JPH082692Y2 - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

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JPH082692Y2
JPH082692Y2 JP1988145306U JP14530688U JPH082692Y2 JP H082692 Y2 JPH082692 Y2 JP H082692Y2 JP 1988145306 U JP1988145306 U JP 1988145306U JP 14530688 U JP14530688 U JP 14530688U JP H082692 Y2 JPH082692 Y2 JP H082692Y2
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JP
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cleaning blade
cleaning
photosensitive drum
blade
holder
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JP1988145306U
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JPH0267375U (ja
Inventor
和也 上平
季明 岡本
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三田工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、クリーニングブレードにより、感光体ド
ラム表面に付着した残留トナーを除去するクリーニング
装置に関する。
〈従来の技術及び解決しようとする課題〉 一般に、クリーニング装置は、ポリウレタン製等のク
リーニングブレードを、感光体ドラム表面に当接させ、
該クリーニングブレードによって、感光体ドラム表面に
付着した残留トナーを掻き落として除去している。上記
クリーニングブレードは、使用によって摩耗する消耗部
品であり、このように消耗したクリーニングブレード
は、新品のクリーニングブレードと交換する必要があ
る。
従来、上記クリーニングブレードの交換は、クリーニ
ング装置全体を作像部から取り外すことにより行われて
いたが、作業性が悪く、また、クリーニング装置の着脱
に際してクリーニング装置と感光体ドラムとの位置関係
に狂いが生じ易く、そのため、クリーニング不良を発生
し易かった。
一方、第7図に示すように、作像部(100)に装着さ
れた状態で、クリーニングブレード(101)のみが感光
体ドラム(102)の軸方向に平行な方向へ抜き取り可能
に設けられた、スライド抜き取り方式のクリーニング装
置がある(特開昭59−12476号公報)。
上記のスライド抜き取り方式のクリーニング装置にお
いては、クリーニングブレード(101)の交換に際し、
クリーニングブレード(101)のステー部(101a)とガ
イド部材(103)とが擦れて金属粉が発生する虞があ
る。上記金属粉がクリーニングブレード(101)の感光
体ドラム(102)への当接部分に付着すると、該金属粉
によってクリーニングブレード(101)が傷付けられ、
クリーニング不良が発生するという問題がある。また、
クリーニングブレード(101)を抜き取る際に、上記金
属粉によって、感光体ドラム(102)が傷付けられると
いう問題もある。
この考案の目的は、クリーニングブレードの交換に際
して、作業性が良く、クリーニングブレードや感光体ド
ラムの傷付きを防止することのできるクリーニング装置
を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの考案のクリーニング装
置は、感光体ドラムの外周に圧接して残留トナーを掻き
落とすクリーニングブレードと、このクリーニングブレ
ードを収容し、残留トナーを掻き落とす際にトナーの飛
散を防止するハウジングとを備えたクリーニング装置に
おいて、上記ハウジングの一部は、当該ハウジング内か
ら上記クリーニングブレードを取り出すための開閉自在
な開閉カバーを構成しており、上記クリーニングブレー
ドは、当該クリーニングブレードを支持するホルダに着
脱操作可能な止定部材によって着脱自在に取り付けら
れ、上記ホルダは、当該ホルダを回動させることによっ
て、上記クリーニングブレードが、上記感光体ドラムの
外周に圧接する姿勢と、クリーニングブレードが感光体
ドラムから離反すると共に上記止定部材の被操作部が上
記開閉カバーが開放された部分に臨む姿勢とに姿勢変化
可能となるように、感光体ドラムの軸方向に平行に設け
られたブレード軸に回動可能に支持されていることを特
徴とするものである。
〈作用〉 上記の構成のクリーニング装置によれば、開閉カバー
を開放状態にしてホルダを回動させれば、クリーニング
ブレードを感光体ドラムから離反させると共に、止定部
材の被操作部を上記開閉カバーが開放された部分に臨ま
せることができる。そして、上記被操作部を操作するこ
とにより、クリーニングブレードをホルダから取外し、
上記開閉カバーが開放された部分を通してクリーニング
ブレードをクリーニング装置の外部に取り出すことがで
きる。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第5図は、本実施例のクリーニング装置(B)を含む
