JPH08268233A - リアワイパーの駆動装置用制御回路 - Google Patents

リアワイパーの駆動装置用制御回路

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Publication number
JPH08268233A
JPH08268233A JP7099927A JP9992795A JPH08268233A JP H08268233 A JPH08268233 A JP H08268233A JP 7099927 A JP7099927 A JP 7099927A JP 9992795 A JP9992795 A JP 9992795A JP H08268233 A JPH08268233 A JP H08268233A
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JP
Japan
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circuit
rear wiper
relay
power
switch
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JP7099927A
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English (en)
Inventor
Susumu Kotaki
晋 小滝
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Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハッチガラスを閉鎖した際にワイパーの不用
意な作動を防止する。 【構成】 リアワイパー制御装置7は、リアワイパーの
駆動回路10と制御回路11とからなる。電源の供給ラ
イン40を電源リレー41のノーマリーオン回路41a
を介して電源ライン15に、また電源リレー41の端子
41bに接続する。電源リレー41の端子41cを、ハ
ッチガラスの開閉を検出する検出スイッチ8を介してグ
ランドに、また電源リレー41のノーマリーオフ回路の
端子41dに接続する。ノーマリーオフ回路の端子41
eに、第1のダイオード42を介して動作回路14のリ
アワイパー連続作動スイッチ25に、また第2のダイオ
ード43を介してリアワイパー間欠作動スイッチ24に
接続し、ノーマリーオフ回路41d,41eと、第1及
び第2のダイオード42,43と、各作動スイッチ2
4,25とからなる保持回路を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リアワイパーを駆動す
る駆動装置に用いられるリアワイパーの駆動装置用制御
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のバックドアには、図4に
示すように、開閉可能なハッチガラス101が設けられ
ており、該ハッチガラス101には、モーター102を
備えたリアワイパー103が設けられている。前記モー
ター102には、駆動用電力を受給する受給端子104
が設けられており、これに対向するバックドア105の
部位には、図示しない駆動装置からの電力を供給する供
給端子106が設けられている。
【0003】これにより、前記リアワイパー103を作
動中に、ハッチガラス101が開放された際には、前記
受給端子104が前記供給端子106から外れ、前記リ
アワイパー103の作動が停止するように構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ハ
ッチガラス101を閉鎖した際には、前記受給端子10
4が前記供給端子105に差し込まれ、前記モーター1
02への電力の供給が開始されるので、前記リアワイパ
ー103が作動を再開する。すると、前記ハッチガラス
101に付着した水滴が前記リアワイパー103によっ
てかき払われ、この水が前記ハッチガラス101を閉鎖
する人にかかる可能性がある。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、ハッチガラスを閉鎖した際に、ワ
イパーの不用意な作動を防止するリアワイパー駆動装置
の制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、バックドアの開口部を開閉するハ
ッチガラスを払拭するリアワイパーの駆動装置用制御回
路であって、前記駆動装置への電源を、非通電状態でオ
