JPH1171963A - パワーウインドウ装置 - Google Patents

パワーウインドウ装置

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JPH1171963A
JPH1171963A JP9234719A JP23471997A JPH1171963A JP H1171963 A JPH1171963 A JP H1171963A JP 9234719 A JP9234719 A JP 9234719A JP 23471997 A JP23471997 A JP 23471997A JP H1171963 A JPH1171963 A JP H1171963A
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保夫 三宅
Shigeru Iguchi
茂 井口
Kozo Nishimura
浩三 西村
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パワーウインドウ装置の回路が水に濡れた状態
であっても、スイッチ手段をオン操作したとき、ウイン
ドウガラスを下降できるようにしたパワーウインドウ装
置を提供する。 【解決手段】 ドア電子制御装置(ドアECU)に設け
られたオートスイッチ等を含む回路内でリークし、ドア
ECUからトランジスタTR1,TR2に制御信号が入
力されると、リレーコイル21,23が励磁して、リレ
ー接点が25,26が同時にオン状態となり、駆動モー
タMは駆動しない。このとき、駆動モータMの両端子に
設けられた緊急スイッチ50のオン操作を行うと、電源
投入用スイッチ31がバッテリ電源Bに接続され、接地
用スイッチ32が接地される。この結果、駆動モータM
が正転され、ワイヤ式又はアーム式のレギュレータは駆
動モータMにより駆動されてウインドウガラスを下降す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に設けられるパワ
ーウインドウ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両のサイドドア等のウインド
ウガラスを自動的に開閉させるためにパワーウインドウ
装置が用いられている。そして、搭乗者が前記パワーウ
インドウ装置に設けられた、マニュアルのアップスイッ
チ(上昇スイッチ)又はダウンスイッチ(下降スイッ
チ)をオン操作することにより、ウインドウガラスがア
ップ側又はダウン側に駆動されるようにされている。
【0003】図5は、従来のパワーウインドウ装置の駆
動回路の一例を示している。なお、この駆動回路20
は、図示しないドア電子制御装置(Electronic Control
Unit 、以下、ドアECUという)に対して設けられて
いる。この駆動回路20について説明する。
【0004】バッテリ電源Bと接地線間には、リレーコ
イル21、トランジスタTR1のコレクタ・エミッタが
直列に接続された第1リレー回路22と、リレーコイル
23、トランジスタTR2のコレクタ・エミッタが直列
に接続された第2リレー回路24とが設けられている。
前記第1リレー回路22のトランジスタTR1のベース
は、前記ドアECUの出力端子に接続されている。又、
前記第2リレー回路24のトランジスタTR2のベース
は、前記ドアECUの出力端子に接続されている。
【0005】下降スイッチ28の固定接点は前記トラン
ジスタTR1のコレクタに接続され、可動接点は接地さ
れている。下降スイッチ28はオン操作されていない非
操作時には、図示しないバネにより付勢されて、オフ状
態とされている。
【0006】又、上昇スイッチ29の固定接点は前記ト
ランジスタTR2のコレクタに接続され、可動接点は接
地されている。上昇スイッチ29はオン操作されていな
い非操作時には、図示しないバネにより付勢されて、オ
フ状態とされている。
【0007】駆動モータMは、図示しない車両のウイン
ドウガラスを上昇又は下降駆動する直流モータからな
る。又、前記バッテリ電源Bと、駆動モータMの一方の
端子間には、前記第1リレー回路22のリレー接点25
が設けられている。同リレー接点25の可動接点25c
は、駆動モータMの一方の端子に接続され、同リレー接
