JPS6344290Y2 - - Google Patents

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JPS6344290Y2
JPS6344290Y2 JP484782U JP484782U JPS6344290Y2 JP S6344290 Y2 JPS6344290 Y2 JP S6344290Y2 JP 484782 U JP484782 U JP 484782U JP 484782 U JP484782 U JP 484782U JP S6344290 Y2 JPS6344290 Y2 JP S6344290Y2
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wiper
low
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intermittent
circuit
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JP484782U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用ワイパ装置、特にワイパの間欠
作動を有効に利用することのできる改良された車
両用ワイパ装置に関するものである。
近年の車両ワイパは低速作動或いは高速作動と
は別個に間欠作動可能であり、数秒間毎に1回づ
つ間欠的なワイパ作動が行なわれ、これによつ
て、霧雨或いは小雨時などの雨量が少ない場合に
極めて好適なワイパ装置が提供されている。しか
しながら、従来のワイパ装置では、これらの各作
動が運転者のワイパスイツチ操作により選択さ
れ、操作が煩雑であるという問題があつた。
従来の改良されたワイパ装置としてたとえば特
公昭56−1251号などがあり、この従来装置によれ
ば、降雨量が多くとも停車或いは微低速走行時に
ワイパスイツチが低速作動位置にあつた場合でも
自動的に間欠作動が選択され、これにより、運転
者はなんらの操作を必要とすることなく、煩わし
さのない低速、間欠切替えを行なうことが可能に
なる。
しかしながら、この従来装置にあつては、停車
或いは微低速走行時に初めて低速ワイパ作動を開
始させた時にも、ワイパモータは間欠作動を行な
つてしまい、発車直後におけるウインドに溜まつ
ている雨滴を確実に拭けないという問題があり、
また、運転者は低速位置を選択したにも拘わらず
間欠作動が開始されるために装置の故障発生など
の誤認を生じ易いという欠点を有していた。
本考案は上記従来の課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、低速モードにおいて必要な場
合のみ間欠モードが自動的に選択され、実際の車
両走行状態に極めて適合したワイパ制御を行なう
ことのできる改良された車両用ワイパ装置を提供
することにある。
上記目的を達成するために、本考案は、ワイパ
ブレードを往復駆動するワイパモータと定位置停
止スイツチとを有するワイパモータ回路と、少な
くともオフ位置、間欠作動位置及び低速作動位置
を任意に切替え可能なワイパスイツチと、ワイパ
スイツチの設定位置に基づいてワイパモータに所
定のワイパ作動を行なわせるためにワイパモータ
を低速作動させるための制御接点と、ワイパスイ
ツチによつて間欠作動位置が選択された時に前記
制御スイツチを間欠的にオンオフ制御する間欠制
御回路とを有するワイパコントローラと、を含む
車両用ワイパ装置において、ワイパコントローラ
はワイパスイツチが低速作動位置を選択した時に
間欠制御回路を有効にする間欠保持回路と車速を
電気的に検出して車速が所定値以下に低下した時
にワイパスイツチからワイパコントローラの制御
接点に供給される低速指令を遮断する車速制御回
路と、低速指令によつてトリガされるタイマ回路
を有し低車速時に低速指令が前記車速制御回路に
より遮断される時でも低速指令印加時から所定時
間は制御接点に一時的低速指令を供給する低速タ
イマ回路と、を含むことを特徴とする。
以下図面に基づいて本考案の好適な実施例を説
明する。
図には本考案に係るワイパ装置が適用されたフ
ルコンシールドワイパの回路図が示されている。
ワイパモータ回路10には図示していないワイ
パブレードを所定角度で往復駆動しまた非使用時
にワイパブレードを車体内に格納するためのワイ
パモータ12が設けられており、該ワイパモータ
12は低速端子12a及び高速端子12bを有
し、いずれかの端子への入力電流によつて低速及
び高速作動を行なうことができる。
ワイパモータ回路10にはさらに定位置停止ス
イツチ14及びハイドダウンスイツチ16が設け
られており、これら各スイツチ14,16はワイ
パブレードの回動位置に応じてオンオフ制御さ
れ、ワイパモータ12によるワイパブレードの往
復動位置及び格納位置が正しく規正されている。
また、ワイパモータ回路10にはウオツシヤカム
スイツチ18が設けられ、ワイパブレード位置に
応じてウオツシヤ作動が正しく制御されている。
運転者による各種ワイパ指令を行なうためにワ
イパスイツチ20が設けられており、実施例にお
けるワイパスイツチ20はオフ作動位置100、
間欠作動位置101、低速作動位置102及び高
速作動位置103の4個の作動位置を有し、これ
らの選択された位置に応じて図示した接続の指令
を出力することができる。
前記ワイパスイツチ20の指令によつてワイパ
モータ回路10を駆動するためにワイパコントロ
