JP2007003643A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007003643A
JP2007003643A JP2005181502A JP2005181502A JP2007003643A JP 2007003643 A JP2007003643 A JP 2007003643A JP 2005181502 A JP2005181502 A JP 2005181502A JP 2005181502 A JP2005181502 A JP 2005181502A JP 2007003643 A JP2007003643 A JP 2007003643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
image forming
forming apparatus
image
magnetic pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005181502A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Kakita
昭彦 柿田
Hideiku Sata
英郁 佐多
Yutaka Miyasaka
裕 宮坂
Nobuyasu Tamura
暢康 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2005181502A priority Critical patent/JP2007003643A/ja
Publication of JP2007003643A publication Critical patent/JP2007003643A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】 簡単に使用済みの現像剤を簡単に回収できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 像担持体1と、該像担持体上の潜像に現像剤を供給する現像装置40とを備える画像形成装置において、前記現像装置40が、像担持体1に現像剤Tを供給する現像ローラ41と、現像剤を撹拌する現像剤撹拌手段44,45を備えた現像剤貯蔵部46と、該現像剤貯蔵部46で撹拌された現像剤を吸着して前記現像ローラ41に供給する供給ローラ42とを有し、該供給ローラ42が現像剤Tを吸着可能な部分である着磁極42aと、現像剤の吸着不能な部分である非着磁極42bとを有し、前記供給ローラの現像剤貯蔵部46に対向する位置を、前記吸着可能な部分42aと吸着不能な部分42bとの間で変更可能とした。
【選択図】 図3

Description

本発明は画像形成装置に関し、特に、使用済みの現像剤の回収が容易な現像装置を備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置では、像担持体上に静電潜像を形成し、これに現像装置からトナーを供給してトナー像とし、これを用紙に転写することで画像形成することが行われている。現像剤としては、トナーとキャリアとを混合した2成分現像剤が使用されている。
図4は従来のカラー画像形成装置の構成を示す図である。図4に示すカラー画像形成装置は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、原稿自動搬送手段30、画像読取装置60、画像書込装置3Y,3M,3C,3K、像担持体1Y,1M,1C,1K、帯電装置2Y,2M,2C,2K、現像装置4Y,4M,4C,4K、定着装置24、ベルト状の中間転写体6、給紙手段21A,21B,21C、搬送系22等を有する。
原稿自動搬送手段30は両面又は片面の原稿dを自動搬送する手段である。画像読取装置60は、移動式光学系により画像情報が読み取られる装置で、原稿載置台上から給送される多数枚の原稿dの内容を、3枚の可動ミラー60Cで反射し、集光レンズ60Bにより、CCDからなる撮像素子60Aに結像して読み取る。
イエロー色の画像を形成する画像形成部10Yは、像形成体としての像担持体1Yの周囲に配置された帯電装置2Y、画像書込装置3Y、現像装置4Y及びクリーニング装置8Yを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部10Mは、像形成体としての像担持体1M、帯電装置2M、画像書込装置3M、現像装置4M及びクリーニング装置8Mを有する。シアン色の画像を形成する画像形成部10Cは、像形成体としての像担持体1C、帯電装置2C、画像書込装置3C、現像装置4C及びクリーニング装置8Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部10Kは、像形成体としての像担持体1K、帯電装置2K、画像書込装置3K、現像装置4K及びクリーニング装置8Kを有する。帯電装置2Yと画像書込装置3Y、帯電装置2Mと画像書込装置3M、帯電装置2Cと画像書込装置3C及び帯電装置2Kと画像書込装置3Kとは、潜像形成手段を構成する。
