品
名、日本油脂社製);ポリプロピレングリコールとメタ
クリル酸との付加物(ブレンマーPPシリーズ:商品
名、日本油脂社製);グリシジル(メタ)アクリレー
ト、メチルグリシジル(メタ)アクリレート、アリルグ
リシジルエーテル、スチレン、α−メチルスチレン、ビ
ニルトルエン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、エチ
レン、プロピレン、炭素数4〜20のα−オレフィン等が
挙げられ、これらは一種類以上用いることができる。
【0011】本発明において、上記の(a)〜(c)成
分を共重合して得られるアクリル樹脂のSP値は、9.0
(cal/cm3)1/2 以下、好ましくは 7.5〜8.5(cal/cm3)
1/2 、より好ましくは 7.5〜8.0 (cal/cm3)1/2である。
このSP値がこれらの範囲を満足するように、使用する
(a)〜(c)成分の割合を決める。SP値が 9.0 (ca
l/cm3)1/2 を越えると、得られるアクリル樹脂の溶剤に
対する溶解性が下がるため、沈殿物を生じ、塗料として
実用的でなくなる。
【0012】ところで、アクリル樹脂のSP値は、公知
の方法(R.F.Fedors , Polym. Eng. Sci.,14 ,(2),
pp.147〜154(1974) に記載)により求めることができ
る。すなわち、まず、次の式(1)(数1)により
(a)〜(c)成分中の各単量体のSP値(δj )を、
更に式(2)(数2)により樹脂のSP値(δp )を計
算する。この際必要な△ei と△vi は、上記の文献中
に表示されている。
【0013】
【数1】 ここで、δj (cal/cm3)1/2 : 単量体(j)のSP値 △E(cal/mol) : 単量体(j)の凝集エネルギー V(cm3/mol) : 単量体(j)のモル体積 △ei (cal/mol) : 原子又は原子団(i)の蒸発エネ
ルギーへの加算因子 △vi (cm3/mol) : 原子又は原子団(i)のモル体積
への加算因子
【0014】
【数2】 ここで、δp (cal/cm3)1/2 : 単量体(j)からなる
樹脂のSP値 δj (cal/cm3)1/2 : 単量体(j)のSP値 xj : 単量体(j)のモル分率
【0015】本発明におけるアクリル樹脂は、上記の
(a)〜(c)成分を用い、公知の重合法、すなわち、
溶液重合法、懸濁重合法、塊状重合法、乳化重合法等に
より、製造することができる。その際、重合開始剤とし
ては、N,N'-アゾビスイソブチロニトリル、4,4'-ア
ゾビス(4-シアノペンタ酸)、過酸化ベンゾイル、t−
ブチルパーオキシ-2-エチルヘキサノエート、クメンハ
イドロパーオキシド、過硫酸カリウム、過酸化水素、2,
2'-アゾビス〔2-メチル−N-(2-ヒドロキシエチル)プ
ロピオアミド〕等、また必要に応じて、連鎖移動剤とし
て、ドデシルメルカプタン、メルカプトエチルアルコー
ル、α−メチルスチレンダイマー等を用いることができ
る。
【0016】本発明に用いる溶剤としては、例えば、i
−ブテンとn−ブテンとの共重合体の水素化物(シェル
ゾール70,71,72:商品名、シェルジャパン社製;アイ
ソパーC,E,G,H,L,M:商品名、シェルジャパ
ン社製;NAソルベント:商品名、日本油脂社製)等の
イソパラフィン;ヘキサン、ヘプタン、ミネラルスピリ
ット等の脂肪族炭化水素が挙げられる。これらの中、臭
気の低さの点からイソパラフィン系溶剤が好ましい。こ
の溶剤の量は、アクリル樹脂に対し 10/90〜90/10(重
量比)、好ましくは 30/70〜70/30(重量比)である。
【0017】本発明において、上記のように溶剤を含む
アクリル樹脂組成物をシーラーやベースコート塗料とし
て用いる場合、二酸化チタンのような着色顔料、金属顔
料等を所定量配合すればよい。また、クリヤーコート塗
料として用いる場合、少量の顔料を配合し、完全に隠蔽
性の発現しない程度に着色してもよい。このアクリル樹
脂組成物には、本発明の目的を損なわない程度に、その
他のアクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、
ポリアミド樹脂等の合成樹脂、又は繊維素誘導体のよう
な各種樹脂を配合してもよく、更に、流動調整剤、ブロ
ッキング防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、酸化防止
剤等の通常用いられている添加剤を配合してもよい。本
発明のアクリル樹脂組成物を塗料化する場合、該樹脂組
成物に上記の各成分を通常の方法により配合し、希釈用
溶剤により粘度を調整して塗料とする。その塗料を、通
常の方法、すなわち、刷毛塗り塗装、スプレー塗装、浸
漬塗装等により素材に塗布し、常温又は加熱することに
より塗膜を形成させる。
【0018】
【実施例】以下、合成例、実施例及び比較例により本発
