JPH08258442A - 印刷用マスク及びその製造方法 - Google Patents

印刷用マスク及びその製造方法

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JPH08258442A
JPH08258442A JP6226195A JP6226195A JPH08258442A JP H08258442 A JPH08258442 A JP H08258442A JP 6226195 A JP6226195 A JP 6226195A JP 6226195 A JP6226195 A JP 6226195A JP H08258442 A JPH08258442 A JP H08258442A
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squeegee
sheet
layer
metal
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JP6226195A
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Akihiro Demura
彰浩 出村
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Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
    • H05K3/12Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
    • H05K3/1216Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing

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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被印刷物との密接性、インクの抜け性、及び
開孔部の寸法精度に優れ、しかも安価に製造することが
できる印刷用マスク及びその製造方法を、簡単な構造及
び方法によって提供すること。 【構成】 被印刷物に密接される印刷面11と、スキー
ジが滑動されるスキージ面21と、前記印刷面11から
スキージ面21にかけて貫通した所望のパターンの開孔
部30とを有する印刷用マスク100において、前記印
刷面11の表層を樹脂層10とし、前記スキージ面21
の表層を金属層20とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本各発明は、印刷用マスク及びそ
の製造方法に関し、詳しくは、被印刷物に密接される印
刷面と、スキージが滑動されるスキージ面と、前記印刷
面からスキージ面にかけて貫通した所望のパターンの開
孔部とを有する印刷用マスク、及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、プリント配線板の部品実装用の
パッドにはんだバンプを形成するために、プリント配線
板にはんだペーストを印刷する場合がある。この場合に
は、表裏に貫通した所望のパターンの開孔部を有する印
刷用マスクの一方の面を被印刷物であるプリント配線板
に密接させ、他方の面にはんだペーストを供給し、スキ
ージによって開孔部からはんだペーストを吐出させて、
プリント配線板の表面にはんだペーストを印刷する。
【0003】ところで、このような印刷用マスクとして
は、従来より、SUS板やニッケル板等の金属板からな
るものが使用されており、その製造方法としては、エッ
チングによって金属板に所望のパターンの開孔部を形成
する方法や、アディティブめっき法(電鋳法)によって
開孔部を有する金属板自体を形成する方法が一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
印刷用マスクは、金属板からなるものであり、被印刷物
に密接される側の面の表面が金属であるため、被印刷物
が、導体回路やソルダーレジスト等が表面に形成された
プリント配線板等の如く、表面に凹凸があるものである
場合には、被印刷物の表面の凹凸に追従できず、被印刷
物との密接性に劣るものであった。このように、被印刷
物との密接性が劣ると、にじみ等が生じて高精度の印刷
を行うことができない。
【0005】なお、印刷用マスクとしては、金属板から
なるもの以外にも、例えば、金属ワイヤーを編み込んだ
金属メッシュの表面に樹脂シートを貼着し、この樹脂シ
ートに所望のパターンの開孔部を形成したものがある。
