JP3516179B2 - 火災用ロボット設備 - Google Patents
火災用ロボット設備Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、火災時に消火を行っ
たり、あるいは火災地点に近づいて火災監視等を行う火
災用ロボットを備えた火災用ロボット設備に関するもの
で、特に火災用ロボットに搭載されている充電式電池の
充電に関するものである。
たり、あるいは火災地点に近づいて火災監視等を行う火
災用ロボットを備えた火災用ロボット設備に関するもの
で、特に火災用ロボットに搭載されている充電式電池の
充電に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の火災用ロボットとして、特開昭6
3−122472号が知られている。この火災用ロボッ
トは消火剤を積んでおり、火災時にロボットに搭載され
ている電池により電動モータを駆動し、火災地点まで移
動し、消火剤を放出するように構成されている。この電
池が放電した場合には、正規電圧に充電されている電池
と交換するか、もしくは、電池をコンセントに接続し、
充電器を介して充電するかしている。
3−122472号が知られている。この火災用ロボッ
トは消火剤を積んでおり、火災時にロボットに搭載され
ている電池により電動モータを駆動し、火災地点まで移
動し、消火剤を放出するように構成されている。この電
池が放電した場合には、正規電圧に充電されている電池
と交換するか、もしくは、電池をコンセントに接続し、
充電器を介して充電するかしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例には次の様な問
題がある。 (1)電池交換する場合は、常に交換用電池を用意して
おくとともに、その電圧を規定電圧に維持しておかねば
ならず、その維持管理が面倒である。
題がある。 (1)電池交換する場合は、常に交換用電池を用意して
おくとともに、その電圧を規定電圧に維持しておかねば
ならず、その維持管理が面倒である。
【0004】(2)充電する場合には、電圧低下するご
とにコンセントにいちいち接続する必要があるととも
に、充電が完了したらコンセントを取り外す必要があ
り、非常に面倒である。 (3)電池を動力源としているので、長時間にわたる給
電は困難である。そのため、火災用ロボットの行動範囲
や消火あるいは火災監視などの能力に制約を受ける。
とにコンセントにいちいち接続する必要があるととも
に、充電が完了したらコンセントを取り外す必要があ
り、非常に面倒である。 (3)電池を動力源としているので、長時間にわたる給
電は困難である。そのため、火災用ロボットの行動範囲
や消火あるいは火災監視などの能力に制約を受ける。
【0005】この発明は、上記事情に鑑み、火災用ロボ
ットの電池をコンセントに接続することなく簡単に充電
するとともに、該火災用ロボットの行動範囲や消火ある
いは火災監視などの能力に制約を受けない様にすること
である。
ットの電池をコンセントに接続することなく簡単に充電
するとともに、該火災用ロボットの行動範囲や消火ある
いは火災監視などの能力に制約を受けない様にすること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、移動式ロボ
ット本体が、火災地点の近傍に移動して消火作業を行っ
たり、あるいは、火災監視等を行ったりする火災用ロボ
ット設備において、消火用機器あるいは火災監視用機器
が搭載された移動式ロボット本体に、充電式電池と、非
接触式受電装置と、この非接触式受電装置によって受電
した電気を充電式電池に充電させる充電器とを設け、移
動ロボット本体のロボットステーションに、移動ロボッ
ト本体の非接触式受電装置に給電する、非接触式給電装
置を設けること、により前記目的を達成しようとするも
のである。
ット本体が、火災地点の近傍に移動して消火作業を行っ
たり、あるいは、火災監視等を行ったりする火災用ロボ
ット設備において、消火用機器あるいは火災監視用機器
が搭載された移動式ロボット本体に、充電式電池と、非
接触式受電装置と、この非接触式受電装置によって受電
した電気を充電式電池に充電させる充電器とを設け、移
動ロボット本体のロボットステーションに、移動ロボッ
ト本体の非接触式受電装置に給電する、非接触式給電装
置を設けること、により前記目的を達成しようとするも
のである。
【0007】
【作用】移動式ロボット本体をロボットステーションの
非接触式給電装置に近接させると、該非接触式給電装置
から非接触式受電装置を介して充電器に給電され、充電
式電池が充電される。
非接触式給電装置に近接させると、該非接触式給電装置
から非接触式受電装置を介して充電器に給電され、充電
式電池が充電される。
【0008】
【実施例】この発明の第1実施例を図1〜図8により説
明する。トンネルの走行路の側壁上部にモノレール30
を設け、該モノレール30に車輪11を介して火災用ロ
ボット10を設ける。
明する。トンネルの走行路の側壁上部にモノレール30
を設け、該モノレール30に車輪11を介して火災用ロ
ボット10を設ける。
【0009】この火災用ロボット10は、例えば、消
火、火災監視用の消火用ロボットであり、間隔をおいて
複数配設されている。前記モノレール30は、火災用ロ
ボットの走行を案内する移動経路で、例えば、前記トン
ネルの他、石油化学工場などのプラント設備の敷地、工
場内、ビルなどの建物内、などの消火対象物に沿って配
設される。
火、火災監視用の消火用ロボットであり、間隔をおいて
複数配設されている。前記モノレール30は、火災用ロ
ボットの走行を案内する移動経路で、例えば、前記トン
ネルの他、石油化学工場などのプラント設備の敷地、工
場内、ビルなどの建物内、などの消火対象物に沿って配
設される。
【0010】このモノレール30には前記火災用ロボッ
ト10を待機させるロボットステーション31が間隔を
あけて複数設けられている。このロボットステーション
31は開閉自在なボックスであり、その内部には非接触
式給電装置40が設けられている。
ト10を待機させるロボットステーション31が間隔を
あけて複数設けられている。このロボットステーション
31は開閉自在なボックスであり、その内部には非接触
式給電装置40が設けられている。
【0011】この給電装置40は、図3に示す様に、コ
字状の磁性体40aに巻かれた給電用配線40bを備え
ている。この配線40bは腐食を防止するため樹脂によ
り被覆されているとともに、高周波電源装置41を介し
て制御盤42に接続されている。この制御盤42はアン
テナ44付きの送受信機43と火災受信機45に接続さ
れている。
字状の磁性体40aに巻かれた給電用配線40bを備え
ている。この配線40bは腐食を防止するため樹脂によ
り被覆されているとともに、高周波電源装置41を介し
て制御盤42に接続されている。この制御盤42はアン
テナ44付きの送受信機43と火災受信機45に接続さ
れている。
【0012】この火災受信機45はトンネル内に配設さ
れた火災感知器46から出力される火災信号或いは火災
現象、例えば、熱、煙、炎の光、ガス、臭いなどの物理
量信号を受信して火災発生並びに火災発生地点を判別し
てその情報を制御盤42に出力する。なお、制御盤42
に火災受信機45の機能を持たせ、火災感知器46を制
御盤42に直接接続させるようにしても良い。
れた火災感知器46から出力される火災信号或いは火災
現象、例えば、熱、煙、炎の光、ガス、臭いなどの物理
量信号を受信して火災発生並びに火災発生地点を判別し
てその情報を制御盤42に出力する。なお、制御盤42
に火災受信機45の機能を持たせ、火災感知器46を制
御盤42に直接接続させるようにしても良い。
【0013】モノレール30には、所定間隔、例えば、
25m間隔、に移動定点32が設けられている。この移
動定点32は火災用ロボット10が消火、或いは火災監
視のため移動する時の停止位置である。
25m間隔、に移動定点32が設けられている。この移
動定点32は火災用ロボット10が消火、或いは火災監
