JPH08266652A6 - 避難誘導用ロボット設備 - Google Patents

避難誘導用ロボット設備

Info

Publication number
JPH08266652A6
JPH08266652A6 JP1995076786A JP7678695A JPH08266652A6 JP H08266652 A6 JPH08266652 A6 JP H08266652A6 JP 1995076786 A JP1995076786 A JP 1995076786A JP 7678695 A JP7678695 A JP 7678695A JP H08266652 A6 JPH08266652 A6 JP H08266652A6
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
fire
evacuation
power supply
evacuation guidance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1995076786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08266652A (ja
Inventor
育久 畠中
雅之 中村
康弘 山本
充 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP7678695A priority Critical patent/JPH08266652A/ja
Priority claimed from JP7678695A external-priority patent/JPH08266652A/ja
Publication of JPH08266652A publication Critical patent/JPH08266652A/ja
Publication of JPH08266652A6 publication Critical patent/JPH08266652A6/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【目的】迅速、かつ、適切に避難誘導する。
【構成】火災用ロボット10に避難情報提供手段60、61、62、63設け、該火災用ロボット10を移動経路30に配設するとともに、該避難情報提供手段を制御する制御装置17と該火災用ロボットに給電するための給受電装置321、401を備えた火災用ロボット設備であって;前記給受電装置が、火災用ロボットに設けられた充電式電池を充電する非接触式受電手段321と、前記移動経路30に沿って配設され、かつ、該非接触式受電手段に給電する非接触式給電手段401と、を備えている。
【選択図】図11

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、火災ロボット設備に関するもので、更に述べれば、避難誘導用ロボット設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
交通量の多い長大自動車トンネル内には、火災発生に備えて消火設備や避難場所などが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、該トンネル内で火災が発生すると、自動車の運転手などは避難方向や避難場所がわからず大混乱が発生する。そのため、迅速、かつ、円滑な消火活動や避難誘導が困難であり、大惨事になりかねない。
【0004】
この発明は、上記事情に鑑み、迅速、かつ、適切に避難誘導することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、避難情報提供手段を有するロボットを移動経路に配設するとともに、該避難情報提供手段を制御する制御装置を備えた避難誘導用ロボット設備、により前記目的を達成しようとするものである。
【0006】
【作用】
火災が発生すると、火災用ロボットは制御装置の命令により避難情報提供手段を作動させる。運転者などは火災用ロボットに誘導されながら移動する。
【0007】
【実施例】
この発明の第1実施例を図1〜図12により説明する。トンネルの走行路の側壁上部あるいは真上にモノレール30を設け、該モノレール30に車輪11を介して火災用ロボット10を設ける。
【0008】
この火災用ロボット10は、例えば、消火、火災監視用の消火用ロボットであり、間隔をおいて複数配設されている。前記モノレール30は、火災用ロボットの走行を案内する移動経路で、例えば、前記トンネルの他、石油化学工場などのプラント設備の敷地、工場内、ビルなどの建物内、などの消火対象物に沿って配設される。
【0009】
このモノレール30には前記火災用ロボット10を待機させるロボットステーション31が間隔をあけて複数設けられている。このロボットステーション31は開閉自在なボックスである。
【0010】
モノレール30には、所定間隔、例えば、25m間隔、に移動定点32が設けられている。この移動定点32は火災用ロボット10が消火、或いは火災監視のため移動する時の停止位置である。
【0011】
火災用ロボット(移動式ロボット本体)10には、充電式蓄電池20が設けられており、この蓄電池20は、電動モータ12、モニタノズル13の方向制御用モータ21、電動ポンプ15、制御装置17、アンテナ19付きの送受信機18などに電源を供給する。
【0012】
前記電動モータ12はチェーンなどを介して車輪11を正転/逆転させ火災用ロボット10を走行させる。又、電動ポンプ15は、連結配管16に設けられているが、該連結配管16は延伸装置23を介して受給管部130に接続されている。前記受給管部130の先端部には、接触式流体継手110が設けられている。