明を詳細に説明する。以下において、「部」は重量基準
である。なお、得られた試験板の塗膜は、次のような試
験で評価した。 ・外観: 塗膜面を目視で観察し、2段階で評価した。 ○・・・良好、 ×・・・不良 ・光沢: JIS-K-5400 に準じて、光沢計で塗膜面の60度
鏡面反射率(%)を測定した。 ・耐候性: JIS-K-5400(1990.9.8.1) サンシャインカー
ボンアーク灯式による促進耐候性試験を行ない、100時
間後の60度鏡面光沢度(JIS-K-5400(1990.7.6))によ
り、その測定値の保持率(%)=(試験後の光沢度/初
期の光沢度)×100を算出した。 ・耐水性: 試験板を50℃の温水中に48時間浸漬した
後、塗膜面を目視で観察し、2段階で評価した。 ○・・・良好、 ×・・・白化やブリスター発生 ・乾燥性: 試験板に塗装して30分後、塗膜の指触乾燥
性を観察し、2段階で評価した。 ○・・・タックなし、 ×・・・タックあり ・耐汚染性: 塗膜面に油性及び水性マジックインクを
塗布し、ベンジンにて拭き取り、塗膜面を目視で観察
し、2段階で評価した。 ○・・・痕跡なし、 ×・・・痕跡あり
【0019】合成例1(アクリル樹脂) 四つ口フラスコ(撹拌機、温度計及び還流コンデンサー
付き)に、イソパラフィン系溶剤(シェルゾール71:商
品名、シェルジャパン社製)100部を仕込み、100℃まで
昇温した。この容器に、表1に示す単量体の種類・量、
及び重合開始剤としてN,N'-アゾビスイソブチロニト
リルの2部を5時間にわたり滴下し、更に 100℃で5時
間保ち、アクリル樹脂(R−1〜R−8)を得た。な
お、アクリル樹脂(R−9)では、それを重合する途
中、沈殿物が生じたので、それ以降の操作は中止した。
【0020】
【表1】
【0021】合成例2(非水分散系樹脂) 四つ口フラスコ(撹拌機、温度計、還流コンデンサー及
び窒素導入管付き)に、ミネラルスピリット 90部、及
びアルキッド樹脂(ハリフタール 223:商品名、播磨化
成工業社製、不揮発分50重量%)20部を仕込み、窒素置
換後 90℃に保った。この容器に、下記の単量体及び重
合開始剤を3時間にわたり滴下し、更に90℃で2時間保
ち、分散用樹脂を得た。 次に、上記と同様なフラスコに、ミネラルスピリット 1
00部、及び上記で得た分散用樹脂 80部を仕込み、窒素
置換後 90℃に保った。この容器に、下記の単量体及び
重合開始剤を3時間にわたり滴下し、更に 90℃で2時
間保ち、非水分散系樹脂(R−10)を得た。
【0022】合成例3(エマルション) 四つ口フラスコ(撹拌機、温度計、還流コンデンサー及
び窒素導入管付き)に、純水 88部、及びドデシルベン
ゼンスルホン酸 0.2部を仕込み、窒素置換後 80℃に保
った。この容器に過硫酸アンモニウム 0.5部を添加し、
その添加15分後から下記のプレエマルションを3時間に
わたり滴下し、更に 80℃で2時間保ち、45℃まで降温
し、アンモニア水でpH 7.0に調整し、エマルション
(R−11)を得た。 純水 40部 ドデシルベンゼンスルホン酸 0.2部 メチルメタクリレート 48部 2-エチルヘキシルアクリレート 46部 メタクリル酸 2部 2-ヒドロキシエチルメタクリレート 2部 アクリルアミド 2部 計(プレエマルション) 140.2部
【0023】実施例1 合成例1で得たアクリル樹脂(R−1)100部、及び顔
料として二酸化チタン(CR-90:商品名、石原産業社
製)50部を配合し、ペイントシェーカーにより2時間分
散し、イソパラフィン系溶剤(シェルゾール71:商品
名、シェルジャパン社製)で希釈し、フォードカップ(N
o.4)にて 30秒/25℃に粘度調整し、塗料を得た。次に、
この塗料をスレート板に刷毛塗りで塗装し、試験板を得
た。この試験板の塗膜を上記の試験により評価し、それ
らの結果を表2と表3に示す。
【0024】実施例2〜4及び比較例1〜4 実施例1において、アクリル樹脂(R−1)に代えて、
実施例2〜4ではアクリル樹脂(R−2〜R−4)を、
また、比較例1〜4ではアクリル樹脂(R−5〜R−
8)を用いる以外、実施例1と全く同様に操作し、それ
ぞれ塗料を、更に試験板を得た。これらの試験板の塗膜
を上記の試験(ただし、乾燥性と耐汚染性は除く。)に
より評価し、それらの結果を表2に示す。
【0025】比較例5 合成例2で得た非水分散系樹脂(R−10)100部、及び
顔料として二酸化チタン(CR-90:商品名、石原産業
社製)50部を配合し、ペイントシェーカーにより2時間
分散し、ミネラルスピリットで希釈し、フォードカップ
(No.4)にて 30秒/25℃に粘度調整し、塗料を得た。次
に、この塗料をスレート板に刷毛塗りで塗装し、試験板
を得た。この試験板の塗膜を上記の試験(ただし、乾燥
性と耐汚染性は除く。)により評価し、それらの結果を
表2に示す。
【0026】比較例6 ステンレス容器(撹拌機付き)に下記のように各種の物
