JPH0826103A - 無軌道式無人搬送車 - Google Patents

無軌道式無人搬送車

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Publication number
JPH0826103A
JPH0826103A JP6159833A JP15983394A JPH0826103A JP H0826103 A JPH0826103 A JP H0826103A JP 6159833 A JP6159833 A JP 6159833A JP 15983394 A JP15983394 A JP 15983394A JP H0826103 A JPH0826103 A JP H0826103A
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JP
Japan
Prior art keywords
rail
rails
self
guided vehicle
destination
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6159833A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Eguchi
昌臨 江口
Fuminori Morioka
文則 森岡
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication of JPH0826103A publication Critical patent/JPH0826103A/ja
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  • Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 工場レイアウトの自由度が大で、床面上にコ
ーン等の位置決め装置の施工不要で、尚かつ、搬送先の
レールの高さがラフでもよい無人搬送車を提供する。 【構成】 床面30に埋設した誘導線31に沿って移動
する自走台車2上に、テーブル6を昇降自在に配設する
と共に、テーブル6上に、非自走台車搭載用レール7を
敷設し、更に、レール7の延長線上に位置してレール7
と搬送先のレール47を接続するための渡りレール17
を水平面内でスイングするように設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製品を搭載した非自走
台車を搬送するための無軌道式無人搬送車(以下、無人
搬送車と称する)に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、手押しトロッコのように、動力
を持たない台車(以下、便宜上、非自走台車と称する)
に製品を乗せて工程間を搬送する場合、床面にレールを
敷設する以外に、非自走台車を移動させるための人力、
或いは、何らかの動力が必要になる。また、工場内にレ
ールを敷設する場合も、レイアウト上の制約がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、無人搬送車に
よって製品を非自走台車と一緒に搬送することが考えら
れるが、無人搬送車上のレールと搬送先のレールの芯合
わせのため、無人搬送車の停止精度を高める必要がある
ばかりでなく、芯出し機構なども複雑になる。更に、搬
送先の床面高さが異なると、搬送先又は無人搬送車にリ
フト機能が必要となるが、実際は、無人搬送車の台数よ
り搬送先の数の方が多いのが一般的であるから、無人搬
送車にリフト機能付きテーブルを設け、このテーブルと
搬送先にそれぞれレールを施工すると共に、無人搬送車
に設けたプッシュブル装置によって非自走台車を移動、
或いは移載させることが考えられる。
【0004】この場合、上記レールどうしの正確な芯出
しのために、床面に位置決めコーンを施工して無人搬送
車の停止精度を高めると共に、レールどうしのレベル合
わせのために、無人搬送車のテーブルリフトの停止精度
の向上及び搬送先のレールの高さを高精度で据え付ける
ことが求められる。本発明は、係る要望に応えるために
創案したものであって、その目的とするところは、 自由な工場レイアウトが可能(工場レイアウトの自
由度が大) 工程間の固定レールが不要 標準仕様の無軌道式無人搬送車の適用が可能 床面上にコーンなどの位置決め装置の施工不要 搬送先のレールの高さはラフで可 である無人搬送車を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の無人搬送車は、床面に埋設した誘導線に沿
って移動する自走台車上に、テーブルを昇降自在に配設
すると共に、前記テーブル上に、非自走台車搭載用レー
ルを敷設し、更に、前記レールの延長線上に位置して該
レールと搬送先のレールを接続するための渡りレールを
水平面内でスイングするように設けることを特徴とする
ものである。
【0006】ここで、渡りレールと搬送先のレールの先
端部どうしを、接合時に、非自走台車の走行を妨害しな
いと共に、側面視で相互に重複するように形成すること
が望ましい。更に、渡りレールの先端部に、搬送先レー
ルを確認するための検知器と、渡りレール自身のレベル
を検知するための検知器を備えることが望ましい。更
に、検知器としては、近接スイッチが望ましいが、リミ
ットスイッチでもよい。要は、渡りレールと搬送先のレ
ールの相対的な位置関係を検知できるものであればよ
い。
【0007】
【作用】自走台車は、床面に埋設させた誘導線に沿って
床面上を移動し、自走台車上に設置したテーブルは、製
品を搭載した非自走台車を乗せたまま昇降する。また、