【0013】
22は監視用テレビカメラ、40は消火剤の貯蔵部、41は火災受信機44とアンテナ43を有する送受信機42とが接続されている制御盤、45は火災受信機44に接続され、かつ、トンネルの側壁に間隔をおいて複数配設された火災感知器、をそれぞれ示す。この火災感知器45として、例えば、熱、煙、炎の光、ガス、臭いなどによる各種感知器があるが、必要に応じて適宜選択される。なお、47は連絡管33を介して供給配管100に接続され、かつ、制御盤41により制御される給水ポンプである。
【0014】
火災用ロボット10には避難情報提供手段が備えられている。この手段は視覚、聴覚などを介して避難情報を提供するもので、例えば、ネオンサインなどで形成された避難方向指示器60、壁面などに避難方向を映写する映写器61、注意を促すパトライト62、火災状況や避難方向などを音声により伝達するスピーカ63、などが用いられる(図11)。これらの避難情報提供手段は、火災用ロボットの制御装置17により制御される。
【0015】
供給配管100は、モノレール30に沿って配設され、該配管100には移動定点32に対応して複数の供給管部120が設けられている。この供給管部120には、弁135と接触式流体継手110が設けられている。
【0016】
前記接触式流体継手110は図4に示す様に、供給管部120と受給管部130とから構成されている。
【0017】
供給管部120の供給路123は直径Dに形成されているが、その先端部は絞り込まれ、断面円錐台状をなしている。放出口121の直径dは、前記直径Dに比べ大幅に縮径されている。両直径の割合d/Dは必要に応じて適宜決定されるが、例えば、d/Dは1/5が選ばれる。
【0018】
供給管部120の先端にはフランジ122が設けられている。この供給管部120の先端面は接触面124をなしているが、この接触面124は、平滑に、かつ、軸心Cに対して垂直状に形成されている。
【0019】
受給管部130には受給路133が設けられているが、この受給路133は、出口136に向って次第に広がっている。受給口131の直径wは前記放出口121の直径dより若干大きく形成されている。該両直径の割合d/wは必要に応じて適宜選択され、例えば、d/wは0.9が選ばれる。前記放出口121と受給口131とは対向しており、両口121、131の軸心は該流体継手110の軸心C上に位置している。
【0020】
受給管部130の後端には、フランジ132が設けられている。この受給管部130の後端面は、接触面134をなしているが、この接触面134は平滑に、かつ、軸心Cに対して垂直状に形成されている。
【0021】
この接触面134は、Oリング137を介して前記接触面124に当接しているが、両接触面124、134間にはわずかな隙間があり、この隙間が吸引部Gを形成している。
【0022】
この吸引部Gは放出口121、受給口131と連通し、通水時には、両口121、131間における圧力と同圧、即ち、負圧となっている。なお、両接触面124、134の面積の大きさは、必要に応じて適宜選択されるが、その面積が大きくなるに従って吸引力が増大する。
【0023】
モノレール30に間隔をおいて配設されたロボットステーション31と移動定点32には、それぞれ非接触式給電装置401、402が設けられている。
【0024】
この給電装置は第1の非接触式給電装置401と第2の非接触式給電装置402とからなり、図3に示す様に、コ字状の磁性体401a、402aに巻かれた給電用配線401b、402bを備えている。この配線401b、402bは腐食を防止するため樹脂により被覆されているとともに、高周波電源装置411を介して制御盤41に接続されている(図1)。
【0025】
非接触式給電装置401、402はモノレール30に沿って所定間隔、例えば、全長1000mのモノレールに25mおきに設けられており、その給電装置の全長は、例えば、5mであり火災用ロボット10の停止位置が多少ずれても火災用ロボット10に給電ができるようになっている。
【0026】
第1の非接触式給電装置401は、ロボットステーション31内に設けられ、かつ、給電回路C1に配設されている。第2の非接触式給電装置402は、移動定点32に設けられ、かつ、前記給電回路C1と別個に形成された給電回路C2に配設されている。
【0027】
第1及び第2の非接触式給電装置401、402を高周波電流の供給先切り替え装置412を介して高周波電源装置411に接続している。
【0028】
火災用ロボット(移動式ロボット本体)10には、非接触式受電装置321が設けられている。この装置321は、図3に示す様に、コ字状の磁性体321aに巻かれた受電コイル321bを備えている。この受電コイル321bは電源変換装置322に接続されている。
【0029】
この電源変換装置322は、受電コイル321bによって受電された高周波電流を直流電流に変換して充電式畜電池20を充電したり、電動モータ12、モニタノズル13の方向制御用モータ21、電動ポンプ15、制御装置17、アンテナ19付きの送受信機18などに電源を供給する。
【0030】
火災用ロボット10のブロック回路図を図5により説明する。図5において、MPU10はマイクロコンピュータ、ROM11は図7〜図10にフローチャートで示す動作プログラムを記憶するリードオンリメモリ、EEPROM11は火災用ロボット10の自己アドレス、制御に必要なロボット毎に異なる設定値等を記憶した電気的に書き換え可能なEEPROMをそれぞれ示す。なお、EEPROM11の代わりにディップスイッチ等を用いてもよい。
【0031】
