JPH08266667A - 清掃対象物の自動掃除用ロボット設備 - Google Patents

清掃対象物の自動掃除用ロボット設備

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JPH08266667A
JPH08266667A JP7076784A JP7678495A JPH08266667A JP H08266667 A JPH08266667 A JP H08266667A JP 7076784 A JP7076784 A JP 7076784A JP 7678495 A JP7678495 A JP 7678495A JP H08266667 A JPH08266667 A JP H08266667A
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JP
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robot
fire
cleaning
power
power supply
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JP7076784A
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Masayuki Nakamura
雅之 中村
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Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Fire Alarms (AREA)
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】火災用ロボットの給電や給水を十分に維持する
ことにより能率よく清掃対象面の掃除を行う。 【構成】トンネル側壁面64に沿って火災用ロボット1
0の移動経路30を配設し、移動経路10に清掃治具装
置61を有する火災用ロボット10を配設すると共に、
火災用ロボット10に給電するための給受電装置を備え
た火災用ロボット設備であって、給受電装置が、火災用
ロボットに設けられた充電式電池20を充電する非接触
式受電手段321と、移動経路に沿って配設され、か
つ、非接触式受電手段に給電する非接触式給電手段40
2から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロボット設備に関す
るもので、特に、清掃対象物をトンネル等の壁面とする
自動掃除機能を備えたロボット設備に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】交通量の多い長大自動車トンネルの側壁
面は、排気ガスや塵挨などにより短期間に汚れてしま
う。この壁面の汚れを放置すると、運転手に該壁面が道
路面であるかのような錯覚を与える危険があり、又、該
壁面に配設されている照明灯又は光学式火災感知器の投
光量又は受光量を減少させてそれらの機能を低下させて
しまう、などの問題が発生する。
【0003】そこで、この問題を解決するため、定期的
に自動車の通行を規制しながら洗浄車で該側壁面を掃除
している。この洗浄車は、作業員の操作により運転さ
れ、該洗浄車に搭載した給水タンクから注水しながら回
転ブラシを回転させることにより該側壁面を掃除する。
【0004】しかし、この洗浄車には、次のような問題
がある。 (1)この洗浄車で長大なトンネルを掃除する場合に
は、清掃作業に長時間かかる。そのため、作業員の衛生
上に悪影響を及ぼすと共に自動車の規制に伴い交通渋滞
が発生する。
【0005】(2)洗浄作業には多量の水を必要とする
ので、給水タンクに時々水を補給しなければならない。
この水の補給に時間がかかり作業能率が低下する。
【0006】そこで、トンネル内の監視員通路上に自動
走行する走行体を設け、該走行体に回転ブラシを設ける
ことにより壁面の掃除を行なっている(特公昭51−2
3111号参照)。しかし、この走行体には充電式蓄電
池を用いているので、次のような問題がある。
【0007】(1)電池を動力源としているので、長時
間にわたる給電は困難である。そのため、ロボットの行
動範囲や消火あるいは火災監視などの能力に制約を受け
る。 (2)長時間にわたって清掃作業を行なうために、大容
量の蓄電池を搭載すると、走行体が大型になって重くな
ると共に移動用モータもそれに耐えうる大型のものを使
用しなければならなくなる。 (3)側壁面洗浄作業は定期的、例えば、2〜3ヶ月に
1回行なわれるもので、その休止期間中の蓄電池のメン
テナンスが非常に面倒である。
【0008】この発明は、上記事情に鑑み、ロボットの
給電や給水を十分に維持することにより能率良く壁面の
洗浄を行なうことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、次の通り構
成することにより前記目的を達成しようとするものであ
る。第1の発明は、清掃対象物に沿ってロボットの移動
経路を配設し、該移動経路に給水タンクと清掃治具装置
とを備えたロボットを配設し、該移動経路に沿って配設
した供給管部と該給水タンクに連続する受給管部とを流
体継手を介して連通せしめるとともに、該ロボットに給
電するための給受電装置を備えたロボット設備であっ
て;前記給受電装置が、ロボットに設けられた充電式電
池を充電する非接触式受電手段と、前記移動経路に沿っ
て配設され、かつ、該非接触式受電手段に給電する非接
触式給電手段と、からなるスポット式給受電装置であ
り;前記流体継手が、縮径された放出口を備え、圧力流
体の圧力エネルギを速度エネルギに変換する供給管体
と、該放出口と連通間隔を介して対向する受給口を備
え、前記圧力流体の速度エネルギを圧力エネルギに変換
する受給管体と、からなる非接触式流体継手であること
を特徴とする清掃対象物の自動掃除用ロボット設備、で
ある。
【0010】第2の発明は、清掃対象物に沿ってロボッ
トの移動経路を配設し、該移動経路に給水タンクと清掃
治具装置とを備えたロボットを配設し、該移動経路に沿
って配設した供給管部と該給水タンクに連続する受給管
部とを流体継手を介して連通せしめるとともに、該ロボ
ットに給電するための給受電装置を備えたロボット設備
であって;前記給受電装置が、該移動経路に沿って延伸
して設置された給電用配線と、該ロボットに設けられ、
かつ、該給電用配線に流れる電流を無接触で検出する受
電コイルと、からなる全線式給受電装置であり;前記流
体継手が、縮径された放出口を備え、圧力流体の圧力エ
ネルギを速度エネルギに変換する供給管体と、該放出口
と連通間隔を介して対向する受給口を備え、前記圧力流
体の速度エネルギを圧力エネルギに変換する受給管体