ーラ22が設けられており、該ワイパコントロー
ラ22は制御接点切替回路24を含み、実施例に
おいては3個のリレーコイル26,28,30が
制御接点として用いられ、これらの接点群によつ
て、ワイパスイツチ20の指令に基づいたワイパ
モータ12の作動が確実に行なわれる。
前記各リレー接点群を切替えるために制御接点
切替回路24にはリレーコイル32,34,36
が設けられ、これらリレーコイル群は制御トラン
ジスタ38,40によつて制御されている。
本実施例におけるワイパ装置はフルコンシール
ドワイパ装置であり、このために、前記制御接点
切替回路24にはフルコンシールド制御回路42
から制御信号が供給され、運転開始時には格納位
置から作動位置までライズアツプするために所定
の待ち時間が設けられ、また格納時には、前記ワ
イパモータ回路10に設けられているソレノイド
44に通電することにより、ワイパブレードを確
実に格納することができ、これらのフルコンシー
ルド制御回路42は従来公知のものと同一である
ので、その詳細な説明は省略する。
さらに、ワイパコントローラ22には間欠作動
位置101が選択された時にワイパモータ12を
間欠的に駆動するための間欠制御回路46が設け
られており、前記制御接点切替回路24に間欠的
な駆動信号を供給して所望の間欠ワイパ作用を得
ることができるが、この間欠制御回路46も従来
公知であるため、その詳細な説明は省略する。
本考案において特徴的なことは、低速モードに
おいて所定の条件下で間欠作動が行なわれること
であり、このために、本考案においては、ワイパ
コントローラ22に車速制御回路48、間欠設定
回路50及び低速保持タイマ回路52が設けられ
ている。
車速制御回路48は車輪と連動するリードスイ
ツチ54を含み、リードスイツチ54によつて車
速に応じたパルス幅のパルス信号を検出し、これ
をFV変換器56によつて電圧信号に変換し、さ
らにオペアンプ58にて所定の基準値とこの変換
出力とが比較され、車速が一定値以上である場合
にはオペアンプ58から「L」信号を出力する
が、車速が低下して停車或いは微低速となつた時
にはオペアンプ58の出力を「H」に切替える。
そして、車速制御回路48はワイパスイツチ2
0が低速作動位置102を選択した場合にのみ電
源電圧が供給され、この低速モードにおいてのみ
初めて前述した車速による制御作用が行なわれる
ので、低速モードにおいて車速が一定値以上であ
る場合には、ワイパスイツチ20からの低速指令
200が車速制御回路48にて遮断されることな
く前述した「H」なる低速指令として制御接点切
替回路24へ供給される。
一方、低速モードにおいて車速制御回路48が
作動状態にある時停車或いは微低速走行となる
と、前述したように、車速制御回路48からは
「L」なる信号が出力され、すなわち、このよう
な停車或いは微低速走行時に低速指令200の制
御接点切替回路24への供給が遮断されたことと
なる。
従つて、本考案においては、低速モードにおい
て車速が所定値以下に低下するともはや低速指令
が無効とされることが理解される。
間欠設定回路50は低速指令200によつて作
動状態となり、そのトランジスタ60も低速モー
ドにおいてオン作動し、この結果、トランジスタ
60のコレクタからはダイオード62を介して前
記間欠制御回路46に間欠指令が供給されること
となる。
従つて、この低速モードにおいては、常に間欠
作動待機状態が形成されていることが理解され
る。
本考案において特徴的なことは、車速が所定値
より低い場合であつても、低速モードが選択され
た初期には所定時間或いは所定回数の低速作動が
間欠作動に先つて行なわれることにあり、このた
めに、低速保持タイマ回路52は制御接点切替回
路24へ一時的低速指令201を供給し、これに
よつて、発車時その他低速モード選択初期におい
ては、一時的な低速作用を行なうことができる。
そして、このために、低速保持タイマ回路52は
トランジスタ64及び該トランジスタ64をオン
オフ制御するオペアンプ66を含み、さらに該オ
ペアンプ66を反転させるための抵抗68とコン
デンサ70とから成るタイマ回路を含む。
すなわち、低速指令200の印加により、トラ
ンジスタ64はオン作動し、低速モード選択と同
時に一時的低速指令201が出力されるが、これ
と同時に抵抗68とコンデンサ70とによるタイ
マ回路にも低速指令200による充電が開始さ
れ、一定時間経過後に、この充電量が所定値に達
するため、オペアンプ66はこのタイムアツプ時
にトランジスタ64をオフ作動させ、一時的低速
指令201の出力を停止する。従つて、タイマ回
路により定まる時間だけ車速制御回路48に拘わ
らず低速作動が行なわれることとなる。
本考案の実施例は以上の構成から成り、以下に
その作用を説明する。
ワイパスイツチ20がオフ作動位置100から
間欠作動位置101に切替えられると、ワイパス
イツチ20からは間欠指令300が間欠制御回路
46に供給され、これによつて、制御接点切替回
路24は各リレー接点26,28を反転させ、ワ
イパモータ12を低速回転させ、この低速回転は
間欠制御回路46にて所定の間欠周期で行なわれ
る。
次に、ワイパスイツチ20を低速作動位置10
2に切替えた状態を説明する。
通常の低速モードは車両の走行中に行なわれ、
この場合には、前述したように、車速が所定値以
上であるため、車速制御回路48は低速指令20
0を遮断することができず、制御接点切替回路2
4へ低速指令を供給するので、トランジスタ3
