JPH0434116Y2 - - Google Patents

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JPH0434116Y2
JPH0434116Y2 JP3837086U JP3837086U JPH0434116Y2 JP H0434116 Y2 JPH0434116 Y2 JP H0434116Y2 JP 3837086 U JP3837086 U JP 3837086U JP 3837086 U JP3837086 U JP 3837086U JP H0434116 Y2 JPH0434116 Y2 JP H0434116Y2
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JP
Japan
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door mirror
limit switch
mirror
reversible motor
drive circuit
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JP3837086U
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JPS62150240U (ja
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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はモータの駆動により起立、倒伏可能
となつた電動可倒ドアミラーの駆動回路に関する
ものである。
[従来の技術] 一般に、この種の電動可倒ドアミラーは、その
起立、倒伏を車室内から操作できるように、車室
内に設けた操作部材の操作に応じてモータが駆動
されるようになつている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、このような従来のものは、一般
に、可逆モータ駆動用リレーがオンしている間だ
けモータが駆動されるように構成され、所定の中
立位置または後倒位置または前倒位置らの可倒位
置に達すると、停止位置決め用リミツトスイツチ
の開閉信号を入力信号として可逆モータ駆動用リ
レーをオフにさせてモータを停止させていたが、
例えばリミツトスイツチがオンのとき、その接触
片が自動車のエンジンの振動によりバウンドした
り、スイツチの導体面が平滑でなかつたり、ゴミ
などの異物の付着により、接触片の接触状態が変
動してチヤタリングを生じ、これによりリミツト
スイツチが瞬断して、可倒動作中のドアミラーが
停止してしまうという欠点があつた。
この考案は上記のような従来型の欠点を解決せ
んとしたものであり、チヤタリングによりドアミ
ラーが中立復帰動作中または倒伏動作中にその作
動を中断してしまうことのない電動可倒ドアミラ
ーの駆動回路を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案は、モータ駆
動によりドアミラーを起立、倒伏可能にした電動
可倒ドアミラーの駆動回路において、電源と可逆
モータとの間に、ドアミラーの停止位置決め用リ
ミツトスイツチと前記リミツトスイツチの操作に
より動作する可逆モータ駆動用リレーとを直列に
設け、更に前記リミツトスイツチに対してコンデ
ンサを並列に接続したものである。
[作用] この考案は上記手段を採用したため、例えばド
アミラーの倒伏動作中にリミツトスイツチが瞬断
してもコンデンサがリミツトスイツチに対して並
列に設けられているため、モータ駆動用リレーは
その接点を電源側に接続し続けることとなり、そ
れによつてモータ回路はドアミラーの倒伏作動を
続行させる。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案の駆動回路を具える電動可倒ド
アミラーを骨格的に示したもので、図中1は自動
車の車体、2は車体1に取付けたミラーベース
(固定部材)、3はミラーベース2に対して、鎖線
で示すように車両の後方側または前方側に回動自
在に取付けたミラーボデーである。前記ミラーベ
ース2またはミラーボデー3の何れか一方の側に
可逆モータMが設けられていて、この可逆モータ
Mの出力軸とミラーボデーのシヤフト(回動部
材)4との間には適宜な伝動手段5(歯車機構
等)が設けられている。
なお、第1図は自動車の右側ドアに取付けられ
た電動可倒式ドアミラーを示しているが、左側ド
アに取付けられる電動可倒式ドアミラーにも本考
案は適用できる。
第1図は図示していないが、自動車内には、上
記可逆モータを運転席から操作できるスイツチ及
びモータ駆動リレー選択回路等を包含するコント
ロールユニツトが設けられている。
