JPH0341964Y2 - - Google Patents

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JPH0341964Y2
JPH0341964Y2 JP14297285U JP14297285U JPH0341964Y2 JP H0341964 Y2 JPH0341964 Y2 JP H0341964Y2 JP 14297285 U JP14297285 U JP 14297285U JP 14297285 U JP14297285 U JP 14297285U JP H0341964 Y2 JPH0341964 Y2 JP H0341964Y2
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terminal
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、少なくとも高速払拭モード、低速払
拭モード及び停止モードの各状態に選択的に切換
え可能な車両用のワイパ制御装置、特にはウイン
ドウオツシヤに連動してワイパを動作させる機能
を有したワイパ制御装置に関する。
[従来技術] 従来より、例えば自動車用のワイパ制御装置にあ
つては、高速払拭モードが選択された状態時のみ
ワイパを高速駆動し、他の状態時、即ち低速払拭
モード選択時、間欠払拭モード選択時或はミスト
払拭モード選択時にはワイパを低速駆動するよう
にしており、また、ウインドウオツシヤ駆動時に
もこれに連動してワイパを低速駆動するようにし
ている。しかるに、近年においては高速道路網の
整備等によつて自動車を高速で走行させる機会が
多くなつているが、このような高速走行時におい
て例えばウインドウオツシヤを動作させるときに
は、これに連動するワイパを高速駆動させてウイ
ンドウオツシヤ液を素早く払拭することが望まし
い。しかしながら、このような場合、従来のワイ
パ制御装置ではワイパが低速駆動されるのみであ
るため、この点が未解決の問題となつていた。ま
た、ワイパが低速払拭モード或は間欠払拭モード
からオフされたときには、本来的にワイパの駆動
が不必要になつた状態であるから、ワイパを素早
く待機位置に戻すことが望ましい。しかしなが
ら、従来のワイパ制御装置では、上記各モードか
らワイパがオフされたときにそのワイパが待機位
置まで低速で戻されることになるため、ワイパが
待機位置まで戻される時間が不要に長くなるとい
う問題点もあつた。
[考案の目的] 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、ウインドウオツシヤによる被払
拭面の汚れ除去動作を素早く行なうことができて
安全性を高め得ると共に、ワイパが待機位置まで
戻される時間が不要に長くなることがない等の効
果を奏するワイパ制御装置を提供するにある。
[考案の要約] 本考案は上記目的を達成するために、高速回転
端子及び低速回転端子を有したワイパモータ、ワ
イパを少なくとも高速払拭モード、低速払拭モー
ド及び停止モードの何れかに選択的に切換えるた
めのワイパスイツチ、前記ワイパモータが一旦通
電開始されたときにワイパが所定の待機位置に戻
るまでそのワイパモータの通電路を形成するオー
トストツプスイツチ、並びにウオツシヤスイツチ
の操作期間中駆動されるウインドウオツシヤ液噴
射用のポンプモータを夫々備えたワイパ制御装置
において、前記ワイパスイツチが高速払拭モード
及びオフモード状態に切換えられたときに前記ワ
イパモータの高速回転端子側に切換わると共に同
ワイパスイツチが低速払拭モード状態に切換えら
れたときにワイパモータの低速回転端子側に切換
わる速度切換用リレースイツチを有した第1のリ
レー、前記ワイパスイツチが高速払拭モード、低
速払拭モードの各状態に切換えられたとき駆動さ
れその駆動状態で前記速度切換用リレースイツチ
を介した前記ワイパモータの通電路を形成する第
2のリレー、並びに前記ウオツシヤスイツチの操
作に応じて前記第2のリレーを駆動すると共にそ
のウオツシヤスイツチの操作解除後所定の遅れ時
間が経過したときに上記第2のリレーの駆動を停
止させる連動回路を夫々設ける構成としたもので
あり、これによつてウインドウオツシヤ駆動時並
びにワイパが低速払拭モード或は間欠払拭モード
から停止モードに切換えられたときにおいてもワ
イパが高速で駆動されるようにしたものである。
[実施例] 以下、本考案を自動車用のワイパ制御装置に適