視のため移動する時の停止位置である。
【0014】火災用ロボット(移動式ロボット本体)1
0には、非接触式受電装置21が設けられている。この
装置21は、図3に示す様に、コ字状の磁性体21aに
巻かれた受電コイル21bを備えている。この受電コイ
ル21bは電源変換装置22に接続されている。
0には、非接触式受電装置21が設けられている。この
装置21は、図3に示す様に、コ字状の磁性体21aに
巻かれた受電コイル21bを備えている。この受電コイ
ル21bは電源変換装置22に接続されている。
【0015】この電源変換装置22は、受電コイル21
bによって受電された高周波電流を直流電流に変換して
蓄電池(充電式電池)20を充電したり、電動モータ1
2、モニタノズル14の方向制御用モータ25、電動ポ
ンプ15、制御装置17、アンテナ19付きの送受信器
18などに電源を供給する。
bによって受電された高周波電流を直流電流に変換して
蓄電池(充電式電池)20を充電したり、電動モータ1
2、モニタノズル14の方向制御用モータ25、電動ポ
ンプ15、制御装置17、アンテナ19付きの送受信器
18などに電源を供給する。
【0016】前記電動モータ12はチェーンなどを介し
て車輪11を正転/逆転させ火災用ロボット10を走行
させる。又、電動ポンプ15は、連結配管16に設けら
れているが、この配管16は消火剤、例えば、泡混合液
の貯蔵タンク13とモニタノズル14とを接続してい
る。
て車輪11を正転/逆転させ火災用ロボット10を走行
させる。又、電動ポンプ15は、連結配管16に設けら
れているが、この配管16は消火剤、例えば、泡混合液
の貯蔵タンク13とモニタノズル14とを接続してい
る。
【0017】23は監視用テレビカメラ、24はタンク
13とモニタノズル14との間に設けられ、制御装置1
7の放水制御部によって制御される弁、46はトンネル
の側壁に間隔をおいて複数配設された火災感知器、をそ
れぞれ示す。この火災感知器46として、例えば、熱、
煙、炎の光、ガス、臭いなどによる各種感知器がある
が、必要に応じて適宜選択される。
13とモニタノズル14との間に設けられ、制御装置1
7の放水制御部によって制御される弁、46はトンネル
の側壁に間隔をおいて複数配設された火災感知器、をそ
れぞれ示す。この火災感知器46として、例えば、熱、
煙、炎の光、ガス、臭いなどによる各種感知器がある
が、必要に応じて適宜選択される。
【0018】火災用ロボット10のブロック回路図を図
4により説明する。図4において、MPU10はマイク
ロコンピュータ、ROM11は図6、7にフローチャー
トで示す動作プログラムを記憶するリードオンリメモ
リ、EEPROM11は火災用ロボット10の自己アド
レス、制御に必要なロボット毎に異なる設定値等を記憶
した電気的に書き換え可能なEEPROMをそれぞれ示
す。なお、EEPROM11の代わりにディップスイッ
チ等を用いてもよい。
4により説明する。図4において、MPU10はマイク
ロコンピュータ、ROM11は図6、7にフローチャー
トで示す動作プログラムを記憶するリードオンリメモ
リ、EEPROM11は火災用ロボット10の自己アド
レス、制御に必要なロボット毎に異なる設定値等を記憶
した電気的に書き換え可能なEEPROMをそれぞれ示
す。なお、EEPROM11の代わりにディップスイッ
チ等を用いてもよい。
【0019】RAM11は作業領域としてのランダムア
クセスメモリ、CB11は電動モータ12の制御回路、
CB12はモニタノズル14の制御回路、CB13は電
動ポンプ15の制御回路、CB14は、蓄電池20の電
圧監視回路、CB15は放水制御部、CB16は監視用
テレビカメラ23の制御回路、PN11は各種スイッチ
やテンキー等(図示せず)が設けられた入力操作部、D
P11は各種表示灯やLCD等の表示器(図示せず)が
設けられた表示部、MS11は定点カウント用のマイク
ロスイッチ、DT11は、消火剤量検出部、IF11〜
IF21はインターフェース、をそれぞれ示す。なお、
IF19は送受信器18接続用インターフェースであ
る。
クセスメモリ、CB11は電動モータ12の制御回路、
CB12はモニタノズル14の制御回路、CB13は電
動ポンプ15の制御回路、CB14は、蓄電池20の電
圧監視回路、CB15は放水制御部、CB16は監視用
テレビカメラ23の制御回路、PN11は各種スイッチ
やテンキー等(図示せず)が設けられた入力操作部、D
P11は各種表示灯やLCD等の表示器(図示せず)が
設けられた表示部、MS11は定点カウント用のマイク
ロスイッチ、DT11は、消火剤量検出部、IF11〜
IF21はインターフェース、をそれぞれ示す。なお、
IF19は送受信器18接続用インターフェースであ
る。
【0020】制御盤42のブロック回路図を図5により
説明する。図5において、MPU20はマイクロコンピ
ュータ、ROM21は図8にフローチャートで示す動作
プログラムを記憶するリードオンリメモリ、EEPRO
M21は複数の火災用ロボット10のアドレス、火災用
ロボット10ごとに必要なロボット毎に異なる設定値等
を記憶した電気的に書き換え可能なEEPROM、をそ
れぞれ示す。尚、EEPROM21の代わりにディップ
スイッチ等を用いてもよい。
説明する。図5において、MPU20はマイクロコンピ
ュータ、ROM21は図8にフローチャートで示す動作
プログラムを記憶するリードオンリメモリ、EEPRO
M21は複数の火災用ロボット10のアドレス、火災用
ロボット10ごとに必要なロボット毎に異なる設定値等
を記憶した電気的に書き換え可能なEEPROM、をそ
れぞれ示す。尚、EEPROM21の代わりにディップ
スイッチ等を用いてもよい。
【0021】RAM21は作業領域としてのランダムア
クセスメモリ、TM1は充電式電池(蓄電池)20を充
電するのに必要な時間T1を決める第1タイマ、TM2
は蓄電池20の充電間隔T2を決める第2タイマ、TR
X21は火災受信機45と信号の授受を行う火災情報送
受信回路、CB21は高周波電源装置41の制御回路、
PN21は各種スイッチやテンキー等(図示せず)が設
けられた入力操作部、DP21は各種表示灯やLCD等
の表示器や監視用テレビカメラ23からの映像信号に基
づき表示するブラウン管、等(図示せず)が設けられた
表示部、IF21〜IF27はインターフェース、をそ
れぞれ示す。尚、IF27は送受信器43接続用インタ
ーフェースである。
クセスメモリ、TM1は充電式電池(蓄電池)20を充
電するのに必要な時間T1を決める第1タイマ、TM2
は蓄電池20の充電間隔T2を決める第2タイマ、TR
X21は火災受信機45と信号の授受を行う火災情報送
受信回路、CB21は高周波電源装置41の制御回路、
PN21は各種スイッチやテンキー等(図示せず)が設
けられた入力操作部、DP21は各種表示灯やLCD等
の表示器や監視用テレビカメラ23からの映像信号に基
づき表示するブラウン管、等(図示せず)が設けられた
表示部、IF21〜IF27はインターフェース、をそ
れぞれ示す。尚、IF27は送受信器43接続用インタ
ーフェースである。
【0022】本実施例の作用について説明する。制御盤
42は、時間T2(例えば20時間)経過する毎に時間
T1(例えば4時間)の間、高周波電源装置41をオン
し給電用配線40bに高周波電流を供給させる。即ち、
間欠給電制御が行われる。(S209、S202、S2
03)
42は、時間T2(例えば20時間)経過する毎に時間
T1(例えば4時間)の間、高周波電源装置41をオン
し給電用配線40bに高周波電流を供給させる。即ち、
間欠給電制御が行われる。(S209、S202、S2
03)
【0023】この給電用配線40bを流れる高周波電流
は電磁誘導により受電コイル21bによって受電され、
受電された高周波電流は電源変換装置22によって直流
に返還され、充電式電池(蓄電池)20を充電する。
は電磁誘導により受電コイル21bによって受電され、
受電された高周波電流は電源変換装置22によって直流
に返還され、充電式電池(蓄電池)20を充電する。