中間転写体6は、無端状のベルトであり、複数のローラにより張架され、回動可能に支持されている。以上の構成において、画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、中間転写体6とがプロセスカートリッジを構成し、画像形成装置本体から引き出し可能な構成となっている。像担持体1Y,1M,1C,1K、とそれぞれに対応する帯電装置2Y,2M,2C,2Kとで像担持体ユニットが構成され、像担持体ユニット及び現像装置4Y,4M,4C,4Kは、プロセスカートリッジを引き出したとき、プロセスカートリッジから着脱自在になっている。
撮像素子60A上に結像した画像情報の信号は、図示しない画像処理部に送られる。画像処理部は、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、画像書込装置3Y,3M,3C,3Kに各色ごとの信号を送る。
画像書込装置3Y,3M,3C,3Kでは、レーザ光源としての半導体レーザを用い、半導体レーザが出射した光ビームはポリゴンミラーなどの光学要素により走査光ビームに形成されて被走査体としての像担持体1Y,1M,1C,1Kに入射し、各色の静電潜像を形成する。
画像形成部10Y,10M,10C,10Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に1次転写装置としての転写装置7Y,7M,7C,7Kにより逐次転写されて(1次転写)、合成されたカラー画像が形成される。給紙カセット20A,20B,20C内に収容された記録紙Pは、給紙手段21A,21B,21Cにより給紙され、搬送系22を経て、レジストローラ23でタイミングを合わせて2次転写装置としての転写装置7Aに搬送され、記録紙P上にカラー画像が転写される(2次転写)。カラー画像が転写された記録紙Pは、定着装置24により定着処理され、排紙ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。
一方、転写装置7Aにより記録紙Pにカラー画像を転写した後、記録紙Pを分離した中間転写体6は、クリーニング装置8Aによりクリーニングされる。
5Y,5M,5C,5Kは、現像装置4Y,4M,4C,4Kにそれぞれ新規トナーを補給するトナー補給手段である。
各現像装置4Y,4M,4C,4Kは、収納している現像剤の色が相違する他は、すべて同じ構成である。図5は、図4における現像装置4Y,4M,4C,4Kのいずれか1つを拡大した図である。
現像装置40(現像装置4Y,4M,4C,4Kのいずれか1つを示すものとする)は、現像剤担持体としての現像ローラ41と現像剤供給手段としての供給ローラ42と、これらの間に設けられた供給ガイド43と、現像剤撹拌手段44,45と、現像剤撹拌手段44,45が収容された現像剤貯蔵部46とを有している。
現像剤撹拌手段44,45は、スクリューコンベアで、軸方向に現像剤を搬送するが、現像剤撹拌手段44と45とでは、搬送方向が逆になっていて両側ではつながっている。したがって、現像剤Tは、現像剤撹拌手段44と45との間を循環することになり、この間に現像剤Tの撹拌が行われる。また、現像剤Tは、この撹拌時の摩擦により帯電する。
現像剤撹拌手段44,45で撹拌された現像剤Tは、矢印aのように供給ローラ42の着磁極により吸着され、供給ローラ42の回転に伴って供給ガイド43に達し、矢印bに示すように供給ガイド43から現像ローラ41の着磁極に吸着され、ブレード47で現像剤T層の厚さを一定にコントロールされ、像担持体1と対向する位置に達する。
現像ローラ41の内部には支持部材があり、ここに現像主極を構成する磁石を始めとして複数の磁石が取り付けられており、現像主極は像担持体1に対向する位置に配置されて、磁気ブラシを像担持体1上の静電潜像に接触させることができるようになっている。磁気ブラシ中のトナーが像担持体1の静電潜像に吸着されトナー像となる。像担持体1に移行しなかった現像剤Tは、トナーが少なくキャリアが多い状態になっているが、現像ローラ41の下を通過し、反発極の作用で現像ローラ41から離れて矢印cに示すように、現像剤撹拌手段44,45に戻され、撹拌されトナーが補給される。しかしながら、現像ローラ41の反発極で離反した現像剤Tは、そのまま、上部ブレードの着磁極によって現像ローラに付着して再び像担持体1に達することになる。この現像剤Tは、トナーが少なくなっているので、画像の濃度が低下してしまう。そこで、現像ローラ41の下を通過して戻ってきた現像剤Tが再び像担持体1に向かうのを防止するため、反発極と上部着磁極の距離を離している。画像形成装置が動作しているときの現像剤Tの移動は、図5に示す矢印a,b,cのように現像装置40内を循環している。
現像装置40内の現像剤Tは、帯電特性が低下した場合や、磁気特性上で寿命が来た場合には、交換のため現像装置から回収されるようになっている。
現像装置40内の使用済み現像剤Tを交換するとき、現像剤Tの全量を掻き出すため、現像ローラ41を回して現像ローラ41に設けられた反発極と、遠心力とによって現像剤Tを現像ローラ41からはぎ取り、現像剤Tのすべてを現像剤貯蔵部46内の現像剤撹拌手段44,45のある場所に収容し、現像剤撹拌手段44,45を回転することで、外部に排出する。
しかしながら、現像剤撹拌手段44,45で撹拌された現像剤Tは、矢印aに示すように供給ローラ42に吸着され、供給ガイド43を経て現像ローラ41へと移動し、矢印a→b→cの循環が生じて現像剤Tの回収が終了しなくなる。