用した第1の実施例について第1図を参照しなが
ら説明する。
1はバツテリで、そのプラス側端子が電源ライ
ン2に接続されていると共に、マイナス側端子が
アースされている。3は回路基板で、これには
SW端子、WIG端子、Ra端子、Rb端子、AS端
子、SWL端子、SWH端子、E端子が夫々設けら
れている。4は例えばフロントワイパ駆動用のワ
イパモータで、これは高速回転端子H及び低速回
転端子Lを有し、高速回転端子Hを介して通電さ
れたときにワイパを高速で駆動すると共に、低速
回転端子Lを介して通電されたときにワイパを低
速で駆動するように構成されている。そして、こ
のワイパモータ4の高速回転端子H及び低速回転
端子Lは前記SWH端子及びSWL端子に夫々接続
され、コモン端子Cは電源ライン2に接続されて
いる。5はワイパモータ4に附随して設けられた
周知構成のオートストツプスイツチで、これはワ
イパが駆動されて払拭位置にあるときに接点c−
a間をオンし、ワイパが待機位置に復帰した状態
で接点c−b間をオンするように構成されてお
り、その固定接点bが電源ライン2に接続され、
固定接点aがアースされていると共に、可動接点
cがAS端子に接続されている。6は電源ライン
2とSW端子との間に接続されたウインドウオツ
シヤ液噴射用のポンプモータで、これが駆動され
るとフロントウインドにウインドウオツシヤ液が
噴射されるようになつている。7はワイパスイツ
チで、これは高速払拭モードHI、低速払拭モー
ドLO、間欠払拭モードINT、ミスト払拭モード
MIST、停止モードOFFの何れかを選択可能に設
けられ、各モードの選択状態で端子7a〜7e間
の図示の如く接続するように構成されている(〇
印で結ばれたものが接続関係にあることを示す)。
尚、ワイパスイツチ7は、ミスト払拭モード
MISTが選択されたときには操作力が加えられて
いるときのみオンして端子7b,7c間を短時間
だけ接続するモーメンタリ形に構成されている。
また、この場合ワイパスイツチ7にあつては、端
子7cがWIG端子に接続され且つ端子7eがア
ースされている。8はウオツシヤスイツチで、こ
れは操作力が加えられているときのみオンして端
子8a,8b間を接続するモーメンタリ形に構成
されており、端子8aがSW端子に接続されてい
ると共に、端子8bがアースされている。9は速
度切換用リレースイツチ(以下単にリレースイツ
チと称する)9a及び励磁コイル9bを有した第
1のリレー、10はリレースイツチ10a及び励
磁コイル10bを有した第2のリレーで、これら
リレー9,10は励磁コイル9b,10bの通電
状態時のみリレースイツチ9a,10aの各接点
c−a間をオンさせる。そして、励磁コイル9b
はワイパスイツチ7の端子7aとアース(E端
子)との間に接続され、励磁コイル10bはワイ
パスイツチの端子7bとアース(E端子)との間
に接続される。また、リレースイツチ9a,10
aは夫々の可動接点cが互に接続されており、リ
レースイツチ9aの各固定接点a及びbは夫々
SWL端子及びSWH端子に接続され、リレースイ
ツチ10aの各固定接点a及びbは夫々アース
(E端子)及びAS端子に接続される。
11は間欠払拭モード制御用のタイマ回路であ
り、以下これについて述べる。即ち、このタイマ
回路11にあつては、WIG端子とワイパスイツ
チ7の端子7bとの間に図示極性の定電圧ダイオ
ード12が接続され、抵抗13、コンデンサ1
4、図示極性のダイオード15の直列回路が
WIG端子とリレースイツチ10aの固定接点b
との間に接続されていると共に、コンデンサ1
4、ダイオード15の共通接続点がRb端子に接
続されている。また、16,17は各エミツタが
互に接続されたPNP形のトランジスタで、その
エミツタが抵抗18を介してWIG端子に接続さ
れていると共に、一方のトランジスタ16のコレ
クタが前記励磁コイル10bを介してアース(E
端子)に接続され、他方のトランジスタ17のコ
レクタが抵抗19を介してワイパスイツチ7の端
子7dに接続されている。さらに、トランジスタ
16のベースがダイオード20を順方向に介して
トランジスタ17のコレクタに接続されていると
共に、トランジスタ17のベースが抵抗21を介
してRa端子に接続されており、トランジスタ1
6,17の各エミツタ・ベース間には夫々抵抗2
2,23が接続されている。そして、端子Ra,
Rb間にはインタバル時間調整用のボリユーム2
4が接続される。
一方、25は連動回路であり、これはコンデン
サ26、抵抗27及び図示極性のダイオード28
