JP2000056657A - 現像ユニット及びプロセスカ−トリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像ユニット及びプロセスカ−トリッジ及び画像形成装置

Info

Publication number
JP2000056657A
JP2000056657A JP10231221A JP23122198A JP2000056657A JP 2000056657 A JP2000056657 A JP 2000056657A JP 10231221 A JP10231221 A JP 10231221A JP 23122198 A JP23122198 A JP 23122198A JP 2000056657 A JP2000056657 A JP 2000056657A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
handle
opening
process cartridge
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10231221A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Yokoi
昭佳 横井
Etsuichi Sasako
悦一 笹子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10231221A priority Critical patent/JP2000056657A/ja
Publication of JP2000056657A publication Critical patent/JP2000056657A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真画像形成装置に用いられるプロセス
カートリッジ、現像ユニットのシャッタ手段を使用前に
うっかり開けてしまうことを阻止するとともに、トナー
シールを除去せずに装置本体に装着することを防止す
る。 【解決手段】 開口部を開閉するドラムシャッタ部材2
8を支持するシャッタアーム27が軸26を中心に時計
回りに開こうとするとトナーシールの端部を貼りつけて
ある把手部材21bに干渉するツメ部27aをシャッタ
アーム27に設けた。枠体と一体の把手部材21bを切
り離すとシャッタは開くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロセスカートリッ
ジ、現像ユニット及び前記プロセスカートリッジ、前記
現像ユニットを着脱可能な電子写真画像形成装置に関す
る。
【0002】ここで電子写真画像形成装置としては、例
えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、LE
Dプリンタ、レーザービームプリンタ等)、電子写真フ
ァクシミリ装置及び電子写真ワードプロセッサ等が含ま
れる。
【0003】また、現像ユニットとは現像剤を収納する
現像剤収納部と現像剤担持体とを一体的にユニット化
し、このユニットを画像形成装置本体に対して着脱可能
とするものである。
【0004】また、プロセスカートリッジとしては、帯
電手段、又はクリーニング手段と現像手段及び電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
る。及び帯電手段、クリーニング手段の少なくとも一つ
と現像手段及び電子写真感光体とを一体的に着脱可能と
するものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱
可能とするものをいう。
【0005】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及
び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずに使用
者自身で行うことが出来るので、格段に操作性を向上さ
せることが出来る。そのためにこのプロセスカートリッ
ジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられ
ている。
【0006】このようなプロセスカートリッジにあって
は、電子写真感光体を保護するためにシャッターが設け
られ、さらに、出荷時の振動等による現像剤(以下「ト
ナー」という)の漏れを防止するために、トナー収納部
の開口をシール部材によってシールしている。そして、
プロセスカートリッジ使用開始時に前記シール部材を引
き剥がすことによってトナー収納部内のトナーを現像部
材に供給可能とし、この状態でプロセスカートリッジを
装置本体に装着するようにしている。
【0007】また、前述のプロセスカートリッジのほか
に現像手段を一体的化して、この現像ユニットを画像形
成装置本体に着脱可能とする方式も用いられている。
【0008】このような現像ユニットにおいては、現像
剤担持体を保護するためにシャッターが設けられ、さら
に、出荷時の振動等によるトナーの漏れを防止するため
に、トナー収納部の開口をシール部材によってシールし
ている。そして、現像ユニット使用開始時に前記シール
部材を引き剥がすことによってトナー収納部内のトナー
を現像部材に供給可能とし、この状態で現像ユニットを
装置本体に装着するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の現像ユ
ニット及びプロセスカートリッジのシール構成を更に発
展させたものであり、その目的とするところは、出荷時
の振動や開封直後の現像ユニット及びプロセスカートリ
ッジ取り出しの際にシャッターが不用意に開いてしまう
ことを防止するとともに、シール部材を引き剥がすこと
なく現像ユニット及びプロセスカートリッジを装置本体
に装着することを防止することが可能な現像ユニット及
びプロセスカートリッジ及び該現像ユニット、該プロセ
スカートリッジを用いる電子写真画像形成装置を提供す
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するための本発明に係る代表的な構成は、画像形成装置
本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子