このような問題に対し、特許文献1(実開平7−43705号)では、次のようにしている。現像装置は画像形成装置から取り外されて現像剤の回収が行われるが、取り外した現像装置の像担持体があるべき位置にトナー回収タンクを載置する。このとき、現像ローラの現像主極の位置は、像担持体の代わりに置かれたトナー回収タンクに対向している。しかし、この状態では現像剤は現像ローラから離れないので、現像ローラの内部に設けられた支持部材を回転し、現像主極の位置をトナー回収タンクに対向しない位置へと回転させる。これによって、トナー回収タンクと対向する位置に来た現像剤は、現像ローラで吸着されない状態となり、現像ローラ41が回転する遠心力で、現像ローラ41から離反し、像担持体の位置に設けられたトナー回収タンク内に回収できることになる。
しかし、現像ローラ41の現像主極の位置は、高度に精度の要求がされるもので、適切な位置からずれてしまうと、現像性能に支障を来たし、得られる画像の品質が劣化してしまう。従って、この現像主極の位置を動かす場合、元の適切な位置に精度良く戻すための微妙な調整を要し、作業性が良くない。
実開平7−43705号 図3及び段落0028
本発明は、斯かる実情から考えられたもので、簡単に使用済みの現像剤を回収できる画像形成装置を提供しようとするものである。
前記の目的を達成するために本発明の画像形成装置は、像担持体と、該像担持体上の潜像に現像剤を供給する現像装置とを備える画像形成装置において、前記現像装置が、像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体と、現像剤を撹拌する現像剤撹拌手段を備えた現像剤貯蔵部と、該現像剤貯蔵部で撹拌された現像剤を吸着して前記現像剤担持体に供給する現像剤供給手段とを有し、該現像剤供給手段が前記現像剤貯蔵部の現像剤を吸着可能な部分と、現像剤の吸着不能な部分とを有し、前記現像剤供給手段の現像剤貯蔵部に対向する位置を、前記吸着可能な部分と吸着不能な部分との間で変更可能としたことを特徴としている。
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。画像形成時には、現像剤撹拌手段で撹拌された現像剤は、現像剤供給手段の吸着可能な部分により吸着され、現像剤担持体の表面へと移行し、像担持体へと送られる。像担持体で吸着されなかった現像剤は、再度現像剤貯蔵部に戻り、現像剤撹拌手段で撹拌され、現像剤供給手段で吸着され、以下、前記を繰り返す。
使用済み現像剤を回収する場合は、現像剤供給手段の吸着可能な部分を移動して吸着不能な部分が現像剤貯蔵部に対向するように変更する。これによって、現像剤貯蔵部にある使用済み現像剤は、現像剤供給手段に吸着されることがなくなり、現像剤の循環を絶って回収を進めることができる。現像剤は、現像剤撹拌手段の一方側に集めて、例えば、現像装置の下面の端部に設けられた開閉可能な孔を介して回収容器に落下させて回収する。
現像剤の吸着は、現像剤供給手段に設けた磁石の磁気により行うことができる。吸着可能部は、磁石の反対極が隣接した着磁極の位置で、吸着不能部分は、磁気の無い部分又は磁石の同極同士が隣接した非着磁極の位置となる。
前記現像剤供給手段が回転自在な供給ローラで、該供給ローラの内部に着磁極と非着磁極とを有する支持部材を備え、該支持部材が回動可能である構成とすることができる。また、前記吸着不能な部分が現像剤貯蔵部に対向した位置にあるとき、画像形成装置が画像形成動作を行えないようにする誤操作防止部材を設けた構成としたり、前記現像装置が画像形成装置から着脱自在な構成であり、前記誤操作防止部材が、吸着不能な部分が現像剤貯蔵部に対向した位置にあるとき、画像形成装置が画像形成動作を行えないようにしたり、現像装置を画像形成装置に装着不能な構成とすることができる。
本発明によれば、簡単な作業により使用済みの現像剤を容易に回収することができる、という優れた効果を奏し得る。現像剤担持体は、その位置が画像の質に直結することから非常に微妙であり、高精度に位置決めする必要があるのに対し、現像剤供給手段の方は、若干の位置のずれが生じても問題とならない。このような理由から、本発明では、現像剤供給手段の吸着可能な部分と、吸着不能な部分とを変更可能とした。
また、誤操作防止部材を設けることで、現像剤供給手段の位置を復帰させることを忘れた場合には、画像形成装置の動作が不能となるので、間違いを防止することができる。
以下に本発明の実施例を図面によって説明する。
図1は、本発明の画像形成装置における現像装置の外側要部を示す斜視図で、(a)は通常の画像形成装置としての使用時、(b)は現像剤を回収する場合の回収時を示す。図2は現像剤回収時における現像装置の内部構造を示す図、図3は現像装置の要部拡大図で、(a)は通常の画像形成装置としての使用時、(b)は現像剤を回収する場合の回収時を示している。これらの図に示す本発明の現像装置40は図5で説明したものと基本的な構造は共通しているので、相違点を中心に以下に説明する。
現像剤担持体としての現像ローラ41は、その中心に支持体を有し、この支持体に着磁極や反発極を形成するための磁石を固定している。この支持体41aの軸は、取付ブラケット41bに支持され、取付ブラケット41bはねじ41cで現像装置40の本体に固定されている。取付ブラケット41bのねじ41cが通過する部分は長穴となっており、支持体41aの取付角度を調整可能としている。
現像剤供給手段としての供給ローラ42は、現像ローラ41と同様にその中心に支持体42cを有し、この支持体42cに着磁極や非着磁極を形成するための磁石を固定している。
