JP2000131943A - 現像ユニット、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

現像ユニット、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JP2000131943A
JP2000131943A JP10318403A JP31840398A JP2000131943A JP 2000131943 A JP2000131943 A JP 2000131943A JP 10318403 A JP10318403 A JP 10318403A JP 31840398 A JP31840398 A JP 31840398A JP 2000131943 A JP2000131943 A JP 2000131943A
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process cartridge
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Akira Suzuki
陽 鈴木
Kazuo Chatani
一夫 茶谷
Sukeomi Matsuzaki
祐臣 松崎
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ユニット自身の長手寸法を短くでき、更
に取っ手先端部に外力が加わっても、取っ手が分離する
ことのない現像ユニット、前記現像ユニットを備えるプ
ロセスカートリッジ、及び、前記プロセスカートリッジ
を着脱可能な電子写真画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 現像ユニットUのホルダー81は、現像
ユニットUの使用に先立って現像剤容器12の有するシ
ール部材23を引くために掴む取っ手251を挿入する
シール部材引き出し用の開口部81bと、前記取っ手2
51を面で受けるための開口部面81aと、を有する。
そして、前記開口部面81aには、前記取っ手251と
前記開口部81bの前記現像剤容器12側との接触点2
51bから前記取っ手251を切り欠き部251cで折
り曲げた際の前記取っ手251の先端部251aまで直
線で結んだ線251dと略平行に勾配θを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像ユニット、プ
ロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置に関するも
のである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば
レーザープリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ
装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカート
リッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもので
ある。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体ドラ
ムとを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能
とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体ド
ラム及び前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス
手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジ
を画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリ
ッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ
方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによ
らずユーザー自身で行うことができるので、格段に操作
性を向上させることができた。そこでこのプロセスカー
トリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられて
いる。
【0005】このようなプロセスカートリッジは、感光
体ドラムに形成された潜像(静電潜像)の現像に用いる
トナーを収容するためのトナー枠体(現像剤容器)と、
該感光体ドラムの潜像をトナーにより現像する現像手段
を支持するための現像枠体(現像容器)と、を有する現
像ユニットを備える。そして、プロセスカートリッジの
場合、現像ユニットはトナー枠体内のトナーが現像枠体
側に浸入するのを防ぐためのトナーシール部材を有し、
ユーザーがプロセスカートリッジの使用に先立って前記
トナー枠体の有する取っ手を該トナー枠体より分離して
該トナーシール部材を引き剥がしてからプロセスカート
リッジを電子写真画像形成装置本体内に装着するように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようする課題】本発明は上記従来技術を
更に発展させたものであり、その主要な目的は、現像ユ
ニットの長手寸法を短くでき、更に取っ手先端部に外力
が加わっても、取っ手が分離することのない現像ユニッ