写真感光体と、トナー収納部に収納した現像剤を開口を
通して現像剤担持体へ供給し、前記電子写真感光体に形
成された潜像を現像するための現像手段と、前記電子写
真感光体及び現像手段を支持するカートリッジ枠体と、
前記電子写真感光体を外部へ露出するために前記カート
リッジ枠体に設けた開口部を開閉可能なシャッタ手段
と、前記トナー収納部の開口をシールし、引き抜き可能
に一部をカートリッジ枠体から露出させ、露出端部に前
記カートリッジ枠体の前記シール部材に近接した部材に
一体的に形成された把手部を有するシール手段と、を有
し、前記シール手段の把手部は、切り離し可能で、前記
把手部を切り離す前の状態では閉じた状態の前記シャッ
タ手段が前記把手部と干渉してシャッタ手段を開けるこ
とができないようにシャッタ手段と把手部が配設されて
いることを特徴とするものである。
【0011】また、画像形成装置本体に着脱可能な現像
ユニットにおいて、現像剤担持体と、前記現像剤担持体
へ開口を通じて供給するトナーを収納するトナー収納部
と、トナー収納部を容器状に構成し前記現像剤担持体を
支持する現像ユニット枠体と、前記現像剤担持体を露出
するために前記現像ユニット枠体に設けた開口部を開閉
可能なシャッタ手段と、前記トナー収納部の開口をシー
ルし、引き抜き可能に一部を現像ユニット枠体から露出
させ、露出端部に前記現像ユニット枠体の前記シール部
材に近接した部材に一体的に形成された把手部を有する
シール手段と、を有し、前記シール手段の把手部は、切
り離し可能で、前記把手部を切り離す前の状態では閉じ
た状態の前記シャッタ手段が前記把手部と干渉してシャ
ッタ手段を開けることができないようにシャッタ手段と
把手部が配設されていることを特徴とするものである。
【0012】また、把手部を除去すると前記現像ユニッ
ト又はプロセスカートリッジを取り外し可能に装着可能
で把手部が除去されていないと現像ユニット又はプロセ
スカートリッジを装着できない装着手段を有する電子写
真画像形成装置を構成したことを特徴とするものであ
る。
【0013】
【作用】上記構成にあっては、出荷時の振動や開封直後
の現像ユニット及びプロセスカートリッジ取り出しの際
に不用意にシャッタが開くことを防止することが可能で
ある。また、使用者が現像ユニット及びプロセスカート
リッジの使用に際し、前記シール手段を除去しないで現
像ユニット及びプロセスカートリッジを装置本体に装着
すると、シャッタ手段がシール手段の把手部に接触して
しまう。そのため、シャッタ手段が開かず、プロセスカ
ートリッジ又は現像カートリッジを装着できないのでシ
ール手段が除去されていないことを容易に知ることが出
来る。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明に係る一実施の形態を
図面を参照して説明する。
【0015】(実施の形態1)まず実施の形態1に係る
プロセスカートリッジ及びこれを装着可能な画像形成装
置について、図1乃至図15を参照して具体的に説明す
る。
【0016】ここでは説明の順序として、プロセスカ
ートリッジ及びこれを用いる画像形成装置の全体構成、
トナー収納部のシール構成、カートリッジ装着構成
及びドラムシャッタの開閉構成、前記トナー収納部を
シールするシール部材の把手部材とシャッタアームの関
係について順に説明する。
【0017】{全体構成}この電子写真画像形成装置
(レーザービームプリンタ)Aは、図4に示すように、
光学系1から画像情報に基づいた情報光をドラム形状の
電子写真感光体へ照射して該感光体に潜像を形成し、こ
の潜像を現像してトナー像を形成する。そして前記トナ
ー像の形成と同期して、記録媒体2を給紙カセット3a
からピックアップローラ3b及びこれに圧接する圧接部
材3cで一枚ずつ分離給送すると共に、搬送ローラ対3
d、レジストローラ対3e等からなる搬送手段3で搬送
し、且つプロセスカートリッジBとしてカートリッジ化
された前記電子写真感光体に形成したトナー像を転写手
段としての転写ローラ4に電圧印加することによって記
録媒体2に転写し、その記録媒体2を搬送ベルト3fに
よって定着手段5へと搬送する。この定着手段5は駆動
ローラ5aと、ヒータ5bを内蔵すると共に支持体5c
によって回転可能に支持された筒状シートで構成した定
着回転5dからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力
を印加して転写トナー像を定着する。そしてこの記録媒
体2を排出ローラ対3g、3hで搬送し、反転搬送経路
を通して排出部6へと排出する如くに構成している。
尚、この画像形成装置Aは、手差しトレイ3i及びロー
ラ3jによって手差し給送も可能となっている。
【0018】一方、前記プロセスカートリッジBは、電
子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備え
たものである。ここでプロセス手段としては、例えば電
子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に
形成された潜像を現像する現像手段、電子写真感光体表
面に残留するトナーをクリーニングするためのクリーニ
ング手段等がある。本実施の形態のプロセスカートリッ
ジBは、図5に示すように、感光層を有する電子写真感
光体である感光体ドラム7を回転し、帯電手段である帯
電ローラ8へ電圧印加して前記感光体ドラム7の表面を
一様に帯電し、この帯電した感光体ドラム7に対して前
記光学系1からの光像を露光開口部9を介して露光して
潜像を形成し、該潜像を現像手段10によって現像する
ように構成している。
【0019】前記現像手段10は、現像下枠12b内の
トナーを攪拌する第1トナー送り部材10b1及びトナ
ー収納部10a内のトナーを送り手段である回転可能な
第2トナー送り部材10b2で送り出し、固定磁石10
cを内蔵した現像部材である現像ローラ10dを回転さ
せると共に、現像ブレード10eによって摩擦帯電電荷
を付与したトナー層を現像ローラ10dの表面に形成
し、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム7へ転
移させることによってトナー像を形成して可視像化する
ものである。
【0020】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後