図3に着磁極と非着磁極との一例を示すが、着磁極42aは磁石の異なる磁極N極とS極とが隣接したところで、供給ローラ42のほぼ1/2に磁極がN1,S1,N2,S2,N3とN極とS極とが交互に配置され、非着磁極42bは、磁極の無いところである。なお本発明における非着磁極とは、同極の磁極が隣接している反発極も含む。供給ローラ42には、少なくとも1つの着磁極42aと非着磁極42bとを有する。
供給ローラ42の支持体42cは、金属薄板を折り曲げて形成したブラケット48に支持されている。ブラケット48は、延長片48aとこの先端を「く」字状に折り曲げて形成した折曲片48bと、ブラケット48の基部からほぼ直角に折り曲げて設けられた把持部48cとを有する。この把持部48cを掴んでブラケット48を回すことで、支持体42cを回動可能である。ブラケット48を回動することで、図3に示す着磁極42aと非着磁極42bの位置を(a)と(b)との間で変更することができる。
ストッパ部材49は、金属の薄板を折り曲げたものであるが、ほぼ直交方向に2つの弾性片49a,49bを有する。弾性片49aは、ブラケット48の回転角度を規制するもので、弾性片49bはブラケット48の逆転を防止するためのものである。弾性片49bの先端の側部には、弾性片49bの延長部を直角に曲げて形成した係止片49cがあり、弾性片49bの先端には、「く」字状に折り曲げた取手部49dがある。
次に作用を説明する。図1(a)は現像装置40の使用状態である。現像剤撹拌手段44,45で撹拌された現像剤Tは、図3(a)の矢印aに示すように、現像剤供給手段としての供給ローラ42の着磁部42aに吸着され供給ローラ42の表面に付着する。供給ローラ42の回転により、現像剤Tは供給ガイド43の上に移行し、図3(a)の矢印bに示すように現像剤担持体としての現像ローラ41上に移動する。現像ローラ41上の現像剤Tは、ブレード47により一定の厚さにされ、像担持体1と対向する位置に到達する。ここで、現像剤のトナーが像担持体1上に形成された静電潜像に吸引され、移行する。現像ローラ41上に残った現像剤Tは、現像ローラ41の下部に達し、ここに設けられた反発極の作用により現像ローラ41から剥がされ、図3(a)の矢印cに示すように、現像剤貯蔵部46へ戻り、現像剤撹拌手段44,45で撹拌される。
以上のような画像形成装置が稼働している状態では、供給ローラ42の着磁極42aは、図3(a)に示すように、現像剤貯蔵部46に面した位置にあり、現像剤撹拌手段44,45で撹拌された現像剤Tを吸着し易くなっている。
現像剤Tを回収する場合、通常、現像装置40は、画像形成装置から取り外される。そして、ブラケット48を図1(a)の状態から(b)の状態に回動する。ブラケット48を回動するには、把持部48cを掴んで図1(a)の位置から反時計方向に約90〜100゜程度回転する。把持部48cが弾性片49aに当接することで、この回転角度は制限を受ける。このとき延長片48aと折曲片48bは、係止片49cの下を通過する。折曲片48bは、弾性片49bを弾性変形させながら係止片49cの下を通過していく。折曲片48bが係止片49cの下を通過し終わると、弾性片49bは元の状態に復帰し、図1(b)の状態になる。このとき、ブラケット48が図1(a)の状態に戻ろうとしても、折曲片48bが係止片49cに突き当たって、戻ることができず、図1(b)の状態を保持することができる。
この図1(b)の状態のとき、現像装置40の内部では、供給ローラ42は図3(b)に示すようになっている。すなわち、供給ローラ42の現像剤貯蔵部46に対向するところには、磁極の無い部分である非着磁極42bが来ている。非着磁極42bは現像剤Tを吸着できないので、現像剤貯蔵部46から供給ローラ42へと(a)の矢印aで示す方向に移動した現像剤Tの流れが遮断される。
この状態で現像ローラ41を回転すると、現像ローラ41上の現像剤Tは現像ローラ41の反発極のところで剥がされて遠心力により現像剤貯蔵部46へと移行する。現像剤撹拌手段44,45が回転すると、現像剤Tを現像剤撹拌手段44,45の一方に集めることができ、現像装置40に設けられた孔の開閉蓋を開放してここから現像装置40の外部へと排出することができる。
現像剤Tを新しいものに詰め替えた現像装置40は、ブラケット48を図1(b)の状態から図1(a)の状態にして画像形成装置にセットし、画像形成を行うことになる。このやり方は次の通りである。まず、弾性片49bの先端の取手部49dを手前側に引き、弾性片49bを弾性変形させ、係止片49cの先端が折曲片48bの先端が通過できる程度まで変形させる。こうすると、把持部48cを掴んでブラケット48を回動することができ、図1(a)の状態に戻すことができる。このとき、供給ローラ42の着磁極42aは、図3(a)に示すように現像剤貯蔵部46に対向した位置にくる。
現像ローラ41の現像主極の位置は高精度に位置決めされる必要があるのに対し、供給ローラ42の着磁極42aの位置は、比較的ラフである。したがって、図1に示す構成で十分に適切な回転位置を得ることが可能である。
ところで、図1(b)の状態のままでセットすると、現像剤貯蔵部46から供給ローラ42への現像剤Tの供給ができないので、画像形成ができなくなってしまう。