トを提供することにある。
【0007】また、他の主要な目的は、プロセスカート
リッジの長手寸法を短くでき、更に梱包形態時の落下・
振動などによって取っ手先端部に外力が加わっても、取
っ手が分離することのないプロセスカートリッジ、及
び、該プロセスカートリッジを着脱可能な電子写真画像
形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の代表的な構成は、 (1):記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装
置に用いられる現像ユニットにおいて、少なくとも、電
子写真感光体に形成された静電潜像の現像に用いる現像
剤を収容するための現像剤容器と、前記電子写真感光体
の潜像を前記現像剤により現像する現像手段を支持する
ための現像容器と、前記現像ユニットを前記電子写真画
像形成装置に対し固定して位置決めするためのホルダー
と、を有し、前記現像剤容器は、前記現像剤容器から現
像剤が前記現像容器に浸入するのを防ぐためのシール部
材と、前記現像剤容器に一体成形されて前記シール部材
の端部が固定され、前記現像ユニットの使用に先立って
前記シール部材を引くために掴む取っ手と、前記取っ手
を常に一定部位でかつ前記現像剤容器と分離しないよう
折り曲げるための切り欠き部と、を有し、前記ホルダー
は、前記取っ手を挿入して前記シール部材を引き出すた
めの開口部と、前記取っ手を面で受けるための開口部面
と、を有し、前記開口部面には、前記取っ手と前記開口
部の前記現像剤容器側との接触点から前記取っ手を切り
欠き部で折り曲げた際の前記取っ手の取っ手先端部まで
を直線で結んだ線と略平行に勾配を設けたことを特徴と
する現像ユニットである。
【0009】(2):電子写真画像形成装置本体に着脱
可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写真感光体
と、前記電子写真感光体に形成された潜像の現像に用い
る現像剤を収容するための現像剤容器と、前記電子写真
感光体の潜像を前記現像剤により現像するための現像手
段と、前記現像手段を支持するための現像容器と、前記
プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置本体
に固定して位置決めするためのホルダーと、を有し、前
記現像剤容器は、前記現像剤容器から現像剤が前記現像
容器に浸入するのを防ぐためのシール部材と、前記現像
剤容器に一体成形されて前記シール部材の端部が固定さ
れ、前記プロセスカートリッジの使用に先立って前記シ
ール部材を引くために掴む取っ手と、前記取っ手を常に
一定部位でかつ前記現像剤容器と分離しないよう折り曲
げるための切り欠き部と、を有し、前記ホルダーは、前
記取っ手を挿入して前記シール部材を引き出すための開
口部と、前記取っ手を面で受けるための開口部面と、を
有し、前記開口部面には、前記取っ手と前記開口部の前
記現像剤容器側との接触点から前記取っ手を切り欠き部
で折り曲げた際の前記取っ手の取っ手先端部までを直線
で結んだ線と略平行に勾配を設けたことを特徴とするプ
ロセスカートリッジである。
【0010】(3):プロセスカートリッジを着脱可能
であって、記録媒体に画像を形成するための電子写真画
像形成装置において、a)電子写真感光体と、前記電子
写真感光体に形成された潜像の現像に用いる現像剤を収
容するための現像剤容器と、前記電子写真感光体の潜像
を前記現像剤により現像するための現像手段と、前記現
像手段を支持するための現像容器と、前記プロセスカー
トリッジを前記電子写真画像形成装置本体に固定して位
置決めするためのホルダーと、を有し、前記現像剤容器
は、前記現像剤容器から現像剤が前記現像容器に浸入す
るのを防ぐためのシール部材と、前記現像剤容器に一体
成形されて前記シール部材の端部が固定され、前記プロ
セスカートリッジの使用に先立って前記シール部材を引
くために掴む取っ手と、前記取っ手を常に一定部位でか
つ前記現像剤容器と分離しないよう折り曲げるための切
り欠き部と、を有し、前記ホルダーは、前記取っ手を挿
入して前記シール部材を引き出すための開口部と、前記
取っ手を面で受けるための開口部面と、を有し、前記開
口部面には、前記取っ手と前記開口部の前記現像剤容器
側との接触点から前記取っ手を切り欠き部で折り曲げた
際の前記取っ手の取っ手先端部までを直線で結んだ線と
略平行に勾配を設けたプロセスカートリッジを、取り外
し可能に装着するための装着手段と、b)前記記録媒体
を搬送するための搬送手段と、を有することを特徴とす
る電子写真画像形成装置である。
【0011】(作用)前記現像ユニットにあっては、現
像剤容器の有する取っ手をホルダーの開口部面で該開口
部面の勾配とほぼ平行に受けることができるため、現像
ユニットの長手方向での取っ手の突出量を少なくするこ
とができる。これにより、現像ユニット自身の長手寸法
を短くすることが可能となる。また、現像剤容器の有す
る取っ手をホルダーの開口部面で該開口部面の勾配とほ
ぼ平行に受けた状態で取っ手先端部に外力が加わって
も、取っ手をホルダーの開口部面で該開口部面の勾配と
ほぼ平行に受けているため、取っ手先端部に加わった外
力をホルダーの開口部面で分散することができる。これ
により、取っ手の支点となる切り欠き部に外力による応
力集中が起きず、取っ手の現像剤容器からの分離を確実
に防止できる。