テーブル上に敷設した非自走台車搭載用レールの延長線
上に位置して設けた渡りレールを水平面内でスイングさ
せることにより、テーブル上のレールと搬送先のレール
の位置合わせを行う。次に、テーブルを、若干、降下さ
せてテーブル上のレールと搬送先のレールのレベル合わ
せを行った後、テーブル上のプッシュブル装置によって
テーブル上の非自走台車を搬送先のレールに移送する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1及び図2において、1は、無軌道式無人
搬送車(以下、無人搬送車と略称する)であり、無人搬
送車1の主要部を構成する自走台車2は、床面30内に
埋設した誘導線31に沿って床面30上を自走するよう
になっている。
【0009】この自走台車2は、その一方の側に駆動輪
3,3を備え、他の一方の側にキャスタ4,4を備えて
いる。更に、自走台車2は、ガイドフレーム5に沿って
昇降するテーブル6を備えている。テーブル6は、非自
走台車32を搭載するため、自走台車2の横手方向に向
かって設けた一対のレール7,7を備えている。
【0010】更に、テーブル6上に、各レール7,7の
延長線(不図示)上に位置して渡りレール17,17を
配設すると共に、各渡りレール17を水平面内でスイン
グ可能なように軸支する。この渡りレール17,17の
スイングは、液圧シリンダ8,8によって行うようにな
っている。各渡りレール17は、図4に示すように、そ
の先端部内側にL字形の切欠き部18を有しており、こ
れに対向する搬送先のレール47の先端部も、図4に示
すように、その先端部外側にL字形の切欠き部48を有
している。
【0011】更に、図4及び図5に示すように、渡りレ
ール17の先端部には、切欠き部18の側面19に臨む
ように第1の近接スイッチ9を横向きに取り付けてい
る。また、切欠き部18の背面には、搬送先のレール4
7を敷設したフレーム41上に固定した先端ガイド42
に対向するようにアングル11を介して第2の近接スイ
ッチ10が下向きに取り付けられている。
【0012】これらの近接スイッチ9,10の代わりに
リミットスイッチを使用してもよい。要は、渡りレール
17と搬送先のレール47との相対的な位置関係を検知
できるものであればよい。本発明は、第1の近接スイッ
チ9の信号を入力したコンピュータ(不図示)の指令に
よってラック40のレール47,47に対向するように
自走台車2の前後方向の位置決めが行われるようになっ
ているため、床面30上には、コーンなどの位置決め装
置の施工が不要になる。
【0013】また、本発明は、第2の近接スイッチ10
の信号を入力した上記コンピュータの指令によってテー
ブル6の高さ(レベル)の調節が行われるようになって
いるため、ラック40のレール47,47の敷設レベル
を高精度で調節する必要がない。このテーブル6の昇降
は、自走台車2に設置した4基の油圧シリンダー12に
よって行われるようになっている。
【0014】図1において、符号13a,14aは、非
自走台車32をテーブル6上に固定するための油圧シリ
ンダー、13b,14bは、後述するプッシャ50をプ
ッシュするための油圧シリンダーを示している。図3か
ら分かるように、自走台車2の前後には、それぞれ、障
害物センサ15が5個、設けられ、図示しない障害物が
接近したり、或いは障害物に接近した場合に自動的に停
車するようになっている。
【0015】また、図3の示すように、ラック40に
は、レール47が上下2段になるように設けられてい
る。更に、ラック40に設けた固定式のストッパ43と
可動式のストッパ44によって非自走台車32の2本の
車軸33a,33bを前後から支持するようになってい
る。
【0016】可動式ストッパ44は、図6〜図7に示す
ように、ラック40に固定したフレーム41に取り付け
られている。可動式ストッパ44の棒状のストッパ45
は、フレーム41の側面に取り付けた側板46の一面に
固定した上下2つのガイド49a,49bに昇降自在に
設けられている。更に、ストッパ45に直交する方向に
向かってプッシャ50が設けられている。プッシャ50
は、側板46に固定した2つのガイド51a,51bに
よって支持されると共に、内側のガイド51bとプッシ
ャ50の頭部の間に配設したコイルバネ53によって矢
印Aの方に付勢されるようになっている。
【0017】更に、プッシャ50とストッパ45との間
に設けたプレート55は、側板46に固定した軸56に
揺動自在に取り付けられている。更に、プレート55
は、プッシャ50の内側端部に設けたピン57及びスト
ッパ45のほぼ中間部に設けたピン58に嵌合する長穴
59,60を有している。次に、無人搬送車に搭載した
非自走台車をラック上段に移送する場合について説明す
る。
【0018】図8のように、製品Bを搭載した非自走台
車32の乗っている無人搬送車1がラック40の前面に
到着すると、図9に示すように、テーブル6が製品Bを
搭載した非自走台車32を乗せたまま上昇し、ラック上
段のレール47より、若干、上方まで上昇する。次に、
図10に示すように、ラック40側に向かって開いてい
る無人搬送車1側の一対の渡りレール17,17を閉じ
ると、渡りレール先端の切欠き部18,18とラック上
段のレール先端の切欠き部48,48とが互いに接合す
る。
【0019】次に、テーブル6を、若干、下降させ、無
人搬送車1の渡りレール17とラック40側のレール4
7とのレベルを一致させる(図5参照)。このレベル精
度は、フレーム41上に取り付けた先端ガイド42に対
向する渡りレール17の第2近接スイッチ10によって
検出される。次に、無人搬送車1の液圧シリンダ13b
によってラック40側のプッシャ50を押すと、可動ス
トッパ44のストッパ45が降下する。