第2図は本考案におけるドアミラーの停止位置
決め用リミツトスイツチとして好適な摺動式リミ
ツトスイツチの一例を示した一部切欠正面図であ
る。このリミツトスイツチは第4図に示すよう
に、ミラーボデーのシヤフト4上に装着して使用
されるものである。以下に、この摺動式リミツト
スイツチの構成を簡単に説明する。
第2図及び第3図に於て、符号7はシヤフト4
の上端に固着したクラツチ受け、8はクラツチ受
け7上に設けられたPC板である。このPC板に
は、後記するように円弧状の導体面の上をドアミ
ラーの中立位置検出用および後倒位置検出用スイ
ツチの夫々の接触片9N,9Bが摺動するように
取付けられている。符号10は前記接触片の支持
部材11を90°間隔で4ケ所に有するホルダ、1
2はホルダ10の上面に被着させたキヤツプ、1
3はホルダ10をギヤボツクス17に固定するた
めの保持爪、14は接触片に接続する端子を示し
ている。
第3図に示したように、PC板8上には半径の
異なる内外二重の導体15,16が設けられてい
る。一方の導体15は、ミラーボデー3の後倒位
置検出スイツチLSBの接触片9Bの接点B1,B2
と接触するもので、PC板8の外周寄りに円弧状
に形成され、他方の導体16はミラーボデー3の
中立位置検出スイツチLSNの接触片9Nの接点
N1,N2と接触するもので、PC板8の内側寄り
に、前記導体15と位相をずらし、また弧の長さ
も短かく形成されている。なお、図中仮想線は、
前記後倒検出スイツチLSB及び中立検出スイツ
チLSNの各接触片とその接点の位置を示し、後
述のような作用を奏する。
第5図は本考案の駆動回路の一実施例を示すも
のであつて、符号20が前記のコントロールユニ
ツトである。図中、LSNはミラーボデー3が中
立位置(正常使用使用位置)を含む中立位置より
前方にあるときのみ、これを検出して接点間を開
路し、それ以外は接点間を常時閉路しておく停止
位置決め用リミツトスイツチ、LSBはミラーボ
デー3が車両後方側の可倒位置にあるときのみこ
れを検出して接点間を開路し、それ以外は接点間
を常時閉路しておく停止位置決め用リミツトスイ
ツチである。Mは可逆モータであり、端子Nが
GND、端子Bに+Bが印加されたとき、ミラー
ボデー3を中立位置から後倒位置に向けて移動さ
せ、また端子BがGND、端子Nに+Bが印加さ
れたとき、ミラーボデー3を後倒位置から中立位
置に向けて移動させるようになつている。
電源+Bと前記モータMとの間に前記コントロ
ールユニツト20、リミツトスイツチLSB,
LSNが直列に設けられている。XBおよびXB1
XNおよびXN1はコントロールユニツト20とリ
ミツトスイツチLSB,LSN間に設けた可逆モー
タ駆動用リレーおよびその接点である。このリレ
ーは前記リミツトスイツチLSB,LSNが開路し
たき、オフするように設定されている。Cおよび
C′はコンデンサであり、前記リミツトスイツチ
LSB,LSNに対して並列に接続されている。
次に上記のものの動作説明する。まずミラーボ
デー3が中立位置にあるとき、該ミラーボデーを
後倒させるためにスイツチを含むコントロールユ
ニツト20を操作すると、リレーXBが励磁して
接点XB1を電源側に切換えるので、それにより可
逆モータMの端子Bが+B、端子NがGNDとな
り、ミラーボデー3は後倒位置に向けて移動され
る。
ミラーボデー3が後倒位置に到達すると、リミ
ツトスイツチLSBが開路してリレーXBが消磁さ
れ、そのため接点XB1はアース側に切換わり可逆
モータMは停止するから、ミラーボデー3は移動
を停止して、所定の後倒位置に保持される。
一方、ミラーボデー3が後倒位置にあるとき、
該ミラーボデーを正常使用位置へ戻すため、前記
コントロールユニツト20を操作して、リレー
XNを励磁すると、接点XN1が電源側に切換わ
り、可逆モータMの端子Nが+B、端子Bが
GNDとなり、ミラーボデーは中立位置に向けて
移動される。
ミラーボデー3が中立位置に達すると、リミツ
トスイツチLSNが開路してリレーXNは消磁さ
れ、そのため接点XN1はアース側に切換わり、
可逆モータMは停止するからミラーボデーは移動
を停止して、所定の中立位置に保持されるもので
ある。
ところで上記のようにミラーボデーが動作中
に、例えば車体の振動によりリミツトスイツチ
LSB,LSNの接触片がバウンドを起こしたり、
あるいは導体表面にキズがついたり、ゴミが付着
して表面状態が荒れていたりしてチヤタリングを
生じ、それによりリミツトLSBまたはLSNが瞬
断した場合、従来のものはモータ駆動用リレーが
すぐにオフし、そのためモータが停止し、ミラー
ボデーが停止してしまうという欠点があつたが、
本考案の駆動回路は前記リミツトスイツチLSB,
LSNに対して並列にコンデンサC,C′を挿入し
ているため、そのリミツトスイツチが瞬断して
も、コンデンサC,C′に電源が流れ込むのでリレ