このような印刷用マスクによれば、樹脂シートの適当な
弾性により被印刷物の表面の凹凸に追従させることがで
き、被印刷物との密接性を確保することができる。とこ
ろが、このような金属メッシュを用いた印刷用マスクに
あっては、スキージ側の全面が金属メッシュであり、樹
脂の開孔部に対応する部分にも金属メッシュが存在する
ため、細密なパターンの印刷には適せず、また、特に、
はんだペースト等の高粘度のインクを印刷する場合に
は、開孔部に存在する金属メッシュによってインクの抜
け性が悪くなり、印刷されたインク量にばらつきが生じ
るため不適であった。
【0006】一方、印刷用マスク自体の厚さは、開孔部
からのインクの良好な抜け性を得ようとすると、極力薄
くするのが望ましく、印刷用マスク自体の剛性を確保し
ようとすると、極力厚くするのが望ましい。これらを考
慮すると、120〜210μm程度の厚さが適当とされ
ている。しかしながら、このような厚さの印刷用マスク
を、エッチングやアディティブめっき法によって形成さ
れた金属板からなるものとすると、次のような問題があ
った。
【0007】まず、エッチングによる場合には、金属板
の表面に所望のパターンのレジストを形成し、このレジ
ストから露出された部分をエッチングにより除去するこ
とによって、金属板に所望のパターンの開孔部を形成す
る。ここで、金属板は、前述したように120〜210
μm程度の厚いものであるため、片側からのエッチング
では、開孔部の十分な形状精度を得ることができず、通
常、金属板の両側からエッチングが施される。ところ
が、金属板の両側からエッチングを施すと、開孔部は、
例えば図5に示すように、中央部が突出した孔となり、
インクの抜け性に劣るものとなってしまう。よって、こ
の印刷用マスクによっては、印刷されたインク量にばら
つきが生じ易く、細密なパターンの高精度な印刷が困難
であった。特に、はんだペースト等の高粘度のインクを
印刷する場合には、前述した問題が顕著に生じていた。
【0008】次に、アディティブめっき法による場合に
は、ベース基材の表面に開孔部の形状パターンのレジス
トを予め形成し、このレジストから露出されたベース基
材の表面にめっき層を形成し、このめっき層によって金
属板自体を形成する。このため、開孔部の内面の平滑性
は確保されるが、120〜210μm程度の厚さの金属
板をめっきによって得ようとすると、非常に長時間のめ
っき時間を必要とし、高価なものとなる。特に、印刷用
マスクは、種々の印刷パターンに応じて、多品種少量生
産されるものであり、アディティブめっき法による製造
は不経済である。また、めっきのレジストとしては、金
属板以上に厚いものとしなければならないため、レジス
トの寸法精度の向上を図ることが困難であり、このよう
なレジストによっては、細密なパターンの開孔部を形成
することができない。
【0009】本各発明は、このような実状を鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、被印刷物と
の密接性、インクの抜け性、及び開孔部の寸法精度に優
れ、しかも安価に製造することができる印刷用マスク及
びその製造方法を、簡単な構造及び方法によって提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本各発明の採った手段を、図面に使用する符号を
付して説明すると、まず、請求項1の発明は、「被印刷
物に密接される印刷面11と、スキージが滑動されるス
キージ面21と、前記印刷面11からスキージ面21に
かけて貫通した所望のパターンの開孔部30とを有する
印刷用マスクにおいて、前記印刷面11の表層を樹脂層
10とし、前記スキージ面21の表層を金属層20とし
たことを特徴とする印刷用マスク100」である。
【0011】次に、請求項2の発明は、「被印刷物に密
接される印刷面11と、スキージが滑動されるスキージ
面21と、前記印刷面11からスキージ面21にかけて
貫通した所望のパターンの開孔部30とを有し、前記印
刷面11の表層を樹脂層10とし、前記スキージ面21
の表層を金属層20とした印刷用マスク100を製造す
る方法であって、以下の各工程を含むことを特徴とする
印刷用マスク100の製造方法、 (1)所望のパターンの貫通孔30aを有する金属シー
ト20aの表面に、光分解性樹脂シート10aを貼着す
る工程; (2)前記光分解性樹脂シート10aを、前記金属シー
ト20aの貫通孔30aを通じて露光・現像して、光分
解性樹脂シート10aの前記貫通孔30aに対応する部
分を除去する工程」である。
【0012】ここで、光分解性樹脂シート10aとは、
活性光線の照射により現像液に対して可溶性となる樹脂
シートであり、金属シート20aの貫通孔30aを通じ
