JP2567239Y2 - 自動車のリヤウインドワイパ - Google Patents

自動車のリヤウインドワイパ

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JP2567239Y2
JP2567239Y2 JP4405392U JP4405392U JP2567239Y2 JP 2567239 Y2 JP2567239 Y2 JP 2567239Y2 JP 4405392 U JP4405392 U JP 4405392U JP 4405392 U JP4405392 U JP 4405392U JP 2567239 Y2 JP2567239 Y2 JP 2567239Y2
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JP
Japan
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wiper
switch
contact
power supply
turned
Prior art date
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JP4405392U
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JPH061053U (ja
Inventor
昌之 竹中
吉伸 原科
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Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ワイパスイッチをオン
にすると、ワイパ駆動用モータが給電されて作動するよ
うになった自動車のリヤウインドワイパに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】リヤウインドの車室内側にハイマウント
ストップランプを備える場合、その点灯時にリヤウイン
ドワイパが作動すると、ストップランプの前面をワイパ
のブレード或はアームが繰返し往復することにより、点
滅しているように誤認される可能性がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】したがって、ワイパの
反転位置がハイマウントストップランプに掛らないよう
に、払拭面積を狭く設定する方法が採られているが、視
界が制限される点で当然好ましくない。本考案は、この
ような点に鑑みて、リヤウインドにハイマウントストッ
プランプが装着されている場合でも払拭面積を減少させ
ないで済む自動車のリヤウインドワイパを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、ワイパスイッ
チをオンにすることにより電源からモータへ給電して作
動させるようになった自動車のリヤウインドワイパにお
いて、前述の目的を達成するために、請求項1により、
モータへの給電回路に、ストップランプスイッチがオン
になると開成するスイッチ回路が挿入されていることを
特徴とする。
【0005】モータと連動回転し、かつモータの駆動入
力端子に接続するロータ接点に、ワイパスイッチのオン
接点を経由して電源から給電される第1の固定接点と、
ワイパスイッチのオフ接点を経由して電源から給電され
る第2の固定接点とが接触し、この第2の固定接点はワ
イパの通常の停止位置でロータ接点の切欠位置を占めて
非接触となることによりモータへの給電を停止するよう
になった自動車のリヤウインドワイパにおいて、車両制
動時にワイパを通常の停止位置に停止させるには、請求
項2により、オン接点及び第1の固定接点間に、ストッ
プランプスイッチがオンになると開成するスイッチ回路
を挿入し、電源及び第2の固定接点間に、ストップラン
プスイッチがオンになると閉成するスイッチ回路を挿入
する。
【0006】
【作用】請求項1において、ストップランプスイッチが
オンになると、モータへの給電回路に挿入されたスイッ
チ回路が開成することにより、ワイパ駆動用モータへの
給電が中断され、ワイパはスイッチオンと同時に停止す
る。請求項2において、ワイパ動作中に、ストップラン
プスイッチがオンになると、ワイパスイッチのオン接点
及び第1の固定接点間のスイッチ回路が開成すると共
に、電源及び第2の固定接点間のスイッチ回路が閉成し
て、通常動作における停止時と等価の回路が形成され
る。したがって、ワイパはスイッチオン後に通常の停止
位置に戻って停止する。
【0007】
【実施例】図1は、本考案の一実施例によるリヤウイン
ドワイパの駆動回路を示す。ワイパ本体1を作動させる
モータ2には、その回転と連動し、かつモータ2の駆動
入力端子に接続するロータ接点4が付属している。この
ロータ接点には、ワイパスイッチ3のオン接点3aを経
由して電源から給電される第1の固定接点4aと、ワイ
パスイッチ3のオフ接点3bを経由して電源から給電さ
れる第2の固定接点4bとが接触している。固定接点4
aは、ロータ接点4の回転時に常時接触し、一方固定接
点4bはワイパ本体1の通常の停止位置でロータ接点4
の切欠4cの位置を占めて非接触となる。
【0008】5は車両制動時に作動するストップランプ
スイッチであり、その閉成によりストップランプ5aを
点灯させる。6は車両後退時に作動するリバースランプ
スイッチであり、その閉成によりリバースランプ6aを
点灯させる。ワイパスイッチ3のオン接点3a及び固定
接点4a間には、ストップランプスイッチ5がオンにな
ると、開成するスイッチ回路としてのリレー10が挿入
されている。このリレーのストップランプスイッチ5か
らの励磁回路には、リバースランプスイッチ6がオンに
なると開成する動作解除回路としてのリレー11と、手
動操作式の動作解除用スイッチ12とが直列に挿入され
ている。
【0009】このように構成されたリヤウインドワイパ
の動作は次の通りである。ワイパスイッチ3をオンにす
ると、固定接点4aが給電されてロータ接点4を通して
モータ2が駆動され、ワイパ本体1は往復動を開始す
る。オフに戻すと固定接点4bが給電されて、ロータ接
点4に接触している間はモータ2を作動させ、ワイパ本
体1が停止位置にきて切欠4cが固定接点4bの位置を
占めると作動を停止する。
【0010】このような動作は通常通りであるが、車両
を制動すると、ストップランプスイッチ5がオンにな
り、ストップランプ5aが点灯すると共に、リレー10
が開成し、モータ2の駆動入力が直ちに遮断され、ワイ
パ動作を停止する。これにより、ハイマウントストップ
ランプが見掛け上点滅する現象が解消される。
【0011】一方、車両の後退時には、リバースランプ
スイッチ6がオンになり、リバースランプ6aが点灯す
ると共に、リレー11が開成する。これにより、ストッ
プランプスイッチ5がオンになってもリレー10は動作
不能となり、したがって車両の後退時には、視界を確保
するために、リヤウインドワイパは動作を継続する。こ
のような点滅誤認を回避させる動作を解除する場合に
は、動作解除用スイッチ12を操作してその通常オンの
接点を開成させる。尚、この実施例において、リレー1
1及び動作解除用スイッチ12の双方又は一方は必要に
より廃止することもできる。
【0012】図2はこのようなリヤウインドワイパの車
両制動時の停止を常にワイパ本体1の通常の停止位置で
行わせるための実施例を示すもので、前述の実施例と同
一もしくは同等部分は同一符号で示す。即ち、固定接点
4b及び電源間には、ストップランプスイッチ5がオン
になると閉成するスイッチ回路としてのリレー15が追
加されている。
【0013】リヤウインドワイパは、通常時には前述の
ように従来と同様に作動する。ストップランプスイッチ
5がオンになるとリレー10が開成し、同時にリレー1
5が閉成する。これにより、モータ2はロータ接点4を
経由して固定接点4bから給電され、ワイパ本体1がリ
ヤウインド下縁の通常の停止位置にきて、切欠4cが固
定接点4bの位置を占めた時点でワイパ動作が停止す
る。したがって、リヤウインドワイパの作動中に車両を
制動すると、ワイパ本体1は、通常の停止位置に移動し
てきた後に停止する。車両制動を止めると、リレー10
を通してワイパスイッチ3のオン接点3aから給電され
て、ワイパ動作を再開する。尚、この実施例の場合でも
同様にリレー10の励磁回路に前述のリレー11を直列
接続することができる。
【0014】
【考案の効果】以上、本考案によれば、車両制動時には
リヤウインドワイパの動作を中断させることにより、払
拭面積を犠牲にしなくても後続車に対する見掛け上のラ
ンプ点滅を回避できる。ハイマウントストップランプ部
分もワイパで払拭できるので、ガラス汚れ或は雨滴が除
去され、ストップランプ性能が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるリヤウインドワイパの
駆動回路を示す図である。
【図2】別の実施例によるリヤウインドワイパの駆動回
路を示す図である。
【符号の説明】
1 ワイパ本体 2 モータ 4 ロータ接点 4a、4b 固定接点

