JP2552034B2 - 多層銅張積層板の製造方法 - Google Patents
多層銅張積層板の製造方法Info
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Description
面銅箔部と次層の内層印刷配線回路をスルーホールによ
り接続する内層印刷配線板を用いた多層銅張積層板の製
造方法に関する。
造方法は、第2図(a)〜(i)の様な方法が多く用い
られている。第2図(a)のごとき銅張基板1に第2図
(b)のように穴を穴あけする工程と、第2図(c)の
ごとく、前記基板の穴及び基板表面に銅メッキ層3を形
成する工程と、前記銅メッキ層3の表面に、第2図
(d)のごとく、感光性ドライフィルム4を熱圧着する
工程と、第2図(e)のごとく、前記感光性ドライフィ
ルム上にマスクフィルム5を当接し所望の配線回路を露
光した後、第2図(f)のごとく現像により未露光部分
の感光性ドライフィルム4を選択的に除去する工程と、
現像により露出した銅部分を第2図(g)のごとく、エ
ッチグで除去する工程と、第2図(h)のごとく、残存
する感光性ドライフィルムを除去する工程より得られた
内層用印刷配線板と、ガラスクロスに熱硬化性接着樹脂
を含浸させた接着樹脂板(以下プリプレグと称す)6を
組合せ加熱加圧成形する製造方法であった。
プリプレグに含浸された接着樹脂が内層印刷配線板のス
ルーホール部を通過し外層銅箔側に流れ出すことと内層
印刷配線板のスルーホールをメッキで形成するため、次
のような課題があった。
脂が加熱加圧成形用治具板に固着するのを防止するた
め、高価な離型性フィルムを使用する必要がある。
脂が外層銅箔上に固着するため、加熱加圧成形後、サン
ドペーパー等で固着した接着樹脂を研磨除去する必要が
ある。
するため、スルーホール付近の接着樹脂が不足し内層印
刷配線板間の十分な接着強度が得られない。
め、メッキ前のバリ取りやメッキ自体による寸法変化、
反りが発生し易く、内層印刷配線板の回路信頼性が低下
する。
め、外層銅箔に内層メッキと外層スルーホール成形用の
外層メッキの2回メッキが施され外層銅箔が厚くなり、
外層回路形成工程で外層印刷配線板の回路成形性が低下
する。
ッキで形成しプリプレグを使用して加熱加圧して形成す
る従来の多層銅張積層板の製造方法の欠点を除去し、信
頼性が高く、製作が簡易になり、歩留りが向上しその結
果製造価格を下げられる多層銅張積層板の製造方法を提
供することにある。
を穿孔する工程と、前記基板にペースト状の導電性樹脂
を塗布し穴内にペースト状の導電性樹脂を充填する工程
と、前記導電性樹脂を熱硬化する工程と、前記基板表面
上の導電性樹脂を除去し銅箔層を露出させる工程と、前
記銅箔層の表面に感光性ドライフィルムを熱圧着する工
程と、前記感光性ドライフィルム上にマスクフィルムを
当接し所望の配線回路を露光した後、現像により未露光
部分の感光性ドライフィルムを選択的に除去する工程
と、現像により露出した銅部分をエッチングで除去する
工程と、更に残存する感光性ドライフィルムを除去する
工程により得られた印刷配線板と絶縁体である接着樹脂
板を組合せ加熱加圧成形する工程とを有することを特徴
として構成される。
図(a)〜(j)は本発明の一実施例を説明するために
工程順に示した多層銅張積層板の断面図である。第1図
(b)は銅張基板1に穴を穿孔した状態を示す。銅張基
板の材質としては、例えばガラス布基材エポキシ樹脂基
板や、ガラス布基材ポリイミド樹脂基板を使用できる。
ーラーコート法により、スルーホール内に導電ペースト
8を充填し、更に、第1図(d)のごとく、銅箔2表面
に付着した導電ペーストをスキージで除去し、導電ペー
ストを温度80〜140℃で3〜120分間乾燥し硬化させる。
性ドライフィルム4を熱圧着する。更に、第1図
(f),(g)の如く、フォトマスク5を介して、露光
ににより所望の配線回路のパターンを焼付け炭酸ソーダ
水溶液などの現像液で現像し、エッチングレジスト層を
形成した後、第1図(h)の如く、露光現像後の感光性
ドライフィルム4をエッチングマスクとして、銅箔層の
露出した部分をエッチング除去する。更に、第1図
(i)のごとく、残存する感光性ドライフィルムを除去
する。
熱加圧成形して、多層銅張積層板第1図(j)を得るも
のである。
ルーホール内に導電ペースト8を充填することもでき
る。
電ペーストをベルトサンダーで除去することもできる。
うな効果があり、より信頼性の高い高密度多層印刷配線
板の製造が可能となる。
でないため、高価な離型性フィルムが不要となる。
でないため、内層印刷配線板間の接着信頼性が高い。
でないため、加熱加圧成形後、サンドペーパー等で銅箔
表面を研磨する必要がなく、研磨による銅箔表面の傷が
減少し、外層回路形成工程での歩留りが向上する。
ため、内層印刷配線板に反りが発生せず、更に内層印刷
配線板の寸法安定性が向上する。
ため、外層銅箔が薄くなり、外層回路形成工程での歩留
が向上する。
めに工程順に示した多層銅張積層板の断面図、第2図
(a)〜(i)は従来の印刷配線板の製造工程を説明す
るために工程順に示した多層銅張積層板の断面図であ
る。 1……銅張基板、2……銅箔層、3……銅メッキ層、4
……感光性ドライフィルム、5……マスクフィルム、6
……プリプレグ、7……スルーホールから流出した接着
樹脂、8……導電性樹脂。
Claims (1)
- 【請求項1】銅張基板に穴を穿孔する工程と、前記基板
にペースト状の導電性樹脂を塗布し穴内にペースト状の
導電性樹脂を充填する工程と、前記導電性樹脂を熱硬化
する工程と、前記基板表面上の導電性樹脂を除去し銅箔
層を露出させる工程と、前記銅箔層の表面に感光性ドラ
イフィルムを熱圧着する工程と、前記感光性ドライフィ
ルム上にマスクフィルムを当接し所望の配線回路を露光
した後、現像により未露光部分の感光性ドライフィルム
を選択的に除去する工程と、現像により露出した銅部分
をエッチングで除去する工程と、更に残存する感光性ド
ライフィルムを除去する工程により得られた印刷配線板
と絶縁体である接着樹脂板を組合せ加熱加圧成形する工
程とを有することを特徴とする多層銅張積層板の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31536090A JP2552034B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 多層銅張積層板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31536090A JP2552034B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 多層銅張積層板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04186796A JPH04186796A (ja) | 1992-07-03 |
JP2552034B2 true JP2552034B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=18064479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31536090A Expired - Fee Related JP2552034B2 (ja) | 1990-11-20 | 1990-11-20 | 多層銅張積層板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552034B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20060071914A (ko) * | 2004-12-22 | 2006-06-27 | 주식회사 엠. 씨. 텍 | 다층 연성회로기판의 합지기술 개발 |
CN112867270B (zh) * | 2021-02-02 | 2023-01-24 | 沪士电子股份有限公司 | 一种使用导电膏印制高速线路板的方法及高速线路板 |
-
1990
- 1990-11-20 JP JP31536090A patent/JP2552034B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04186796A (ja) | 1992-07-03 |
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