JPH08101624A - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JPH08101624A
JPH08101624A JP6259575A JP25957594A JPH08101624A JP H08101624 A JPH08101624 A JP H08101624A JP 6259575 A JP6259575 A JP 6259575A JP 25957594 A JP25957594 A JP 25957594A JP H08101624 A JPH08101624 A JP H08101624A
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JP
Japan
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process cartridge
image
image carrier
unit
image forming
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JP6259575A
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English (en)
Inventor
Chikatsu Nagatsuka
千勝 長塚
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 像担持体の周囲に配置するプロセス手段を支
持手段から着脱可能にすることにより、高耐久性の像担
持体を使用してもメンテナンスの必要なプロセス手段を
交換可能とするプロセスカートリッジ及び前記プロセス
カートリッジを着脱可能な画像形成装置を提供する。 【構成】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカー
トリッジにおいて、像担持体と、前記像担持体に作用す
る少なくとも1つのプロセス手段と、前記像担持体及び
プロセス手段を支持する支持手段とを有し、前記プロセ
ス手段を前記支持手段に対して着脱可能に構成したこと
を特徴としてなる。また前記支持手段は、前記プロセス
手段を装着するときの位置決め部を有することを特徴と
してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電記録方式を利用して
画像を形成するためのプロセスカートリッジ及び画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置は、帯電器に
よって一様に帯電させた像担持体に選択的な露光をして
潜像を形成し、現像器によって前記潜像を現像剤(以下
「トナー」という)で顕像化すると共に、該トナーによ
る像を記録媒体に転写して画像記録を行う。このような
装置にあっては、各部材のメンテナンスは専門のサービ
スマンが行い、ユーザには不便を伴うことがあった。
【0003】そこで、前記像担持体、帯電器、現像器、
クリーニング部等を一体構造にまとめてカートリッジ化
することにより、ユーザが前記カートリッジを装置本体
に装填することによって、トナーの補給や寿命に達した
像担持体の部品交換可能とし、メンテナンスを容易にし
たものが実用化されている。このようなプロセスカート
リッジは、像担持体とその周囲に配置する帯電器や現像
器等のプロセス手段の位置決め精度を高めることが出
来、またプロセス手段をカートリッジ内に収納すること
によって小型化及びメンテナンスフリーが可能となる利
点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記プロセスカートリ
ッジに使用する像担持体としてはOPCのように比較的
寿命の短いものを使用するのが一般的である。これは現
像器内のトナーを使い切り、又は静電記録方式を利用す
る電子写真方式の場合に発生する廃トナーがクリーニン
グ部の廃トナー収納部内に満杯になるとカートリッジ自
体を交換するために、像担持体の寿命を前記現像器内の
トナー収納量及びクリーニング部の廃トナー収納容量に
合わせるためである。
【0005】しかしながら、像担持体がアモルファスシ
リコンのように、前記OPCに比べて数十倍の高耐久性
を有する場合には、像担持体の寿命とトナー収納量等と
のバランスがとれなくなり、像担持体が使用可能である
にもかかわらず交換する必要が生ずる。
【0006】また高耐久性の像担持体の使用を続けるた
めに、像担持体と現像器等を分離したカートリッジもあ
るが、このようなカートリッジにあっては、像担持体に
対して現像器等を精度よく位置決めするのは容易でな
く、また全体を小型化するのも容易でなかった。