は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム
7に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート
11bによってすくい取り、廃トナー収納部11cへ集
めるクリーニング手段11によって感光体ドラム7上の
残留トナーを除去するように構成している。
【0021】前記感光体ドラム7等の各部材はカートリ
ッジ枠体内に収容支持されてカートリッジ化され、装置
本体14に対して着脱される。このカートリッジ枠体
は、トナー現像枠体12とクリーニング枠体13とを結
合して構成している。
【0022】{トナー収納部のシール構成}次に現像手
段の一部であるトナー収納部のシール構成について説明
する。現像手段10はトナー現像枠体12に支持される
が、このトナー現像枠体12は図6に示すように、トナ
ー収納部10aを形成する現像枠体12aの側部に現像
下枠12bを溶着すると共に、上部に蓋部材12cを溶
着して一体化したものである。
【0023】現像枠体12aは、内部に支持リブ12a
1を有すると共に、側部にトナー供給開口12a2を有
し、更に長手方向一方端面にトナー充填口12a3を有
する。現像手段10の組み付けは、シール部材21でト
ナー供給開口12a2をシールし、且つ前記現像枠体1
2a内に第2トナー送り部材10b2を組み込んだ後に
蓋部材12cを溶着する。そしてトナーを充填し、現像
枠体12aの側部に現像下枠12bを溶着し、この現像
下枠12bに第1トナー送り部材10b1を取り付け、
更に現像下枠12bに発泡ウレタン等からなるシール1
2eを取り付ける。更に、現像枠体12aのトナー供給
開口12a2の上縁12a4に発泡ポリウレタン等から
なるシール12fを取り付けると共に、現像ブレード1
0eをねじ止めして取り付ける。更に現像下枠12bに
軸受12dを取り付けて現像ローラ10dを軸支する。
【0024】前記組み立て工程において、トナー収納部
10aへのトナー充填は、プロセスカートリッジBの出
荷時の振動等によってトナー収納部10a内のトナーが
現像ローラ10dと現像ブレード10eとの間等から漏
れないようにするために、未使用状態ではトナーがトナ
ー収納部10a内に密封されるようにする。そのため
に、前述したように、トナー供給開口12a2をフィル
ム状のシール部材21によってシールする。この状態で
トナー充填口12a3からトナーを充填し、該トナー充
填口12a3をキャップ12gで被蓋して密封する。
【0025】前記シール部材21は現像枠体12aに現
像下枠12bを溶着する前に熱溶着、或いは接着剤によ
る接着等(本実施の形態では熱溶着)によって取り付け
る。このシール部材21は、図7に示すように、現像枠
体12aのトナー供給開口12a2の長手方向長さの2
倍以上の長さを有するフィルム部材21aと、該部材2
1aの一端に取り付けた把手部となる把手部材21b
(図1参照)からなり、フィルム部材21aをトナー供
給開口12a2の縁部に熱溶着等によって取り付けてこ
のトナー供給開口12a2を封鎖し、トナー供給開口1
2a2の長手方向一方端の位置の折り返し部21dでフ
ィルム部材21aを折り返し、その折り返し端部21a
1をカートリッジ枠体の外部に露出し、その端部を現像
枠体12aから切り離し可能に現像枠体12aと一体成
形された把手部材21bに貼り付けて結合させて構成す
る。そして、プロセスカートリッジBを使用する場合に
は前記把手部材21bを掴み、切り離し、これを引き抜
くとシール部21が現像枠体12aから剥がれ、トナー
供給開口12a2が開封される。図4において軸15a
を中心にして開閉部材15を上方へ回動して開くと見え
る装置本体14のカートリッジ装着部へシール部材21
を開封した状態でプロセスカートリッジBを装置本体1
4に装着すると、図4のようになり、画像形成動作に応
じてトナー収納部10a内のトナーが現像ローラ10d
へ供給されるものである。尚、本実施の形態では前記把
手部材21bをカートリッジ枠体の所定位置に固定する
が、その説明は後述する。
【0026】{カートリッジ装着及びドラムシャッタの
構成}次に前記プロセスカートリッジBの装着構成につ
いて説明し、この装着動作に伴って開閉するドラムシャ
ッタ部材の構成について説明する。
【0027】{カートリッジ装着構成}前記プロセスカ
ートリッジBの着脱は開閉部材15を開いて行う。軸1
5a(図4参照)を中心にして開閉部材15を開くと、
図8及び図9に示すように、カートリッジ装着スペース
の左右両側面に前下がり略円弧状に傾斜したガイドレー
ル16が略対称に設けてあり、その上方にはガイド部材
17が取り付けてある。更に前記ガイドレール16の入
口側には第1傾斜面16aとこれに続いて前記第1傾斜
面16aよりも大きな傾斜の第2傾斜面16bが形成し
てある。
【0028】一方、ガイドレール16に対応してプロセ
スカートリッジBの長手方向両外側面には、ガイドレー
ル16に沿ってガイドされるボス18a(図1参照)が
左右対称位置から突出形成してあり、該ボス18aには
プロセスカートリッジBの挿入方向後方にガイドレール
16の形状に合わせた略円弧状のリブ18bが左右対称
に設けてある。
【0029】上記構成において、プロセスカートリッジ
Bを装着する場合には、図10乃至図15に示すよう
に、開閉部材15を開き、ボス18aをガイドレール1
6に沿わせてカートリッジ先端を装置の光学手段1の下
に潜り込ませるように挿入する。ガイドレール16は円
弧状に形成してあると共に、その上方にあるガイド部材
17もこれに倣った形状をしており、且つリブ18bも
同様な円弧状であるために、挿入するに従ってプロセス
カートリッジBは略水平になる。更にカートリッジBを
押し込むと、図14に示すように、装置本体14に設け
た突当部材19がクリーニング枠体13の先端の両端部
付近に設けた当接面20に当接し、次にプロセスカート
リッジBのボス18aがガイドレール16の終端に形成
した受け凹部16cに落ち込む。これにより、感光体ド
ラム7の側端に固着したドラムギア(図示せず)が装置
本体14側の駆動ギア22(図9参照)と噛合し、プロ
セスカートリッジBへ駆動力を伝達可能となる。
【0030】次に開閉部材15を閉じると、図15に示
すように、開閉部材15に軸支されると共にねじりコイ
ルばね23で付勢された加圧部材24がクリーニング枠