と、からなる非接触式流体継手であることを特徴とする
清掃対象物の自動掃除機能付火災用ロボット設備、であ
る。
【0011】
【作用】第1の発明の作用について説明する。該ロボッ
トを掃除対象壁面の位置迄移動させた後、清掃治具装置
を作動させて該壁面の洗浄を行なう。そして、該ロボッ
トは給水タンクの水が少なくなると、清掃作業を中断
し、近傍の供給管部の位置で停止する。そして、該ロボ
ットは接触式流体継手を介して供給管部からの給水を受
け、給水タンクは基準水量になる。水の補給が終了した
後該ロボットは再び清掃作業を開始する。又、充電式蓄
電池の電圧が低下すると、該ロボットは清掃作業を中断
して近傍のスポット式給電手段の位置で停する。そし
て、該ロボットの充電式蓄電池はスポット式給受電装置
を介して充電され、該蓄電池は基準電圧になる。 該充
電式蓄電池の充電終了後該ロボットは再び清掃作業を開
始する。この様な給水、充電行程を繰り返しながら掃除
対象壁面の全範囲の掃除を行なう。
【0012】第2の発明の作用について説明する。該ロ
ボットを掃除対象壁面の位置まで移動させた後、清掃治
具装置を作動させて該壁面の洗浄を行なう。該ロボット
は給水タンクの水が少なくなると、清掃作業を中断して
近傍の供給管部の位置で停止する。そして、該ロボット
は非接触式流体継手を介して供給管部からの給水を受
け、給水タンクは基準水量になる。水の補給が終了した
後、該ロボットは再び清掃作業を開始する。この様に水
の補給を繰り返しながら掃除対象壁面の全範囲の掃除を
行なう。なお、該ロボットは常時全線式給受電装置を介
して給電を受けながら移動しているので、前記のように
給電のために清掃作業を停止する必要はない。
【0013】
【実施例】この発明の第1実施例を図1〜図12により
説明する。トンネルの走行路の側壁上部あるいは真上に
モノレール30を設け、該モノレール30に車輪11を
介して火災用ロボット10を設ける。
【0014】この火災用ロボット10は、例えば、消
火、火災監視用の消火用ロボットであり、間隔をおいて
複数配設されている。前記モノレール30は、火災用ロ
ボットの走行を案内する移動経路で、例えば、前記トン
ネルなどの消火対象物に沿って配設される。
【0015】このモノレール30には前記火災用ロボッ
ト10を待機させるロボットステーション31が間隔を
あけて複数設けられている。このロボットステーション
31は開閉自在なボックスである。
【0016】モノレール30には、所定間隔、例えば、
25m間隔、に移動定点32が設けられている。この移
動定点32は火災用ロボット10が消火、或いは火災監
視のため移動する時の停止位置である。
【0017】火災用ロボット(移動式ロボット本体)1
0には、充電式蓄電池20が設けられており、この蓄電
池20は、電動モータ12、モニタノズル13の方向制
御用モータ21、電動ポンプ15、制御装置17、アン
テナ19付きの送受信機18などに電源を供給する。
【0018】前記電動モータ12はチェーンなどを介し
て車輪11を正転/逆転させ火災用ロボット10を走行
させる。又、電動ポンプ15は、連結配管16に設けら
れているが、該連結配管16は延伸装置23を介して受
給管部130に接続されている。前記受給管部130の
先端部には、接触式流体継手110が設けられている。
【0019】22は監視用テレビカメラ、40は消火剤
の貯蔵部、41は火災受信機44とアンテナ43を有す
る送受信機42とが接続されている制御盤、45は火災
受信機44に接続され、かつ、トンネルの側壁に間隔を
おいて複数配設された火災感知器、をそれぞれ示す。こ
の火災感知器45として、例えば、熱、煙、炎の光、ガ
ス、臭いなどによる各種感知器があるが、必要に応じて
適宜選択される。なお、47は連絡管33を介して供給
配管100に接続され、かつ、制御盤41により制御さ
れる給水ポンプである。
【0020】60は火災用ロボット10に設けられたデ
バイス接続装置で、この接続装置60には清掃治具装
置、例えば、回転ブラシ61が接続されている。この回
転ブラシ61は洗浄水を噴出しながらブラシを回転させ
側壁面64を擦ることにより掃除するが、この回転力は
火災用ロボット10の駆動モータ12により与えられ、
また、洗浄水は火災用ロボット10に搭載された給水タ
ンク50から供給される。
【0021】回転ブラシ61はガイドローラ62に固定
されており、このガイドローラ62は回転ブラシ61よ
り遅い回転数で回転しながら回転ブラシ61を案内す
る。このガイドローラ62は側壁面64の上下に平行に
配設されたブラシ用レール66に支持されている。な
お、給水タンク50には、当タンクの貯水量が所定値以
下になったことを検出する貯水量装置(図示しない)が
設けられている。また、給水タンク50には、連結配管
16から分岐した配管16a、デバイス接続装置60に
接続する配管16bが設けられ、各配管には弁16c、
16dが設けられており、通常は閉じた状態になってい
る。
【0022】供給配管100は、モノレール30に沿っ
て配設され、該配管100には移動定点32に対応して
複数の供給管部120が設けられている。この供給管部
120には、弁135と接触式流体継手110が設けら
れている。
【0023】前記接触式流体継手110は図4に示す様
に、供給管部120と受給管部130とから構成されて
いる。
【0024】供給管部120の供給路123は直径Dに
形成されているが、その先端部は絞り込まれ、断面円錐
台状をなしている。放出口121の直径dは、前記直径
Dに比べ大幅に縮径されている。両直径の割合d/Dは
必要に応じて適宜決定されるが、例えば、d/Dは1/
5が選ばれる。
【0025】供給管部120の先端にはフランジ122
が設けられている。この供給管部120の先端面は接触
面124をなしているが、この接触面124は、平滑
に、かつ、軸心Cに対して垂直状に形成されている。
【0026】受給管部130には受給路133が設けら
れているが、この受給路133は、出口136に向って
次第に広がっている。受給口131の直径wは前記放出
口121の直径dより若干大きく形成されている。該両
直径の割合d/wは必要に応じて適宜選択され、例え
ば、d/wは0.9が選ばれる。前記放出口121と受
給口131とは対向しており、両口121、131の軸
心は該流体継手110の軸心C上に位置している。
【0027】受給管部130の後端には、フランジ13
2が設けられている。この受給管部130の後端面は、
接触面134をなしているが、この接触面134は平滑
に、かつ、軸心Cに対して垂直状に形成されている。
【0028】この接触面134は、Oリング137を介
して前記接触面124に当接しているが、両接触面12
4、134間にはわずかな隙間があり、この隙間が吸引
部Gを形成している。
