JPH0939744A - 車両用ウォッシャ連動ワイパ駆動装置 - Google Patents

車両用ウォッシャ連動ワイパ駆動装置

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JPH0939744A
JPH0939744A JP7193925A JP19392595A JPH0939744A JP H0939744 A JPH0939744 A JP H0939744A JP 7193925 A JP7193925 A JP 7193925A JP 19392595 A JP19392595 A JP 19392595A JP H0939744 A JPH0939744 A JP H0939744A
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JP
Japan
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washer
mist
wiper
delay time
motor
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Application number
JP7193925A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Suzuki
規之 鈴木
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作レバーの操作によりミスト動作とウォッ
シャ動作とを簡単に操作できるようにする。 【解決手段】 操作レバーの操作のオフ位置,ミスト操
作位置,ウォッシャ操作位置の各操作位置に応じて切換
スイッチ7の可動接点cの接触状態を接点b,開放位置
および接点aに切換える。オフ位置で、駆動回路6はト
ランジスタ20をオンさせてトランジスタ9をオフし、
リレー8をオフさせている。ミスト操作位置で、駆動回
路6は、第1の遅延時間t1後にトランジスタ9をオン
させてワイパモータ4に通電しミスト動作させる。ミス
ト操作位置を短時間で通過してウォッシャ操作位置にす
ると、ウォッシャモータ5に通電すると共に、第2の遅
延時間t2後にトランジスタ9をオンさせてワイパモー
タ4にも通電し、オフ位置に戻った後第3の遅延時間後
にワイパモータ4を断電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミスト動作とウォ
ッシャ連動ワイパ動作とを兼ね備えた操作スイッチを備
えた車両用ウォッシャ連動ワイパ駆動装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の装置と
しては、例えば、ステアリングホイールのシャフト部分
に設けた操作レバーを操作することにより、ウインドウ
ォッシャ液を噴射すると共にワイパを駆動させてウイン
ド面を払拭してウインド面の汚れを取るウインドウォッ
シャ液噴射機能と、ワイパ装置を単発的に駆動して払拭
動作を行わせてウインド面のミストを除去するようにし
たミスト動作機能とを行なわせるようにしたものであ
る。
【0003】この場合、従来のものでは、操作レバーを
上方側に操作した状態で保持するとウインドウォッシャ
液噴射機能が実施され、操作レバーを上方側に操作して
すぐに戻すとミスト動作機能が実行されるようになって
おり、これによって、ひとつの操作レバーを操作の仕方
によって2つの機能を使い分けるように構成されている
ものである。
【0004】なお、上述の場合、ウインドウォッシャ液
噴射機能は、一定時間以上その操作状態が保持される
と、ウォッシャモータを駆動してウインドガラス面にウ
ォッシャ液を噴射し、その後、ワイパモータを遅延運転
させてウインド面を払拭することによりウインド面の汚
れを取るようになっている。また、ミスト動作機能は、
操作レバーの操作状態が一定時間以上継続しなかった場
合に、その操作後にワイパモータを駆動して払拭動作を
行なわせるものである。
【0005】しかしながら、上述のような従来構成のも
のでは、操作に慣れていない場合や初めて使用する場合
に、ミスト機能とウインドウォッシャ液噴射機能とを操
作レバーの操作によって使い分けるのが難しく、瞬時に
判断することができない場合には不必要な動作を行わせ
てしまうことになる。しかし、このような不具合を解消
するために操作レバーやスイッチの数を増やすことは、
運転者にとってはかえって操作対象が多くなることにな
って負担となる不具合がある。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ひとつの操作レバーで、簡単にウォッ