【0007】本発明は従来の上記課題を解決するもので
あり、その目的とするところは、像担持体の周囲に配置
するプロセス手段を支持手段から着脱可能にすることに
より、高耐久性の像担持体を使用してもメンテナンスの
必要なプロセス手段を交換可能とするプロセスカートリ
ッジ及び前記プロセスカートリッジを着脱可能な画像形
成装置を提供することにある。
【0008】またプロセス手段の着脱位置決めを精度よ
く行うことが出来るプロセスカートリッジ及び前記プロ
セスカートリッジを着脱可能な画像形成装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、画像形成装置本体に着
脱可能なプロセスカートリッジにおいて、像担持体と、
前記像担持体に作用する少なくとも1つのプロセス手段
と、前記像担持体及びプロセス手段を支持する支持手段
とを有し、前記プロセス手段を前記支持手段に対して着
脱可能に構成したことを特徴としてなる。
【0010】また前記支持手段は、前記プロセス手段を
装着するときの位置決め部を有することを特徴としてな
る。
【0011】
【作用】上記構成にあっては、像担持体とは別にプロセ
ス手段を着脱可能であるために、高耐久性の像担持体を
使用してその周囲にあるプロセス手段をメンテナンスに
応じて着脱することが可能となる。
【0012】また支持手段に位置決め部を設けることに
より、着脱するプロセス手段を高精度で位置決めするこ
とが出来る。
【0013】
【実施例】次に本発明に係る一実施例として、プロセス
カートリッジを装着可能な画像形成装置について、図面
を参照して具体的に説明する。
【0014】〔第1実施例〕図1乃至図5を参照して第
1実施例を説明する。尚、図1はプロセスカートリッジ
の構成説明図であり、図2はプロセスカートリッジを装
着した画像形成装置の構成説明図、図3は分離爪ユニッ
トの構成説明図であり、図4はプロセスカートリッジに
対して転写帯電器等を位置決めした状態説明図、図5は
ブランク露光のハウジングの説明図である。
【0015】ここでは説明の順序として、プロセスカー
トリッジ及び画像形成装置の全体構成を説明し、次にプ
ロセス手段の着脱構成について説明する。
【0016】{全体構成}この画像形成装置Aは電子写
真複写機であり、図2に示すように、光学系1から画像
情報に基づいた光像を照射して像担持体である感光体ド
ラムにトナー像を形成する。そして前記トナー像の形成
と同期して、記録媒体2をカセット3aからピックアッ
プローラ3b1、搬送ローラ対3b2及びレジストローラ対
3c等からなる搬送手段3で搬送し、且つプロセスカー
トリッジBとしてカートリッジ化された画像形成部にお
いて、前記感光体ドラムに形成したトナー像を転写手段
としての転写分離帯電器4に電圧印加することによって
記録媒体2に転写し、その記録媒体2を搬送ベルト3d
で定着手段5へと搬送する。この定着手段5は駆動ロー
ラ5a及びヒータを内蔵する定着ローラ5bからなり、
通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写トナー
像を定着する。そしてこの記録媒体2を排出ローラ対3
eで搬送して排出部6へと排出する如く構成している。
【0017】一方、前記画像形成部を形成するプロセス
カートリッジBは、図1及び図2に示すように、感光層
を有する感光体ドラム7の周囲に該ドラム7に作用する
プロセス手段として前露光手段8、一次帯電手段9、ブ
ランク露光手段10、転写前帯電手段11、クリーニング手
段12が配置してある。そしてプロセスカートリッジBを
画像形成装置Aに装着すると、該カートリッジBとは別
体の現像手段13の現像ローラ13bがブランク露光手段10
と転写前帯電手段11の間において感光体ドラム7と微小
間隔を隔てて対向するように構成している。
【0018】前記プロセスカートリッジBは、画像形成
に際して感光体ドラム7が回転すると共に、前露光手段
8によって感光体ドラム表面の残留電位を除去した後
に、帯電器9への電圧印加によって一様に帯電し、前記
光学系1からの光像Lを感光体ドラム7に露光して潜像
を形成した後に、該潜像を現像手段13によって現像す
る。この現像は、トナー溜め13a内のトナーをトナー送
り部材で送り出し、固定磁石を内蔵した現像ローラ13b
を回転させると共に、現像ブレード13cによって摩擦帯
電電荷を付与したトナー層を現像ローラ13bの表面に形
成し、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム7へ
転移させることによってトナー像を形成して可視像化す
る。
【0019】そして転写前帯電器11の帯電によって前記
トナー像と感光体ドラム7の電位を補正コントロール
し、転写分離帯電器4に前記トナー像と逆極性の電圧を