の直列回路をWIG端子とウオツシヤスイツチ8
の端子8aとの間に接続する共に、コンデンサ2
6及び抵抗27の共通接続点を抵抗29を介して
前記タイマ回路11内のトランジスタ16のベー
スに接続することによつて構成されている。
次に上記構成の作用について説明する。ワイパ
スイツチ7が停止モードOFFに切換えられた状
態にあり、且つウオツシヤスイツチ8が操作され
ていない状態では、ワイパモータ4及びポンプモ
ータ6に対して電源が与えられず、従つてこれら
が動作することはない。この状態で、ワイパスイ
ツチ7が例えばミスト払拭モードMISTに切換え
られたときには、その端子7b,7c間が短時間
だけ接続されるため、第2のリレー10の励磁コ
イル10bに対して電源ライン2から上記各端子
7c,7bを介して通電され、そのリレースイツ
チ10aが接点c−a間オン状態に切換えられ
る。このとき、第1のリレー9の励磁コイル9b
は断電状態にあつてそのリレースイツチ9aが接
点c−b間をオンしているから、ワイパモータ4
が電源ライン2からその高速回転端子H、リレー
スイツチ9aの接点c−b間、リレースイツチ1
0aの接点c−a間を介して通電されるようにな
り、これにてワイパが高速で駆動されるようにな
る。斯様な駆動状態は、ワイパスイツチ7の端子
7b,7c間が開路された後においても、ワイパ
が払拭位置にある間はワイパモータ4がオートス
トツプスイツチ5の接点c−a間を介して通電さ
れることによつて継続され、ワイパが待機位置に
戻つてオートストツプスイツチ5の接点c−b間
がオンされ、以てワイパモータ4が断電されたと
きに初めて停止される。斯様にしてワイパスイツ
チ7がミスト払拭モードMISTに切換えられたと
きには、ワイパが1回だけ高速駆動されるもので
ある。また、ワイパスイツチ7が高速払拭モード
HIに切換えられたときには、その端子7b,7
c間が連続的に接続されるため、前述同様にリレ
ースイツチ10aの接点c−a間がオンされて、
ワイパモータ4が電源ライン2からその高速回転
端子H、リレースイツチ9aの接点c−b間、リ
レースイツチ10aの接点c−a間を介して通電
されるようになり、これにてワイパが高速で連続
駆動されて高速払拭動作が行なわれるようにな
る。そして、この状態からワイパスイツチ7が停
止モードOFFに切換えられたときには、励磁コ
イル10bが断電されてリレースイツチ10aが
接点c−b間オン状態に復帰するため、オートス
トツプスイツチ5が接点c−a間をオンした期間
のみワイパモータ4への通電が継続され、この後
ワイパが待機位置に戻つてオートストツプスイツ
チ5の接点c−b間がオンされたときにワイパモ
ータ4が断電されて高速払拭動作が停止される。
一方、ワイパスイツチ7が低速払拭モードLO
に切換えられたときには、その端子7a,7b,
7c間が連続的に接続されるため、第1、第2の
リレー9,10の各励磁コイル9b,10bに対
して電源ライン2から上記各端子7a,7b,7
cを介して通電され、リレースイツチ9a,10
aの各接点c−a間がオンされる。このため、ワ
イパモータ4が電源ライン2から低速回転端子
L、リレースイツチ9a,10aの各接点c−a
間を介して通電されるようになり、これにてワイ
パが低速で連続駆動されて低速払拭動作が行なわ
れるようになる。そして、この状態からワイパス
イツチ7が停止モードOFFに切換えられたとき
には、リレースイツチ9a,10aが夫々接点c
−b間オン状態に復帰するため、ワイパモータ4
にあつては、オートストツプスイツチ5が接点c
−a間をオンした期間中高速回転端子Hを介して
通電されるようになり、従つてワイパは待期位置
に戻るまでの間(オートストツプスイツチ5の接
点c−b間がオンされるまでの間)高速で駆動さ
れる。
さらに、ワイパスイツチ7が間欠払拭モード
INTに切換えられたときには、その端子7a,
7c間及び端子7d,7e間が連続的に接続され
る。すると、第1のリレー9の励磁コイル9bに
端子7a,7cを介して通電されてリレースイツ
チ9aが接点c−a間をオンすると共に、ダイオ
ード20、抵抗19、端子7d,7eを介してト
ランジスタ16のベース電流が流れてこれがオン
し、第2のリレー10の励磁コイル10bが斯様
にオンされたトランジスタ16を介して通電され
てそのリレースイツチ10aの接点c−a間がオ
ンされる。従つて、ワイパモータ4がその低速回
転端子Lを介して通電されるようになつてワイパ
が低速で駆動されるようになる。斯かるワイパの