【0012】前記プロセスカートリッジ、及び、該プロ
セスカートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置に
あっては、現像剤容器の有する取っ手をホルダーの開口
部面で該開口部面の勾配とほぼ平行に受けることができ
るため、プロセスカートリッジの長手方向での取っ手の
突出量を少なくすることができる。これにより、プロセ
スカートリッジ自身の長手寸法を短くすることが可能と
なる。また、現像剤容器の有する取っ手をホルダーの開
口部面で該開口部面の勾配とほぼ平行に受けた状態でプ
ロセスカートリッジを梱包することができるので、かゝ
るプロセスカートリッジの梱包形態時に落下・振動など
により取っ手の先端部位に外力が加わっても、取っ手が
ホルダーの開口部面で該開口部面の勾配とほぼ平行に受
けられているため、取っ手先端部に加わった外力をホル
ダーの開口部面で分散することができる。これにより、
取っ手の支点となる切り欠き部に外力による応力集中が
起きず、取っ手の現像剤容器からの分離を確実に防止で
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像ユニッ
ト、プロセスカートリッジ及び該プロセスカートリッジ
を着脱可能な電子写真画像形成装置について、図面を参
照して説明する。
【0014】なお、本実施形態にあっては、電子写真方
式の画像形成プロセスを用いて電子写真感光体に画像を
形成する電子写真画像形成装置及びこれに取り外し可能
に装着されるプロセスカートリッジを例示している。そ
して、該プロセスカートリッジは現像ユニットを備える
ものである。
【0015】また、以下の説明において、プロセスカー
トリッジの長手方向とはプロセスカートリッジを電子写
真画像形成装置の電子写真画像形成装置本体に着脱する
方向と交差する方向(略直交する方向)であり、記録媒
体の搬送方向と交差(略直交)している。また、プロセ
スカートリッジの上面とはプロセスカートリッジを電子
写真画像形成装置本体へ装着した状態で上方に位置する
面であり、下面とは下方に位置している面である。
【0016】(電子写真画像形成装置の全体説明)ま
ず、電子写真画像形成装置の全体構成について説明す
る。尚、図1は電子写真画像形成装置の一態様であるプ
ロセスカートリッジを装填したレーザープリンタの断面
構成図、図2は電子写真画像形成装置の外観斜視図、図
3はプロセスカートリッジの断面構成図、図4はプロセ
スカートリッジの外観図、図5は現像ユニットのトナー
枠体の説明図、図6は現像ユニットの現像枠体の説明
図、図7は現像ユニットのトナー枠体の説明図、図8の
(a)はプロセスカートリッジの外観図、(b)は
(a)に示すプロセスカートリッジのX−X線断面図、
図9は現像ユニットの外観図、図10は電子写真画像形
成装置本体の閉状態でのカートリッジカバーとプロセス
カートリッジとの位置関係を示す説明図である。
【0017】本実施形態の電子写真画像形成装置Aは、
図1に示すように、光学系1から画像情報に基づいたレ
ーザー光像を照射してドラム形状の電子写真感光体(以
下、感光体ドラムと称す)7に現像剤(トナーt)像を
形成する。そして前記現像剤像(トナー像)の形成と同
期して記録紙、OHPシート等の記録媒体としての被記
録材2をカセット3aからピックアップローラ3b、給
送ローラ3c、搬送ローラ3d、及び、レジストローラ
3e等からなる搬送手段3で搬送し、且つプロセスカー
トリッジBとしてカートリッジ化された画像形成部に於
いて前記感光体ドラム7に形成したトナー像を転写手段
としての転写ローラ4に電圧印加することによって被記
録材2に転写し、その被記録材2をガイド板3fでガイ
ドして定着手段5へと搬送する。この定着手段5は駆動
ローラ5a及びヒータ5bを内蔵する定着ローラ5cか
らなり、通過する被記録材2を排出する排出ローラ対3
g,3hで搬送し、反転搬送路を通して排出部6へと排
出する如く構成している。尚、この画像形成装置Aは図
示しない手差しトレイ及びローラによって手差し給紙も
可能である。
【0018】また、本実施形態の電子写真画像形成装置
Aにあっては、電子写真画像形成装置本体(以下、装置
本体と称する)14の内部に設けられたカートリッジ装
着部Sの開口を閉じるための開閉部材としてのカートリ
ッジカバー16が設けられている。即ち、前記カートリ
ッジカバー16は装置本体14にプロセスカートリッジ
Bを装着する際に開放可能である。このカートリッジカ
バー16は図2に示すように、排出トレイ6を囲むよう
にして装置本体14に回転中心軸16a(図1参照)を
中心に回動可能に取り付けられており、図1に示すO方
向に回動操作してカートリッジ装着部Sの開口を開閉す
るようになっている。前記カートリッジ装着部Sには図
10に示すように、装置本体14の幅方向(プロセスカ
ートリッジBの長手方向)の両側に装着手段としての溝
状のカートリッジ装着ガイドGが設けられている。そし
て、前記カートリッジ装着ガイドGに案内されて、プロ
セスカートリッジBは、感光体ドラム7の軸線7aに対
して交差する方向となる矢印P方向においてカートリッ
ジ装着部Sに取り外し可能に装着できる。
【0019】また、本実施形態の電子写真画像形成装置
Aは、図10に示すように、装置本体14のカートリッ
ジカバー16の裏面にカートリッジ押圧手段25を有す
る。この押圧手段25は、カートリッジカバー16の閉
操作時に、装置本体14内のプロセスカートリッジBの