【0024】火災受信機45が、火災感知器46から火
災情報、例えば、火災信号を受信すると、その火災信号
に基づいて火災発生地点を判別し、その情報を制御盤4
2に出力する。
災情報、例えば、火災信号を受信すると、その火災信号
に基づいて火災発生地点を判別し、その情報を制御盤4
2に出力する。
【0025】制御盤42は、火災発生地点の情報に基づ
き(S204、S210)、火災用ロボット10を特定
して火災発生地点の情報と移動命令を送受信機43を通
じて無線で出力する。(S211) ここで、例えば火災用ロボット10の特定方法として
は、制御盤42から出力したアドレスと各火災用ロボッ
ト10に記憶されている自己アドレスが一致した場合
に、その火災用ロボット10が火災発生地点の情報と移
動命令を受け取る方法が採用される。
き(S204、S210)、火災用ロボット10を特定
して火災発生地点の情報と移動命令を送受信機43を通
じて無線で出力する。(S211) ここで、例えば火災用ロボット10の特定方法として
は、制御盤42から出力したアドレスと各火災用ロボッ
ト10に記憶されている自己アドレスが一致した場合
に、その火災用ロボット10が火災発生地点の情報と移
動命令を受け取る方法が採用される。
【0026】制御盤42によって指定された火災用ロボ
ット10は、その制御装置17が火災発生地点情報と移
動命令を受信すると(S102、S103)、移動停止
点を判別する。この判別方法は次の通りである。図1に
示したように、モノレール30に所定の間隔で設けられ
た突起でなる移動定点32を設け、他方、火災用ロボッ
ト10にマイクロスイッチMS11を設け、そのマイク
ロスイッチMS11が移動定点を通過する毎に接点を閉
じて定点信号を出力し、その定点信号を検出する(S1
07)。そして、通過した移動定点の数をカウントして
(S108)、そのカウントされた数と火災用ロボット
が移動命令とともに読込んだ火災地点情報としての通過
すべき移動定点の数Kとの大小の比較を行って、移動停
止点32aを判別する(S109)。
ット10は、その制御装置17が火災発生地点情報と移
動命令を受信すると(S102、S103)、移動停止
点を判別する。この判別方法は次の通りである。図1に
示したように、モノレール30に所定の間隔で設けられ
た突起でなる移動定点32を設け、他方、火災用ロボッ
ト10にマイクロスイッチMS11を設け、そのマイク
ロスイッチMS11が移動定点を通過する毎に接点を閉
じて定点信号を出力し、その定点信号を検出する(S1
07)。そして、通過した移動定点の数をカウントして
(S108)、そのカウントされた数と火災用ロボット
が移動命令とともに読込んだ火災地点情報としての通過
すべき移動定点の数Kとの大小の比較を行って、移動停
止点32aを判別する(S109)。
【0027】別方法としては、電動モータ12が何回転
したかを回転計などで計測することにより、移動停止点
を判別する方法もある。更に、火災用ロボット10に発
光素子と受光素子を設け、それらの素子により、モノレ
ール上に移動定点32毎に設けられた突起あるいは孔な
どを検出して、その通過した移動定点32の数をカウン
トする方法をとってもよく、モノレール上に移動定点3
2毎に設けられたマグネットを磁気センサで検出して通
過した移動定点32の数をカウントしても良い。
したかを回転計などで計測することにより、移動停止点
を判別する方法もある。更に、火災用ロボット10に発
光素子と受光素子を設け、それらの素子により、モノレ
ール上に移動定点32毎に設けられた突起あるいは孔な
どを検出して、その通過した移動定点32の数をカウン
トする方法をとってもよく、モノレール上に移動定点3
2毎に設けられたマグネットを磁気センサで検出して通
過した移動定点32の数をカウントしても良い。
【0028】電動モータ12を正転もしくは逆転して火
災用ロボット10をロボットステーション31から停止
すべき移動定点である移動停止点32aまで移動する。
制御装置17は、移動停止点まで移動すると電動モータ
12を停止する(S110)。このとき、移動停止点3
2aで停止したことを制御盤42に送信するようにして
もよい。
災用ロボット10をロボットステーション31から停止
すべき移動定点である移動停止点32aまで移動する。
制御装置17は、移動停止点まで移動すると電動モータ
12を停止する(S110)。このとき、移動停止点3
2aで停止したことを制御盤42に送信するようにして
もよい。
【0029】火災用ロボット10が停止した場合に、制
御盤42が停止信号を受信したならば、操作者が制御盤
42を操作し、無線で監視用テレビカメラ23の回動命
令を火災用ロボット10の送る。そして、上下左右に回
動している監視用テレビカメラ23が火災地点を写した
場合には制御盤42から監視用テレビカメラ23の回動
停止命令を送出する。
御盤42が停止信号を受信したならば、操作者が制御盤
42を操作し、無線で監視用テレビカメラ23の回動命
令を火災用ロボット10の送る。そして、上下左右に回
動している監視用テレビカメラ23が火災地点を写した
場合には制御盤42から監視用テレビカメラ23の回動
停止命令を送出する。
【0030】ここで、上下左右に監視用テレビカメラ2
3を首振りさせて、火災地点を監視用テレビカメラ23
の中央に映し出させる。この時、操作者が映像から火災
と判断した場合には、制御盤42から火災確定命令を送
出する。
3を首振りさせて、火災地点を監視用テレビカメラ23
の中央に映し出させる。この時、操作者が映像から火災
と判断した場合には、制御盤42から火災確定命令を送
出する。
【0031】火災用ロボット10の制御装置17は、そ
の火災確定命令によって監視用テレビカメラ23の回転
角と俯角を検出して火災位置を判断し(S111)、モ
ニタノズル14の方向制御を行なう。
の火災確定命令によって監視用テレビカメラ23の回転
角と俯角を検出して火災位置を判断し(S111)、モ
ニタノズル14の方向制御を行なう。
【0032】なお、操作者が制御盤42を操作し、無線
で監視用テレビカメラ23の回動命令を火災用ロボッ1
0に送る代わりに、火災用ロボット10が停止したら監
視用テレビカメラ23が自動的に回動を開始するように
してもよく、また、回動停止命令と火災確定命令とを1
つの信号で行なうようにしても良い。
で監視用テレビカメラ23の回動命令を火災用ロボッ1
0に送る代わりに、火災用ロボット10が停止したら監
視用テレビカメラ23が自動的に回動を開始するように
してもよく、また、回動停止命令と火災確定命令とを1
つの信号で行なうようにしても良い。
【0033】制御装置17はモニタノズル14の方向制
御モータ25を回転制御してモニタノズル14を火災地
点に指向させ、放水制御部に弁開放命令を送出し、弁2
4を開放し、電動ポンプ15を駆動してタンク13に貯
蔵されている消火剤、例えば泡混合液をモニタノズル1
4から放出させる(S112、S113)。この時、制
御盤42に放出開始を送信するようにしてもよい。
御モータ25を回転制御してモニタノズル14を火災地
点に指向させ、放水制御部に弁開放命令を送出し、弁2
4を開放し、電動ポンプ15を駆動してタンク13に貯
蔵されている消火剤、例えば泡混合液をモニタノズル1
4から放出させる(S112、S113)。この時、制
御盤42に放出開始を送信するようにしてもよい。
【0034】消火完了などにより、消火剤の放出が終了
すると、制御装置17は電動ポンプ15を停止させ、弁
24を閉じさせ、、モニタノズル14を定位置に移動さ
せる(S114、S115)。この時、制御盤42に放
出終了を送信するようにしてもよい。
すると、制御装置17は電動ポンプ15を停止させ、弁
24を閉じさせ、、モニタノズル14を定位置に移動さ
せる(S114、S115)。この時、制御盤42に放
出終了を送信するようにしてもよい。
【0035】その後電動モータ12を逆転もしくは正転
させて火災用ロボット10を走行させロボットステーシ
ョン31まで戻すと共に停止させ次の火災に備える(S
116〜S120)。この時、制御盤42にロボットス