ン、また通電状態でオフする電源リレーと、前記ハッチ
ガラスの開放状態及び閉鎖状態を検出するとともに、前
記閉鎖状態が検出されている間は、前記電源リレーへの
通電を遮断し、前記開放状態が検出された際には、前記
電源リレーへ通電する検出スイッチと、前記電源リレー
が通電された際に、前記リアワイパーの作動を設定する
作動スイッチを介して、前記電源リレーへの通電経路を
新たに形成するとともに、前記ハッチガラスが閉鎖さ
れ、前記検出スイッチからの前記電源リレーへの通電が
遮断された際に、前記通電経路を経由して前記電源リレ
ーへの通電を保持する保持回路と、を備えている。
【0007】また、前記検出スイッチが、前記開放状態
を検出し、かつ前記リアワイパーを停止させる停止スイ
ッチが操作された際に、前記検出スイッチからの供給を
受けて通電状態になるとともに、前記リアワイパーを所
定位置へ戻す前記駆動装置におけるモーター回路への電
源の供給を直接遮断する補助リレーと、該補助リレーが
通電された際に、前記停止スイッチを介して前記補助リ
レーへの補助通電経路を新たに形成するとともに、前記
ハッチガラスが閉鎖され、前記検出スイッチが前記閉鎖
状態を検出した際に、前記補助通電経路を経由して前記
補助リレーへの通電を確保する確保回路と、をさらに備
えている。
【0008】
【作用】前記構成において、作動スイッチが操作されリ
アワイパーが作動した状態で、ハッチガラスが開放され
た際には、検出スイッチが開放状態を検出し、これによ
って電源リレーが通電される。すると、リアワイパーを
駆動する駆動装置への電源の供給が、前記電源リレーに
よってオフされ、前記リアワイパーの作動が停止する。
また、このとき保持回路によって、前記作動スイッチを
介して前記電源リレーへの通電経路が新たに形成され
る。
【0009】次に、前記ハッチガラスが閉鎖された際に
は、前記電源リレーは、前記検出スイッチからの通電が
遮断されるが、前記保持回路によって通電経路が形成さ
れているので、電源リレーへの通電は保持され、前記リ
アワイパーが作動を開始することはない。
【0010】そして、前記作動スイッチが解除される
と、前記保持回路の通電経路は遮断され、前記電源リレ
ーが非通電状態に戻るとともに、前記駆動回路へ電源が
供給される。
【0011】また、前記駆動装置におけるモーター回路
への電源の供給を直接遮断する補助リレーと、該補助リ
レーへの通電を確保する確保回路とをさらに備えた構成
にあっては、前記ハッチガラスが開放された状態で、前
記リアワイパーを停止させる停止スイッチが操作された
際に、前記補助リレーは、前記検出スイッチからの供給
を受けて通電状態となり、前記モーター回路への電源の
供給が直接遮断される。このとき、前記確保回路によっ
て前記補助リレーへの通電経路が新たに形成される。
【0012】次に、前記停止スイッチが操作された状態
で、前記ハッチガラスが閉鎖された際には、前記補助リ
レーは、前記検出スイッチからの供給が遮断されるが、
前記確保回路によって補助通電経路が形成されているの
で、前記補助リレーへの通電は確保されるとともに、前
記モーター回路への電源の供給は遮断された状態で維持
される。したがって、前記停止スイッチの操作に伴い前
記作動スイッチが解除され、前記保持回路の通電経路が
遮断されると、前記駆動装置への電源の供給が再開され
るが、前記モーター回路への電源の供給は遮断された状
態で維持されているので、前記リアワイパーを所定位置
へ戻すモーター回路が作動することはない。
【0013】そして、前記作動スイッチが操作されるこ
とにより前記停止スイッチが解除されると、前記確保回
路の補助通電回路は遮断され、前記補助リレーが非通電
状態に戻るとともに、前記モーター回路へ電源が供給さ
れる。
【0014】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明の第1実施例を図面にした
がって説明する。図1に示すように、自動車1のバック
ドア2には開口部3が設けられており、該開口部3の上
縁部には、枢支部4,4を介して前記開口部3を開閉す
るハッチガラス5が設けられている。このハッチガラス
5には、該ハッチガラス5を払拭するリアワイパー6
と、該リアワイパー6を駆動するリアワイパー制御装置
7とが設けられており、前記枢支部4には、前記ハッチ
ガラス5の開放状態及び、閉鎖状態を検出する検出スイ
ッチ8が設けられている。
【0015】前記リアワイパー制御装置7は、図2のに
示すように、前記リアワイパー6の駆動装置を形成する
駆動回路10と、この駆動回路10を制御するリアワイ