画像形成装置としての複写機の内部構造を示す概略図で
あり、同図において、光学部(10)の下方に作像部
(A)が配設されている。上記作像部(A)は、感光体
ドラム(11)、該感光体ドラム(11)の周囲に順次配設
された帯電チャージャ(12)、現像装置(13)、転写チ
ャージャ(14)、分離チャージャ(15)及びクリーニン
グ装置(B)からなる。
上記作像部(A)は、帯電チャージャ(12)によって
一様に帯電させた感光体ドラム(11)の表面に、画像信
号に対応する光信号を照射することにより静電潜像を形
成し、当該静電潜像を現像装置(13)によってトナー像
に顕像化した後、当該トナー像に転写チャージャ(14)
によって用紙(P)上に転写し、当該用紙(P)を分離
チャージャ(15)によって感光体ドラム(11)から剥離
させ、その後、クリーニング装置(B)によって感光体
ドラム(11)に残留するトナーを除去する。
上記感光体ドラム(11)、クリーニング装置(B)及
び現像装置(13)等からなる作像部(A)は、第6図に
示すように、一対の側板(16)(17)に取り付けられて
ユニット化されており、当該ユニット(U)は、公知の
スライド機構によって感光体ドラム(11)の軸方向に引
き出すことができるようになっている。
上記クリーニング装置(B)は、第2図に示すよう
に、ハウジング(2)と、当該ハウジング(2)内に収
容され、感光体ドラム(11)に付着した残留トナーを掻
き落とすためのクリーニングブレード(3)と、該クリ
ーニングブレード(3)が取り付けられたホルダ(4)
とを主要部として有している。
上記ハウジング(2)は、第6図及び第1図に示すよ
うに、上記側板(16)及び側板(17)にそれぞれ取り付
けられた端面板(21)及び端面板(22)と、上記端面板
(21)及び端面板(22)を連結し、除去されたトナーを
受け止めるステー(23)と、クリーニングブレード
(3)を取り出すために開放可能な、ハウジングの一部
としての開閉カバー(24)とからなる。
上記クリーニングブレード(3)は、第2図に示すよ
うに、下端のエッジ部を感光体ドラム(11)の外周に接
触させた、ゴム製や樹脂製等のブレード本体(31)と、
該ブレード本体(31)の上端を保持する保持部(32)
と、上記ホルダ(4)に止定部材としてのビス(5)に
よって取り付けられる被取付部(33)とからなる。
ここで、第3図はビス(5)によるクリーニングブレ
ード(3)の取付状態を示す拡大断面図であり、第4図
は第2図においてX方向から見た矢視図である。上記の
ビス(5)は、第4図に示すように、被取付部(33)の
長手方向の中央部を貫通しており、当該ビス(5)を中
心としてクリーニングブレード(3)が所定角度だけ回
動できるように、クリーニングブレード(3)をホルダ
(4)との間に隙間(C)を持たせた状態で取り付けて
いる(第3図参照)。これにより、ブレード本体(31)
の下端部が、感光体ドラム(11)の外周に適確に沿うこ
とができるようになっている。
第2図において、上記ホルダ(4)の前端部(41)
は、上方に折曲げられ、、感光体ドラム(11)の軸方向
に平行なブレード軸(6)に取り付けられている。且
つ、ホルダ(4)の後端部(42)は、下方に折曲げら
れ、ブレード本体(31)の感光体ドラム(11)に対する
圧接力を高めるための、ウェイト(7)が取り付けられ
ている。上記ブレード軸(6)は、端面板(21)(22)
によって回動自在に支持されており、これにより、上記
ホルダ(4)は、上記ブレード軸(6)を中心として回
動自在となっている。このホルダ(4)を回動させるこ
とにより、クリーニングブレード(3)を感光体ドラム
(11)から離反させると共に、ビス(5)の被操作部と
しての頭部(5a)を上記開閉カバー(24)が開放された
部分に臨ませることができるようになっている。
また、上記ウェイト(7)は、ホルダ(4)に対し、
ブレード軸(6)を中心とする反時計周り方向の回転モ
ーメントを生じさせ、これにより、上記のように、ブレ
ード本体(31)の感光体ドラム(11)に対する圧接力が
高められている。
上記クリーニング装置(3)の下方には、掻き落とさ
れてステー(23)に溜められたトナーを感光体ドラム
(11)の軸方向に平行な方向へ送って、クリーニング装
置(B)外へ排出するための回収スパイラル(8)が設
けられている。当該回収スパイラル(8)は、端面板
(21)(22)に取り付けられている。
上記開閉カバー(24)は、第2図に示すように、その
閉状態時にハウジング(2)の上面を形成する上板(24
a)、及び背面を形成する背板(24b)からなる。上板
(24a)の前端部には、軸挿通孔(24c)が設けられてい
る。この軸挿通孔(24c)には、端面板(21)(22)に
よって両端部が回動自在に支持された、感光体ドラム
(11)の軸方向に平行なカバー軸(9)が挿通されてい
る。これにより、上記開閉カバー(24)は、カバー軸
(9)を中心として回動開放できるようになっている
(第1図参照)。上記の開放により、ホルダ(4)が回
動した状態すなわち、クリーニングブレード(3)を感
光体ドラム(11)から離反させると共に、ビス(5)の
頭部(5a)を上記開閉カバー(24)が開放された部分に
臨ませた状態で、上記ビス(5)を操作することによ
り、クリーニングブレード(3)をホルダ(4)から取
り外せるようになっていると共に、取り外したクリーニ
ングブレード(3)を感光体ドラム(11)の径方向ヘ取
り出せるようになっている。