テーション待機中を送信し、これを受信した制御盤42
は次に備え、消火活動によって放電した充電式電池20
を充電するための給電を開始するようにしてもよい。
させて火災用ロボット10を走行させロボットステーシ
ョン31まで戻すと共に停止させ次の火災に備える(S
116〜S120)。この時、制御盤42にロボットス
テーション待機中を送信し、これを受信した制御盤42
は次に備え、消火活動によって放電した充電式電池20
を充電するための給電を開始するようにしてもよい。
【0036】火災用ロボット10がロボットステーショ
ン31まで戻ったことを判別する方法としては、フロー
チャートに示したように、停止した移動停止点32aを
起点として通過した移動定点の数をカウントして、その
数と移動命令とともに読込んだ火災地点情報としての通
過すべき移動定点の数Kとの差が0となった場合にロボ
ットステーション31まで戻ったとする方法が採用され
る(S117〜S120)。別方法としては、電動モー
タ12が何回転逆回転したかを回転計などで計測するこ
とにより、ロボットステーション31に戻ったことを判
別する方法もある。
ン31まで戻ったことを判別する方法としては、フロー
チャートに示したように、停止した移動停止点32aを
起点として通過した移動定点の数をカウントして、その
数と移動命令とともに読込んだ火災地点情報としての通
過すべき移動定点の数Kとの差が0となった場合にロボ
ットステーション31まで戻ったとする方法が採用され
る(S117〜S120)。別方法としては、電動モー
タ12が何回転逆回転したかを回転計などで計測するこ
とにより、ロボットステーション31に戻ったことを判
別する方法もある。
【0037】なお、本実施例では、制御盤42のタイマ
TM1、TM2により充電を行い、充電式電池20の自
然放電等による電圧低下を防止するようにしたが、電圧
監視充電手段を設けても良い。この電圧監視充電手段
は、第2実施例で説明するように、充電式電池20の充
電状況を監視する電圧監視回路CB14を備えている。
TM1、TM2により充電を行い、充電式電池20の自
然放電等による電圧低下を防止するようにしたが、電圧
監視充電手段を設けても良い。この電圧監視充電手段
は、第2実施例で説明するように、充電式電池20の充
電状況を監視する電圧監視回路CB14を備えている。
【0038】制御装置17は、電圧監視回路CB14が
充電式電池20の電圧が所定電圧に低下したことを検出
したとき、給電要求信号を制御盤42に送信し、充電式
電池への給電を開始させる。
充電式電池20の電圧が所定電圧に低下したことを検出
したとき、給電要求信号を制御盤42に送信し、充電式
電池への給電を開始させる。
【0039】制御盤42による給電によって充電式電池
の電圧が規定電圧に達したことを電圧監視回路が検出す
ると、制御装置17が制御盤42に給電停止信号を送信
し、給電を停止する。
の電圧が規定電圧に達したことを電圧監視回路が検出す
ると、制御装置17が制御盤42に給電停止信号を送信
し、給電を停止する。
【0040】また、火災用ロボット10が移動停止点3
2aまで移動して電動モータ12を停止した後、更に当
該所定位置に停止したか否かを判定し、否の場合には位
置修正を行うプログラムも設けも良い。
2aまで移動して電動モータ12を停止した後、更に当
該所定位置に停止したか否かを判定し、否の場合には位
置修正を行うプログラムも設けも良い。
【0041】更に、火災用ロボット10を正確に指定し
た移動定点に停止させる為の移動微調整手段を設けても
良い。この移動微調整手段として、例えば、火災用ロボ
ット10がロボットステーション31から目標の移動定
点に向う場合に、火災用ロボット10の移動速度をその
途中迄高速で走り、該移動定点近傍に到達したら低速に
して停止し易い様に速度を制御する方法が用いられる。
た移動定点に停止させる為の移動微調整手段を設けても
良い。この移動微調整手段として、例えば、火災用ロボ
ット10がロボットステーション31から目標の移動定
点に向う場合に、火災用ロボット10の移動速度をその
途中迄高速で走り、該移動定点近傍に到達したら低速に
して停止し易い様に速度を制御する方法が用いられる。
【0042】この発明の第2実施例を図9〜図14に基
づいて説明するが、図1〜図8と同一図面符合はその名
称も機能も同一である。この実施例と第1実施例との主
な相違点は、(1)非接触式給電装置がロボットステー
ションの他にモノレールに沿って1又は複数配設させて
いること、(2)充電式電池の充電電圧を監視し充電電
圧低下時に自動的に充電されること、である。
づいて説明するが、図1〜図8と同一図面符合はその名
称も機能も同一である。この実施例と第1実施例との主
な相違点は、(1)非接触式給電装置がロボットステー
ションの他にモノレールに沿って1又は複数配設させて
いること、(2)充電式電池の充電電圧を監視し充電電
圧低下時に自動的に充電されること、である。
【0043】図9は、火災用ロボット消火設備の概略図
で、図1との相違点は、次の通りである。 (1)非接触式給電装置がモノレール30に沿って所定
間隔、例えば、全長100mのモノレールに25mおき
に非接触式給電装置が設けられており、その給電装置の
全長は、例えば、5mであり火災用ロボット10の停止
位置が多少ずれても火災用ロボット10に給電ができる
ようになっている。この給電装置は第1の非接触式給電
装置401と第2の非接触式給電装置402とから構成
されている。
で、図1との相違点は、次の通りである。 (1)非接触式給電装置がモノレール30に沿って所定
間隔、例えば、全長100mのモノレールに25mおき
に非接触式給電装置が設けられており、その給電装置の
全長は、例えば、5mであり火災用ロボット10の停止
位置が多少ずれても火災用ロボット10に給電ができる
ようになっている。この給電装置は第1の非接触式給電
装置401と第2の非接触式給電装置402とから構成
されている。
【0044】第1の非接触式給電装置401は、ロボッ
トステーション31内に設けられ、かつ、給電回路C1
に配設されている。第2の非接触式給電装置402は、
移動定点32に設けられ、かつ、前記給電回路C1と別
個に形成された給電回路C2に配設されている。なお、
非接触式給電装置は、必ずしも等間隔に設ける必要はな
い。
トステーション31内に設けられ、かつ、給電回路C1
に配設されている。第2の非接触式給電装置402は、
移動定点32に設けられ、かつ、前記給電回路C1と別
個に形成された給電回路C2に配設されている。なお、
非接触式給電装置は、必ずしも等間隔に設ける必要はな
い。
【0045】(2)第1及び第2の非接触式給電装置4
01、402を高周波電流の供給先切り替え装置412
を介して高周波電源装置41に接続している。
01、402を高周波電流の供給先切り替え装置412
を介して高周波電源装置41に接続している。
【0046】火災用ロボットの構造は、第1実施例の図
2と同様なので図示を省略する。
2と同様なので図示を省略する。
【0047】図10は非接触式給電装置と非接触式受電
装置を示す図で、第1実施例の図3との相違点は、非接
触式給電装置が複数の第1の非接触式給電装置401と
複数の第2の非接触式給電装置402とからなり、該両
非接触式給電装置401、402が高周波電流の供給先
切り替え装置412を介して高周波電源装置41に接続
されていること、である。
装置を示す図で、第1実施例の図3との相違点は、非接
触式給電装置が複数の第1の非接触式給電装置401と
複数の第2の非接触式給電装置402とからなり、該両
非接触式給電装置401、402が高周波電流の供給先
切り替え装置412を介して高周波電源装置41に接続
されていること、である。
【0048】第2実施例の火災用ロボットのブロック回
路図は第1実施例の図4と同様であるので、図示を省略
する。
路図は第1実施例の図4と同様であるので、図示を省略
する。
【0049】図11は、制御盤42のブロック回路図で
ある。図11において、MPU20はマイクロコンピュ