て露光・現像することにより、貫通孔30aに対応する
部分を除去することができるものである。
【0013】次に、請求項3の発明は、「離型シート4
0の両面に光分解性樹脂シート10aを介して金属シー
ト20aを貼着してなる積層板50aを形成した後に、
露光・現像を行うことを特徴とする請求項2記載の印刷
用マスク100の製造方法」である。
【0014】次に、請求項4の発明は、「被印刷物に密
接される印刷面11と、スキージが滑動されるスキージ
面21と、前記印刷面11からスキージ面21にかけて
貫通した所望のパターンの開孔部30とを有し、前記印
刷面11の表層を樹脂層10とし、前記スキージ面21
の表層を金属層20とした印刷用マスク100を製造す
る方法であって、以下の各工程を含むことを特徴とする
印刷用マスク100の製造方法、 (1)金属シート20bの表面に感光性樹脂シート10
bを貼着する工程; (2)前記感光性樹脂シート10bを露光・現像して、
前記金属シート20bが露出する所望のパターンの開口
30bを形成する工程; (3)金属シート20bの前記開口30bから露出する
部分をエッチングによって除去する工程」である。
【0015】ここで、感光性樹脂シート10bとして
は、前述の如き光分解性樹脂、或は、活性光線の照射に
より固化して現像液に対して不溶性となる光硬化性樹脂
により形成された樹脂シートが挙げられる。なお、感光
性樹脂として光分解性樹脂を採用する場合には、感光性
樹脂シート10bの開口30bを形成するために、露光
マスクとして、開口30bに対応する部分を露光させる
ポジマスクを使用すればよく、光硬化性樹脂を採用する
場合には、露光マスクとして、開口30b以外に対応す
る部分を露光させるネガマスクを使用すればよい。
【0016】次に、請求項5の発明は、「離型シート4
0の両面に金属シート20bを介して感光性樹脂シート
10bを貼着してなる積層板50bを形成した後に、露
光・現像を行うことを特徴とする請求項4記載の印刷用
マスク100の製造方法」である。
【0017】次に、請求項6の発明は、「被印刷物に密
接される印刷面11と、スキージが滑動されるスキージ
面21と、前記印刷面11からスキージ面21にかけて
貫通した所望のパターンの開孔部30とを有し、前記印
刷面11の表層を樹脂層10とし、前記スキージ面21
の表層を金属層20とした印刷用マスク100を製造す
る方法であって、以下の各工程を含むことを特徴とする
印刷用マスク100の製造方法、 (1)めっき可能なベース基材60の表面に、感光性樹
脂シート70を貼着する工程; (2)前記感光性樹脂シート70を露光・現像して、前
記ベース基材60の所望部分を被覆する被覆部71を形
成する工程; (3)前記被覆部71から露出するベース基材60の表
面に、めっき層10cを形成する工程; (4)前記被覆部71を除くベース基材60の表面に光
または熱硬化性樹脂10cを充填し、硬化させる工程; (5)硬化された光または熱硬化性樹脂10cを、前記
めっき層20cと共に、前記ベース基材60及び被覆部
71から剥離する工程」である。
【0018】ここで、めっき可能なベース基材60とし
ては、無電解めっき用の触媒を含有する樹脂基材や、め
っき層20cとの界面の密着性が劣るように鏡面加工さ
れた各種の金属基材等が挙げられる。
【0019】最後に、請求項7の発明は、「前記被覆部
71の表面を、めっき可能なものとし、前記光または熱
硬化性樹脂10cを被覆部71を除くベース基材60の
表面に充填して硬化させた後、または前に、研磨によっ
て被覆部71の上面に形成されためっき層20cを除去
することを特徴とする請求項6記載の印刷用マスク10
0の製造方法」である。
【0020】ここで、被覆部71の表面をめっき可能な
ものとする手段としては、感光性樹脂シート70とし
て、無電解めっき用の触媒を含有するものを使用した
り、被覆部71を形成した後に、被覆部71の表面に無
電解めっき用の核付与を行う等が挙げられる。
【0021】
【発明の作用】このように構成された本各発明に係る印
刷用マスク100及びその製造方法は、次のように作用
する。
【0022】まず、請求項1の発明に係る印刷用マスク
100においては、被印刷物と密接した際に、印刷面1
1の樹脂層10の適当な弾性により被印刷物の表面の凹
凸に追従し、被印刷物との密接性が十分に確保されるこ
とになる。なお、スキージ面21は、金属層20により
平滑性及び耐摩耗性が確保され、スキージの滑動に何等
の支障も来さない。
【0023】また、この印刷用マスク100は、従来の
如く全体が金属板からなるものではなく、樹脂と金属か
らなるものであるため、後述するような種々の方法によ