体13のアーム部25に当接し、ねじりコイルばね23
を捩じりながら所定の圧力で加圧する。また、このとき
装置本体14に設けた突当部材19とプロセスカートリ
ッジBの当接面20が当接してプロセスカートリッジB
が位置決め装着される。
【0031】前記カートリッジ枠体の下部には感光体ド
ラム7が搬送される記録媒体2に接触するための転写開
口部13n(図5参照)が形成してあり、カートリッジ
未使用時には前記開口部13nをドラムシャッタ部材2
8で閉じることにより、感光体ドラム7を保護してい
る。そしてプロセスカートリッジBを画像形成装置本体
14に装着すると前記ドラムシャッタ部材28が自動的
に開いて感光体ドラム7が露出するものである。
【0032】{ドラムシャッタの開閉構成}次に前記ド
ラムシャッタの開閉構成について、説明する。図1に示
すように、現像枠体12aの長手方向外側面の一方側に
は軸26にシャッタアーム27の根本が回転可能に取り
付けてあり、その先端がドラムシャッタ部材28の短手
方向一端に形成したピン部28aが回動可能に取り付け
てある。また、シャッタ部材28の短手方向他端には長
手方向全域にわたる溝28bが形成してあり、該溝28
bに針金を折り曲げて形成したシャッタリンク部材29
が回動可能に係止してある。
【0033】前記リンク部材29の両側の端部29a
は、夫々リンク支持部材30及びギアカバー31(図6
参照)に回転可能に支持される。前記リンク支持部材3
0は、図6に示すように、現像枠体12aに設けたトナ
ー充填口12a3を覆うものであり、プロセスカートリ
ッジBを組み立てる場合に、トナー充填口12a3から
トナー収納部10aへトナーを充填した後、該充填口1
2a3をキャップ部材12gで蓋して密閉する。次に前
記キャップ部材12gを覆うようにリンク支持部材30
を現像枠体12aに対して取り付ける。前記リンク支持
部材30の所定位置(現像枠体12aに溶着した状態で
トナー充填口12a3の真上)に軸穴30aが形成して
あり、この軸穴30aにリンク部材29の端部を差し込
むことによってリンク部材29の一方端を回動可能に支
持する。
【0034】一方、現像枠体12aの長手方向外側面の
他方側には、感光体ドラム7の側端に固着した不図示の
ドラムギアから順次噛合した不図示のギア列を取り付
け、このギア列によって現像ローラ10dやトナー送り
部材10b1、10b2へ駆動力が伝達するが、このギ
ア列を覆うようにギアカバー31が取り付けてある。そ
して、リンク部材29の他方端を前記ギアカバー31に
設けた軸穴31a(図6参照)にギアカバー31の外側
から差し込むことによってリンク部材29の他方端を回
動可能に支持している。
【0035】前記リンク部材29は、図1の長手方向か
らプロセスカートリッジBの側面を見ると「く」字状に
屈曲した形状をしており、この屈曲部には外側に突出す
るように「コ」字状の突出部29bが形成してある。こ
の突出部29bを回動させることでリンク部材29が回
動し、シャッタ部材28が転写開口部13nを開閉す
る。
【0036】尚、シャッタアーム27をクリーニング枠
体13に回動自在に支持する軸26にはねじりコイルば
ね(不図示)が取り付けてあり、該ばねの一端はシャッ
タアーム27に係止し、他端はクリーニング枠体13に
係止している。このため、該ばねの弾性力によってドラ
ムシャッタ部材28は常時閉じる方向へ付勢されてい
る。
【0037】次に前記構成のドラムシャッタ部材28の
開閉動作について説明する。前述したようにプロセスカ
ートリッジBを画像形成装置Aに挿入していくと、図1
2に示すように、ガイドレール16の第1傾斜面16a
にリンク部材29の突出部29bが当接する。このと
き、第1傾斜面16aとリンク部材29のなす角θは鋭
角となっている。このため、プロセスカートリッジBを
挿入していくとき、リンク部材29と第1傾斜面16a
が突っ張ることなく、シャッタ部材28の開動作とカー
トリッジBの挿入がスムーズに行われる。
【0038】プロセスカートリッジBを挿入していく
と、図13に示すように、前記突出部29bが第1傾斜
面16aに当接したままであるために、シャッタ部材2
8が徐々に後方へ開いていく。更にプロセスカートリッ
ジBを挿入していくと、図14及び図15に示すよう
に、前記突出部29bはガイドレール16の第2傾斜面
16bに移動し、プロセスカートリッジBの装着が完全
に装着されるとシャッタ部材28も完全に開く。前記第
2傾斜面16bは第1傾斜面16aよりも傾斜が大きく
形成してあるために、リンク部材29の突出部29bが
第2傾斜面16bに移動することで、シャッタ部材28
が所定の開放位置を保持したまま、プロセスカートリッ
ジBが挿入されていく。このため、ドラムシャッタ部材
28が開き過ぎたり、開き足りなかったりすることがな
い。
【0039】また、前記プロセスカートリッジBを装置
本体14から引き抜いて取り出すと、シャッタアーム2
7内に係止した前述のねじりコイルばね(不図示)の付
勢によりシャッタ部材28が閉じる。
【0040】{把手部材とシャッタアームの関係}次に
前述したトナー収納部をシールするシール部材21の把
手部材21bとシャッタアーム27によるドラムシャッ
タ部材28の開閉の関係について説明する。
【0041】前述のようにシャッタアーム27の回転運
動によりドラムシャッタ部材28が開閉自在に支持され
ているが、図2と図3(図2のZ方向矢視図)に示すよ
うにシール部材21が引かれてない状態、すなわち図3
の斜線部分の把手部材21bが切り離されてない状態で
は、シャッタ部材28が開く方向(矢印C方向)にシャ
ッタアーム27が回転しないように、シャッタアーム2
7の爪部27aが把手部材21bと接触する位置に配置
してある。そのため、把手部材21bが切り離されてな
い状態ではドラムシャッタ部材28が開かずに、把手部
材21bが切り離されてはじめてシャッタ部材28が図
2において矢印C方向に開放可能になる。
【0042】従って、出荷時の振動やプロセスカートリ
ッジBを収納した梱包材からの開封直後のプロセスカー
トリッジB取り出しの際に不用意にシャッタが開くこと
を防止することが可能である。
【0043】さらに、プロセスカートリッジBを画像形
成装置Aに装着するときに、前記把手部材21bを切り
離さないまま装着動作を行おうとすると、プロセスカー
トリッジBの挿入動作でシャッタアーム27が回転する