ータ、ROM21は、図14にフローチャートで示す動
作プログラムを記憶するリードオンリメモリ、EEPR
OM21は、複数の火災用ロボット10のアドレス、火
災用ロボット10ごとに必要なロボットごとに異なる設
定値等を記憶した電気的に書き換え可能なEEPRO
M、をそれぞれ示す。なお、EEPROMの代わりにデ
ィップスイッチ等を用いてもよい。
ある。図11において、MPU20はマイクロコンピュ
ータ、ROM21は、図14にフローチャートで示す動
作プログラムを記憶するリードオンリメモリ、EEPR
OM21は、複数の火災用ロボット10のアドレス、火
災用ロボット10ごとに必要なロボットごとに異なる設
定値等を記憶した電気的に書き換え可能なEEPRO
M、をそれぞれ示す。なお、EEPROMの代わりにデ
ィップスイッチ等を用いてもよい。
【0050】RAM21は作業領域としてのランダムア
クセスメモリ、TRX21は火災受信機45と信号の授
受を行う火災情報送受信回路、CB21は高周波電源装
置41の制御回路、CB22は切り替え装置412の制
御回路、PN21は各種スイッチやテンキー等(図示せ
ず)が設けられた入力操作部、DP21は各種表示灯や
LCD等の表示器や監視用テレビカメラ23からの映像
信号に基づき表示するブラウン管、等(図示せず)が設
けられた表示部、IF21〜IF26はインターフェー
ス、IF26は送受信器43接続用インターフェース、
44はアンテナをそれぞれ示す。
クセスメモリ、TRX21は火災受信機45と信号の授
受を行う火災情報送受信回路、CB21は高周波電源装
置41の制御回路、CB22は切り替え装置412の制
御回路、PN21は各種スイッチやテンキー等(図示せ
ず)が設けられた入力操作部、DP21は各種表示灯や
LCD等の表示器や監視用テレビカメラ23からの映像
信号に基づき表示するブラウン管、等(図示せず)が設
けられた表示部、IF21〜IF26はインターフェー
ス、IF26は送受信器43接続用インターフェース、
44はアンテナをそれぞれ示す。
【0051】本実施例の作用について説明する。火災用
ロボット10は、電圧監視回路CB14が充電式電池
(蓄電池)20の充電電圧を監視しており(S30
2)、電圧が所定電圧に低下したことを検出すると、制
御装置17は送受信器18を介して制御盤42に給電要
求信号を送信する(S304)。
ロボット10は、電圧監視回路CB14が充電式電池
(蓄電池)20の充電電圧を監視しており(S30
2)、電圧が所定電圧に低下したことを検出すると、制
御装置17は送受信器18を介して制御盤42に給電要
求信号を送信する(S304)。
【0052】制御盤42は給電要求信号を受信すると、
給電要求信号を送信した火災用ロボット10を判別し、
要求した火災用ロボット10が停止しているロボットス
テーション31の非接触式給電装置401の給電用配線
401bに高周波電源装置41と切り替え装置412を
通じて高周波電流を給電する(S404、S405)。
給電要求信号を送信した火災用ロボット10を判別し、
要求した火災用ロボット10が停止しているロボットス
テーション31の非接触式給電装置401の給電用配線
401bに高周波電源装置41と切り替え装置412を
通じて高周波電流を給電する(S404、S405)。
【0053】火災用ロボット10は、給電用配線401
bに流れる高周波電流を非接触式受電装置21の受電コ
イル21bによって電磁誘導により受電するとともに、
受電した高周波電流を電源変換装置22で直流電流に変
換し、充電式電池20を充電する。
bに流れる高周波電流を非接触式受電装置21の受電コ
イル21bによって電磁誘導により受電するとともに、
受電した高周波電流を電源変換装置22で直流電流に変
換し、充電式電池20を充電する。
【0054】電圧監視回路CB14が充電式電池20の
電圧が規定電圧に回復したことを検出すると(S30
2)、制御装置17は制御盤42に給電完了信号を出力
する(S303)。これにより、制御盤42は高周波電
源装置41の動作を停止し、給電を停止する(S40
7、S402)。
電圧が規定電圧に回復したことを検出すると(S30
2)、制御装置17は制御盤42に給電完了信号を出力
する(S303)。これにより、制御盤42は高周波電
源装置41の動作を停止し、給電を停止する(S40
7、S402)。
【0055】火災受信機45が、火災感知器46から火
災情報、例えば火災信号を受信すると、その火災信号に
基づいて火災発生地点を判別し、その情報を制御盤42
に出力する。
災情報、例えば火災信号を受信すると、その火災信号に
基づいて火災発生地点を判別し、その情報を制御盤42
に出力する。
【0056】制御盤42は、火災発生地点の情報に基づ
き(S403、S406、S408)、火災用ロボット
10を停止させる移動定点32aを判別し、火災用ロボ
ット10を特定して火災発生地点の情報と移動定点32
aの情報、並びに移動指令を送受信器43を通じ無線で
送信する(S409)。
き(S403、S406、S408)、火災用ロボット
10を停止させる移動定点32aを判別し、火災用ロボ
ット10を特定して火災発生地点の情報と移動定点32
aの情報、並びに移動指令を送受信器43を通じ無線で
送信する(S409)。
【0057】ここで、例えば、火災用ロボット10の特
定方法としては、制御盤42から出力したアドレスと各
火災用ロボット10に記憶されている自己アドレスが一
致した場合に、その火災用ロボット10が火災発生地点
の情報と移動指令を受け取る方法が用いられる。
定方法としては、制御盤42から出力したアドレスと各
火災用ロボット10に記憶されている自己アドレスが一
致した場合に、その火災用ロボット10が火災発生地点
の情報と移動指令を受け取る方法が用いられる。
【0058】又、制御盤42は、送信した移動定点32
a並びにその前後の移動定点(即ち火災発生地点近傍の
移動定点)に設けられた給電用配線402bに高周波電
源装置41と切り替え装置412を通じて高周波電流を
給電する(S410)。
a並びにその前後の移動定点(即ち火災発生地点近傍の
移動定点)に設けられた給電用配線402bに高周波電
源装置41と切り替え装置412を通じて高周波電流を
給電する(S410)。
【0059】制御盤42によって指定された火災用ロボ
ット10は、その制御装置17が火災発生地点情報と移
動命令を受信すると(S305、S306)、充電式電
池20の電流を用いて、電動モータ12を正転もしくは
逆転してロボットステーション31から制御盤42によ
って指定された移動定点32aまで移動する(S310
〜S312)。制御装置17は、火災用ロボット10が
指定された移動定点32aまで移動すると電動モータ1
2を停止させる(S313)。このとき、停止した移動
定点32aの位置を制御盤42に送信するようにしても
よい。
ット10は、その制御装置17が火災発生地点情報と移
動命令を受信すると(S305、S306)、充電式電
池20の電流を用いて、電動モータ12を正転もしくは
逆転してロボットステーション31から制御盤42によ
って指定された移動定点32aまで移動する(S310
〜S312)。制御装置17は、火災用ロボット10が
指定された移動定点32aまで移動すると電動モータ1
2を停止させる(S313)。このとき、停止した移動
定点32aの位置を制御盤42に送信するようにしても
よい。
【0060】停止位置の判別方法として、フローチャー
トに示した様に、各移動定点32に突起を設け、一方、
火災用ロボット10には移動定点32の突起を検出する
マイクロスイッチMS11を設け、該マイクロスイッチ
が移動定点32を通過する毎に定点信号を出力する。こ
の通過した移動定点の数をカウントして(S310、S
311)、そのカウントされた数と火災用ロボットが移
動命令とともに読込んだ火災地点情報としての通過すべ
き移動定点の数Kとの大小の比較を行って、移動停止点
32aを判別する。
トに示した様に、各移動定点32に突起を設け、一方、
火災用ロボット10には移動定点32の突起を検出する