【0029】この吸引部Gは放出口121、受給口13
1と連通し、通水時は両口121、131間における圧
力と同圧、即ち、負圧となっている。なお、両接触面1
24、134の面積の大きさは、必要に応じて適宜選択
されるが、その面積が大きくなるに従って吸引力が増大
する。
【0030】モノレール30に間隔をおいて配設された
ロボットステーション31と移動定点32には、それぞ
れ非接触式給電装置401、402が設けられている。
【0031】この給電装置は第1の非接触式給電装置4
01と第2の非接触式給電装置402とからなり、図3
に示す様に、コ字状の磁性体401a、402aに巻か
れた給電用配線401b、402bを備えている。この
配線401b、402bは腐食を防止するため樹脂によ
り被覆されているとともに、高周波電源装置411を介
して制御盤41に接続されている(図1)。
【0032】非接触式給電装置401、402はモノレ
ール30に沿って所定間隔、例えば、全長100mのモ
ノレールに25mおきに設けられており、その給電装置
の全長は、例えば、5mであり火災用ロボット10の停
止位置が多少ずれても火災用ロボット10に給電ができ
るようになっている。
【0033】第1の非接触式給電装置401は、ロボッ
トステーション31内に設けられ、かつ、給電回路C1
に配設されている。第2の非接触式給電装置402は、
移動定点32に設けられ、かつ、前記給電回路C1と別
個に形成された給電回路C2に配設されている。
【0034】第1及び第2の非接触式給電装置401、
402を高周波電流の供給先切り替え装置412を介し
て高周波電源装置411に接続している。
【0035】火災用ロボット(移動式ロボット本体)1
0には、非接触式受電装置321が設けられている。こ
の装置321は、図3に示す様に、コ字状の磁性体32
1aに巻かれた受電コイル321bを備えている。この
受電コイル321bは電源変換装置322に接続されて
いる。
【0036】この電源変換装置322は、受電コイル3
21bによって受電された高周波電流を直流電流に変換
して蓄電池(充電式電池)20を充電したり、電動モー
タ12、モニタノズル13の方向制御用モータ21、電
動ポンプ15、制御装置17、アンテナ19付きの送受
信機18などに電源を供給する。
【0037】火災用ロボット10のブロック回路図を図
5により説明する。図5において、MPU10はマイク
ロコンピュータ、ROM11は図7〜図10にフローチ
ャートで示す動作プログラムを記憶するリードオンリメ
モリ、EEPROM11は火災用ロボット10の自己ア
ドレス、制御に必要なロボット毎に異なる設定値等を記
憶した電気的に書き換え可能なEEPROMをそれぞれ
示す。なお、EEPROM11の代わりにディップスイ
ッチ等を用いてもよい。
【0038】RAM11は作業領域としてのランダムア
クセスメモリ、CB11は電動モータ12の制御回路、
CB12はモニタノズル13の方向制御モータ21の制
御回路、CB13は電動ポンプ15の制御回路、CB1
4は、延伸装置23の制御回路、CB15は弁135の
放水制御回路、CB16は監視用テレビカメラ22の制
御回路、CB17は蓄電池20の充電監視回路、CB1
8はデバイス接続装置60の制御回路、CB19は給水
タンク50の貯水量検出装置(図示せず)の制御回路、
CB20、CB21はおのおのの弁16c、16dの制
御回路、PN11は各種スイッチやテンキー等(図示せ
ず)が設けられた入力操作部、DP11は各種表示灯や
LCD等の表示器(図示せず)が設けられた表示部、M
S11は定点カウント用のマイクロスイッチ、IF11
〜IF19、IF101〜IF106はインターフェー
ス、をそれぞれ示す。なお、IF19は送受信機18接
続用インターフェースである。
【0039】制御盤41のブロック回路図を図6により
説明する。図6において、MPU20はマイクロコンピ
ュータ、ROM21は図9、図10にフローチャートで
示す動作プログラムを記憶するリードオンリメモリ、E
EPROM21は複数の火災用ロボット10の各アドレ
ス、火災用ロボット10ごとに必要な火災用ロボット毎
に異なる設定値等を記憶した電気的に書き換え可能なE
EPROM、をそれぞれ示す。尚、EEPROM21の
代わりにディップスイッチ等を用いてもよい。
【0040】RAM21は作業領域としてのランダムア
クセスメモリ、TRX21は火災受信機44と信号の授
受を行う火災情報送受信回路、CB21は高周波電源装
置141の制御回路、CB22は制御盤41を介して制
御される給水ポンプ47の制御装置、PN21は各種ス
イッチやテンキー等(図示せず)が設けられた入力操作
部、DP21は各種表示灯やLCD等の表示器や監視用
テレビカメラ22からの映像信号に基づき表示するブラ
ウン管、等(図示せず)が設けられた表示部、IF21
〜IF28はインターフェース、をそれぞれ示す。尚、
IF28は送受信機42接続用インターフェースであ
る。
【0041】本実施例の作用について説明する。火災用
ロボット10は、電圧監視回路CB17が充電式電池
(蓄電池)20の充電電圧を監視しており(S10
2)、電圧が所定電圧に低下したことを検出すると、制
御装置17は無線により送受信機18、42を介して制
御盤41に給電要求信号を送信する(S104)。
【0042】制御盤41は給電要求信号を受信すると、
給電要求信号を送信した火災用ロボット10を判別し、
要求した火災用ロボット10が停止しているロボットス
テーション31の非接触式給電装置401の給電用配線
401bに高周波電源装置411と切り替え装置412
を通じて高周波電流を給電する(S204、S20
5)。
【0043】火災用ロボット10は、給電用配線401
bに流れる高周波電流を非接触式受電装置321の受電
コイル321bによって電磁誘導により受電するととも
に、受電した高周波電流を電源変換装置322で直流電
流に変換し、充電式電池20を充電する。
【0044】電圧監視回路CB17が充電式電池20の
電圧が規定電圧に回復したことを検出すると(S10
2)、制御装置17は制御盤41に給電完了信号を出力
する(S103)。これにより、制御盤41は高周波電
源装置411の動作を停止し、給電を停止する(S20
7、S202)。
【0045】火災受信機44が、火災感知器45から火
災情報、例えば火災信号を受信すると、その火災信号に
基づいて火災発生地点を判別し、その情報を制御盤41
に出力する。
【0046】制御盤41は、火災発生地点の情報に基づ
き(S203、S206、S208)、火災用ロボット
10を停止させる移動定点32aを判別し、火災用ロボ
ット10を特定して火災発生地点の情報と移動定点32
aの情報、並びに移動指令を送受信機18、42を通じ
無線で送信する(S209)。
【0047】ここで、例えば、火災用ロボット10の特