パーの駆動装置用制御回路11(以下制御回路11)と
によって構成されており、前記駆動回路10は、リアワ
イパー6を駆動するモーターの制御を行うモーター回路
13と、該モーター回路13を動作させる動作回路14
とからなる。
【0016】該動作回路14においては、前記駆動回路
10における電源ライン15に、1回路2接点のリアリ
レースイッチ19を有したリアワイパーリレー20の励
磁回路の一方の端子20aと、リアウオッシャーモータ
ー21とが接続されており、該リアウオッシャーモータ
ー21は、リアウオッシャースイッチ22の第1回路2
2aを介してグランドラインに接続されている。前記リ
アリレースイッチ19の一方の接点19aは、グランド
ラインに接続されており、また、前記リアワイパーリレ
ー20の励磁回路の他方の端子20bは、所定時間毎に
オン・オフを繰り返す間欠アンプ23及び、作動スイッ
チとしてのリアワイパー間欠作動スイッチ24を介して
前記グランドラインに接続されている。また、前記リア
ワイパーリレー20の励磁回路の他端側の端子20bに
は、作動スイッチとしてのリアワイパー連続作動スイッ
チ25と、該リアワイパー連続作動スイッチ25に並列
に接続された前記リアウオッシャースイッチ22の第2
回路22bを介してグランドラインに接続されている。
【0017】また、前記モーター回路13では、前記リ
アワイパー6を作動するリアワイパーモーター30が前
記電源ライン15に接続されており、このリアワイパー
モーター30は、前記リアワイパー6の作動位置に応じ
て、オン・オフするオートストップスイッチ31を備え
ている。前記リアワイパーモーター30は、前記リアワ
イパーリレー20のリアリレースイッチ19に接続され
ており、前記リアリレースイッチ19おける他方の接点
19bは、前記オートストップスイッチ31に接続され
ている。そして、前記オートストップスイッチ31にお
ける一方の接点31aには、前記電源ラインが、また他
方の接点31bには、前記グランドラインが接続されて
いる。
【0018】一方、前記制御回路11は、バッテリーか
らの電源を、前記駆動回路10における前記電源ライン
15へ供給する回路であり、バッテリーからの供給ライ
ン40には、電源リレー41のノーマリーオン回路41
aを介して前記電源ライン15が、また前記電源リレー
41の励磁回路の一方の端子41bが接続されている。
前記電源リレー41の励磁回路の他方の端子41cに
は、前記検出スイッチ8を介してグランドラインに接続
されているとともに、当該電源リレー41のノーマリー
オフ回路の一方の端子41dに接続されている。このノ
ーマリーオフ回路の他方の端子41eは、第1のダイオ
ード42を介して前記動作回路14における前記リアワ
イパー連続作動スイッチ25に、また第2のダイオード
43を介して前記動作回路14における前記リアワイパ
ー間欠作動スイッチ24に接続されている。これによ
り、前記電源リレー41の励磁回路の他方の端子41c
には、当該電源リレー41のノーマリーオフ回路41
d,41eと、第1及び第2のダイオード42,43
と、前記各作動スイッチ24,25とからなる保持回路
が形成されている。
【0019】以上の構成にかかる本実施例において、リ
アワイパー連続作動スイッチ25がオン操作されリアワ
イパー6が作動した状態でハッチガラス5が開放された
際には、検出スイッチ8が開放状態を検出してオンとな
り、これにより電源リレー41の励磁回路41b,41
cが通電される。すると、リアワイパー6の駆動装置を
形成する駆動回路10への電源の供給が、前記電源リレ
ー41のノーマリーオン回路41aによって遮断され、
前記リアワイパー6の作動が停止する。また、このとき
前記電源リレー41のノーマリーオフ回路41d,41
eがオンすることにより、前記電源リレー41の励磁回
路の他方の端子41cは、当該電源リレー41のノーマ
リーオフ回路41d,41eと、第1のダイオード42
と、前記リアワイパー連続作動スイッチ25とからなる
保持回路を介してグランドラインに接続され、前記電源
リレー41への通電経路が新たに形成される。
【0020】次に、前記ハッチガラス5が閉鎖された際
には、前記検出スイッチ8を介した前記電源リレー41
の励磁回路41b,41cへの通電は遮断されるが、前
記保持回路によって通電経路が形成されているので、電
源リレー41の励磁回路41b,41cへの通電は保持
され、前記リアワイパー6が作動を開始することはな
い。したがって、前記ハッチガラス5を閉鎖した際に、
前記リアワイパー6が不用意に作動することはないの
