JPS6236673Y2 - - Google Patents

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JPS6236673Y2
JPS6236673Y2 JP1980040824U JP4082480U JPS6236673Y2 JP S6236673 Y2 JPS6236673 Y2 JP S6236673Y2 JP 1980040824 U JP1980040824 U JP 1980040824U JP 4082480 U JP4082480 U JP 4082480U JP S6236673 Y2 JPS6236673 Y2 JP S6236673Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用ワイパーの間欠駆動装置に
関するものである。
ワイパーを一定期間停止した後自動的に再起動
する、いわゆる間欠ワイパーにおいて、その停止
時間(間欠期間)を制御するためにワイパーの駆
動制御回路にトランジスタと特定数回路とを含む
電子回路を設けた駆動装置においては、モータ起
動時に生ずる電位差や、時定数回路のコンデンサ
の放電終了直前の電源の電圧変動等によつて、間
欠時間が不安定となつたり、正しくワイパーモー
タが起動出来なくなる等の問題が生じていた。
この考案は上述の問題を解決するためになされ
たもので、ツエナーダイオード及びコンデンサを
含む電子回路とワイパーモータ駆動用の制御リレ
ーとートストツプスイツチとを用いて、バツテリ
から電子回路に供給される電圧変動に対しても安
定に動作するワイパーの間欠駆動装置を提供する
ことを目的とするものである。
以下に、この考案の一実施例を添付図面ととも
に説明する。
図面において、1は自動車のワイパー・ブレー
ド30(第3図中に示す)を駆動するモータで、
このモータ1の回転軸(図示しない)に取り付け
られたカム等を介して、このモータ1の回転速度
に応じて上記ワイパー・ブレード30は、所定の
停止位置と所定の位置との間で回動しつつ往復運
動するようになつている。このモータ1は、共通
端子1−1と高速端子1−2との間に通電されて
高速度で回転駆動される一方、共通端子1−1と
低速端子1−3との間に通電されて低速度で回転
駆動されるようになつている。
2は、上記ワイパー・ブレード30の往復運動
に応じて接点が切り換わるオートストツプスイツ
チで、のオートストツプスイツチ2の可動接片2
aは、上記ワイパー・ブレード30が所定の停止
位置に在るときには、上記モータ1の共通端子1
−1と接続された端子2bと接触し、一方、該ワ
イパー・ブレード30が所定の停止位置を離れた
ときには自動車のバツテリ4の負極端子と接続さ
れた端子2cと接触するように、公知の方法で切
り換わるようになつている。
3は、多連形のロータリスイツチ等にてなるコ
ンビネーシヨンスイツチで、このコンビネーシヨ
ンスイツチ3は、図示しない自動車の運転席の前
方の計器類等が装着されたパネル等に取り付けら
れている。このコンビネーシヨンスイツチ3は、
公知の方法で、第1図中、最左欄に示すように、
間欠、停止、低速、高速の4種類のワイパー・ブ
レード3の動作モードに設定されるようになつて
いる。このコンビネーシヨンスイツチ3の4個の
タツプ3−1,3−2,3−3,3−4は、それ
ぞれ、第1図中の動作モードの結線図において対
応する列の接続点(黒丸で示す)と接続されるよ
うになつている。たとえば、コンビネーシヨンス
イツチ3が間欠動作モードに切り換えられたと
き、タツプ3−1と3−3とが接続され、かつ、
タツプ3−4が、上記モータ1への給電用の自動
車用のバツテリ4の負極端子(図中、アース記号
で示す)と接続され、そして、タツプ3−2は、
遮断される。その他、停止モード、低速モード、
高速モードにおいても、上述したと同様にして結
線がおこなわれるようになつている。
5と6は、ともにスイツチング用のトランジス
タである。両トランジスタ5と6のエミツタは共
通接続され、適宜な抵抗値R1を有する抵抗7、
逆流阻止用のダイオード8、イグニツシヨンスイ
ツチ9を介して、上記バツテリ4の正極端子と接
続されている。そして、トランジスタ5のコレク
タは後述するリレー20の励磁コイル20aと接
続され、かつ、該トランジスタ5のベースは、ダ
イオード10を介してトランジスタ6のコレクタ
と接続されている。さらに、トランジスタ6のコ
レクタは、抵抗11を介して、上記コンビネーシ
ヨンスイツチ3のタツプ3−4と接続され、か
つ、このトランジスタ6のベースは、抵抗値R2