駆動に応じてオートストツプスイツチ5の接点c
−a間がオンされると、その接点c−a間、ダイ
オード15、抵抗13を介してコンデンサ14に
充電されるようになり、その充電に応じて抵抗2
1、ボリユーム24、ダイオード15、オートス
トツプスイツチ5を介してトランジスタ17のベ
ース電流が流れてこれがオンする。すると、この
トランジスタ17のオンに応じてトランジスタ1
6がオフするため、励磁コイル10bが断電され
てリレースイツチ10aの接点c−b間がオンさ
れ、ワイパモータ4に対する通電はオートストツ
プスイツチ5の接点c−a間を介して行なわれる
ようになると共に、この間コンデンサ14は充電
状態に保持される。そして、ワイパが待機位置に
戻るとオートストツプスイツチ5の接点c−b間
がオンされてワイパモータ4が断電され、そのワ
イパによる払拭動作が1回のみで停止される。ま
た、これと同時にコンデンサ14の充電電荷が抵
抗13,18,23及びトランジスタ17のエミ
ツタ・ベース間、抵抗21、ボリユーム24を介
して放電されるようになり、この放電期間中はト
ランジスタ17にベース電流が流れてこれがオン
状態に保持されるが、その放電が終了するとトラ
ンジスタ17がオフしてトランジスタ16が再び
オンするようになり、これに応じてワイパが前述
同様に低速で駆動開始されるものであり、斯様に
して間欠払拭動作が行なわれる。尚、この間欠払
拭動作時におけるインタバル時間は、ボリユーム
24によりコンデンサ14の放電時定数を変化さ
せることによつて調節できる。また、この後にワ
イパスイツチ7が停止モードOFFに切換えられ
たときには、上記間欠払拭動作は、ワイパが待機
位置にあるときに直ちに停止され、ワイパが払拭
位置にあるときにこれが待機位置に戻つたときに
停止されるものであり、このときワイパは、待機
位置に戻るまでの間前述した低速払拭モードLO
が選択された場合同様に高速で駆動される。
ワイパスイツチ7が停止モードOFFに切換え
られた状態でウオツシヤスイツチ8が操作されて
その端子8a,8b間が接続されると、その操作
期間中のみポンプモータ6に通電され、フロント
ウインドにウインドウオツシヤ液が噴射される。
また、このときにはコンデンサ26が抵抗27、
ダイオード28、端子8a,8bを介して充電さ
れるようになり、この充電開始後に所定時間が経
過すると抵抗29,27、ダイオード28を介し
てトランジスタ16のベース電流が流れてこれが
オンするため、前述同様にリレースイツチ10a
の接点c−a間がオンされてワイパモータ4が高
速駆動されるようになり、以てワイパが高速で駆
動されるようになる。この後、ウオツシヤスイツ
チ8の操作が解除されると、ポンプモータ6が断
電されてウインドウオツシヤ液の噴射が停止され
ると共に、コンデンサ26が抵抗18,22及び
トランジスタ16のエミツタ・ベース間、抵抗2
9を介して放電するようなり、この後所定の遅れ
時間が経過して上記放電が終了するとトランジス
タ16がオフしてリレースイツチ10aが接点c
−b間オン状態に復帰するようになり、従つてワ
イパが待機位置に戻つたときにその駆動が停止さ
れる。
以上要するに本実施例によれば、ワイパが低速
駆動された状態にある低速払拭モードLO或は間
欠払拭モードINTで動作中において、ワイパス
イツチ7が停止モードOFFに切換えられたとき
には、ワイパをその待機位置まで高速駆動状態に
自動的に切換えて戻すことができるものであり、
以てワイパが待機位置まで戻される時間を短くで
きるものである。また、ミスト払拭モードMIST
が選択された場合においてもワイパが高速駆動さ
れるものであるから、この場合においてワイパが
待機位置まで戻される時間を短くできる。さら
に、ウオツシヤスイツチ8が操作されたときに
は、ウインドウオツシヤ液の噴射後に一定時間遅
れてワイパが自動的に高速駆動されると共に、ウ
オツシヤスイツチ8の操作解除後には所定の遅れ
時間が経過するまでの間ワイパモータ4の通電路
が形成される構成であるから、フロントウインド
に付着した汚れ及びウインドウオツシヤ液を上述
のように駆動されるワイパにより素早く且つ確実
に払拭できて、前方の視界が妨げられる時間を極
力短くできるものであり、総じて自動車走行時
(特には高速走行時)における安全性を高め得る
ものである。
第2図には本考案の第2の実施例が示されてお
り、以下これについて前記第1の実施例と異なる
部分のみ説明する。即ち、この実施例では、ワイ