ときにシャッタアーム爪部27aが把手部材21に当接
して回転が妨げられる。このため、プロセスカートリッ
ジBを装置本体14へ挿入出来ず、使用者は把手部材2
1bを切り離さないままプロセスカートリッジBを挿入
してしまったことを容易に認識し得る。
【0044】このように、把手部材21bを切り離さな
い状態ではシャッタ部材28を開くことが出来ないため
に、カートリッジ装着時にシール部材21の除去忘れを
防止することが出来るものである。
【0045】(実施の形態2)実施の形態1ではシャッ
タアーム27の回転中心近傍にツメ部27aを設けて把
手部材21bが干渉する構成について述べたが、図16
に示すように穴部分21b1を設けた把手部材21bを
略90゜シャッタアーム27側に折り曲げ、シャッタア
ーム27に設けた突起部27bに前述の穴部分21b1
が引っかかるような構成にしてシャッタアーム27の回
動を規制しても同じ効果が得られる。さらに、この場合
は把手部材21bを折り曲げたことによりプロセスカー
トリッジBの長手方向が短くなるため、輸送時の長手方
向のスペースを効率化できる。
【0046】(実施の形態3)実施の形態1及び2では
プロセスカートリッジBについての例を示したが、プロ
セスカートリッジは現像ユニットでもよい。この場合は
前述のドラムシャッタ部材は現像ローラ10dの外部へ
の露出部を開閉するスリーブシャッタ部材に相当して、
シャッタアームと把手部材の構成及び位置関係は実施の
形態1及び2と同じである。
【0047】(他の実施の形態)次に前述した実施の形
態に係るプロセスカートリッジB及び現像ユニット及び
電子写真画像形成装置の各部の他例について説明する。
【0048】更に前述した実施の形態1及び2に係るプ
ロセスカートリッジB及び現像ユニットは単色画像を形
成するためのものであったが、プロセスカートリッジ及
び現像ユニットは単色の画像を形成する場合のみなら
ず、現像手段を複数設け、複数色の画像(例えば2色画
像、3色画像或いはフルカラー等)を形成するカートリ
ッジにも好適に適用することが出来る。
【0049】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0050】また電子写真感光体としては、前記感光体
ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含まれ
る。まず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体
としては例えばアモルファスシリコン、アモルファスセ
レン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状とし
ては、例えばドラム状、ベルト状等の回転体及びシート
状等が含まれる。尚、一般的にはドラム状又はベルト状
のものが用いられており、例えばドラムタイプの感光体
にあっては、アルミ合金等のシリンダー上に光導電体を
蒸着又は塗工等を行ったものである。
【0051】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態1及び実施の形態2では所謂接触帯電方法を用いた
が、他の構成として従来から用いられているタングステ
ンワイヤーの三方周囲にアルミ等の金属シールドを施
し、前記タングステンワイヤーに高電圧を印加すること
によって生じた正又は負のイオンを感光体ドラムの表面
に移動させ、該感光体ドラムの表面を一様に帯電する構
成を用いても良いことは当然である。
【0052】尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以
外にも、ブレード型、(帯電ブレード)、パッド型、ブ
ロック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0053】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0054】また前述したプロセスカートリッジとは、
少なくとも電子写真感光体と現像手段を備えたものであ
る。従って、その代表的な態様としては、現像手段と電
子写真感光体と、帯電手段及びクリーニング手段とを一
体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするも
の。また現像手段と電子写真感光体と、帯電手段又はク
リーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本
体に着脱可能にするもの。更には現像手段と電子写真感
光体とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可
能とするもの等がある。
【0055】また、前述の現像ユニットとは現像剤を収
納する現像剤収納部と現像剤担持体とを一体的のユニッ
ト化し、このユニットを画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものである。
【0056】更に前述した実施の形態では電子写真画像
形成装置としてレーザービームプリンタを例示したが、
本発明はこれに限定する必要はなく、例えば電子写真複
写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッサ等の
他の画像形成装置に使用することも当然可能である。
【0057】
【発明の効果】本発明は前述したように、出荷時の振動
や開封直後の現像ユニット又はプロセスカートリッジを
梱包部材から取り出しの際に不用意にシャッタが開くこ
とを防止することが可能である。また、使用者が現像ユ
ニット又はプロセスカートリッジの使用に際し、シール
手段を除去しないで現像ユニット又はプロセスカートリ
ッジを装置本体に装着する際、シャッタ手段が開く方向
に動こうとしてもシール手段の把手部に接触して開くこ
とができない。そのため、シャッタ手段が開かず、シー
ル手段が除去されていないことを容易に知ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】把手部材を切り離す前の状態のプロセスカート
リッジの外観斜視説明図である。
【図2】シャッタアームと把手部材の関係をあらわす模
式説明図である。
【図3】図2のZ矢視図である。
【図4】画像形成装置の構成模式説明図である。