印加してトナー像を記録媒体2に転写した後は、クリー
ニング手段12によって感光体ドラム7上の残留トナーを
除去するように構成している。
【0020】前記プロセスカートリッジBは画像形成装
置Aに設けた図示しない装着手段によって該装置に対し
て着脱可能である。
【0021】{プロセス手段の着脱構成}前記プロセス
カートリッジBの各プロセス手段は支持手段に対して着
脱可能に支持されている。次にその構成について説明す
る。
【0022】支持手段は、図1に示すように、前側板14
(図2参照)、後側板15と、第1ステイ16及び第2ステ
イ17、更には後述するようにハウジングの一部からな
る。
【0023】前記支持手段に支持されるクリーニング手
段12は、感光体ドラム7上の残留トナーを掻き落とすク
リーニングブレード12aと、図1の矢印方向へ回転しな
がら残留トナーを吸着し、クリーニング容器12b内部へ
送り込むマグネットローラ12cと、廃トナーをクリーニ
ング容器外へ搬送して廃トナー溜めへ搬送するスクリュ
ー12dを有している。前記クリーニングブレード12a
は、支持板12a1の一方側端部に取り付けてあり、この支
持板12a1は感光体ドラム7の回転軸と平行な軸12a2に対
して回動可能に取り付けてある。そして支持板12a1の他
方側端部に係止した引張バネ12a3によってクリーニング
ブレード12aは感光体ドラム7に対して均一な当接荷重
がかかるように構成している。
【0024】前記クリーニング容器12bは、感光体ドラ
ム7の回転軸と平行に移動する分離爪ユニット18を支持
する機能と、転写分離帯電器4と搬送手段3の一部であ
るレジストユニット19(図4参照)を位置決めする機能
を有している。
【0025】分離爪ユニット18は記録媒体2を感光体ド
ラム7から分離する分離手段をなすものであり、図3に
示すように、分離爪ホルダー18aに複数の分離爪18bを
支持し、この分離爪18bはバネ18cによって感光体ドラ
ム7に当接するように付勢されている(図1参照)。ま
た前記分離爪ホルダー18aにはレシプロガイド軸18dが
設けてあり、この軸18dがクリーニング容器12bに係合
支持される。
【0026】また前側板14には駆動入力ギア18eが回転
可能に支持され、このギア18eにはレシプロ駆動軸18f
が一体的に設けられている。この軸18fの他方端は軸受
18gを介してクリーニング容器12bに支持されていると
共に、圧縮バネ18hによって駆動軸18fが前側板14側へ
付勢された状態で支持されている。
【0027】前記駆動軸18fには表面に螺旋状の溝を設
けたレシプロカム18iが一体的に形成してあり、分離爪
ホルダー18aのレシプロカム係合部に溝と一致するよう
な突起を設けることにより、レシプロ駆動軸18fが回転
すると分離爪ホルダー18aがレシプロ運動して移動す
る。
【0028】またクリーニング容器12bの下部にはレジ
ストユニット19の第1当接部20が設けてある。このレジ
ストユニット19は、図4に示すように、前側板21(図2
参照)、後側板22、レジストローラ対3c、レジ前上下
ガイド23、転写前上下ガイド24a,24b、記録媒体2を
ガイド24bへ押しつける加圧バネ25、転写分離帯電器4
を画像形成装置Aに図4の手前側から奥側へ挿入し、ま
た引き抜くときのガイドとなるレール26及び帯電器加圧
バネ27から構成している。そして回転軸28を中心にして
把手29(図2参照)を操作すると前後側板21,22がクリ
ーニング容器12bに設けた第1当接部20に当接して位置
決め固定される。
【0029】レジストローラ対3cはそれぞれ前後側板
21,22に支持されているために、前記の如く構成するこ
とによって感光体ドラム7に対する母線ズレを生ずるこ
とはない。また転写前下ガイド24bは、前記第1当接部
20に前後側板21,22が当接状態にあるときに、感光体ド
ラム7とのクリアランスが所定量になるようにしておけ
ば、感光体ドラム7と転写前下ガイド24bとのギャップ
は必ず保証される。
【0030】転写分離帯電器4は転写分離帯電器レール
26の中にあって加圧バネ27によってレジストユニット19
に対して独立して加圧されている。このため、レジスト
ユニット19をクリーニング容器12bの第1当接部20に当
接した状態で、クリーニング容器12bの下部に設けた第
2当接部30に転写分離帯電器4の前後ブロック(図示せ
ず)が当接して位置決めされる。そして帯電器4のコロ
ナ放電ワイヤーは、前記前後ブロックに支持されている
ために前記ワイヤーと感光体ドラム7との間隔は常に一
定に保たれると共に、母線ズレも生じない。
【0031】前記のように、クリーニング手段12を構成
するクリーニング容器12bは、プロセス手段を支持する
支持手段を構成すると共に、隣接する分離爪ユニット18