シャ機能とミスト機能との使い分けをすることができる
ようにした車両用ウォッシャ連動ワイパ駆動装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、オン操作によ
りウインドウォッシャ液噴射手段を駆動するウォッシャ
モータに通電すると共にワイパ装置のワイパモータを遅
延時間をもって通電することにより運転を行うようにし
た車両用ウォッシャ連動ワイパ駆動装置を対象とするも
のであり、停止位置,ミスト操作位置およびウォッシャ
操作位置に順次切換え可能な操作レバーと、前記ミスト
操作位置に第1の遅延時間以上保持されると、その保持
状態で前記ワイパモータを駆動させるミスト駆動回路
と、前記ウォッシャ操作位置に操作された状態で、前記
ウォッシャモータを駆動すると共に、その操作状態で第
2の遅延時間以上保持されると前記ワイパモータを遅延
運転させるウォッシャ駆動回路とを設けて構成したとこ
ろに特徴を有する(請求項1の発明)。
【0008】また、前記操作レバーの前記停止位置およ
びウォッシャ操作位置のそれぞれに対応して可動接点が
常閉接点および常開接点とオン状態になり、前記ミスト
操作位置に対応してその可動接点が開放状態とされるウ
ォッシャスイッチを設け、前記ミスト駆動回路に、前記
第1の遅延時間を設定する第1の時定数回路と、この時
定数回路の動作を前記ウォッシャスイッチの開放状態で
有効化させるスイッチング手段とを設け、前記ウォッシ
ャ駆動回路に、前記第2の遅延時間を充電動作により設
定すると共に第3の遅延時間を放電動作により設定する
第2の時定数回路を設ける構成とすることが好ましい
(請求項2の発明)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。図2は運転席部に設けら
れた操作レバー1を示すもので、ステアリングホイール
2のシャフト2aを支持しているステアリングコラムチ
ューブ部分に設けられたコンビネーションスイッチに取
り付けられたもので、この部分はステアリングコラムカ
バー3で覆われている。この操作レバー1は、常にはオ
フ位置に付勢されており、このオフ位置から付勢力に抗
してステアリングホイール2側つまり運転者にとって手
前側に引くと、ミスト位置Mおよびウォッシャ位置Wに
順次移動操作可能となっており、各位置M,Wでは節度
感が得られるように設けられていて、そのそれらの位置
で保持状態に操作できるようになっている。なお、この
操作レバー1は、ステアリングホイール2の回転方向へ
の操作により、ワイパ装置を駆動する操作レバーとして
も使用される構成となっている。
【0010】図1は電気的構成を示しており、上述の操
作レバー1の操作に応じて動作されるワイパモータ4お
よびウォッシャモータ5の駆動回路6が示されている。
なおこの駆動回路6は、本発明でいうところのミスト駆
動回路とウォッシャ駆動回路とを兼ね備えたものとして
構成されている。ワイパモータ4は、図示しないワイパ
装置のワイパブレードを定位置から移動させてウインド
面の払拭動作を行うためのもので、一旦通電されると、
その通電状態は所定位置に戻るまで定位置停止スイッチ
の働きにより継続されるようになっている。また、ウォ
ッシャモータ5は、図示しないウォッシャタンク内に貯
留されたウォッシャ液をウインドガラスに向けて噴射さ
せるノズルにウォッシャ液を供給するためのポンプを駆
動するものである。
【0011】そして、操作レバー1の操作に応じてウォ
ッシャスイッチである切換スイッチ7が動作されるよう
になっている。すなわち、切換スイッチ7は、常開接点
a,常閉接点bおよび可動接点cからなるもので、操作
レバー1の各操作位置であるオフ位置O,ミスト位置M
およびウォッシャ位置Wのそれぞれに対応して、接点
(c−b)間をオンさせている状態,接点cがいずれの
接点a,bとも接触しない状態,そして接点(c−a)
間をオンさせる状態のそれぞれにに切り換えられるよう
になっている。
【0012】さて、駆動回路6においては、図示しない
車載バッテリからイグニッションスイッチを介して直流
電源がACC端子に与えられるようになっており、電源
ラインLはこのACC端子に接続されている。ワイパモ
ータ4は、その一端子がリレースイッチ8aの常開接点
aと可動接点cとの間を介して電源ラインLに接続さ
れ、他端子はアースされている。リレー8は、リレース
イッチ8aと励磁コイル8bとから構成され、リレース
イッチ8aは、励磁コイル8bに通電されると可動接点
cが常開接点aとオンするようになっている。そして、
リレースイッチ8aの常閉接点bは図示しないワイパ駆