マイクロスイッチMS11を設け、該マイクロスイッチ
が移動定点32を通過する毎に定点信号を出力する。こ
の通過した移動定点の数をカウントして(S310、S
311)、そのカウントされた数と火災用ロボットが移
動命令とともに読込んだ火災地点情報としての通過すべ
き移動定点の数Kとの大小の比較を行って、移動停止点
32aを判別する。
【0061】別方法としては、電動モータ12が何回転
したかを回転計などで計測することにより、移動停止点
を判別する方法もある。又、カウント方法としては、先
述の発光素子及び受光素子を設ける方法をとってもよ
い。
したかを回転計などで計測することにより、移動停止点
を判別する方法もある。又、カウント方法としては、先
述の発光素子及び受光素子を設ける方法をとってもよ
い。
【0062】そして、移動定点32aに停止した火災用
ロボット10は、その受電コイル21bによって移動定
点32aに設けられた第2の非接触式給電装置402の
給電用配線402bに流れる高周波電流を電磁誘導によ
って受電し、電源変換装置22によって直流や交流に変
換し搭載している各種機器に供給する。
ロボット10は、その受電コイル21bによって移動定
点32aに設けられた第2の非接触式給電装置402の
給電用配線402bに流れる高周波電流を電磁誘導によ
って受電し、電源変換装置22によって直流や交流に変
換し搭載している各種機器に供給する。
【0063】移動定点32aで停止し、その移動定点3
2aの非接触式給電装置402の給電用配線402bを
介して電源を受電している火災用ロボット10は、制御
装置17が、監視用テレビカメラ23を旋回させて火災
発生地点に指向させ、その映像信号を送受信器18を通
じて制御盤42に送信し、制御盤42に設けたブラウン
管(図示せず)に映像を表示させる(S314)。
2aの非接触式給電装置402の給電用配線402bを
介して電源を受電している火災用ロボット10は、制御
装置17が、監視用テレビカメラ23を旋回させて火災
発生地点に指向させ、その映像信号を送受信器18を通
じて制御盤42に送信し、制御盤42に設けたブラウン
管(図示せず)に映像を表示させる(S314)。
【0064】このとき、制御装置17は、停止している
移動定点32aの位置情報信号を映像信号に重畳させて
送信し、映像の中に表示させるようにしてもよい。
移動定点32aの位置情報信号を映像信号に重畳させて
送信し、映像の中に表示させるようにしてもよい。
【0065】そして、制御装置17はモニタノズル14
の方向制御モータ(図示せず)を回転制御してモニタノ
ズル14を火災地点に指向させ(S315)、放水制御
部に弁開放命令を送出し、弁24を開放し、電動ポンプ
15を駆動してタンク13に貯蔵されている消火剤、例
えば泡混合液をモニタノズル14から放出させる(S3
16)。このとき制御盤42に放出開始を送信するよう
にしてもよい。
の方向制御モータ(図示せず)を回転制御してモニタノ
ズル14を火災地点に指向させ(S315)、放水制御
部に弁開放命令を送出し、弁24を開放し、電動ポンプ
15を駆動してタンク13に貯蔵されている消火剤、例
えば泡混合液をモニタノズル14から放出させる(S3
16)。このとき制御盤42に放出開始を送信するよう
にしてもよい。
【0066】消火完了などにより、消火剤の放出が終了
すると、制御装置17は電動ポンプ15を停止させると
共に、弁24を閉じさせ、モニタノズル14を定位置に
移動させる(S317、S318)。このとき、制御盤
42に放出終了を送信するようにしてもよい。
すると、制御装置17は電動ポンプ15を停止させると
共に、弁24を閉じさせ、モニタノズル14を定位置に
移動させる(S317、S318)。このとき、制御盤
42に放出終了を送信するようにしてもよい。
【0067】その後電動モータ12を逆転もしくは正転
させて火災用ロボット10を走行させ、ロボットステー
ション31まで戻して停止させる(S319〜S32
3)。火災用ロボット10がロボットステーション31
まで戻ったことを判別する方法としては、フローチャー
トに示したように、停止した移動停止点32aを起点と
して通過した移動定点の数をカウントして、その数と移
動命令とともに読込んだ火災地点情報としての通過すべ
移動定点の数Kとの差が0となった場合にロボットステ
ーション31まで戻ったとする方法がある。 別方法と
しては、電動モータ12が何回転逆回転したかを回転計
などで計測することにより、ロボットステーション31
に戻ったことを判別する方法もある。
させて火災用ロボット10を走行させ、ロボットステー
ション31まで戻して停止させる(S319〜S32
3)。火災用ロボット10がロボットステーション31
まで戻ったことを判別する方法としては、フローチャー
トに示したように、停止した移動停止点32aを起点と
して通過した移動定点の数をカウントして、その数と移
動命令とともに読込んだ火災地点情報としての通過すべ
移動定点の数Kとの差が0となった場合にロボットステ
ーション31まで戻ったとする方法がある。 別方法と
しては、電動モータ12が何回転逆回転したかを回転計
などで計測することにより、ロボットステーション31
に戻ったことを判別する方法もある。
【0068】制御盤42は、火災用ロボット10がロボ
ットステーション31に戻ったことを制御装置17から
送受信器18を通じて受信すると(S411)高周波電
源装置41と切り替え装置412を通じて移動定点32
aとその前後の給電用配線402bへの給電を停止する
(S412)。そして、ロボットステーション31に停
止している火災用ロボット10から給電要求信号を受信
すると(S404)、非接触式給電装置401の給電用
配線401bに先述の様に高周波電流の給電を行い、次
の火災に備える。
ットステーション31に戻ったことを制御装置17から
送受信器18を通じて受信すると(S411)高周波電
源装置41と切り替え装置412を通じて移動定点32
aとその前後の給電用配線402bへの給電を停止する
(S412)。そして、ロボットステーション31に停
止している火災用ロボット10から給電要求信号を受信
すると(S404)、非接触式給電装置401の給電用
配線401bに先述の様に高周波電流の給電を行い、次
の火災に備える。
【0069】なお、上記のプログラムにおいて、移動停
止点32aまで移動して電動モータ12を停止した後、
更に火災の消火に適した位置に停止したか否かを判定
し、否の場合には位置修正を行うようにしてもよい。
止点32aまで移動して電動モータ12を停止した後、
更に火災の消火に適した位置に停止したか否かを判定
し、否の場合には位置修正を行うようにしてもよい。
【0070】この発明の第3実施例を図15により説明
するが、本実施例と前記第2実施例との相違点は次の通
りである。 (1)第1の非接触式給電装置401と第2の非接触式
給電装置402とが同一の給電回路Cに設けられてい
る。
するが、本実施例と前記第2実施例との相違点は次の通
りである。 (1)第1の非接触式給電装置401と第2の非接触式
給電装置402とが同一の給電回路Cに設けられてい
る。
【0071】(2)モノレールの中央のロボットステー
ション31内に第1の非接触式給電装置401を設け、
その両側の各移動定点に第2の非接触式給電装置402
を分散して設けている。 (3)高周波電流の供給先切り替え装置が省略されてい
る。
ション31内に第1の非接触式給電装置401を設け、
その両側の各移動定点に第2の非接触式給電装置402
を分散して設けている。 (3)高周波電流の供給先切り替え装置が省略されてい
る。
【0072】前記実施例における火災用ロボットは、消
火、火災監視に限らず、必要に応じて音声指示を行なう
スピーカ及び音声発生回路、又は、視覚的な指示を行な
う灯及び発光回路を火災用ロボットに設け、火災時にお
いて制御盤42などにより上記回路を駆動させ、上記ス
ピーカにより音声指示、又は、上記灯により視覚的な指
示を行なうことにより避難誘導を行なう機能を持つよう
にすることができることは勿論である。なお、制御盤4