を有する抵抗12、容量C1を有するコンデンサ
13、低い抵抗値R3を有する抵抗14を介し
て、上記抵抗7の給電側の給電端子15と接続さ
れている。
さらに、トランジスタ6のコレクタとベース間
には適宜な容易のコンデンサ16が接続されて、
いわゆる、上記コンデンサ13に対するミラー積
分回路が形成されているとともに、このトランジ
スタ6のエミツタとベース間には、雑音信号をバ
イパスするコンデンサ17が接続されている。
この構成により、上記給電端子15に所定の正
の電圧が印加され、かつオートストツプスイツチ
2の可動接片2aが接点2cと接触、すなわち、
ワイパーブレードが所定の停止位置から離れる
と、コンデンサ13は、抵抗14を介して瞬時に
充電され、同時にトランジスタ6のベース電位が
低くなり該トランジスタ6をオンとする。このト
ランジスタ6がオンとなると同時に、コンビネー
シヨンスイツチ3のタツプ3−4をバツテリ4の
負極端子と接続することによりオンとされる前段
のトランジスタ5のベースの電位を高めて、該ト
ランジスタ5をオフにしリレー20は消磁され可
動接片20bが接点20cと接触する。この接点
20cは、オートストツプスイツチ2の可動接片
2aと接点2cを介してバツテリー4の負極端子
と、接続されている為ワイパー駆動用モータはそ
のまま駆動を続けワイパーブレードが往復回動し
所定の停止位置に達したときつまりオートストツ
プスイツチの可動接片2aが接点2cから接点2
bに切り換わつた時からコンデンサ13の充電電
荷は、抵抗14と7、トランジスタ6のベース、
抵抗12を介して放電され、この放電回路の時定
数τ=C1・(R1+R2+R3)に応じた所定の設定
時間T2が経過するまで、上記トランジスタ6は
オンとされ、かつ、トランジスタ5はオフとされ
るようになつている。
18はツエナーダイオードで、この一方の端子
は上記コンデンサ13の負極側の電極端子と接続
されているとともに、他方の端子は、逆流阻止用
のダイオード19を介して、上記ワイパースイツ
チ2の可動接片2aと接続されている。
20はワイパー駆動用モータを制御するリレー
で、このリレー20の励磁コイル20aは、その
一端が上記トランジスタ5のコレクタと接続され
るとともに、他端が上記バツテリ4の負極端子と
接続されている。そして、このリレー20の可動
接片20bは、上記コンビネーシヨンスイツチ3
のタツプ3−3を介して、モータ1の低速端子1
−3と接続され、また、リレー20の一方の端子
20cはオートストツプスイツチ2の可動接片2
aと接続され、かつ他方の端子20dは、上記バ
ツテリ4の負極端子(図中、アース記号で示す)
と接続されている。このリレー20の可動接片2
0bは、消磁時には接点20cと接触し、励磁時
には接点20dと接触するようになつている。
23は、自動車の前方窓面のワイパー・ブレー
ド30の近傍に注水する公知のウオツシヤー(図
示しない)を駆動するモータである。このモータ
23の給電側の端子は、上記イグニツシヨンスイ
ツチ9を介してバツテリ4の正極端子と接続さ
れ、かつ、このモータ23の他方の端子は、自動
復帰形の押ボタンスイツチ24を介してバツテリ
4の負極端子と接続されている。さらに、このモ
ータ23の他方の端子は、逆流阻止用のダイオー
ド25、抵抗値R4を有する抵抗26、容量C2
有するコンデンサ27を介して、上記給電端子1
5と接続されるとともに、上記ダイオード25、
抵抗値R5を有する抵抗28を介して、上記トラ
ンジスタ5のベースと接続されている。
この構成により、押ボタンスイツチ24を所望
の時間中押圧すると、この時間中、モータ23
は、バツテリ4からイグニツシヨンスイツチ9を
介して給電されて図示しないウオツシヤーを駆動
し、自動車の窓ガラス面に注水をおこなうととも
に、コンデンサ27を充電する。このコンデンサ
27を充電すると同時に、トランジスタ5のベー
スの電位を低くし、このトランジスタ5をオン
し、リレー20の励磁コイレ20aを励磁する。
そして、押ボタンスイツチ24が自動復帰した
後、コンデンサ27の充電電荷は、抵抗7、上記
トランジスタ5のベース、抵抗28,26を介し
て放電され、この放電回路の時定数τ=C2
(R1+R4+R5)に応じた所定の時間T3が経過する
まで、トランジスタ5をオンしてリレー20を励
磁するようになつている。
次に、上記構成のワイパーの間欠駆動装置の動
作を説明する。
上記イグニツシヨンスイツチ9がオンとされ、
かつ、第3図に示すように、ワイパー・ブレード
30は所定の停止位置Psに停止しており、ワイ