有するトナー枠体12上面の力受け部26を押圧する押
圧子25aと、カートリッジカバー16によるカートリ
ッジ装着部Sの閉鎖時に、装置本体14内のプロセスカ
ートリッジBのトナー枠体12の外郭に一定の一定のク
リアランスCを介して覆い被さる位置設定部25bとか
らなる。装置本体14のカートリッジカバー16を図1
において二点鎖線で示す開位置から実線で示す閉位置ま
で閉操作すると、カートリッジカバー16の押圧子25
aの押圧部25a1が該カートリッジカバー16の回動
半径r上に位置するプロセスカートリッジBの力受け部
26に当接して、プロセスカートリッジBを矢印方向へ
押すことにより、プロセスカートリッジBを正規の装着
位置に装着できるようになっている。
【0020】(プロセスカートリッジの構成)一方、前
記画像形成部を構成するプロセスカートリッジBは、電
子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備え
たものである。ここで、プロセス手段としては、例えば
電子写真感光体に帯電を行うための帯電手段、電子写真
感光体に形成された静電潜像を現像する現像手段、電子
写真感光体表面に残留するトナーを除去してクリーニン
グするためのクリーニング手段等がある。
【0021】本実施の形態のプロセスカートリッジB
は、図3に示すように、感光層を有する感光体ドラム7
を回転してその表面を帯電手段としての帯電ローラ8に
よって一様に帯電し、画像形成装置Aの光学系1からの
光像をクリーニング枠体13の有する露光開口部9を介
して感光体ドラム7に露光して静電潜像を形成し、現像
枠体15の有する現像手段10のトナー規制部材(現像
ブレード)18により現像スリーブ10c上に均一なト
ナー層を形成し、そのトナーを前記潜像に応じて感光体
ドラム7に転移させることによって前記潜像に応じたト
ナー像を形成して可視像化する。そして転写手段4でそ
のトナー像を被記録材2に転写した後は、クリーニング
手段11のクリーニングブレード11aによって感光体
ドラム7に残留したトナーを除去して除去トナー溜め1
1bへ集めるように構成している。
【0022】尚、前記プロセスカートリッジBは、トナ
ー溜め(トナー収納部)12a等を有する第一枠体であ
るトナー枠体(現像剤容器)12と、現像スリーブ10
c等の現像手段10を支持する第二枠体である現像枠体
(現像容器)15と、感光体ドラム7やクリーニング手
段11等を有する第三枠体であるクリーニング枠体13
とによって一体に構成している。
【0023】したがって、本実施形態によるプロセスカ
ートリッジBは、感光体ドラム7を回転してその表面を
帯電手段としての帯電ローラ8によって一様に帯電し、
画像形成装置Aの光学系1からの光像をクリーニング枠
体13の有する露光開口部9を介して感光体ドラム7に
露光して静電潜像を成形する。そして現像枠体15の有
する現像手段10のトナー規制部材(現像ブレード)1
8により現像スリーブ10c上に均一なトナー層を形成
し、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム7に転
移させることによって前記潜像に応じたトナー像を形成
して可視像化する。そして転写手段4でそのトナー像を
被記録材2に転写した後は、クリーニング手段11のク
リーニングブレード11aによって感光体ドラム7に残
留したトナーを除去して除去トナー溜め11bへ集める
ように構成されている。
【0024】(プロセスカートリッジのハウジング構
成)このように一体化されたプロセスカートリッジBに
おいて、現像ユニットUは、通常、現像手段10を支持
する現像枠体15と、トナーtを収容するトナー枠体1
2の2つに別れて構成されている。そして、プロセスカ
ートリッジBは、現像ユニットUにクリーニンング枠体
13を回動可能に結合して構成したハンジング内に感光
体ドラム7、帯電ローラ8及びクリーニング手段11等
を収納してカートリッジ化したものである。そして、こ
のプロセスカートリッジBは、操作者により装置本体1
4のカートリッジ装着ガイドGに対して取り外し可能に
装着される。
【0025】(プロセスカートリッジのガイド手段の構
成)ここで、プロセスカートリッジBを装置本体14に
着脱する際のガイド手段について説明する。このガイド
手段の構成を図4に示す。図4はプロセスカートリッジ
Bを装置本体14に装着する方向(P方向)に見た場合
の左側の斜視図である。
【0026】さて、本実施形態のプロセスカートリッジ
Bは、その長手方向の両外側面に、プロセスカートリッ
ジBを装置本体14のカートリッジ装着ガイドGに着脱
するときのガイドとなるガイド手段が設けられている。
該ガイド手段は、図4に示すように、第一ガイド部材と
しての円筒形ガイド81aと、第二ガイド部材としての
長手ガイド81bと、第三ガイド部材としての短手ガイ
ド81cと、により構成されている。
【0027】前記円筒形ガイド81aは、円筒状部材で
あって、クリーニング枠体13の側面に、感光体ドラム
7の軸線7aと同軸に外方へ突出して配設されている。
そしてこの円筒状部材は、感光体ドラム7を支持してい
るドラム軸(図示せず)を回転しないように支持してい
る。また前記長手ガイド81bは、現像枠体15とクリ
ーニング枠体13の連続する側面に跨がるように現像枠
体15の側面に配設されている。更に前記短手ガイド8
1cはクリーニング枠体13の側面に前記円筒形ガイド
81aより上方の位置に配設されている。ここで上記円