2の代わりに制御装置17により上記回路を駆動させる
ようにしても良い。
火、火災監視に限らず、必要に応じて音声指示を行なう
スピーカ及び音声発生回路、又は、視覚的な指示を行な
う灯及び発光回路を火災用ロボットに設け、火災時にお
いて制御盤42などにより上記回路を駆動させ、上記ス
ピーカにより音声指示、又は、上記灯により視覚的な指
示を行なうことにより避難誘導を行なう機能を持つよう
にすることができることは勿論である。なお、制御盤4
2の代わりに制御装置17により上記回路を駆動させる
ようにしても良い。
【0073】前記第1実施例では複数の火災用ロボット
と複数の非接触式給電装置とを配設し、又、第2及び第
3実施例では、複数の火災用ロボットと第1及び第2の
複数の非接触式給電装置とを配設したが、火災用ロボッ
トの配設台数、非接触式給電装置の配設数及び配設位置
などについては、必要に応じて適宜選択される。
と複数の非接触式給電装置とを配設し、又、第2及び第
3実施例では、複数の火災用ロボットと第1及び第2の
複数の非接触式給電装置とを配設したが、火災用ロボッ
トの配設台数、非接触式給電装置の配設数及び配設位置
などについては、必要に応じて適宜選択される。
【0074】例えば、
(1)火災用ロボット、非接触式給電装置、をそれぞれ
1個設ける。 (2)火災用ロボットを一台配設し、非接触式給電装置
を間隔をおいて複数設ける。
1個設ける。 (2)火災用ロボットを一台配設し、非接触式給電装置
を間隔をおいて複数設ける。
【0075】(3)非接触式給電装置をロボットステー
ションに配設された第1の非接触式給電装置とそれ以外
の場所に配設された第2の非接触式給電装置とから構成
するとともに、互いに隣合う第1の非接触式給電装置の
間に第2の非接触式給電装置を介在せしめる。 (4)前記(3)における第2の非接触式給電装置を複
数配設する。 また、給電方法は、ロボットステーションに配設された
第1の非接触給電装置には小電流を供給し、それ以外の
場所に配設された第2の非接触給電装置には大電流を供
給するようにして、ロボットステーションでの蓄電池の
自然放電による電圧低下の防止には最小限の電流供給で
行なえ、消火火災監視などを行なう場合に大電流が供給
されるようにしても良い。
ションに配設された第1の非接触式給電装置とそれ以外
の場所に配設された第2の非接触式給電装置とから構成
するとともに、互いに隣合う第1の非接触式給電装置の
間に第2の非接触式給電装置を介在せしめる。 (4)前記(3)における第2の非接触式給電装置を複
数配設する。 また、給電方法は、ロボットステーションに配設された
第1の非接触給電装置には小電流を供給し、それ以外の
場所に配設された第2の非接触給電装置には大電流を供
給するようにして、ロボットステーションでの蓄電池の
自然放電による電圧低下の防止には最小限の電流供給で
行なえ、消火火災監視などを行なう場合に大電流が供給
されるようにしても良い。
【0076】火災位置判別を行なう場合には、監視用テ
レビカメラの代わりに火災センサを用いてもよく、この
場合には、例えば、回動する基台に炎の光或いは熱線を
検出する2つの火災センサを異なる位置に設け、その2
つの火災センサから同じ最大出力がえられるように基台
を回動させ、その時の回転角と俯角から火災地点を判断
するようにしても良い。また、画像処理により火災位置
判別を行なっても良く、その場合には、火災用ロボット
に、例えば、テレビカメラを塔載するとともに、画像処
理装置を塔載し、テレビカメラから送られる信号による
色相変化や輝度変化を検出して火災位置を判別してもよ
く、カメラとしては赤外線カメラを用いても良い。な
お、テレビカメラ回動可能に塔載しても良い。
レビカメラの代わりに火災センサを用いてもよく、この
場合には、例えば、回動する基台に炎の光或いは熱線を
検出する2つの火災センサを異なる位置に設け、その2
つの火災センサから同じ最大出力がえられるように基台
を回動させ、その時の回転角と俯角から火災地点を判断
するようにしても良い。また、画像処理により火災位置
判別を行なっても良く、その場合には、火災用ロボット
に、例えば、テレビカメラを塔載するとともに、画像処
理装置を塔載し、テレビカメラから送られる信号による
色相変化や輝度変化を検出して火災位置を判別してもよ
く、カメラとしては赤外線カメラを用いても良い。な
お、テレビカメラ回動可能に塔載しても良い。
【0077】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したの
で、非接触で火災用ロボットの充電式電池の充電を行う
ことができる。そのため、充電が簡単になるとともに、
長時間にわたって火災用ロボットを作動させることがで
きるので、その行動範囲や消火或は火災監視などの能力
に制約を受けることがない。
で、非接触で火災用ロボットの充電式電池の充電を行う
ことができる。そのため、充電が簡単になるとともに、
長時間にわたって火災用ロボットを作動させることがで
きるので、その行動範囲や消火或は火災監視などの能力
に制約を受けることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す火災用ロボット設備
の概略図である。
の概略図である。
【図2】火災用ロボットの拡大縦断面図である。
【図3】非接触給電装置と非接触受電装置とを示す拡大
断面図である。
断面図である。
【図4】火災用ロボットのブロック回路図である。
【図5】制御装置のブロック回路図である。
【図6】火災用ロボットのプログラムのフローチャート
の前半部を示す図である。
の前半部を示す図である。
【図7】火災用ロボットのプログラムのフローチャート
の後半部を示す図である。
の後半部を示す図である。
【図8】制御装置のプログラムのフローチャートであ
る。
る。
【図9】本発明の第2実施例を示す火災用ロボット設備
の概略図である。
の概略図である。
【図10】非接触給電装置と非接触受電装置とを示す拡
大断面図である。
大断面図である。
【図11】制御装置のブロック回路図である。
【図12】火災用ロボットのプログラムのフローチャー
トの前半部を示す図である。
トの前半部を示す図である。
【図13】火災用ロボットのプログラムのフローチャー
トの後半部を示す図である。
トの後半部を示す図である。
【図14】制御装置のプログラムのフローチャートであ
る。
る。
【図15】本発明の第3実施例を示す図で、非接触給電
装置と非接触受電装置とを示す拡大断面図である。
装置と非接触受電装置とを示す拡大断面図である。
10 火災用ロボット
21 非接触式受電装置
21a 磁性体
21b 受電コイル
30 モノレール
31 ロボットステーション
32 移動定点
40 非接触式給電装置
40a 磁性体
40b 給電用配線
41 高周波電流装置
42 制御盤
401 第1の非接触式給電装置
401a 磁性体
401b 給電用配線
402 第2の非接触式給電装置
402a 磁性体
402b 給電用配線
412 高周波電流の供給先切り替え装置
Claims (13)
- 【請求項1】充電式電池を搭載した火災用ロボットと、
該火災用ロボットの走行を規制する移動経路と、を備え
た火災用ロボット設備において、該火災用ロボットを複
数配設し、該火災用ロボットに前記充電式電池を充電す
る非接触式受電手段を設け、該非接触式受電手段に給電
する非接触式給電手段を前記移動経路に沿って間隔をお
いて複数配設し、該非接触式給電手段を、ロボットステ
ーションに配設した第1の非接触式給電装置とそれ以外
の場所に配設した第2の非接触式給電装置とから構成
し、互いに隣合う該第2の非接触式給電装置の間に該第
1の非接触式給電装置を介在せしめることを特徴とする
火災用ロボット設備。 - 【請求項2】充電式電池を搭載した火災用ロボットと、
該火災用ロボットの走行を規制する移動経路と、を備え
た火災用ロボット設備において、該火災用ロボットを複
数配設し、該火災用ロボットに前記充電式電池を充電す
る非接触式受電手段を設け、該非接触式受電手段に給電
する非接触式給電手段を前記移動経路に沿って間隔をお