を配合し、20〜40分間撹拌し、ベースを得た。 純水 37.1部 分散剤(ノプコスパース44C:商品名、サンノプコ社製) 1.5部 界面活性剤(ノイゲンEA120 :商品名、第一工業製薬社製) 1.5部 エチレングリコール 31.8部 消泡剤(SN8034L:商品名、サンノプコ社製) 1.0部 28%アンモニア水 0.7部 二酸化チタン(JR 600A:商品名、帝国化工社製) 26.4部 計 100.0部 次に、上記と同様なステンレス容器に、合成例3で得た
エマルション(R−11)45部、上記のベース 17部、及
び純水 38部を配合し、塗料を得た。更に、この塗料を
スレート板に刷毛塗りで塗装し、試験板を得た。この試
験板の塗膜を上記の試験(ただし、乾燥性と耐汚染性だ
けを行なう。)により評価し、それらの結果を表3に示
す。
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ほとんど臭気のないイ
ソパラフィンのような溶剤を用いて、アクリル樹脂組成
物を得ることができ、また、該組成物からの塗料は、外
観・光沢、耐候性、乾燥性及び耐汚染性に優れている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボキシル基を有するα,β−モノエ
    チレン性単量体(a)0.1〜5重量%、窒素を有する
    α,β−モノエチレン性単量体(b)0.1〜5重量%、
    及びその他α,β−モノエチレン性単量体(c)90〜9
    9.8重量%を共重合させたアクリル樹脂であり、かつ該
    樹脂の溶解パラメーター(SP値)が 7.5〜9.0(cal/cm
    3)1/2 であることを特徴とする塗料用アクリル樹脂組成
    物。
JP6165277A 1994-07-18 1994-07-18 塗料用アクリル樹脂組成物 Pending JPH0827410A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6165277A JPH0827410A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 塗料用アクリル樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6165277A JPH0827410A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 塗料用アクリル樹脂組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0827410A true JPH0827410A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15809278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6165277A Pending JPH0827410A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 塗料用アクリル樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0827410A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003003112A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Mitsubishi Rayon Co Ltd アクリル系被覆材用組成物
CN100358955C (zh) * 2005-08-24 2008-01-02 广东赛特国际集团有限公司 水性双组分聚酯漆及其制备方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5436338A (en) * 1977-08-26 1979-03-17 Toyo Soda Mfg Co Ltd Cold-curable water-based coating composition
JPS57165459A (en) * 1981-04-03 1982-10-12 Nippon Paint Co Ltd Prevention of foaming of composition for coating acrylic resin during coating operation
JPS58180563A (ja) * 1982-04-16 1983-10-22 Daicel Chem Ind Ltd 無機質基材用塗料組成物
JPH01126312A (ja) * 1987-11-11 1989-05-18 Dainippon Ink & Chem Inc 非水分散型樹脂組成物