パースイツチ2の可動接片2aは接点2bと接触
しているとする。
いま、コンビネーシヨンスイツチ3を間欠モー
ドに設定すると、このスイツチ3のタツプ3−1
と3−3が接続され、かつ、タツプ3−4がバツ
テリ4の負極端子と接続される。この時点を、第
2図中、toで示す。
このとき、トランジスタ5のベースは、ダイオ
ード10、抵抗11を介してバツテリ4の負極端
子と接続されて、このトランジスタ5のベース電
位が低くなり、このトランジスタ5はオンする。
よつて、第2図eに示すように、リレー20が
励磁され、このリレー20の可動接片20bは接
点20dと接触する。よつて、バツテリ4の正極
端子からモータ1の共通端子1−1と低速端子1
−3、コンビネーシヨンスイツチ3のタツプ3−
1と3−3、リレー20を通して通電され、上記
モータ1は、第2図fに示すように起動される。
この結果、ワイパー・ブレード30は、第3図に
示すように、所定の停止位置Psから折り返し位
置Prに向けて回動する。そして、ワイパー・ブ
レード30が、短かい時間Toの経過後、停止位
置Psから離れると、第2図中に示す時点t1におい
て、ワイパースイツチ2の可動接片2aは、切り
換わつて接点2cと接触する。
このとき、コンデンサ13は、バツテリ4から
イグニツシヨンスイツチ9、ダイオード8、抵抗
14を介して給電され、よつて、このコンデンサ
13は、第2図cに示すように、瞬時に充電され
る。同時にトランジスタ6のベースは抵抗12を
介して低い所定の電圧を受け、該トランジスタ6
は、第2図dに示すように、時点t1でオンとな
り、よつて、トランジスタ5のベースは、トラン
ジスタ6がオンすることにより高い電位となり、
該トランジスタ5がオフとされ、リレー20は消
磁し、この結果、リレー20の可動接片2bは復
帰して接点20cと接触する。この結果、バツテ
リ4から、イグニツシヨンスイツチ9、モータ1
の共通端子1−1と1−3、コンビネーシヨンス
イツチ3のタツプ3−1と3−3、リレー20、
ワイパースイツチ2の可動接片2aと接点2cを
通して通電され、上記モータ1は、第2図fに示
すように、連続して駆動される。よつて、第3図
に示すように、ワイパー・ブレード30は、さら
に折り返し位置Prに向けて移動し、かつ、該位
置Prに達すると折り返して再び停止位置Psに戻
る。この時点は、第2図中、t2で示し、上記時点
t1から時点t2までの時間はT1で示す。
時点t2において、オートストツプスイツチ2の
可動接片2aは、上述したように、切り換わつて
接点2bと接触する。よつて、モータ1の低速端
子1−3は、コンビネーシヨンスイツチ3、リレ
ー20、オートストツプスイツチ2を通して共通
端子1−1と接続され、該モータ1の両端子1−
1と1−3間は短絡されて強力な制動力が作用し
て迅速かつ確実に、停止位置Psに停止すること
ができる。
一方、上記のように、オートストツプスイツチ
の可動接片2aが接点2cから接点2bに切り換
わると、上記コンデンサ13の充電電荷は、抵抗
14と7、該トランジスタ6のベース、抵抗12
を通して放電を開始し、この放電回路の時定数τ
=C1・(R1+R2+R3)に応じて決まる時間T2
経過した時点t3で、トランジスタ6のベース電位
は、再び、高い値に復帰し、該トランジスタ6は
オフとなる。したがつて、トランジスタ5のベー
ス電位は、再び、低くなり、該トランジスタ5は
オンとなり、リレー20は励磁される。よつて、
このリレー20の可動接片2bは切り換わつて接
点20dと接触し、上述した時点toにおけると同
様にして、モータ1はバツテリ4から所定の電圧
を受けて起動され、ワイパー・ブレード30は、
再び、上述したと同様、往復運動を開始する。
このようにして、上記ワイパー・ブレード30
は、放電回路の時定数τ=C1(R1+R2+R3)に
応じて決まる時間T2が経過するまで所定の停止
位置Psに停止し、以降、このワイパー・ブレー
ドは、上記コンビネーシヨンスイツチ3が間欠モ
ードに設定されている間、周期T=To+T1+T2
で、上記往復運動および所定位置Psでの停止
を、繰り返しておこなう。
上述の動作時において、オートストツプスイツ
チ2が接点2bから2cに切り換わる以前に、モ
ータ1の起動電流によつて、端子1−1の電位が
低下した場合、もしツエナーダイオード18が設
けられず、トランジスタ6のベースが直接ダイオ
ード19に接続されていると、該トランジスタ6
のベース電位が低くなつて、トランジスタ6がオ
ン、トランジスタ5がオフとなつて、モータ1の
起動を失敗するおそれがある。