点25の電源側固定接点25aはバッテリ電源Bに接続
されるとともに接地側固定接点25bは抵抗Rを介して
接地線L1に接続されている。なお、前記抵抗Rはシャ
ント抵抗である。
【0008】同リレー接点25は、a接点とされてお
り、前記コイル21が消磁時には可動接点25cが、接
地側固定接点25bに接続されている。又、前記リレー
接点25の可動接点25cは、前記リレーコイル21が
励磁されると、電源側固定接点25aに接続される。
【0009】又、前記バッテリ電源Bと、駆動モータM
の他方の端子間には、前記第2リレー回路24のリレー
接点26が設けられている。同リレー接点26の可動接
点26cは、駆動モータMの他方の端子に接続され、同
リレー接点26の電源側固定接点26aはバッテリ電源
Bに接続されるとともに接地側固定接点26bは抵抗R
を介して接地線L1に接続されている。
【0010】同リレー接点26は、a接点とされてお
り、前記コイル23が消磁時には可動接点26cが、接
地側固定接点26bに接続されている。又、前記リレー
接点26の可動接点26cは、前記リレーコイル23が
励磁されると、電源側固定接点26aに接続される。
【0011】なお、抵抗Rのプラス端子は、ドアECU
の入力端子に接続され、抵抗Rの両端に印加される電圧
をドアECUにレベル検出信号として入力する。前記下
降スイッチ28、上昇スイッチ29は、例えば2段クリ
ック式のスイッチであってタンブラ型とされており、一
側側(以下、ダウン側という)を一段押圧すると下降ス
イッチ28として機能し、すなわち、下降スイッチ28
の可動接点が電源側固定接点に接続される。又、他側側
(以下、アップ側という)を一段押圧すると上昇スイッ
チ29として機能し、すなわち、上昇スイッチ29の可
動接点が電源側固定接点に接続される。
【0012】又、ダウン側を2段押圧すると、下降スイ
ッチ28及び図示しないオートスイッチがともにオン作
動する。又、アップ側を2段押圧すると、上昇スイッチ
29、及び前記オートスイッチがともにオン作動する。
なお、オートで操作する場合は、2段押圧した後、下降
スイッチ28、上昇スイッチ29の押圧を解除する。従
って、下降スイッチ28、上昇スイッチ29は図5に示
すように、可動接点がともにオフ位置となる。
【0013】前記オートスイッチはドアECUに接続さ
れており、オートスイッチが下降スイッチ28の操作に
ともなってダウン側にオンされると、前記ドアECU
は、そのオン操作に基づいて、前記第1リレー回路22
のトランジスタTR1のベースにハイ(H)レベルのダ
ウン制御信号を印加する。トランジスタTR1は、前記
ダウン制御信号に基づいて、オン作動し、リレーコイル
21に励磁電流を流すようにされている。
【0014】この結果、リレーコイル21の励磁によっ
て、リレー接点25の可動接点25cが接地側固定接点
25bから電源側固定接点25aに切換接続されるた
め、駆動モータMが正転される。この正転により、ワイ
ヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記
駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが下降
する。
【0015】又、前記ドアECUは、オートスイッチが
上昇スイッチ29の操作にともなってアップ側にオンさ
れると、そのオン操作に基づいて、前記第2リレー回路
24のトランジスタTR2のベースにハイ(H)レベル
のアップ制御信号を印加する。トランジスタTR2は、
前記アップ制御信号に基づいて、オン作動し、リレーコ
イル23に励磁電流を流すようにされている。
【0016】この結果、リレーコイル23の励磁によっ
て、リレー接点26の可動接点26cが接地側固定接点
26bから電源側固定接点26aに切換接続されるた
め、駆動モータMが逆転される。この逆転により、ワイ
ヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記
駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスを上昇
する。
【0017】又、手動操作により、ウインドウガラスを
下降させたい場合、下降スイッチ28を1段ダウン側に