RAM11は作業領域としてのランダムアクセスメモリ、CB11は電動モータ12の制御回路、CB12はモニタノズル13の方向制御モータ21の制御回路、CB13は電動ポンプ15の制御回路、CB14は、受給管部130の延伸装置23の制御回路、CB15は弁135の放水制御回路、CB16は監視用テレビカメラ22の制御回路、CB17は充電式蓄電池20の充電監視回路、CB18は避難情報提供手段の制御回路、PN11は各種スイッチやテンキー等(図示せず)が設けられた入力操作部、DP11は各種表示灯やLCD等の表示器(図示せず)が設けられた表示部、MS11は定点カウント用のマイクロスイッチ、IF11〜IF19、IF101〜IF103はインターフェース、をそれぞれ示す。なお、IF19は送受信機18接続用インターフェースである。
【0032】
制御盤41のブロック回路図を図6により説明する。図6において、MPU20はマイクロコンピュータ、ROM21は図9、図10にフローチャートで示す動作プログラムを記憶するリードオンリメモリ、EEPROM21は複数の火災用ロボット10の各アドレス、火災用ロボット10ごとに必要な火災用ロボット毎に異なる設定値等を記憶した電気的に書き換え可能なEEPROM、をそれぞれ示す。尚、EEPROM21の代わりにディップスイッチ等を用いてもよい。
【0033】
RAM21は作業領域としてのランダムアクセスメモリ、TRX21は火災受信機44と信号の授受を行う火災情報送受信回路、CB21は高周波電源装置411の制御装置、CB22は制御盤41により制御される給水ポンプ47の制御装置、PN21は各種スイッチやテンキー等(図示せず)が設けられた入力操作部、DP21は各種表示灯やLCD等の表示器や監視用テレビカメラ22からの映像信号に基づき表示するブラウン管、等(図示せず)が設けられた表示部、IF21〜IF28はインターフェース、をそれぞれ示す。尚、IF28は送受信機42接続用インターフェースである。
【0034】
本実施例の作用について説明する。火災用ロボット10は、電圧監視回路CB17が充電式蓄電池20の充電電圧を監視しており(S102)、電圧が所定電圧に低下したことを検出すると、制御装置17は無線により送受信機18、42を介して制御盤41に給電要求信号を送信する(S104)。
【0035】
制御盤41は給電要求信号を受信すると、給電要求信号を送信した火災用ロボット10を判別し、要求した火災用ロボット10が停止しているロボットステーション31の非接触式給電装置401の給電用配線401bに高周波電源装置411と切り替え装置412を通じて高周波電流を給電する(S204、S205)。
【0036】
火災用ロボット10は、給電用配線401bに流れる高周波電流を非接触式受電装置321の受電コイル321bによって電磁誘導により受電するとともに、受電した高周波電流を電源変換装置322で直流電流に変換し、充電式電池20を充電する。
【0037】
電圧監視回路CB17が充電式畜電池20の電圧が規定電圧に回復したことを検出すると(S102)、制御装置17は制御盤41に給電完了信号を出力する(S103)。これにより、制御盤41は高周波電源装置411の動作を停止し、給電を停止する(S207、S202)。
【0038】
火災受信機44が、火災感知器45から火災情報、例えば火災信号を受信すると、その火災信号に基づいて火災発生地点を判別し、その情報を制御盤41に出力する。
【0039】
制御盤41は、火災発生地点の情報に基づき(S203、S206、S208)、火災用ロボット10を停止させる移動定点32aを判別し、火災用ロボット10を特定して火災発生地点の情報と移動定点32aの情報、並びに移動指令を送受信機18、42を通じ無線で送信する(S209)。
【0040】
ここで、例えば、火災用ロボット10の特定方法としては、制御盤41から出力したアドレスと各火災用ロボット10に記憶されている自己アドレスが一致した場合に、その火災用ロボット10が火災発生地点の情報と移動命令を受け取る方法が用いられる。
【0041】
又、制御盤41は、送信した移動定点32a並びにその前後の移動定点(即ち火災発生地点近傍の移動定点)に設けられた給電用配線402bに高周波電源装置411、と供給先切り替え装置412を通じて高周波電流を給電する(S210)。
【0042】
制御盤41によって指定された火災用ロボット10は、その制御装置17が火災発生地点情報と移動命令を受信すると(S105)、充電式畜電池20の電流を用いて、電動モータ12を正転もしくは逆転して(S109)、ロボットステーション31から制御盤41によって指定された移動定点32aまで移動する(S106〜S112)。制御装置17は、火災用ロボット10が指定された移動定点32aまで移動すると電動モータ12を停止させる(S113)。このとき、停止した移動定点32aの位置を制御盤41に送信するようにしてもよい。
【0043】
停止位置の判別方法として、フローチャートに示した様に、各移動定点32に突起を設け、一方、火災用ロボット10には移動定点32の突起を検出するマイクロスイッチMS11を設け、該マイクロスイッチが移動定点32を通過する毎に接点を閉じて定点信号を出力し、制御装置17がその定点信号を検出する。この通過した移動定点の数をカウントして(S110、S111)、そのカウントされた数と火災用ロボットが移動命令とともに読込んだ火災地点情報としての通過すべき移動定点の数Kとの大小の比較を行って(S112)、移動停止点32aを判別する。
【0044】
別方法としては、電動モータ12が何回転したかを回転計などで計測することにより、移動停止点を判別する方法もある。又、カウント方法としては、発光素子及び受光素子を設ける方法をとってもよい。