定方法としては、制御盤41から出力したアドレスと各
火災用ロボット10に記憶されている自己アドレスが一
致した場合に、その火災用ロボット10が火災発生地点
の情報と移動命令を受け取る方法が用いられる。
【0048】又、制御盤41は、送信した移動定点32
a並びにその前後の移動定点(即ち火災発生地点近傍の
移動定点)に設けられた給電用配線402bに高周波電
源装置411と供給先切り替え装置412を通じて高周
波電流を給電する(S210)。
【0049】制御盤41によって指定された火災用ロボ
ット10は、その制御装置17が火災発生地点情報と移
動命令を受信すると(S105)、充電式電池20の電
流を用いて、電動モータ12を正転もしくは逆転してロ
ボットステーション31から制御盤41によって指定さ
れた移動定点32aまで移動する(S106〜S11
2)。制御装置17は、火災用ロボット10が指定され
た移動定点32aまで移動すると電動モータ12を停止
させる(S113)。このとき、停止した移動定点32
aの位置を制御盤41に送信するようにしてもよい。
【0050】停止位置の判別方法として、フローチャー
トに示した様に、各移動定点32に突起を設け、一方、
火災用ロボット10には移動定点32の突起を検出する
マイクロスイッチMS11を設け、該マイクロスイッチ
が移動定点32を通過する毎に接点を閉じて定点信号を
出力し、その定点信号を検出する。この通過した移動定
点の数をカウントして(S110、S111)、そのカ
ウントされた数と火災用ロボットが移動命令とともに読
込んだ火災地点情報としての通過すべき移動定点の数K
との大小の比較を行って(S112)、移動停止点32
aを判別する。
【0051】別方法としては、電動モータ12が何回転
したかを回転計などで計測することにより、移動停止点
を判別する方法もある。又、カウント方法としては、発
光素子及び受光素子を設ける方法をとってもよい。
【0052】そして、移動定点32aに停止した火災用
ロボット10は、その受電コイル321bによって移動
定点32aに設けられた第2の非接触式給電装置402
の給電用配線402bに流れる高周波電流を電磁誘導に
よって受電し、電源変換装置322によって直流や交流
に変換し搭載している各種機器に供給する。
【0053】火災用ロボット10が停止した場合に、制
御盤41が停止信号を受信したならば、操作者が制御盤
41を操作し、無線で、監視用テレビカメラ22の回動
命令を火災用ロボット10に送る。そして、上下左右に
回動している監視用テレビカメラ22が火災地点を写し
た場合には制御盤41から監視用テレビカメラ22の回
動停止命令を送出する。
【0054】ここで、上下左右に監視用テレビカメラ2
2を首振りさせて火災地点を監視用テレビカメラ22の
中央に映し出させる。このとき、操作者が映像から火災
と判断した場合には、制御盤41から火災確定命令を送
出する。
【0055】火災用ロボット10の制御装置17は、そ
の火災確定命令によって、監視用テレビカメラ22の回
転角と俯角を検出して火災位置を判断し(S115)、
モニタノズル13の方向制御を行う。なお、操作者が制
御盤41を操作し、無線で、監視用テレビカメラ22の
回動命令を火災用ロボット10に送る代わりに、火災用
ロボット10が停止したら監視用テレビカメラ22が自
動的に回動を開始するようにしてもよく、又、回動停止
命令と火災確定命令とを1つの信号で行うようにしもよ
い。
【0056】又、このとき、制御装置17は停止してい
る移動定点32aの位置情報信号を映像信号に重畳させ
て送信し、映像の中に表示させるようにしても良い。
【0057】また、火災用ロボット10が移動停止点3
2aで停止すると、制御盤41はジョイント接続命令S
114を発して延伸装置23を駆動させ、一点鎖線の位
置にある受給管部130Aを移動して、フランジ132
を供給管部120のフランジ122に当て、接触面12
4、134を当接させる。
【0058】制御装置17はモニタノズル13の方向制
御モータ21を回転制御してモニタノズル13を火災地
点に指向させるとともに(S116)、放水制御部に弁
開放命令(S117)を送出し、火災用ロボット10に
設けられた部材(図示せず)を供給管部120に設けら
れたマイクロスイッチに当接させ弁135を開放させ
る。制御装置17は電動ポンプ15を始動させると共
に、送受信機18、42を介して制御盤41に放出開始
命令を送信し(S118)、給水ポンプ47を始動さ
せ、接触式流体継手110を通じて消火剤の貯蔵部40
に貯蔵されている消火剤、例えば泡混合液をモニタノズ
ル13から放出させる。
【0059】この時、制御盤41に放出開始を送信する
ようにしてもよい。又、弁開放命令は、例えば供給管部
120側にマイクロスイッチを、受給管部130側にレ
バーを設けておき、このレバーを倒してマイクロスイッ
チを動作させるようにしても良い。
【0060】供給管部120の入口126に流体、例え
ば、消火用水Sを圧力P1で供給すると、該水Sは供給
路123を通りながら放出口121で絞り込まれ、該水
の圧力P1は速度水頭に変換された後、放出口121か
ら受給管部130の受給口131に供給されるととも
に、受給路133内で再び圧力水頭に変換され、圧力P
3で出口136から排出される。
【0061】この時の放出口121からの放水圧力P2
は、ベルヌーイの定理に基いて次式により求められる。 P2=P1−Q2/2gS1 2
【0062】この式において、Qは放出口121の流
量、S1は放出口121の断面積、gは重力加速度、を
それぞれ示す。従って、流量Q、圧力P1が一定の場合
には放出圧力P2は放出口121の断面積S1の関数とな
り、断面積S1を選択することにより放水圧力P2の値を
負にすることができる。
【0063】この様に放出口121の放水圧力P2は、
供給路123及び受給路133中で最も小さな圧力とな
る。例えば、供給路123の圧力P1が10kg/cm2
であり、受給路133の圧力P3が8kg/cm2である
時には、放水圧力P2は−1kg/cm2となる。
【0064】この放水圧力P2は、接触面124、13
4間の吸引部Gの圧力となるので、両接触面124、1
34は吸引部Gを介して強く引き合い吸着する。これに
より両管部120、130は強固に接続されて一体とな
る。
【0065】給水中に両管部120、130を互いに反
対方向に引っ張っても、前記吸引部Gにおける吸引力の
ため両者120、130を引き離すことはできない。し
かし、供給管部120への給水を停止すると、前記吸引
部Gにおける吸引力はなくなるので、両管部120、1
30は自動的に吸着が解除され、離れてしまう。
【0066】なお、火災用ロボットに消火剤、例えば泡
混合液を貯蔵したタンク及びそのタンクに貯蔵された消