で、従来のように、ハッチガラス5に付着した水滴が、
前記リアワイパー6によってかき払われ、この水が前記
ハッチガラス5を閉鎖する人にかかることも無い。
【0021】そして、前記リアワイパー連続作動スイッ
チ25が解除(オフ)されると、前記保持回路の通電経
路は遮断され、これに伴い前記電源リレー41の励磁回
路41b,41cへの通電が遮断され、前記駆動回路1
0への電源の供給が再開し、オートストップスイッチ3
1によりリアワイパー6が停止位置で停止する。 (第2実施例)図3は、本発明にかかる第2実施例を示
すもので、第1実施例と同様に、バックドアの開口部を
開閉するハッチガラスに設けられたリアワイパーにおけ
るリアワイパー制御装置50の回路図を示している。
【0022】前記リアワイパー制御装置50は、リアワ
イパーの駆動装置を形成する駆動回路51と、この駆動
回路51を制御するリアワイパーの駆動装置用制御回路
52(以下制御回路52)とによって構成されており、
前記駆動回路51は、リアワイパーを駆動するモーター
の制御を行うモーター回路53と、該モーター回路53
を動作させる動作回路54とからなる。
【0023】該動作回路54においては、前記駆動回路
51における電源ライン55に、1回路2接点のリアリ
レースイッチ56を有したリアワイパーリレー57の励
磁回路の一方の端子57aと、リアウオッシャーモータ
ー58とが接続されており、該リアウオッシャーモータ
ー58は、リアウオッシャースイッチ59の第1回路5
9aを介してグランドラインに接続されている。前記リ
アワイパーリレー57の励磁回路の他方の端側57b
は、所定時間毎にオン・オフを繰り返す間欠アンプ60
及び、作動スイッチとしてのリアワイパー間欠作動スイ
ッチ61を介して前記グランドラインに接続されてい
る。また、前記リアワイパーリレー57の励磁回路の他
方の端子57bは、作動スイッチとしてのリアワイパー
連続作動スイッチ62と、該リアワイパー連続作動スイ
ッチ62に並列に接続された前記リアウオッシャースイ
ッチ59の第2回路59bを介してグランドラインに接
続されている。
【0024】また、前記モーター回路53では、前記リ
アワイパーを作動するリアワイパーモーター70が前記
電源ラインに55接続されており、このリアワイパーモ
ーター70は、前記リアワイパーの作動位置に応じて、
オン・オフするオートストップスイッチ71を備えてい
る。前記リアワイパーモーター70は、前記リアワイパ
ーリレー57のリアリレースイッチ56に接続されてお
り、このリアリレースイッチ56の一方の接点56a
は、前記オートストップスイッチ71に、また他方の接
点56bは、前記オートストップスイッチ71の一方の
接点71aに接続されている。そして、前記オートスト
ップスイッチ71の他方の接点71bには、前記電源ラ
イン55が接続されている。
【0025】一方、前記制御回路52は、バッテリーか
らの電源を、前記駆動回路51における前記電源ライン
55へ供給する回路であり、バッテリーからの供給ライ
ン80には、電源リレー81のノーマリーオン回路81
aを介して前記電源ライン55が、また前記電源リレー
81の励磁回路の一方の端子81bが接続されている。
前記電源リレー81の励磁回路の他方の端子81cは、
前記ハッチガラスが開放された際にオンする検出スイッ
チ82の第1回路82aを介してグランドラインに接続
されているとともに、当該電源リレー81のノーマリー
オフ回路の一方の端子81eに接続されている。このノ
ーマリーオフ回路の他方の端子81eは、第1のダイオ
ード83を介して前記動作回路54における前記リアワ
イパー連続作動スイッチ62に、また第2のダイオード
84を介して前記動作回路54における前記リアワイパ
ー間欠作動スイッチ61に接続されている。これによ
り、前記電源リレー81の励磁回路の他方の端子81c
には、当該電源リレー81のノーマリーオフ回路81
d,81eと、第1及び第2のダイオード83,84
と、前記各作動スイッチ61,62とからなる保持回路
が形成されている。
【0026】前記検出スイッチ82の第2回路の一方の
端子82bには、前記供給ライン80が接続されている
とともに、補助リレー90のノーマリーオフ回路の一方
の端子90aに接続されている。また、前記検出スイッ
チ82の第2回路の他方の端子82cは、前記補助リレ
ー90の励磁回路の一方の端子90b及び、前記ノーマ
リーオフ回路の他方の端子90cに接続されている。そ
して、前記補助リレー90の励磁回路の他方の端子90
dは、リアワイパーの作動を停止させるリアワイパー停
止スイッチ91を介してグランドラインに接続されてい