り製造することによって、開孔部30のインクの抜け
性、及び開孔部30の寸法精度を容易に確保し得、しか
も安価に製造し得ることになる。
【0024】次に、請求項2の発明に係る印刷用マスク
100の製造方法においては、金属シート20aの貫通
孔30aを通じての光分解性樹脂シート10aの露光・
現像によって、予め形成された金属シート20aの貫通
孔30aに準じた高精度の開孔部30を形成し得ること
になる。ここで、開孔部30は、金属シート20aの貫
通孔30aと、これに連通する光分解性樹脂シート10
aの露光・現像により除去された部分であるため、その
内面の平滑性は十分に確保されることになり、開孔部3
0のインクの抜けは良好となる。
【0025】また、印刷用マスク100は、金属シート
20aと光分解性樹脂シート10aとからなるものであ
るが、光分解性樹脂シート10aの厚さを十分に厚くす
れば、開孔部30の主要部分が樹脂となり、インクの抜
け性のさらなる向上を図り得ることになる。
【0026】さらに、開孔部30を、スキージ面21か
ら印刷面11にかけて広がる形状とすると、インクの抜
け性がよくなるため、金属シート20a側から広がる形
状の開孔部30が形成されるように、光分解性樹脂シー
ト10aの露光・現像度合を調節するだけで、インクの
抜け性のさらなる向上を容易に図り得ることになる。
【0027】ところで、金属シート20aに貫通孔30
aを予め形成するのであるが、印刷用マスク100全体
の厚さは、金属シート20aと光分解性樹脂シート10
aとの厚さの和であるため、金属シート20aの厚さ
は、当然、印刷用マスク100の厚さ(120〜210
μm程度が適当とされる)よりも薄い。よって、金属シ
ート20aの例えば片側からのエッチングによっても貫
通孔30aを形成することができ、このようにすれば、
貫通孔30aにおうてのインクの抜けは良好となる。ま
た、両側からのエッチングによって貫通孔30aを形成
したとしても、この貫通孔30aの中央部に生じる突起
は、金属シート20a自体が薄いため、インクの抜け性
に何等関与しない程度のものであり、無視することがで
きる。さらに、十分に薄い金属シート20aであれば、
打ち抜きによっても、十分な寸法精度の貫通孔30aを
形成することができる。
【0028】次に、請求項3の発明に係る印刷用マスク
100の製造方法は、離型シート40を介して二つの印
刷用マスク100を、前述の請求項2の発明の如き製造
方法によって製造するようにしたものであり、これによ
り、生産性が向上される。
【0029】また、印刷用マスク100の製造の際に、
印刷用マスク100自体に反りが生じる虞があるが、離
型シート40を介して二つの印刷用マスク100を重ね
ることにより、個々に生じる反りの応力が打ち消され、
反りの発生が防止されることになる。特に、二つの印刷
用マスク100の開孔部30の形状パターンが、離型シ
ート40を挟んで対称パターンとなるようにすると、一
方の印刷用マスク100に生じる反りの応力に対抗する
反りの応力が他方の印刷用マスク100に生じ、反りの
発生を確実に防止し得る。
【0030】次に、請求項4の発明に係る印刷用マスク
100の製造方法においては、金属シート20bにおけ
る感光性樹脂シート10bの開口30bから露出する部
分をエッチングにより除去することによって、感光性樹
脂シート10bの開口30bに準じた高精度の開孔部を
形成し得ることになる。ここで、開孔部30は、感光性
樹脂シート10bの開口30bと、これに連通する金属
シート20bのエッチングにより除去された部分である
ため、その内面の平滑性は十分に確保されることにな
り、開孔部30のインクの抜けは良好となる。
【0031】また、印刷用マスク100は、金属シート
20bと感光性樹脂シート10bとからなるものである
が、感光性樹脂シート10bの厚さを十分に厚くすれ
ば、開孔部30の主要部分が樹脂となり、インクの抜け
性のさらなる向上を図り得ることになる。
【0032】さらに、開孔部30を、スキージ面21か
ら印刷面11にかけて広がる形状とすると、インクの抜
け性がよくなるため、印刷面11側から狭まる形状の開
口30bが形成されるように、感光性樹脂シート10b
の露光・現像度合を調節するだけで、インクの抜け性の
さらなる向上を容易に図り得ることになる。
【0033】次に、請求項5の発明に係る印刷用マスク
100の製造方法は、離型シート40を介して二つの印
刷用マスク100を、前述の請求項4の発明の如き製造
方法によって製造するようにしたものであり、生産性に
優れ、印刷用マスク100の反りの発生が防止されると
いった前述の請求項3の発明と同様に作用する。
【0034】次に、請求項6の発明に係る印刷用マスク