動回路側に接続されている。
【0013】励磁コイル8bは、一端子が電源ラインL
に接続されると共に、他端子がスイッチング素子である
npn形トランジスタ9のコレクタ・エミッタ間を介し
てアースされ、このトランジスタ9のコレクタ・エミッ
タ間には図示極性の保護用のツェナーダイオード10が
接続されている。トランジスタ9のベースは、抵抗11
を介してアースされると共に、図示極性のダイオード1
2および抵抗13を介して電源ラインLに接続されてい
る。
【0014】また、トランジスタ9のベースは、図示極
性のダイオード14,抵抗15,16およびダイオード
17を直列に介して切換スイッチ7の常開接点aに接続
され、抵抗15と16との共通接続点はコンデンサ18
を介してアースされている。また、切換スイッチ7の常
開接点aはウォッシャモータ5を介してアースされてい
る。なお、抵抗15,16およびコンデンサ18により
第2の時定数回路19を構成している。
【0015】npn形のトランジスタ20は、抵抗1
3,21およびコンデンサ22からなる第1の時定数回
路23を駆動させるもので、そのコレクタは抵抗21お
よび抵抗13を介して電源ラインLに接続され、エミッ
タはアースされている。抵抗13および23の共通接続
点はコンデンサ22を介してアースされている。また、
トランジスタ20のベースは、抵抗24を介してアース
されると共に、抵抗25,図示極性のダイオード26,
抵抗27を介して切換スイッチ7の常閉接点bに接続さ
れている。また、抵抗25およびダイオード26の共通
接続点は、図示極性のダイオード28,抵抗29を介し
て切換スイッチ7の常開接点aにも接続されている。
【0016】次に、本実施例の作用について、操作レバ
ー1の操作位置に応じて切り換えられる(a)ミスト動
作と(b)ウォッシャ動作とに分けて図3を参照しなが
ら説明する。
【0017】(a)ミスト動作 まず、操作レバー1がオフ位置Oにある図1に示してい
る待機状態では、切換スイッチ7の常閉接点bがオンさ
れているので、電源ラインLから切換スイッチ7の接点
(c−b)間,抵抗27,ダイオード26,抵抗25を
介してトランジスタ20にベース電流が与えられてオン
するので、コレクタに接続されている第1の時定数回路
23の抵抗21の一端子側の電位を接地レベル(「L」
レベル)に設定している。この状態では、電源ラインL
から抵抗13を介してトランジスタ9のベースに与えら
れる電圧がベース駆動電圧に達しないために、トランジ
スタ9はオフ状態に保持され、したがって励磁コイル8
bには通電されていない状態となっている。
【0018】上述のような待機状態で、図3にも示すよ
うに、操作レバー1がオフ位置Oからミスト操作位置M
に操作されると、トランジスタ20はベース電流が遮断
されてオフするので、そのコレクタに接続されている抵
抗21は開放状態となる。この結果、コンデンサ22に
は電源ラインLの電圧を抵抗13,11で分圧したとき
の抵抗11の分担電圧に相当する電圧まで印加されるよ
うになり、これによってコンデンサ22は抵抗13を介
して充電動作が行われるようになる。
【0019】そして、抵抗13およびコンデンサ22に
よりなる第1の時定数回路23の充電動作により、第1
の遅延時間t1(例えば0.1〜0.3秒の範囲で0.
2秒程度)が経過すると、コンデンサ22の端子電圧が
所定レベルに達してトランジスタ9をオンさせるに必要
なベース電圧が与えられるようになる。これにより、ト
ランジスタ9がオンされると、電源ラインLから励磁コ
イル8bに通電されるようになり、リレースイッチ8a
を動作させて接点(a−c)間をオン状態に切り換える
ようになる。ワイパモータ4は電源ラインLから給電さ
れるようになり、ワイパ装置を駆動させてウインドガラ
スの払拭動作を行うようになる。
【0020】この後、操作レバー1がオフ位置Oに戻さ
れると、切換スイッチ7の接点(b−c)間が再びオン
されるようになるので、トランジスタ20がオンしてコ
ンデンサ22の端子電圧を低くするので、トランジスタ
9がオフされて励磁コイル8bが断電され、再び待機状
態に戻るようになる(図3参照)。なお、この場合、ワ
イパ装置は、ワイパブレードが定位置にないときには定
位置停止機能によりワイパモータ4は通電が継続され、
定位置が検出されると断電されるようになっている。
【0021】したがって、使用者により操作レバー1が
ミスト位置Mに第1の遅延時間t1だけ保持している
と、ワイパ装置の払拭動作を1回だけ行なわせるミスト
動作を実施することができる。なお、操作レバー1がミ
スト位置Mに保持されている期間中はワイパモータ4に