る。また、前記補助リレー90のノーマリーオフ回路の
一方の端子90eには、前記モーター回路53における
前記モータースイッチ71の一方の接点71aが、また
他方の端子90fには、グランドラインが接続されてい
る。これによって、前記補助リレー90の励磁回路の一
方の端子90bには、当該補助リレー90のノーマリー
オフ回路90c,90aと、前記リアワイパー停止スイ
ッチ91とからなる確保回路が形成されている。
【0027】以上の構成にかかる本実施例において、リ
アワイパー連続作動スイッチ62がオン操作されリアワ
イパーが作動した状態でハッチガラスが開放された際に
は、検出スイッチ82が開放状態を検知して第1回路8
2aがオンとなり、これにより電源リレー81の励磁回
路81b,81cが通電される。すると、リアワイパー
の駆動装置を形成する駆動回路51へ電源の供給が、前
記電源リレー81のノーマリーオン回路81aによって
遮断され、前記リアワイパーの作動が停止する。また、
このとき前記電源リレー81のノーマリーオフ回路81
d,81eがオンすることにより、前記電源リレー81
の励磁端子81cは、当該電源リレー81のノーマリー
オフ回路81d,81eと、第1のダイオード83と、
前記リアワイパー連続作動スイッチ62とからなる保持
回路を介してグランドラインに接続され、前記電源リレ
ー81への通電経路が新たに形成される。
【0028】次に、前記ハッチガラスが閉鎖された際に
は、前記検出スイッチ82の第1回路82aを介した前
記電源リレー81の励磁回路81b,81cへの通電は
遮断されるが、前記保持回路によって通電経路が形成さ
れているので、電源リレー81の励磁回路81b,81
cへの通電は保持され、前記リアワイパーが作動するこ
とはない。したがって、前記ハッチガラスを閉鎖した際
に、前記リアワイパーが不用意に作動することはないの
で、従来のように、ハッチガラス5に付着した水滴が、
前記リアワイパーによってかき払われ、この水が前記ハ
ッチガラスを閉鎖する人にかかることも無い。
【0029】また、ハッチガラスが開放された状態で、
リアワイパー停止スイッチ91がオン操作された際に
は、前記補助リレー90の励磁回路の一方の端子90b
は、前記検出スイッチ82の第2回路82b,82cを
介して供給ライン80に、また他方の端子90dは、前
記リアワイパー停止スイッチ91を介してグランドライ
ンに接続されるので、前記補助リレー90は通電状態と
なる。すると、前記補助リレー90のノーマリーオン回
路がオフし、前記モーター回路53と、グランドライン
とを結ぶ経路が遮断される。このとき、前記補助リレー
90の励磁回路の一方の端子90bは、当該補助リレー
90のノーマリーオフ回路90c,90aを介して前記
供給ライン80に接続されるとともに、他方の端子90
dは、前記リアワイパー停止スイッチ91を介してグラ
ンドラインに接続され、前記補助リレー90への通電経
路が新たに形成される。
【0030】次に、前記リアワイパー停止スイッチ91
がオン操作された状態で、前記ハッチガラスが閉鎖され
た際には、検出スイッチ82がオフとなり前記補助リレ
ー90は、前記検出スイッチ82の第2回路82b,8
2cからの供給が遮断されるが、当該補助リレー90の
ノーマリーオフ回路90a,90cと、前記リアワイパ
ー停止スイッチ91とからなる確保回路によって補助通
電経路が形成されているので、前記補助リレー90への
通電は確保され、前記モーター回路53への電源の供給
は遮断された状態で維持される。したがって、前記リア
ワイパー停止スイッチ91のオン操作状態で、前記リア
ワイパー連続作動スイッチ62が解除され、前記保持回
路の通電経路が遮断されると、前記電源リレー81が非
通電状態に戻るとともに、前記駆動回路51へ電源が供
給されるが、前記モーター回路53への電源の供給は遮
断されているので、前記リアワイパーを所定位置へ戻す
モーター回路53が作動することはない。したがって、
前記ハッチガラスが閉鎖された際に、前記駆動回路51
へ電源が供給された場合であっても、前記リアワイパー
を所定位置へ戻すモーター回路53が作動することはな
く、前記リアワイパーの不用意な作動を防止することが
できる。
【0031】そして、前記リアワイパー停止スイッチ9
1が解除操作されることにより、前記確保回路の補助通
電回路は遮断される。すると、前記補助リレー90が非
通電状態に戻り、前記モーター回路53へ電源が供給さ
れる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にあって