この実施例の構成によれば、まず、クリーニング装置
(B)を含んだユニット(U)を作像部(A)から引き
出し(第6図参照)、この状態で、第1図に示すよう
に、カバー軸(9)を中心として開閉カバー(24)を回
動させて開放させた後、ブレード軸(6)を中心として
ホルダ(4)を回動させて、クリーニングブレード
(3)取付用のビス(5)の頭部(5a)を上記開放側に
臨ますことができる。その後、ビス(5)を操作するこ
とにより、容易に、クリーニングブレード(3)をホル
ダ(4)から取り外して感光体ドラム(11)の径方向へ
取り出すことができ、新品のクリーニングブレード
(3)に交換することができるので、作業性が良い。
また、交換に際し、クリーニング装置(B)全体を作
像部(A)から取り外す必要がないので、感光体ドラム
(11)とクリーニング装置(B)との位置関係に狂いが
生ずることがなく、上記狂いによって生ずるクリーニン
グ不良を防止できる。
さらに、クリーニングブレード(3)を感光体ドラム
(11)の径方向へ取り外すので、従来例のスライド抜き
取り方式のような、金属粉の発生に起因するクリーニン
グブレードや感光体ドラムの傷付きの発生が防止され
る。
なお、この考案のクリーニング装置は、上記実施例に
限定されるものでなく、例えば、本装置をクラムシェル
型の画像形成装置に適用すること、開閉カバーを取り外
せるように、端面板(21)(22)に対して係脱自在に設
けること、クリーニングブレード(3)の感光体ドラム
(11)に対する圧接力を生じさせる弾性部材を設けるこ
と等、この考案の要旨を変更しない範囲で種々の設計変
更を施すことができる。
〈考案の効果〉 以上のように、この考案のクリーニング装置によれ
ば、開閉カバーを開放させた状態で、ホルダを回動させ
た後、クリーニングブレードをホルダから取り外して上
記開放側から取り出すことにより、容易に新品のクリー
ニングブレードに交換することができるので、作業性が
良い。しかも、クリーニング装置全体を機器から取り外
すことなくクリーニングブレードのみを着脱することが
できるので、クリーニングブレードの着脱に際し、クリ
ーニング装置と感光体ドラムとの間の位置関係にずれが
生じるのを回避して、クリーニング不良の発生を防止す
ることができる。また、クリーニングブレードが感光体
ドラムの径方向へ取り外されるので、従来例のスライド
抜き取り方式のような、金属粉の発生に起因するクリー
ニングブレードや感光体ドラムの傷付きの発生が防止さ
れるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のクリーニング装置の一実施例のクリ
ーニングブレードの取外し過程を示す縦断面図、 第2図は通常の使用状態を示す縦断面図、 第3図はクリーニングブレードの取付状態を示す要部拡
大断面図、 第4図は第2図においてX方向から見た矢視図、 第5図はクリーニング装置を包含する複写機の内部構造
を示す概略図、 第6図はユニットの引き出し状態を示す斜視図、 第7図は従来のクリーニング装置を示す概略斜視図。 (3)……クリーニングブレード、(4)……ホルダ、
(11)……感光体ドラム、(24)……ハウジングの一部
としての開閉カバー、(A)……作像部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラムの外周に圧接して残留トナー
    を掻き落とすクリーニングブレードと、このクリーニン
    グブレードを収容し、残留トナーを掻き落とす際にトナ
    ーの飛散を防止するハウジングとを備えたクリーニング
    装置において、 上記ハウジングの一部は、当該ハウジング内から上記ク
    リーニングブレードを取り出すための開閉自在な開閉カ
    バーを構成しており、 上記クリーニングブレードは、当該クリーニングブレー
    ドを支持するホルダに着脱操作可能な止定部材によって
    着脱自在に取り付けられ、 上記ホルダは、当該ホルダを回動させることによって、
    上記クリーニングブレードが、上記感光体ドラムの外周
    に圧接する姿勢と、クリーニングブレードが感光体ドラ
    ムから離反すると共に上記止定部材の被操作部が上記開
    閉カバーが開放された部分に臨む姿勢とに姿勢変化可能
    となるように、感光体ドラムの軸方向に平行に設けられ
    たブレード軸に回動可能に支持されていることを特徴と
    するクリーニング装置。
JP1988145306U 1988-11-07 1988-11-07 クリーニング装置 Expired - Lifetime JPH082692Y2 (ja)

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JPH0267375U JPH0267375U (ja) 1990-05-22
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JPS58111081A (ja) * 1981-12-24 1983-07-01 Minolta Camera Co Ltd クリ−ニング装置
JPS6225970U (ja) * 1985-07-26 1987-02-17
JPS6283781A (ja) * 1985-10-07 1987-04-17 Minolta Camera Co Ltd クリ−ニング装置

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