【0045】
そして、移動定点32aに停止した火災用ロボット10は、その受電コイル321bによって移動定点32aに設けられた第2の非接触式給電装置402の給電用配線402bに流れる高周波電流を電磁誘導によって受電し、電源変換装置322によって直流や交流に変換し搭載している各種機器に供給する。
【0046】
火災用ロボット10が停止した場合に、制御盤41が停止信号を受信したならば、操作者が制御盤41を操作し、無線で、監視用テレビカメラ22の回動命令を火災用ロボット10に送る。そして、上下左右に回動している監視用テレビカメラ22が火災地点を写した場合には制御盤41から監視用テレビカメラ22の回動停止命令を送出する。
【0047】
ここで、上下左右に監視用テレビカメラ22を首振りさせて火災地点を監視用テレビカメラ22の中央に映し出させる。このとき、操作者が映像から火災と判断した場合には、制御盤41から火災確定命令を送出する。
【0048】
火災用ロボット10の制御装置17は、その火災確定命令によって、監視用テレビカメラ22の回転角と俯角を検出して火災位置を判断し(S115)、モニタノズル13の方向制御を行う。なお、操作者が制御盤41を操作し、無線で、監視用テレビカメラ22の回動命令を火災用ロボット10に送る代わりに、火災用ロボット10が停止したら監視用テレビカメラ22が自動的に回動を開始するようにしてもよく、又、回動停止命令と火災確定命令とを1つの信号で行うようにしもよい。
【0049】
又、このとき、制御装置17は停止している移動定点32aの位置情報信号を映像信号に重畳させて送信し、映像の中に表示させるようにしても良い。
【0050】
また、火災用ロボット10が移動停止点32aで停止すると、制御装置17はジョイント接続命令(S114)を発して延伸装置23を駆動させ、一点鎖線の位置にある受給管部130Aを移動して、フランジ132を供給管部120のフランジ122に当て、接触面124、134を当接させる。
【0051】
制御装置17はモニタノズル13の方向制御モータ21を回転制御してモニタノズル13を火災地点に指向させるとともに(S116)、放水制御部に弁開放命令(S117)を送出し、弁135を開放させる。制御装置17は電動ポンプ15を始動させると共に、送受信機18、42を介して制御盤41に放出開始命令を送信し(S118)、給水ポンプ47を始動させ、接触式流体継手110を通じて貯蔵部40に貯蔵されている消火剤、例えば泡混合液をモニタノズル13から放出させる。
【0052】
この時、制御盤41に放出開始を送信するようにしてもよい。又、弁開放命令は、例えば供給管部120側にマイクロスイッチを、受給管部130側にレバーを設けておき、このレバーを倒してマイクロスイッチを動作させるようにしても良い。
【0053】
供給管部120の入口126に流体、例えば、消火用水Sを圧力P1で供給すると、該水Sは供給路123を通りながら放出口121で絞り込まれ、該水の圧力P1は速度水頭に変換された後、放出口121から受給管部130の受給口131に供給されるとともに、受給路133内で再び圧力水頭に変換され、圧力P3で出口136から排出される。
【0054】
この時の放出口121からの放水圧力P2は、ベルヌーイの定理に基いて次式により求められる。
P2=P1−Q2/2gS1 2
【0055】
この式において、Qは放出口121の流量、S1は放出口121の断面積、gは重力加速度、をそれぞれ示す。従って、流量Q、圧力P1が一定の場合には放出圧力P2は放出口121の断面積S1の関数となり、断面積S1を選択することにより放水圧力P2の値を負にすることができる。
【0056】
この様に放出口121の放水圧力P2は、供給路123及び受給路133中で最も小さな圧力となる。例えば、供給路123の圧力P1が10kg/cm2であり、受給路133の圧力P3が8kg/cm2である時には、放水圧力P2は−1kg/cm2となる。
【0057】
この放水圧力P2は、接触面124、134間の吸引部Gの圧力となるので、両接触面124、134は吸引部Gを介して強く引き合い吸着する。これにより両管部120、130は強固に接続されて一体となる。
【0058】
給水中に両管部120、130を互いに反対方向に引っ張っても、前記吸引部Gにおける吸引力のため両者120、130を引き離すことはできない。しかし、供給管部120への給水を停止すると、前記吸引部Gにおける吸引力はなくなるので、両管部120、130は自動的に吸着が解除され、離れてしまう。
【0059】
なお、火災用ロボットに消火剤、例えば泡混合液を貯蔵したタンク及びそのタンクに貯蔵された消火剤量を検出する消火剤量検出部を設け、消火初期においてはタンクから消火剤をモニタノズル13に供給し、消火剤量検出部によって消火剤がないと判別された場合に、消火剤の貯蔵部40から消火剤を供給するようにしてもよい。
【0060】
また、タンクに泡原液のみを貯蔵し、消火剤の貯蔵部からは消火用水のみを供給するようにして、それらを例えば、ラインプロポーションのような混合器を用いて混合した後にモニタノズル13から放出するようにしてもよい。ここで、タンクを設ける場合にはタンクの出口の部分に弁を設けるようにし、それを制御する放水制御部も制御装置17に設ける。
【0061】
消火活動中は、監視用テレビカメラ22から送出される火災発生地点の映像信号を制御盤41のブラウン管(図示せず)に表示し、操作者が鎮火されたか否かを監視し(S119)、鎮火されたと判断した場合には、火災消火完了命令を制御盤41から制御装置17に送出する(S119のN)。そうすると、電動ポンプ15を停止させると共に、制御装置17から制御盤41に放出命令(S120)が発信され、給水ポンプ47を停止させる(S214)。