は、作動スイッチが操作されリアワイパーが作動した状
態で、ハッチガラスが開放されると、リアワイパーを駆
動する駆動装置への電源の供給が電源リレーによってオ
フされるので、前記リアワイパーの作動が停止する。そ
して、このとき保持回路によって前記電源リレーへの通
電経路が新たに形成されるので、前記ハッチガラスが閉
鎖された際に、前記電源リレーへの通電が遮断されるこ
とはない。これにより、前記ハッチガラスを閉鎖した際
に、前記リアワイパーが不用意に作動を開始することは
ないので、従来のように、ハッチガラスに付着した水滴
が、前記リアワイパーによってかき払われ、この水が前
記ハッチガラスを閉鎖する人にかかることも無い。
【0033】また、前記駆動装置におけるモーター回路
への電源の供給を直接遮断する補助リレーと、該補助リ
レーへの通電を確保する確保回路とをさらに備えた構成
にあっては、ハッチガラスが開放された状態で、前記リ
アワイパーを停止させる停止スイッチが操作された際に
は、前記モーター回路への電源の供給は、前記補助リレ
ーによって直接遮断される。このとき、前記確保回路に
よって補助リレーへの通電経路が新たに形成されるの
で、ハッチガラスが閉鎖された際に、前記モーター回路
への電源の供給は遮断された状態で維持される。したが
って、前記ハッチガラスが閉鎖された際に、前記駆動装
置へ電源が供給された場合であっても、前記リアワイパ
ーを所定位置へ戻すモーター回路が作動することはな
く、前記リアワイパーの不用意な作動を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】同実施例の構成を示す回路図である。
【図3】本発明の第2実施例の構成を示す回路図であ
る。
【図4】従来のリアワイパーを示す図である。
【符号の説明】 2 バックドア 3 開口部 5 ハッチガラス 6 リアワイパー 8 検出スイッチ 10 駆動回路(駆動装置) 11 リアワイパーの駆動装置用制御装置(制御装
置) 13 モーター回路 24 リアワイパー連続作動スイッチ(作動スイッ
チ) 25 リアワイパー間欠作動スイッチ(作動スイッ
チ) 41 電源リレー 51 駆動回路(駆動装置) 52 リアワイパーの駆動装置用制御装置(制御装
置) 53 モーター回路 60 リアワイパー連続作動スイッチ(作動スイッ
チ) 61 リアワイパー間欠作動スイッチ(作動スイッ
チ) 81 電源リレー 82 検出スイッチ 90 補助リレー 91 リアワイパー停止スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックドアの開口部を開閉するハッチガ
    ラスを払拭するリアワイパーの駆動装置用制御回路であ
    って、 前記駆動装置への電源を、非通電状態でオン、また通電
    状態でオフする電源リレーと、 前記ハッチガラスの開放状態及び閉鎖状態を検出すると
    ともに、前記閉鎖状態が検出されている間は、前記電源
    リレーへの通電を遮断し、前記開放状態が検出された際
    には、前記電源リレーへ通電する検出スイッチと、 前記電源リレーが通電された際に、前記リアワイパーの
    作動を設定する作動スイッチを介して、前記電源リレー
    への通電経路を新たに形成するとともに、前記ハッチガ
    ラスが閉鎖され、前記検出スイッチからの前記電源リレ
    ーへの通電が遮断された際に、前記通電経路を経由して
    前記電源リレーへの通電を保持する保持回路と、 を備えたことを特徴とするリアワイパーの駆動装置用制
    御回路。
  2. 【請求項2】 前記検出スイッチが、前記開放状態を検
    出し、かつ前記リアワイパーを停止させる停止スイッチ
    が操作された際に、前記検出スイッチからの供給を受け
    て通電状態になるとともに、前記リアワイパーを所定位
    置へ戻す前記駆動装置におけるモーター回路への電源の
    供給を直接遮断する補助リレーと、 該補助リレーが通電された際に、前記停止スイッチを介
    して前記補助リレーへの補助通電経路を新たに形成する
    とともに、前記ハッチガラスが閉鎖され、前記検出スイ
    ッチが前記閉鎖状態を検出した際に、前記補助通電経路
    を経由して前記補助リレーへの通電を確保する確保回路
    と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のリアワ
    イパーの駆動装置用制御回路。
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