100の製造方法においては、被覆部71を除くベース
基材60の表面にめっき層20cを形成し、この上層に
光または熱硬化性樹脂10cを充填し硬化させることに
よって、被覆部71を除く部分に、めっき層20cと硬
化された光または熱硬化性樹脂10cとからなる印刷用
マスク100が形成されるため、被覆部71に準じた高
精度の開孔部30が形成されることになる。ここで、開
孔部30は、被覆部71に対応する部分であり、その内
面は、被覆部71の側面に準じた面となるため、十分な
平滑性が確保され、開孔部30のインクの抜けは良好と
なる。
【0035】また、印刷用マスク100は、めっき層2
0cと光または熱硬化性樹脂10cとからなるものであ
るが、光または熱硬化性樹脂10cの厚さを十分に厚く
すれば、開孔部10cの主要部分が樹脂となり、インク
の抜け性のさらなる向上を図り得ることになる。
【0036】さらに、開孔部30を、スキージ面21か
ら印刷面11にかけて広がる形状とすると、インクの抜
け性がよくなるため、感光性樹脂シート70から形成さ
れる被覆部71を、ベース基材60に向かって狭まる形
状となるように、感光性樹脂シート70の露光・現像度
合を調節するだけで、被覆部71に対応して形成される
開孔部30を、めっき層10cから広がる形状のものと
することができ、インクの抜け性のさらなる向上を容易
に図り得ることになる。
【0037】最後に、請求項7の発明に係る印刷用マス
ク100の製造方法は、被覆部71の表面をめっき可能
なものとしたため、ベース基材60の表面ばかりでな
く、被覆部71の側面及び上面にもめっき層20cが形
成されるのであるが、光または熱硬化性樹脂10cを充
填して硬化させた後に、または前に、被覆部71の上面
のめっき層20cを除去するため、めっき層20cと硬
化された光または熱硬化性樹脂10cとからなる印刷用
マスク100をベース基板60及び被覆部71から剥離
する際に、何等の支障も来さず、また、開孔部30は、
印刷面11からスキージ面21にかけて確実に貫通した
ものとなる。ここで、開孔部30の内面全面にもめっき
層20cが形成されることになるため、インクの抜けが
良好となり、例えばインクの抜け性を向上させるための
テフロン加工等が不要となる。また、はんだペースト等
の高粘度のインクを印刷する場合には、開孔部30の内
面が摩耗され、インクに不用意にゴミ等が混入した場合
には、開孔部30の内面が破損されるのであるが、めっ
き層20cによって開孔部30の内面が保護され、開孔
部30の耐久性が向上されることになる。
【0038】
【実施例】次に、本各発明に係る印刷用マスク100及
びその製造方法の実施例を、図面に従って詳細に説明す
る。なお、請求項1の発明に係る印刷用マスク100
は、請求項2〜7の発明に係る製造方法等の各種の製造
方法によって製造することができるものであり、本実施
例においては、請求項2〜7の発明に係る製造方法に基
づいて、以下に説明する。
【0039】まず、図1に、請求項2、3の発明に係る
印刷用マスク100の製造方法の一実施例を示し、これ
を説明する。なお、本実施例においては、請求項3の発
明の如く、後述するような離型シート40を介する積層
板50aを形成して、二つの印刷用マスク100を同時
に製造する例を示すが、請求項2の発明は、これに限ら
ない。
【0040】最初に、サンドブラスト処理等によって片
面が粗化された35μm厚のステンレス板(SUS30
4)等の金属シート10aに、所望のパターンの貫通孔
30aを予め形成しておく(a)。ここで、貫通孔30
aを形成する方法としては、打ち抜き、エッチング等、
手段を問わないが、打ち抜きによって形成する場合に
は、後述する光分解性樹脂シート10aが貼着される面
とは反対側の面から打ち抜くと、打ち抜きによって生じ
たバリが、光分解性樹脂シート10a内に埋没されるこ
とになるので都合がよい。また、エッチングによって形
成する場合には、光分解性樹脂シート10aが貼着され
る側の面からの片面エッチングとすると、金属シート2
0aの貫通孔30aが、スキージ面21から印刷面11
へと僅かに広がるものとなり、インクの抜けが良好とな
る。
【0041】次いで、金属シート20aの粗化面側に、
45μm厚の光分解性樹脂シート10aを3層重ねて貼
着し(b)、両表面がアルマイト処理された50μm厚
程度のアルミ箔等の離型シート40の両面に、光分解性
樹脂シート10a側が対向するように積層して、積層板
50aを形成する(c)。ここで、金属シート20aの
粗化面側に光分解性樹脂シート10aを貼着するため、
金属シート20aと光分解性樹脂シート10aとは、堅
固に密着される。また、離型シート40の両面には、ア
ルマイト処理が施されているため、後述する離型シート