このような状況を防止するために、本発明は、誤操作防止部材を備えている。すなわち、図1(b)の状態のまま現像装置40を画像形成装置に装填すると、誤操作防止部材としての把持部48cが図示しない画像形成装置の扉と干渉し、扉が閉まらなくなるようになっている。扉が閉まらないことから、操作者は、間違いに気が付くのである。あるいは、把持部48cが図1(b)の状態にあると、現像装置40を画像形成装置にセットできなくなる構成としてもよい。このような構成は、現像剤の回収をサービスマンではなくオペレータに任せる場合に非常に重要である。サービスマンは作業の頻度も多く、作業内容を熟知しているが、オペレータは、稀にしかこの作業をしないので、このようなフールプルーフ装置を設けることは非常に重要である。
以上の実施例においては、供給ガイド43を設けたもので説明しているが、供給ガイド43は必須ではなく、省略が可能なものである。
本発明の画像形成装置における現像装置の外側要部を示す斜視図で、(a)は通常の画像形成装置としての使用時、(b)は現像剤を回収する場合の回収時を示す 現像剤回収時における現像装置の内部構造を示す図である。 現像装置の要部拡大図で、(a)は通常の画像形成装置としての使用時、(b)は現像剤を回収する場合の回収時を示す。 従来のカラー画像形成装置の構成を示す図である。 図4における現像装置のいずれか1つを拡大した図である。
符号の説明
1像担持体
40現像装置
41現像ローラ(現像剤担持体)
42供給ローラ(現像剤供給手段)
42a着磁極
42b非着磁極
44,45現像剤撹拌手段
46現像剤貯蔵部
48c把持部(誤操作防止部材)
T現像剤

Claims (6)

  1. 静電潜像が形成される像担持体と、該像担持体上の潜像に現像剤を供給する現像装置とを備える画像形成装置において、前記現像装置が、前記像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体と、現像剤を撹拌する現像剤撹拌手段を備えた現像剤貯蔵部と、該現像剤貯蔵部で撹拌された現像剤を吸着して前記現像剤担持体に供給する現像剤供給手段とを有し、該現像剤供給手段が前記現像剤貯蔵部の現像剤を吸着可能な部分と、現像剤の吸着不能な部分とを有し、前記現像剤供給手段の現像剤貯蔵部に対向する位置を、前記吸着可能な部分と吸着不能な部分との間で変更可能としたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像剤が前記現像剤担持体と現像剤供給手段とに磁気により吸着されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記現像剤の吸着可能な部分が着磁極で、吸着不能な部分が非着磁極であり、前記現像剤供給手段が着磁極と非着磁極とを少なくとも1つずつ有していることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記現像剤供給手段が回転自在な供給ローラで、該供給ローラの内部に着磁極と非着磁極とを有する支持部材を備え、該支持部材が回動可能であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記吸着不能な部分が現像剤貯蔵部に対向した位置にあるとき、画像形成装置が画像形成動作を行えないようにする誤操作防止部材を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記現像装置が画像形成装置から着脱自在な構成であり、前記誤操作防止部材が、吸着不能な部分が現像剤貯蔵部に対向した位置にあるとき、現像装置を画像形成装置に装着不能にすることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
JP2005181502A 2005-06-22 2005-06-22 画像形成装置 Pending JP2007003643A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005181502A JP2007003643A (ja) 2005-06-22 2005-06-22 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005181502A JP2007003643A (ja) 2005-06-22 2005-06-22 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007003643A true JP2007003643A (ja) 2007-01-11

Family

ID=37689375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005181502A Pending JP2007003643A (ja) 2005-06-22 2005-06-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007003643A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5893944A (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 Toyota Motor Corp 電子制御燃料噴射内燃機関の空燃比制御装置
JPS59114562A (ja) * 1982-12-20 1984-07-02 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 磁気ブラシ現像装置