JPH04249587A (ja) * 1990-12-28 1992-09-04 Kansai Paint Co Ltd 水性常乾架橋型塗料用樹脂組成物
JPH05255635A (ja) * 1992-03-11 1993-10-05 Toray Ind Inc 塗料用組成物
JPH0673328A (ja) * 1986-05-23 1994-03-15 Nippon Paint Co Ltd 塗膜形成方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5436338A (en) * 1977-08-26 1979-03-17 Toyo Soda Mfg Co Ltd Cold-curable water-based coating composition
JPS57165459A (en) * 1981-04-03 1982-10-12 Nippon Paint Co Ltd Prevention of foaming of composition for coating acrylic resin during coating operation
JPS58180563A (ja) * 1982-04-16 1983-10-22 Daicel Chem Ind Ltd 無機質基材用塗料組成物
JPH0673328A (ja) * 1986-05-23 1994-03-15 Nippon Paint Co Ltd 塗膜形成方法
JPH01126312A (ja) * 1987-11-11 1989-05-18 Dainippon Ink & Chem Inc 非水分散型樹脂組成物
JPH04249587A (ja) * 1990-12-28 1992-09-04 Kansai Paint Co Ltd 水性常乾架橋型塗料用樹脂組成物
JPH05255635A (ja) * 1992-03-11 1993-10-05 Toray Ind Inc 塗料用組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003003112A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Mitsubishi Rayon Co Ltd アクリル系被覆材用組成物
CN100358955C (zh) * 2005-08-24 2008-01-02 广东赛特国际集团有限公司 水性双组分聚酯漆及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5349036A (en) Amphipathic copolymer pigment dispersants
JP5660779B2 (ja) 制振材用エマルション
JP5591125B2 (ja) フルオロ平滑化剤
US11001663B2 (en) Aqueous dispersion and uses thereof
JPH049182B2 (ja)
WO1995029944A1 (en) Production of aqueous polymer compositions
RU2739756C2 (ru) Устойчивые к истиранию и устойчивые к отслаиванию композиции для использования в архитектуре
JPH0827410A (ja) 塗料用アクリル樹脂組成物
JP3346207B2 (ja) 水性樹脂組成物及びその製造方法並びに水性塗料
JP2004256577A (ja) ポリオレフィン基材用水性塗料樹脂組成物
JP2003020409A (ja) 感温性樹脂組成物
JPS5911376A (ja) 水性被覆用組成物
JPH0978026A (ja) 水性被覆組成物
JP2009270064A (ja) 制振材用エマルション組成物
JP2004277536A (ja) 加熱乾燥用塗料組成物
JPH0859950A (ja) 高い濃度増粘率を有する水性樹脂組成物およびそれを含む水性塗料組成物
SE438318B (sv) Beleggningsforfarande samt polymer som er oxidativt herdbar medelst luft for anvendning vid forfarandet
JPH05320263A (ja) 共重合体を基材とする結合剤
JP2948628B2 (ja) 艶消し水性塗料組成物
JP2004292512A (ja) 水性被覆組成物
JP3844669B2 (ja) 水性エアゾール塗料組成物
JP2000264927A (ja) アルカリ可溶性樹脂の水性分散液及びその製造方法
JP3862835B2 (ja) 塗料組成物の製造方法
JPH0830165B2 (ja) 金属用塗料
JP2006160942A (ja) 塗料用水性樹脂組成物及び塗装仕上げ方法