しかしながらこの考案においてはトランジスタ
6のベースにはツエナーダイオード18が挿入さ
れているので、たとえモータ1の起動時に共通端
子1−1の電圧降下があつても、トランジスタ6
のベース電位は保持されるから、トランジスタ6
が誤つてオンとなることがなく、モータ1の起動
の失敗を防止できる。
またトランジスタ6のベースとコレクタとの間
にコンデンサ16が無ければコンデンサ13の放
電完了する直前にトランジスタ6が不飽和領域に
入つたとき、トランジスタ5も不飽和領域で導通
状態となるがこのとき電源電圧が変動すると、ト
ランジスタ5のエミツタからベースに流れる電流
量が増減するため、該トランジスタ5のエミツタ
からコレクタに流れる電流量も増減を繰り返し従
つてリレー20の励磁による吸引力が変動して該
リレー20がオン・オフ状態を繰り返す、すなわ
ちチヤタリング現象が発生する。
しかしながらトランジスタ6のベースとコレク
タ間にコンデンサ16を接続することによりトラ
ンジスタ6がオフ後少し遅れてトランジスタ5が
オンするためコンデンサ13の電荷が充分に放電
されると共にトランジスタ6も安定しているので
このとき電源電圧が変動してもトランジスタ5は
確実に作動し上記チヤタリングの発生を防止でき
る。
さらに、上記コンデンサ16に加わえて、トラ
ンジスタ6のベースとエミツタ間に、雑音除去用
のコンデンサ17が接続されており、よつて、ト
ランジスタ5を、確実に所定の時期にオンするこ
とができる。
上記コンビネーシヨンスイツチ3を、停止モー
ドに切り換えると、このスイツチ3のタツプ3−
1と3−3は接続されたままで、タツプ3−4と
バツテリ4の負極端子のみが遮断され、トランジ
スタ5はオフ状態を維持し、上記ワイパー・ブレ
ード30が所定の停止位置Psに達するまで、モ
ータ1はオートストツプスイツチ2の接点2cを
介して給電され、該ワイパーブレード30が停止
位置Psに復帰したとき、オートストツプスイツ
チ2は切り換えられて接点2bと接触し、よつ
て、モータ1は制動されて停止する。その後は、
上述したと同様、トランジスタ5がオンとされ
ず、上記ワイパーブレード30は、停止位置Ps
に保持される。
このように、上記コンビネーシヨンスイツチ3
0が、他の動作モードから停止モードに切り換え
られると、ワイパーブレード30は、常に、所定
の停止位置Psに保持されるようになつている。
つぎに、上記ウオツシヤーの駆動動作を説明す
る。
上記コンビネーシヨンスイツチ3を停止モード
に設定した状態にて、押ボタンスイツチ24を押
圧すると、ウオツシヤー用のモータ23は、バツ
テリ4から給電されて駆動され、公知の方法で、
ワイパーブレードが往復運動をおこなうガラス窓
面(図示しない)の部分に注水がおこなわれる。
また、これと同時に、コンデンサ27は、バツテ
リ4からイグニツシヨンスイツチ9、ダイオード
8を通して充電されると共に、トランジスタ5の
ベース電位が低下し、該トランジスタ5がオン
し、リレー20が励磁され、上述したと同様にし
て、モータ1はバツテリ4から給電されて駆動さ
れ、ワイパーブレード30は、所定の低速度で上
述した往復運動をおこなつて、上記ウオツシヤー
からの水により窓面の洗浄をおこなう。上記トラ
ンジスタ5は、押ボタンスイツチ24が自動復帰
した後、コンデンサ27の充電電荷が抵抗7、ト
ランジスタ5のベース、抵抗28と26を介して
放電される放電回路の時定数τ=C2・(R1+R4
+R5)に応じた時間T3の経過するまでオンとさ
れ、上記ワイパーブレード30の洗浄がおこなわ
れる。
そして、上記コンデンサ27の放電が完了し
て、トランジスタ5のベース電位が、再び、高く
なると、該トランジスタ5はオフとなり、したが
つてリレー20が消磁し、このリレー20の可動
接片20bは切り換わつて接点20cと接触す
る。このとき、上記ワイパーブレード30は、所
定の停止位置Psから離れた位置に在れば、上述
したように、モータ1は、コンビネーシヨンスイ
ツチ3、リレー20、オートストツプスイツチ2
を介して給電されて、所定の停止位置Psに戻
る。その後、上記トランジスタ5はオンとされ
ず、よつて、リレー20は再び励磁されず、モー
タ1には再び給電されないので、ワイパー・ブレ
ード30は、停止位置Psに保持される。
このようにして、上記押ボタンスイツチ24が
押圧されて、ウオツシヤー用のモータ23が駆動
されたときには、ワイパー・ブレード30は、
(押ボタンスイツチ24の閉とされる時間)+(上
記時間T3)の間、上述したように、水にて窓面の
洗浄動作をおこない、その後、該ワイパー・ブレ