【0062】
一方、制御装置17は、延伸装置23を駆動させ、火災用ロボット10の受給管部130を縮ませ、その移動定点32aに対応して設けられた供給管部120から切り離すとともに(S121)、火災用ロボット10に設けられた部材(図示せず)をマイクロスイッチから離させることにより弁135を閉じさせ、消火剤、例えば、泡混合液のモニタノズル13から放出を停止させる。
【0063】
その後電動モータ開始命令(S122)により電動モータ12を逆転もしくは正転させて火災用ロボット10を走行させ前記ロボットステーション31まで到達した時点で電動モータ停止命令(S126)を発信し、電動モータ12を停止し該火災用ロボット10を元の位置に戻すと共に、次の火災に備える。制御装置17が戻った旨を制御盤41に送信する(S127、S215)と、移動定点の給電部がオフとなり給電を停止する(S216)。
【0064】
火災用ロボット10がロボットステーション31まで戻ったことを判別する方法としては、フローチャートに示したように、停止した移動停止点32aを起点として通過した移動定点の数をカウントして、その数と移動命令とともに読込んだ火災地点情報としての通過すべき移動定点の数Kとの差が0となった場合にロボットステーション31まで戻ったとする方法が採用される(S123〜S125)。
【0065】
別方法としては、電動モータ12が何回転逆回転したかを回転計などで計測することにより、ロボットステーション31に戻ったことを判別する方法もある。又、カウント方法としては前記発光素子及び受光素子を設ける方法を採用しても良い。
【0066】
また、火災用ロボット10が移動停止点32aまで移動して電動モータ12を停止した後、更に所定位置に停止したか否かを判定し、否の場合には位置修正を行うプログラムを設けても良い。
【0067】
更に、火災用ロボット10を正確に指定した移動定点に停止させる為の移動微調整手段を設けても良い。この移動微調整手段として、例えば、火災用ロボット10がロボットステーション31から目標の移動定点に向う場合に、火災用ロボット10の移動速度をその途中迄高速で行い、該移動定点近傍に到達したら低速で行って、その移動定点に停止し易い様に速度を制御する方法が用いられる。
【0068】
また、火災用ロボット10の受給管部130と移動定点32aに対応して設けられた給水管部120との接続が完了したことを圧力水が送液されたことを感知する圧力センサを用いて判別し、接続が不良と判別される場合には、消火ロボット10の位置修正を行ない、再度接続を試みるようにしてもよい。
【0069】
次に、この火災用ロボット10により避難誘導する場合について説明する。制御盤41が火災受信機44から火災信号を受信すると、該制御盤41は火災を検知した火災感知器45の位置から避難誘導にあたるべき火災用ロボット10と誘導方向を決定する。尚、誘導方向の決定には、避難口の位置を考慮してもよい。
【0070】
制御盤41は避難誘導命令を送受信機42、18を介して前記火災用ロボット10の制御装置17に送信する。
【0071】
前記命令を受けた火災用ロボット10の制御装置17は駆動モータ12を回転させて避難誘導情報提供、即ち、方向指示器60によるネオンサインの点燈による避難方向矢印の表示、映写器61によるトンネル壁面への避難方向矢印の映写、パトライト62による間欠点灯表示、スピーカ63による避難方向などの案内をしながら火災用ロボット10を避難誘導方向に移動する。この火災用ロボット10の誘導に従って自動車の運転手などは移動する。
【0072】
なお、避難誘導中、操作員は監視用テレビカメラ22により火災状況や避難状況を監視し、適切な誘導状態となる様火災用ロボット10のスピードや誘導情報提供を制御盤41を介して制御する。このとき、当該火災用ロボット10を停止させ、最寄りの避難口の方へ、避難方向指示器60の矢印を向けてもよく、更に注意を喚起するため、その方向指示器60の周りのネオンサインを点燈させるようにしてもよい。また、避難口のある箇所に当該火災用ロボット10を停止させ、パトライト62を間欠表示させ、その箇所が避難口であることを示すようにしてもよい。さらに、映写器61を用いて、避難口を照らし出すようにして、避難中の者が、避難口を容易に発見できるようにしてもよい。そして、さらに、スピーカーから「これより前に進むと火災があります。最寄りの避難口から出て下さい。」との音声放送をして、避難中の者の注意を喚起してもよい。なお、火災位置判別(S115)及び火災監視(S119)を上記の様に監視用テレビカメラ22を用いて行なう代わりに、炎センサを用いて自動制御で行なうようにしてもよい。
【0073】
この発明の第2実施例を図12〜図15により説明するが、図1〜図11と同一図面符号はその名称も機能も同一である。この実施例と第1実施例との相違点は次の通りである。
(1)流体継手として、接触式流体継手の代わりに、非接触式流体継手が用いられていること。
【0074】
(2)給受電装置として、スポット式給受電装置、即ち、火災用ロボットに設けられた受電コイルと、移動経路に沿って複数配設されたコ字状の磁性体に巻かれた給電用配線と、を用いる代わりに、全線式給受電装置、即ち、火災用ロボットに設けられた受電コイルと、移動経路に沿って延伸配設された給電用ループ配線と、を用いることである。
【0075】
この発明の非接触式流体継手を図15により説明する。非接触式流体継手510は供給管体520と受給管体530とから構成されている。両管体520、530は連通間隔WDを介して対向しているが、この連通間隔WDは必要に応じて適宜決定され、例えば、30mmが選択される。