筒形ガイド81a及び短手ガイド81cはクリーニング
枠体13に一体に形成されている。また、上記長手ガイ
ド81bは現像枠体15に固定されたホルダーとしての
サイドカバー81に一体形成されている。
【0028】前記長手ガイド81bは、プロセスカート
リッジ挿入方向(矢印P方向)に延設されており、その
傾きはプロセスカートリッジBの挿入角度と略同一角度
となるように設定されている。従って、前記長手ガイド
81bを有するサイドカバー81は、プロセスカートリ
ッジBを装置本体14に装着した際に、カートリッジ装
着ガイドGに入り込んだ長手ガイド81bがプロセスカ
ートリッジBを、詳しくは現像ユニットUを画像形成装
置A(装置本体14)に固定して位置決めするようにな
っている。また前記円筒形ガイド81aはプロセスカー
トリッジ挿入方向に延設された長手ガイド81bの延長
線上に配設されている。また前記短手ガイド81cは長
手ガイド81bと略平行な方向に配設されている。
【0029】なお、上記円筒形ガイド81a、長手ガイ
ド81b、短手ガイド81cは図4に示すプロセスカー
トリッジBの側面とは反対側の側面にも同一形状、同一
位置で配設されている。またこれらの3つのガイドはク
リーニング枠体13、現像枠体15の外側平面から略同
じ高さで突出している。
【0030】(現像ユニットの結合構成及びトナー漏れ
防止構造)次に、現像ユニットUの結合構成及びトナー
漏れ防止構造について、図5乃至図7を用いて説明す
る。現像ユニットUを構成するトナー枠体12と現像枠
体15の結合には、図5乃至図7に示すように、トナー
枠体12もしくは現像枠体15の一方のフランジ12
f,15f(本実施形態では現像枠体15のフランジ1
5f)にトナー枠体12の有するトナー供給開口部12
cに長手方向に沿ってほぼ平行な溶着リブ15aを1本
づつ設けている。そして、この溶着リブ15aを超音波
溶着により相手方のトナー枠体12のフランジ12fに
溶着することによって、トナー枠体12と現像枠体15
とをフランジ12f,15fで結合、固定している。
【0031】また、図6に示すように、現像枠体15の
長手方向の両端部には帯状のスポンジ等からなる弾性シ
ール部材54,56が両面テープ等で固定してあり、こ
の弾性シール部材54,56がトナー枠体12の長手方
向でフランジ12fの両端部に当接し、該弾性シール部
材54,56による弾性によって両枠体12,15が密
着することにより、現像ユニットUの側面からトナーt
が漏れることを防止している。
【0032】(トナーシール部材及び取っ手の説明)前
記トナー枠体12のフランジ12fには、図5に示すよ
うに、現像枠体15と結合する前に、トナー枠体12の
トナー供給開口部12c(図7参照)を塞いで容器内に
トナーtを密封して、現像枠体15の現像室内へのトナ
ーの浸入を防ぐためのシール部材としてのトナーシール
部材23が貼り付けられる。トナーシール部材23は、
トナー枠体12のトナー供給開口部12cの4辺の縁に
沿ってトナー枠体12に貼り付けられている。このトナ
ーシール部材23は、トナー供給開口部12cの長手方
向の一端23e1で折り返されて、その一端23e1の
反対側でトナー枠体12のフランジ12fと対向する現
像枠体15の前記弾性シール部材54とトナー枠体12
との間を通って他端23e2cが外部へ引き出される。
トナーシール部材23の他端23e2は、トナー枠体1
2に一体成形された手掛けとなる取っ手251に両面テ
ープ(結合部材)24等を用いて取り付けられている
(図9参照)。
【0033】前記取っ手251周りを更に詳しく説明す
る。取っ手251は、図5に示すように、トナー枠体1
2における前記トナーシール部材23の接着面(トナー
供給開口部12cの長手方向に沿う上下2辺の縁)とほ
ぼ平行な位置関係でトナー枠体12と一体成形されてい
る。そしてトナー枠体12との連結部分に前記取っ手2
51を常に一定部位でかつトナー枠体12と分離しない
ように折り曲げることが出来る略V字状の切り欠き部2
51cを有する。前記取っ手251は、図8の(a)に
示すように、サイドカバー81の有する開口部としての
トナーシール引き出し開口部81bに挿入される。そし
て、前記取っ手251は、プロセスカートリッジBの長
手の寸法を短くすることを目的として、プロセスカート
リッジBの梱包時に、前記サイドカバー81の前記取っ
手251の挿入方向と平行なトナーシール引き出し開口
部81bを形成している面(開口部内周面)に接触する
まで折り曲げられる。尚、取っ手251には操作者がト
ナーシール部材23を引き出す際に指を引っ掛けるため
の穴252が設けられている。
【0034】(トナーシール部材の引き出し操作の説
明)このような構成のプロセスカートリッジBは、新品
の場合、前述したように、現像ユニットUのトナー枠体
12内のトナーtが現像枠体15側に浸入するのを防ぐ
ためのトナーシール部材23を有する。そして、このト
ナーシール部材23を両面テープ24等で固定している
トナー枠体12の有する取っ手251を操作者がプロセ
スカートリッジBの使用前に持って切り欠き部251c
でトナー枠体12から切り離すか、あるいは曲げて引き
ちぎった後に、取っ手251を操作者が手で引く。これ
によりトナーシール部材23はサイドカバー81のトナ
ーシール引き出し開口部81bより引き出されて、トナ
ー枠体12のトナー供給開口部12cが開封され、トナ
ー枠体12からの現像枠体15へのトナーの送り出しが