火剤量を検出する消火剤量検出部を設け、消火初期にお
いてはタンクから消火剤をモニタノズル13に供給し、
消火剤量検出部によって消火剤がないと判別された場合
に、消火剤の貯蔵部40から消火剤を供給するようにし
てもよい。
【0067】また、タンクに泡原液のみを貯蔵し、消火
剤の貯蔵部からは消火用水のみを供給するようにして、
それらを例えば、ラインプロポーションのような混合器
を用いて混合した後にモニタノズル13から放出するよ
うにしてもよい。ここで、タンクを設ける場合にはタン
クの出口の部分に弁を設けるようにし、それを制御する
放水制御部も制御装置17に設ける。また、モニタノズ
ル13の代わりに、微噴霧ヘッドを設け、プランジャポ
ンプにより高圧噴霧するようにしてもよい。
【0068】消火活動中は、監視用テレビカメラ22か
ら送出される火災発生地点の映像信号を制御盤41のブ
ラウン管(図示せず)に表示し、操作者が鎮火されたか
否かを監視し(S119)、鎮火されたと判断した場合
には、火災消火完了命令を制御盤41から制御装置17
に送出する(S119のN)。そうすると、電動ポンプ
15を停止させるとともに、制御装置17から制御盤4
1に放出停止命令(S120)が発信され、給水ポンプ
47を停止させる(S214)。
【0069】一方、制御装置17は、延伸装置23を駆
動させ、火災用ロボット10の受給管部130を縮ま
せ、その移動定点32aに対応して設けられた供給管部
120から切り離すとともに(S121)、火災用ロボ
ット10に設けられた部材(図示せず)をマイクロスイ
ッチから離させることにより弁135を閉じさせ、消火
剤、例えば、泡混合液のモニタノズル13から放出を停
止させる。
【0070】その後電動モータ開始命令(S122)に
より電動モータ12を逆転もしくは正転させて火災用ロ
ボット10を走行させ前記ロボットステーション31ま
で到達した時点で電動モータ停止命令(S126)を発
信し、電動モータ12を停止し該火災用ロボット10を
元の位置に戻すと共に、次の火災に備える。制御装置1
7が戻った旨を制御盤41に送信する(S127、S2
15)と、移動定点の給電部がオフとなり給電を停止す
る(S216)。
【0071】火災用ロボット10がロボットステーショ
ン31まで戻ったことを判別する方法としては、フロー
チャートに示したように、停止した移動停止点32aを
起点として通過した移動定点の数をカウントして、その
数と移動命令とともに読込んだ火災地点情報としての通
過すべき移動定点の数Kとの差が0となった場合にロボ
ットステーション31まで戻ったとする方法が採用され
る(S123〜S125)。
【0072】別方法としては、電動モータ12が何回転
逆回転したかを回転計などで計測することにより、ロボ
ットステーション31に戻ったことを判別する方法もあ
る。又、カウント方法としては前記発光素子及び受光素
子を設ける方法を採用しても良い。
【0073】また、火災用ロボット10が移動停止点3
2aまで移動して電動モータ12を停止した後、更に所
定位置に停止したか否かを判定し、否の場合には位置修
正を行うプログラムを設けても良い。
【0074】更に、火災用ロボット10を正確に指定し
た移動定点に停止させる為の移動微調整手段を設けても
良い。この移動微調整手段として、例えば、火災用ロボ
ット10がロボットステーション31から目標の移動定
点に向う場合に、火災用ロボット10の移動速度をその
途中迄高速で行い、該移動定点近傍に到達したら低速で
行って、その移動定点に停止し易い様に速度を制御する
方法が用いられる。
【0075】また、火災用ロボット10の受給管部13
0と移動定点32aに対応して設けられた給水管部12
0との接続が完了したことを、圧力水が送液されたこと
を感知する圧力センサを用いて判別し、接続が不十分と
判別される場合には、消火ロボット10の位置修正を行
ない、再度接続を試みるようにしてもよい。なお、火災
位置判別(S115)及び火災監視(S119)を上記
の様に監視用テレビカメラ22を用いて行なう代わり
に、炎センサを用いて自動制御で行なうようにしてもよ
い。
【0076】次に、この火災用ロボット10によりトン
ネルの側壁面64を掃除する場合について説明する。ト
ンネル内などに保管されている回転ブラシ61をデバイ
ス接続装置60を介して火災用ロボット10に連結する
とともに、該回転ブラシ61の位置を調節して掃除対象
側壁面64に当接させる。なお、予め給水タンク50に
は、洗浄用水が貯えられている。
【0077】制御盤41は、該側壁面64に対応する火
災用ロボット10の移動範囲からその清掃開始移動定点
32Sと清掃終了移動定点32Fとを決定する。
【0078】制御盤41は清掃命令及び前記移動定点3
2Sから該移動定点32F迄の移動命令を送受信機4
2、18を介して火災用ロボット10の制御装置17に
送信する。
【0079】前記命令を受けた火災用ロボット10は電
動モータ12を回転させて清掃開始移動定点32Sまで
移動する。そして、該火災用ロボット10が該移動定点
32Sに到達すると、制御装置17からの命令により、
弁16dが開き、回転ブラシ61は洗浄水を噴出しなが
ら回転し該側壁面64の清掃を開始すると共に、ガイド
ローラ62に案内されながら清掃終了移動定点32Fに
向かって移動する。
【0080】掃除の途中において、給水タンク50の貯
水量が所定値以下になると、制御装置17は当タンク5
0の貯水量検出装置を介してその事実を検出し、給水要
求信号を制御盤41に送信する。
【0081】給水要求信号を受信した制御盤41は、火
災用ロボット10に最も近い位置にある供給管部120
に対応する移動定点32Wを給水位置として選択する。
そして、火災用ロボット10にその移動定点32Wで停
止し、給水する様に命令する。
【0082】前記命令を受信した火災用ロボット10は
制御装置17からの命令により、該移動定点32Wで停
止するとともに、弁16dを閉じ、他方弁16cを開
き、前記要領で流体継手110を介して供給管部120
と受給管部130とを連通させ、他方制御盤41によ
り、給水ポンプ47を始動させ、弁135を開き、給水
タンク50に給水する。
【0083】給水タンク50が基準水量に達すると、制
御装置17は給水完了信号を制御盤41に送信するとと
もに、前記要領で給水を停止させると共に、弁16cに
閉弁命令を送り、供給管部120と受給管部130とを
離間させる。
【0084】その後、該火災用ロボット10は再び掃除
終了移動定点32Fに向かって移動するが、給水タンク
50の貯水量が所定値以下になると、前記要領で水を補
給しながら移動する。
【0085】移動途中において、火災用ロボット10の
充電式蓄電池20の電圧が所定値以下になると、制御装
置17はその事実を充電式蓄電池20の充電監視回路C