【図5】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図6】現像手段の分解斜視図である。
【図7】現像枠体の開口にトナーシール部材を取り付け
た状態の斜視図である。
【図8】プロセスカートリッジの着脱をガイドする右側
ガイド構成の斜視図である。
【図9】プロセスカートリッジの着脱をガイドする左側
ガイド構成の斜視図である。
【図10】プロセスカートリッジを画像形成装置に装着
する状態を示す斜視図である。
【図11】プロセスカートリッジを画像形成装置に装着
する状態を示す側断面図である
【図12】プロセスカートリッジを画像形成装置に装着
する状態を示す側断面図である。
【図13】プロセスカートリッジを画像形成装置に装着
する状態を示す側断面図である。
【図14】プロセスカートリッジを画像形成装置に装着
する状態を示す側断面図である。
【図15】プロセスカートリッジを画像形成装置に装着
する状態を示す側断面図である。
【図16】実施の形態2を説明する斜視図である。
【符号の説明】
A…画像形成装置 B…プロセスカートリッジ 1…光学系 2…記録媒体 3…搬送手段 3a…給紙カセット 3b…ピックアッ
プローラ 3c…圧接部材 3d…搬送ローラ対 3e
…レジストローラ 3f…搬送ベルト 3g,3h…排
出ローラ 3i…手差しトレイ 3j…ローラ 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c
…支持体 5d…定着回転体 6…排出部 7…感光体ドラム 8…帯電ローラ 9…露光開口部 10…現像手段 10a…トナー収納部 10b1,1
0b2…トナー送り部材 10c…磁石 10d…現像
ローラ 10e…現像ブレード 11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレー
ド 11b…スクイシート 11c…廃トナー収納部 12…トナー現像枠体 12a…現像枠体 12a1…
支持リブ 12a2…トナー供給開口 12a3…トナ
ー充填口 12a4…上縁 12b…現像下枠12c…
蓋部材 12d…軸受 12e…シール 12f…シー
ル 12g…キャップ 13…クリーニング枠体 13n…転写開口部 14…装置本体 15…開閉部材 15a…軸 16…ガイドレール 16a…第1傾斜面 16b…第
2傾斜面 16c…受け凹部 17…ガイド部材 18a…ボス 18b…リブ 19…突当部材 20…当接面 21…シール部材 21a…フィルム部材 21a1…
折り返し端部 21b…把手部材 21b1…穴部分
21d…折り返し部 22…駆動ギア 23…ねじりコイルばね 24…加圧部材 25…アーム部 26…軸 27…シャッタアーム 27a…ツメ部 27b…突起
部 28…ドラムシャッタ部材 28a…ピン部 28b…
溝 29…リンク部材 29a…端部 29b…突出部 30…リンク支持部材 30a…軸穴 31…ギアカバー 31a…軸穴

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 現像剤収納部に収納した現像剤を開口を通して現像剤担
    持体へ供給し、前記電子写真感光体に形成された潜像を
    現像するための現像手段と、 前記電子写真感光体及び現像手段を支持するカートリッ
    ジ枠体と、 前記電子写真感光体を外部へ露出するために前記カート
    リッジ枠体に設けた開口部を開閉可能なシャッタ手段
    と、 前記現像剤収納部の開口をシールし、引き抜き可能に一
    部をカートリッジ枠体から露出させ、露出端部に前記カ
    ートリッジ枠体の前記シール部材に近接した部材に一体
    的に形成された把手部を有するシール手段と、 を有し、前記シール手段の把手部は、切り離し可能で、 前記把手部を切り離す前の状態では閉じた状態の前記シ
    ャッタ手段が前記把手部と干渉してシャッタ手段を開け
    ることができないようにシャッタ手段と把手部が配設さ
    れていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記シャッタ手段は、前記カートリッジ
    枠体に設けた開口部を開閉可能なシャッタ部材と、前記
    シャッタ部材を開閉自在に支持するシャッタ支持部材と
    を有し、前記把手部を切り離す前の状態で且つシャッタ
    部材が前記開口部を閉じた状態で前記シャッタ支持部材
    が前記把手部によって移動を阻止されるよう構成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 前記シール手段は、前記現像剤収納部の
    開口をシールするフィルム部材と、前記フィルム部材の
    一端に結合された前記把手部とを有することを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段とクリーニング手段と、前記現像手段と、電子写真感
    光体と、を一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
    ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
    る請求項1から3の何れか1つに記載のプロセスカート
    リッジ。
  5. 【請求項5】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段又はクリーニング手段と前記現像手段及び電子写真感
    光体と、を一体的にカートリッジ化して画像形成装置本
    体に対して着脱可能とするものである請求項1から3の
    何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記プロセスカートリッジとは、前記現
    像手段と、電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化
    して画像形成装置本体に対して着脱可能とするものであ
    る請求項1から3の何れか1つに記載のプロセスカート
    リッジ。
  7. 【請求項7】 画像形成装置本体に装着可能な現像ユニ
    ットにおいて、 現像剤担持体と、 前記現像剤担持体へ開口を通じて供給する現像剤を収納