オン操作する。この操作により、リレーコイル21に励
磁電流が流れる。このため、前記トランジスタTR1が
オンしたときと同様に駆動モータMが正転され、ウイン
ドウガラスが下降する。
【0018】又、手動操作により、ウインドウガラスを
上昇させたい場合、上昇スイッチ29を1段アップ側に
オン操作する。この操作により、リレーコイル23に励
磁電流が流れる。このため、前記トランジスタTR2が
オンしたときと同様に駆動モータMが逆転され、ウイン
ドウガラスが上昇する。
【0019】ところで、前記のようなパワーウインドウ
装置は、前記オートスイッチが雨水等の電解質の液にて
濡れた場合、スイッチを操作していないにもかかわらず
各接点間がリークすることがある。このような場合に
は、ドアECUから、ダウン制御信号及びアップ制御信
号が同時に印加したりして誤作動する場合がある。
【0020】又、下降スイッチ28、及び上昇スイッチ
29が雨水等の電解質の液にて濡れた場合、スイッチを
操作していないにもかかわらず各接点間がリークするこ
とがある。
【0021】いずれの場合においても、第1リレー回路
22、第2リレー回路24のリレーコイル21,23の
いずれもが励磁して、リレー接点25,26が同時にオ
ン(可動接点25c,26cが電源側固定接点25a,
26aに接続)するため、駆動モータMの両端子にはバ
ッテリ電源Bの電圧が印加され、駆動モータMは駆動し
ない。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところが、車両が水に
浸かって、パワーウインドウ装置の前記オートスイッチ
等が雨水等の電解質の液にて濡れた場合、上記のよう
に、ドアECUからダウン制御信号及びアップ制御信号
が同時に印加したりして誤作動し、リレーコイル21,
23が同時に励磁する場合がある。或いは、下降スイッ
チ、上昇スイッチの各接点間が同時にリークしてリレー
コイル21,23が同時に励磁する場合がある。
【0023】このため、この状態のときに、下降スイッ
チ28をオン操作しても、リレー接点25,26が同時
にオン(可動接点25c,26cが電源側固定接点25
a,26aに接続)しているため、駆動モータMの両端
子にはバッテリ電源Bの電圧が印加され、駆動モータM
は下降作動しないことになる。
【0024】本発明は上記の課題を解消するためになさ
れたものであり、パワーウインドウ装置が水に濡れた状
態であっても、スイッチ手段をオン操作したとき、ウイ
ンドウガラスを下降できるようにしたパワーウインドウ
装置を提供することを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、ウインドウガラスを下
降又は上昇駆動する駆動源と、前記駆動源の両端子に対
して、それぞれ接続された一対のリレー接点であって、
電源供給のための電源側接点、及び接地側接点をそれぞ
れ備え、可動接点が前記電源側接点、接地側接点間を選
択的に切換接続する第1のリレー接点及び第2のリレー
接点と、励磁時には前記第1リレー接点の可動接点を電
源側接点に接続して前記駆動源を下降作動するととも
に、消磁時には、第1リレー接点の可動接点を接地側接
点に接続する第1コイルと、前記第1コイルの励磁消磁
を行う下降スイッチング手段と、励磁時には前記第2リ
レー接点の可動接点を電源側接点に接続し、前記駆動源
を上昇作動するとともに、消磁時には、第2リレー接点
の可動接点を接地側接点に接続する第2コイルと、前記
第2コイルの励磁・消磁を行う上昇スイッチング手段と
を備えたパワーウインドウ装置において、前記駆動源の
端子には、前記第1リレーコイル、第2リレーコイルが
同時に励磁されている状態のときに、操作されると、駆
動源を下降作動するスイッチ手段を設けたことを特徴と
するパワーウインドウ装置をその要旨としている。
【0026】請求項2の発明は、請求項1において、前
記スイッチ手段は、操作時に前記駆動源の第2リレー接
点側に接続される端子を接地する第1接地スイッチと、
操作時に前記駆動源の第1リレー接点側に接続される端
子を電源に接続する電源スイッチとにて構成されたこと
を特徴とするパワーウインドウ装置をその要旨としてい
る。
【0027】請求項3の発明は、請求項1において、前
記スイッチ手段は、操作時に前記駆動源の第2リレー接