を位置決めする機能を有し、更には転写分離帯電器4及
びレジストユニット19を位置決めする機能を有してい
る。
【0032】次に感光体ドラム7の残留電位を消去する
ための前露光手段8は、図1に示すように、前露光ハウ
ジング31により、感光体ドラム7とのクリアランスが所
定量になるように支持固定されている。そして前記前露
光ハウジング31は、クリーニング容器12bの上部を覆う
クリーニングカバー12eに固定されている。
【0033】感光体ドラム7の表面を一様に帯電するた
めの一次帯電器9は、感光体ドラム7の回転軸と平行に
本体正面側から奥側へ(図1の表側から裏側へ)、感光
体ドラム7の表面に接触することなく挿入、引き出して
着脱することが可能である。そのために、図1に示すよ
うに、前露光ケース31及び第1ステイ16に帯電器9の案
内ガイド32a,32bが形成してあり、帯電器9の左側は
前露光ケース31のガイド32aに、右側は第1ステイ16の
ガイド32bにガイドされ、挿入後に前後側板21,22に設
けた位置決めピン33(図2参照、後側板側は図示せず)
と係合して位置決め固定される。
【0034】次に感光体ドラム7の一定領域の表面電位
を消去するためのブランク露光手段10は、発光するLE
Dの点灯タイミングを制御することにより、形成する画
像の先後端及び左右端の画像欠けを作ることを可能とし
たものであり、このブランク露光手段10のハウジング34
に、感光体ドラム7の表面電位を計測する電位センサ35
を支持している。そして前記ハウジング34には、図1及
び図5に示すように、凹条34aが形成してあり、この凹
条34aが嵌合する案内ガイド36が第1ステイ16に設けて
ある。これにより、前露光手段8のハウジングは前記案
内ガイド36にガイドされ、感光体ドラム7の回転軸と平
行に、該ドラム表面に接触することなく挿入、引き出し
て着脱することが可能である。そして、挿入後に前後側
板21,22に設けた位置決めピン37(図2参照、後側板側
は図示せず)と係合し、感光体ドラム7とのクリアラン
スが所定量になるように位置決め固定される。
【0035】次に転写前帯電器11は、第2ステイ17に形
成された案内ガイド38にガイドされ、感光体ドラム7の
回転軸と平行に本体正面側から挿入、引き出しが可能な
ように構成されている。そして挿入後に前後側板21,22
に設けた位置決めピン39(図2参照、後側板側は図示せ
ず)と係合し、感光体ドラム7とのクリアランスが所定
量になるように位置決め固定される。
【0036】以上説明したように、第1ステイ16は帯電
手段9とブランク露光手段10の着脱の案内ガイド機能を
有し、第2ステイ17は転写前帯電手段11の着脱の案内ガ
イド機能を有する。また前露光ケース31は前露光手段8
の位置決め及び帯電手段9の着脱の案内ガイド機能を有
する。
【0037】そして図2に示すように、帯電手段9、ブ
ランク露光手段10、転写前帯電手段11は、プロセスカー
トリッジBが画像形成装置Aに装着された状態でも単独
で支持手段に対して着脱可能である。このため、例えば
帯電器のコロナ放電ワイヤーの清掃や交換を単独で行う
ことが可能である。
【0038】また分離爪ユニット18は、図3に示す軸受
18gをクリーニング容器12bから外せば前側板14に押圧
状態にある駆動入力ギア18eが外れるために、プロセス
カートリッジBの装着状態にかかわらず単独で着脱可能
である。
【0039】更に前記帯電手段9、ブランク露光手段1
0、転写前帯電手段11、分離爪ユニット18がプロセスカ
ートリッジBに装着状態であっても、プロセスカートリ
ッジBはレジストユニット19の離間に伴う転写分離帯電
器4の離間により画像形成装置Aから着脱することが可
能となる。
【0040】またプロセスカートリッジBが画像形成装
置Aに装着されていない状態にあっても、帯電手段9、
ブランク露光手段10、転写前帯電手段11、分離爪ユニッ
ト18がプロセスカートリッジBに対して着脱可能であ
り、クリーニング手段12のクリーニングブレード12aを
交換するときは帯電手段9を抜取り、クリーニングカバ
ー12eを外すのみで行うことが可能である。
【0041】これら各部材の着脱は、装置本体の正面側
から奥側へ挿入、又は引き出して行い、これはプロセス
カートリッジBの着脱方向と同一であるために、装置本
体正面に開閉カバーを設けておくことにより、プロセス
カートリッジB及び各プロセス手段の着脱が容易になし
得るものである。
【0042】〔他の実施例〕次に前述したプロセスカー
トリッジBの各部の他の実施例について説明する。
【0043】像担持体としては、前記感光体ドラムに限
定されることなく、例えば次のものが含まれる。まず感
光体としては光導電体が用いられ、光導電体としては例