B17を介して検出し、制御盤41に給電要求信号を発
信する。
【0086】給電要求信号を受信した制御盤41は火災
用ロボット10から最も近い位置にある非接触式給電装
置402に対応する移動定点32Eを給電位置として選
択する。そして、火災用ロボット10に、その移動定点
32Eで停止し給電する様に命令する。
【0087】前記命令を受信した火災用ロボット10
は、該移動定点32Eで停止するとともに、前記要領で
非接触式給受電装置321、402を介して充電式蓄電
池20に充電する。
【0088】充電式蓄電池20の電圧が基準値に達する
と、制御装置17はその事実を充電式蓄電池20の充電
監視回路CB17を介して検出し、充電完了信号を制御
盤41に送信するとともに、前記要領で給電を停止させ
る。
【0089】その後、該火災用ロボット10は、再び掃
除終了移動定点32Fに向かって移動するが、充電式蓄
電池20の電圧が所定値以下になると、前記要領で給電
を行ないながら移動する。
【0090】火災用ロボット10は、必要に応じて前記
給電、給水を繰り返しながら掃除終了移動定点32Fに
到達するとともに、制御盤41に掃除完了信号を送出す
る。
【0091】なお、掃除作業中、操作員は監視用テレビ
カメラ22により掃除状況を監視し、所望の仕上げ状態
となる様回転ブラシやガイドローラ62の回転数や洗浄
水の供給量を制御盤41を介して制御する。
【0092】この発明の第2実施例を図13〜図16に
より説明するが、図1〜図12と同一図面符号はその名
称も機能も同一である。この実施例と第1実施例との相
違点は次の通りである。 (1)流体継手として、接触式流体継手の代わりに、非
接触式流体継手が用いられていること。
【0093】(2)給受電装置として、スポット式給受
電装置、即ち、火災用ロボットに設けられた受電コイル
と、移動経路に沿って複数配設されたコ字状の磁性体に
巻かれた給電用配線と、を用いる代わりに、全線式給受
電装置、即ち、火災用ロボットに設けられた受電コイル
と、移動経路に沿って延伸配設された給電用ループ配線
と、を用いることである。
【0094】この発明の非接触式流体継手を図16によ
り説明する。非接触式流体継手510は供給管体520
と受給管体530とから構成されている。両管体52
0、530は連通間隔WDを介して対向しているが、こ
の連通間隔WDは必要に応じて適宜決定され、例えば、
30mmが選択される。
【0095】供給管体520の供給路523は直径Da
に形成されているが、その先端部は絞り込まれ、断面円
錐台状をなしている。放出口521の直径daは、前記
直径Daに比べ大幅に縮径されている。両直径の割合d
a/Daは必要に応じて適宜決定されるが、例えば、d
a/Daは1/5が選ばれる。
【0096】供給管体520は、移動定点32に対向す
るようにし、壁面や地上面に設けられた支持部材524
に固定され、その先端部の外周面は円錐台状に形成され
ている。
【0097】受給管体530は火災用ロボット10の支
持部材534により支持されているが、この受給管体5
30には受給路533が設けられている。この受給路5
33は、デフューザ部であり、出口536に向って次第
に広がっている。 受給口531には、放出口521に
向かって広がる受給ガイド532が設けられている。
【0098】この受給口531の直径waは前記放出口
521の直径daより若干大きく形成されている。該両
直径の割合da/waは必要に応じて適宜選択され、例
えば、da/waは0.9が選ばれる。前記放出口52
1と受給口531とは対向しており、両口521、53
1の軸心は該流体継手510の軸心C上に位置してい
る。
【0099】次に非接触式給受電装置を図13〜図15
により説明する。モノレール30に沿って給電区画毎に
ループ状の給電用配線620が配設されている。この給
電用配線620は耐腐蝕性の樹脂でコーティングされる
とともに、高周波電流の供給先切り替え装置412を介
して高周波電源装置411に接続されている。
【0100】火災用ロボット10には、前記給電用配線
610、620から給電を受けるための受電体650が
設けられている。該受電体650で受電した高周波電流
は、必要に応じて直流、又は交流に変換され電動モータ
642、制御装置17、充電式蓄電池20、監視用モニ
タカメラ22等に供給される。この受電体650とし
て、例えば、受電コイルが用いられる。
【0101】図15は、給電用配線620と受電コイル
650との位置関係を説明する図で、660はループ状
に配線された給電用配線620の支持部材、661は火
災用ロボット10のアーム663に設けられた補助輪、
662は火災用ロボット10の上部に設けられ、上端に
車輪641と電動モータ642を有するアームである。
その給電用配線620の間に、間隙を空けて挿入される
ように、受電コイル650が火災用ロボット10のアー
ム662に固定されている。
【0102】また、火災用ロボット10の電源変換装置
322は、例えば、受電コイル650と並列に、この受
電コイル650と給電用配線620の周波数に共振する
共振回路を構成するコンデンサと、この共振回路のコン
デンサと並列に接続された整流用ダイオードと、このダ
イオードに接続され、出力を所定電圧に制御する安定化
電源回路と、直流を交流に変換するDC−ACコンバー
タ等とから構成されている。なお、安定化電源回路は、
例えば、電流制限用のコイルと出力調整用トランジスタ
とフィルタを構成するダイオード及びトランジスタから
構成されている。
【0103】本実施例の作動を説明するが、第1実施例
と相違する非接触式流体継手及び全線式給受電装置の作
動を中心に説明する。
【0104】制御盤41は、火災受信機44から火災情
報を受信すると、電源供給装置から給電用配線620に
高周波電流を供給し、火災用ロボット10に電源を無接
触で供給するとともに、火災用ロボット10に火災位置
情報と移動命令を無線で送信する。火災用ロボット10
は受電コイル650で無接触で受電し電源変換装置32
2で変換された電源により電動モータ12を駆動し、停
止予定移動定点まで移動し、テレビカメラ22を動作さ
せ、火災地点の状況を撮影して制御盤41に無線で送信
する。
【0105】なお、給電用配線620と受電コイル65
0との間の無接触による電源の供給は、給電用配線62
0を流れる高周波電流により、図15に点線Mで示すよ
うに給電用配線620の周囲に交番磁界を生じ、受電コ
イル650に起電力を発生させる。この起電力により発
生した交流電流は電源変換装置322のダイオードで整
流され、安定化電源回路により所定の直流電圧にされて
出力され、またDC−ACコンバータによって交流電圧
として出力され、各種搭載機器12、20、22等に供
給される。
【0106】前述の様に火災用ロボット10が清掃開始