【0020】次に、無人搬送車1の液圧シリンダ13a
を解除して非駆動台車32をフリーにした後、プッシュ
ブル装置20によってテーブル6上の非駆動台車32を
ラック40側のレール47に移送させる(図11参
照)。しかる後に、無人搬送車1の液圧シリンダ13b
を初期位置に復帰すると、コイルバネ53のバネ力によ
って可動ストッパのストッパ45が初期位置に復帰し、
非駆動台車32の落下を防止する。
【0021】
【発明の効果】上記のように、本発明は、床面に埋設し
た誘導線に沿って移動する自走台車上に、テーブルを昇
降自在に配設すると共に、前記テーブル上に、非自走台
車搭載用レールを敷設し、更に、前記レールの延長線上
に位置して該レールと搬送先のレールを接続するための
渡りレールを水平面内でスイングするように設けたの
で、次のような優れた効果を奏することができるように
なった。
【0022】即ち、 自由な工場レイアウトが可能(レイアウトの自由度
が大)になった。 工程間の固定レールが不要になった。 標準仕様の無軌道式無人搬送車の適用が可能になっ
た。 床面上にコーンなどの位置決め装置の施工不要にな
った。 搬送先のレールの高さがラフでもよくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無人搬送車の平面図である。
【図2】本発明に係る無人搬送車の側面図である。
【図3】本発明に係る無人搬送車がラックの前面に到着
した状態を示す正面図である。
【図4】無人搬送車側の渡りレールとラック側のレール
の接合状態を示す一部断面を含む平面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】ストッパの側面図である。
【図7】図6のVII −VII 断面図である。
【図8】本発明の無人搬送車がラックの前面に到着した
様子を示す説明図である。
【図9】非自走台車を搭載したテーブルを上昇させた様
子を示す説明図である。
【図10】無人搬送車側のレールとラック側のレールを
接続させた様子を示す説明図である。
【図11】非自走台車を無人搬送車側からラック側へ移
送させた様子を示す説明図である。
【符号の説明】
2 自走台車 6 テーブル 7 非自走台車搭載用レール 17 渡りレール 30 床面 31 誘導線 47 搬送先のレール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に埋設した誘導線に沿って移動する
    自走台車上に、テーブルを昇降自在に配設すると共に、
    前記テーブル上に、非自走台車搭載用レールを敷設し、
    更に、前記レールの延長線上に位置して該レールと搬送
    先のレールを接続するための渡りレールを水平面内でス
    イングするように設けて成る無軌道式無人搬送車。
  2. 【請求項2】 渡りレールと搬送先のレールの先端部ど
    うしを、接合時に、非自走台車の走行を妨害しないと共
    に、側面視で相互に重複するように形成させた請求項1
    記載の無軌道式無人搬送車。
  3. 【請求項3】 渡りレールの先端部に、搬送先レールを
    確認するための検知器と、渡りレール自身のレベルを検
    知するための検知器を備えた請求項1又は2記載の無軌
    道式無人搬送車。
  4. 【請求項4】 検知器が近接スイッチである請求項3記
    載の無軌道式無人搬送車。
JP6159833A 1994-07-12 1994-07-12 無軌道式無人搬送車 Withdrawn JPH0826103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6159833A JPH0826103A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 無軌道式無人搬送車

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JP6159833A JPH0826103A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 無軌道式無人搬送車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0826103A true JPH0826103A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15702248

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6159833A Withdrawn JPH0826103A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 無軌道式無人搬送車

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JP (1) JPH0826103A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008515744A (ja) * 2004-10-14 2008-05-15 キヴァ システムズ,インコーポレイテッド 可動式駆動装置及び在庫ホルダを備えた在庫システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008515744A (ja) * 2004-10-14 2008-05-15 キヴァ システムズ,インコーポレイテッド 可動式駆動装置及び在庫ホルダを備えた在庫システム

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011002