点側に接続される端子を接地する第2接地スイッチにて
構成されたことを特徴とするパワーウインドウ装置をそ
の要旨としている。
【0028】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
パワーウインドウ装置の回路がリークして、第1コイ
ル、第2コイルがともに励磁されたとき、第1リレー接
点及び第2リレー接点はともに可動接点が電源側接点に
接続される。
【0029】この状態のとき、スイッチ手段を操作する
と、駆動源は下降作動し、ウインドウガラスを下降させ
る。請求項2に記載の発明によれば、請求項1の作用に
加えて、スイッチ手段を構成する電源スイッチと、第1
接地スイッチとが操作されると、電源スイッチは、前記
駆動源の第1リレー接点側に接続される端子を電源に接
続するとともに、第1接地スイッチは、前記駆動源の第
2リレー接点側に接続される端子を接地する。従って、
駆動源は、ウインドウガラスを下降駆動する。
【0030】請求項3に記載の発明によれば、パワーウ
インドウ装置の回路がリークして、第1コイル、第2コ
イルがともに励磁されたとき、第1リレー接点及び第2
リレー接点はともに可動接点が電源側接点に接続され
る。
【0031】この状態のとき、第2接地スイッチをオン
操作すると、駆動源の第2リレー接点側に接続される端
子は接地される。この結果、第1リレー接点は、可動接
点が電源側接点に接続されているため、駆動源に駆動の
ための電流が流れて駆動源は下降作動し、ウインドウガ
ラスを下降させる。
【0032】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)以下、本発明を車両としての4ドア
セダン型の自動車のパワーウインドウ装置に具体化した
第1の実施形態を図1乃至図3を参照して説明する。な
お、図4に示す前記従来例と、同一構成又は相当する構
成については、同一符号を付して説明を省略し、異なる
ところを説明する。
【0033】図2は、パワーウインドウ装置10の電気
的構成を示すブロック図を示し、図1は、駆動モータM
を駆動するための駆動回路20を示している。この実施
形態のパワーウインドウ装置10は、自動車の運転席の
サイドドアに設けられたものである。
【0034】パワーウインドウ装置10はドアECU1
2、駆動回路20、駆動モータMとを備えている。この
実施形態は、図5の構成にさらに、図1に示すように、
駆動モータMの両端子にスイッチ手段を構成する電源投
入用スイッチ31と接地用スイッチ32とがそれぞれ接
続されている。
【0035】前記電源投入用スイッチ31は、可動接点
31cが駆動モータMの一方の端子に接続され、電源側
固定接点31aはバッテリ電源Bに接続されている。
又、リレー接点側固定接点31bは前記リレー接点25
の可動接点25cに接続されている。前記電源投入用ス
イッチ31は、図示しないバネにより常時付勢されて、
可動接点31cがリレー接点側固定接点31bに接続さ
れている。
【0036】又、接地用スイッチ32は、可動接点32
cが駆動モータMの他方の端子に接続され、接地側固定
接点32aは接地されている。リレー接点側固定接点3
2bは前記リレー接点26の可動接点26cに接続され
ている。前記接地用スイッチ32は、図示しないバネに
より常時付勢されて、可動接点32cが固定接点32b
に接続されている。
【0037】又、電源投入用スイッチ31及び接地用ス
イッチ32は互いに連係されている。すなわち、後記す
るスイッチノブ46を押圧操作すると(図3参照)、電
源投入用スイッチ31は、その可動接点31cがリレー
接点側固定接点31bから電源側固定接点31aに切換
接続されると同時に、接地用スイッチ32は、その可動
接点32cがリレー接点側固定接点32bから接地側固
定接点32aに切換接続される。
【0038】前記電源投入用スイッチ31及び接地用ス
イッチ32とにより、緊急用スイッチ50が構成されて
いる。緊急用スイッチ50は、本発明のスイッチ手段に
相当する。又、接地用スイッチ32が第1接地スイッチ
に相当し、電源投入用スイッチ31が電源スイッチに相
当する。
【0039】図3には、各パワーウインドウ装置10を
操作するために、図示しない運転席のサイドドア側面に