えばアモルファスシリコン、アモルファスセレン、酸化
亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OPC)等が含ま
れる。また前記感光体を搭載する形状としては、例えば
ドラム状、ベルト状等の回転体及びシート状等が含まれ
る。尚、一般的にはドラム状又はベルト状のものが用い
られており、例えばドラムタイプの感光体にあっては、
アルミ合金等のシリンダー上に光導電体を蒸着又は塗工
等を行ったものである。
【0044】また帯電手段の構成も、前述した第1実施
例ではコロナ帯電器を用いたが、帯電手段の構成は帯電
ローラを感光体ドラム7の表面に接触させてドラム7の
回転に従動回転可能とし、該ローラに電圧を印加するこ
とによって感光体ドラム7の表面を一様に帯電する所謂
接触帯電方法を用いてもよい。尚、前記帯電手段として
は前記ローラ型以外にも、ブレード型(帯電ブレー
ド)、パッド型、ブロック型、ロッド型、ワイヤ型等の
ものでも良い。
【0045】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0046】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0047】また前述したプロセスカートリッジとは、
像担持体としての例えば電子写真感光体等と、少なくと
もプロセス手段の1つを備えたものである。従って、そ
のプロセスカートリッジの態様としては、前述した実施
例のもの以外にも、例えば像担持体と帯電手段とを一体
的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするも
の。像担持体と現像手段とを一体化的にカートリッジ化
し、装置本体に着脱可能にするもの。像担持体とクリー
ニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に
着脱可能にするもの。更には像担持体と、前記プロセス
手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的にカートリ
ッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等がある。
【0048】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするもの
をいう。
【0049】更に前述した実施例では画像形成装置とし
て電子写真複写機を例示したが、本発明はこれに限定す
る必要はなく、例えばレーザービームプリンタ、ファク
シミリ装置、或いはワードプロセッサ等の他の画像形成
装置に使用することも当然可能である。
【0050】
【発明の効果】本発明は前述したように、メンテナンス
のために着脱することが要求されるプロセス手段を、支
持手段に対して着脱可能とし、また画像形成装置に対す
るプロセスカートリッジの着脱状態にかかわらず、単独
で着脱可能に構成することにより、高耐久性の像担持体
を使用した場合に像担持体とは別にプロセス手段を交換
することが出来、プロセスカートリッジの各部品を効果
的に使用することが可能となる。
【0051】また支持手段にプロセス手段の位置決めを
行うための位置決め部や着脱の際のガイド部を設け、或
いは前記位置決め部やガイド部として隣接するプロセス
手段の構成部材の一部を用いることにより、プロセスカ
ートリッジを小型化することが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセスカートリッジの構成説明図である。
【図2】プロセスカートリッジを装着した画像形成装置
の構成説明図である。
【図3】分離爪ユニットの説明図である。
【図4】プロセスカートリッジに対して転写帯電器等を
位置決めした状態説明図である。
【図5】ブランク露光のハウジングの説明図である。
【符号の説明】
1…光学系、2…記録媒体、3…搬送手段、3a…給紙
カセット、3b1…ピックアップローラ、3b2…搬送ロー
ラ対、3c…レジストローラ、3d…搬送ベルト、3e
…排出ローラ、4…転写分離帯電器、5…定着手段、5
a…駆動ローラ、5b…定着ローラ、6…排出部、7…
感光体ドラム、8…前露光手段、9…帯電手段、10…ブ
ランク露光手段、11…転写前帯電器、12…クリーニング
手段、12a…クリーニングブレード、12a1…支持板、12
a2…軸、12a3…引張バネ、12b…クリーニング容器、12
c…マグネットローラ、12d…スクリュー、12e…クリ
ーニングカバー、13…現像手段、13a…トナー溜め、13
b…現像ローラ、13c…現像ブレード、14…前側板、15
…後側板、16…第1ステイ、17…第2ステイ、18…分離