ード30は所定の停止位置Psに保持される。
以上に、説明したことから明らかなように、こ
の考案によれば、自動車のバツテリからワイパー
ブレードを駆動するモータへの給電回路に介挿さ
れたリレーを制御するトランジスタ回路のベース
にツエナーダイオードを挿入して、該ベース電位
をツエナー電圧分だけ高電位にクランプするよう
にしたものであるから、モータの起動時に電位差
が生じても、各トランジスタが不要にオンオフす
ることが防止される。また、間欠時間を定める時
定数回路のコンデンサの放電経路に挿入されたト
ランジスタのコレクタとベースとの間に別のコン
デンサを挿入することにより、放電終期に電源の
電圧が不安定になつてもトランジスタは影響され
ず、したがつて、リレーのチヤタリングやモータ
の起動失敗ないしはワイパの間欠運転時間が不均
一になる等の不安定な動作を確実に防止出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例のワイパーの間
欠駆動装置の電気回路図、第2図は第1図の装置
の動作を説明するためのタイムチヤート、第3図
は第1図の装置におけるワイパー・ブレードの動
作説明図である。 1……ワイパー・ブレード駆動用のモータ、2
……オートストツプスイツチ、3……コンビネー
シヨンスイツチ、3−1,3−2,…3−4……
タツプ、4……バツテリ、5,6……スイツチン
グトランジスタ、9……イグニツシヨンスイツ
チ、13……時定数回路用のコンデンサ、16…
…ミラー積分用のコンデンサ、17……雑音信号
のバイパス用のコンデンサ、18……ツエナーダ
イオード、20……ワイパー駆動用モータへの給
電を制御するリレー、30……ワイパー・ブレー
ド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のワイパーブレードを駆動するワイパー
    モータ1と、ワイパーの間欠運転が指示されたと
    きオンとなる第1接点と第2接点とを有するコン
    ビネーシヨンスイツチ3と、ワイパーブレードが
    所定の停止位置にあるとき可動接片2aが一方の
    接点2bに接触し、ワイパーブレードが所定の停
    止位置から回動したとき他方の接点2cに接触す
    るオートストツプスイツチ2と、ワイパーモータ
    1を駆動制御する制御リレー20と、2つのトラ
    ンジスタ5,6を有し出力側のトランジスタは上
    記制御リレーを駆動するように接続したスイツチ
    ング回路とを備え、ワイパーモータ1の一方の端
    子はコンビネーシヨンスイツチ3の第1接点と制
    御リレー20の常閉接点20cとを介してオート
    ストツプスイツチ2の可動接片2aの端子に接続
    し、かつワイパーモータ1の他方の端子はオート
    ストツプスイツチ2の一方の接点2bに接続する
    とともにキースイツチ9を介してバツテリ4の一
    方の端子に接続し、オートストツプスイツチ2の
    他方の接点2cはバツテリ4の他方の端子に接続
    し、制御リレー20の常開接点20dはバツテリ
    4の他方の端子に接続し、かつスイツチング回路
    の入力側のトランジスタ6のコレクタとベースに
    コンデンサ16を接続する一方、ベースにはコン
    デンサ13を含み、ワイパーの間欠運転時間に対
    応した時定数を有する時定数回路を接続するとと
    もに、上記ベースは抵抗12とクランプ用のツエ
    ナーダイオード18と逆流阻止用のダイオード1
    9とを介してオートストツプスイツチ2の可動接
    片2aの端子に接続し、スイツチング回路の出力
    側のトランジスタ5のベースは抵抗11とコンビ
    ネーシヨンスイツチ3の第2接点を介してバツテ
    リ4の他方の端子に接続したことを特徴とする自
    動車用ワイパーの間欠駆動装置。
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JPS5196917A (ja) * 1975-02-20 1976-08-25
JPS5338049U (ja) * 1976-09-08 1978-04-03

Patent Citations (2)

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JPS56141859U (ja) 1981-10-26

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