【0076】
供給管体520の供給路523は直径Daに形成されているが、その先端部は絞り込まれ、断面円錐台状をなしている。放出口521の直径daは、前記直径Daに比べ大幅に縮径されている。両直径の割合da/Daは必要に応じて適宜決定されるが、例えば、da/Daは1/5が選ばれる。
【0077】
供給管体520は、移動定点32に対向するように壁面や地上面に設けられた支持部材524に固定され、その先端部の外周面は円錐台状に形成されている。
【0078】
受給管体530は火災用ロボット10の支持部材534により支持されているが、この受給管体530には受給路533が設けられている。この受給路533は、デフューザ部であり、出口536に向って次第に広がっている。 受給口531には、放出口521に向かって広がる受給ガイド532が設けられている。
【0079】
この受給口531の直径waは前記放出口521の直径daより若干大きく形成されている。該両直径の割合da/waは必要に応じて適宜選択され、例えば、da/waは0.9が選ばれる。前記放出口521と受給口531とは対向しており、両口521、531の軸心は該流体継手510の軸心C上に位置している。
【0080】
次に非接触式給受電装置を図12〜図14により説明する。モノレール30に沿って給電区画毎にループ状の給電用配線620が配設されている。この給電用配線620は耐腐蝕性の樹脂でコーティングされるとともに、高周波電流の供給光切換装置412を介して高周波電源装置411に接続されている。
【0081】
火災用ロボット10には、前記給電用配線610、620から給電を受けるための受電体650が設けられている。該受電体650で受電した高周波電流は、必要に応じて直流、又は交流に変換され、電動モータ642、制御装置17、充電式蓄電池20、監視用モニタカメラ22等に供給される。この受電体650として、例えば、受電コイルが用いられる。
【0082】
図14は、給電用配線620と受電コイル650との位置関係を説明する図で、660はループ状に配線された給電用配線620の支持部材、661は火災用ロボット10のアーム663に設けられた補助輪、662は火災用ロボット10の上部に設けられ、上端に車輪641と電動モータ642を有するアームである。その給電用配線620の間に、間隙を空けて挿入されるように、受電コイル650が火災用ロボット10のアーム662に固定されている。
【0083】
又、火災用ロボット10の電源変換装置322は、例えば、受電コイル650と並列に、この受電コイル650と給電用配線620の周波数に共振する共振回路を構成するコンデンサと、この共振回路のコンデンサと並列に接続された整流用ダイオードと、このダイオードに接続され、出力を所定電圧に制御する安定化電源回路と、直流を交流に変換するDC−ACコンバータ等とから構成されている。尚、安定化電源回路は、例えば、電流制限用のコイルと出力調整用トランジスタとフィルタを構成するダイオード及びトランジスタから構成されている。
【0084】
本実施例の作動を説明するが、第1実施例と相違する非接触式流体継手及び全線式給受電装置の作動を中心に説明する。
【0085】
制御盤41は、火災受信機44から火災情報を受信すると、電源供給装置から給電用配線620に高周波電流を供給し、火災用ロボット10に電源を無接触で供給するとともに、火災用ロボット10に火災位置情報と移動命令を無線で送信する。火災用ロボット10は受電コイル650で無接触で受電し電源変換装置322で変換された電源により電動モータ12を駆動し、停止予定移動定点まで移動し、テレビカメラ22を動作させ、火災地点の状況を撮影して制御盤41に無線で送信する。
【0086】
なお、給電用配線620と受電コイル650との間の無接触による電源の供給は、給電用配線620を流れる高周波電流により、図14に点線Mで示すように給電用配線620の周囲に交番磁界を生じ、受電コイル650に起電力を発生させる。この起電力により発生した交流電流は電源変換装置322のダイオードで整流され、安定化電源回路により所定の直流電圧にされて出力され、またDC−ACコンバータによって交流電圧として出力され、各種搭載機器12、20、22等に供給される。
【0087】
前述の様に火災用ロボット10が清掃開始移動定点32Cで停止した後、第1実施例と同様にして受給管部530を伸長させ、受給管部530と供給管部520との間隔を設計通りにする。
【0088】
供給管体520の入口526に流体、例えば、消火用水Sを圧力P1で供給すると、該水Sは供給路523を通りながら放出口521で絞り込まれ、該水の圧力P1は速度水頭に変換され、所定速度となる。
【0089】
このようにして所定の速度を得た該流体は放出口521から噴射され、連通間隔WDを通って受給ガイド532に案内されながら受給口531に供給される。受給管体530内に流入した該流体Sは、受給路533内で再び圧力水頭に変換され、圧力P3で出口536から排出される。
【0090】
この時、ベルヌーイの定理及び速度エネルギから圧力エネルギへの変換効率を考慮することにより次のような関係式が得られる。
P2=P1−Q2/2gS1 2
P3=ε(P2+Q2/2gS1 2
【0091】
この式において、P2は放出口521における消火用水の圧力、P3は受給管体530にとりこまれ定常状態となった場合の消火用水の圧力、Qは放出口521の流量、S1は放出口521の断面積、gは重力加速度、ε=0.7〜0.8、をそれぞれ示す。
【0092】
この結果、受給管体530にとりこまれ定常状態となった場合の消火用水Sの圧力P3は、供給管体520に消火用水Sが供給されたときの消火用水の圧力P1の70〜80%が得られる。