40からの光分解性樹脂シート10aの剥離は、円滑に
行われる。
【0042】次いで、光分解性樹脂シート10aを、金
属シート20aの貫通孔30aを通じて露光・現像する
ことにより、貫通孔30aに対応する部分の光分解性樹
脂シート10aを除去する(d)。この時、露光・現像
度合を調節することにより、光分解性樹脂シート10a
の除去された部分が、金属シート20a側からテーパー
角3度程度で広がるようにすると、印刷時におけるスキ
ージ面21から印刷面11へのインクの抜け性がより一
層向上される。
【0043】最後に、離型シート40から光分解性樹脂
シート10aを剥離すると、所望のパターンの開孔部3
0を有し、スキージ面21に金属シート20aによる金
属層20を備え、印刷面11に光分解性樹脂シート10
aによる樹脂層10を備えた170μm厚の印刷用マス
ク100が形成される。なお、光分解性樹脂シート10
aを、熱硬化性のものとすると、離型シート40から剥
離した後或は前に、熱処理により光分解性樹脂シート1
0aを硬化させることによって、印刷用マスク100自
体の剛性を確保することができる。
【0044】次に、図2に、請求項4、5の発明に係る
印刷用マスク100の製造方法の一実施例を示し、これ
を説明する。なお、本実施例においては、請求項5の発
明の如く、後述するような離型シート40を介する積層
板50bを形成して、二つの印刷用マスク100を同時
に製造する例を示すが、請求項4の発明は、これに限ら
ない。
【0045】最初に、40μm厚のテフロンシート等の
離型シート40の両面に、70μm厚のステンレス板
(SUS304)等の金属シート10bを貼着する
(a)。ここで、離型シート40と金属シート20bと
の間に接着剤を介さず、適当な圧力にて加圧することに
よって適度な強度で貼着させると、後述する離型シート
40からの金属シート20bの剥離を円滑に行わうこと
ができる。
【0046】次いで、各金属シート20bの表面を、ベ
ルトサンダー等によって粗化し、各金属シート20bの
表面に、40μm厚の光硬化性樹脂からなる感光性樹脂
シート10bを2層重ねに積層して、積層板50bを形
成する(b)。ここで、金属シート20bの表面は、粗
化面となっているため、感光性樹脂シート10bが堅固
に密着される。
【0047】次いで、ネガマスクを介して光硬化性樹脂
からなる感光性樹脂シート10bを露光・現像すること
により、所望のパターンの開口30bを形成する
(c)。この時、露光・現像度合を調節することによ
り、感光性樹脂シート10bの開口30bが、金属シー
ト20bに向かってテーパー角3度程度で狭まるように
すると、印刷時におけるスキージ面21から印刷面11
へのインクの抜け性がより一層向上される。
【0048】次いで、金属シート20bにおける感光性
樹脂シート10bの開口30bから露出された部分を、
塩化鉄溶液等によりエッチングして、除去する(d)。
【0049】最後に、離型シート40から金属シート2
0bを剥離すると、所望のパターンの開孔部30を有
し、スキージ面21に金属シート20bによる金属層2
0を備え、印刷面11に感光性樹脂シート10bによる
樹脂層10を備えた150μm厚の印刷用マスク100
が形成される。なお、感光性樹脂シート10bを、熱硬
化性のものとすると、感光性樹脂シート10bに開口3
0bを形成する工程(c)と、金属シート20bをエッ
チングする工程(d)との間で、熱処理により感光性樹
脂シート10bを硬化させることにより、感光性樹脂シ
ート10b自体の剛性を確保することができる。
【0050】次に、図3に、請求項6の発明に係る印刷
用マスク100の製造方法の一実施例を示し、これを説
明する。
【0051】最初に、ステンレス板等の剛性に優れたベ
ース金属61の表面に、無電解めっき用の触媒を含有す
る樹脂シート62を貼着してなるベース基材60を予め
形成しておく(a)。これにより、このベース基材60
は、表面に無電解めっき可能なものとなる。なお、ベー
ス基材60としては、これに限らず、後述するめっき層
20cと円滑に分離させることができるものであれば、
例えば表面を鏡面仕上げしたステンレス板等であっても
よい。
【0052】次いで、ベース基材60の表面に、25μ
m厚の光分解性或は光硬化性の感光性樹脂シート70を
6層重ねて貼着し(b)、露光・現像することにより、
ベース基材60の所望部分、すなわち印刷用マスク10
0の開孔部30を形成する部分に、被覆部71を形成す
る(c)。この時、露光・現像度合を調節することによ
り、被覆部71の側面がベース基材60に向かってテー
パー角3度程度で狭まるようにすると、この被覆部71