JPH05150666A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Kyocera Corp 電子写真プロセス用現像ユニツト
JP2000056657A (ja) * 1998-08-03 2000-02-25 Canon Inc 現像ユニット及びプロセスカ−トリッジ及び画像形成装置
JP2004333929A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Canon Inc 画像形成装置
JP2005070406A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Murata Mach Ltd 画像形成装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5893944A (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 Toyota Motor Corp 電子制御燃料噴射内燃機関の空燃比制御装置
JPS59114562A (ja) * 1982-12-20 1984-07-02 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 磁気ブラシ現像装置
JPH05150666A (ja) * 1991-11-29 1993-06-18 Kyocera Corp 電子写真プロセス用現像ユニツト
JP2000056657A (ja) * 1998-08-03 2000-02-25 Canon Inc 現像ユニット及びプロセスカ−トリッジ及び画像形成装置
JP2004333929A (ja) * 2003-05-08 2004-11-25 Canon Inc 画像形成装置
JP2005070406A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Murata Mach Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7257350B2 (en) Cleaning unit with a light beam path for the passage of a light beam
JP5724362B2 (ja) 廃トナー回収容器、及び、画像形成装置
JP5565011B2 (ja) 画像形成装置
JP2000284557A (ja) 電子写真画像形成装置
US8224230B2 (en) Image forming apparatus having a separation section which moves in an axial direction of an image carrier, for separating a transfer sheet from the image carrier
JP3100981B2 (ja) プレート型清掃装置を有する現像装置
US7792473B2 (en) Development apparatus and image forming apparatus
JP4322931B2 (ja) 現像装置及び画像形成装置
US20150043947A1 (en) Developing device and image forming apparatus including same
JP2007003643A (ja) 画像形成装置
JP2000284579A (ja) カートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JP4856926B2 (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JP2006227289A (ja) 画像形成装置
JP2006251371A (ja) 画像形成装置
JP2014044340A (ja) 画像形成装置
JP4258307B2 (ja) 画像形成装置
JP4258306B2 (ja) 画像形成装置
JP4385820B2 (ja) 画像形成装置
JP2010210915A (ja) 画像形成装置
JP2007226165A (ja) 搬送装置、画像形成装置及びトナー
JP5609382B2 (ja) 画像形成装置、現像装置、イメージングユニット
JP2016055978A (ja) 待機搬送装置及び画像形成装置
JP2007071998A (ja) トナーの除去・回収装置、画像形成装置、及び紙粉及びトナーの除去・回収方法
JP4496071B2 (ja) 記録紙搬送装置及び画像形成装置
JP2001312137A (ja) 現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080305

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20081111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101026

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110308