通電されるので、ワイパ装置の払拭動作は継続的に実行
されるようになっている。
【0022】(b)ウォッシャ動作 次に、操作レバー1がウォッシャ操作位置Wに操作され
た場合について説明する。すなわち、この場合には、切
換スイッチ7の接点は短時間のうちに待機状態である接
点(c−b)間のオン状態からウォッシャ操作位置Wで
ある接点(c−a)間のオン状態に移行するので、ミス
ト操作位置Mに保持されている時間は上述した第1の遅
延時間t1よりも短い時間となる(図3参照)。したが
って、この場合には、上述のミスト動作が行われること
はなく、次に示すウォッシャ動作が行われることにな
る。
【0023】すなわち、切換スイッチ7の接点(c−
a)間がオンされると、まず、ウォッシャモータ4は電
源ラインLから通電されるようになり、ウインドウォッ
シャ液噴射装置のウォッシャポンプが動作され、タンク
内に貯留されているウインドウォッシャ液がウインド面
に向けて噴射されるようになる。一方、電源ラインLか
らダイオード17,抵抗16を介してコンデンサ18に
電流が流れることにより充電されるようになる。
【0024】そして、操作レバー1がウォッシャ操作位
置Wで保持された状態が第2の遅延時間t2(例えば
0.5秒程度)以上継続されると、コンデンサ18の端
子電圧が所定レベルに達して抵抗15を介してトランジ
スタ9のベース電位を高めることによりトランジスタ9
をオンさせるようになる。これにより、励磁コイル8b
に通電されて切換スイッチ8aの接点(a−c)間がオ
ンされてワイパモータ4に通電されるようになる。ワイ
パ装置が駆動されると、ウインドガラス面に噴射された
ウインドウォッシャ液がワイパブレードにより払拭され
てウインド面のほこりやごみなどを取り除いたきれいな
状態にする。
【0025】ウインドウォッシャ液が必要なだけ噴射さ
れて操作レバー1がオフ位置Oに戻されると、ウォッシ
ャモータ5は断電されるようになるのでウインドウォッ
シャ液の噴射は停止されるが、上述したコンデンサ18
は、充電電荷が残っているので、トランジスタ9はすぐ
にはオフしない。すなわち、コンデンサ18の充電電荷
が抵抗15,ダイオード14および抵抗11を介して放
電されていくうちに、第3の遅延時間t3(例えば2.
5〜3秒程度)が経過すると、トランジスタ9のベース
電位も低下してオフするようになる。これにより、励磁
コイル8bも断電されてワイパモータ4はワイパブレー
ドが定位置に戻った時点で断電されて停止するようにな
る。つまり、ワイパ装置は、ウインドガラス面に噴射さ
れたウインドウォッシャ液を十分に払拭した後に停止さ
れるので、ウインドガラスの面がきれいに拭き取られた
状態にすることができるのである。
【0026】このような本実施例によれば、操作レバー
1をオフ位置Oからミスト操作位置Mおよびウォッシャ
操作位置Wに操作可能に節度を設け、駆動回路6によ
り、ミスト操作位置Mで第1の遅延時間以上保持された
ときにミスト動作を行わせ、ウォッシャ操作位置Wで保
持されたときにウォッシャ動作を行なわせるようにした
ので、ミスト動作およびウォッシャ動作のそれぞれの操
作を行いやすくすることができ、確実に動作させること
ができるようになる。
【0027】また、操作レバー1の操作に応じて切換ス
イッチ7に切換動作を行わせ、その切換スイッチ7の接
点構成はオフ位置Oで常閉接点b、ウォッシャ操作位置
Wで常開接点aとオン状態となるようにして上述の動作
を行なわせるので、切換スイッチ7の接点構成が簡単に
なり、安価で信頼性および耐久性の向上を図ることがで
きる。
【0028】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。切換ス
イッチ7に代えて、3つの切換接点を有する構成のウォ
ッシャスイッチを設ける構成としても良い。第1ないし
第3の遅延時間は適宜の時間に設定することができる。
スイッチング手段は、トランジスタに限らず、FETや
IGBTなどのスイッチング素子を用いても良いし、リ
レーなどを用いても良い。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、操作レバーがミスト操
作位置に操作されて、その保持状態で第1の遅延時間以
上が経過すると、ミスト駆動回路はワイパモータを駆動
させてワイパ装置に払拭動作を行なわせることによりミ
スト動作を行う。また、ミスト操作位置での保持時間が
第1の遅延時間が経過する前にウォッシャ操作位置に操
作されると、ウォッシャ駆動回路は、ウォッシャモータ
を駆動してウインドウォッシャ液噴射手段によりウイン
ド面に向けてウォッシャ液を噴射させ、その後、そのウ