いて複数配設し、該非接触式給電手段を、ロボットステ
ーションに配設した第1の非接触式給電装置とそれ以外
の場所に配設した第2の非接触式給電装置とから構成
し、互いに隣合う該第1の非接触式給電装置の間に該第
2の非接触式給電装置を介在せしめることを特徴とする
火災用ロボット設備。 - 【請求項3】第1の非接触式給電装置と第2の非接触式
給電装置が、それぞれ複数ずつ設けられていることを特
徴とする請求項1又は2記載の火災用ロボット設備。 - 【請求項4】第1の非接触式給電装置の給電回路と、第
2の非接触式給電装置の給電回路とが別個に形成され、
前記両給電回路が高周波電源の供給先切り替え装置を介
して高周波電源装置に接続されていることを特徴とする
請求項1、2又は3記載の火災用ロボット設備。 - 【請求項5】第1の非接触式給電装置と第2の非接触式
給電装置とが同一給電回路に形成されていることを特徴
とする請求項1、2又は3記載の火災用ロボット設備。 - 【請求項6】移動式ロボット本体が、火災地点の近傍に
移動して消火作業を行ったり、あるいは、火災監視等を
行ったりする火災用ロボット設備において、消火用機器
あるいは火災監視用機器が搭載された移動式ロボット本
体に、充電式電池と、非接触式受電装置と、この非接触
式受電装置によって受電した電気を充電式電池に充電さ
せる充電器とを設け、移動式ロボット本体のロボットス
テーションに、移動式ロボット本体の非接触式受電装置
に給電する、非接触式給電装置を設け、この非接触式給
電装置を、間欠的に動作させる間欠給電制御手段を有す
るものとすることを特徴とする火災用ロボット設備。 - 【請求項7】移動式ロボット本体に、充電式電池の充電
電圧を監視し、充電式電池の充電電圧が所定電圧まで低
下したときに、給電要求信号を出力する充電電圧監視手
段が設けられ、給電要求信号を受信したときに非接触式
給電装置を動作させる給電制御手段が設けられているこ
とを特徴とする請求項6記載の火災用ロボット設備。 - 【請求項8】充電電圧監視手段は、充電式電池の充電電
圧が規定電圧まで充電されたときに給電停止信号を出力
する満充電検出手段を有し、給電制御手段は、給電停止
信号を受信したときに、非接触式給電装置の動作を停止
させる給電停止手段を有していることを特徴とする請求
項7記載の火災用ロボット設備。 - 【請求項9】移動式ロボット本体が、火災地点の近傍に
移動して消火作業を行ったり、あるいは、火災監視等を
行ったりする火災用ロボット設備において、消火用機器
あるいは火災監視用機器が搭載された移動式ロボット本
体に、充電式電池と、非接触式受電装置と、この非接触
式受電装置によって受電した電気を充電式電池に充電さ
せる充電器とを設け、移動式ロボット本体のロボットス
テーションに、移動式ロボット本体の非接触式受電装置
に給電する、第1の非接触式給電装置を設け、移動式ロ
ボット本体の移動経路に沿って、1または複数の移動定
点を設け、この移動定点に、移動式ロボット本体の非接
触式受電装置に給電する、第2の非接触式給電装置を設
けたことを特徴とする火災用ロボット設備。 - 【請求項10】第1の非接触式給電装置を間欠的に動作
させる間欠給電制御手段を設けたことを特徴とする請求
項9記載の火災用ロボット設備。 - 【請求項11】移動式ロボット本体に、充電式電池の充
電電圧を監視し、充電式電池の充電電圧が所定電圧まで
低下したときに、給電要求信号を出力する充電電圧監視
手段が設けられ、給電要求信号を受信したときに第1の
非接触式給電装置を動作させる給電制御手段が設けられ
ていることを特徴とする請求項9又は10記載の火災用
ロボット設備。 - 【請求項12】充電電圧監視手段は、充電式電池の充電
電圧が規定電圧まで充電されたときに給電停止信号を出
力する満充電検出手段を有し、給電制御手段は、給電停
止信号を受信したときに、非接触式給電装置の動作を停
止させる給電停止手段を有していることを特徴とする請
求項11記載の火災用ロボット設備。 - 【請求項13】第2の非接触式給電装置を、移動式ロボ
ット本体がロボットステーションにいるときには動作さ
せず、移動式ロボット本体が消火あるいは火災監視等の
ために移動するときに動作させる第2の給電制御手段が
設けられていることを特徴とする請求項9記載の火災用
ロボット設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26736194A JP3516179B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 火災用ロボット設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26736194A JP3516179B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 火災用ロボット設備 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001335857A Division JP2002143334A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | トンネル内消火システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08126715A JPH08126715A (ja) | 1996-05-21 |
JP3516179B2 true JP3516179B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=17443764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26736194A Expired - Fee Related JP3516179B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 火災用ロボット設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3516179B2 (ja) |
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JP5246654B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2013-07-24 | 株式会社ダイフク | 非接触ポイント給電設備 |
CN102467804A (zh) * | 2010-11-19 | 2012-05-23 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 火灾安控感测系统及方法 |
CN103395378B (zh) * | 2013-07-23 | 2015-09-09 | 成都慧拓自动控制技术有限公司 | 一种闭合轨道运行巡检小车的自动供电设备及供电方法 |
CN105056431B (zh) * | 2015-08-10 | 2018-07-27 | 国网浙江省电力公司湖州供电公司 | 变电所防火系统 |
CN105056430B (zh) * | 2015-08-10 | 2018-07-27 | 国网浙江省电力公司湖州供电公司 | 变电所可视化防火监控系统 |
CN110841217A (zh) * | 2019-11-20 | 2020-02-28 | 国网安徽省电力有限公司蚌埠供电公司 | 一种基于泛在物联网技术的变电站无水消防系统 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP26736194A patent/JP3516179B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH08126715A (ja) | 1996-05-21 |
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