に対応して形成された開孔部30が、スキージ面21か
ら印刷面11に向かって僅かに広がる形状となり、イン
クの抜け性を向上させることができる。なお、被覆部7
1の側面と開孔部30の内面とが互いに逆テーパーとな
り係合されるが、後述する光または熱硬化性樹脂10c
をベース基材60及び被覆部71から剥離する際におい
て、テーパーが僅かであり、被覆部71及び光または熱
硬化性樹脂10cの各々自体に弾性があるため、剥離に
支障を来すことはない。また、このようにすると、印刷
用マスク100の製造途中において、ベース基材60か
ら印刷用マスク100が不用意に脱落することを防止す
ることができ、都合がよい。
【0053】次いで、被覆部71から露出するベース基
材60の表面に、無電解めっきによって、0.05〜
1.00μm程度のニッケルめっきを施し、続いて、電
解めっきによって、10〜80μm程度のニッケルめっ
きを施して、ニッケルのめっき層20cを形成する
(d)。
【0054】次いで、被覆部71を除くベース基材60
の表面(めっき層が形成された部分)に、液状の光また
は熱硬化性樹脂10cを充填し、光または熱により硬化
させる(e)。なお、光または熱硬化性樹脂10cを、
主にシリカ等の無機フィラーを含有するものとすると、
光または熱硬化性樹脂10c自体の剛性を確保すること
ができる。
【0055】最後に、硬化された光または熱硬化性樹脂
10cを、めっき層20cと共に、ベース基材60及び
被覆部71から剥離すると、所望のパターンの開孔部3
0を有し、スキージ面21にめっき層20cによる金属
層20を備え、印刷面11に光または熱硬化性樹脂10
cによる樹脂層10を備えた150μm厚の印刷用マス
ク100が形成される。ここで、剥離の際には、光また
は熱硬化性樹脂10cの硬化に伴う収縮によって、開孔
部30が僅かに広がるため、開孔部30の内面と被覆部
71の側面との界面の密着度合が弱まり、剥離は円滑に
行われる。
【0056】次に、図4に、請求項7の発明に係る印刷
用マスク100の製造方法の一実施例を示し、これを説
明する。
【0057】最初に、前述と同様に、ベース基材60を
形成し(a)、このベース基材60の表面に、感光性樹
脂シート70を貼着し(b)、露光・現像することによ
り、ベース基材60の所望部分に、被覆部71を形成す
る(c)。ここで、感光性樹脂シート70として、無電
解めっき用の触媒を含有するものを採用し、被覆部71
の表面を、無電解めっき可能なものとする。なお、被覆
部71の表面をめっき可能なものとする手段としては、
これに限らず、例えば、被覆部71を形成した後に、被
覆部71の表面に、無電解めっき用の核付与を施す等す
ればよい。
【0058】次いで、被覆部71から露出するベース基
材60の表面、及び被覆部71の表面(被覆部の側面及
び上面)に、無電解めっきによって、0.05〜1.0
0μm程度のニッケルめっきを施し、続いて、電解めっ
きによって、10〜80μm程度のニッケルめっきを施
して、ニッケルのめっき層20cを形成する(d)。
【0059】次いで、被覆部71を除くベース基材60
の表面に、液状の光または熱硬化性樹脂10cを充填
し、光または熱により硬化させ(e)、その後に、被覆
部71の上面のめっき層20cを研磨により除去して、
被覆部71の上面を露出させる。なお、本実施例におい
ては、光または熱硬化性樹脂10cを充填して硬化させ
た後に、被覆部71の上面のめっき層20cを除去した
が、これに限らず、めっき層20cを形成する工程
(d)と、光または熱硬化性樹脂10cを充填して硬化
させる工程(e)との間にて、被覆部71の上面のめっ
き層20cを除去してもよい。
【0060】最後に、硬化させた光または熱硬化性樹脂
10cを、めっき層20cと共に、ベース基材60及び
被覆部71から剥離すると、所望のパターンの開孔部3
0を有し、スキージ面21及び開孔部30の内面にめっ
き層20cによる金属層20を備え、印刷面11に光ま
たは熱硬化性樹脂10cによる樹脂層10を備えた印刷
用マスク100が形成される。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したような本各発明に係
る印刷用マスク及びその製造方法によれば、被印刷物と
の密接性、インクの抜け性、及び開孔部の寸法精度に優
れ、しかも安価に製造することができる印刷用マスク及
びその製造方法を、簡単な構造及び方法によって提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2、3の発明に係る印刷用マスクの製造
方法の一実施例を示す断面部分正面図である。
【図2】請求項4、5の発明に係る印刷用マスクの製造