移動定点32Sで停止した後、第1実施例と同様にして
受給管体530を伸長させ、受給管体530と供給管体
520との間隔を設計通りにする。
【0107】供給管体520の入口526に流体、例え
ば、消火用水Sを圧力P1で供給すると、該水Sは供給
路523を通りながら放出口521で絞り込まれ、該水
の圧力P1は速度水頭に変換され、所定速度となる。
【0108】このようにして所定の速度を得た該流体は
放出口521から噴射され、連通間隔WDを通って受給
ガイド532に案内されながら受給口531に供給され
る。受給管体530内に流入した該流体Sは、受給路5
33内で再び圧力水頭に変換され、圧力P3で出口53
6から排出される。
【0109】この時、ベルヌーイの定理及び速度エネル
ギから圧力エネルギへの変換効率を考慮することにより
次のような関係式が得られる。 P2=P1−Q2/2gS1 2 P3=ε(P2+Q2/2gS1 2
【0110】この式において、P2は放出口521にお
ける消火用水の圧力、P3は受給管体530にとりこま
れ定常状態となった場合の消火用水の圧力、Qは放出口
521の流量、S1は放出口521の断面積、gは重力
加速度、ε=0.7〜0.8、をそれぞれ示す。
【0111】この結果、受給管体530にとりこまれ定
常状態となった場合の消火用水Sの圧力P3は、供給管
体520に消火用水Sが供給されたときの消火用水の圧
力P1の70〜80%が得られる。
【0112】消火後火災用ロボットが第1実施例と同様
な要領で元のロボットステーション31に戻り、戻った
旨の帰環信号を制御盤41に発信すると、供給先切り換
え装置412が切り換わり給電用配線620への給電が
中止されると共に、ロボットステーション31の給電用
配線610に給電を開始する。これにより火災用ロボッ
トの受電部を介して充電式蓄電池20が充電される。
【0113】なお、トンネルの側壁面64を洗浄する場
合は、前記第1実施例と同様の要領で行なうが、本実施
例では全線式給受電装置を用いて火災用ロボットに給電
するので、該火災用ロボットは常時基準電圧を確保して
いる。そのため、第1実施例と異なり、給電のために火
災用ロボットを停止させる必要はないので、掃除時間を
短縮することができる。
【0114】この発明の第3実施例を説明するが、この
実施例と第1実施例との相違点は次の通りである。即
ち、流体継手として接触式流体継手の代わりに非接触式
流体継手を用いたことである。この非接触式流体継手
は、第2実施例で用いたものと同様なので説明を省略す
る。
【0115】この発明の第4実施例を説明するが、この
実施例と第2実施例との相違点は次の通りである。即
ち、流体継手として、非接触式流体継手の代わりに、接
触式流体継手を用いたことである。この非接触式流体継
手は第1実施例で用いたものと同様なので説明を省略す
る。
【0116】この発明の実施例は上記に限定されるもの
ではなく、例えば、給受電装置の給電装置をロボットス
テーションを除く移動定点のみに配設してもよい。又、
火災用ロボットに搭載した給水タンクと水源とをリール
ホイルを介して接続し、該リールホイルを回しながらホ
ースを伸ばして給水タンクに給水してもよい。このよう
にすると、給水のために火災用ロボットを停止させる必
要はなくなるので能率良く洗浄作業を行なうことができ
る。
【0117】
【発明の効果】この発明は以上の様に構成したので、常
に必要な電圧、給水を維持できる。そのため、短時間
に、かつ、能率良く清掃対象物の洗浄作業をすることが
できる。更に述べると、
【0118】(1)スポット式給受電装置、又、全線式
給受電手段を設けたので、火災用ロボットは簡単に、か
つ、確実に、常時必要な電圧電源を確保することができ
る。そのため、清掃治具装置を駆動し、所望の清掃対象
物の洗浄を行なうことができるとともに、火災用ロボッ
トの行動範囲や消火あるいは火災監視などの能力に制約
を受けることがないので、設計通りに火災用ロボットを
働かすことができる。
【0119】(2)接触式流体継手を設けたので、供給
管部に圧力流体を供給すると、放出口近傍が負圧とな
り、吸引部は負圧となる。そのため、両接触面は互いに
引き合うので供給管部と受給管部とは強固に接続され一
体となる。又、供給管部への圧力液体の供給を停止する
と、吸引部は大気圧となるので吸引力がなくなり両管部
は分離する。このように、簡単に、しかも確実に流体継
手の着脱をすることができる。又、従来例に比べ流体継
手の保守点検が容易となる。
【0120】(3)非接触式流体継手を設けたので、供
給管体に供給された圧力流体の圧力エネルギは放出口に
より速度エネルギに変換された後、所定速度で連通間隔
を通って受給口に供給されるとともに、受給管体内で再
び圧力エネルギに変換される。そのため、供給管体に供
給された圧力流体を効率良く受給管体に渡すことができ
る。又、従来例と異なり、流体継手を着脱する必要が無
いので、取扱が簡単であり、保守点検も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す火災用ロボット設備
の概略図である。
【図2】火災用ロボットの拡大縦断面図である。
【図3】スポット式給受電装置の概略図である。
【図4】接触式流体継手の拡大断面図である。
【図5】火災用ロボットのブロック回路図である。
【図6】制御盤のブロック回路図である。
【図7】火災用ロボットのプログラムのフローチャート
の前半部を示す図である。
【図8】火災用ロボットのプログラムのフローチャート
の後半部を示す図である。
【図9】制御盤のプログラムのフローチャートの前半部
である。
【図10】制御盤のプログラムのフローチャートの後半
部である。
【図11】トンネルの側壁面の洗浄作業状況を示す斜視
図である。
【図12】給電給水状況を示す略図である。
【図13】本発明の第2実施例を示す火災用ロボット設
備の概略図である。
【図14】火災用ロボットの拡大断面図である。
【図15】全線式給受電装置の概略図である。
【図16】非接触式流体継手の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 火災用ロボット 30 モノレール 31 ロボットステーション 32 移動定点 61 回転ブラシ 64 側壁面 110 接触式流体継手 120 供給管部 124 接触面 130 受給管部 134 接触面 321 非接触式受電装置 401 非接触式給電装置 402 非接触式給電装置 510 非接触式流体継手 520 供給管体 530 受給管体 610 非接触式給電装置 620 非接触式給電装置 650 非接触式受電装置 G 吸引部 WD 連通間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 25/00 F16L 25/00 C G08B 17/00 G08B 17/00 J H01F 38/14 H02J 7/00 301D H02J 7/00 301 17/00 B 17/00 7522−5E H01F 23/00 Q