設けられた操作パネルユニット41が図示されている。
同図において、操作パネルユニット41には、運転席の
サイドドアのウインドウガラスを上昇下降操作するため
のスイッチノブ42を始め、助手席、及び後部座席のサ
イドドアのウインドウガラスを上昇下降操作するための
スイッチノブ43乃至45、及び緊急用のスイッチノブ
46が操作可能に配置されている。
【0040】そして、前記運転席用のパワーウインドウ
装置10を作動するためのスイッチノブ42は、2段ク
リック式のスイッチが組込まれており、1段ダウン操作
すると下降スイッチ28が作動し、アップ側に一段押圧
すると上昇スイッチ29が作動する。
【0041】なお、図2において、16は従来例で説明
したオートスイッチである。オートスイッチ16は、前
記スイッチノブ42を2段ダウン操作したとき、下降ス
イッチ28とともに、オン作動する。又、スイッチノブ
42を2段アップ操作したとき、上昇スイッチ29とと
もにオン作動する。
【0042】オートスイッチ16は、前記のようにダウ
ン側、或いはアップ側にオン操作された場合には、オー
トスイッチ16の押圧操作を解除してもドアECU12
は、ウインドウガラスが全閉位置、又は、全開位置に達
するまで、各トランジスタTR1又はTR2に対してダ
ウン又はアップ制御信号を印加し、駆動モータMを正転
又は逆転させる。そして、この駆動モータMの回転によ
り、下降するウインドウガラスが全開位置に位置する
と、全開位置リミットスイッチ(図示しない)が検出
し、又は、上昇するウインドウガラスが全閉位置に位置
すると、全閉位置リミットスイッチ(図示しない)が検
出作動するようにされている。
【0043】そして、いずれかのリミットスイッチが検
出すると、その検出に基づいてドアECU12は、ダウ
ン制御信号又はアップ制御信号の印加を停止して前記駆
動モータMを駆動を停止させ、ウインドウガラスを全開
位置又は全閉位置に保持するようにされている。
【0044】スイッチノブ46は、前述したように電源
投入用スイッチ31及び接地用スイッチ32をともに作
動するためのものである。この実施形態では、前記駆動
モータMが駆動源に相当し、下降スイッチ28及びトラ
ンジスタTR1がそれぞれ下降スイッチング手段に相当
し、上昇スイッチ29及びトランジスタTR2が上昇ス
イッチング手段に相当する。又、オートスイッチ16
が、自動操作手段に相当し、ドアECU12が制御手段
に相当する。
【0045】さらに、リレーコイル21が第1コイルに
相当し、リレー接点25が第1リレー接点に相当し、第
1リレー回路22が第1リレー手段を構成する。そし
て、電源側固定接点25aが電源側接点に相当し、接地
側固定接点25bが接地側接点に相当する。
【0046】又、リレーコイル23が第2コイルに相当
し、リレー接点26が第2リレー接点に相当し、第2リ
レー回路24が第2リレー手段を構成する。そして、電
源側固定接点26aが電源側接点に相当し、接地側固定
接点26bが接地側接点に相当する。
【0047】上記のように構成された構成されたパワー
ウインドウ装置10の作用について説明する。さて、パ
ワーウインドウ装置10の回路が水等の電解質に濡れて
いないときにおいては、前記電源投入用スイッチ31
は、図示しないバネにより常時付勢されて、可動接点3
1cがリレー接点側固定接点31bに接続されていると
ともに、前記接地用スイッチ32は、図示しないバネに
より常時付勢されて、可動接点32cが固定接点32b
に接続されている。
【0048】このため、自動操作、及び手動操作とも前
記従来例と同様の作用をするため、その説明を省略す
る。オートスイッチ16等が雨水等の電解質の液にて濡
れた場合、スイッチの接点間がリークする。このとき、
ドアECU12からダウン制御信号、アップ制御信号の
両信号が出力される場合がある。すると、第1リレー回
路22、第2リレー回路24のリレーコイル21,23
のいずれもが励磁して、リレー接点25,26が同時に
オン状態(可動接点25c,26cが電源側固定接点2
5a,26aに接続された状態)となり、駆動モータM
の両端子にバッテリ電源Bの電圧が印加されるため、駆
動モータMは駆動しない。
【0049】或いは、下降スイッチ28及び上昇スイッ
チ29の各接点間が雨水等の電解質の液にて濡れた場