可能となる。こうしてトナー供給開口部12cを開封し
た後に、プロセスカートリッジBを装置本体14内に装
着する。
【0035】(外力による取っ手の分離防止策)新品の
プロセスカートリッジBの場合、梱包形態時に落下・振
動などにより現像ユニットUの有する取っ手251の取
っ手先端部251aに外力fが加わる恐れがある(図8
の(b)参照)。取っ手251の取っ手先端部251a
に外力fが加わると、取っ手251を切り離すか、ある
いは曲げて引きちぎる際の支点となる切り欠き部251
cに応力集中が起きて、該切り欠き部251cで取っ手
251がトナー枠体12から分離してしまう虞れがあ
る。
【0036】そこで、本実施の形態では、かゝる外力f
によって現像ユニットUのトナー枠体12から取っ手2
51が分離しないようにするため、図8の(b)に示す
ように、プロセスカートリッジBの現像ユニットUにお
けるサイドカバー81において取っ手251を受ける開
口部面81aに勾配θを設けている。即ち、前記開口部
面81aには、取っ手251を面で受けるよう、前記取
っ手251と前記トナーシール引き出し開口部81b長
手の前記トナー枠体12側との接触点251bから前記
取っ手251を切り欠き部251cで折り曲げた際の前
記取っ手251の長手先端部位251aまでを直線で結
んだ線251dと略平行に勾配θを設けている。
【0037】本実施の形態に係るプロセスカートリッジ
B、及び、該プロセスカートリッジBが備える現像ユニ
ットUにあっては、プロセスカートリッジBの梱包形態
時の落下・振動等により現像ユニットUの有する取っ手
251の取っ手先端部(作用点)251aに外力fが加
わっても、取っ手251をサイドカバー81の開口部面
81aで該開口部面81aの勾配θとほぼ平行に受けて
いるため、取っ手先端部251aに加わった外力fをサ
イドカバー81の開口部面81aで分散させることがで
きる。これにより、取っ手251の支点となる切り欠き
部251cに外力fによる応力集中が起きず、取っ手2
51のトナー枠体12からの分離を確実に防止すること
ができる。
【0038】また、サイドカバー81の開口部面81a
で該開口部面81aの勾配θとほぼ平行にトナー枠体1
2の取っ手251を受けているため、プロセスカートリ
ッジB、あるいは現像ユニットUの長手方向での取っ手
251の突出量を少なくすることができる。これによ
り、プロセスカートリッジB自身の、あるいは現像ユニ
ットUの長手幅寸法(プロセスカートリッジの長手寸
法、現像ユニットUの長手寸法)を短くする事が出来
て、プロセスカートリッジBの梱包形態での輸送時の効
率が良くなる。
【0039】以上説明した通り、本実施形態のプロセス
カートリッジB、及び、該プロセスカートリッジBが備
える現像ユニットUによれば、サイドカバー81のトナ
ーシール引き出し開口部81bがトナーシール部材23
を両面テープ等の結合部材24により固定している取っ
手251の取っ手先端部251aに外力fが加わって
も、そのバックアップとして、取っ手251を面で受け
るように、前記サイドカバー81に、前記取っ手251
と前記トナーシール引き出し開口部81b長手の前記ト
ナー枠体12側との接触点251bから前記取っ手25
1を切り欠き部251cで折り曲げた際の前記取っ手2
51の長手先端部位251aまでを直線で結んだ線25
1dと略平行な勾配θを有する開口部面81aを形成し
たので、取っ手251がトナー枠体12から分離するこ
とがなく、かつプロセスカートリッジB、あるいは現像
ユニットUの長手幅を短くする事が出来る。
【0040】(他の実施の形態)前述した実施の形態で
示したプロセスカートリッジBは単色画像を形成する場
合を例示したが、本発明に係るプロセスカートリッジB
は現像手段を複数設け、複数色の画像(2色画像、3色
画像あるいはフルカラー等)を形成するカートリッジに
も好適に適用することができる。
【0041】また、電子写真感光体としては、前記感光
体ドラム7に限定されることなく、例えば次のものが含
まれる。先ず、感光体としては光導電体が用いられ、光
導電体としては例えばアモルファスシリコン、アモルフ
ァスセレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体
(OPC)等が含まれる。また感光体を搭載する形状と
しては、例えばドラム形状またはベルト状のものが用い
られており、例えばドラムタイプの感光体にあっては、
アルミ合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着或いは塗工
等を行ったものである。
【0042】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0043】また、帯電手段の構成も、前述した実施の
形態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として
従来から用いられているタングステンワイヤーの三方周
囲にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステン
ワイヤーに高電圧を印加することによって生じた正また
は負のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラ
ム表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然