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】清掃対象物に沿ってロボットの移動経路を
    配設し、該移動経路に清掃治具装置を有するロボットを
    配設すると共に、該ロボットに給電するための給受電装
    置を備えたロボット設備であって;前記給受電装置が、
    ロボットに設けられた充電式電池を充電する非接触式受
    電手段と、前記移動経路に沿って配設され、かつ、該非
    接触式受電手段に給電する非接触式給電手段と、からな
    るスポット式給受電装置であることを特徴とする清掃対
    象物の自動掃除用ロボット設備。
  2. 【請求項2】清掃対象物に沿ってロボットの移動経路を
    配設し、該移動経路に清掃治具装置を有するロボットを
    配設すると共に、該ロボットに給電するための給受電装
    置を備えたロボット設備であって;前記給受電装置が、
    該移動経路に沿って延伸して設置された給電用配線と、
    該ロボットに設けられ、かつ、該給電用配線に流れる電
    流を無接触で検出する受電コイルと、からなる全線式給
    受電装置であることを特徴とする清掃対象物の自動掃除
    用ロボット設備。
  3. 【請求項3】清掃対象物に沿ってロボットの移動経路を
    配設し、該移動経路に給水タンクと清掃治具装置とを備
    えたロボットを配設し、該移動経路に沿って配設した供
    給管部と該給水タンクに連続する受給管部とを流体継手
    を介して連通せしめるロボット設備であって;前記流体
    継手が、該供給管部の接触面と受給管部の接触面とを当
    接させ、該供給管部の縮径された放出口と受給管部の受
    給口とを連通せしめた接触式流体継手であって、前記両
    管部の接触面間に前記放出口及び受給口と連通する吸引
    部を備えていることを特徴とする清掃対象物の自動掃除
    用ロボット設備。
  4. 【請求項4】清掃対象物に沿ってロボットの移動経路を
    配設し、該移動経路に給水タンクと清掃治具装置とを備
    えたロボットを配設し、該移動経路に沿って配設した供
    給管部と該給水タンクに連続する受給管部とを流体継手
    を介して連通せしめるロボット設備であって;前記流体
    継手が、縮径された放出口を備え、圧力流体の圧力エネ
    ルギを速度エネルギに変換する供給管体と、該放出口と
    連通間隔を介して対向する受給口を備え、前記圧力流体
    の速度エネルギを圧力エネルギに変換する受給管体と、
    からなる非接触式流体継手であることを特徴とする清掃
    対象物の自動掃除用ロボット設備。
  5. 【請求項5】清掃対象物に沿ってロボットの移動経路を
    配設し、該移動経路に給水タンクと清掃治具装置とを備
    えたロボットを配設し、該移動経路に沿って配設した供
    給管部と該給水タンクに連続する受給管部とを流体継手
    を介して連通せしめるとともに、該ロボットに給電する
    ための給受電装置を備えたロボット設備であって;前記
    給受電装置が、ロボットに設けられた充電式電池を充電
    する非接触式受電手段と、前記移動経路に沿って配設さ
    れ、かつ、該非接触式受電手段に給電する非接触式給電
    手段と、からなるスポット式給受電装置であり;前記流
    体継手が、縮径された放出口を備え、圧力流体の圧力エ
    ネルギを速度エネルギに変換する供給管体と、該放出口
    と連通間隔を介して対向する受給口を備え、前記圧力流
    体の速度エネルギを圧力エネルギに変換する受給管体
    と、からなる非接触式流体継手であることを特徴とする
    清掃対象物の自動掃除用ロボット設備。
  6. 【請求項6】清掃対象物に沿ってロボットの移動経路を
    配設し、該移動経路に給水タンクと清掃治具装置とを備
    えたロボットを配設し、該移動経路に沿って配設した供
    給管部と該給水タンクに連続する受給管部とを流体継手
    を介して連通せしめるとともに、該ロボットに給電する
    ための給受電装置を備えたロボット設備であって;前記
    給受電装置が、該移動経路に沿って延伸して設置された
    給電用配線と、該ロボットに設けられ、かつ、該給電用
    配線に流れる電流を無接触で検出する受電コイルと、か
    らなる全線式給受電装置であり;前記流体継手が、縮径
    された放出口を備え、圧力流体の圧力エネルギを速度エ
    ネルギに変換する供給管体と、該放出口と連通間隔を介
    して対向する受給口を備え、前記圧力流体の速度エネル
    ギを圧力エネルギに変換する受給管体と、からなる非接
    触式流体継手であることを特徴とする清掃対象物の自動
    掃除用ロボット設備。
  7. 【請求項7】前記清掃治具装置が、注水しながら回転す
    る回転ブラシと、該回転ブラシを案内するガイドレール
    と、からなる清掃治具装置であることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、又は、6記載の清掃対象物の自
    動掃除用ロボット設備。
  8. 【請求項8】前記清掃治具装置が、デバイス接続手段を
    介してロボットに接続されていることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、又は、6記載の清掃対象物の自
    動掃除用ロボット設備。
  9. 【請求項9】前記ロボットには、火災監視機器と消火用
    機器のうち少なくとも一方が搭載されている請求項1〜
    8いずれかに記載の清掃対象物の自動掃除用ロボット設
    備。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001505118A (ja) * 1997-09-15 2001-04-17 スンドホルム,ゲラン 消火装置
CN112796827A (zh) * 2021-01-21 2021-05-14 叶桂英 一种用于隧道施工中的逃生装置
WO2021244675A1 (zh) * 2020-08-06 2021-12-09 中铁九局集团有限公司 一种地铁崩落紧急处置系统及其实施方法
CN115424403A (zh) * 2022-09-05 2022-12-02 潍柴动力股份有限公司 燃料电池火灾的检测方法、检测装置和车辆

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