合、各スイッチ28,29が同時にリークする。この場
合においても、第1リレー回路22、第2リレー回路2
4のリレーコイル21,23のいずれもが励磁して、リ
レー接点25,26が同時にオン状態(可動接点25
c,26cが電源側固定接点25a,26aに接続され
た状態)となり、駆動モータMの両端子にバッテリ電源
Bの電圧が印加されるため、駆動モータMは駆動しな
い。
【0050】上記のようないずれの状態のときにも、ス
イッチノブ46を押圧操作すると、緊急スイッチ50を
構成する電源投入用スイッチ31及び接地用スイッチ3
2が作動する。すなわち、電源投入用スイッチ31は、
その可動接点31cがリレー接点側固定接点31bから
電源側固定接点31aに切換接続されると同時に、接地
用スイッチ32は、その可動接点32cがリレー接点側
固定接点32bから接地側固定接点32aに切換接続さ
れる。
【0051】この結果、駆動モータMが正転され、ワイ
ヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しない)が前記
駆動モータMにより駆動されてウインドウガラスが下降
する。
【0052】なお、前記のようにリークしている状態
で、前記のように緊急スイッチ50の押圧を解除する
と、電源投入用スイッチ31は、その可動接点31cが
電源側固定接点31aからリレー接点側固定接点31b
に切換接続されると同時に、接地用スイッチ32は、そ
の可動接点32cが接地側固定接点32aからリレー接
点側固定接点32bに切換接続される。
【0053】この結果、第1リレー回路22、第2リレ
ー回路24のリレーコイル21,23のいずれもが励磁
されて、リレー接点25,26がオン状態となっている
ため、駆動モータMの両端子にバッテリ電源Bの電圧が
印加されて、駆動モータMは停止する。
【0054】さて、本実施形態によると、次のような作
用効果を奏する。 (1) 本実施形態では、オートスイッチ16、或い
は、下降スイッチ28、上昇スイッチ29が水等の電解
質に濡れてリークした状態にあっても、緊急スイッチ5
0をオン操作すると、電源投入用スイッチ31の可動接
点31cがリレー接点側固定接点31bから電源側固定
接点31aに切換接続されると同時に、接地用スイッチ
32の可動接点32cがリレー接点側固定接点32bか
ら接地側固定接点32aに切換接続されるようにした。
【0055】この結果、駆動モータMが正転するため、
回路が水等に濡れて、リークされた状態にあっても、緊
急スイッチ50のオン操作により、ウインドウガラスを
下降することができる。
【0056】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
を図4を参照して説明する。なお、この実施形態におい
ても、第1の実施形態と同一構成又は相当する構成につ
いては、同一符号を付して、その説明を省略する。
【0057】図4は、パワーウインドウ装置10の駆動
回路20を示している。この実施形態では、図4に示す
ように、第1の実施形態の構成中、電源投入用スイッチ
31が省略されたところが異なっている。そして、前記
図3に示すスイッチノブ46をオン操作すると、接地用
スイッチ32は、その可動接点32cがリレー接点側固
定接点32bから接地側固定接点32aに切換接続され
る。
【0058】この実施形態では、接地用スイッチ32
が、スイッチ手段及び第2接地スイッチに相当する。第
2の実施形態の作用について説明する。
【0059】第1の実施形態と同様にオートスイッチ1
6、或いは、下降スイッチ28及び上昇スイッチ29が
雨水等の電解質の液にて濡れて各スイッチの接点間のリ
ークにより、第1リレー回路22、第2リレー回路24
のリレーコイル21,23のいずれもが励磁している場
合、スイッチノブ46を押圧操作する。
【0060】すると、緊急スイッチ50を構成する接地
用スイッチ32が作動する。すなわち、接地用スイッチ
32は、その可動接点32cがリレー接点側固定接点3
2bから接地側固定接点32aに切換接続される。
【0061】このとき、下降用スイッチ28の接点間の
リーク或いはドアECU12からのダウン制御信号によ
りトランジスタTR1がオンしているため、第1リレー
回路22のリレーコイル21が励磁されている。従っ