    する現像剤収納部と、 前記現像剤収納部を容器状に構成し前記現像剤担持体を
    支持する現像ユニット枠体と、 前記現像剤担持体を露出するために前記現像ユニット枠
    体に設けた開口部を開閉可能なシャッタ手段と、 前記現像剤収納部の開口をシールし、引き抜き可能に一
    部を現像ユニット枠体から露出させ、露出端部に前記現
    像ユニット枠体の前記シール部材に近接した部材に一体
    的に形成された把手部を有するシール手段と、 を有し、前記シール手段の把手部は、切り離し可能で、
    前記把手部を切り離す前の状態では閉じた状態の前記シ
    ャッタ手段が前記把手部と干渉してシャッタ手段を開け
    ることができないようにシャッタ手段と把手部が配設さ
    れていることを特徴とする現像ユニット。
  8. 【請求項8】 前記シャッタ手段は、前記現像ユニット
    枠体に設けた開口部を開閉可能なシャッタ部材と、前記
    シャッタ部材を開閉自在に支持するシャッタ支持部材と
    を有し、前記把手部を切り離す前の状態で且つシャッタ
    部材が前記開口部を閉じた状態で前記シャッタ支持部材
    が前記把手部によって移動を阻止されるよう構成したこ
    とを特徴とする請求項7に記載の現像ユニット。
  9. 【請求項9】 前記シール手段は、前記現像剤収納部の
    開口をシールするフィルム部材と、前記フィルム部材の
    一端に結合された前記把手部とを有することを特徴とす
    る請求項7又は8に記載の現像ユニット。
  10. 【請求項10】 プロセスカートリッジを着脱可能であ
    って、記録媒体に画像を記録する電子写真画像形成装置
    において、 a.電子写真感光体と、 現像剤収納部に収納した現像剤を開口を通して現像剤担
    持体へ供給し、前記電子写真感光体に形成された潜像を
    現像するための現像手段と、 前記電子写真感光体及び現像手段を支持するカートリッ
    ジ枠体と、 前記電子写真感光体を外部へ露出するために前記カート
    リッジ枠体に設けた開口部を開閉可能なシャッタ手段
    と、 前記現像剤収納部の開口をシールし、引き抜き可能に一
    部をカートリッジ枠体から露出させ、露出端部に前記カ
    ートリッジ枠体の前記シール部材に近接した部材に一体
    的に形成された把手部を有するシール手段と、を有し、
    前記シール手段の把手部は、切り離し可能で、 前記把手部を切り離す前の状態では閉じた状態の前記シ
    ャッタ手段が前記把手部と干渉してシャッタ手段を開け
    ることができないようにシャッタ手段と把手部が配設さ
    れているプロセスカートリッジを、前記把手部が除去さ
    れていないと装着できず把手部が除去されていると取り
    外し可能に装着できる装着手段と、 b.記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  11. 【請求項11】 現像ユニットを着脱可能であって、記
    録媒体に画像を記録する電子写真画像形成装置におい
    て、 a.現像剤担持体と、 前記現像剤担持体へ開口を通じて供給する現像剤を収納
    した現像剤収納部と、 前記現像剤収容部を容器状に構成し前記現像剤担持体を
    支持する現像ユニット枠体と、 前記現像剤担持体を露出するために前記現像ユニット枠
    体に設けた開口部を開閉可能なシャッタ手段と、 前記現像剤収納部の開口をシールし、引き抜き可能に一
    部を現像ユニット枠体から露出させ、露出端部に前記現
    像ユニット枠体の前記シール部材に近接した部材に一体
    的に形成された把手部を有するシール手段と、 を有し、前記シール手段の把手部は、切り離し可能で、
    前記把手部を切り離す前の状態では閉じた状態の前記シ
    ャッタ手段が前記把手部と干渉してシャッタ手段を開け
    ることができないようにシャッタ手段と把手部が配設さ
    れている現像ユニットを前記把手部が除去されていない
    と装着できず把手部が除去されていると取り外し可能に
    装着できる装着手段と、 b.記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記装着手段は、プロセスカートリッ
    ジの挿入に伴ってシャッタ手段を開くための係合部を有
    することを特徴とする請求項10に記載の電子写真画像
    形成装置。
  13. 【請求項13】 前記装着手段は、現像ユニットの挿入
    に伴ってシャッタ手段を開くための係合部を有すること
    を特徴とする請求項11に記載の電子写真画像形成装
    置。
  14. 【請求項14】 前記電子写真画像形成装置は、電子写
    真複写機又はレーザビームプリンタ又はファクシミリ装
    置であることを特徴とする請求項10又は11に記載の
    電子写真画像形成装置。
JP10231221A 1998-08-03 1998-08-03 現像ユニット及びプロセスカ−トリッジ及び画像形成装置 Pending JP2000056657A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10231221A JP2000056657A (ja) 1998-08-03 1998-08-03 現像ユニット及びプロセスカ−トリッジ及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10231221A JP2000056657A (ja) 1998-08-03 1998-08-03 現像ユニット及びプロセスカ−トリッジ及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000056657A true JP2000056657A (ja) 2000-02-25

Family