パスイツチ7に代えて端子数が少ないワイパスイ
ツチ30を設けると共に、そのワイパスイツチ3
0の機能を補うためのNPN形のトランジスタ3
1及び抵抗32,33を設けた点に特徴と有す
る。即ち、ワイパスイツチ30は、高速払拭モー
ドHI、低速払拭モードLO、間欠払拭モード
INT、ミスト払拭モードMIST、停止モード
OFFが選択された各状態時に端子30a〜30
c間を図示の如く接続するように構成されてお
り、各端子30a〜30cは、タイマ回路11に
対して前記実施例におけるワイパスイツチ7の各
端子7a〜7cと同様に接続される。また、トラ
ンジスタ31は、そのコレクタ・エミツタ間が抵
抗19とアース(E端子)との間に接続されると
共に、ベースが抵抗32を介してワイパスイツチ
30の端子30aに接続される。また、抵抗33
はトランジスタ31のベース・エミツタ間に接続
される。しかして、この実施例では、ワイパスイ
ツチ30が間欠払拭モードINTに切換えられた
ときにトランジスタ31がオンしてタイマ回路1
1が有効化されるものであり、これ以外の作用は
前記第1の実施例と略同様である。
その他、本考案は上記し且つ図面に示した各実
施例に限定されるものではなく、例えば間欠払拭
モード、ミスト払拭モードは必要に応じて設けれ
ば良い等、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形
して実施することができるものである。
[考案の効果] 本考案によれば以上の説明によつて明らかなよ
うに、ウインドウオツシヤによる被払拭面の汚れ
除去動作を素早く行なうことができて安全性を高
め得ると共に、動作状態からオフされたときにワ
イパを払拭位置から待機位置へ素早く戻すことが
できるという実用上有益な効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す結線図、
第2図は本考案の第2の実施例を示す結線図であ
る。 図中、4はワイパモータ、5はオートストツプ
スイツチ、6はポンプモータ、7,30はワイパ
スイツチ、8はウオツシヤスイツチ、9は第1の
リレー、9aは速度切換用リレースイツチ、10
は第2のリレー、11はタイマ回路、25は連動
回路を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高速回転端子及び低速回転端子を有し上記各端
    子の何れか一方を介して通電されることによりワ
    イパを高速及び低速の何れかの状態で駆動するワ
    イパモータと、ワイパの少なくとも高速払拭モー
    ド、低速払拭モード及び停止モードを選択可能に
    設けられたワイパスイツチと、このワイパスイツ
    チが高速払拭モード及び停止モードに切換えられ
    た各状態時に前記ワイパモータの高速回転端子側
    の切換わると共に同ワイパスイツチが低速払拭モ
    ードに切換えられた状態時にワイパモータの低速
    回転端子側に切換わる速度切換用リレースイツチ
    を有した第1のリレーと、前記ワイパモータが一
    旦通電開始されたときにワイパが所定の待機位置
    に戻るまで前記速度切換用リレースイツチを介し
    たワイパモータの通電路を形成するオートストツ
    プスイツチと、前記ワイパスイツチが高速払拭モ
    ード、低速払拭モードの各状態に切換えられたと
    きに駆動されその駆動状態で前記速度切換用リレ
    ースイツチを介した前記ワイパモータの通電路を
    形成する第2のリレーと、ウオツシヤスイツチの
    操作期間中駆動されるウインドウオツシヤ液噴射
    用のポンプモータと、前記ウオツシヤスイツチの
    操作に応じて前記第2のリレーを駆動すると共に
    そのウオツシヤスイツチの操作解除後所定の遅れ
    時間が経過したときに上記第2のリレーの駆動を
    停止させる連動回路とを設けたことを特徴とする
    ワイパ制御装置。
JP14297285U 1985-09-19 1985-09-19 Expired JPH0341964Y2 (ja)

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US06/908,733 US4720664A (en) 1985-09-19 1986-09-18 Wiper control system

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