方法の一実施例を示す断面部分正面図である。
【図3】請求項6の発明に係る印刷用マスクの製造方法
の一実施例を示す断面部分正面図である。
【図4】請求項7の発明に係る印刷用マスクの製造方法
の一実施例を示す断面部分正面図である。
【図5】従来の印刷用マスクを示す断面部分正面図であ
る。
【符号の説明】
10 樹脂層 10a 光分解性樹脂シート 10b 感光性樹脂シート 10c 光または熱硬化性樹脂 11 印刷面 20 金属層 20a 金属シート 20b 金属シート 20c めっき層 21 スキージ面 30 開孔部 30a 貫通孔 30b 開口 40 離型シート 50a 積層板 50b 積層板 60 ベース基材 61 ベース金属 62 樹脂シート 70 感光性樹脂シート 71 被覆部 100 印刷用マスク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被印刷物に密接される印刷面と、スキージ
    が滑動されるスキージ面と、前記印刷面からスキージ面
    にかけて貫通した所望のパターンの開孔部とを有する印
    刷用マスクにおいて、 前記印刷面の表層を樹脂層とし、前記スキージ面の表層
    を金属層としたことを特徴とする印刷用マスク。
  2. 【請求項2】被印刷物に密接される印刷面と、スキージ
    が滑動されるスキージ面と、前記印刷面からスキージ面
    にかけて貫通した所望のパターンの開孔部とを有し、前
    記印刷面の表層を樹脂層とし、前記スキージ面の表層を
    金属層とした印刷用マスクを製造する方法であって、以
    下の各工程を含むことを特徴とする印刷用マスクの製造
    方法、 (1)所望のパターンの貫通孔を有する金属シートの表
    面に、光分解性樹脂シートを貼着する工程; (2)前記光分解性樹脂シートを、前記金属シートの貫
    通孔を通じて露光・現像して、光分解性樹脂シートの前
    記貫通孔に対応する部分を除去する工程。
  3. 【請求項3】離型シートの両面に光分解性樹脂シートを
    介して金属シートを貼着してなる積層板を形成した後
    に、露光・現像を行うことを特徴とする請求項2記載の
    印刷用マスクの製造方法。
  4. 【請求項4】被印刷物に密接される印刷面と、スキージ
    が滑動されるスキージ面と、前記印刷面からスキージ面
    にかけて貫通した所望のパターンの開孔部とを有し、前
    記印刷面の表層を樹脂層とし、前記スキージ面の表層を
    金属層とした印刷用マスクを製造する方法であって、以
    下の各工程を含むことを特徴とする印刷用マスクの製造
    方法、 (1)金属シートの表面に感光性樹脂シートを貼着する
    工程; (2)前記感光性樹脂シートを露光・現像して、前記金
    属シートが露出する所望のパターンの開口を形成する工
    程; (3)金属シートの前記開口から露出する部分をエッチ
    ングによって除去する工程。
  5. 【請求項5】離型シートの両面に金属シートを介して感
    光性樹脂シートを貼着してなる積層板を形成した後に、
    露光・現像を行うことを特徴とする請求項4記載の印刷
    用マスクの製造方法。
  6. 【請求項6】被印刷物に密接される印刷面と、スキージ
    が滑動されるスキージ面と、前記印刷面からスキージ面
    にかけて貫通した所望のパターンの開孔部とを有し、前
    記印刷面の表層を樹脂層とし、前記スキージ面の表層を
    金属層とした印刷用マスクを製造する方法であって、以
    下の各工程を含むことを特徴とする印刷用マスクの製造
    方法、 (1)めっき可能なベース基材の表面に、感光性樹脂シ
    ートを貼着する工程; (2)前記感光性樹脂シートを露光・現像して、前記ベ
    ース基材の表面の所望部分を被覆する被覆部を形成する
    工程; (3)前記被覆部から露出するベース基材の表面に、め
    っき層を形成する工程; (4)前記被覆部を除くベース基材の表面に光または熱
    硬化性樹脂を充填し、硬化させる工程; (5)硬化された光または熱硬化性樹脂を、前記めっき
    層と共に、前記ベース基材及び被覆部から剥離する工
    程。
  7. 【請求項7】前記被覆部の表面を、めっき可能なものと
    し、前記光または熱硬化性樹脂を被覆部を除くベース基
    材の表面に充填して硬化させた後、または前に、研磨に
    よって被覆部の上面に形成されためっき層を除去するこ
    とを特徴とする請求項6記載の印刷用マスクの製造方
    法。
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