である。
【0044】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード(帯電ブレード)、バッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0045】また、感光体ドラムに残存するトナーのク
リーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁
気ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良
い。
【0046】また、前述したプロセスカートリッジと
は、例えば電子写真感光体と、少なくともプロセス手段
の1つを備えたものである。従って、そのプロセスカー
トリッジの態様としては、前述した実施形態のもの以外
にも、例えば電子写真感光体と、帯電手段とを一体的に
カートリッジ化し、装置本体に着脱可能とするもの。電
子写真感光体と現像手段とを一体的にカートリッジ化
し、装置本体に着脱可能にするもの。電子写真感光体と
クリーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置
本体に着脱可能にするもの。更には電子写真感光体と、
前記プロセス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体
的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの
等がある。
【0047】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするもの
をいう。そして、このプロセスカートリッジは、使用者
自身が装置本体に着脱することができる。そこで、装置
本体のメンテナンスを使用者自身で行うことができる。
【0048】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてレーザープリンタを例示したが、本
発明はこれに限定する必要はなく、例えば電子写真複写
機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッサー等の
他の電子写真画像形成装置に使用することも当然可能で
ある。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像ユニ
ットによれば、現像ユニットの長手寸法を短くでき、更
に取っ手先端部に外力が加わっても、取っ手が現像剤容
器から分離することがない。
【0050】また、本発明のプロセスカートリッジ、及
び、該プロセスカートリッジを着脱可能な画像形成装置
によれば、プロセスカートリッジの長手寸法を短くで
き、更に梱包形態時の落下・振動などによって取っ手先
端部に外力が加わっても、取っ手が現像剤容器から分離
することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電子写真画像形成装置の一態様であるプロセ
スカートリッジを装填したレーザープリンタの構成を示
す断面図
【図2】 電子写真画像形成装置の外観斜視図
【図3】 プロセスカートリッジの構成を示す断面図
【図4】 プロセスカートリッジの外観図
【図5】 現像ユニットのトナー枠体の説明図
【図6】 現像ユニットの現像枠体の説明図
【図7】 現像ユニットのトナー枠体の説明図
【図8】 (a)はプロセスカートリッジの外観図、
(b)は(a)に示すプロセスカートリッジのX−X線
断面図
【図9】 現像ユニットの外観図
【図10】 閉状態のカートリッジカバーとプロセスカ
ートリッジとの位置関係を示す説明図
【符号の説明】
2 被記録材(記録媒体) 3 搬送手段 7 電子写真感光体 8 帯電ローラ(帯電手段) 10 現像手段 11 クリーニング手段 12 トナー枠体(現像剤容器) 14 電子写真画像形成装置本体 15 現像枠体(現像容器) 23 トナーシール部材(シール部材) 24 両面テープ(結合部材) 81 サイドカバー(ホルダー) 81a 開口部面 81b トナーシール引き出し開口部(開口部) 251 取っ手 251c 切り欠き部 251a 先端部 251b 接触点 251d 線 23e2 他端(端部) B プロセスカートリッジ G カートリッジ装着ガイド(装着手段) U 現像ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松崎 祐臣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA03 BA13 BA19 BA29 BA35 BA36 DA08 2H077 AA02 AA05 AA06 AA33 AA34 BA09 CA12 GA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に画像を形成する電子写真画像
    形成装置に用いられる現像ユニットにおいて、 少なくとも、電子写真感光体に形成された静電潜像の現
    像に用いる現像剤を収容するための現像剤容器と、前記
    電子写真感光体の潜像を前記現像剤により現像する現像
    手段を支持するための現像容器と、前記現像ユニットを
    前記電子写真画像形成装置に対し固定して位置決めする
    ためのホルダーと、を有し、 前記現像剤容器は、前記現像剤容器から現像剤が前記現
    像容器に浸入するのを防ぐためのシール部材と、前記現