ォッシャ操作位置での保持時間が第2の遅延時間以上に
なると、ワイパ装置を駆動して払拭動作を行わせるよう
になる。そして、操作レバーがオフ位置に戻されると、
ウォッシャ駆動回路は、ウォッシャモータを停止し、そ
の後所定の遅延時間が経過するまでの間ワイパ装置を駆
動してウインド面に噴射されたウォッシャ液が払拭され
ると停止するようになる。この結果、ひとつの操作レバ
ーを、ミスト操作位置あるいはウォッシャ操作位置のい
ずれか所望の操作位置に切り換えるという簡単な操作で
ミスト動作およびウォッシャ動作を行なわせることがで
きるようになり、使い勝手が向上する。
【0030】また、本発明によれば、操作レバーがミス
ト位置に操作されると、ウォッシャスイッチの可動接点
が常開接点および常閉接点のいずれとも接触しない開放
状態とされるようになり、これによってミスト駆動回路
は、スイッチング手段が動作して第1の時定数回路の動
作を開始させ、第1の遅延時間が経過してもその状態が
保持されているときにミスト動作を行なうようになる。
また、操作レバーがウォッシャ操作位置に操作されたと
きには、ウォッシャ駆動回路は、ウォッシャモータを駆
動すると共に第2の時定数回路の動作にしたがってワイ
パ装置を遅延運転させるようになる。これにより、操作
レバーの操作に応じたウォッシャスイッチの接点構成を
簡単な構成とすることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気的構成図
【図2】操作レバーの取り付け部分を示す側面図
【図3】操作レバーの設定位置に応じたリレーの動作状
態を示すタイムチャート
【符号の説明】
1は操作レバー、4はワイパモータ、5はウォッシャモ
ータ、6は駆動回路(ミスト駆動回路、ウォッシャ駆動
回路)、7は切換スイッチ(ウォッシャスイッチ)、8
はリレー、8aはリレースイッチ、8bは励磁コイル、
9はnpn形トランジスタ、18はコンデンサ、19は
第2の時定数回路、20はnpn形トランジスタ(スイ
ッチング手段)、22はコンデンサ、23は第1の時定
数回路である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オン操作によりウインドウォッシャ液噴
    射手段を駆動するウォッシャモータに通電すると共にワ
    イパ装置のワイパモータを遅延時間をもって通電するこ
    とにより運転を行うようにした車両用ウォッシャ連動ワ
    イパ駆動装置において、 停止位置,ミスト操作位置およびウォッシャ操作位置に
    順次切換え可能な操作レバーと、 前記ミスト操作位置に第1の遅延時間以上保持される
    と、その保持状態で前記ワイパモータを駆動させるミス
    ト駆動回路と、 前記ウォッシャ操作位置に操作された状態で、前記ウォ
    ッシャモータを駆動すると共に、その操作状態で第2の
    遅延時間以上保持されると前記ワイパモータを遅延運転
    させるウォッシャ駆動回路とを備えた構成とされること
    を特徴とする車両用ウォッシャ連動ワイパ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記操作レバーの前記停止位置およびウ
    ォッシャ操作位置のそれぞれに対応して可動接点が常閉
    接点および常開接点とオン状態になり、前記ミスト操作
    位置に対応してその可動接点が開放状態とされるウォッ
    シャスイッチを設け、 前記ミスト駆動回路に、前記第1の遅延時間を設定する
    第1の時定数回路と、この時定数回路の動作を前記ウォ
    ッシャスイッチの開放状態で有効化させるスイッチング
    手段とを設け、 前記ウォッシャ駆動回路に、前記第2の遅延時間を充電
    動作により設定すると共に第3の遅延時間を放電動作に
    より設定する第2の時定数回路を設けた構成としたこと
    を特徴とする請求項1記載の車両用ウォッシャ連動ワイ
    パ駆動装置。
JP7193925A 1995-07-28 1995-07-28 車両用ウォッシャ連動ワイパ駆動装置 Pending JPH0939744A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009012004A (ja) * 2007-06-07 2009-01-22 Koichi Gunji 電動式粘性材料吸引吐出装置
JP2016022900A (ja) * 2014-07-23 2016-02-08 アスモ株式会社 ワイパ装置

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