【0093】
消火後火災用ロボットが第1実施例と同様な要領で元のロボットステーション31に戻り、戻った旨の信号を制御盤41に発信すると、供給先切り換え装置412が切り換わり給電用配線620への給電が中止されると共に、ロボットステーション31の給電用配線610に給電を開始する。これにより火災用ロボットの受電部を介して充電式蓄電池20が充電される。
【0094】
なお、避難誘導する場合は、前記第1実施例と同様の要領で行なうが、本実施例では全線式給受電装置を用いて火災用ロボットに給電するので、該火災用ロボットは常時基準電圧を確保している。そのため、給電のために火災用ロボットを停止させる必要はないので、避難誘導を円滑に行なうことができる。
【0095】
この発明の第3実施例を説明するが、この実施例と第1実施例との相違点は次の通りである。即ち、流体継手として接触式流体継手の代わりに非接触式流体継手を用いたことである。この非接触式流体継手は、第2実施例で用いたものと同様なので説明を省略する。
【0096】
この発明の第4実施例を説明するが、この実施例と第2実施例との相違点は次の通りである。即ち、流体継手として、非接触式流体継手の代わりに、接触式流体継手を用いたことである。この非接触式流体継手は第1実施例で用いたものと同様なので説明を省略する。上記実施例では、消火、火災監視をも行なう火災用ロボットとしても機能する例を示したが、本ロボットは避難誘導のみを行なうロボットでもよく、また、火災監視用機器と消火用機器のうち少なくともに一方が搭載されているロボットであってもよい。また、給受電手段は非接触式の給受電手段に限定されず、架線集電式、或いは蓄電池のみを用いたものでもよい。
【0097】
【発明の効果】
この発明は以上の様に構成したので、火災用ロボットは迅速、かつ、適切に避難誘導をすることができる。更に述べると、スポット式給受電装置、又、全線式給受電手段を設けたので、火災用ロボットは簡単に、かつ、確実に、常時必要な電圧電源を確保することができる。 そのため、火災用ロボットの行動範囲や消火あるいは火災監視などの能力に制約を受けることがないので、設計通りに火災用ロボットを働かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す火災用ロボット設備の概略図である。
【図2】火災用ロボットの拡大縦断面図である。
【図3】スポット式給受電装置の概略図である。
【図4】接触式流体継手の拡大断面図である。
【図5】火災用ロボットのブロック回路図である。
【図6】制御盤のブロック回路図である。
【図7】火災用ロボットのプログラムのフローチャートの前半部を示す図である。
【図8】火災用ロボットのプログラムのフローチャートの後半部を示す図である。
【図9】制御盤のプログラムのフローチャートの前半部である。
【図10】制御盤のプログラムのフローチャートの後半部である。
【図11】避難誘導状況を示す斜視図である。
【図12】本発明の第2実施例を示す火災用ロボット設備の概略図である。
【図13】火災用ロボットの拡大断面図である。
【図14】全線式給受電装置の概略図である。
【図15】非接触式流体継手の拡大断面図である。
【符号の説明】
10 火災用ロボット
32 移動定点
60 避難方向指示器
61 映写器
62 パトライト
63 スピーカ
321 非接触式受電装置
401 非接触式給電装置
402 非接触式給電装置
610 非接触式給電装置
620 非接触式給電装置
650 非接触式受電装置

Claims (10)

  1. 避難情報提供手段を有するロボットを移動経路に配設するとともに、該避難情報提供手段を制御する制御装置を備えた避難誘導用ロボット設備。
  2. 前記ロボットには、火災監視用機器と消火用機器のうち少なくとも一方が搭載されている請求1項1記載の避難誘導用ロボット設備。
  3. 避難情報提供手段が、避難方向指示器であることを特徴とする請求項1又は2記載の避難誘導用ロボット設備。
  4. 避難方向指示器が、ネオンサインであることを特徴とする請求項3記載の避難誘導機能付火災用ロボット設備。
  5. 避難情報提供手段が、避難方向を映写する映写器であることを特徴とする請求項1又は2記載の避難誘導用ロボット設備。
  6. 避難情報提供手段が、スピーカであることを特徴とする請求項1又は2記載の避難誘導用ロボット設備。
  7. 避難情報提供手段が、パトライトであることを特徴とする請求項1又は2記載の避難誘導用ロボット設備。
  8. 前記ロボットに給電するための給受電装置を備えたことを特徴とする請求項1及び7のいずれかに記載の避難誘導用ロボット設備。
  9. 前記給受電装置が、火災用ロボットに設けられた充電式電池を充電する非接触式受電手段と、前記移動経路に沿って配設され、かつ、該非接触式受電手段に給電する非接触式給電手段と、からなるスポット式給受電装置であることを特徴とする請求項8記載の避難誘導用ロボット設備。
  10. 前記給受電装置が、該移動経路に沿って延伸して設置された給電用配線と、前記ロボットに設けられ、かつ、前記給電用配線に流れる電流を無接触で検出する受電コイルと、からなる全線給受電装置であることを特徴とする請求項8記載の避難誘導用ロボット設備。