    像剤容器に一体成形されて前記シール部材の端部が固定
    され、前記現像ユニットの使用に先立って前記シール部
    材を引くために掴む取っ手と、前記取っ手を常に一定部
    位でかつ前記現像剤容器と分離しないよう折り曲げるた
    めの切り欠き部と、を有し、 前記ホルダーは、前記取っ手を挿入して前記シール部材
    を引き出すための開口部と、前記取っ手を面で受けるた
    めの開口部面と、を有し、 前記開口部面には、前記取っ手と前記開口部の前記現像
    剤容器側との接触点から前記取っ手を切り欠き部で折り
    曲げた際の前記取っ手の取っ手先端部までを直線で結ん
    だ線と略平行に勾配を設けたことを特徴とする現像ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記シール部材は端部が前記取っ手に両
    面テープなどの結合部材により固定されていることを特
    徴とする請求項1に記載の現像ユニット。
  3. 【請求項3】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    プロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された潜像の現像に用いる現
    像剤を収容するための現像剤容器と、 前記電子写真感光体の潜像を前記現像剤により現像する
    ための現像手段と、 前記現像手段を支持するための現像容器と、 前記プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置
    本体に固定して位置決めするためのホルダーと、 を有し、 前記現像剤容器は、前記現像剤容器から現像剤が前記現
    像容器に浸入するのを防ぐためのシール部材と、前記現
    像剤容器に一体成形されて前記シール部材の端部が固定
    され、前記プロセスカートリッジの使用に先立って前記
    シール部材を引くために掴む取っ手と、前記取っ手を常
    に一定部位でかつ前記現像剤容器と分離しないよう折り
    曲げるための切り欠き部と、を有し、 前記ホルダーは、前記取っ手を挿入して前記シール部材
    を引き出すための開口部と、前記取っ手を面で受けるた
    めの開口部面と、を有し、 前記開口部面には、前記取っ手と前記開口部の前記現像
    剤容器側との接触点から前記取っ手を切り欠き部で折り
    曲げた際の前記取っ手の取っ手先端部までを直線で結ん
    だ線と略平行に勾配を設けたことを特徴とするプロセス
    カートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記シール部材は端部が前記取っ手に両
    面テープなどの結合部材により固定されていることを特
    徴とする請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 更に、前記プロセスカートリッジは、前
    記電子写真感光体と現像手段とに加えて、少なくとも、
    前記電子写真感光体に帯電を行うための帯電手段と、前
    記電子写真感光体上に残留する現像剤を除去するための
    クリーニング手段の何れか一方を一体的にカートリッジ
    化して、このカートリッジを前記電子写真画像形成装置
    本体に着脱可能とすることを特徴とする請求項3に記載
    のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 プロセスカートリッジを着脱可能で、記
    録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置に
    おいて、 a)電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された潜像の現像に用いる現
    像剤を収容するための現像剤容器と、 前記電子写真感光体の潜像を前記現像剤により現像する
    ための現像手段と、 前記現像手段を支持するための現像容器と、 前記プロセスカートリッジを前記電子写真画像形成装置
    本体に固定して位置決めするためのホルダーと、 を有し、 前記現像剤容器は、前記現像剤容器から現像剤が前記現
    像容器に浸入するのを防ぐためのシール部材と、前記現
    像剤容器に一体成形されて前記シール部材の端部が固定
    され、前記プロセスカートリッジの使用に先立って前記
    シール部材を引くために掴む取っ手と、前記取っ手を常
    に一定部位でかつ前記現像剤容器と分離しないよう折り
    曲げるための切り欠き部と、を有し、 前記ホルダーは、前記取っ手を挿入して前記シール部材
    を引き出すための開口部と、前記取っ手を面で受けるた
    めの開口部面と、を有し、 前記開口部面には、前記取っ手と前記開口部の前記現像
    剤容器側との接触点から前記取っ手を切り欠き部で折り
    曲げた際の前記取っ手の取っ手先端部までを直線で結ん
    だ線と略平行に勾配を設けたプロセスカートリッジを、
    取り外し可能に装着するための装着手段と、 b)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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