ID=16920227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10231221A Pending JP2000056657A (ja) 1998-08-03 1998-08-03 現像ユニット及びプロセスカ−トリッジ及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000056657A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330427A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Canon Inc プロセスカートリッジ、現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2007003643A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2008009405A (ja) * 2006-05-29 2008-01-17 Kyocera Mita Corp 着脱ユニット及び画像形成装置
JP2011039567A (ja) * 2010-11-26 2011-02-24 Canon Inc プロセスカートリッジ、現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置
US8142089B2 (en) 2006-02-07 2012-03-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and sheet containing apparatus

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330427A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Canon Inc プロセスカートリッジ、現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4681946B2 (ja) * 2005-05-27 2011-05-11 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ、現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2007003643A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8142089B2 (en) 2006-02-07 2012-03-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and sheet containing apparatus
JP2008009405A (ja) * 2006-05-29 2008-01-17 Kyocera Mita Corp 着脱ユニット及び画像形成装置
JP2011039567A (ja) * 2010-11-26 2011-02-24 Canon Inc プロセスカートリッジ、現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3294465B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3268162B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3774488B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
KR0184327B1 (ko) 프로세스 카트리지, 프로세스 카트리지 조립 방법 및 화상 형성 장치
JP3154642B2 (ja) プロセスカートリッジ、トナー現像枠体とクリーニング枠体の結合方法、及び、画像形成装置
JPH0816067A (ja) シャッタ部材及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH10339995A (ja) トナーフレーム、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JPH0816069A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2005091708A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3382409B2 (ja) プロセスカートリッジの再生方法
JP3703450B2 (ja) プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JP2000056657A (ja) 現像ユニット及びプロセスカ−トリッジ及び画像形成装置
JPH0816062A (ja) 画像形成装置
JPH08292632A (ja) 現像剤容器及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2000131943A (ja) 現像ユニット、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JPH08339150A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JPH07271274A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH08305251A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2000066564A (ja) 現像ユニット及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3352289B2 (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH08114962A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPH11249532A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JPH11184353A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2005049762A (ja) プロセスカートリッジ及びドラム支持部材
JPH08123297A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置