て、リレー接点25の可動接点25cが電源側固定接点
25aに接続されているため、駆動モータMが正転さ
れ、ワイヤ式又はアーム式のレギュレータ(図示しな
い)が前記駆動モータMにより駆動されてウインドウガ
ラスが下降する。
【0062】さて、本実施形態によると、次のような作
用効果を奏する。 (1) 本実施形態では、オートスイッチ16、或い
は、下降スイッチ28、上昇スイッチ29が水等の電解
質に濡れてリークした状態にあっても、緊急スイッチ5
0をオン操作すると、接地用スイッチ32の可動接点3
2cがリレー接点側固定接点32bから接地側固定接点
32aに切換接続されるようにした。
【0063】この結果、駆動モータMが正転するため、
回路が水等に濡れて、リークされた状態にあっても、緊
急スイッチ50のオン操作により、ウインドウガラスを
下降することができる。
【0064】本発明の実施形態は、上記実施形態以外に
次のように変更することも可能である。 (1) 前記各実施形態では、パワーウインドウ装置1
0の各スイッチは、サイドドアに設けることを前提とし
ているが、サイドドアに設けることは必須ではなく、例
えば、運転席と助手席との間のコンソールに設けてもよ
く、又、インストルメントパネル等に設けてもよい。
【0065】(2) 前記各実施形態では、運転席のサ
イドドアに設けられるパワーウインドウ装置10に具体
化したが、助手席のサイドア、或いは後部座席用のサイ
ドドアに設けられるパワーウインドウ装置に具体化して
もよい。この場合、ドアECU12、トランジスタTR
1,TR2を省略してもよい。この場合には、下降スイ
ッチ28が、下降スイッチング手段を構成し、上昇スイ
ッチ29が上昇スイッチング手段を構成する。
【0066】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に挙げる。 (1) 請求項1において、前記下降スイッチング手段
は、手動操作用の下降スイッチであり、前記上昇スイッ
チング手段は、手動操作用の上昇スイッチであるパワー
ウインドウ装置。この構成により、下降スイッチ、上昇
スイッチがリークしたとき、スイッチ手段を操作する
と、駆動源を下降作動し、ウインドウガラスを下降する
ことができる。
【0067】(2) 請求項1において、第1コイルを
励磁又は消磁するために下降スイッチング手段のオンオ
フ制御を行うとともに、第2コイルを励磁又は消磁する
ために上昇スイッチング手段のオンオフ制御を行う制御
手段を備え、前記下降スイッチング手段は、制御手段か
ら出力される制御信号に基づいてオンオフ作動するスイ
ッチング素子であり、前記上昇スイッチング手段は、制
御手段から出力される制御信号に基づいてオンオフ作動
するスイッチング素子であるパワーウインドウ装置。こ
の構成により、制御手段がリークによって、第1コイル
及び第2コイルを共に励磁したとき、スイッチ手段を操
作すると、駆動源を下降作動し、ウインドウガラスを下
降することができる。
【0068】第1の実施形態及び第2の実施形態におい
て、トランジスタTR1,TRT2はスイッチング素子
を構成する。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至請求
項3の発明によれば、パワーウインドウ装置の回路が水
に濡れてリークした状態であっても、スイッチ手段を操
作すれば、ウインドウガラスを下降できる効果を奏す
る。
【0070】請求項2の発明によれば、スイッチ手段を
構成する電源スイッチと、第1接地スイッチとが操作さ
れると、電源スイッチは、前記駆動源の第1リレー接点
側に接続される端子を電源に接続し、第1接地スイッチ
は、前記駆動源の第2リレー接点側に接続される端子を
接地するため、駆動源にてウインドウガラスを下降駆動
することができる。
【0071】請求項3の発明によれば、第2接地スイッ
チをオン操作すると、駆動源の第2リレー接点側に接続
される端子は接地され、第1リレー接点は、可動接点が
電源側接点に接続されているため、駆動源にてウインド
ウガラスを下降させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のパワーウインドウ装置の駆動
回路の電気回路図。