ーXBまたはXNをある設定時間の間オンし続け
るため、その設定時間内にリミツトスイツチが再
び閉路すれば、その接点XB1またはXN1は電源
側に接続し続け、それによりモータ回路は閉路し
続けるからドアミラーは可倒動作または中立復帰
動作を中断することなく移動し続けて、所定の位
置で停止する。
すなわち、第6図にも示したように、リミツト
スイツチLSNが瞬断したときリレーXN(抵抗R)
を通じコンデンサ、C′へ電流が流れる。これによ
りV(t)の電位は、第7図のグラフに示すよう
に、V(t)=1−e-t/〓の変化をし、XNにはVcc
(t)の電圧がかかる。一般にリレーはその定格
電圧の20%まで電位が下がるとオフするので、オ
フする条件は、 V(t)=1−e-t/〓=0.8 となる。τ=C′Rとして上式を解くと C′=t/1.609XR となる。したがつて、R=225Ω,t=10msと
するとC′=27.6μFとなる。
なお、上式からも明らかな如くC′,Rで決まる
時定数を適宜設定することにより、チヤタリング
を吸収できる時間を更に大きくすることが可能で
ある。
[考案の効果] 本考案は以上に述べたような構成としたので、
電動可倒ドアミラーにおける停止位置決め用リミ
ツトスイツチの導体面がキズや異物の付着により
荒れていたり、自動車の振動らによつて接触片の
接触状態に変動をきたし、ミラーの起立動作中ま
たは可倒動作中にリミツトスイツチが瞬断しても
可逆モータは所定時間中駆動してドアミラーを所
定の中立位置または可倒位置まで起立または倒伏
させることになり、動作中のミラーが動作途中で
停止してしまうことがない点で、優れた実用上の
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電動可倒ドアミラーを骨格的に示した
平面図、第2図は本考案に用いて好適な摺動式リ
ミツトスイツチの一部切欠正面図、第3図は第2
図のリミツトスイツチにおける導体面と接触片の
平面的配置図、第4図は同上リミツトスイツチの
取付状態を示す断面図、第5図は本考案の一実施
例を示す回路図、第6図は同上要部を示した回路
図、第7図はコンデンサの充電特性図である。 1……車体、2……ミラーベース、3……ミラ
ーボデー、4……シヤフト(回動手段)、7……
クラツチ受け、8……PC板、9B,9N……接
触片、10……ホルダ、15,16……導体、2
0……コントロールユニツト、M……可逆モー
タ、LSN,LSB……停止位置決め用リミツトス
イツチ、XN,XB,XN1,XB1……可逆モータ
駆動用リレー及びその接点、C,C′……コンデン
サ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 モータ駆動によりドアミラーを起立、倒伏可
    能にした電動可倒ドアミラーの駆動回路であつ
    て、電源と可逆モータとの間に、ドアミラーの
    停止位置決め用リミツトスイツチと前記リミツ
    トスイツチの操作により動作する可逆モータ駆
    動用リレーとを直列に設け、更に前記リミツト
    スイツチに対してコンデンサを並列に設けたこ
    とを特徴とする電動可倒ドアミラーの駆動回
    路。 2 ドアミラーの停止位置決め用リミツトスイツ
    チは、ドアミラーが中立位置にあるとき、およ
    び可倒位置にあるときのみ、そのいずれか一方
    を検出する停止位置決め用リミツトスイツチか
    らなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の電
    動可倒ドアミラーの駆動回路。 3 ドアミラーの停止位置決め用リミツトスイツ
    チは、導体面と、該導体面の上を摺動する接触
    片とからなる実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の電動可倒ドアミラーの駆動回路。 4 可逆モータ駆動用リレーは、ドアミラーが中
    立位置にあるとき、およびドアミラーが可倒位
    置にあるときのみ、そのいずれか一方を検出す
    る停止位置決め用リミツトスイツチで動作する
    可逆モータ駆動用リレーからなる実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の電動可倒ドアミラーの
    駆動回路。
JP3837086U 1986-03-18 1986-03-18 Expired JPH0434116Y2 (ja)

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JPS62150240U JPS62150240U (ja) 1987-09-22
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