8,40は共にオン作動し、これによつてリレー
接点26,28は継続的に反転状態となり、ワイ
パモータ12への低速端子12aから低速回転用
の電流が供給されるので、ワイパは低速連続運転
を行なうことができる。
本考案において、この低速モードでは、前述し
た間欠設定回路50が作動し、常に間欠制御回路
46が作動待機状態にあることは重要であり、以
下に説明する各状態において、直ちに所望の間欠
作動が低速作動に代わつて行なわれる。しかしな
がら、通常の低速作動中においては、この間欠制
御回路46は単なる待機状態にあり間欠作動を行
なうことができない。
低速モードが継続すると、前述したように、低
速保持タイマ回路52はタイムアツプしてしま
い、このために、一時的低速指令201は所定時
間、通常の場合数回低速連続運転が行なわれる時
間経過後にこの一時的低速指令は消滅する。従つ
て、前記走行中に低速モードが選択され、この後
に車速が低下して停車或いは微低速となつた場合
にも一時的な低速モードは選択されず、車速制御
回路48が前述したようにこの低車或いは微低速
走行時に低速指令200を遮断するので、間欠設
定回路50により待機状態にあつた間欠制御回路
46が低速モードに代わり間欠モードを行なうこ
ととなり、低速モードで走行中の車両が停車或い
は微低速となると、直ちにワイパは間欠モードに
切替わり、これによつて不必要なワイパ作動のも
たらす煩わしさを除去することができる。
一方、車両停車時などに低速モードがワイパス
イツチ20によつて選択されると、この時には、
低速保持タイマ回路52が前述した所定時間の一
時的低速指令の出力を行ない、複数回の低速連続
運転が行なわれ、停車中にウインドに溜つた雨滴
を確実に除去することができると共に運転者は選
択したモードを確認することが可能である。
もちろん、この時には車速が微低速以下である
ため、低速指令は車速制御回路48によつて遮断
されており、一時的低速指令201が消滅する
と、ワイパ装置は低速保持タイマ回路52により
設定されている間欠モードとなり、以降、車速が
上昇して、低速指令が出力されるまでこの間欠作
動が行なわれる。
本実施例においては、ワイパスイツチ20は高
速作動位置103を有しており、この高速モード
が選択されると、ワイパモータ12へは電源から
ワイパスイツチ20及び高速端子12bを介して
高速用の電流が供給され、ワイパは高速連続運転
を行なうこととなる。
以上説明したように、本考案によれば、実際の
走行状態に合わせて低速モード内で自動的に間欠
モードの切替えを行なうことができ、極めて操作
性の良い車両用ワイパ装置を提供することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る車両用ワイパ装置の好適な実
施例を示す回路図である。 10……ワイパモータ回路、12……ワイパモ
ータ、14……定位置停止スイツチ、20……ワ
イパスイツチ、22……ワイパコントローラ、2
4……制御接点切替回路、26,28,30……
リレー接点、46……間欠制御回路、48……車
速制御回路、50……間欠設定回路、52……低
速保持タイマ回路、100……オフ作動位置、1
01……間欠作動位置、102……低速作動位
置、200……低速指令、201……一時的低速
指令。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワイパブレードを往復駆動するワイパモータと
    定位置停止スイツチとを有するワイパモータ回路
    と、少なくともオフ位置、間欠作動位置及び低速
    作動位置を任意に切替え可能なワイパスイツチ
    と、ワイパスイツチの設定位置に基づいてワイパ
    モータに所定のワイパ作動を行なわせるためにワ
    イパモータを低速作動させるための制御接点と、
    ワイパスイツチによつて間欠作動位置が選択され
    た時に前記制御スイツチを間欠的にオンオフ制御
    する間欠制御回路とを有するワイパコントローラ
    と、を含む車両用ワイパ装置において、ワイパコ
    ントローラはワイパスイツチが低速作動位置を選
    択した時に間欠制御回路を有効にする間欠保持回
    路と車速を電気的に検出して車速が所定値以下に
    低下した時にワイパスイツチからワイパコントロ
    ーラの制御接点に供給される低速指令を遮断する
    車速制御回路と、低速指令によつてトリガされる
    タイマ回路を有し低車速時に低速指令が前記車速
    制御回路により遮断される時でも低速指令印加時
    から所定時間は制御接点に一時的低速指令を供給
    する低速タイマ回路と、を含むことを特徴とする
    車両用ワイパ装置。
JP484782U 1982-01-18 1982-01-18 車両用ワイパ装置 Granted JPS58107952U (ja)

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JP484782U JPS58107952U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 車両用ワイパ装置

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JPS58107952U JPS58107952U (ja) 1983-07-22
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