JP7678695A 1995-03-31 1995-03-31 避難誘導用ロボット設備 Pending JPH08266652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7678695A JPH08266652A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 避難誘導用ロボット設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7678695A JPH08266652A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 避難誘導用ロボット設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08266652A JPH08266652A (ja) 1996-10-15
JPH08266652A6 true JPH08266652A6 (ja) 2005-11-17

Family

ID=13615302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7678695A Pending JPH08266652A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 避難誘導用ロボット設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08266652A (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10179774A (ja) * 1996-12-26 1998-07-07 Hochiki Corp トンネル内避難誘導装置および避難誘導システム
CN103345894B (zh) * 2013-07-11 2016-05-11 公安部上海消防研究所 一种集中控制型声光一体式应急疏散标志
CN106861086A (zh) * 2017-02-15 2017-06-20 陕西陆方安全科技有限责任公司 缆索牵引式智能灭火装置
KR102095630B1 (ko) * 2018-03-06 2020-03-31 정용진 재난구호용 안내 로봇
CN109159130A (zh) * 2018-09-03 2019-01-08 北京云迹科技有限公司 用于机器人的移动位置提示方法及装置、机器人
CN113811502B (zh) * 2019-05-15 2023-07-21 三菱电机株式会社 移动体的移动控制系统
KR102253551B1 (ko) * 2019-11-25 2021-05-18 씨앤에스 주식회사 안전 체험시 사용가능한 이동식 안내판넬 및 이를 이용한 안내시스템
CN111167055B (zh) * 2020-01-14 2021-01-01 浙江安防职业技术学院 室内消防控制方法、系统、智能终端及其存储介质
CN111273629A (zh) * 2020-03-26 2020-06-12 重庆科卫机器人技术有限公司 一种利用巡逻机器人的智能楼宇管理系统及其方法
CN111514494B (zh) * 2020-06-05 2021-04-20 泰州左岸信息科技有限公司 一种用于消防的小车
KR102276633B1 (ko) * 2020-07-17 2021-07-13 엠아이엠테크 주식회사 다중 카메라와 다중 복합 센서들을 탑재한 레일 방식의 무인 지능형 자율 주행 장치 및 그 방법
CN112783050A (zh) * 2020-12-31 2021-05-11 深圳优地科技有限公司 事故处理方法,机器人及计算机可读存储介质
CN114779698B (zh) * 2022-04-27 2024-06-18 招商局重庆交通科研设计院有限公司 一种长大隧道火灾异构模块化机器人控制系统及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3700139B2 (ja) 火源探知機能付火災用ロボット設備
JPH08266652A6 (ja) 避難誘導用ロボット設備
JPH08266652A (ja) 避難誘導用ロボット設備
US9345914B1 (en) Automatic fire extinguishing system
KR101792766B1 (ko) 스마트 화재 감지 장치
KR101845009B1 (ko) 스마트 화재 감지 장치
JP3564647B2 (ja) 火災用ロボット設備
JP3832107B2 (ja) トンネル内消火システムの消火方法、消火ロボットおよび巻出しロボット
KR20100071804A (ko) 자동 주차 대행 시스템 및 방법
KR20190026503A (ko) 피난 가이드 장치 및 그를 포함하는 피난 가이드 시스템
JPH11128381A (ja) 消火栓装置及び消火栓装置を備えたトンネル防災システム
JP3477543B2 (ja) 壁面防護用ロボット設備
JPH08266675A (ja) 知能化火災用ロボット設備
JP3612776B2 (ja) 火災用ロボット設備
CN110193152B (zh) 用于建筑物灭火的控制方法、装置和控制系统
CN209388495U (zh) 一种相对位置检测设备
JP3477541B2 (ja) 火災感知器の自動掃除用ロボット設備
JPH08266667A (ja) 清掃対象物の自動掃除用ロボット設備
JP3516179B2 (ja) 火災用ロボット設備
JPH08182771A (ja) 火災用ロボット設備
JP3477542B2 (ja) 応援給電可能な火災用ロボット設備
JP3764993B2 (ja) 火災用ロボット設備
CN109741631A (zh) 一种相对位置检测设备及其工作方法
CN111265799B (zh) 一种阀厅消防系统
CN108320544A (zh) 智能交通机器人