【図2】同じくパワーウインドウ装置の電気的構成を示
す電気回路図。
【図3】ウインドウ装置の各種スイッチの配置を示す操
作パネルユニットの斜視図。
【図4】第2の実施形態のパワーウインドウ装置の駆動
回路の電気回路図。
【図5】従来のパワーウインドウ装置の駆動回路の電気
回路図。
【符号の説明】
10…パワーウインドウ装置、12…ドアECU(制御
手段を構成する。)、16…オートスイッチ(自動操作
手段を構成する。)、21…リレーコイル(第1コイル
を構成する。)、22…第1リレー回路(第1リレー手
段を構成する。)、23…リレーコイル(第2コイルを
構成する。) 24…第2リレー回路(第2リレー手段を構成す
る。)、25…リレー接点(第1リレー接点を構成す
る。)、25a…電源側固定接点(電源側接点を構成す
る。)、25b…接地側固定接点(接地側接点を構成す
る。)、26…リレー接点(第2リレー接点を構成す
る。)、26a…電源側固定接点(電源側接点を構成す
る。)、26b…接地側固定接点(接地側接点を構成す
る。)、28…下降スイッチ(下降スイッチング手段を
構成する。)、29…上昇スイッチ(上昇スイッチング
手段を構成する。)、31…電源投入用スイッチ(電源
スイッチを構成する。)、32…接地用スイッチ(第1
接地スイッチ、第2接地スイッチを構成する。) 50…緊急用スイッチ(スイッチ手段を構成する。) TR1…トランジスタ(下降スイッチング手段及びスイ
ッチング素子を構成する。)、TR2…トランジスタ
(上昇スイッチング手段及びスイッチング素子を構成す
る。)、M…駆動モータ(駆動源を構成する)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドウガラスを下降又は上昇駆動す
    る駆動源と、 前記駆動源の両端子に対して、それぞれ接続された一対
    のリレー接点であって、電源供給のための電源側接点、
    及び接地側接点をそれぞれ備え、可動接点が前記電源側
    接点、接地側接点間を選択的に切換接続する第1リレー
    接点及び第2リレー接点と、 励磁時には前記第1リレー接点の可動接点を電源側接点
    に接続して前記駆動源を下降作動するとともに、消磁時
    には、第1リレー接点の可動接点を接地側接点に接続す
    る第1コイルと、 前記第1コイルの励磁消磁を行う下降スイッチング手段
    と、 励磁時には前記第2リレー接点の可動接点を電源側接点
    に接続し、前記駆動源を上昇作動するとともに、消磁時
    には、第2リレー接点の可動接点を接地側接点に接続す
    る第2コイルと、 前記第2コイルの励磁・消磁を行う上昇スイッチング手
    段とを備えたパワーウインドウ装置において、 前記駆動源の端子には、前記第1コイル、第2コイルが
    同時に励磁されている状態のときに、操作されると、駆
    動源を下降作動するスイッチ手段を設けたことを特徴と
    するパワーウインドウ装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ手段は、操作時に前記駆動
    源の第2リレー接点側に接続される端子を接地する第1
    接地スイッチと、操作時に前記駆動源の第1リレー接点
    側に接続される端子を電源に接続する電源スイッチとに
    て構成されたことを特徴とする請求項1に記載のパワー
    ウインドウ装置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ手段は、操作時に前記駆動
    源の第2リレー接点側に接続される端子を接地する第2
    接地スイッチにて構成されたことを特徴とする請求項1
    に記載のパワーウインドウ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103015838A (zh) * 2012-11-26 2013-04-03 宁波双林汽车部件股份有限公司 一种汽车车窗应急装置
JP2021147786A (ja) * 2020-03-16 2021-09-27 株式会社マルナカ パワーウインドウ装置

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