爪ユニット、18a…分離爪ホルダー、18b…分離爪、18
c…バネ、18d…レシプロガイド軸、18e…駆動入力ギ
ア、18f…レシプロ駆動軸、18g…軸受、18h…圧縮バ
ネ、18i…レシプロカム、19…レジストユニット、20…
第1当接部、21…前側板、22…後側板、23…レジスト前
上下ガイド、24a,24b…転写前上下ガイド、25…記録
媒体加圧バネ、26…転写分離帯電器レール、27…帯電器
加圧バネ、28…回転軸、29…把手、30…第2当接部、31
…前露光ハウジング、32a,32b…案内ガイド、33…位
置決めピン、34…ハウジング、34a…凹条、35…電位セ
ンサ、36…案内ガイド、37…位置決めピン、38…案内ガ
イド、39…位置決めピン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 像担持体と、 前記像担持体に作用する少なくとも1つのプロセス手段
    と、 前記像担持体及びプロセス手段を支持する支持手段と、 を有し、 前記プロセス手段を前記支持手段に対して着脱可能に構
    成したことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記プロセス手段は、プロセスカートリ
    ッジが画像形成装置本体に装着状態及び非装着状態のい
    ずれにおいても前記支持手段に対して着脱可能であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記支持手段は、前記プロセス手段を装
    着するときの位置決め部を有することを特徴とする請求
    項1記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記位置決め部は、像担持体に形成した
    像を記録媒体に転写するための転写手段と、記録媒体を
    搬送するための搬送手段の一部を位置決めするものであ
    ることを特徴とする請求項3記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  5. 【請求項5】 前記支持手段は、前記プロセス手段を着
    脱するときのガイド部を有することを特徴とする請求項
    1記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記プロセス手段は、像担持体を帯電す
    るための一次帯電手段と、像担持体に対して画像欠けを
    付与するためのブランク露光手段と、像担持体上の電位
    を計測するための電位計測手段と、像担持体上の像を記
    録媒体に転写する際の転写条件を補完するための転写前
    帯電手段と、像担持体に残留した現像剤を除去するため
    のクリーニング手段と、像担持体から記録媒体を分離す
    るための分離手段と、像転写後の像担持体上の残留電位
    を消去するための前露光手段であることを特徴とする請
    求項1記載のプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記一次帯電手段の支持手段の一部は、
    前記前露光手段のハウジングであることを特徴とする請
    求項6記載のプロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記電位計測手段の支持手段は、前記ブ
    ランク露光手段のハウジングであることを特徴とする請
    求項6記載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 プロセスカートリッジを着脱可能であっ
    て、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、 像担持体と、前記像担持体に作用する少なくとも1つの
    プロセス手段と、前記像担持体及びプロセス手段を支持
    する支持手段とを有し、前記プロセス手段を前記支持手
    段に対して着脱可能に構成したプロセスカートリッジを
    装着するための装着手段と、 前記像担持体に形成した像を記録媒体に転写するための
    転写手段と、 記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 装置本体に対する前記プロセスカート
    リッジの着脱方向と、前記支持手段に対するプロセス手
    段の着脱方向とが同一であることを特徴とする請求項9
    記載の画像形成装置。
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Cited By (6)

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