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパスイッチをオンにすることにより
    電源からモータへ給電して作動させるようになった自動
    車のリヤウインドワイパにおいて、 前記モータへの給電回路に、ストップランプスイッチが
    オンになると開成するスイッチ回路が挿入されているこ
    とを特徴とする自動車のリヤウインドワイパ。
  2. 【請求項2】 モータと連動回転し、かつモータの駆動
    入力端子に接続するロータ接点に、ワイパスイッチのオ
    ン接点を経由して電源から給電される第1の固定接点
    と、ワイパスイッチのオフ接点を経由して電源から給電
    される第2の固定接点とが接触し、この第2の固定接点
    はワイパの通常の停止位置でロータ接点の切欠位置を占
    めて非接触となることによりモータへの給電を停止する
    ようになった自動車のリヤウインドワイパにおいて、 前記オン接点及び前記第1の固定接点間に、ストップラ
    ンプスイッチがオンになると開成するスイッチ回路を挿
    入し、 前記電源及び前記第2の固定接点間に、前記ストップラ
    ンプスイッチがオンになると閉成するスイッチ回路を挿
    入したことを特徴とする自動車のリヤウインドワイパ。
  3. 【請求項3】 リバーススイッチがオンになると、スイ
    ッチ回路を動作不能にする動作解除回路が付属している
    こと特徴とする請求項1又は2の自動車のリヤウインド
    ワイパ。
JP4405392U 1992-06-03 1992-06-03 自動車のリヤウインドワイパ Expired - Lifetime JP2567239Y2 (ja)

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JPH061053U JPH061053U (ja) 1994-01-11
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